高津区版【11月21日(金)号】
川崎市民プラザ

川崎市民プラザ 閉館後の「考え方」示す 検討資料、市がHPで公開

 2026年の年度末(2027年3月末)を目途に現施設の利用を終了することが発表されている川崎市民プラザ(高津区新作1の19の1)。この施設について川崎市は、利用終了後の「新たな施設整備」の必要性や、求められる役割・機能などについて整理。11月13日に「川崎市民プラザ現施設の利用終了に伴う新たな施設整備についての基本的な考え方」と題した資料をとりまとめ、HPなどで公開した。

 1979年に開館した川崎市民プラザは、市民の福祉増進と文化の向上を目的とした複合施設として大きな役割を果たしてきた。だが近年、耐震性の不足や施設の老朽化などの課題が山積し、今年2月に前出の期日をもって閉館することが発表されている。

 今回、市のHPなどで公開された「基本的な考え方」の資料は、この川崎市民プラザが役割を終えた後、新たな施設整備の必要性等について、検討の視点などを整理するためのもの。「これまでの経緯」や「施設が果たしてきた役割・機能等」をはじめ、現施設の利用状況などについても詳細に記載されている。

市民意見の聴取も

 市は、こうしたデータ等を基に「整備する機能の必要性や妥当性を検証し、合理化及び最適化を意識した、適正機能・規模の施設整備に向けた検討を進める」としており、今後の具体的なスケジュールについてもイメージにて明示。また、現施設以外の別棟・設備についても、利用終了後の考え方の検討を進める方針を打ち出しており、ワークショップや説明会を通じての「市民意見の聴取」なども適宜行っていく、としている。
市大会の優勝旗などを手に健闘を誓う東橘中女子駅伝チームのメンバーと監督ら

東橘中女子駅伝チーム 県大会で躍動 初の関東へ 「12人抜き」で切符掴む

 横浜八景島・海の公園で11月1日に行われた「神奈川県中学校駅伝競走大会」に出場した東橘中学校女子駅伝チームが4位に入賞。11月末に群馬県で開かれる、「関東中学校駅伝競走大会」への初出場を決めた。

 東橘中は9月に駅伝チームを編成。さまざまな部活から8人が選抜され、10月に開かれた川崎市中学校総合体育大会の駅伝競走大会にエントリーした。

 上位8チームが県大会に進むことができるこの大会には、市内の中学校54チームが出場。東橘中女子チームは、リーダー役でエースを務める橋本ひかり選手(3年生)を中心に力走を見せ初優勝。市大会覇者として県大会へ駒を進めた。

思いを背にアンカー好走

 上位4チームが関東大会に進出できる県大会は、各市町村で行われた予選大会で好成績を収めた強豪58チームが参加し、5区間(11・93Km)で競い合った。

 そんな中、同チームは1区・中尾優美姫選手(3年生)、2区・富岡柚愛選手(2年生)、3区・浜崎恵衣選手(1年生)、4区・佐藤弓藍伎選手(3年生)と、それぞれ堅実な走りでタスキをつなぎ終盤、16位ながら上位チームと大差のない好ポジションをキープ。アンカーとなる5区で、エースの橋本選手に命運を託した。

 元々、陸上部に所属する橋本選手はメンバーの思いを背に実力を遺憾なく発揮。狙いすましたかのように「12人抜き」の快走をみせ全体4位でゴール。関東大会の切符を掴み取り「皆がつないでくれたタスキを絶対に関東まで持っていこう、というつもりで走った」と、笑顔をみせていた。

30日に号砲

 駅伝チームを指導して今年で5年目になる鈴木大監督によると「駅伝大会は学校の一大イベントとされており、走り方なども生徒の間で継承されている。そのおかげか学校の順位も年々上がっており、今回、今までの生徒たちの思いが結実した」と話す。今年のチームの特徴については、「橋本選手が率先してメンバーを鼓舞し、切磋琢磨しあいながら、総合力で上位を狙うチーム」と評する。

 関東大会は11月30日。現在は実際のコースを想定し、坂道トレーニングに取り組むなど、最後の調整に余念のない様子。メンバーたちは「練習で培った実力を発揮し、活躍したい」と健闘を誓っていた。

二ヶ領せせらぎ館を運営するNPO法人多摩川エコミュージアムの代表理事を務める 金澤 須美男さん 麻生区在住 72歳

組織を俯瞰し、安定へ導く

 ○…高津区にもほど近い、国土交通省二ヶ領用水宿河原堰管理所の一画にある二ヶ領せせらぎ館。この管理・運営を担い多摩川の自然や歴史を伝承する多摩川エコミュージアムの代表理事は会員の高齢化が進む中、平日に時間的なゆとりがあるリタイア組の確保に注力するとともに現役世代の増強にも取り組む考え。「法人全体を見渡して事業や人員のバランスを取り、安定した施設運営を行っていきたい」と抱負を語る。

 ○…周辺の自然を伝えるための常設・企画展示、野鳥や植物の観察ほか、市民や学校への環境学習の提供、特定外来生物(植物)防除活動、河川敷を清掃する多摩川クリーンアップ、春秋に館前広場で行う催しなど、事業は多岐にわたる。かつて多摩川にあった「登戸の渡し」を再現し、伝承する祭りは昨年、市制100周年を機に市が開催。今年は法人主体に市共催で実施した。「地域に住む方々の交流の場になるよう一大イベントとして継続していきたい」と、意欲を見せる。

 ○…10歳まで新宿区で育ち、百合丘へ転居して西生田小を卒業した。駒場東邦高校ではラグビーに熱中。一転、中央大学では演劇に打ち込み劇団を主宰した。卒業後は川鉄物産(現JFE商事)で国内外にあるグループ会社の工場の管理、CO2関連の原料輸入などに従事。粉骨砕身の努力で会社の成長を支えた。

 ○…散歩が好きだ。せせらぎ館との出会いも定年退職後に多摩川をふらりと歩いていた時。「何かに惹かれるように」入った法人は立場や関係性にとらわれず、フラットに「力まず続けてこられた」。いつしかそこが居場所となっていた。今後も仲間と共に多摩川流域の自然や歴史を継承し、市民に愛される環境づくりにまい進する。
納税表彰の授彰者ら

納税の功労者を表彰 川崎北税務署

 川崎北税務署(水沼仁志署長)は11月13日、中原区内のホテルで今年度の納税表彰式を開催した。毎年、国税申告や納税等の高揚に貢献のあった人や税務行政の推進に功績のあった人や学校を表彰しており、今年は14人と1校に、表彰状や感謝状が贈られた。また中学生の税についての作文の表彰もあり2人が受賞した。このほか国税庁長官表彰を受けた萩原ひとみさん(川崎北納税貯蓄組合総連合会会長)と、東京国税局長表彰を受けた亀ケ谷修さん(公益社団法人川崎北法人会監事)の紹介も行われた。

 納税表彰者は次の通り(順不同・敬称略)。

税務署長表彰

▽成川武司(川崎北青色申告会ブロック役員)▽長間弘一(同)▽仁上洋一郎(公益社団法人川崎北法人会理事)▽目代健次(同)▽板橋忠彦(同)▽畑健資(川崎小売酒販組合理事)

署長感謝状

▽萩原伊織(川崎北納税貯蓄組合総連合会会長副会長)▽佐藤美和子(川崎北青色申告会ブロック役員)▽宮崎英夫(同)▽杉山茂(公益社団法人川崎北法人会理事)▽小島由美子(同)▽有澤絵満(川崎北間税会理事)■租税教育推進校等▽川崎市立西梶ヶ谷小学校
新作第二少年野球部のメンバーら

新作第二少年野球部 新人大会で優勝 打線繋がり頂点へ

 高津区少年野球連盟主催、川崎西ロータリークラブ後援の「第25回 高津区少年野球新人戦大会兼 川崎西ロータリークラブ杯争奪大会」が10月から11月にかけて行われ、「新作第二少年野球部」が優勝を飾った。

 地域から12チームが参加した同大会。新作第二少年野球部は準々決勝、準決勝とも、10点以上の得点を獲得して勝利。決勝戦でも14対6と大量得点を獲得し、表彰台の頂点へと駆け上がった。

 同チーム主将の富岡稜太さん(5年生)は、「打線が繋がったからこそ得られた勝利。同時に、まだまだ足りないと感じた部分もあったため、冬からの練習にもしっかりと取り組みます」と語った。

 大会の結果は以下の通り。▽優勝/新作第二少年野球部▽準優勝/久地第三レッズ▽三位/下作延第一ペッパーズ▽敢闘賞/千年子ども会野球部
イベント会場となる橘公園「タチバナハット」(写真はHPより)

川崎高津RC 文化交流フェス、あす開催 世界の伝統、食文化を体験

 高津区を拠点に奉仕活動を行う川崎高津ロータリークラブ(喜多川亮平会長)が、あす11月22日(土)に世界とつながる文化交流フェスティバルを開催する。会場は橘公園「タチバナハット」(高津区子母口565)。

 「TAKATSU和〜るどぴーす(ワールドピース)」と銘打たれたこの催し。当日は様々な国の伝統や食文化を体験できるブースが設置されるほか「和の文化」を広く発信するためのプログラムを予定している。

趣向に富んだ内容

 目玉プログラムのひとつ「民族衣装試着体験」では、さまざまな国の民族衣装を身にまとい、SNSで発信したい人にはフォトブースで即席の撮影会も可能。またチェックポイントを巡って各国の国旗シールを集める「スタンプラリー」や、楽しく外国語を学んだり、色々な楽器にふれることができる「体験ブース」など、親子連れでも楽しめる趣向に富んだ内容になっている。

音楽、グルメの企画も

 ステージでは民族楽器や舞踊で観客を魅了する「SEILAMAZI」と、迫力ある演奏が魅力の「川崎太鼓団‐AKARI」のパフォーマンスが、催しに華を添える。さらに会場には各国料理の「キッチンカー」が多数出店し、それぞれ自慢の逸品に舌鼓を打つことができるのも特徴のひとつ。喜多川会長はこの「グルメコーナー」について「世界にはまだまだ知らない美味しさがいっぱいあるはず。ぜひこの機会に各国の料理を気軽に味わいながら、ひと皿ごとに世界をちょっと旅してもらえれば」と話し、多くの来場を呼び掛けている。

 開催時間は11時から15時まで。詳細問い合せは【電話】044・844・1500川崎高津ロータリークラブ事務局。

川崎市 いじめ、初の6千件台 不登校も増加傾向続く

 川崎市内の市立小学校と中学校で2024年度に確認されたいじめの件数が初めて6千件を超えたことが分かった。神奈川県が実施した24年度の「児童・生徒の問題行動・不登校等調査」から、市教育委員会が市内の状況をまとめた。不登校の状態にあった児童・生徒数も前年度より多い3451人だった。

 調査によれば、小学校でのいじめの認知件数は6335件で、前年度より1143件増加し、中学校での件数は321件で41件増加した。ただし今年7月時点の追跡調査の結果、24年度内にいじめが「解消された」と確認できた件数は、小学校で98・3%、中学校で94・7%だった。

 小学校のいじめの内容(複数回答)は「冷やかしやからかい、悪口や脅し文句、嫌なことを言われる」が3539件で圧倒的に多い。「軽くぶつかられたり、遊ぶふりをしてたたかれたり、蹴られたりする」が1484件で続いた。「パソコンや携帯電話などで誹謗中傷や嫌なことをされる」も638件あった。「暴力行為」は小学校で356件、中学校で210件だった。

 不登校の状態にある小学生は1579人で前年度より144人増加し、中学生では1872人で46人増加していた。1000人当たりの不登校児・生徒数は、小学生で21・7人、中学生で62・4人となっている。

 不登校の状態を把握した理由としては、「不安・抑うつの相談があった」がいずれも最多で、「学校生活に対してやる気がない等の相談があった」「生活リズムの不調に関する相談があった」などが続いた。

 市教委ではまずいじめに関して「迅速かつ適切な対応が組織的にできる各学校の体制づくりへの支援に努める」とし、不登校に関しても「昨年策定の『不登校対策の充実に向けた指針』に基づき、関係部局と連携を図りながら総合的な対策を進めている」とした。

「橘樹官衙遺跡群」の国史跡10周年などを祝って 影向寺「ご縁日」に多くの人出

 野川本町にある影向寺で11月3日、「影向寺ご縁日」が開催され、多くの人で賑わいをみせていた。

 これは「影向寺重要文化財・史跡保存会」(亀ヶ谷純一会長)が、史跡「橘樹官衙遺跡群」の国史跡10周年の記念と、影向寺の薬師如来像の国宝復活を祈念して企画したもの。会場には、屋台をはじめ、新鮮野菜や地域の銘菓のブース、ハンドメイド雑貨の販売などのワークショップが集まるマルシェも軒を連ね、楽しい催しを演出。宮前区の観光大使「メロー・コスミン」も来場し、ミニ四駆サーキットや昆虫くじなどを楽しむ多くの子どもたちの姿も見られた。

 また演歌歌手・杜このみさんと彩青さんによるコンサートには、多くの市民が駆け付け声援を送る場面も=写真。亀ヶ谷会長は「影向寺を知ってもらう機会になったのでは。今後も文化の日に開催していきたい」と話していた。

今年も好評!「練り歩かないハロウィン」 坂戸公園のイベントに1300人

 子ども達が「トリック・オア・トリート」と言いながら家や店舗を回ってお菓子をもらったりする「練り歩きスタイル」とは一線を画し、ステージプログラムを中心とした構成でここ数年、人気を博しているハロウィンフェスティバルが11月2日に高津区坂戸で行われ、約1300人もの来場者で大きな賑わいをみせていた。坂戸公園坂戸住宅自治会(林明宏会長)が主催したこの企画。当日は「地域共振」をテーマに、普段から地域で頑張っている人たちが、大いにステージ上で輝けるような楽しい内容で進行。演者、観客が一体となり充実した時間を堪能していた。
さまざまな野菜が販売される

エヌアセットの「野菜市」 南口店駐車場で12月7日

 地元の新鮮な恵みを仕入れ値そのままで手に入れられる「エヌアセットの野菜市」が12月7日(日)に開かれる。

 川崎市内の農家で丹精込めて作ったこだわりの野菜を味わい、地域の魅力を実感してもらいたいとの思いから、地元不動産会社「(株)エヌアセット」が2014年から手掛けている催しで、今回で20回目の開催となる。

珍しい野菜も

 当日は里芋、大根、カブ、白菜、ケール、春菊などのほか、イタリア原産の野菜カーボロネロなど、あまりスーパーでは売られていない野菜も出品される予定。担当者は「駄菓子の掴み取りや、オリジナルバック作りなど、子ども向けの企画も用意しています」と話している。

 時間は、午前11時から午後4時まで。会場は同社南口店駐車場(高津区久本1の1の3)で、雨天中止。売り切れ次第終了。詳細・問い合わせは同社【電話】044・870・2356へ。
クッキング体験を行う子どもたち=提供

子どもの教育考える集会 11月30日 高津小で

 子どもの教育とより良い未来を語り合う「第34回子どもの未来をひらく川崎集会」が11月30日(日)、高津小学校で開催。

 講演には、法政大学教授の児美川孝一郎氏が登壇し、GIGAスクール構想下の「教育のデジタル化と子どもの学び」をテーマに、子どもたちの成長を深く考察する。

 午後は「不登校」「読み書き算数障害」「平和」「環境気候変動」「思春期」など11の分科会に分かれ、教育や子育てについて話し合うほか「和太鼓」「クッキング」といった体験活動が行われる。

 講演中、子どもが遊べる広場が開設されるほか、昼休みにはさまざまな露店が出店される。

 参加費は一般600円(高校生まで無料)。問合せは事務局【電話】044・434・4290。
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過去の上映会の様子

東海道宿交流館(川崎区)23日に 「川崎の歴史」短編映像で

 昭和20年代〜現在までの川崎市の歴史を短編フィルムでたどる、「川崎市映像アーカイブ 上映会」が11月23日(日)に、川崎区の「東海道かわさき宿交流館」(本町1の8の4)の集会室で開かれる。午前10時、午後1時30分からの2回。

 当日は、大師海苔を採る様子をはじめ、過去の市民まつりや、川崎フロンターレの歴史などの上映が、川崎市市民ミュージアム学芸員の鈴木勇一郎さんと、かわさき宿交流館副館長の島田秀雄さんのトークを交えて行われる。

 参加無料。希望者は、申し込みフォームから申請を。会場の空席状況により、当日参加も可能。イベントに関する問合せは、ノクチ基地【電話】044・400・0410。
(上)カマカさんと野橋さん(下)教室の子どもたちの演技

フラダンス講師・野橋さん ハワイのフラ大会で優勝 「次世代のために挑戦」

 フラダンス教室「Yukino Hula Studio LINOHANA」 (宮前区)を主宰する野橋潔乃さん(44)が、今年9月に米国のハワイで開かれたフラダンスの大会「カウアイ・モキハナ・フェスティバル」に出場し、フィオハナ部門で優勝した。「次世代のために」と挑戦した舞台で、「まさかの連続」だったという。

 同フェスティバルは、ハワイ文化の継承を目的に1985年からカウアイ島で開催されてきた。2020年には予選大会「カウアイ・モキハナ・フェスティバルジャパン」 が始まり、国内各地を会場に続いている。

 野橋さんは10年ほど前にフラダンスに出合い、20年に独立し、3つの拠点を持つ「LINOHANA」を開業した。野橋さんの方針で、ただ踊りを覚えるのではなくハワイの文化を学び、曲や動きの意味について理解してもらっている。

 野橋さん自身も技術を磨くため「クムフラ」(フラの師匠)に師事。現在も年に3〜4度、ハワイ在住の「クムフラ」であるカマカ・クコナさんを訪ねて踊りをチェックしてもらい、逆にカマカさんを日本に招いて教室のメンバーも指導してもらった。

 大会に向け、カマカさんの教え子たちでメンバーを組み、猛特訓。「挑戦のつもりで予選にのぞんだ」(野橋さん)ところ、まさかの優勝で本大会へ。本大会ではエントリー時に演目の解釈や歴史背景などに関するレポートなどを提出するが、こうした部分も高く評価され、最高賞を受賞した。

 野橋さんは「教室では特に次世代育成に力を入れているので、若いメンバーがいつか世界に挑戦する時のために、経験を積むことが目標だった。『まさか』の連続だったけれど、この貴重な経験を、教室の学びに生かしたい」と語る。

 「LINOHANA」は12月6日(土)、国際交流センター(中原区)で「フラダンスで文化交流」に出演する。問い合わせは教室【電話】080・4434・7901。
(上)聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院の母性病棟(下)clinic WIZの加久院長と、助産師の菊本さん

低体重児などに提供 「ドナーミルク」市内でも 川崎病院が使用施設に

 低体重で生まれた赤ちゃんのための「ドナーミルク」を使用できる施設として、今年10月に川崎市立川崎病院(川崎区)が「日本財団母乳バンク」に登録された。市内の使用施設は聖マリアンナ医科大学病院(宮前区)に次ぐ2施設目。一方でドナーミルクを集める「登録施設」はまだ1施設と、市内での運用は始まったばかりだ。

 ドナーミルクは、早産などで1500g未満の低体重で生まれた赤ちゃんに対し、母親の母乳が出なかったり、出産の影響で身体に負荷をかけられない場合、ドナーから寄付されたミルクを提供する制度だ。必要以上に母乳が出るドナーが搾乳したものを細菌検査などを経て冷凍保管し、新生児集中治療室(NICU)の要請に応じて、赤ちゃんに提供する。

聖マリ病院で40人

 国内には「日本財団母乳バンク」と「日本母乳バンク協会」の2つの団体があり、ドナーの窓口になる「登録施設」と、赤ちゃんにミルクを提供する「使用施設」がそれぞれ登録されている。

 聖マリアンナ医科大学病院では1500g未満で生まれる乳児が年間50人前後おり、2019年に市内初の使用施設に。23年1月から25年6月末までのドナーミルク利用者数は40人だった。利用者は増加傾向にあり、25年上半期に1500g未満で生まれた子どもの7割以上がドナーミルクを利用した。

 同院の新生児科部長・総合周産期母子医療センター長の北東功教授は「小さく生まれたお子さんに早期に母乳を与えることで、病気を発症しにくくなる。母体の負担も軽減できる大切な制度」と語る。しかし今のところ医療保険の適用外のため、ミルクの提供を受ける「母乳バンク協会」に支払う会費を同院が負担する。こうした医療機関の負担を軽減するべく、東京都では今年度から、使用施設と登録施設に対する助成事業を始めた。北東教授は「同様の支援が広がれば、病院としても制度を使いやすくなる」と語る。

「制度知って欲しい」

 一方、市内の登録施設は「clinic WIZ のぼりと・ゆうえん小児科」(以下clinic WIZ 、多摩区)ただ一つだ。「clinic WIZ」は今年4月から「登録施設」となり、ドナー希望者への説明や血液検査などを、助産師の菊本登萌さんと協力して実施している。新生児専門医である加久翔太朗院長は「集中治療が必要な新生児のためにできる支援を考えた。将来的には登録施設が地域に根付くことが理想。まずは制度を知ってもらいたい」と話していた。
選手会会長の安藤駿介選手と副会長の大関友翔選手

GO!GO!!フロンターレ

選手会が慈善オークション

 川崎フロンターレの選手会は、ベトナムの児童養護施設や小児病棟の子どもたちを支援するプロジェクトを始動した。資金を募るためのチャリティーオークションを、11月30日(日)まで開催している。

 同クラブは2013年の親善試合をきっかけにベトナムとの交流を深め、21年にはビンズン省にサッカースクールを開設。今回の企画は、クリスマスに選手たちが水色のサンタクロースに扮し、小児病棟を訪れて子どもたちに笑顔を届けてきた社会貢献活動「ブルーサンタ」を、海を越えてベトナムにも広げようというもの。現地での経済格差や孤児の増加といった課題に対し、選手たちが「自分たちにできることはないか」と発案したという。

 オークションには全選手が参加し、スパイクなどを出品。収益はサッカーシューズや文房具などの購入費や輸送費に充てられ、現地の子どもたちにプレゼントとして届けられる。

 選手会会長のGK・安藤駿介選手は「選手とファン・サポーターが一体となって取り組むプロジェクト。温かい活動にしていきたい」と話している。入札は特設サイト「スポオク」から。

画像は川崎フロンターレ

不定期連載コーナー SELFフレンドシップ(船)へようこそ! Vol.44「チョリ山チョリ男」さんについて

 第44回目は、「チョリ山チョリ男」さんについてご紹介いたします。

 彼と初めて会ったのは、今年の9月に開催された「まちかつフェス高津」でした。イベントを盛り上げてくれました(その節は、ありがとうございました!)。

 くず餅の妖精こと「チョリ山チョリ男」は、一等身の体と、大きくてつぶらな瞳で大好きな川崎を盛り上げるために、活動しているマスコットです。川崎市内のお祭り、地域のイベント、スポーツイベントなどへ出演したり、市内企業とのコラボも行い、活動の幅を広げています。

川崎市出身のくず餅キャラ、地元を盛り上げるために活動中!

 国内では、キャラクター文化が浸透していて、企業や行政のPRを目的としたキャラクターも多いですが、チョリ山チョリ男は、そのどちらでもなく、イベント出演の営業からウェブサイトの作成まで1人で行っています(くず餅のPRを目的としているわけでもないそうです)。最近はイベント出演もさることながら、グッズの売れ行きも好調で、サコッシュ、缶バッチ、アクリルスタンド、タオル、Tシャツなどを販売しておりますが、一番人気はぬいぐるみだそうです。約15cmとコンパクトなサイズが特徴。今年9月の発売から既に250個を売り上げ、在庫もわずかだそうです。

 チョリ山チョリ男さん!これからも川崎に根差し、地域の一員として、一緒に盛り上げていきましょう!

不定期連載 市民健康の森だより 第208回 「橘の散歩道ウォークラリー支援」について

 前回紹介した橘地区のイベントとして11月3日には「橘の散歩道ウォークラリー」が開催され、私たちはチェックポイントでの支援を行いました。このウォークラリー、今回が38回目と回数を重ねています。毎年11月3日が開催日です。プラザ橘祭りと日程が重なる年もあります。

 ウォークラリーの対象は小学校3年生から6年生の3人グループです。参加費は無料、橘地区青少年指導委員会、橘地区社会福祉協議会などの共催で区役所橘出張所が事務局を務めています。私たちは元会長(現相談役)が地元名士としてこれらの組織と繋がりがあり、そのご縁で10数年前から支援を始めました。

 募集は40組120名ですが今年の参加者は27組ほどでした。橘小学校が集合場所となり、今年のウォークラリーは橘小学校から千年神社、橘樹歴史公園、子母口公園、橘樹神社、能満寺、橘ふれあいの森の6カ所をチェックポイントとして順番に巡り橘小学校へ戻るコースでした。チェックポイントでは支援ボランティアが待っており、クイズに答えたりゲームをやって点数を貰い合計点で賞品が出るイベントです。

ふれあいの森でチェックポイントをサポート

 私たちの受持ちは勿論、橘ふれあいの森です。ここで通過チェックとゲーム支援を担当しました。コロナ禍あけの令和5年からは中学生ボランティアが支援参加しており今年も各チェックポイントで活躍してくれました。ふれあいの森では東橘中学校の生徒さん3名が私たちと一緒に主にゲーム支援を担当してくれました。中学生たちは朝7時30分橘小学校集合ですから朝早くから大変だっただろうと思います。聞いてみたら学校で募集があり応募したそうです。中学生ボランティアはおそらく橘地区青少年指導委員会の発想だろうと思いますが素晴らしい試みだと思います。明るく元気な子たちで自分たちよりほんの2、3歳年下の子ども達を熱心に支援してくれました。