鎌倉版【11月28日(金)号】
トロフィーや盾を紹介する与安校長

【鎌倉市】神奈川県立深沢高校 完校控え、賞状など返還へ 卒業生8000人に呼びかけ

 神奈川県立深沢高校(鎌倉市手広6の4の1、与安透校長)は、2027年3月末の県立藤沢清流高校との再編統合に向け、校内で展示していた卒業生の賞状やトロフィー、絵画作品の返還を進めている。  深沢高校では現在、賞状やトロフィーが80点あり、大会名や日程、受賞者名などとともに一覧をホームページ上で公開している。古くは1986年9月の「鶴岡八幡宮奉納柔道大会」があり、絵画作品は16作品を写真付きで公開している。  藤沢清流高校との再編統合による「完校」に伴い、これらを返還するため今夏から深沢高校のホームページ上で周知を開始したが、11月25日時点で絵画作品が数点返却できた以外、卒業生からの問い合わせはきていないという。  個人情報保護法の観点から、卒業生の連絡先は保持しておらず、与安校長は、「ご本人に連絡する手段がございません。ご家族や知り合いの方など、お気づきの場合はご本人にお知らせください」と話している。  深沢高校は、1986年4月に開校し、1期生として180人の生徒が入学した。これまでに8061人が卒業しており、現2年生(39期生)が最後の卒業生となる。
記者会見に臨む松尾市長

【鎌倉市】新庁舎整備予算、盛らず 31議案を12月議会に提出

 鎌倉市は11月25日の定例記者会見で、12月4日(木)に開会する鎌倉市議会2025年度12月定例会に、12月補正予算案などを提出すると発表した。松尾崇市長が「重要課題」として進める新庁舎の整備に向けた基本設計等に係る補正予算案は盛り込まれなかった。  同定例会に市は、補正予算3件、報告4件など、31議案を提出する。  一般会計補正予算は5329万9千円を計上し、補正後の一般会計の総額は820億6808万5千円となる。  条例については、いじめの防止等のための対策について基本理念を定めるとともに、いじめの防止、早期発見および対処のための対策など必要な事項を定める「市いじめ防止対策推進条例の制定について」や、林野火災の予防について、火の使用制限や火災と紛らわしい煙等を発するおそれのある行為等の届け出について規定の整備を行う条例などが盛り込まれた。  10月の市長選で、「スピード感をもって進める」とした新庁舎の整備について松尾市長は、「さまざまな調整中」とし補正予算案を盛り込まなかった。しかし、12月定例会に「追加提出を含め検討、調整している」とした。 中国2都市欠席に「残念」  12月2日(火)に鎌倉芸術館で開催される、東アジア文化都市事業の閉幕式に、中国・マカオと湖州市の2都市が欠席する見通しだ。定例記者会見で松尾市長は「欠席は残念だが、これまでの交流が無駄になることはない。引き続き交流を図っていければ」と話した。  同事業は、日中韓文化大臣会合での合意に基づき、日中韓3カ国の文化交流を深めるのが狙い。約1年を通してさまざまな事業を行ってきた。  中国・湖州市は10月に「予算の都合で出席できない」と確認。参加を求める文書を送付したが、11月25日時点で回答はない。マカオは「業務多忙」を理由に欠席連絡があった。12月にマカオの閉会式に出席予定だった鎌倉からの派遣団も、「イベントプログラムの見直し」を理由に断られている。

アートギャラリー「HUG FOR_.」の代表を務める 奥山 英里子さん 鎌倉市在住 

素直な感性を信じて ○…壁から天井まで真っ白な空間に、アート作品が丁寧に並べられた由比ガ浜のギャラリー「HUG FOR_.」。3周年を記念して12月6日(土)にカノンハウス鎌倉で行うチャリティーイベント「Flower bed」では、暮らしに癒しを与えてくれる心温まる作品と、それを包み込むような音楽で節目を祝う。 ○…今秋から、アートやクリエイティブ活動による収益を女性支援に役立てるプロジェクト「Aoe」を立ち上げた。「今回のイベントはそのお披露目でもあるんです」と笑顔。収益の一部は公益社団法人に寄付される。「3年目でやっとギャラリーの方向性を見つめ直す余裕が持てた。イベントをお祝いで終わらせず、発信を強化して社会に感謝と愛を届けたい」と声を弾ませる。 ○…埼玉県出身。美術館で行われていた障害者アーティストのライブペインティングに偶然通りかかり、自分のペースで伸び伸び描く姿や、見守る観衆の視線、それらが生み出す静かな空間の一体感に直感的に惹かれた。大学卒業後、一度は民間企業に就職したが、2016年に自身で展覧会を企画。都内のアートギャラリーで運営経験を積み、2022年に「HUG FOR_.」を立ち上げた。デジタル化が進むなか、ネット上でもアートに触れられるが、作品に直に接する「ギャラリーならではの空間」を大切にしている。 ○…旅行や観劇、読書など、アートのためのインプットが日々の癒し。「何となく合ってそう」という友人の勧めで訪れた鎌倉に、一度足を運んですぐに拠点を構えることを決めた。「芸術家やアートに関心の高い人が多いまち。繋がりを広げられたら、できることが増えるはず」。日々感じるアートの可能性に、瞳は一層輝く。
健康管理法などを語った三浦さん=提供

【鎌倉市】湘南鎌倉総合病院の病院祭に「未病番長」三浦大輔さんが登場 現役時代などの健康法を語る

 湘南鎌倉総合病院(岡本1370、小林修三病院長)で11月16日、地域住民との交流を深める病院祭が開催され、約3500人の来場者でにぎわった。  会場には、横浜DeNAベイスターズ前監督の三浦大輔さんが「未病番長」として登場。約2000人の応募から選ばれた140人ほどを前にスペシャルトークショーを開催し、現役時代や監督時代に徹底してきた健康管理とメンタルヘルスの極意を、自身の経験を交えながら語った。 健康状態は「絶好調」  県の「未病番長」を務める三浦さんは、「未病」の概念について、「健康と病気の間で、病気にならないように気をつけること」であり、野球選手のコンディショニングと似ていると説明。自身の健康状態を「絶好調」と表現し、何事もまず自分が健康であることが重要だと強調した。  活発な質疑応答もあり、トークショーの締めくくりとして、「来シーズンはファンの皆さんと一緒にベイスターズを応援していきたい」とメッセージを送り、会場を後にした。
右から鎌倉インテルの四方代表とスピックの芝田社長

スピックと鎌倉インテルが協働し、若者を海外へ派遣 12月8日までエントリー受付中

 (株)スピック(鎌倉市、芝田崇行代表取締役社長)は、鎌倉インターナショナル(株)(鎌倉市、四方健太郎代表)と協働し、25歳以下を対象とした海外研修プログラム「GLOBAL VOYAGER for SPORTS」を開催する。12月8日(月)まで特設サイトで参加者の募集を実施している。「未来への投資」基本費用を全額負担 同プログラムは、サプリメント「Lypo-C」で知られるスピックが主催し、基本的な費用(往復航空券、現地滞在費など)を全額負担する「未来への投資」プロジェクト。同社は、健康を「学び・挑戦・社会とのつながり・身体性までも含む『生きる力』そのもの」と定義。デジタル化が進む現代で、スポーツを通じた「身体を使って世界と向き合う経験」の重要性を強調し、若者の越境と自己発見の機会を提供する。 鎌倉インテルとともに、価値観・文化の境界を越える実践型の海外研修で、スポーツを軸にアジアの成長都市リアルな現場に触れ、社会課題をテーマにしたフィールドワークなどを行う。挑戦支える鎌倉枠 求められる人物像は、問いを持ち続ける力を大切にする人、スポーツマネジメント等で活躍できるポテンシャルの高い人、「With AI時代」におけるスポーツの可能性を信じる人など。 募集人数の中には、鎌倉市内在住・在学者を対象とした「鎌倉枠」が設けられており、該当者はエントリーフォームで「鎌倉への想い」をアピールする。 日程は来年2月23日(月)から3月4日(水)の10日間。渡航先はシンガポール、マレーシア(ジョホールバル)。募集人数は30人。事前に渡航前研修あり。 両者は「他者と協働しながら前進できる若者が必要です。その第一歩を、この航海で踏み出しましょう」とコメントしている。詳細、エントリーは各社のホームページから確認を。

ハンドベルや雑貨販売も 11月30日に由比ガ浜でクリスマスマーケット

 日本基督教団鎌倉教会とハリス記念鎌倉幼稚園(由比ガ浜2の2の6)で11月30日(日)、「First Advent-教会での小さなちいさなクリスマスマーケット」が開催される。午後0時30分から4時。入場無料。  当日は、子どものためのスタンプラリーをはじめ、ハンドベルやフルート、バイオリンなどの演奏、クリスマス雑貨やフェアトレード商品の販売、温かな焚火などが行われるほか、飲食ブースも設置される予定だ。  5時からはクリスマスツリーの点灯式が行われる。なお、雨天時は幼稚園ホールで開催。  出店者一覧やイベントの詳細は、主催の「mano」のホームページ(https://mano-kamakura.net/)で確認を。
イベントのフライヤー

音楽とアートが織りなす空間 浄明寺でチャリティーイベント「Flower bed」開催

 音楽とアートを楽しむチャリティイベント「Flower bed」が12月6日(土)、カノンハウス鎌倉(浄明寺3の10の37)で開催される。主催は鎌倉のアートギャラリー「HUG FOR_.」(奥山英里子代表=人物風土記で紹介)。  同ギャラリーの3周年を記念したイベント。  当日は、身近な植物などを伸びやかな筆致と柔らかな色彩で表現する庄島歩音さんの新作が発表されるほか、植物や鳥を描いた記念の布パッチを展示販売する。  さらに、会場ではPaniyoloさんのギターや、ピアノと琴のユニット「いろのみ」による音色が響く。  時間は午後3時15分受付け開始で4時30分開演。参加費は椅子席6千円(ウェルカムドリンク付き)、テーブル席6700円(同・限定8席)。定員は40人。  イベントの売り上げの一部は、若い女性の自立支援を行う公益社団法人「アマヤドリ」に寄付される。  奥山代表は「多くの方に支えていただいた感謝の気持ちを皆様と共有できたら」と話す。イベントの詳細はホームページ(https://www.hugfor.com/)へ。
大船駅前の魅力を語る桑原さん

ぶらりご近所商店街 Vol.2 肩肘張らず癒しの空間 湘南一番街商店会 桑原健次さん

 大船駅東口の雑踏から、店の並ぶ通りに人々が吸い込まれていく。気心知れた笑顔の学生同士、少し猫背の会社員、はしゃぐ子どもに手を引かれる母親…。肩肘張らない、暮らす人々の息づかいを肌で感じられる空間に、ホッとするのは何故だろう。「庶民的というか、下町の雰囲気というか、気楽にぶらりと過ごせるのが大船の魅力だよ」と湘南一番街商店会の桑原健次会長は目を細める。 会員約60店のほとんどが飲食店という「ちょっと変わった商店会」と笑う。ラーメン、焼肉、居酒屋など、誘惑を振り切るのが困難な通りが続く。 飲食店が多いだけに、商店会はイベントでの模擬店が活躍の場となる。5月の大船まつりや11月の大船夜市などでは、今年も炭火の香ばしい煙とともに各店が腕を振るった。「もう年末から来年の大船まつりの準備が始まるよ」という気合の入れようだ。 近隣には大手企業の拠点や工場が多く、駅からは通勤客が降りてくる。西の空が赤く染まりだすと、疲れを癒すひと時の「止まり木」である店の灯りが輝きを増す。自身の店である「カフェ&パブ ロペ」もその一つ。「新しいマンションもできて、大船に住む人も増えているんじゃないかな。夜の飲食だけじゃなく、昼も新鮮な野菜や魚、肉などたくさんの良い店があるからね」と通りを眺める。このまちで生まれ育った桑原会長にとって「『大船って面白い』と言われるのがうれしい」という。鎌倉は古都の観光地だけじゃない。並ぶ店の灯りには、まちを愛する商人魂が宿っている。
寄付の様子

明治安田生命 教育の充実に役立てて 基金に111万円寄付

 明治安田生命保険相互会社大船支店(森元敦士支店長)が11月17日、鎌倉スクールコラボファンド活用基金に111万5098円を寄付した。 この日は、森元支店長が鎌倉市役所を訪れ、松尾崇市長と高橋洋平教育長に目録を手渡した。 これは、明治安田生命グループが取り組む「地元の元気プロジェクト」の一環として、従業員が居住地や出身地などに寄付したものに会社拠出の寄付を上乗せしたもの。同社は昨年度も同基金に100万円を超える寄付を行っており、寄付金は市内小中学校の学習プログラムに活用される。 森元支店長は「鎌倉の豊かな学びに活用していただけたら。今後も様々な形で鎌倉のために貢献していきたい」とコメントした。
右/合格神社の御神体、左/メッセージが書かれたふせん

湘南モノレールが沿線の受験生を応援!大船駅に合格祈願神社を設置したほか、サクラサクトレインも運行

 「懸垂式モノレールは落ちない」ということから、沿線の受験生を毎年応援している湘南モノレール。今シーズンは、大船駅降車側ホームギャラリーに「合格祈願神社」を設置したほか、合格祈願仕様のヘッドマークを取り付けた「サクラサクトレイン」の運行、「片瀬山(勝たせ山)駅」の看板設置を、来年2月28日まで行う。 同神社の御神体は、27年間安全を支えたボルトが祀られた。絵馬やふせんにメッセージを書くこともでき、期間終了後に江島神社に奉納される。「大切な方の合格を願い、ぜひ御祈願を」
大勢でにぎわった以前の様子

秋の谷戸まつりを11月30日に鎌倉中央公園で開催、炊き出しや新米などの販売、正月飾りや竹箸作りの体験も

 鎌倉中央公園(山崎1667)の野外生活体験広場で11月30日(日)、「第45回秋の谷戸まつり」が開催される。時間は午前10時から午後1時。入場無料。荒天中止。 当日は、谷戸鍋やおにぎりなどの炊き出しのほか、新米、農芸品、薪、わら細工、絵はがきなどの販売も行われる。正月飾りや竹箸作りなどの体験もあり。担当者は「お椀とお箸をご持参してお楽しみください」とコメントしている。 問い合わせは、同園管理事務所【電話】0467・47・1164へ。
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教会にバッハの響き 鎌響メンバーの演奏会

 鎌倉交響楽団メンバーによる室内楽演奏会「バッハ/ヴァイオリン協奏曲全曲演奏会」が12月6日(土)、カトリック雪ノ下教会(小町)で開催される。正午開場、午後0時30分開演。入場無料(全席自由・要予約)。 同楽団コンサートマスターの五味俊哉氏をはじめ、メンバーが次々とソリストを務める魅力的な演奏会。「管弦楽組曲第2番ロ短調BWV1067」や「バイオリン協奏曲第1番イ短調BWV1041」などを披露する。詳細は同楽団【電話】080・3492・0900またはmusikspillen@gmail.comへ。

〈参加無料・対象4歳以上〉世界の言葉でよみきかせ 11月29日、鎌倉市中央図書館で開催

 日本語と中国語、韓国語を使い、中国と韓国の絵本を読み聞かせするイベント「世界のことば 世界のおはなしwithまるまーる」が11月29日(土)、鎌倉市中央図書館1階おはなしのへやで開催される。時間は午後3時から4時。参加無料。 読み聞かせのほか、三カ国語でのじゃんけんや、ゲームなども。対象は4歳以上。申し込み不要。5分前に会場へ。(問)同館【電話】0467・25・2611

クリスマスアート展 道ギャラリーで12月4日から25日まで

 道工房所属の作家約40人の作品が並ぶ「Xmasアート展」が、12月4日(木)から25日(木)まで道ギャラリー(雪ノ下1の9の24)で開催される。平日正午から午後4時、土日祝は午前11時から午後4時。水曜休。入場無料。展示作品のカードや、カードとクッキーのセット販売もあり。(問)道ギャラリー【電話】0467・23・8772