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公開日:2025.11.21

東橘中女子駅伝チーム
県大会で躍動 初の関東へ
「12人抜き」で切符掴む

  • 市大会の優勝旗などを手に健闘を誓う東橘中女子駅伝チームのメンバーと監督ら

  • 練習も佳境を迎えている

 横浜八景島・海の公園で11月1日に行われた「神奈川県中学校駅伝競走大会」に出場した東橘中学校女子駅伝チームが4位に入賞。11月末に群馬県で開かれる、「関東中学校駅伝競走大会」への初出場を決めた。

 東橘中は9月に駅伝チームを編成。さまざまな部活から8人が選抜され、10月に開かれた川崎市中学校総合体育大会の駅伝競走大会にエントリーした。

 上位8チームが県大会に進むことができるこの大会には、市内の中学校54チームが出場。東橘中女子チームは、リーダー役でエースを務める橋本ひかり選手(3年生)を中心に力走を見せ初優勝。市大会覇者として県大会へ駒を進めた。

思いを背にアンカー好走

 上位4チームが関東大会に進出できる県大会は、各市町村で行われた予選大会で好成績を収めた強豪58チームが参加し、5区間(11・93Km)で競い合った。

 そんな中、同チームは1区・中尾優美姫選手(3年生)、2区・富岡柚愛選手(2年生)、3区・浜崎恵衣選手(1年生)、4区・佐藤弓藍伎選手(3年生)と、それぞれ堅実な走りでタスキをつなぎ終盤、16位ながら上位チームと大差のない好ポジションをキープ。アンカーとなる5区で、エースの橋本選手に命運を託した。

 元々、陸上部に所属する橋本選手はメンバーの思いを背に実力を遺憾なく発揮。狙いすましたかのように「12人抜き」の快走をみせ全体4位でゴール。関東大会の切符を掴み取り「皆がつないでくれたタスキを絶対に関東まで持っていこう、というつもりで走った」と、笑顔をみせていた。

30日に号砲

 駅伝チームを指導して今年で5年目になる鈴木大監督によると「駅伝大会は学校の一大イベントとされており、走り方なども生徒の間で継承されている。そのおかげか学校の順位も年々上がっており、今回、今までの生徒たちの思いが結実した」と話す。今年のチームの特徴については、「橋本選手が率先してメンバーを鼓舞し、切磋琢磨しあいながら、総合力で上位を狙うチーム」と評する。

 関東大会は11月30日。現在は実際のコースを想定し、坂道トレーニングに取り組むなど、最後の調整に余念のない様子。メンバーたちは「練習で培った実力を発揮し、活躍したい」と健闘を誓っていた。

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