さがみはら緑区版【4月9日(木)号】

緑区の一部地域 屋外での火の使用を制限 林野火災警報の運用開始

 相模原市は火災予防条例の一部を改正し、林野火災警報、林野火災注意報の運用を3月25日から開始した。警報、注意報の発令時は屋外での火の使用が制限される。市消防局では周知を強化するとともに理解と協力を呼び掛けている。

 昨年2月に岩手県大船渡市で起きた大規模な林野火災。その被害は、平成以降で国内最大規模の延焼範囲となる約3370ヘクタール、家屋の全壊、半壊等が226棟に及んだ。これを受けて消防庁では、林野火災警報、注意報の運用を各市町村に促している。

 運用が始まった注意報・警報の発令対象期間は1月から5月まで。対象となるエリアは、市内でも森林が多い緑区の城山、津久井、相模湖、藤野地区。発令の基準は、注意報が以下の【1】と【2】のいずれかに該当する場合。【1】直近の3日間の合計降水量が1ミリメートル以下であって、直近の30日間の合計降水量が30ミリメートル以下の場合、【2】直近の3日間の合計降水量が1ミリメートル以下であって乾燥注意報が発表された場合。警報は、林野火災に関する注意報の発令基準を満たし、かつ強風注意報が発表された場合となる。

 発令時には屋外での火の使用が制限される。たき火、どんど焼き、火入れ、花火などが該当し、警報発令時にはこれらの行為は禁止、注意報発令時には努力義務となる。なお、警報発令時に禁止区域で火を使用した場合、消防法により罰せられる可能性がある。

 市消防局によると、相模原市内で発生した過去5年間の林野火災の発生件数は10件。いずれも小規模な火事で大規模な林野火災はここ20年以上発生していない。また、昨年の1〜5月に今回の警報、注意報の発令条件を当てはめた場合、警報は4日、注意報は42日が該当した。

 一方で緑区の橋本・大沢地区、中央区、南区は今回の制限の対象区域外となる。しかし、市内全域において「火災と紛らわしい煙」が発生する行為(たき火、バーベキュー等)を行う際には、「事前の届出が必要」と改めて注意を呼び掛ける。同局予防課の担当者は「火の取り扱いについて一つでも被害が減るように出火を防止する制度。慣れないところもあると思うが被害が起きないようにご理解とご協力をお願いします」と話す。

 注意報、警報の発令状況は、市公式ホームページや消防局の公式X(旧ツイッター)、防災メルマガなどで確認できる。

新体操着を持つ保健体育科の梅澤教諭(左)と小山十和子教諭

津久井高校 フード付き体操着導入 脱学校ジャージ 志願者増へ

 今年開校80周年を迎える県立津久井高校(三ケ木)の体操着がこの春、リニューアルされた。「脱学校ジャージ」をテーマに上着はフード付きに。ロゴや学校名の記載も一新された。今年入学した新入生から使用され、同校の新たなアイコン化を目指す。

 新デザインの上着は青色でフード付き。パンツは黒色で太ももあたりに校名がローマ字で印字されている。県立高校でパーカータイプの体操着が使用されるのは全国的に見ても稀だという。

 今回のリニューアルは現在使用している体操着の材料費の高騰を機に、モデルチェンジを検討する中で導入に踏み切った。「脱学校ジャージ」をテーマに配色やデザインは20代の体育科教諭3人が主導した。

 同校指定の体操着等の販売を行い、今回パーカータイプのデザインを提案した株式会社田名スポーツ(中央区田名)の篠崎茂雄代表取締役は「かなりチャレンジな決断。生徒に気に入ってもらえればうれしい」と話した。

逆転の発想で

 新たなデザインの体操着で生徒指導の成果と受験者数の増加に活路を見出そうとしている。

 同校では、制服の着こなしや校則で禁止されているパーカーの着用が見られるなど、身だしなみの生徒指導において十分な成果を上げられないことが一つの課題となっていた。新体操着を検討する中で、「学校指定のパーカー」を作成し生徒に着用してもらうことが一つの解決策になると判断した。

 全体の指揮を執った保健体育科の梅澤浩太教諭は「80周年という節目、学校改革の目玉として固定概念にとらわれずに作った。生徒に愛用してもらいたい」と思いを話す。

 また、同校への志願者数は減少傾向にあり、過去3年連続で「定員割れ」を起こしている。そのような中、「フード付き体操着」を志願者増につなげたい狙いもある。「登下校時の着用も許可する予定。中学生がこの青いジャージを見てかっこいいなと思ってもらい、津久井高校を受験してみようかなと思ってもらえたら」と梅澤教諭は話す。

 今年度入学の80期から採用されるが、今後在校生の着用も検討されている。

第16代相模原北警察署長に3月19日付で就任した 高橋 喜巳雄さん 相模原市在住 58歳


県民のために粉骨砕身

 ○…「警察の誇りを持って誰からも頼りにされるように、県民目線で職務を遂行していく」と真っすぐな視線で語る。警察人生で相模原市の勤務は初めて。「とても新鮮な気持ち。署員が明るく、地域の人も気さくに声を掛けてくれて働きやすい」と話す。就任から『相模原市史』に目を通しており、「自分が働く地域の歴史に興味が湧くよ」と笑顔を見せる。

 ○…宮城県登米市の出身。子どもの頃から見ていた『太陽にほえろ!』『西部警察』などのTVドラマの影響で「悪い奴を捕まえたい」と警察官を目指すように。しかし、高校卒業後に宮城県警の採用試験で不合格。職業能力開発大学校を経て横浜市の水産会社に就職した。ただ、警察官への思いは捨て切れず、23歳で神奈川県警の試験に挑戦。悲願だった警察官として歩み始めた。

 ○…これまで横浜市、川崎市の署や県警本部を中心に勤務。刑事畑を長く歩んできた。「企業恐喝の被疑者を大阪まで追って、50人の反社会的勢力の構成員に囲まれた」「完全否認の被疑者から10日掛けて自供を引き出した」など経験談は数知れず。「やりがいは結果を出すこと。県民のために結果を出し説明責任を果たす。事件が発生したら検挙して発生を抑制する。それに尽きる」と力を込める。

 ○…趣味はキャンプ。「今はできないので老後に向けてキャンプグッズを集めてますよ」とにっこり。料理が好きで得意料理はパスタなどのイタリアン。単身赴任中の今は自宅からマイ中華鍋を持ち込むなど本格派で、魚をさばくのもお手のもの。「でも好きな食べ物はラーメン」とおどけてみせる。座右の銘は「粉骨砕身」。「常に全力を尽くす気持ちがないとダメ。県民のために力の限り一生懸命働きたい」

「くちばしポーズ」で記念撮影するガミティ(左)と池田代表取締役

SC相模原の広報社員・ガミティが池田鉄工㈱を訪問 イベント協賛に「感謝」

 サッカーJ3・SC相模原が4月25日(土)に相模原ギオンスタジアム(下溝)でリーグ戦に合わせて開催するイベント「ガミティフェス」へ向けて、クラブの広報社員・ガミティがスポンサー企業を訪問している。4月3日には池田鉄工株式会社・相模原工場(池田和隆代表取締役/大野台)を訪れ、日頃の応援とイベントへの協賛に対する感謝を伝えた。

 社員たちの拍手と歓声で迎えられたガミティは、当日会場で配布される限定Tシャツの完成を報告。池田代表取締役は「百年構想リーグベスト3を目指してがんばってください」とエールを送った。和やかな雰囲気の中で記念撮影を行った後、ガミティは同社の工場を見学。社員から説明を受け、学びを深めたようすだった。

童謡・唱歌を歌おう 4月18日 杜のホールはしもと

 心に響く童謡や唱歌を歌い継ぐイベント「みんなで歌おうイン相模原」が4月18日(土)、杜のホールはしもと(JR橋本駅北口)8階多目的室で開催される。午後1時45分開場、2時開始。主催は、童謡唱歌を歌う会レモン。

 指導は大沢洋子さん(玉川大学芸術学科ピアノ専攻卒)、伴奏は大貫眞里さん(武蔵野音楽大学ピアノ科卒)。会費は千円(会場費/当日払い)。「必要な方はマスクをお持ちください」と話している。

 申し込み・問い合わせは同会【携帯電話】090・9396・7295。

裏門と正門に分かれた選手たち。普段裏門を使う児童が選手に会いに正門まで来る様子も

ノジマステラ神奈川相模原「ももちゃんランド2026」プロジェクトvol2 間近で交流時には熱戦も⁉

 このコーナーはWEリーグ(女子サッカー)ノジマステラ神奈川相模原が5月2日に行われるホーム(相模原ギオンスタジアム)最終戦を満員(1万人)にするためのプロジェクト「ももちゃんランド2026」に向けた選手たちの奮闘を連載で紹介します。

 学校や企業に訪問する「社会とつながり隊」は「交流から一人でも多くの方を来場へ」がテーマ。活動第1回目は大野小学校であいさつ運動に参加した。

 下校時間、校門前で「さようなら!」「またね」とハイタッチする選手たち。低学年を見送った後は当時6年生の児童とドッジボールで対戦も行った。男子児童の剛速球に負けじと応戦。ボールを当てて、当てられ、大熱戦を繰り広げた。ベテランチームのリーダー平田ひかり選手は「普通に童心に戻ってました。間近でお互いに楽しむことで距離が近くなれる」と笑顔で語り「一人でも試合に見に来てもらえたら」と期待した。

まるで「リバークルーズ」に出発するような雰囲気が味わえる入口

アフリカクルーズに出発 ふれあい科学館 特別展

 相模川ふれあい科学館アクアリウムさがみはら(中央区水郷田名)で現在、特別企画展「アフリカリバークルーズ〜アフリカの三大河川をめぐる〜」が開催されている。アフリカの河川で暮らす多様な生き物を船から観察する気分が味わえる。6月7日(日)まで。

 同展の担当者によるとアフリカの河川は乾季や濁りの存在などを特徴としており、そこで暮らす生き物たちにはさまざまな興味深い性質がある。ハイギョの仲間「プロトプテルス・エチオピクス」は原始的な肺で空気呼吸することができ、水が干上がる時期は土中に繭を作り休眠状態になるという。エレファントノーズフィッシュは実は「ノーズ(鼻)」ではなく下顎が伸びている魚。長い下顎で餌を探ったり、弱い電気を出して障害物を感知したりすることで濁った環境に適応していると考えられる。

 生き物の展示の他、「なぜか死んだ状態で見つかる魚」の「ミステリー」の紹介や、クルーズ船に乗っているような写真が撮れる撮影コーナーなどもある。担当者は「ワクワクして、冒険を楽しんでほしい」と話している。

 問い合わせは同館【電話】042・762・2110。

「まさか選ばれるとは思っていなかった」と、盾を手に喜びの表情を見せる田中社長

株式会社永田屋 「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」で審査委員会特別賞に

 今年で創業113年を迎えた株式会社永田屋(本社:橋本/田中大輔代表取締役)がこのほど、一般社団法人人を大切にする経営学会が主催する「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」の審査委員会特別賞に選出され、3月16日に日本教育会館(東京都千代田区)で開かれた表彰式で賞状と盾が授与された。

障害者雇用や社会貢献

 企業が本当に大切にすべき、【1】従業員とその家族、【2】外注先・仕入れ先、【3】顧客、【4】地域社会、【5】株主の5人をはじめ、人を大切にし人の幸せを実現する行動を継続して実践している会社の中から、その取組が特に優良な企業を表彰する同賞。過去5年にわたり、リストラをしていない、労働災害を発生させていない、法定以上の障害者雇用を行っている、社会貢献活動に積極的に取り組んでいるなど、審査基準が高いことでも知られる。2010年に初めて実施され、16回目となる今回は77件の応募があり、その中から19団体が表彰された。

「人」を大切にする経営

 同社は「お客様良し、社員良し、地域良し」の三方良しの企業理念を掲げ、地域と会社の発展のため、「人」を大切にする経営を貫いている。24時間365日対応の葬儀会社でありながら、働きがいのある会社として評価される同社は、専門機関・GPTWジャパンによる「働きがいのある会社」ランキング(中規模部門)で4年連続のベストカンパニーに選ばれたほか、ホワイト企業アワード最優秀賞、グーグル口コミ件数(県内葬儀社)第1位など数々の賞を受賞。最近は企業や団体から、「働きがい」や「人財」をテーマにした講演依頼も増えている。

 田中社長は今回の受賞に際し「われわれがやってきた取組みが間違っていないと確認できた。今後も人を大切にする経営を続け、当社の取組みを地域社会に広げていかなければならない。それが、この賞に選ばれた企業の使命だと思う」と力を込めた。

自由に見学ができるギャラリースペース。展示は3カ月程度で入れ替わる予定になっている

KSV 開設から3カ月「関心高い」 橋本駅前 宇宙関連企業の交流拠点

 橋本駅北口のミウィ橋本2階に昨年末オープンした宇宙関連企業交流拠点「KANAGAWA Space Village/神奈川スペースビレッジ」(KSV)。開設から3カ月が経過し、少しずつ認知度が高まっている。

 KSVは昨年12月23日に神奈川県が開設。運営は株式会社さがみはら産業創造センターが担う。主に企業の宇宙分野への参入促進、県民への興味・関心の醸成に向けた取り組みを行っている。

 施設内は約200平方メートルで、誰でも自由に展示物を観覧できるギャラリースペース、利用登録者が使用できるコワーキングスペース、ミーティングスペースなどがある。交流拠点として、宇宙関連企業や大学、行政、金融機関、自治体などさまざまな人が集まり、連携・交流を重ねることで宇宙関連産業への参入や共創を促す。

セミナーが好評

 今年2月からは事業者向け、一般向けの各セミナーを開催。宇宙ビジネス参入や経験者の声をテーマにしたもの、一般向けには宇宙を感じる音楽コンサートなどを実施した。

 施設を運営する同センターの事業創造部地域産業創出担当部長の上野泰和さんは、「宇宙ビジネスに関連するセミナーは定員を超える申し込みがあり、関心の高さが伺える」と手応えを口にする。「今後も引き続き月2回ほどのペースで開催できたら」と続ける。

 一方で伸び悩んでいるのが利用登録者数。現在の登録者数は約200人程度。「コワーキングスペースのイメージが先行しているのかもしれない。宇宙についての交流ができるという認識が広まれば。コミュニケーションを通してイノベーション(革新)が生まれる。そのためにも多くの人に登録、利用してほしい」と話す。

 施設の営業は月〜金曜の午前9時から午後8時まで。土日祝日は休業。一般のギャラリースペースへの入場は無料。現在、宇宙関連企業や大学・研究機関などの利用者登録も受付中。

 問い合わせはメール(ksv-contact@sic-sagamihara.jp)。

施設を紹介する施設管理者の阪口清志郎さん

1年半かけ新しく ニュースポ広場(中央区小山)

 小山公園ニュースポーツ広場(中央区小山)が3月30日(月)、リニューアルオープンした。

 改修工事はおよそ1年半かけて行われた。スケートボードエリアは「セクションが新しく、路面は滑らか」に。バスケエリアは観客席が設置されコートも一新した。なお、同施設は4月1日から、愛称「相模原ギオンアーバンスポーツパーク」となった。

 入場料1回280円。市内在住・在学の小中学生は無料。(問)同施設【電話】042・700・0801。

逆打ち作業を体験する生徒たち

相原高生プロの技学ぶ 土地家屋調査士会が出前授業

 土地家屋調査士の認知度向上やキャリア教育を目的に、県立相原高校(橋本台)で3月18日、神奈川県土地家屋調査士会相模原支部(梅津賢一支部長)による出前授業が行われた。同支部が2014年から継続して実施しているもので、この日は同校環境緑地科の2年生39人が参加。調査士の仕事内容や働き方について理解を深めた。

 実習の目玉は、測量機器を用いて距離や角度を測り、指定場所に境界標を設置する「逆打ち作業」。支部会員18人がグループごとに指導に当たり、生徒たちはミリ単位の調整に苦戦しながらも楽しそうに取り組んでいた。生徒の一人は「向かい合って作業するペアとの意思疎通が難しかった。測量の授業で少し知識があったので、説明は理解しやすかった」と笑顔を見せた。

 作業の合間には生徒から活発に質問が飛び、会員らは仕事のやりがいや魅力をありのままに伝えていた。

「将来考える機会に」

 梅津支部長は「将来どんな仕事でどんな生き方をしたいのか考えるきっかけになれば」と振り返り、「会員にとっても自分たちの仕事を見つめ直す機会になる。測量の授業の有無にかかわらず、他の学校でも要望があれば実施したい」と意欲を示した。

<PR>
【LINE読者限定プレゼント】
【LINE読者限定プレゼント】
毎月15名様に抽選で『Amazonギフト券1,000円分』をプレゼント!ギフト券以外のプレゼントもあるかも!是非チェックしてみてください。 (続きを読む)
謝辞を述べる古橋前住職(左)と中川新住職

「不撓不屈」の法燈継承 若柳の佛光寺で退入寺式

 若柳の妙榮山佛光寺で3月31日、開山院首・古橋功順師から第二世・中川修隆師へと法燈を託す「法燈継承式」が執り行われ、多くの僧侶や地域住民らが参列した。

 式典では、まず辞令伝達が行われ、中川新住職に認証書が手渡された。その後、読経など一連の儀式を終えた後、あいさつに立った古橋前住職は「何もない状態から佛光寺を建立し、今日までくるのは並大抵の苦労ではなかった」と振り返った。そして中川新住職に「境内の桜のように鮮やかに咲き誇り、この寺を照らしてほしい」と、はなむけの言葉を送った。

 中川新住職は「前住職が大切にされてきた『不撓不屈』の精神を基とする日蓮宗の僧侶として、より一層精進してまいります」と決意を述べ、「嫌なことがあったらそれを捨てに、良いことがあったらそれを増やしに、いつでもお寺に足を運んでください。皆さんと共に、笑顔があふれる温かいお寺をつくっていきたい」と語った。

坂井丞選手による淵野辺東小学校での授業=ユメイク.提供=

4月30日まで 現役アスリートが相模原の小学生に届ける「夢の授業」に力を 認定NPO法人ユメイク.がクラウドファンディング実施中

 相模原ゆかりのアスリートが小学校の教壇に立ち、自らの挫折と挑戦を語る出前授業を届けている認定NPO法人「ユメイク.」(相模原市)が、活動資金を募るクラウドファンディングを4月30日(木)まで実施している。目標金額は200万円。達成すれば、市内の小学5年生20クラスへの授業実施が可能になる。

成功談ではなく苦労を語る

 授業は正規の2コマを使い、前半はアイスブレイクとして体を動かす内容、後半にアスリートによる体験談という構成で行われる。成功談ではなく、苦しい時期をどう乗り越えたかを語ることで、子どもたちが自分事として受け取れるよう工夫されている。授業後には「夢シート」に自分の夢や好きなことをつづり、後日「夢先生」から返事が届く仕組みも特徴的だ。

 これまでに、相模原市をホームタウンとするプロアメリカンフットボールチーム・ノジマ相模原ライズやラグビーチーム・三菱重工相模原ダイナボアーズの選手ら21人のアスリートが夢先生として参加。昨年度は新たに、2025年の世界水泳「飛び込み混合団体」で日本初の銅メダルを獲得したオリンピアン、坂井丞選手も加わった。

選手自身の励みにも

 夢先生を務めたアスリートにとっても、この時間は特別なものになっているようで、同法人の代表理事、飯島沙織さんによると、「現役のうちに自分の頑張りを振り返る機会がなかなかなかった」「子どもたちの前で目標を宣言するから気合が入る」という声が寄せられているという。

 また、お祭りや試合会場で授業を受けた子どもたちから声をかけてもらえた、という報告もあり、それが選手自身の励みになるという嬉しい相乗効果も生まれている。「現役選手だからこそ、今一緒に頑張ろうと子どもたちに伝えられる。試合に応援に来てくれる子が増えるという変化もあります」と飯島代表は話す。

行動が変わった子どもたち

 子どもたちの側にも確かな変化が表れている。「授業前は夢がないと言っていた子がシートにしっかり書いていた」「なかなか前に出られなかった子が学年代表スピーチに立候補し、理由を聞いたら『チャレンジが大事だと教わったから』と話していた」といった報告が、先生たちから飯島さんに伝えられているという。

4月30日まで支援募集中

 1クラスあたりの費用は運営費・教材費・夢先生への謝礼を含めて約10万円。将来的には市内の5年生が毎年受けられる授業を目指しているが、まずは活動を知り応援してくれる人の輪を広げたいと、今回のクラウドファンディングに踏み切った。寄附は認定NPO法人への支援のため控除の対象となる。支援はSyncable(シンカブル)のプロジェクトページ(下記にリンクあり)から受け付けている。

楽しく学ぶレスリング 生徒募集中 橋本駅が最寄りの秋本道場

 プロシューターの秋本じんさんが橋本に設立した総合格闘技(MMA、柔術、キックボクシング、レスリング)の秋本道場Jungle Junction。「楽しむ」ことを第一に、運動不足の初心者やキッズ、エキスパートまで多様なニーズに応えられるような指導、環境づくりを心がけている。

 人気のキッズレスリングクラスはマット運動、体力トレーニングなどさまざまなトレーニングを取り入れる。最も運動神経が発達する成長期までにバランス感覚、基礎体力、柔軟性を身に付けることを目指す。レスリングを通じて心身を鍛え、相手を尊敬する心、練習仲間を思いやるチームワークが学べる。現在、見学&無料体験を受付中。新規入会者には入会金無料と「秋本道場Tシャツ」プレゼントの特典あり。子どもの習い事や大人の運動不足解消にぜひ。

 お手軽にワンコインで参加できる「超初心者レディースキックボクシングクラス」も好評。

おなじみの「くちばしポーズ」で記念撮影するガミティと社員ら

SC相模原 ガミティが協賛のお礼回り 地元企業「当日は勝利を」

 地元サッカーチームのSC相模原は4月25日(土)に相模原ギオンスタジアムで開催する一大イベント「ガミティフェス」に向けてPRを強化している。4月2日にはチームのマスコットキャラクター・ガミティがイベントに協賛する株式会社エス・エス(澁谷剛代表取締役社長/二本松)を訪れ、協賛への感謝とイベントの成功を約束した。

 同社を訪れたガミティは、イベントシャツの完成を報告。その後は、シャツを着て記念撮影を楽しむなど、和やかな雰囲気の中で社員と触れ合った。

 「地域の活性化と地域貢献のため」という思いで2年前からチームのスポンサーになっている同社。澁谷社長は「SC相模原にはJ2を目指して頑張ってほしい。そして、ガミティはかわいらしいのでみんなから愛されるキャラになってもらいたい」と話す。イベント当日に対戦する湘南ベルマーレ戦に向けては「同じ神奈川県のチーム同士の戦いになるが、ぜひSC相模原に勝ってほしい」と、当日はスタジアムでエールを送ることも誓った。

 なお、同社はイベント当日、会場でシェイクダンススタジオと協力してチャリティーTシャツを販売する予定。売り上げの一部を寄付するという。

橋本珈琲と甘味セット

コーヒーで広がる交流の場 東橋本の「めぐり亭」

 金曜の昼過ぎ、東橋本の焼き鳥店「鳥久」(東橋本2の13の1)の前を通ると、まねき猫の絵に「めぐり亭」と書かれたポスターが目に入る。

 この「めぐり亭」は、橋本のフリーマガジン『めぐり報』が運営するカフェ。地元の珈琲豆店「マイスター」とコラボして開発した「橋本珈琲」を使って地域の絆を深められないかと考える中で、鳥久の店主から「それなら営業前の昼の時間を使ってみないか」と声を掛けてもらい、昨年1月にオープンした。

 カフェは大正時代がコンセプト。運営する高城昌孝さんは「大正は西洋文化の影響を受け国内のコミュニケーションが活発だったイメージ」と説明。「コーヒーや料理を楽しみながら皆さんがコミュニケーションを深め合う。そういう場として使ってほしい」と話す。

 人気メニューは「橋本珈琲と甘味セット」(税込990円)。酒まんじゅうや週替わりの甘味が味わえる。しっかり食事を楽しみたい人にはワンプレートランチ「宮上鈴なり膳」(税込1320円)が好評という。

 営業は毎週金曜と第1、第3土曜の午前11時〜午後3時。問い合わせはめぐり報【携帯電話】070・4109・2811。

今後の活動の抱負を話す山口団長

相模原市消防団 次世代のために、今動く 第4代団長に山口光幸氏

 相模原市消防団の4代目の団長に山口光幸氏が就任し、4月1日に消防指令センター(中央区)で就任式が行われた。

 山口氏は1995年に相模湖町消防団に入団。これまでに相模湖方面隊の方面隊長などを務めた。消防団の幹部や消防職員を前に抱負を述べた山口氏は「相模原市消防団は人員不足、団員の処遇、コンプライアンスなどいろいろな課題を抱えている。今、手を打たなければならないという危機感を持っている」と思いを吐露。そして、「本年度は消防団ビジョンを策定する年にしたい。どういう消防団になるべきかがはっきりすれば、道に迷うことなく消防団活動を進められる。消防団を次世代にうまくつなぐために今が大事。まさに今無くして将来はない。皆さまの英知と勇気を結集して情熱を持って消防団活動を進めていきましょう。よろしくお願いします」と呼び掛けた。

 就任式の前には、各方面隊の正副隊長の人事発令式も行われ、山口団長からそれぞれに辞令が交付された。

 今年度の消防団の役員は以下の通り。○は新任。敬称略。

【団本部】

団長/〇山口光幸

【中央方面隊】

方面隊長/細谷孝司、副方面隊長/八木秀人、安藤貴光

【南方面隊】

方面隊長/〇根岸陽次、副方面隊長/義澤彰、〇三枝浩

【北方面隊】

方面隊長/〇木上勝弘、副方面隊長/細野和彦、〇伊藤和雄

【津久井方面隊】

方面隊長/〇菊地原誠、副方面隊長/矢部浩司、〇太田修二

【相模湖方面隊】

方面隊長/〇塚本勇、副方面隊長/橋本和明、〇所谷茂

【藤野方面隊】

方面隊長/〇高崎直、副方面隊長/〇名久井孝昭、〇杉本岳人

安藤代表取締役専務(右)と細川教育長

「宇宙に関心もって」 SIC(株式会社さがみはら産業創造センター)が橋本図書館に本を寄贈

 (株)さがみはら産業創造センター(SIC/西橋本)は3月25日、橋本図書館にビジネス関連図書136冊を寄贈した。

 同センターは、ビジネス支援強化のため、昨年度から橋本図書館へビジネス関連図書の寄贈を実施している。今回は、昨年12月に県の宇宙関連企業交流拠点「KANAGAWA Space Village」が橋本に開設されたこともあり、宇宙関連の絵本や図鑑なども入れられた。

 同センターの安藤重夫代表取締役専務は「若い人たちに宇宙に関心を持ってもらうきっかけになれば。そして相模原の宇宙産業を支える人材が育てばうれしい」と語った。寄贈を受け、細川恵教育長は感謝の言葉とともに「今後も人とまちの未来を育む図書館づくりに取り組んでいく」と述べた。

両市の広報紙も表紙を連動させて中谷選手、井上尚弥選手を応援

ボクシング 中谷潤人選手応援企画 相模原・座間が合同イベント「市境チャレンジフェス」 4月26日、旧もえぎ台小学校体育館で

 ボクシングの世界3階級制覇王者で相模原市ホームタウンアスリートの中谷潤人選手が、5月2日(土)に東京ドームで行われるダブル世界タイトルマッチに出場する。対戦相手は座間市出身の井上尚弥選手で、同日、尚弥選手の実弟・拓真選手のタイトルマッチも行われる。

 これらの試合を盛り上げるため、相模原市と座間市は4月26日(日)、旧もえぎ台小学校体育館(相模原市南区新磯野)で合同イベント「市境チャレンジフェス」を開催する。

 参加には申し込みが必要で定員100人(先着順)。 申し込みは4月23日(木)まで専用フォーム(下記にリンクあり)で受付。

両市の市民が5種目で対決

 イベントでは両市の市民がチームに分かれ、複数の競技で対決するボクシングの1ラウンドにちなんだ「全力!万歩計3分間チャレンジ」、インターバルの60秒をストップウォッチで計る「1分ぴったりチャレンジ」、市の自慢を早く言えるかを競う「市の自慢リレー」、「大縄跳び対決」、「市境玉入れ対決」の5種目がある。

 デモンストレーション競技として、両市の消防士による対決、マスコットキャラクター「さがみん」と「ざまりん」の対決、本村賢太郎相模原市長と佐藤弥斗座間市長による対決、さらに「市境ボッチャ対決」も実施される。

 イベント最後には参加者全員による大じゃんけん大会が行われ、選手関連グッズなどのプレゼントが用意されている。なお、中谷選手・井上選手両名の出演はない。

 午後2時〜4時。参加費無料。対象は相模原市・座間市に在住・在勤・在学の人。

 問合せは相模原市シティプロモーション戦略課【電話】042-707-7045。