川崎区・幸区版【4月17日(金)号】

川崎市民アンケート 「利便性」の高さ満足 「防犯対策」が市政要望1位

 川崎市は4月1日、「令和7(2025)年度かわさき市民アンケート」の結果を発表した。市民の約8割が現在の居住環境に満足を示した。利便性の高さを要因に挙げる一方で、将来に向けた行政への要望では、安全・安心を求める声が多かった。

 同アンケートは、市内在住の満18歳以上を対象に、市民の生活意識や行政に対する意識を把握することを目的に06年から年2回実施。第1回は昨年8月22日から9月5日にインターネットで実施し、1500標本を有効回収。第2回は、昨年11月11日から12月19日に郵送調査で実施し、1592件の有効回答を得た。

 今回の調査で最も顕著だったのは、「暮らしやすさ」への高い評価。特に数値が高かったのは「利便性」で、生活環境の満足度では「病院や医院までの距離(79・5%)」や「買い物の便利さ(78・1%)」、「通勤・通学の便利さ(75・5%)」といった項目が高水準だった。

 市民の73・7%が「これからも今の区に住み続けたい」という定住意向を示した。エリア別でみると、中原区や幸区、川崎区といった南部・中部エリアでは、商業環境やアクセスの良さが満足度を主な要因として挙げている。

 一方で、麻生区や多摩区など北部エリアでは、「公園や緑の豊かさ」や「静けさ」といった自然環境、さらには「防災・防犯」といった安全性に対する満足度が高かった。南部エリアでは、これらの満足度が市全体の数値を下回る傾向にあった。

 市政への要望では、今後特に力を入れてほしい施策として「防犯対策(42・7%)」が第1位で、21年以降トップを占めている。次いで「医療体制の整備(32・1%)」、「子どものための施策(29・6%)」が続いており、安全・安心な暮らしの強化を求める声が大きかった。

 川崎市が目指す、県から独立した権限を持つ「特別市」構想の認知度は38・3%だったが、前回調査から10ポイント以上上昇。制度のメリットを知りたいという意欲的な声も多く、市民の関心が高まっているようだ。

 市は今回のアンケートを活かし、今後の市政運営や政策立案に生かしていきたい考えだ。

生徒と共に記念写真に納まる石島さん(右後ろ)

ゴッツ石島さん 幸拠点にチーム設立 五輪2種目出場の経験伝える

 「ゴッツ」の愛称で知られるプロビーチバレー選手の石島雄介さん(42)=幸区戸手=が同区を拠点にした小学生バレーボールチーム「ゴッツfamily(ファミリー)クラブ」を立ち上げた。60歳まで現役プレーヤーを目標に掲げる石島さん。指導者としても「幸区から全国制覇。世界に羽ばたける選手を育てたい」と意気込む。

 石島さんは筑波大学卒業後、Vリーグ・堺ブレイザーズに入団。当時は大学からプロの道へ進むことは異例とされていたが、自らその道を切り拓いた。バレーボールで北京、ビーチバレーで東京五輪出場を果たした日本男子唯一の選手。現在もビーチバレーの現役プレーヤーとして活躍している。

 設立のきっかけは幸スポーツセンターで行うバレーボール教室。参加した子どもたちの「もっと上手くなりたい」との熱意に応えようと、地域貢献への思いを込め、チームの発足を決めた。「現役選手として自らも技術をアップデートし続けるからこそ、選手に近い目線での指導ができる」と石島さん。教える中で「言葉掛けひとつで子どもたちが劇的に成長する姿を目の当たりにし、自分自身も日々勉強になっている」と語る。

 指導の柱に据えるのは、競技を通じた人間教育。「1点を取るためのプレッシャーを単に『楽しむ』のではなく、その厳しい局面を乗り越えた先の『景色』を伝えたい。できないからこそ練習し、成長につなげたい。その経験を伝えたい」と力を込める。

 チームは発足したばかりで、現在はボールを触る感覚を徹底する初心者レベルの指導が中心。「手探りだが、やる意味を感じている」。60歳まで現役プレーヤーを目標に掲げ、指導者としても世界へ羽ばたく逸材の輩出を目指す。

 「ゴッツfamilyクラブ」は毎週水曜日午後6時30分から9時30分、主に幸スポーツセンターで開催。詳細、問い合わせはウェブサイトhttps://www.gottsufamilyclub.com。

音楽家で、0歳から楽しめるクラシックコンサートを中原市民館で開催した 蛭子 明子(さやこ)さん 中原区在住


音楽でつくる「幸せな時間」

 ○…先月、中原区民館でひとつのオーケストラ公演が幕を閉じた。0歳から楽しめるクラシックコンサートの主催者として「ありきたりの言い方だけど、本当に満足」と晴れやかな表情で振り返る。今回の公演は、長年の夢だった「フルオーケストラ」での開催。ピアノの代用ではない、作曲家が指定した本物の楽器が奏でる響きに、改めて音楽の持つ本来の意味を噛み締めた。

 ○…ステージを支えたのは、公募で集まった学生やリサイタルができる実力を持つエキストラ奏者たち。多忙な学生らは自宅で必死に練習を重ね、打楽器奏者として参加した障害のある学生の一人は見事な演奏を披露した。「公演後に『今まで自分のために弾いてきたが、音楽をやる意味が初めてわかった』という彼らから漏れたこの言葉が、この活動の本質を物語っていると思うの」

 ○…活動を始めたきっかけは、自身の苦い経験にある。声楽家の母を持ち、物心がつく前からピアノに触れてきたが、思春期にはストイックすぎる練習に疲れ果て、「辞めたい」と葛藤したこともある。転機は中学生の時、テレビで見た障害者施設の光景だった。名指揮者の演奏に涙し、心から音楽を楽しむ子どもたちの姿に、テクニックではない「心に届く音楽」の姿に衝撃を受けた。

 ○…8月にはミューザ川崎での管弦楽コンサートを控える。息抜きは読書。鎌倉の緑に囲まれたカフェで、愛犬と一緒に本を読みながら過ごす時間を大切にする。将来的には奏者と観客が響き合う「循環」を目指す。「コンサートはみんなが幸せにならなければいけない空間」。かつて音楽を楽しめなかった少女は今、誰もが「楽しい」と思える場所をつくり出し、地域に確かな幸せの音色を響かせている。

民族衣装を着てイベントをPRする市職員

食と音楽で「アジア感じて」 川崎駅周辺でフェス

 川崎駅周辺の商店街や公共施設などでアジアの食と文化を満喫する「かわさきアジアンフェスタ」と「アジア交流音楽祭2026」が4月18日(土)・19日(日)に開かれる。市は「食事や買い物を楽しみながらイベントを楽しんで」と呼びかける。

 いさご通りの「アジア屋台村」には中華やベトナム、タイなど各国料理の屋台が集結。パレール商店会ではルーロー飯やフォーが販売されるほか、東田商店街では19日にビアガーデンが登場する。

 文化交流の柱となるステージイベントは、川崎競輪場やアゼリア、市役所本庁舎など市内各所で実施。インド舞踊や二胡の演奏、ベトナムの歌や踊りなど、アジア各国の伝統と現代が交差する調べの数々。いずれも観覧は無料だ。

 市役所周辺では、ベトナムのバンブーダンスなどの体験会、民族衣装の試着も行われる。

 同フェスに合わせ銀座街では18日に女子プロレスラーの伊藤薫選手が参戦する餅つき大会、19日に射的や千本つりが行われる。また、多数のアーティストによる音楽ライブも予定。銀柳街では、アメリカンフットボールチーム「オリエンタルバイオシルバースター」が登場する。

 このほか、豪華賞品が抽選で当たるスタンプラリーも行われる。

自転車に乗る南河原中の生徒=提供

南河原中生 交通安全の認識深め 春の全国交通安全運動

 春の全国交通安全運動(4月6日〜15日)に合わせて、幸区役所や幸警察署など計6団体は12日、カワサキ文化公園(幸区幸町)で交通安全を啓発するイベントを開催した。

 当日は南河原中学校の生徒約20人が参加。自転車講習会では、同署署員らの指導でイヤホンを耳に付けながらの運転と付けない状態での運転を比較し、聞こえ方の差による危険度を体験した。また片手運転でブレーキをした際の制動距離が、両手の時と比べて長いことなどを確認し、自転車の正しい乗り方を学んだ。

 今年は4月1日から改正道路交通法が施行され、自転車への青切符による取り締まりが始まったことから、同講習会が企画されたという。

 その後開催された演奏会には、講習会にも参加した同校の吹奏楽部と放送部が登壇。放送部のアナウンスに従って、名探偵コナンのメインテーマや、ゆず『夏色』、Vaundy『怪獣の花唄』、Mrs.GREEN APPLE『ケセラセラ』など、アンコールを含めて計6曲を披露。会場を盛り上げた。

 その後は参加者らに川崎市が作成した「自転車の安全利用スマートガイド」などの小冊子や、車輪に付ける反射材を配布し、啓発に努めた。

千人規模でまち遊び どまりば1周年を機に 

 オープン1周年を迎えるカフェ&コミュニティースペース・どまりば(川崎区大師町)で4月18日(土)、地域交流イベント「1000人でまちあそび」が開催される。午前10時〜午後6時。小雨決行。参加無料(一部オプションあり)。

 「100人×10コンテンツ」を掲げ、のべ1000人の参加を目指す。子育て世代が交流する「100人おむつ替え競争」や、路上に巨大な作品を描く「100人アート」など、ユニークな企画が目白押しだ。午後5時半からのフィナーレでは、その日のハイライト映像を上映しながら参加者全員で「100人乾杯」を行う。

 同所を運営する一般社団法人大師ONE博の奥貫結代表は「『はじめての人も、いつもの人も、みんなで遊べばもっと街が好きになる』というメッセージを込めた。多くの人に来てもらえれば」と思いを込める。

 会場は同所周辺エリア。詳細は同法人ウェブサイト。

大賞を受賞したチネチッタ通り商店街振興組合(上)と鬼塚保理事長

チネチッタ通り商店街鬼塚理事長 はいさいフェスへはずみ 大賞契機に

 「第14回かながわ商店街大賞」を受賞したチネチッタ通り商店街振興組合(川崎区小川町)の鬼塚保理事長が喜びを語った。「受賞を機に気持ちを一つにし、川崎駅周辺のさらなる活性化につなげたい」と述べ、5月の「はいさいFESTA」への弾みにしていく決意を示した。

 同賞は、他の商店街活性化の参考になる優れた取り組みを表彰する制度。同商店街は「MIMOSA FESTA(ミモザフェスタ)」や「CITTA'の祭り」、冬のイルミネーションなどのイベントを通じ、広域から多くの来街者を呼び込み近隣商店街や川崎駅前エリアへの回遊を促進している。また、プレミアム商品券の活用にも取り組み、エリア全体の消費を促している。

 「川崎夜市」では、ナイトタイムエコノミーに取り組み、夜間集客モデルを創出し、地域一体でにぎわいを生み出している。大型店、個人商店が一緒になって企画力を発揮して活動していることが評価され、大賞受賞となった。

入試で活用広がる「数検」 川崎市内でも7・8月に実施

 公益財団法人 日本数学検定協会が実施する全国レベルの実力・絶対評価システム「実用数学技能検定」(数検)が、7月〜8月にかけて川崎市内の各会場で行われる。

 近年は大学入試の総合型選抜拡大によって、選考対象となる数検の受検者が増加。小学校入学前に楽しく学ぶきっかけを作りたい児童から、スキルアップを目指す社会人まで、誰でも受検できるのも特徴だ。

 日程は、7月11日(土)(準1〜11級)、25日(土)(1〜11級・かずかたち)、8月22日(土)(準1〜11級)。申込は、7月11日分が5月7日〜、7月25日分が5月18日〜、8月22日分が6月8日〜順次開始される。会場は川崎市生涯学習プラザ(中原区)、松陰塾 宿河原校(多摩区)を予定。定員制のため早めの申し込みを。詳細は同協会公式ウェブサイト。

参加者全員で記念撮影=提供

自然を楽しみながら、交流 多摩川散歩企画に約90人

 多摩川の自然を楽しみながら、子どもたちと交流を図る「ふれあいファミリーウォーク」が3月22日が行われ、約90人が参加した。

 川崎区内の公園の夜間パトロールを行うなど、青少年の健全育成に取り組んでいる中央地区青少年指導員会が主催。

 参加者は、稲毛公園からスタートし、多摩川大橋付近で折り返す約8キロのコースを歩き、春の多摩川沿いを散歩した。

 途中の河川敷で昼食を食べたり、大縄跳びやバドミントンなどのレクリエーションも行われた。

 主催者は「今年は歩きやすい気温で皆さん楽しんでくれました。開催してよかった」と話した。

農作業をするふろん太と参加者=前回

農作業しようぜ 富士見公園で

 富士見公園(川崎区)を運営管理する川崎フロンターレが立ち上げた「農業部(仮)」が農業作業体験イベントを開催する。同クラブマスコットキャラクター・カブレラ“農園長”、ふろん太“農園長代理”と苗の植え付けを行う。

 5月8日(金)の「ゴーヤの日」には、新しいライフスタイルの提案として、夜間に農作業を行う「フライデーナイト農作業」を実施。午後7時3分に開始し、ゴーヤ48株の苗を植え付ける。参加費は1人1千円(税・保険料込み)。

 「夏野菜植え付けイベント」と題したイベントは4月26日に実施。ナス、トマト、キュウリ計432株を広場に植える。午前10時と午前11時15分の2回。参加費は1人1千円(税・保険料込み)。

 収穫後の野菜を楽しむ器を作る陶芸体験は5月3日(日・祝)に開催される。川崎駅前の陶芸教室「東海道つちのえ」が協力し、ろくろを使わない成形に挑戦。ふろん太による器へのサイン入れも可能で、世界に一つだけの作品を作ることができる。午前10時開始。参加費は1人6千円(税・保険料込み)。

 イベントは各回定20人程度で事前申込制。汚れてもよい服装と靴が必要。詳細申し込みは公園公式ウェブサイトを参照。問い合わせは富士通スタジアム川崎044・276・9133。

川崎市選管 参院選・市長選の記録作成 川崎区の市議補選も

 川崎市選挙管理委員会(市選管)は4月9日、昨年7月20日に行われた参議院議員選挙と、10月26日の川崎市長選挙・市議会議員川崎区選挙区補欠選挙の結果を取りまとめた「選挙の記録」を作成したと発表した。

 この記録には、選挙啓発や候補者の情報、投開票の結果、選挙公営に関することなどを記載している。いずれも市のウェブサイトで公開されている。参院選は(https://www.city.kawasaki.jp/910/page/0000186451.html)、市長選・市議補選は(https://www.city.kawasaki.jp/910/page/0000186116.html)
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県政報告する杉山県議

「心田を耕す」を胸に 杉山信雄県議が抱負

 川崎区選出の杉山信雄県議(自民)は3月30日、川崎日航ホテルで県政報告を行った。

 杉山氏は県内4カ所のダムが導水管で結ばれ、安定供給を支える仕組みになっていることを解説。「神奈川の水の量は100年近く、これから大丈夫と言われている」と紹介した。そして来年度から始まる水源環境保全施策の重要性を強調した。また、防災ヘリの導入や自転車の交通マナー向上なども呼びかけた。

 今年の抱負については仏教用語「心田を耕す」を掲げ、誠実に県政へまい進することを誓った。

バス運転士としてデビューしたマハトミさん(左)とバグスさん

東急バス 外国人運転士がデビュー 宮前区内の路線でハンドル握る 

 公共交通の人手不足を背景に、一昨年、一定の専門性を持つ外国人が就労できる在留資格「特定技能」の対象に自動車運送業が追加された。こうした中、3月に宮前区内を走る東急バスでインドネシア出身の運転士2人がデビューを果たした。

 同社初の外国人運転士となったのは、マハトミさん(26)とバグスさん(39)。マハトミさんは、特定技能の在留資格を持つ女性として、日本初のバス運転士となった。虹が丘営業所に勤務し、たまプラーザ駅を起点に宮前美しの森公園やくすのき公園などを巡回する路線や、横浜市青葉区内の路線でハンドルを握っている。

 昨年9月に来日した2人は、日本で大型二種免許を取得し、新任運転者研修を開始。座学から実技、最後は指導員付き添いのもと、実際の路線で本番さながらの路上教習を積み重ね、来日から6カ月、3月15日に念願の独り立ちを迎えた。客を乗せ運転することにやりがいを感じながらも、「決められたダイヤを守るのが大変」と難しさも実感しているという。

笑顔絶やさず

 ジャワ島東部出身のマハトミさんは、アニメや文学の影響で日本を好きになり、大学では日本文学を専攻。卒業後に就職したが、「憧れの地で働きたい」と求人に応募した。明るい笑顔が印象的だが、当初は「ハンドルを切る」「頭を振る(車体を前に出す)」といった運転専門用語に苦労したという。

感謝の言葉にやりがい

 ジャワ島中部出身のバグスさんは、過去に日本企業で3年間勤めた経験があり、もう一度日本で働きたいと応募した。乗降客から「ありがとう」「お世話になりました」と感謝の言葉をかけられることが、やりがいにつながっている。現在は妻と2人の子を母国に残しての単身赴任中だが、将来は迎え入れたいと期待している。

BBQを楽しむ人々=提供

川崎マリエン GWは夜までBBQ 4月29日から利用拡大

 川崎マリエン(川崎区東扇島)内の中公園バーベキュー場のがゴールデンウイーク期間中、利用時間が拡大される。

 期間は4月29日(水・祝)から5月6日(振休)までの8日間。通常午前10時〜午後4時の利用が、期間中は午前10時〜午後3時の一部と、午後4時〜午後8時の二部による入れ替え制で運営される。仕事帰りや夕涼みを兼ねたレジャーにも対応可能となる。

 同所は東扇島中公園内に位置し、かまど付き9区画とかまどなし1区画の計10区画を備えている。各区画10人まで利用可能で、かまどやトイレも完備。コンロや鉄板などの用具貸出は有料で受け付ける。炭や食材、調味料、調理器具などは利用者による持参が原則となる。

 予約は川崎市公共施設利用予約システム「ふれあいネット」で受け付ける。詳細は川崎マリエン【電話】044・287・6000。

インタビューに応える松山会長

「よい歯の日」 「人が幸せになる歯を」 市歯科医師会会長に聞く

 4月18日(土)は「よい歯の日」。日本歯科医師会が歯科保健の啓発活動を目的に制定した。その4月18日を前に川崎市歯科医師会の松山知明会長に「よい歯」について話を聞いた。

 ――「よい歯」とは、どのような歯のことを指すのでしょうか。

 「よい歯とは人が幸せになる歯であって、『噛める幸せを2倍に、噛めない悲しみを半分にする』。それがいい歯の条件です。我々歯科医師の目標だと考えています」

 ――新年度が始まりました。この時期に気を付けてもらいたいことは。

 「花粉症になると口呼吸になりがちです。口呼吸は、口が乾きやすく、風邪をひきやすくなります。嚥下で苦労したり、食べる時間が遅い子も多かったりします。口が開いていると、飲み込むときに舌が出て、タ行とサ行がうまく言えない子もいますので、気をつけてほしいです。今までの検診は虫歯が中心でしたが、川崎市内では川崎区を除いて虫歯が減っているため、今は口腔機能に目を向けています。また学校でのフッ化物洗口も提唱しています。学校でみんなと一緒にフッ化物で洗口うがいをすることで、虫歯がない子も助かるし、虫歯のある子たちを助けることができる。健康格差を生まないよう、学校にお願いできないかと考えています」

 ――「8020運動」を推進してきました。

 「80歳で歯が20本残っている人は61・5%まで上がってきています。運動の成果かなと思います。在宅歯科診療でもお役に立てるようにと思っています。今我々は、障害のある方の歯を守るスペシャルニーズ歯科診療に取り組んでいます。昨年4月から中原歯科保健センターの診療日を週5日にし常勤の専門医を雇い入れました。南部の歯科医師会館、北部の百合丘歯科保健センターでは週1日、2日やっているので、ぜひ来てもらいたいと思っています」

 ――会長自身が取り組んでいる口腔ケアは。

 「夕食後、歯を磨いたら食べないこと。歯と歯の間が汚れますし、歯ブラシでは絶対に入らないところがあるのでフロスを大切にしています」

 ――最後に市民へメッセージをお願いします。

 「お口の健康は、全身の健康のゲートキーパーです。我々がそのお手伝いをしていきますので、ぜひご相談ください」

感謝状を手にする本庄周介代表取締役副社長執行役員と目録を手にする平田良徳副知事

伊藤園、神奈川の緑保全に寄付 「お~いお茶」売上の一部から

 神奈川県は3月30日、飲料大手・株式会社伊藤園から「かながわトラストみどり基金」へ100万円の寄付を受け、県庁で感謝状贈呈式を行った。今回の寄付は、「お〜いお茶」の売り上げの一部を寄付する「お茶で神奈川を美しく。」キャンペーンの一環。同基金への寄付は5回目、県全体への寄付は13回目で、累計額は1320万円に達した。

 式典で平田良徳副知事は、自身の入庁翌年に始まった同基金の歴史に触れつつ謝辞を述べた。これに対し同社の本庄周介代表取締役副社長執行役員は、緑地など環境保全への意欲を示した。

 同社は社員が中心となり、横浜市内の桜ヶ丘緑地の保全活動も実施しており「次世代への緑の継承」を推進している。寄付金は県内の貴重な自然環境の維持管理に活用される。

自費出版の一例

先着6人限定 自費出版春の相談会を横浜で開催 ベテランスタッフが丁寧に応えます

 タウンニュース営業推進部は「自費出版・無料相談会」を4月25日(土)、タウンニュース横浜本社(青葉区荏田西2の1の3 田園都市線江田駅徒歩3分)で行う。完全予約制の個別相談。

 「自分史の原稿を書き溜めているんだけど、どのように本にするのかわからない」「費用はどれぐらいかかるの?」「依頼してから完成までの時間が知りたい」「ISBNって何?」「流通についても教えて」など、自費出版に関わる悩みに、タウンニュースのベテランスタッフが応える。時間は一人40分程度。

 相談会では、自分史や家族史、写真集、句集など、多くの事例をもとに出版の制作過程を説明。【1】原稿本文の作成【2】本の仕様(ハードまたはソフトカバー、サイズなど)を決める【3】表紙のデザインを決める【4】スケジュールの確認【5】入稿【6】校正【7】校了〜印刷【8】納品、と出版まで8から10ほどの工程や3カ月目安のスケジュール、注意すべき点なども紹介する。

 希望者は4月22日(水)までに、タウンニュース営業推進部【電話】045・913・4141へ申し込み。先着6人。受付は月曜〜金曜、9時〜18時。

川崎市が4月13日、麻しん(はしか)の新たな発生を発表 中原区新丸子スーパー利用

 川崎市健康福祉局は4月13日、市内在住の50代女性が麻しん(はしか)を発症したと発表した。10日に医療機関を受診し、11日に判明。女性に海外渡航歴はなく、ワクチン接種歴は1回。症状が軽症で典型的な症状が現れない「修飾麻しん」と診断されている。

 感染可能期間中の行動歴として、4月6日(20時頃)と8日(16時頃)に「東急ストア新丸子店」を利用したという。

 2026年に入り、市内での発生件数は昨年の2件から16件と急増している 。市は、疑わしい症状がある場合は必ず事前に医療機関へ連絡し、受診時は公共交通機関の利用を控えるよう呼びかけている 。

優勝した旭港、旭町一丁目、中島のメンバー

旭港らの合同チームが優勝 川崎区女子バレー大会

 「川崎区女子バレーボール大会」が3月22日にカルッツかわさきで開かれ、旭港、旭町一丁目、中島の合同チームが優勝した。

 7チームが参加し、トーナメント形式で争った。優勝した同合同チームの高桑喜美子キャプテンは「優勝できたのは、チーム全員の粘り強さと団結力のおかげ」と喜びを語った。

 大会結果は次のとおり。▽優勝/旭港、旭町一丁目、中島(合同チーム)▽準優勝/大島三丁目▽3位/渡田3・4丁目、小田一丁目(合同チーム)▽4位/渡田二丁目、大島上町。

 4位までに入賞したチームは6月に開催される「ひまわり杯第53回川崎区女子バレーボール大会」に出場する。

幸区文化協会 浮世絵学ぶ講演会 5月9日 入場無料 

 幸区文化協会は5月9日(土)、「斎藤文夫コレクションの浮世絵〜川崎や北斎をめぐって〜」と題した文化講演会を、東海道かわさき宿交流館(川崎区本町)で開催する。

 川崎・砂子の里資料館の学芸員・山本ゆかり氏が登壇。講演後、希望者は川崎駅前タワー・リバーク3階の「川崎浮世絵ギャラリー 斎藤文夫コレクション」を鑑賞可(500円)。午後1時開演、0時30分開場。入場無料、先着40人。申し込みは同文化協会事務局(幸市民館内)【電話】044・541・3910。

4月25日、川崎市労連会館で 差別根絶へ、シンポジウム 中村一成さん講演

 「ヘイトにNO! 外国人人権基本法・人種差別撤廃法の制定を」をテーマにしたシンポジウムが4月25日(土)、川崎市労連会館(川崎区東田町)で開催される。午後2時から4時30分(1時30分開場)。主催は、人権問題に取り組む研究者や弁護士でつくる「外国人人権法連絡会」(田中宏一橋大学名誉教授、丹羽雅雄弁護士共同代表)。

 講演ではフリージャーナリストの中村一成(イルソン)さんが登壇。「地域を耕す〜『共生』を創り直すために——反差別条例と反差別裁判の取組とその意義」と題して講演する。同連絡会が法制度の実現の後押しのために作成した「外国人人権基本法案」と「人種差別撤廃法案」のモデル案の内容の報告と提案も行われる。

 外国人ヘイトを巡っては、選挙スローガンに利用されるケースや外国人の人権を規制する政策が掲げられ、外国人や共生を願う人々を攻撃する暴力的なヘイトデモ・街宣が増加。10年前に施行されたヘイトスピーチ解消法施行には明確な禁止規定も制裁規定もなく、不十分と指摘される。同連絡会の師岡康子弁護士は「排外主義に対抗し、誰もが差別されず、人として尊厳をもって共に生きる多民族・多文化共生社会を実現する土台として、今こそ外国人・民族的マイノリティの人権を保障する基本法と差別の被害者を救済し差別を根絶する人種差別撤廃法・条例などの人権法制度が必要」と力を込める。

 費用は一般参加1000円、オンライン参加は無料。一般参加者には、同連絡会が毎年発行する「外国人・民族的マイノリティ人権白書2026」が進呈される。申し込みは、4月23日(木)までに専用フォームから。

席亭の喜楽亭笑吉さん

暖かい春は、笑いと共に 4月29日、えりぬき寄席

 えりすぐりの社会人落語家が出演する「第15回えりぬき寄席」が4月29日(水・祝)、東海道かわさき宿交流館(川崎区本町)で開かれる。

 出演者と演目は、俺亭きらりさん「松山鏡」、夏過ぎ亭あきの助さん「看板の一」、太尾亭狸久さん「蒟蒻問答」、こまつ奈さん「宮戸川(上)」、喜楽亭笑吉さん「宮戸川(下)」、摂浩由さんが三味線弾き唄いを行う。

 席亭の笑吉さんは「温かい春は、笑って過ごしましょう」と来場を呼び掛けている。

 開演は午後1時30分(開場は1時)。定員は100人で先着順。木戸銭無料。

夢見ヶ崎動物公園の園内 夢見ヶ崎 カメラ資金でCF 動物の動画配信へ

 川崎市は、夢見ヶ崎動物公園(幸区南加瀬)で動物たちの日常を伝える動画配信の実現に向けたクラウドファンディング(CF)を実施中。

 今回のプロジェクトは同園の魅力向上を目的に、昨年8〜9月にかけて実施されたアイデア募集がきっかけ。寄せられた94件の提案の中から「動画配信用カメラの購入・設置」が選ばれた。普段は見ることができない動物たちの日常を動画で届け、生命の尊さを感じてもらうほか、保護した野生動物の治療・研究用カメラとして活用する予定。

 目標金額は100万円で、6月29日(月)まで。目標金額に達しなかった場合でも、寄附金は同園の運営や動物たちの環境改善に活用される。

 申し込みは専用サイト「ふるさとチョイス」で受け付ける。川崎市内在住者も寄付が可能で、ふるさと納税の対象となるため、確定申告等を行うことで税の控除を受けることができる。

 プロジェクト内容についての問い合わせは同園【電話】044・588・4030、寄付については財政局寄付財源担当【電話】044・200・3592。

笑いのひとときを 4月18日、観音寄席

 観音町内会と石観音主催による「観音寄席」が4月18日(土)、観音町内会館(川崎区)で開催される。当日はアマチュア落語家のたちばな家半志楼さん、まじめ家金夢さん、鶯春亭亭梅朝さんが出演する。

 入場(木戸銭)無料。午前11時30分開演(11時開場)。

感謝状を手にする本庄周介代表取締役副社長執行役員と目録を手にする平田良徳副知事

【神奈川県】伊藤園、神奈川の緑保全に寄付 「お~いお茶」売上の一部から

 神奈川県は3月30日、飲料大手・株式会社伊藤園から「かながわトラストみどり基金」へ100万円の寄付を受け、県庁で感謝状贈呈式を行った。今回の寄付は、「お〜いお茶」の売り上げの一部を寄付する「お茶で神奈川を美しく。」キャンペーンの一環。同基金への寄付は5回目、県全体への寄付は13回目で、累計額は1320万円に達した。

 式典で平田良徳副知事は、自身の入庁翌年に始まった同基金の歴史に触れつつ謝辞を述べた。これに対し同社の本庄周介代表取締役副社長執行役員は、緑地など環境保全への意欲を示した。

 同社は社員が中心となり、横浜市内の桜ヶ丘緑地の保全活動も実施しており「次世代への緑の継承」を推進している。寄付金は県内の貴重な自然環境の維持管理に活用される。

イベントのロゴ

GO!GO!!フロンターレ


U等々力で陸前高田ランド

 川崎フロンターレは4月25日(土)、U等々力でジェフユナイテッド千葉と対戦する(明治安田J1百年構想リーグEASTグループ第12節・午後3時キックオフ)。試合開始前には、場外のフロンパークで「陸前高田ランド 春」が開催。第1部は午前10時〜午後3時、第2部は試合終了後〜6時。

 同クラブは東日本大震災以降、「支援はブームじゃない。」を合言葉に、岩手県陸前高田市への継続的な支援活動を行っており、2015年には友好協定「高田フロンターレスマイルシップ」を締結。今年で20回目を迎える同イベントでは、陸前高田市の名物グルメが勢ぞろいする。試合前に、お腹も心も満たそう。

 当日は、三陸名物の「餅まき」が実施されるほか、初出店となる北限のゆず研究会の「ゆずティ」をはじめ、旨味が凝縮された大和田家の牡蠣、酔仙酒造株式会社の日本酒「青椿スパークリング」、タイム缶詰のサバ缶などが販売される。

 詳細は同イベントの特設サイトをチェック。

画像はいずれも川崎フロンターレ