高津区版【12月5日(金)号】
自身の経歴を語る白井区長

高津区100人カイギ 「地域への思い」語る場へ 初回マイクに白井区長ら

 高津区にゆかりのある人の話を聞き、つながっていくことで、地域のあり方や新たな価値観を創造していく「川崎市高津区100人カイギ」が11月18日、溝ノ口劇場(久本3の1の5)で初開催された。当日は、多くの観客が来場し、登壇者の話に耳を傾けていた。

 「100人カイギ」は2016年に東京都港区で始まったコミュニティー活動。地域の人と人とをつなぐことを目的に開かれ、毎回5人のゲストが登壇して身の活動や地域に対する思いを語り、登壇者の総数が100人に達したら解散するルールとなっている。

 これまで全国各地のコミュニティーで行われており、川崎市でも19年2月から22年9月にかけて行われていた。

 「高津区100人カイギ」を企画したのは、地域でさまざまな活動に取り組んでいる地域の若手有志ら。「川崎100人カイギに参加した際、堅苦しくなく、人の思いについて触れられることが良いと思った」として、高津区でも取り組みを立ち上げたという。

立場を超えて交流を

 第1回のゲストは、高津区長の白井豊一さん、「(株)ノクチ基地」代表の山本美賢さん、「コミュニティスペースみんなの森」オーナーの松田美由紀さん、「(株)丸貞」代表の持田裕司さん、「シュガラボ」代表の村上侑希さんの5人。登壇者はそれぞれ、自身のバックボーンや地域に対する思い、さらに個人的な趣味の話なども披露していった。

 イベントを経て企画メンバーらは、「普段は接点のない、さまざまな人たちの思いを知る機会になった。高津区には、多くの人が住んでいるが、立場や地域関係なく、気軽に交流できる場所にしたい」と語った。

地域の人 続々登場

 100人カイギは以降も毎月開催を予定。次回は、12月15日(月)に同劇場で実施する。午後7時から9時(20分前開場)。参加費1000円(1ドリンク付き)。

 当日は洗足学園音楽大学学長の前田雄二郎さんや、川崎北工業会会長の五十嵐崇さんら5人が登壇し、それぞれの活動や思いを語る予定となっている。参加申し込みは、同企画のウェブサイトで受付する。
プログラムのベースとなるワークブックの表紙

川崎ダルク 依存症治療に新機軸 「認知行動療法」スタート

 薬物依存症者の治療回復支援施設「川崎ダルク」(岡崎重人理事長)が、この秋から新しい形の外来型のプログラムを開始。近年、依存症を取り巻く環境は変化しているとされる中、柔軟に対応する「認知行動療法」という取り組みで、各方面から注目を集めている。

 2004年に開設された川崎ダルクは、薬物やアルコールなど多様な依存症からの回復を後押しする入所・通所施設。利用者の増加とともに活動拠点も広がり、現在はデイケアセンターのほか、共同生活を送る入所施設が、高津区と中原区に計3カ所ある。

 この施設で、500人近い依存症の人々とかかわり続けてきた岡崎重人理事長は「近年、依存症を取り巻く環境は変化しており、物質使用についても新たなステージに変わってきている。市販薬や処方薬、大麻(合成大麻などを含む)使用者数は増加傾向にあり、また若年齢化も危惧されている」と現況を分析。その上で「どうすれば必要な治療へとつながるのかを多くの医療や福祉関係者が考慮している」と関係者の苦悩を吐露する。

専門員がサポート

 そんな中、川崎ダルクでは「物質使用障害」「ギャンブル障害」といった括りや、依存症者の性別にも捉われない新しい形の外来型のプログラムを今秋からスタートしている。

 これは、薬物依存症者向けの資料をベースにした「認知行動療法」と呼ばれる取り組み。あらゆる依存問題に直面している人向けに改訂した「ワークブック」を使用しながら、各自の現状やニーズを確認しあい、生活の中で使えるスキルを得られるように、依存症からの回復途上のスタッフと、専門職種がサポートをしようというもの。

 また、プログラムを通して「依存症治療のハードルを下げる」「早期に治療につながることで深刻な状況にならないで済む」「教育や学び直しができる環境を作る」などといった目的の達成も期待できるとして、注目を集めている。

第2土曜日に実施

 プログラム実施は毎月第2土曜日の午前10時から。希望者は電話等での事前連絡が必要となる(【電話】044・798・7608)。元々は依存症当事者でもあった岡崎さんは「自分の生き方の目標が見つけられ、依存対象を優先にした人生に固執しないように同じ境遇を持つサポートメンバーと歩む機会にできれば」と話し「笑顔が取り戻せる場所として月に一度の開催ですが継続できるように頑張りたい」と広く利用を呼び掛けている。

看護職で初めて川崎市社会功労賞を受賞した 高橋 恵さん 宮前区在住 65歳

その人らしくを支援

 ○…神奈川県看護賞や厚生労働大臣表彰を受賞するなど、45年にわたり看護職のけん引役として活躍してきた。聖マリアンナ医科大学を定年退職した今年、新たな栄誉として「川崎市社会功労賞」が加わった。「看護職として初めて選ばれ大変ありがたい。職場の理解と、市看護協会での活動を支えてくれた方のおかげ」と関係者への感謝の言葉を並べる。

 ○…菅生小、向丘中を経て、百合丘高に1期生として入学した。中学時代に市大会で優勝したソフトボールの感動が忘れられず、高校では部活の立ち上げに奮闘した。その後、「地元に貢献してほしい」という臨床検査技師の父の勧めで聖マリの看護専門学校へ。「この前も高校の同窓会に行ってきたばかり。ずっと菅生に住んでいるの」と地域愛があふれる。

 ○…「自分が目指した道だったので、実習は楽しくてしかたなかった」。未熟な看護学生を受け入れてくれた患者さんたちとの出会いが、看護の世界で生きる上での糧になった。実習を通じて「看護が苦痛を与えてはいけない」や「可能性を信じてケアする大切さ」など、多くのことを学んだ。入職後は「その人らしく生きられる支援」に取り組むなど、患者とその家族を含めたケアに力を注いできた。

 ○…2000年に市看護協会へ。「大学病院にいては知られない、さまざまな医療従事者との情報共有をする機会となった」。いつしか看護職における「社会人基礎力の育成」分野の第一人者として知られるように。現在も年に30回は全国各地で講演。「看護師一人ひとりがなりたい理想像に向かって自己実現してほしい」と指導にあたる。「その土地の名産品を食べるのが楽しみ。ついついお土産をたくさん買ってしまう」と笑った。
気合十分な牧山さん(左)と川渕さん

NECグリーンスイミングクラブ 若手選手 アジアの舞台へ 世界のライバルに「挑戦」

 NECグリーンスイミングクラブ溝の口に在籍する牧山和樹選手と川渕大耀選手が、このほど国内選考を突破し、12月7日(日)から14日(日)までドバイで開催される「2025 アジアユースパラ競技大会」の水泳日本代表として選出された。

 同大会は、アジア地域の若手パラアスリートを対象としている。牧山選手と川渕選手は、今年開かれた各大会の成績をもとに、それぞれ(一社)日本知的障がい者水泳連盟と、(一社)日本パラ水泳連盟から推薦を受け、日本パラリンピック委員会の承認を経て代表選手となった。

「レベルアップ」を期待 

 アジアユースパラ大会への出場は初めてだという2選手は現在、大会を想定した高強度の練習に取り組んでいる。牧山選手は、知的障害がある選手のクラス(S14)で4種目に出場。「世界の壁は厚いと思うが、果敢に挑戦して、しっかりと結果を残したい」と話す。

 一方、川渕選手は、手足欠損などの障害がある選手が出場するクラス(S9)で6種目に出場。「表彰台の頂点を目指し、アジアのライバルに立ち向かっていきたい」と話した。

 強い意欲を見せる2人に向け、河合大輔コーチは、「世界を相手に活躍し、レベルアップしてほしい」と思いを込めた。

川崎市 災害時の協定を再締結 葬祭業3者の支援追加

 川崎市は10月22日、川崎葬祭具協同組合(齋藤隆理事長)、神奈川県葬祭業協同組合(石井時明理事長)、セレモニアグループ有限会社佐野商店(鈴木康伸代表取締役)と結んでいる「災害時における遺体の処置及び棺等葬祭用品の供給等の協力に関する協定」に新たな支援内容を追加し、再度協定を締結した。

 これまで川崎市は、川崎葬祭具協同組合とは2006年8月、神奈川県葬祭業協同組合とは07年11月、セレモニアグループ有限会社佐野商店とは21年10月に、棺やドライアイスなどの葬祭用品や、遺体搬送車両、従事者の提供に関する協定を結んでいた。

 今回、地震等の大規模災害時に多くの人が亡くなった際、遺体安置所で納棺等の遺体処置に関する役務について支援することが新たに追加された。市の担当者は「これまでの協定は、モノを提供する内容のものだった。大規模災害時に多くの方が亡くなられた場合、ご遺体のお清めなど慣れていない市の職員だけでは対応が難しい」と背景を語る。今後は、普段の業務の中で携わっている専門家の支援を得られるように。川崎葬祭具協同組合の齋藤理事長は「我々にはこれまで災害時に活動してきた実績がある。災害が起きた際にも地域貢献として協力していきたい。いざという時に備えていきたい」と話す。

 市の担当者は「今回の支援の追加は、職員が日頃の業務の中で手の届かないところ。有事の際に支援をいただければ」と話している。
演説する福田市長

川崎市議会開会 福田市長が所信表明 子育て支援住宅に意欲

 川崎市議会の第4回定例会が11月26日に開会し、福田紀彦市長が4選目初となる所信表明演説に臨んだ。

 福田市長は少子高齢化・人口減少対策が最重要課題と展望。「未来の川崎市民にも選ばれる都市であり続ける」ための取り組みの推進を強調しし、防犯、子育て、交通、経済分野などで方針を示した。

 選挙で掲げた県内初の高等専門学校(高専)の設立について、「すでに多くの方々から期待の声をいただいている」とし、自ら先頭に立ち、企業や大学と連携しながら実現に向け動き出したいと述べた。意欲を見せる子育て支援住宅のモデル事業は、子育て世代の住宅対策として、空き家を始めとした中古住宅のリノベーションへの一部補助などを通じて展開する考えを示した。環境分野では2028年までに「市内由来の全てのプラスチック資源を市内でリサイクルできる『100%プラリサイクル都市』を実現する」と力を込めた。特別市制度の実現については日本全体が発展していくには「多極分散型の社会を作らなければならない」との認識を示し、制度実現に向けて議会と連携し、国、国会議員、経済界などの関係者へ強く働きかけ、市民の共感を広げていくとした。これらの取り組みを実施するにあたり、福田市長は「対話と現場主義を基本姿勢」で臨むとも述べた。

 この日は市政運営の指針となる市総合計画改定素案、市行財政改革第4期プログラム素案、今後の財政運営の基本的な考え方(改定素案)についても説明した。

 市議会は12月22日まで開催される。

高津スポーツセンター 恒例ツリー今年も設置 12月中展示を予定

 川崎市高津スポーツセンター(二子3の15の1)のエントランスに、恒例のクリスマスツリーが設置されている。

 この展示は、地域の風物詩として親しまれている催しで、ツリーの周りには、ぐるりと取り囲むギミックが施されている。担当者によると、「この展示を見るために来館する人もいる」というほど、多くの住民に愛されているという。

 展示の周辺には、施設を利用する子どもたちが塗ったオーナメントの塗り絵が飾られており、楽しげな雰囲気に花を添えている。

 担当者は、「今年は内容をバージョンアップし、よりにぎやかで見応えのある展示となっています。ぜひ、地域の皆さまにきていただければ」と話している。

 この展示は12月を通して鑑賞できる。

川崎市民プラザ 人気企画が節目20回 1月17日 アフタヌーンジャズ開催

 高津区にある複合施設「川崎市民プラザ」(新作1の19の1)で、来年1月17日(土)に「プラザ アフタヌーンジャズ」が行われる。本格的なジャズを気軽に楽しめるコンサートシリーズとして人気を博すこの企画は、今回で節目の20回を数える。関係者は「ぜひ多くの人に来場してもらえれば」と呼び掛けている。

日中にジャズ、楽しんで

 2021年5月に初開催されて以来、同所の代表的なイベントにも数えられているこの企画。文化事業の一環として開催されており、国内外で活躍する著名なジャズアーティストなどが各回ごとに出演。プラザ内のホール「ふるさと劇場」を主な会場に、スタンダードジャズから、他のジャンル(ベリーダンスなど)とのコラボレーション、前衛的な演奏まで、多様なスタイルのジャズが楽しめるのが特長となっている。また「アフタヌーンジャズ」と銘打ち、日中の開催となるため、生演奏のジャズを昼間にリラックスして楽しめることも人気の要因になっているという。

巨匠が熱演予定

 20回目となる1月17日(土)は、ジャズサクソフォーン界の巨匠として知られる竹内直氏がオリジナルメンバーと共に登場。同氏がこの企画が演奏するのは2年ぶり。節目を飾る豪華なラインナップに関係者は「ぜひ、白熱のライブで2026年の幕開けを飾ってもらえれば」と、期待を込めて話している。開演時間は午後2時(開場午後1時30分)からで、前売チケットは一般4000円、U25学割2500円で発売中。当日、プラザ内のレストラン(くつろぎ処 椿亭」でチケットを提示すればドリンク1杯サービスを受ける事も出来る。

 チケットの購入や催しに関する詳しい問合せは【電話】044・888・3131へ。
同会HPとアクセス用二次元コード

高津区久本「あやめ会」 「こころの健康相談」無料受付 精神疾患 家族の「拠り所」に

 高津区久本にある「地域福祉施設ちどり」に本部を構え、市内各区の精神疾患の人を抱える家族会をまとめる「NPO法人川崎市精神保健福祉家族会連合会あやめ会」(長加部賢一理事長)。同じ境遇の家族が悩みを分かち合いながら交流し、当事者との接し方などを学んでいる。

 寄せられる悩みで多いのは「周囲に相談できる人がいない」「病院に連れて行きたいが本人が拒否する」など。長加部理事長は「家族会に入って一緒に学び、考えてみませんか」と呼び掛ける。

 同会では市からの委託で、研修を受けた会員が「こころの健康相談」として電話相談を受け付けている。相談料無料。【電話】044・813・4555(祝日を除く月・金曜午前10時から午後4時)

高津区のNPO法人協力 障害者への理解「深めよう」 12月6日にセミナー開催

 障害者への理解を深めることを目的とした啓発セミナーが、12月6日(土)に中原区の川崎市教育会館(下沼部1709の4)で開催される。午後1時30分から4時(30分前受付開始)。

 川崎市教育委員会主催。(株)坂口ビルクリーン主管、NPO法人アシスト(高津区)が協力し、地域団体が後援する取り組み。

 当日は、支援学級や支援学校などを卒業し、社会で活躍している障害者3人を招待。就業している仕事の内容や私生活、将来の夢などの話を聞きながら、障害者への理解を深め、どのような支援が必要なのかを考えていく。

 また、高津区を拠点に活動するダンス教室によるパフォーマンスも予定している。

 定員120人。子どもが学校に通っている保護者、一般市民、学校教職員や福祉関係者などが対象。希望者は12月5日(金)までに、担当者(メール)Kyouikukaikan@sakaguchi-bc.co.jpに、自身の職業を記載の上、連絡する(学校教職員、福祉関係者は所属先を明記)。

 セミナーに関する問合せは、(株)坂口ビルクリーン【電話】044・811・4071。
過去に開かれたMY門松づくりの様子

(株)小林植木(子母口)が協力 マイスター指導「門松作り」 12月6日に開催

 「NPO法人はたらくらす」と(株)小林植木(高津区)が協働で開く催し、「かわさきマイスターと作ろう! MY門松」が、12月6日(土)に同社(子母口244の5)で開かれる。午前9時から正午。

 当日は、(株)小林植木の会長で、樹木に関する深い知識を持つ、かわさきマイスターの小林政春さんが講師を担当。門松に使われる植物の意味や文化的背景を学べるほか、実際に竹を切る作業を通して、室内にも飾れる20〜30センチ高のオリジナル門松(1人1対2本)を製作でき、持ち帰ることもできる。

 小中学生対象。定員5人(先着順)。応募は12月5日(金)まで受付する。

 参加費は3500円(消費税・保険料込み)で、刃物を使う作業があるため、小学1年生から3年生は保護者の同伴が必要。参加者は、滑り止め付きの軍手と、持ち帰り用の大きめの袋を持参。担当者は「駐車場スペースは用意していないため、来場時は公共交通機関の利用を」と呼びかけている。

 申し込みはNPO法人はたらくらすのウェブサイトから。イベントに関する問い合わせは、はたらくらす(メール)hatarakurasu.gigyou@gmail.com。
<PR>
【LINE読者限定プレゼント】
【LINE読者限定プレゼント】
毎月15名様に抽選で『Amazonギフト券1,000円分』をプレゼント!ギフト券以外のプレゼントもあるかも!是非チェックしてみてください。 (続きを読む)
イベントの告知チラシ

高津区内の企業「まるやま・京彩グループ」協力 羽田エアポートガーデンで盆踊り 12月8日・9日 「心躍る体験を」

 高津区内を拠点に着物の製作・販売などを手がける「まるやま・京彩グループ」が着物レンタルの形で協力するイベント、「盆踊り Haneda Festival」が、12月8日(月)・9日(火)に開かれる。会場は、羽田空港第3ターミナル直結の複合施設「羽田エアポートガーデン」(東京都大田区羽田空港2の7の1)1階グランドホワイエの能舞台で、両日とも午後4時から7時。

 (一社)日本盆踊り協会後援のもと、日本の玄関口という立地を活かした文化発信を目的に企画されたイベント。当日は、日本の伝統である盆踊りと世界的に人気なアニメ音楽などを融合。世代や国籍の壁を越えて、誰でも気軽に楽しめる。

 加えて、ヨーヨー釣りや輪投げといった定番の出店も登場。8日には、阿波踊りも開催する。

 イベント関係者は、「一年の終わりに、空港という特別な場所で、心躍る日本の『祭り』の熱気を、ぜひ多くの人に感じてほしい。お一人様や盆踊りに馴染みのない方も、来場を心よりお待ちしております」と呼び掛けている。

 入場無料。会場は、京浜急行線・羽田空港第3ターミナル駅から徒歩約5分とアクセスも良好だ。イベントに関する問合せは、MEGAたんす屋 羽田エアポートガーデン店【電話】03・6692・5848。
修学旅行の参加者とファン・サポーター

GO!GO!!フロンターレ

陸前高田の市民を川崎に!

 川崎フロンターレは11月8・9日、岩手県陸前高田市の市民を招待し、ホームゲーム観戦や市内観光を通じて川崎の魅力を知ってもらう「かわさき修学旅行」を実施した。同クラブと陸前高田市の関係は東日本大震災後、フロンターレがオリジナル算数ドリルを寄付したことから始まった。2015年には友好協定「高田フロンターレスマイルシップ」を締結。修学旅行は今回で12回目。

 初日は東京駅からバスでU等々力に到着。サポーターの温かい出迎えを受けた後、ピッチ内での写真撮影や選手バスの入り待ちでハイタッチを行った。観戦したファジアーノ岡山戦(J1)では熱い声援を送り、ハーフタイムには参加者代表の子どもが約2万人の観客の前で挨拶をした。

 2日目は東急電鉄の協力のもと元住吉検車区を見学。普段は見られない電車の床下や運転席からの光景に、子どもたちは興味津々の様子だった。その後、麻生グラウンドで開催された「あさお青玄まつり」に参加。選手と記念撮影をするなど交流を深めた。

 クラブの担当者は「今後もお互いが励みになり、たくさんの笑顔があふれる活動を継続していきたい」と話している。

画像は川崎フロンターレ

不定期連載コーナー SELFフレンドシップ(船)へようこそ! Vol.46 「DEUTSCHE SPORT JUGEND(ドイツスポーツユーゲント)」について

 第46回目は、「DEUTSCHE SPORT JUGEND(ドイツスポーツユーゲント)」についてご紹介いたします。

 ドイツスポーツユーゲントという団体は、ドイツの若者世代を中心に活動している地域スポーツクラブなどを支援している組織団体です(参考HP=https://www.dsj.de/)。

 なんとその組織団体を取りまとめている役員2名が、当クラブを視察しに来ました。私たちは、クラブ育成や運営方法などドイツのスポーツクラブをお手本にしていたのですが、逆に視察に来られ、びっくり仰天でした。

 ドイツでは、26歳までの子ども、青少年など若者1,000万人以上が、約86,000の地域スポーツクラブに所属し活動していると言われております。今回、当クラブへ来られた目的は、学校と地域スポーツクラブが、より連携していくには、何が必要か?をリサーチしに来られました。

 現在当クラブが、スポーツの振興やスポーツを通じた地域づくりなどに向けた多様な活動を展開し、地域スポーツの担い手としての役割や地域コミュニティの核としての役割を果たしていることを伝え、実践している、学校や行政と連携して取り組んでいる内容なども説明しました。

 ドイツの地域スポーツクラブで100年弱の歴史をもっているクラブも数多くあります。私たちも今後100年続くクラブにしていきたいと思います。また視察にいらしてください。いつまでも交流できるようにSELFも頑張ります!

不定期連載 市民健康の森だより 第210回 「親子大根抜き体験」について

 私たちが区民の親子に提供している「親子野菜収穫体験シリーズ」、今年の最後として「親子大根抜き体験」を11月29日に実施できました。大根抜きは6月のジャガイモ堀り、10月のサツマイモ堀りと少し趣が異なります。大根は一人2本抜いてもらうのですが、直ぐに終わってしまうので大根抜きだけだと春日台まで来てくれた参加者に申し訳ないという思いから子ども達に楽しんでもらう要素を入れています。

ゲーム要素採り入れ、楽しいイベントに

 内容は健康の森で手に入る竹や芋づるクルミなどを活用した個性豊かなゲームです。「竹ボーリング」「いもづる輪投げ」「竹トンボ飛ばそ」「ぐるぐる竹へび」「クルミコロコロ」と名付けた5種類です。すべて親子でやってもらいました。「クルミコロコロ」は「そうめん流し」のそうめんと水の代わりにクルミを竹の樋に転がします。最後まで転がれば1点というゲームです。他のゲームも面白いのですが字数の関係で紹介できず残念です。大根抜き終了後も残ってゲームで遊んでいた子ども達もいて、これだけでも十分に楽しんでくれたようです。

 10時の開会式後すぐにゲームを始めて50分ほど遊んでもらい、その後はジャガイモ堀りです。6月に掘ったジャガイモを種芋として秋ジャガイモを育て、大根抜きの前座としてジャガイモも掘ってもらいました。最後がメインの大根抜きです。ゲームで優勝した家族に最初に抜いてもらいました。

 参加者は大人も子どもも一人2本の大根を抜いてお持ち帰りです。今年は青首大根と聖護院大根を出来るだけ農薬を使わずに育てました。ところが夏の猛暑と無農薬の所為でしょうか育ちが悪く何度か種を蒔き直した株がありましたので、実は大根の出来が心配でした。それでも抜いてみると十分に立派な大根として育っていました。参加者は親子共々大満足の様子でしたので、私たちも達成感を感じられるイベントとなりました。
交友を深めていた頃の私とヒデ

不定期連載コラム 俳優・JUN、かく語りき  第3回 運命の出会い、そして見つけた「ありのままの自分」

 地元川崎市のブランドメッセージ「多様性は可能性」という言葉に触れ、自身の個性を肯定することで心の解放を得た私。しかし、自分に課していた「表現者として、役者としてあらねばならない」という固定観念は、大きな呪縛にもなっていました。今回は、そんな私を救い出してくれた、大切なパートナー"ヒデ"との出会いについてお話しさせていただきます。

 彼との出会いは2020年のコロナ禍。交流が制限され、誰もが孤独を感じていた時代です。そんな中、「物理的な出会いを」と始めたコミュニケーションサイトで、彼と出会いました。

 送られてくる文面が非常に実直で、裏表がない人だと強く感じ、彼が親戚の仕事を手伝うために東京に出てきたタイミングで、直接会うことになりました。待ち合わせ場所で最初に出会ったとき、彼の純真素朴で優しい顔を見て、「この人は誠実な人だ!」と直感しました。

 彼はいつも冷静で分析が非常に得意です。どちらかといえば感受性が強い私とは驚くほど波長が合い、お互いを補い合うように調和していくのを感じました。彼は私を俳優としてではなく、一人の個人として特別視せず、ありのまま受け入れてくれたのです。

 彼との交流が深まる中で、自分自身をとりつくろわず、「肩肘を張らず、素の自分であっていいんだ!」と、やすらぎを得ることができたました。これまでの固定観念を脱し、「私はこう思う」という柔軟な意思を持つことの重要性を彼が示してくれたのです。

 そんな魅力に惹かれた私は自然とお付き合いを始め、まもなくヒデも近所に越してきてくれました。

家族になるには

 そして、交流を重ねていた2023年のある日、私とヒデの「家族としての在り方」が試される出来事が起こります。私たちが真の家族になるために、相談と覚悟を経てどのような考えに到ったのかを次回語らせていただければと思います。どうぞご期待ください。