海老名・座間・綾瀬版【4月10日(金)号】
花文字を囲む「すみれグループ」のメンバー

綾瀬市小園すみれグループ 県道40号沿いに「LAST」の花文字 27年間の緑化活動に幕

 県道40号線沿いの海老名と綾瀬の市境にある花壇で、約400株の花々が見ごろを迎えている。例年、開花時には地名である「コゾノ」の花文字が浮かび上がっていたが、今回の文字は「LAST」。地域住民により、27年間続けられてきた活動が終わりを迎えようとしている。

 この花壇が整備されたのは1998年。当時、同地の側道は砂利道がで、ポイ捨てや不法投棄、路上駐輪などが深刻だったという。小園に住む矢部とよ子さん(82)と小迫初子さん(77)が「花を植えれば汚されないのでは」と、道路を管理する厚木土木事務所東部センターに直談判。自主的に管理することを条件に花壇が設置された。

 当初は二人三脚で手入れに励んでいたが、ボランティアの輪は地元住民に広がり、現在では8人で活動している。メンバーからの提案で、10年ほど前から、花文字にも取り組むようになった。

 パンジーなどのスミレ科の花を植えていたことから「すみれグループ」と名乗るようになり、2012年に県土木事務所のボランティア登録制度「道守サポーターズ」に認定。21年には長年の緑化推進活動が評価され、県から表彰を受けた。

高齢化で終止符

 春と秋の開花に向け、苗を植え付けるのは5月と11月。以降、暇を見つけては草取りを行い、手塩にかけて育ててきた。週に2回の水やりの際には、大型のバケツに水を注ぎ、手押し車に乗せて、坂道を4往復して運んでいた。

 メンバーが高齢化する中で、こうした力仕事を続けることが難しくなり、昨年度の植栽で活動をやめることを決めた。昨今の水不足や近年の夏の猛暑も要因だという。

 矢部さんは「花を通じて人の輪を作れてよかった。やめるのは寂しいが、できることはやり切った」と話し、小迫さんは「『花を見るのが楽しみ』という言葉のおかげで頑張ってこれた。次の担い手が現れることを期待したい」と述べた。

 花壇があるのは、望地交差点の近く。花が見られるのは5月上旬まで。

商品化した大福

海老名市の門沢橋小 育てたもち米でおにぎり型大福を開発 和菓子店の山口屋とコラボ 4月13日発売

 海老名市立門沢橋小学校(境景子校長)の児童が、地元の和菓子店と協力し、おにぎり型の大福「門福」を開発した。児童が育て収穫したもち米を材料に、長年稲作体験を支えてくれる地域住民への恩返しの一環で取り組んだ。4月13日(月)から期間限定で販売する。

 門沢橋小では毎年、全校児童が近隣の田んぼで田植えや収穫などを体験しており、この取り組みは49年続く同校の伝統となっている。

 収穫したもち米「門小米」の一部は藤沢市内の子ども食堂へ寄付されているほか、穂を使って約300個の正月飾りを作り、一人暮らしの高齢者に配るなど地域交流にも役立てられてきた。

 昨年度の5年生は総合学習の一環で米を使った商品化に取り組んだ。「稲作をサポートしてくれる地域の関係者に恩返ししたい」「もっと多くの人に門小米を食べてほしい」と考え、出たアイデアの一つが同校の公式キャラクター「門米くん」をモチーフにした、おにぎり型和菓子だった。試作したのは市内の老舗和菓子店「山口屋」(中新田・山口浩司社長)。白米の部分は門小米を加工した生地であんを包み表現。課題だった「海苔」は試行錯誤の末、黒ゴマペーストを使った「ういろう」を採用した。

 2月27日には地域の関係者らを招いた試食会も開いた。商品名は「食べると福が来る」コンセプトで「門福」に決まり、販促ポスターも手作りした。感謝を包んだ大福は4月13日から約1週間、同店で1個300円程度で販売される。

(問)山口屋【電話】046・231・0471

綾瀬市身体障害者福祉協会の会長に就任した 金子 寿さん 綾瀬市寺尾本町在住 65歳


不屈の心で紡ぐ共生社会

 ○…「会員の思いに寄り添い、会の活動をさらに活性化させたい」。4月1日付けで、綾瀬市身体障害者福祉協会の新会長に就任した。20年の長きにわたり会を支えてきた前会長のバトンを受け継ぎ、「誰もが自分らしく、生き生きと暮らせる綾瀬」を目指して新たな一歩を踏み出した。

 ○…綾瀬市出身。地元の小中学校を卒業後、日大藤沢高校へ進学した。人生が大きく変わったのは高校2年生の時だった。体操部に所属し、全国大会を目指して部活動に励んでいた放課後、鉄棒の練習中に転落して頸髄を損傷。首から下が動かなくなる重傷を負った。「リハビリすれば治る」と信じていたが、現実を知った時は生きる希望を失いかけたという。しかし、同じ境遇の仲間や家族の励ましが、閉ざしかけていた心を溶かした。「自分も地域で生きていける」。退院後、地域の役員の誘いで会に入会したことが、現在の活動の原点となった。

 ○…趣味はリハビリを兼ねて始めた「詩画」。口に筆をくわえ、四季折々の花々を描き、その時の思いを詩に添える。市内で個展を開くほどの腕前だ。「会などの活動だけでなく、趣味の幅を広げたかった」と微笑む。ヘルパーとして出会い、長年支えてくれている妻との外出も大きな楽しみ。「最近は一緒に、イチゴ狩りに出かけましたね」

 ○…直近の大きな目標は、12月に綾瀬市で開催される「神奈川県身体障害者福祉大会」の成功だ。「バリアフリーはハード面だけでなく、心も大切」。県内各地から多くの仲間が集うこの大会を「障害への理解を深める絶好の機会」と捉えている。「誰もが障害の有無を気にせず、当たり前に手を取り合える街へ」。その思いを胸に日々、活動に励む。

綾瀬市の電子クーポン 5万人が取得

 国の物価高対応重点支援地方創生臨時交付金を活用した電子クーポンの取得者が、対象となる市民8万人の半数を超え、4月7日時点で約5万人となった。

 綾瀬市の公式LINEアカウントを通じて、市民1人につき6千円の商品券を配布中。LINE経由で受け取れば500円が加算される。

 未取得者には5月中旬頃から紙の商品券を直接送付する予定。クーポンは8月31日まで使える。(問)市政策経営担当【電話】0467・70・5635

知ってほしい 3月8日の国際女性デー 国際ソロプチミストあやせが啓発活動

 国際ソロプチミストあやせ(川邊渓子会長)が3月15日、オーエンス文化会館でチラシを配るなどして国際女性デー(8日)を啓発した。綾北マーキュリーウィンズ定期演奏会に合わせたもの。同楽団は5月6日の同会館でのチャリティーコンサートにも出演。収益は女性の地位向上などに役立てられる予定。

橘川市長(左)と古郡会長

綾瀬市 「雨でも目立つように」大和綾瀬交通安全協会が1年生へ、641本の傘

 大和綾瀬交通安全協会(古郡保正会長)が4月2日、綾瀬市役所を訪れ黄色い傘を橘川佳彦市長に手渡した。

 10年以上前から同会が続ける活動で、641本を寄贈。7日に市内10小学校の1年生に配られた。古郡会長は「これから春の交通安全運動で、子どもの交通事故を減らしたい。雨の多い日も、多くのドライバーの目に入れば」と話していた。

相模鉄道はこの春デビューの新型車両で入社式、小田急電鉄は歴代の車両が見守る入社式


相模鉄道 新型車両で入社式 車内マイクで決意表明

相模鉄道(株)の入社式が4月1日、かしわ台駅隣の車両センターで開かれた。会場は3月30日から営業運転を始めた新型車両・13000系。千原広司社長は祝辞で「『未来』のコンセプトを持つこの車両は走り出したばかり。皆さんもこれからの相鉄を担う。存分に力を発揮してほしい」とエールを送った。新入社員は昨年より10人多い40人で、車内放送用マイクで代わる代わる決意を表明。総合職で入社した関駿太朗さん(23・座間市出身)は「これからお客様の命を預かる責任をもつ。新しい相鉄を作る原動力になりたい」と語り、拍手に包まれていた。

小田急電鉄 歴代の車両見守る入社式

小田急電鉄は4月1日に海老名駅横のロマンスカーミュージアムで入社式を開いた。昨年から12人多い104人が入社した。小田急の歴史が詰まった同施設での入社式は2年前からの取り組みで、ロマンスカーの行き先も「入社式」に。鈴木滋社長は来年の開業100年に触れつつ「『まちの未来』を創っていく仕事。 『思う 誰かを 今日も』という当社のメッセージを胸に、仲間と支え合い成長を積み重ねて」と語った。

音楽情報 ゴダイゴ秦野公演 チケット好評発売中

 世代を超え幅広いファンを持つ日本を代表する音楽グループ「ゴダイゴ」=写真。デビュー50周年の記念ツアーが神奈川県秦野市から始まる。

 公演日は5月10日(日)。開演は午後3時(開場2時)。会場はクアーズテック秦野カルチャーホール(秦野市平沢82 最寄り駅/小田急小田原線秦野駅、渋沢駅)。全席指定8800円(当日券9300円)。チケットはホール窓口のほか、チケットぴあ(Pコード318―041)でも購入可。詳細は【電話】0463・81・1211(同ホールゴダイゴ公演事務局)へ。毎週火曜休館。

海老名運動公園で4月12日、「春のうままつり」

 午年にちなんだイベント「春のうままつり」が4月12日(日)、海老名運動公園内のえびなポニー広場で開かれる。午前10時から11時30分までと、午後1時30分から3時までの2部制。予約不要。雨天時は19日(日)に延期。

 会場では、同公園で飼われているポニーと触れ合うことができる。小学生以下を対象に、引き馬や馬車を実施。モルモットやウサギなどの小動物とのふれあいコーナー、輪投げやカルタといった職員手作りのゲームコーナーもある。

 (問)海老名市文化スポーツ課【電話】046・235・4927

「一風堂」が綾瀬市の落合自治会館で4月26日、ラーメンを無料提供、事前申し込み受付中

 綾瀬市の落合自治会館(落合南6の1の46)に4月26日(日)、人気ラーメン店「一風堂」のキッチントラックが訪れる。

 これは一風堂を展開する(株)力の源ホールディングス(福岡県)が取り組む社会貢献事業の一環。子どもたちを笑顔にするため、キッチントラックで各地を巡っている。今回の主催は、落合地区で子ども食堂や居場所事業などを手掛ける団体「みんなのおうち まんてん」(杉山涼子会長)。まんてんが今年1月、認定NPO法人全国子供食堂支援センターむすびえを通じて一風堂の事業に応募し、選ばれたことで実現することになった。

 26日のラーメン提供時間は午前11時から午後1時。定員220人。フォーム(https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeiUkQX_3C79NTuBJP4L67_6_NrHU8acIBP8cRJzDsVtTJhdw/viewform)から事前予約が必要。4月19日(日)締切。会場の駐車場は限りがあるため、徒歩か自転車推奨。問い合わせは杉山さん【携帯電話】090・4452・4412へ。

講演はクイズを交え進められた

中学生バスケチーム「海老名レクサーズ」が、栄養セミナー 専門家から腸内環境学ぶ

 中学生バスケットボールチーム「海老名レクサーズ・インフィニティ」のメンバーらが参加して栄養について学ぶセミナーが4月4日、海老名市民活動センタービナレッジで行われた。

 同セミナーは、海老名すずらん整体院を営む杉村和優さんが企画したもの。これまでも同チームにストレッチの指導をしたことがあり、「けがを未然に防ぐため、中学生のうちから自らの健康管理を学べる機会を作りたかった」と杉村さんは話す。

 セミナーには選手と保護者ら28人が参加。プロ野球チームへの栄養指導を行う坂東浩二氏(ちとせ研究所)が講師を務め、腸内環境が体に与える影響について解説が行われた。質疑応答では、中学生から「試合当日や前日に食事で気を付けることは」などの質問が出るなど、腸内環境の大切さを熱心に学んでいた。

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新しく塗りなおした橋の下部に根巻金物を取り付ける

鈴鹿明神社 太鼓橋補修職人技光る

 鈴鹿明神社の太鼓橋の補修が4月3日に終わり、鮮やかな姿が参拝者の注目を集めた。

 橋は6年ほど前に石畳参道ともに建設されたが、欄干が木製で雨などにさらされるうちに収縮し、ひび割れが生じたため補修が行われていた。

 作業は都内の専門業者が手掛け、丸い擬宝珠(きぼし)や、欄干についている銅製の飾りの笹金具などを取り外して緑色に塗り直した。欄干などは割れなどを補修し、いったん白く塗り、朱色の塗料を5回塗り重ねてムラなく仕上げたという。鮮やかな朱色に塗られた欄干には再び擬宝珠を取り付け、下部には根巻金物を慎重に固定していった。桜が舞う境内には外国人も多く訪れ「すばらしい仕事」と作業に見入っていた。

厚木駅そばの「河の手ギャラリー」で4月15日、林家たけ平さんが落語会

 海老名市の「河の手ギャラリー」(河原口1の21の20)で4月15日(水)、「林家たけ平 落語会」が開かれる。午後2時開演。木戸銭2000円(茶・菓子付き)。抽選会あり。

 林家たけ平さんは2001年に九代目林家正蔵さん(当時こぶ平)に弟子入りし、16年に真打に昇進。師匠が「海老名」姓であることが縁で、市内で落語会を行うようになった。

 河の手ギャラリーは、小田急線とJR相模線の厚木駅から相模川方向に徒歩1分。レトロな駅名看板が目印。

 (問)たけ平の会・佐藤さん【携帯電話】090・1802・7091