さがみはら南区版【1月29日(木)号】
公共歩廊と右に広がる「オーノクロス」(1月22日撮影)

【相模原市南区】相模大野 公共歩廊、きょう開通 駅からホールや公園に直通

 相模大野のコリドー街から相模女子大学グリーンホールなどに直結する歩行者専用通路(公共歩廊)がきょう1月29日午前8時頃から開通する。2019年の伊勢丹相模原店が閉店して以来の開通に地元からはコリドー街の人通りの増加に期待を寄せる。

 同通路は野村不動産株式会社が建設したプラウドタワー相模大野クロスの2階にあたる。コリドー街から相模女子大学グリーンホールや相模大野立体駐車場方面に24時間通行できるようになる。伊勢丹相模原店が建っていた時代の一部躯体が活用されている。

 通路の横には広場や保育園、スーパーや飲食店などの商業店舗を含む通称「オーノクロス」が広がる。約350インチの大型デジタルサイネージもあり、地域情報などの映像が流れる。広場は同タワーの住民以外も利用可能だ。

 同社の担当者は「駅からマンションで人の流れが止まるのではなく、オーノクロスを通じてにぎわいを作っていきたい。地域の人たちを巻き込みながら新たなコミュニティの一助になれば」と話す。

「信号なし」は便利

 同地にあった伊勢丹には店舗内通路があり、地域住民に利用されていた。2019年の閉店以来、通路は閉鎖され同ホールや相模大野中央公園へのアクセスは迂回路が確保されたが、交差点を通る必要があり、不便であった。

 同通路の開通は地元住民にも影響を与える。相模大野コリドー街で13年、飲食店を経営する斉藤誠さんは「開通は住民としても商店会としても待ち望んでいた」と語る。斉藤さんの感触ではここ1、2年は夜のコリドー街を利用する人が少なく、「ゴーストタウン」状態だったという。同様に客足も少なくなっていた。

 また、同通路はイベントや商店街の会議で頻繁に使用するロビーファイブにもつながる。信号を使わずに周れるのが非常に便利だという。「少しの遠回りでも毎日積み重ねると面倒なものだった。開通することで、コリドー街に人通りが増え、明るさを取り戻せたら」と斉藤さんは期待する。

参加者募集チラシ

相模原YEG ビジコン「マネーの子猫」 学生挑戦者を募集中

 大学生や高校生にビジネスプランを考案・発表してもらう大会「マネーの子猫」が2月18日(水)に開催される。相模原商工会議所青年部(以下、相模原YEG)の主催で、将来世代の起業意欲の向上を目的としている。2月6日(金)まで挑戦者を募集中。

 この大会は、相模原周辺の大学や高校に通う学生・生徒に予算100万円以内で実現できるビジネスプランを考案してもらうもの。2000年代前半に人気を博したリアリティ番組「マネーの虎」を模しており、相模原YEG所属の経営者らが自身の経験や知識、感覚に基づいて学生・生徒のプランを評価する。

 最も優れた提案を行ったチームには賞金10万円が贈られるため、大会の副題は「CATch The Money」。マネーの「子猫」は「CATch」から来ている。

起業意欲を促進

 大会を主催する相模原YEGは若手経済人の集まり。地域の経済発展などを目的とした事業を日々行っている。学生と交流する機会も多く、地元の若い世代に地域へ根付いてほしいという思いが以前からあった。

 相模原市内の起業数は、「令和3年経済センサス」によると2015年以降減少を続けている。15年には650事業所が市内で開設されていたが、6年後の21年の開設数はおよそ7割減の196になっていた。

 相模原YEGの担当者は大会に向けて、「『思っていることがこんなに簡単に実現するんだ』と知ってもらい、起業を身近に感じてほしい。起業する思いがある若者を全力で応援したい」と言い、積極的な応募を呼び掛ける。

 審査は2月6日(金)応募締め切りの1次審査(書面)と、2月18日(水)のプレゼンテーション審査で行われる。

 問い合わせは相模原YEG鈴木さん(電話:090・7945・6976/メール:yegsagamiharamirai@gmail.com)へ。

相模原機械金属工業団地協同組合の理事長を務める 水田 光臣さん


先達の歩み、次世代へ

 ○…県内初の高度化事業による中小企業主体の工業団地として60年以上の歴史を刻む「相模原機械金属工業団地協同組合」。昨年5月、その舵取り役に就任した。「事業を進める上で透明性と公平性を確保し、組合員が仲良く助け合える組織になれれば」と力を込める。組合が継続する共同受電、共同購買、労働福祉の事業に加え、自身が立ち上げたBCP(事業継続計画)など多岐にわたる取り組みを通じて、組合員約1000人の働く環境を支えていく。

 ○…中央区淵野辺出身。大学では土木工学科でまちづくりについて学んだ。卒業後、大手企業の技術者としてインフラ整備に携わり、約30年前、義父が創業した第五電子工業へ営業部長として入社。当初は周囲から厳しい目を向けられたが仕事で実績を上げ、信頼を築いていった。「飲み会で酔った社員から絡まれたりね」と当時を振り返る。30人ほどだった社員は100人を超えるまでに成長。売り上げも3倍になった。「会社を強くするためには、現場の声を聞くことが大切。私一人ではだめ」。その姿勢が、理事長としての土台にもなっている。

 ○…多忙な日々の癒しは旅行と野球観戦。特に阪神タイガースへの愛は深く、少年時代からファン歴は50年におよぶ。「息子と球場へ足を運ぶのが何より楽しみ」と満面の笑み。土日には妻と温泉でのんびり。家族と過ごす時間が何よりのリフレッシュだという。

 ○…「伝統ある組合だからこそ、時代に合った形へアップデートしていきたい」と説く。災害時に助け合う「相互扶助」の体制をより強固にすることが眼前の目標だ。そして「親から子、孫へと地域に開かれた団地であり続けたい」。次世代への橋渡しを自らの使命とし、全力で舵を取る。

昨年の様子(東林間神社)

区内で豆まき 2月3日、各神社で

 南区内の神社で2月3日(火)、節分祭の豆まきが行われる。神社と時間は以下の通り。

◇谷口鹿島神社(上鶴間本町3の7の11)午後3時〜と3時30分〜の2回、豆まき(福豆とお菓子)。国産の「鬼打ち豆と諸江屋の落雁」の授与品の販売もあり。

◇二宮神社(南台5の9の5)午後3時〜、4時〜、5時〜の3回、豆まき。ラーメンセットなどが当たる抽選券つき。豆まきの合間に昨日のカレーを温めてなどのステージも。

◇長嶋神社(上鶴間本町9の17の32)午後2時30分〜、3時30分〜、4時〜の3回、豆まき。景品、お菓子付き。式典は2時。

◇報徳二宮神社(相模大野6の11の25)午前11時〜、午後2時〜の2回、豆まき。景品付き。豆まき終了後に景品交換。3時までに交換終了。

◇東林間神社(東林間4の32の1)午後1時〜、30分ごとに5回、福豆まき。豪華景品付き。

◇金山神社(上鶴間本町5の30の20)午後4時〜、豆まき。一部当たりくじ付き。

 問い合わせは各神社へ。

川柳募集

 タウンニュース相模原支社では毎月月末号に掲載される「タケシの万能川柳」の川柳を募集しています。投句いただいた作品は毎日新聞「仲畑流万能川柳」などでおなじみの水野タケシさんが選句します。応募方法は上記枠内に。

相模原市の歴史文化の特性(市発表資料より)

相模原市 文化財の保存計画を策定 背景に「継承途絶えるリスク」

 相模原市は12月19日、市内の文化財を地域全体で保存・活用し、継承していくための指針となる「文化財保存活用地域計画」を策定した。

 市民提案型の「さがみはら地域遺産制度」や、歴史をストーリー化する「さがみはら歴史文化物語」の設定などを通じて、文化財の滅失・散逸を防ぎ、地域振興への活用を進める。計画期間は2026年度から36年度までの11年間。

 計画策定の背景には、少子高齢化や過疎化の影響で担い手が不足し、伝統芸能をはじめとする地域独自の歴史文化の継承が途絶えるリスクが課題となっている状況がある。

 市文化財課によると、市内の指定等文化財は25年8月末時点で179件。把握されている未指定の文化財は約11万5千件ある。

 市は今後、計画に基づき地域の特徴を生かした地域振興に資するとともに、確実に文化財の継承が図られるよう取り組みを進めていくとしている。

「地域遺産」創設へ

 計画は、より多くの人に文化財に親しんでもらえるよう、分かりやすく伝える視点を重視して作成された。新たな制度として、地域住民が大切に遺したいと思うものを認定する市民提案型の「さがみはら地域遺産制度」創設を検討。従来の教育委員会が指定する制度とは異なり、市民が自ら関わって地域遺産の保存・活用に取り組む仕組みとして期待される。

 また、市の歴史文化を「山」「台地」「水」「祈りと交流」の4つの特性に整理。これらをもとに「相模川が育む先史・古代文化の流れ」や「境目の城・津久井城と黄金伝説」など、5つの「さがみはら歴史文化物語」を設定した。関連する自然環境、景観、支える人々の活動などを含めて文化財の一体的な価値や魅力を高め、分かりやすく発信する。

 文化財が集中する「田名向原遺跡及び無量光寺周辺区域」は文化財保存活用区域に設定。県内に唯一残る本陣建物である「小原宿本陣」(緑区)は耐震化を含む改修整備を行うとともに、周辺と連携した観光施設として磨き上げを図るという。

青パトの乗車体験をする児童たち

青色と赤色の違いは? NPO団体が小学校で出張授業

 上鶴間や上鶴間本町などの防犯啓発活動を行うNPO法人さがみはら市民交番青パト隊(本間俊三代表)がこのほど、鶴園小学校2年生児童107人を対象に出張授業を行った。

 当日は同団体の会員のほか、相模原南警察署署員も参加。児童たちに青パトの活動内容や警察官の仕事内容の講話のほか、実際使用している青色防犯パトロール車やパトカーの試乗体験も行った。

 講話では本間代表が同団体について「地域の安全を守る力になりたいという人たちの集まり」と紹介。「赤色(点灯)が警察官、青色が地域のボランティアの人。我々は犯人を捕まえることはできない」とパトカーとの違いを説明した。児童から「何のためにパトロールしているのか」と質問が寄せられ、本間さんは「車で見回ることで犯罪者がこの地域からいなくなる効果もある。地域の見守りです」と答えた。

鎌田副理事長

新たな企画を発表 東林間商店街振興組合

 東林間商店街振興組合(大石方哉(まさや)理事長)の賀詞交換会が1月15日に東林間自治会館で行われ、商店会員や本村賢太郎市長を始め、地元県議や市議ら来賓者などが出席した。

 当日は飲食やビンゴ大会が行われ、会員同士の親睦を深めていた。挨拶に登壇した鎌田信行副理事長は同商店街はまた日頃の商店街への協力について参加者に感謝を述べ、新たに実施するイベントを宣伝。「商店街に新たな人の流れを呼び込むため、3月7日に東林間神社で『ひと箱古本市』を開催します。ぜひ立ち寄ってください」と呼びかけた。

 来賓で訪れた本村市長は商店街振興や自治会館改修に使える市の補助金支援を紹介。「皆さんとの対話を通じながら、今年1年も取り組んでいきたい」と祝辞を述べた。

看護の復職相談会 2月8日 参加無料

 結婚や出産、介護などを機に退職した看護職の復職支援を目的とした就職相談会が2月8日(日)、ウェルネスさがみはら(富士見6の1の1)A館5階で開催される。午前9時から午後1時まで。参加費無料。(公社)相模原市病院協会主催。

 当日はナースワークコンシェルジュ(市内病院の看護部長)が個別相談に応じる。求人票には記載されていない、現場の状況や働き方について聞くことができる。

 対象は市内医療機関への復職を検討している、相模原市か近隣在住の看護職(保健師・助産師・看護師・准看護師)または病院内での食事介助や入浴等補助に携わる看護補助者を希望する人。子ども同伴の参加も可。同協会事務局担当者は「一人でも多くの人の背中を押し、復職のきっかけになれば」と話している。

 原則事前申込制(当日申し込みの場合は正午までに会場へ)。申し込み、問い合わせは同協会事務局【電話】042・755・0531へ。

本村市長

さらなる発展誓う

 相模原市賀詞交換会が1月6日、市民会館で開催され、約600人が集まり新年のあいさつを交わした。

 主催者を代表して登壇した本村賢太郎市長は、箱根駅伝で総合優勝を果たした青山学院大学や、躍進を見せた國學院大學の健闘を称賛。そして、「72万市民、誰一人取り残さないという思いで、市民の皆さまと対話をしながら取り組みを進めたい」と述べ、子育て支援や少子化対策、JAXA(宇宙航空研究開発機構)との連携強化への意欲を語った。トークセッションでは、JAXA宇宙科学研究所の藤本正樹所長が、火星衛星探査計画「MMⅩ」や、29年に地球へ接近する小惑星「アポフィス」の観測などのプロジェクトを紹介。「未知の世界を解明していくことに希望がある。ぜひ一緒にワクワクしながら応援してほしい」と呼び掛けた。

松元支部長

相談通じ、地域貢献を 宅建相模南支部

 (公社)神奈川県宅地建物取引業協会相模南支部(松元定示支部長)の賀詞交歓会が1月19日、小田急ホテルセンチュリー相模大野で開催された。

 当日は佐藤弥斗座間市長をはじめ、相模原市職員など来賓や関係者などが出席。盛大に祝った。

 挨拶に立った松元支部長は昨年末、相模南支部、県央東支部、相模北支部が共同事務所として海老名に移転したことを報告。不動産業界のデジタル化の進展や空き家対策特別措置法活動などに触れ、「変化の一年」と総括した。

 また、支部の取り組みについて松元支部長は「地域貢献活動の推進の一環で行政との連携、空き家相談や不動産相談などを通じ、市民の皆様の住まいに関する不安を解消していく」と抱負を語った。

柏琳の作品「花吹雪縁柵」の表紙

柏琳を学ぶ 2月14日

 「仙客亭柏琳の功績を学ぶ」と題した講演が2月14日(土)、相模台公民館(相模台1の13の5)で開催される。

 仙客亭柏琳は江戸時代に磯部で生まれ、農村に暮らしながらも戯作者として活動した。昨年の大河ドラマ「べらぼう」にも登場した版元「鶴屋」から「花吹雪縁柵」や「星下梅花咲」、「紫房紋の文箱」の3作品を出版した功績とその時代背景を併せて学ぶ。講師は柏琳の子孫である荒井慶太さん。

 時間は午前10時から正午。先着40人。同館区内在住者が優先となる。持ち物は筆記用具と飲み物。申し込みは同館窓口または【電話】042・743・7871。

店の前に立つ江澤さん

地元大学生、カフェ開業 「地域にくつろぎの場所を」

 「カフェをやろう」と昨年の6月に思いついてから半年で実現させた。オーナーは上鶴間小、東林中出身の大学生、江澤亮さん(20)だ。

 きっかけは物心ついたときから母、久代さんの夢である「カフェを開きたい」という言葉。「自分がやるとは思わなかった」と振り返るようにあまり関心を示していなかった。大学2年生となった昨年、「来年から就職活動もはじまって、忙しくなってしまう。カフェをやるなら今のタイミングが一番良いかもしれない」と思いつき、オープンを決意。「ランチ後、もっと話したいとなったときにくつろげる場所が東林間には少ない。幼稚園の送迎終わりのお母さんたちにも利用してほしい」と地元での開業にこだわった。

 八王子の大学に通い、授業のない日など空いた時間を見つけては、全て準備に充てた。母の知り合いから物件を紹介してもらったり、金融機関から事業資金の融資を受けるため面接へ行ったり、店舗で使う道具を集めたりするなど忙しい日々を送った。

 学業との両立は「無理矢理やっていました」という。それでも挑戦できたのは家族の支えがあったからだった。母はメニューを考案し、高校3年生の弟は店舗の内装デザインや広報を担当するなど家族で作り上げた。

地域の居場所として

 東林間神社の近くであることから年始の初詣客をターゲットにするため、昨年末にオープンを間に合わせた。店名は「OBON COFFEE」。「お盆休みのようにのんびりとした時間を過ごしてほしい」という願いが込められている。

 狙い通り元日の夜中には100人ほどの行列ができ、三が日は多くの人たちが訪れたという。「若いのに頑張っているね」や「近くにカフェが少ないから嬉しい」といった言葉が励みになった。

 カフェスペースを活用し、こども食堂も構想中だ。「カフェの経営は甘くない。1年続いたら上出来だけど、『また来たい』と思ってもらえる場所にしたい」と意気込んだ。

レトロな店内で作業する店主2人

本出版は「棚からぼたもち」 オダサガ食堂の1年間を追って

 サウザンロードの路地裏にある飲食店「山ノ食堂」によるレシピ本『「山ノ食堂」の12か月 ごはんとおやつと瓶詰と。』(主婦と生活社)が2025年12月に出版された。1年かけて撮影された同店の季節の食材を使ったメニューのレシピやコラムが収録されている。

 同店は19年に開店。弁当や惣菜、瓶詰を販売している。経営するのは「手を動かすことが好き」なことがっきっかけで出会った2人だ。

 書籍出版の声がかかったのは24年の春。編集者が客として訪れていたことがきっかけだ。「本を出すことは想定していなかったのでまさに棚からぼたもち状態でした」と店主の一人、増川さんは回想する。

「準備は大変、撮影楽しく」

 旬の食材を使ったレシピを紹介するため、24年12月から2カ月に1回のペースで撮影が入った。店舗営業用にいつも大量に作る料理を書籍では家庭向けにアレンジ。調整しながら何度も試作するのが大変だったという。特に昨年は「家と店舗の往復しか記憶にない」ほど忙しかった。西本さんは「出版のノウハウがないままスタートしたのがかえって良かった。撮影準備は泣きそうになるほど苦労したが、撮影後に使った料理をみんなで食べるなど和気あいあいとしていた」と振り返る。

普段は2人で営業しているため、編集者やカメラマンとチームで作り上げることが楽しかったという。

 発売日の数日前に完成本を受け取った。「みんなで作ったもので、最後の襷を受け取った気持ち。自分たちの名刺代わりとしてこれからさまざまな人たちに広げていきたい」と増川さんは意気込んだ。

 書籍は112ページ。定価1760円(税込)。近隣書店や同店で購入することができる。

歓声に合わせてひとつき

「よいしょー」の掛け声響く 地元野球チームら餅つき

 相模大野北口商店会主催の「新春&新成人お祝い餅つき!」が1月12日、コリドー街で開催された。

 おしるこや梅酒などが振る舞われ、寒さの中でも大盛況。餅つきも行われ、親子連れが長蛇の列をなしていた。地元野球チームの鶴の原ヤングノーブルズに所属する園児や児童約20人も参加。「よいしょー」の元気な掛け声と共に力強く杵を下ろしていた。キャプテンの清水真央さんは「貴重な体験。杵が思ったより軽かった」と話した。

壮行会の様子(前列右から3番目が小谷さん)

区内出身 全身全霊で金メダルを目指す オリンピック壮行会

 「相模原市ミラノ・コルティナ2026オリンピック壮行会」が1月19日、相模原市役所で開催された。区内出身のカーリング女子日本代表の小谷優奈さんが出席し、本村賢太郎市長らの激励を受けた。

 会には小谷さんの父で神奈川県カーリング協会の専務理事である靖広さんや小谷さんの母校、桜台小学校時代の校長であった竹内祥子さんなどが参加した。プレゼンターとして母校、麻溝台中学校時代のバレー部の顧問である中里勝也さんや当時のチームメイトが登壇。小谷さんに花束とプレゼントを渡すと久しぶりの再会ということもあり懐かしむ様子を見せた。

 本村市長は竹内さんきっかけで小谷さんを知ったエピソードを交えながら「これからの活躍が72万人の市民にとっての希望になる。楽しんで最高のパフォーマンスにしてほしい。寒いけれど、熱く応援していきたい」と声援を送った。

 質問コーナーでは小谷さんは靖広さんの影響で競技をはじめたことについて触れ、「最初はカーリングに乗り気じゃなくて滑ることもしないくらい。ただ、父や周りの大人たちとプレーする中で徐々にハマった」と話した。バレー部時代を「本当に厳しかったけど、今では良い思い出」と懐古したり靖広さんが「やんちゃな子どもだった」と明かしたりすると、会場は笑いに包まれた。

 オリンピックを約1カ月前に控え、小谷さんは「壮行会を開いてもらうことで段々と本番が近づいてきている」とし、「個人としてもチームとしても全身全霊で楽しみ、金メダルを目指したい」と力強く意気込んだ。

ゆかりの選手奮闘

 市内ゆかりの選手として小谷さんのほか、銀河アリーナを拠点とする相模原スピードスケートクラブ出身でショートトラック男子の岩佐暖さんと光明学園相模原高等学校出身でスノーボードハーフパイプ男子の戸塚優斗さんが出場する。

 岩佐さんはビデオ出演をし、「銀河アリーナはオリンピック出場の土台になった大切な場所。競技を通じて勇気と感動を与えたい」とコメントした。

 ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックは2月6日から開幕する。カーリング女子は日本時間の12日午後5時5分からスウェーデンと対戦する。

古淵 ピックルボール開講 Dテニススクール

 インドアコートのテニス教室「Dテニススクール古淵駅前校」(古淵2の15の5の2階)が2月から、初心者でも気軽にプレーできる「ピックルボール」クラスを開講する。現在体験予約を受付中(参加費1000円)。

 ピックルボールはテニスと卓球とバドミントンを複合したスポーツ。パドルと呼ばれる小さなラケットを使用するためラリーがつながりやすく、初心者でも気軽に楽しめることから広がりをみせている。

 「初めてパドルを握る方でも掌で打つような感覚のまま打てます。初めはゆっくりラリーを楽しみ、段々とスピードに乗った展開を楽しみましょう」と担当者。

 ピックルボールクラスは1回60分。時間は【1】木曜午後0時40分〜【2】金曜午後2時20分〜。受講料などの詳細は同校【電話】042・707・0617へ。

トレーディングカード風に生き物が紹介されている

ふれあい科学館 「毒」の特別展 3月8日まで

 相模川ふれあい科学館アクアリウムさがみはら(水郷田名)で現在、特別企画展「毒展」が開催されている。他の展示ではあまり見られない少しマニアックな生き物や飼育員の「毒」体験談など、多彩な内容が遊び心満載の展示で紹介されている。3月8日(日)まで。

レア生物複数

 「毒展ファンが一定数いる。そういう人たちが『他展でも見たな』とならないよう、少しずつ『外した』生き物を集めた」と、展示を担当した西田征晃さんは話す。毒のある生き物として代表的なフグやゴンズイ、オニダルマオコゼだけでなく、「恐らく国内では3カ所でしか見られない」と言う「プレシオトリゴン・ナナ」や、「この館の職員も今回の企画展を開催するまでは知らなかった」と話す「ブルーノイシアタマガエル」など、レアな生き物も見ることができる。芽に毒がある「ジャガイモ」の展示は部屋の隅でシュールな雰囲気を放っていた。展示数は29種60点。

 毒を持った生き物たちはそれぞれ、「トレーディングカード」風に紹介されている。どくろマークの数で表現された「毒レベル」は子どもでも理解しやすい。時折ダジャレや西田さんのコメントが出てくる壁の装飾と一緒に楽しむのがお勧めだ。

 魚やクラゲの飼育の「レジェンド」たちが自身の「毒」体験談を話す動画や、無毒の生き物にそっくりな有毒生物を見極める企画「デッドオアアライブ」もある。

 西田さんは「普段怖がられるイメージの毒だけど、危険なものと意外とそうでないものを知ってもらえたらいい」と話している。

タブレットを手渡す荒川さん

「今日から使おう」 地元企業、養護施設に寄贈

 上鶴間にある株式会社まるしげ不動産が1月10日、児童養護施設、相模原南児童ホーム(新戸)に寄贈を行った。

 同社が5年ほど前から行っている取り組み。代表取締役である荒川滋良さんが子どもたちから事前に欲しいものをリサーチ。今回はタブレット6台と玩具用キッチンが贈られた。子どもたちは荒川さんからタブレットを手渡され、「今日から使える」と喜んでいた。同施設の所長の曽我幸央さんは「毎回気にかけてくれて感謝している」と話した。

 一昨年には荒川さんが同施設に寿司職人を招き、子どもたちに自ら握って食べる体験を企画するなど交流もある。今回の訪問時も「また来てくれた」と互いに慣れ親しんだ雰囲気だった。

 荒川さんは「地域貢献のひとつ。これからも色々頼って欲しい」とコメントした。

衆院選神奈川20区 前、元、新の三つ巴か

 高市早苗首相は1月23日、通常国会冒頭で衆議院を解散した。「1月27日(火)公示―2月8日(日)投開票」の日程で衆議院議員総選挙が予定されている。

 神奈川20区(相模原市南区、座間市)では、前職の大塚小百合氏(46、中道)と元職の金子洋一氏(63、維新)、新人の金澤結衣氏(35、自民)が立候補に向けて準備を進めている。

 2024年の前回衆院選で初当選を果たした大塚氏は、立憲民主党と公明党の合流による新党・中道改革連合からの出馬を表明。「福祉の専門家としての知見を活かし、暮らしの安心を基盤に、子育て・教育、医療福祉、地域経済を支え、将来に希望を持てる社会を」と話す。

 日本維新の会神奈川20区選挙区支部長を務める金子氏は前回衆院選に続き2度目の挑戦となる。参議院議員(2期)、OECDエコノミストなどの経験を生かし「『まずは減税!』をめざす。今の物価高にお困りではないか。消費税減税、給料の手取りを増やすために取り組む」と訴える。

 甘利明元幹事長の後継となる金澤氏は、自由民主党神奈川県第二十選挙区支部の支部長を務める。江崎グリコ(株)勤務の経歴を持ち「生まれ育った故郷のために全力で働く。民間企業で培ったスピード感で持続的な経済成長を実現し、老後も安心でき、子どもが希望を持てる未来を」と語る。

※1月24日起稿

青年会議所 衆院選で公開討論会 25日午後7時半 ライブ配信

 2月8日(日)に投開票される衆議院議員選挙を前に、神奈川20区の立候補予定者による公開討論会が1月25日(日)、相模原市立産業会館(相模原市中央区)で開催される。会場に観客は入れず、討論会の模様はYouTubeでライブ配信される。午後7時30分開始。

 立候補予定者の政策や考え方について、有権者が直接知り、比較・理解するための場として、政治的に中立な立場のもと実施されるもの。主催は公益社団法人相模原青年会議所、一般社団法人座間青年会議所。

 討論会の動画は相模原青年会議所のYouTubeページで閲覧でき、生配信後にアーカイブ配信も予定されている。