高津区版【12月12日(金)号】
デジタルサイネージやシェアサイクルと共に、実証実験の関係者ら

橘公園に「次世代交通拠点」 官民協業 実証実験始まる

 高津区にある橘公園で11月25日から、バスやシェアサイクルなどのさまざまな移動手段が集まる次世代交通拠点「モビリティステーション」の社会実証実験が始まった。川崎市と(株)アットヨコハマ(横浜市)の協業。同社では「誰もが快適に利用できる身近な交通環境の強化を目指す」としている。

 この取組みは、橘公園の一画を暫定的に活用したもの。モビリティ(移動手段)ステーションをもじり「モビステ川崎・橘公園」と名付けた。

 施設に配置される移動サービスは、市バスを始め、カーシェア、電動シェアサイクル、電動キックボード、オンデマンド(予約乗り合い)バス、歩道を走れる歩行領域モビリティの6種。これだけの移動手段が集まるのは、日本初という。

 目的は、運転手不足による路線バスの減便や廃止などによる交通環境の変化に対して、利便性を維持すること。多種の移動手段を提供し、この施設を接続点に、バスから電動シェアサイクルなどに乗り換えることができたりと、多様なニーズに対応する仕組みとなっている。

 加えて同施設活用促進と地域活性を兼ねて目的地となるよう、イベント開催ができるスペースや移動スーパーの誘致、デジタルサイネージ使った地域情報発信の機能も持たせた。

 同社の磯江諒亮さんは、屋外ストーブやWi─Fiなどで憩いの空間としての機能を高めていくことに触れ「EV車などで給電ができたりと災害時の拠点にもしていきたい」と話した。

 実証実験は2026年2月28日まで。利用頻度や人数、年齢などの地域ニーズを把握、本実施に向けた検討材料とする。

 12月3日には会見が同公園で開かれた。川崎市まちづくり局交通政策室塚田雄也室長は、10月から似た形で実験が進められている川崎区藤崎の施設で800人の利用と、うち小学生が8割だった想定外の結果に触れ、この取り組みの可能性の広がりに期待感を示した。
生前のままとなっている書斎(左端は長谷川佐江子代表)

高津区ゆかりの脚本家 山田太一氏の遺品、後世に 「バトンを繋ぐ会」発足

 2023年11月に亡くなった脚本家、山田太一さん(本名・石坂太一=いしざか・たいち/享年89歳)の遺したものを次世代に役立ててもらおうと、有志らが新たに組織を発足。(公財)放送番組センター主催による「上映展示会」を皮切りに、貴重な資料の寄贈や、書斎の再現などさまざまな企画が順次行われる。

 山田太一さんは「男たちの旅路」や「ふぞろいの林檎たち」といった数々の名作ドラマを生み出した希代のヒットメーカー。若い頃から高津区に自宅を構え、多摩川などを舞台にした代表作「岸辺のアルバム」を作りあげたほか、川崎市名誉文化大使に長年就くなど、文字通り「地元ゆかりの著名人」として名を馳せる一方、飾らぬ気さくな人柄で地域住民などとも交流を深めていた。

次女が代表に就任

 逝去から2年が経ち、先頃親族のみで3回忌法要を執り行ったことをひとつの契機に、同氏の遺したものを次世代に役立ててもらうことを目的とした組織「山田太一のバトンを繋ぐ会」が新たに発足した。

 山田氏と親交のあった、テレビプロデューサーらが名を連ねるこの会の代表に就いたのは、次女の長谷川佐江子さん。「父は生前『自分の幸福も大事だけれど、次の世代に何かを渡していく、前の世代と次の世代の自分は"つなぎ目"なんだ』と話していました」と組織発足に繋がったエピソードを明かす。

 今後は、こうした故人の思いと数々の遺品を後世に引き継ぐべく、さまざまな企画が各所で予定されているという。

きょうから「上映展示会」

 新たな組織発足後、最初に手掛けるのが、(公財)放送番組センター主催できょう12月12日(金)から「放送ライブラリー」(横浜市)で行われる「上映展示会」の共催。2026年2月11日(水)までの会期中、山田太一さんが脚本を担ったテレビドラマ全作品を紹介するほか、台本や直筆原稿、愛用品などが展示される。また名作ドラマも多数上映される予定となっており、関係者は「市井の『名もなき人々』の日常を見つめ続けた山田氏の世界を作品上映と展示で伝えられれば」と話し広く来場を呼び掛けている(入場無料)。

原稿寄贈、記念碑建立も

 また今後、同氏の母校でもある早稲田大学の演劇博物館にドラマ、戯曲の直筆原稿や読書ノートなどを順次寄贈するほか、来年1月には同館主催による山田作品の連続上映も予定されている(詳細は後日発表)。

 さらに小説の直筆原稿については神奈川近代文学館(横浜市)に寄贈する方針。10歳から18歳までを過ごした湯河原町の町立図書館では「書斎」を再現する企画も進行中だという。

 前出・長谷川代表は「3回忌を契機に『山田太一の碑』を円真寺(川崎市幸区幸町3の711)に建立したので、父の思いを形にして未来へ繋ぐ大切な存在として頂ければ」と、願いを込め話している。

労働組織・川崎地域連合の新議長に就任した 齊藤 恵治さん 中原区在勤 53歳

実直さの裏に、確かな愛

 ○…約7万4千人の組合員が所属する労働組織・川崎地域連合の新議長に11月末就任した。「川崎は大企業が多く、人が密集している。工場であれば音や排気ガスに配慮する必要がある」。働く人も暮らす人も過ごしやすい、地域共生を目指す。連合としては、メーデーの参加者減少などを受け、「活気があったコロナ前の状態に戻したい」と意気込む。新議長としての重責が、今肩にのしかかっている。

 ○…小さい頃からものづくりが好きで、工業高校を卒業後、当時の三菱自動車工業に入社。機械加工の部門を担当し、トランスミッション(変速機)を造った。バリバリ働くのが当たり前だった当時、隔週での夜勤もいとわなかった。「寝る間も惜しんで働いては、思いっきり遊んでましたね」。夏は海、冬はスキーやスノーボードなどを、存分に楽しんだ。

 ○…2004年に三菱ふそう労働組合の専従となり、今年で21年目。現在は同組合の本社支部長として、組合員の安全衛生対策や総労働時間の短縮などに取り組む。誰よりも多く職場に顔を出すことをモットーとし、月末の午後8時には敷地内の工場を回って従業員にねぎらいの言葉を掛ける。「やらなくちゃいけない仕事があるのもわかるので、『風邪引くなよ』とだけね」。優しい心遣いが信頼関係の礎だ。

 ○…2年前、ペットショップで出会った犬に一目惚れ。「行く前は乗り気じゃなかったので、妻が驚いていました」。迎え入れた日が12月24日となり、家族にはクリスマスプレゼントとなった。休みの日は愛犬と過ごす癒しの時間。「顔を近づけ過ぎて、犬は嫌がってますけどね」。ネットショッピングでおすすめに出てくるのは、犬用のグッズばかりという溺愛っぷりだ。

「女性だけで話しましょう」 12月20日 ひきこもり女子会

 男女共同参画センター(すくらむ21)では12月20日(土)に開催する「ひきこもり女子会」の参加者を募集している。

 対象はひきこもり状態にある、経験したことがある、いきづらさを感じているといった女性。性自認が女性の人も参加が可能だ。参加無料。時間は午後2時から4時。

 このイベントは、男性がいる中で話がしにくいといった声を受け、女性のみで話す場をつくろうと2018年にスタート。約7年で300人を超える参加者がいる。

 主催するすくらむ21の担当者は「話すことで気持ちの整理ができて表情が柔らかくなる人も少なくない。社会に出ている人も継続的に通っているので気軽に参加してほしい」と呼び掛ける。

 予約は不要。希望者は当日1階の受付へ。問い合わせは同施設【電話】044・813・0808。先着7人まで1歳から就学前の保育あり(1人440円)。12月13日(土)まで電話かホームページで受け付け。
試合を戦い抜いたメンバーら

FC GRANSUMA 社会人リーグ3位の好成績 クラブ史上最高を更新

 川崎市高津区に拠点を置く(株)Pivon(堀田一樹代表)運営の社会人サッカークラブ「FC GRANSUMA」が、今シーズンの神奈川県社会人サッカーリーグ2部を9勝4敗1引き分けで終え、クラブ史上最高となるブロック3位の好成績を残した。

「実りある試合」

 神奈川県社会人サッカーリーグは、県内だけで150チーム以上が所属し、元Jリーガーも在籍するハイレベルな地域リーグ。今期の2部リーグでは44チームが参戦し、3つのブロックに分かれて対戦。1部リーグへの昇格を目指して、4月から11月までの8カ月を競い合った。

 グループBに所属する「FC GRANSUMA」は、11月9日に横浜で開かれた最終戦で、強豪「ONODERA FC B」と対戦。強敵相手に果敢に挑みかかり、ゴールに迫るなど相手にプレッシャーを与えた。

 守備では、渡部瑠太選手が、持ち前のリーダーシップでディフェンス全体を統率し、相手を最少失点に抑えた。試合は0対1で敗戦を喫したが、堀田代表は「勝利してもおかしくない内容だった」と、来シーズンに繋がる、実りのある試合を評価した。

競技と就労、両立

 FC GRANSUMAは堀田代表が中心となり、2018年に発足した、所属選手全員が大学生のチーム。競技に取り組む一方、堀田代表の「アスリートの道を断たれた学生のために、新たな就労・キャリアの道を作りたい」という思いから、スポンサー企業への営業や広報活動も選手自ら担当することが特徴となっている。

 来年、県2部リーグでの3シーズン目を迎える同チーム。堀田代表は、「応援していただいている方々の期待に応えるために、3度目の正直で県リーグの1部昇格を果たしたい」と決意を述べた。
任命された市民文化大使

市民文化大使を任命 成田真由美さんに名誉称号

 川崎市は12月4日、市のPR役を担う「第12期川崎市市民文化大使」を発表した。バイオリニストの石田泰尚さん、ロックバンド「sumika」が新しく任命されたほか、10組が再任された。また、同大使を10期20年にわたって務め、今年9月に亡くなった成田真由美さんに名誉文化大使の称号を授与した。

 市民文化大使は2003年に創設。文化・芸術やスポーツ分野で活躍する川崎市ゆかりの著名人らを対象に、これまで23組が任命されている。この日は市役所で委嘱状交付式が行われ、福田紀彦市長から委嘱状が手渡された。任期は2年間。再任は次の通り。伊藤多喜雄さん(民謡歌手)▽鵜澤久さん(能楽師)▽大谷康子さん(バイオリニスト)▽大矢紀さん(日本画家)▽小原孝さん(ピアニスト)▽国府弘子さん(ピアニスト)▽佐藤征一郎さん(声楽家)▽SHISHAMO(ロックバンド)▽パンチ佐藤さん(スポーツタレント)▽松本利夫さん(俳優)
齊藤新議長(左)から感謝状を受け取る渡部前議長

川崎地域連合 新議長に齊藤氏就任 定期総会で

 川崎地域連合が11月21日、かわさき保育会館(川崎区渡田新町)で35回目の定期総会を開催。

 2期4年務めた渡部堅三氏が退任し、新たに三菱ふそう労働組合の齊藤恵治氏が議長に就任した=人物風土記で紹介。任期は2年。議事では2025年度の活動や決算の報告、26年度の運営方針などが提案され、満場一致で承認された。
チラシを持ち協力を呼びかける市担当者

リチウムイオン電池 集積所で分別収集開始 市、11月から「小物金属」で

 川崎市は、市内の協力店や生活環境事業所で回収していたリチウムイオン電池やモバイルバッテリーなどの使用済み充電式電池について、「小物金属」として地域の集積場所での分別収集を11月から開始した。普通ごみに混入されたリチウムイオン電池などによる火災が全国的に発生していることなどを受けての対応。

 リチウムイオン電池などの充電式電池は、電子タバコや小型扇風機、スマートフォン、ワイヤレスイヤホン、電気シェーバーなどの電化製品に幅広く使用されている。

 市は11月から、家庭で使った充電式電池と、それらが内蔵された小型家電製品について、地域の集積所での収集を月2回の「小物金属」の日に始めた。充電式電池の端子部に透明なテープを貼り絶縁した上で、透明な袋に入れ貼り紙をして資源物集積所に出す。膨張・変形などしている場合は、ほかの電池と分けて袋に入れ貼り紙をする。

 小物金属は「30cm未満の金属製品(全部または一部が金属製のもの)、かさ・針金ハンガー」が対象。鍋などの調理器具やアイロンなどの電気器具類もここに分類される。今回は新たに対象が追加された形だ。ただし自動車用バッテリー、パソコン本体、ポータブル電源は対象外となる。

車両火災など受け

 これまで、使用済みの充電式電池は、市内の電気製品販売店などの「回収協力店」で引き取っていた。一方、膨張や変形、破損した電池などは協力店では回収対象外のため処分できなかった。

 近年、普通ごみなどに混入されて集積所へ廃棄されたリチウムイオン電池などが収集車の中で発火・発煙する事案が全国的に問題となっている。今年1月には埼玉県川口市で、一般ごみに交じっていたリチウムイオン電池の発火が原因とみられるごみ処理施設の火災が発生。復旧のため約9カ月間にわたりごみの受け入れができなくなった事例がある。川崎市でもリチウムイオン電池などが原因と推測される収集車火災が毎年のように起き、昨年度も4件発生。こうした事例を受けて市は、今年4月から地域を所管する生活環境事業所の窓口で、リチウムイオン電池などの受け入れを始めた。加えて、今回、市民の利便性の一層の向上を図り、地域の集積所での収集を開始した。

 なお、11月以降も取り外した充電式電池などは回収協力店と生活環境事業所へ持ち込めるが、協力店では膨張・変形しているものは回収しない。

 市によると今年6月時点で政令市では8市が集積所での回収を実施。横浜市は12月に開始予定。

 市は今後、市民まつりや環境イベントなどで周知していく考えだ。担当者は、「適正な分別にご協力いただければ」と呼びかけている。詳細は市減量推進課【電話】044・200・2580。
トリオ・リベルタ

いのちの電話 慈善コンサートで支援を 12月26日 エポックなかはら

 社会福祉法人川崎いのちの電話主催の「チャリティーコンサート」が12月26日(金)、エポックなかはら(中原区)で開催される。午後2時開演。

 クラシックの第一線で活躍する3人ユニット「トリオ・リベルタ」によるコンサート。石田泰尚さん(バイオリン)、中岡太志さん(ピアノ・ボーカル)、松原孝政さん(サクソフォン)が、『トリオ・リベルタと巡る世界旅行』と題して、フランスの「愛の讃歌」などを演奏する。

 チケットは郵便振込、チケットぴあで販売中。料金は自由席4000円(当日4500円)。収益は自殺予防の電話相談を担う同法人の活動等にあてられる。

 (問)同事務局【電話】044・722・7121
福田市長(右)と林総務大臣(川崎市提供)

福田市長、総務相に要請 「特別市早期法制化を」

 県から独立し、迅速、効率的な自治体運営の新たなかたち「特別市」の実現を目指す指定都市市長会を代表して福田紀彦市長は12月4日、総務省で林芳正総務大臣に対して要請活動を行った。

 福田市長は全国20の指定都市市長で構成される同会の「多様な大都市制度実現プロジェクト」を担当。これまでの議論を取りまとめた報告書を林総務大臣に手渡し、地方制度に関する重要事項を調査審議する地方制度調査会で特別市制度の法制化に向けた議論の加速などを求めた。

 福田市長は今後も「国や各政党、経済界に働きかけていきたい」とした。

口腔がんの早期発見へ 市歯科医師会が無料検診

 川崎市歯科医師会は3月1日(日)、口腔がん早期発見へ向け専門医による無料検診を行う。百合丘歯科保健センター(麻生区高石4の15の5、駐車場有)で午前9時〜。30歳以上の市民45人対象。

 希望者は、はがきに郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、生年月日(西暦)、年齢、電話番号を記入し、〒210-0006川崎区砂子2の10の10「川崎市歯科医師会 口腔がん検診担当」へ。1月9日(金)必着。記入漏れがある場合選考外となることもあり。応募者多数は選考し郵送通知。(問)川崎市歯科医師会【電話】044・819・4494
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川崎市役所

川崎市 男女平等計画案を作成 26日まで市民意見募集

 川崎市は、男女共同参画社会の実現に向けた、「第6期川崎市男女平等推進行動計画」案を作成した。

 計画は、2026年度から29年度までの4年間を計画期間としており、「男女共同参画社会基本法」などに基づく市町村計画に位置付けられている。主な目標は、「男女共同参画に係る教育・啓発の推進」「職業生活・家庭生活における男女共同参画の推進」「地域における男女共同参画の推進」「DV防止及び困難な問題を抱える女性等への支援」 の4つで、161事業を展開する。

 計画では、DV防止計画が同計画に統合されたほか、2022年制定の女性支援法に基にした計画としても位置づけられる。また、市の女性管理職の割合を、現状の25・1%(24年度)から、30%以上(30年4月1日まで)にすることや、配偶者からの暴力について相談できる窓口の認知度を33・1%(23年度)から40%以上(28年度末まで)に引き上げることも目標としている。

 市では現在、同案に対するパブリックコメント(市民意見)も12月26日(金)まで募集している。市内に在住・在勤・在学の人、またはこの案件に利害関係のある個人や団体が対象で、ウェブや郵送などで受付する。

 (問)市市民文化局人権・男女共同参画室【電話】044・200・2269
当日出演する飴治郎さん

やかん寄席 年末特別編 2025年「笑いで締めよう」 12月28日 末長の施設で

 社会人落語家が中心となって開催する落語会「やかん寄席」の年末特別編が、12月28日(日)に高津老人福祉・地域交流センター(末長3の24の4)の1階大広間・多目的室で開かれる。

 当日は、風林亭飴治郎さん、射水亭ぽんぽこさん、川之家河童さんの3人が出演。落語を披露するほか、お楽しみコーナーも用意されている。

 担当者は「さまざまな事があった2025年、笑いで締めくくりましょう」と呼びかけている。

 午後1時30分開演(30分前開場)。3時45分頃終演予定。入場無料・事前予約不要。座席は全席自由席なので、時間に合わせて直接会場へ。

 催しに関する問合せは保坂さん【携帯電話】090・1777・4718。

溝ノ口駅で展示販売会 12月18日に

 JR武蔵溝ノ口駅改札前南北自由通路で12月18日(木)、「KAWASAKI産SUNフェスティバル!」が開催される。午前11時から午後6時。

 同フェスティバル実行委員会主催。当日は、地域の事業所などが多数出展し、手作り雑貨やアクセサリー、クッキー、お菓子、自家焙煎のコーヒーなど、個性豊かな品々を販売する。また、会場には地域団体のマスコットキャラクターも来場する。

 (問)(社福)ともかわさき事務局分室【電話】044・812・2966

川崎久末郵便局員「窓口行くな」の指示に不審 詐欺阻止で警察から表彰

 高津警察署(今中隆洋署長)は11月28日、特殊詐欺の被害を未然に防いだとして、川崎久末郵便局(弓削雅一局長)局員の圡井美春さんに感謝状を贈呈した。

 同署によると、事件が発生したのは10月29日。郵便局近くに住む高齢者のもとに、息子を名乗る人物から「財布を落としてしまったため、すぐに100万円を用意してほしい」という電話がかかってきた。

 指示を信じた高齢者は現金を準備するため、川崎久末郵便局に訪問。ATMで上限額まで現金をおろしたが必要な金額に足りなかったため、窓口にいる圡井さんに「残りの金額を引き出したい」と、申し出たという。

 「『窓口には行くな、と息子に言われていたんだけど』という言葉が出た瞬間、怪しいと感じました」と振り返る圡井さん。現金の使い道などを確認するうちに詐欺だと確信したため、弓削局長に通報を依頼。駆けつけた警察が高齢者の家族に連絡を取ったところ、現金を要求した事実はないと判明した。

 今回、詐欺対応は今回が初めてだったという圡井さんは「お客様の大切な財産を守れてよかった」と安堵の表情を見せていた。弓削局長によると、同郵便局では、警察から詐欺事件の情報共有を受けており、詐欺事案が発生した際のマニュアルも用意されているとして「日ごろの備えが役立った」と語った。

被害額2億7千万に

 感謝状の贈呈式で、今中署長は圡井さんの活躍を高く評価し、「勇気を出して声がけをしていただいたおかげで、高齢者の財産を守ることができた。感謝している」と述べた。

 同署によると、区内では11月27日までに約2億7千万円の詐欺被害が発生している。今中署長は「詐欺被害防止のための広報を強化していきたい」と、今後の対策への決意を語った。

県立川崎図書館 「社史」探しています 年代物など寄贈呼び掛け

 「かながわサイエンスパーク」(高津区坂戸)西棟にある県立川崎図書館で、入手困難な本の寄贈を呼び掛けている。探しているのは主に「社史」で「寄贈頂ける本をお持ちでしたらぜひ連絡を」と話している。

貴重な「企業の歴史書」

 ものづくりの技術を支える、情報ライブラリーの役割を担う同館では、工学や産業技術、自然科学分野などの専門書をはじめ規格資料、知的財産関連資料などを重点的に収集。とりわけ、こうしたものづくりへの想いが詰まった「社史」(企業の歴史書)については常時コレクションを続けており、所蔵数(2万冊)は国内でも屈指。自由閲覧もできることから、調査研究などを目的に、県内外から日々、来館者が足を運んでいる。

 県立川崎図書館では「『社史』は発行部数・配布先が限定された非販売の出版物であることが多く、入手が難しい資料の一つ。多くの来館者に、市内外の企業のあゆみを伝えるためにも(社史の)寄贈に協力頂ければ」と話す。

社史以外の資料も対象

 また、今後新たに会社史や経済団体史、労働組合史を刊行した関係者からの寄贈も随時受け付けている。さらに「社史以外の資料等に関しても、寄贈について気軽に相談頂ければ」と呼び掛けている。これら対象分野の本を寄贈する場合は、事前に同館資料整備課(【電話】044・299・7825)への連絡し、収集方針に適合しているか否かの確認が必須。「送付方法などについても相談頂ければ」と話している。

不定期連載コーナー SELFフレンドシップ(船)へようこそ! Vol.47「神奈川県総合型スポーツクラブネットワーク」について

 第47回目は「神奈川県総合型スポーツクラブネットワーク」(以下KSN)についてご紹介いたします。

 KSNは、スポーツや文化活動を通じて、健康で文化的な地域社会を構築することを目指す総合型地域スポーツクラブの連絡・調整などを行い、総合型地域スポーツクラブが地域の核となり、地域住民のコミュニティとなるための活動を支援することを目的として、2011年5月に設立されました。

 神奈川県スポーツ協会、神奈川県立スポーツセンター、神奈川県スポーツ課、神奈川県保健体育課と連携協力し、県内のクラブがより一層地域に根ざし、地域やクラブの繁栄につながるために活動しています。

 神奈川県内には111のクラブが創設されており、現在70クラブがKSNに加盟し、各地域で活動しています。各クラブ間の相互交流、親睦を図り、毎年KSNクラブ交流会やクラブマネージャー研修会など開催しています。私たちSELFも当然ながら加盟し、クラブ間交流を図っています。

 共通する課題を持ったクラブ同士の検討会や財源確保に向けた取り組みにも惜しみなく情報開示し、神奈川県のクラブに発信していくことも重要な役割と考えています。これからも総合型地域スポーツクラブの存在が各地域で根付いていくよう、SELFも頑張ります!神奈川県全体を総合型地域スポーツクラブで盛り上げていきましょう!

不定期連載 市民健康の森だより 第211回 「炭焼き」と「忘年会」で充実した活動日

 12月4日は充実した活動日となりました。まずは今年最後の炭焼きです。炭部会の活躍によって今年4回目となります。いつも通り8時前に点火です。今回は120キロもの竹を詰め込みましたので時間が掛かると予測はしていましたが最後の窯閉めは17時10分と約9時間の作業時間です。時間は掛かりますが10時30分頃の窯炊き終了後は窯閉めまでやることが色々ある訳ではありません。

 今回、良かったのはお昼に春日台で忘年会が実施されたことです。昨年までは夜に居酒屋やカラオケ店で行っていましたが、今年は女性会員も気軽に参加できるように活動日のお昼に春日台でやりたいという声があがり、自然の流れで声を出した女性会員が幹事となって忘年会が計画されました。炭焼きの日程と重なったのは偶然ですが炭焼きグループのメンバーは炭焼きをしながら忘年会を楽しめるわけですから最適の場所と時間になりました。

竹ご飯炊飯の企画も大成功

 当日、炭焼きメンバーは忘年会への提供も考えて炭焼きの隣の窯で竹で作った容器にお米を入れて薪で炊飯です。9月の炭焼き時にも同じ要領で竹ご飯を炊き、好評だったことから再度の挑戦でした。しかし残念ながら今回は上手く炊けず少し米の芯が残った炊きあがりでした。それでも忘年会で多くの女性会員が残っていたのでベテラン主婦の技でおいしい雑炊へと再生できました。お米は無駄にならず話題提供にもなったので竹ご飯炊飯は上々の結果だったと言えるでしょう。

 忘年会は女性幹事に加えて女性会員が大活躍、テーブルには花が飾られ、料理は仕出しを取りお漬物など副食は手分けして提供、おつまみ類も揃えてくれて参加者の満足感は高かったと思います。心配だった寒さも幸い予報が外れて風がなく、問題なく過ごせました。忘年会と炭焼きの相性の良さもあり、今回の炭焼きと忘年会は共に大成功だったと考えています。
家族になった私たち

不定期連載コラム 俳優・JUN、かく語りき  第4回 「家族」を形づくる、愛と覚悟の選択

 パートナー・ヒデとの交流を経て、ありのままの自分を取り戻した私。その幸せな日常は、父の健康不安に直面したことで、大きく動き出します。

 2023年のある日、父の様子がおかしいことに気づきました。意識はあるものの、酔ったような言動を見て私は、医療介護福祉士の仕事をしているヒデに相談。駆けつけた彼は診断を経て、すぐに救急車に通報してくれました。結果はくも膜下出血でしたが、命に別状はありませんでした。

 当時の私は動揺のあまり結果を聞けずにいたのですが、一緒にいた彼が医師に向かって「私は彼のパートナーです」と毅然と語り、診断をともに聞いてくれたんです。思えば、あの時すでに私たちは、「家族」になっていたのだと思います。同時にこの時、「家族としての在り方」について真剣に考える時が来たことを示しました。

「家族」を形にする選択肢

 私たちの関係を社会に認めてもらうため、検討した方法は2つ。1つは、川崎市の制度「パートナーシップ宣誓制度」を利用すること。この方法では、行政サービスの一部などで法的な配偶者に準じた効果を得られますが、法律上の婚姻と同等の法的効力は得られないと分かりました。

 もう一つは、「養子縁組制度」で親子の間柄になり、戸籍として家族になること。この方法だと、将来同性婚が認められても法律上の「夫婦」として結婚できない弊害がありましたが、「今、家族になりたい」という思いから、養子縁組で家族になることを決めました。

 こうして家族になった私たちですが、それを祝福してくれた知人たちが式場でのブライダルを企画してくださいました。愛と責任を誓い合った私たちの決断が、このように温かい祝福で迎えられたことは、本当に感激でした。この日は、私たちにとって人生最高の思い出となりました。

表現者としての価値観

 この一大決断と祝福を経て、表現者としての私の価値観は大きく変革しました。次回は、その変化について詳しくお話しさせていただきます。どうぞご期待ください。
友達同士や家族、一人での参加も歓迎

GO!GO!!フロンターレ

クリスマスは生田で無料ヨガ!

 川崎フロンターレが運営するAnker フロンタウン生田で12月21日(日)、「クリスマス特別イベント! FROヨガ無料体験会」が開催される。

 ホットヨガスタジオLAVAのトップインストラクター・海野麻雪さんを講師に迎え、代謝アップや姿勢改善に効果的な「FROヨガアクティブ」をクリスマス特別バージョンで行う。また、普段は男性限定のプログラム「THE・漢ヨガ」も、この日は性別問わず誰でも体験できる。

 「漢ヨガ」は午前8時30分〜9時30分、「FROヨガアクティブ」は10時〜11時。対象は小学生以上で、各回先着30人。参加費無料。持ち物は動きやすい服装、タオル、飲み物など。ヨガマットの無料レンタルも実施。予約サイト「hacomono」で事前登録を行い、同サイトから申し込む。

 主催者は「Anker フロンタウン生田で、充実したアクティブなクリスマスを過ごしましょう」と呼び掛けている。詳細は同所【電話】044・328・5771。

画像はいずれも川崎フロンターレ