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公開日:2025.11.21

川崎市民プラザ
閉館後の「考え方」示す
検討資料、市がHPで公開

  • 川崎市民プラザ

  • 市が公開した今後のスケジュール(資料抜粋)

 2026年の年度末(2027年3月末)を目途に現施設の利用を終了することが発表されている川崎市民プラザ(高津区新作1の19の1)。この施設について川崎市は、利用終了後の「新たな施設整備」の必要性や、求められる役割・機能などについて整理。11月13日に「川崎市民プラザ現施設の利用終了に伴う新たな施設整備についての基本的な考え方」と題した資料をとりまとめ、HPなどで公開した。

 1979年に開館した川崎市民プラザは、市民の福祉増進と文化の向上を目的とした複合施設として大きな役割を果たしてきた。だが近年、耐震性の不足や施設の老朽化などの課題が山積し、今年2月に前出の期日をもって閉館することが発表されている。

 今回、市のHPなどで公開された「基本的な考え方」の資料は、この川崎市民プラザが役割を終えた後、新たな施設整備の必要性等について、検討の視点などを整理するためのもの。「これまでの経緯」や「施設が果たしてきた役割・機能等」をはじめ、現施設の利用状況などについても詳細に記載されている。

市民意見の聴取も

 市は、こうしたデータ等を基に「整備する機能の必要性や妥当性を検証し、合理化及び最適化を意識した、適正機能・規模の施設整備に向けた検討を進める」としており、今後の具体的なスケジュールについてもイメージにて明示。また、現施設以外の別棟・設備についても、利用終了後の考え方の検討を進める方針を打ち出しており、ワークショップや説明会を通じての「市民意見の聴取」なども適宜行っていく、としている。

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