多摩区・麻生区版【10月18日(金)号】
『先人の声 fileNo.001』の中の1シーン

麻生区有志 戦争の記憶、動画で残す 地域の語り手の声を収録

 終戦から79年が経った。戦争経験者の高齢化が進む中、当時の様子を知る地元の人たちの証言を、動画共有サービスのユーチューブで残そうという取り組みが麻生区内で進められている。

 取り組みは、麻生区在住でケアマネジャーの小泉悦子さんと高齢者施設や訪問型サービスなどを展開する(株)ソエルテ(麻生区高石)代表の山上剛史さんが始めた。「世界中、一触即発で不穏な時代。次世代に戦争のない平和な世の中を残すため今、何ができるか」という思いのあった小泉さん。介護職に従事する中で高齢者からさまざまな戦争体験談を聞いていた。そこで「経験者の貴重な声を知り、皆に平和の意識を高めてほしい」と山上さんに相談。その考えに元幹部航空自衛官で戦史にも造詣の深い山上さんが賛同し、小泉さんの義理の息子でカメラマンの河村哲晴さんも協力して、1年ほど前から本格的に撮影などを開始した。ユーチューブチャンネルを開設し、『先人の声』と名付けた。

 「地域にいる人の話を聞いて、身近に感じてもらいたい」と小泉さん。動画には麻生区や稲城市に住む男性4人と女性1人、85歳から93歳の5人が語り手として登場し、インタビュアーを山上さんが務めている。編集は完了しており、随時公開していく予定だという。

「避けるわけには」

 1話目に登場する月野光雄さん(麻生区在住)は1935(昭和10)年に生まれ、小学生の頃に戦争を経験した。「空爆を散々受け、その悲惨さをさまざま思い起こすと、気分が悪くなるぐらい嫌な思い出。でもそれも避けるわけにいかない」。月野さんはそう話を切り出すと、戦局が悪化する中でも軍の情報統制により日本の勝利を信じる人たちが多かったこと、当時近隣に住んでいる時にあった名古屋大空襲の様子など、約1時間にわたり戦前、戦中、戦後を語る。そして「平和は黙っていては来ない。何をすれば良いかということを自分の頭で考えてほしい」と願う。

 「一人でも多くの人に語ってもらい、一人でも多くの人に聞いてもらいたい」と山上さん。今後は上映会などの企画も模索していきたい考えだ。

 『先人の声』は、以下のURL(https://m.youtube.com/@senjin_no_koe)で検索して閲覧できる。

石川県を応援する言葉が書かれたTシャツを持つ兼平選手

ヒートアップ兼平選手 プロレスで石川を元気に 故郷へ「恩返し」決断

 プロレス団体「ヒートアップ」(多摩区)に所属する兼平大介選手(40)がこのほど、地元の石川県に拠点を移し、プロレスに親しめる場を作ることを決めた。9月に金沢市内で実施した復興支援大会でもらった多くの声が決断を後押しした。「能登半島地震や能登豪雨に襲われた故郷。石川をプロレスで元気にする。覚悟を決めるのは、今しかなかった」と語る。

 子どもの頃からの夢を叶えようと、30歳直前で上京した兼平選手にとって石川県は「プロレスラーを夢見て育った場所」だ。2014年に同団体からプロデビュー。以来、麻生区の新百合トウェンティワンホールなど、各地で熱い戦いを繰り広げてきた。

 今年の元日に故郷を襲った能登半島地震。帰郷すると「テレビなどのニュースで見るよりも想像以上に大変な状況だった」。家に住めなくなった友人も。「石川県を元気にしてほしい」という声を受け、入場無料の復興支援大会を9月23日に企画。大会前の2日間は、兼平選手自身が金沢市内でチラシを配布するなどPRに奔走した。直前に能登豪雨の被害があり中止も検討したが「今、見せられるものを全力で。できることをやろう」と開催に踏み切った。当日、会場には約350人が詰めかけた。

 実際の試合を見るのは初めてだった母親も「楽しかった」と笑顔。老若男女問わず「勇気づけられた」「面白かった」という声が聞かれた。

 そんな声に気持ちが揺れた。「『また来ますね』ではいけないと思った。拠点を移し故郷に恩返しをするなら、今のタイミングしかない」。大会直後に気持ちが固まった。

 今年末にヒートアップを退団し、来年から石川県で自ら団体を立ち上げ、道場の開設や、月1回ペースでの大会実施を計画する。同団体の田村和宏代表は「寂しい気持ちはあるが『プロレスを文化にしていく』という志を石川県でやり遂げる兼平選手を応援したい」と思いを話す。兼平選手は「決断ができたのは、川崎での10年間があったからこそ。川崎の人たちには感謝しかない」と笑顔を見せた。

(公財)川崎市国際交流協会の会長に就任した 舩山 範雄さん 中原区在勤 67歳

多文化共生の川崎目指し

 ○…「新たな挑戦にわくわくしている」。6月の定時評議員会で選任され、6年務めた前会長の後任として新しい会長に就任した。同協会が公益財団法人となってから4代目。「地域のみなさんと川崎に暮らす外国人たちの交流活動を推進し、川崎市の多文化共生社会の実現に向けて力を注ぎたい」と思いを込める。まずは、海外の姉妹都市との関係を生かしながら、若者レベルの国際化を後押したい考えだ。

 ○…横浜市に生まれ、大学卒業後は銀行に就職。ニューヨークや香港など海外の支店に長く赴任した。「学生時代に留学も経験したが、仕事で多くの外国人と関わるようになって多文化というものを肌で感じた」。銀行を退職後、地方公共団体の国際化推進を目的とした自治体国際化協会に勤務。総務省や外務省等と連携し、語学指導などを行う外国の青年の招致事業などを行った。「こうした実績を買われ、国際交流協会の会長に推薦されたんじゃないかな」

 ○…二人の娘は成人し、現在は妻と14年前に保護した柴犬と暮らす。愛犬との散歩は毎日欠かさない日課の一つだ。仕事の合間の息抜きは、趣味のゴルフやジムで汗を流すこと。時間があるときはラグビー観戦にも出掛ける。「ラグビーは国際色豊かなスポーツ。いろいろな人種でワンチームをつくり、同じ目的に向かうところは多文化共生を体現しているようにも思える」

 ○…父が日本鋼管(現JFEスチール)に勤めていたこともあって、川崎は馴染みの地。子どもの頃は川崎球場へ出掛けた思い出もある。「あのときとは随分と街が変わり、明るくにぎやかになった印象」。川崎市が国際化を図るために「多様性の中から新しいイノベーションが生まれる」という信念を貫き通す。

パンフレットを配る田村さん=区提供

緑化フェアをPR 多摩区観光大使ら登戸で

 生田緑地をコア会場の一つとして10月19日に開幕する「全国都市緑化かわさきフェア」のPRキャンペーンが10月8日に登戸駅前で行われた。

 多摩区観光大使を務めるプロレス団体「ヒートアップ」の田村和宏さんや、多摩区PRアンバサダーのスミナツコさんらがパンフレットなどを通行人に配布した。田村さんは「緑化フェアをヒートアップさせたい。一緒に盛り上げていきましょう」とあいさつ。また、障害者による手芸作品などを展示・販売する取り組み「パサージュ・たま」も行われ、キャンペーンに協力した。

募金を受け取る中学生

生田地区社協 中学生と共に募金活動 4日間で22万円超

 生田地区社会福祉協議会は10月1日から3日、5日に生田駅、読売ランド前駅付近で赤い羽根共同募金活動を行った。

 同地区社協が毎年実施しており、2年前からは地元中学生も協力。5日は枡形・南生田・生田中学の生徒24人が生田駅前で共に活動した。

 生田中3年の八子琴美さんは「募金活動は校内でもしているが少しでも地域を良くしたい」、南生田中2年の佐久間汰珂さんは「活動に携われることを有意義に思う」、枡形中1年の吉田幸之助さんは「いろいろな人が雨の中、足を止めて協力してくれた」と話した。同地区社協の大矢浩司青少年福祉部長は「年々参加してくれる生徒が増えて頼もしい」と振り返った。4日間合計で22万9619円が集まった。

5年ぶりにふるさと祭り 10月27日 百合丘で

 麻生区百合丘で多様な企画を行う「リリィヒルファン」が主催する「百合丘ふるさとまつり」が10月27日(日)、百合丘第2公園で開催される。午前10時から午後3時。

 百合丘中央商店会、百合丘駅前商店会と共に5年ぶりに再開する。地元名店の味をワンコインで楽しめる「百合丘味めぐりショップ」やハロウィーンファッションショーなど企画を多数実施する。小雨決行。

(問)隠れ家たまり【電話】044・951・1603

学生が見学する中で絵を描く生徒

麻生支援学校 田調大の実習に協力 障害教育学ぶ学生が参加

 知的障害や肢体不自由の小学〜高校生が通う県立麻生支援学校は9月17日、障害児教育を学ぶ田園調布学園大学の学生の見学実習を受け入れた。

 今回参加したのは人間福祉学部共生社会学科に通い、「肢体不自由児教育II」の授業を履修する2年生4人。当日、美術の時間内で絵を描くところから片付け、活動を振り返る報告書を記す様子までを見学した。同大の吉崎千浩さんは「報告書をまとめるなど、時間内で作業が完結できるよう授業を組んでいることが分かった。先生が生徒と向き合って授業をつくっているということを実感した」と振り返った。

 同大の新井雅明教授は「実際の現場で、学んできたことが行われているのか学生たちが知る時間となった。今後指導する立場として、礎にしてほしい」と期待を寄せた。

アートで地域交流

 麻生支援学校では、卒業後の進路支援の一環として、高校1年生から3年生がグループに分かれ実務的な活動に取り組む時間を設けている。今回の見学実習はその授業内で行われた。

 その中の美術グループでは、自由制作のほか、オリジナル製品や校内外で展示する作品も手掛けている。昨年から同大校舎内の壁面に生徒の作品を展示。同校指導推進グループの風間真紀さんは「卒業後は外に出ていく必要がある。作品を通しての交流はもちろん、多くの人に見てもらい、地域の輪に受け入れてもらう体制づくりにつなげたい」と意図を語った。

日本の食と農を考える 10月27日 麻生市民館

 「あさお 食と農を考える集い」が10月27日(日)、麻生市民館第1会議室で開かれる。午後2時開始、1時30分開場。主催はあさお 食と農を考える会。定員50人。

 輸入食料の安全性や米不足問題などについて考える学習会。農政ジャーナリストの会会長で、元日本農業新聞社長の日向志郎氏が講師を務め、日本の農業政策や今後の食料事情について語る。資料代500円。終了後は交流会なども予定する。

 詳細・問い合わせは同会・若槻さん【携帯電話】080・8725・8360。

10回目の「大人の楽芸会」 10月20日 やまゆりで

 第10回「やまゆり楽芸会」が10月20日(日)、麻生市民交流館やまゆりで開催される。午前10時から午後3時30分(正午から午後1時は休憩)。主催は認定NPO法人あさお市民活動サポートセンター。

 同館で文化・芸術・芸能活動を行っている市民団体らが日頃の活動の成果を発表するイベント。今年はウクレレ、創作ダンス、シャンソンなど13者が出演する。

 入場無料、事前申込み不要。入退場自由。人数制限、入れ替え制となる可能性あり。問い合わせは同館【電話】044・951・6321。

理想の図書館像を語らう 麻生市民館で講座

 麻生市民館市民自主企画事業「みて、きいて、話そう、図書館のこと」が11月から5回にわたり実施される。参加無料。

 講談や映画、講義を通して理想の図書館について考える。

 日程は11月30日、12月14日、21日、2025年1月11日、18日(全て土曜日)。1日のみの参加も可。申込みは10月22日(火)午前10時から市民館HP、電話、窓口で直接。問い合わせは同館【電話】044・951・1300。

昨年の販売会

黒川竹行燈の会 幽玄の灯に包まれて 即売会 11月9日・10日

 黒川竹行燈の会(野島保代表)による「竹行燈展示即売会」が11月9日(土)・10日(日)、麻生区黒川の黒川公会堂(汁守神社境内)で開催される。午前10時から午後3時まで。入館無料。

 同会は会員20人で黒川の里山環境保全のため竹林を管理し、伐採した竹材を使って竹行燈を製作している。問い合わせは野島代表【携帯電話】090・2747・9723。

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義経・弁慶を追う 多摩区観光協会のツアー

 多摩区観光協会は10月25日(金)、ウオーキングツアー「義経・弁慶の伝説の地 多摩丘陵を駆け巡ろう」を開催する。現在、参加者を募集している。

 午前9時30分小田急線読売ランド前駅南口改札口前に集合。二枚橋、菅さくら公園、仙谷山寿福寺、指月橋、菅薬師堂、菅北浦調整池、寺尾山八角堂跡など約7・5Kmを歩く。午後3時頃解散予定。定員30人、申し込み先着順。参加費300円(保険料、印刷費など)。雨天中止。

 申し込みは同協会事務局(多摩区地域振興課)を直接訪れるか、【電話】044・935・3132、【FAX】044・935・3391へ、参加者氏名と年齢、住所、電話番号を伝える。詳細は事務局。

墨で描かれた「雲龍図」=西光寺提供

麻生区 西光寺 天井絵「雲龍図」秋の公開 21日から抽選申込開始

 麻生区黒川の古刹、雲長山西光寺(山中聡英住職)の天井絵「雲龍図」の秋の一般特別公開が11月、前・後期に日程を分けて実施される。

 拝観日は前期11月9日(土)〜14日(木)(11日(月)除く)、後期18日(月)〜23日(土)(21日(木)除く)。各日午前10時・11時・午後1時・2時・3時の5回((金)(土)(日)4時〜の「夜間拝観」と各日11時〜の回は別途有料の禅寺料理とセット)。約35分入替制、拝観料は1人500円で大学生以下は無料(学生証など提示)。全日程抽選制、申込み期間は前期10月21日(月)午前0時〜24日(木)午後8時、後期31日(木)午前0時〜11月5日(火)午後8時。

 同寺本堂の天井に描かれた「雲龍図」は、厚さ1寸(3・3cm)の香杉の板に胡粉と言われる牡蠣の殻の粉末と墨を使い、昔ながらの技法で直に描かれている。その大きさは縦横4・5m。作者は日本画家で仏教美術の彩色師として活躍していた姫路青峯氏。姫路氏が3年かけて制作し、2000年に同寺の檀家である故・志村虎吉氏によって寄進された。12年に一度、辰年だけ特別公開されており、今年で3回目となる。春公開は10日間で2千人が訪れた。

 詳細・申込みは特別サイト(https://sites.google.com/view/saikoji-event2024/)から。電話や直接の申込み、問い合わせは受け付けていない。

社交ダンス 川崎文化に 荘 清二郎さん

 社交ダンスの見どころの一つは、華やかな音色を響かせる「ビッグバンド」。相次ぐダンスホールの閉館に伴い、減少しているビッグバンドの素晴らしさを再度伝えたいと、企画を持ち込んだ。熱い思いが実り、かわさきジャズ初となる社交ダンス企画の旗を振る。

 かつては日本有数のダンスホールを運営する企業の役員として、社交ダンス界のきらめきを間近で目にしてきた荘さん。半年ほど前から自身も踊りを習い始め、人と接する楽しみを実感しているという。当日はパートナーを問わず誰とでも踊れる「ミキシング・タイム」を実施。「憧れのプロダンサーと踊れるチャンス」と笑顔を見せる。

 演奏には社交ダンスの国際大会で活躍する全ダンサー憧れのバンド「クミ伊藤とニューサウンズオーケストラ」を迎える。壮大なサウンドに包まれ、ダンサーたちが華麗に舞う姿は必見だ。

 荘さんは「市民の一人として提案したものだからこそ、これからも続けたい。新たな川崎の文化として親しんでもらえれば」と期待を寄せた。

歌唱する登戸南町福寿クラブ

多摩区老人クラブ連合会 練習の成果を披露 演芸大会で38組が熱演

 多摩区老人クラブ連合会(楠静子会長)の演芸大会が9月19日、多摩市民館ホールで開かれた。区内の老人会から38組、延べ約410人が出演し、ステージで歌や踊りなどを披露した。

 秋の恒例イベントとして46回目。開会式で登壇した楠会長は、音楽を聴くと脳が活性化するという一つの研究事例を紹介し、「今日この大舞台で演じる方、会場で鑑賞する方、両方共認知症の予防に役立ち、先々は健康寿命を延ばすことができると思う。今日一日、日頃の練習の結果を思い切り発揮して頑張りましょう」とあいさつした。

 演芸は2部に分かれ、区内各地区の老人クラブに所属するシニアが吟詠や踊り、唄、民謡、フラダンス、ハンドベル、フォークダンスなどを発表。会場からは大きな拍手が沸いていた。

ヤマユリの植え替え学ぶ 講習会の参加者募る

 麻生区の花であるヤマユリの植え替え講習会の参加者を11月6日(水)まで募集している。

 植え替えから管理の仕方まで幅広く学ぶ。麻生区役所で11月28日(木)午後1時から3時。30人で応募多数の場合抽選。麻生区内在住、在勤、在学者優先。無料。筆記用具持参。応募は郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、電話番号、メールアドレスを明記の上、〒215―8570麻生区役所地域振興課「麻生ヤマユリ植栽普及会」担当宛。当日消印有効。(問)同課【電話】044・965・5370

安藤美恵子会長

川崎 百合丘ロータリークラブ

■川崎百合丘ロータリークラブ▼会長/安藤美恵子(不動産賃貸業)▼幹事/伊藤久史((有)ヒサフジ)▼会長エレクト/山口篤((株)ADY)

■発足/1978年

■会員数/49人

■今年度の主な事業予定/麻生区内少年野球連盟への支援、市内統一美化活動への参加、留学生の受け入れなど

■国際ロータリーの会長テーマ「ロータリーのマジック」

■安藤会長「今年度は特に、会員相互の親睦、融和、仲間意識を高めながら、楽しく、わくわくするような例会や親睦活動を目標にしている。『楽しくなければロータリーじゃない』を目標に、長年培われたクラブの先輩方の良い所を見習い、自然と笑顔になり、クラブがみなさんの輝ける場になるように協力しながら頑張っていく」

高齢者の就労を支援 川崎市シルバー人材センター

 「川崎市シルバー人材センター」は、高齢者の経験と能力を活かした働く場を確保・提供する公益法人。家庭や企業、公共機関などから受託した仕事を会員に提供する事により、地域社会の発展や福祉の増進に寄与すると共に、高齢者が社会の担い手としての責任と自覚を持って、生きがいを感じながら豊かな生活を送れる事などを主な目的として設置されている。

 会員登録は男女問わず市内在住で60歳以上、元気で働く意欲のある人が対象。登録後は求人情報を探すために自ら事務所に出向かなくても、自宅でセンターからの自分に合った仕事の紹介を待つだけで良いのも特長的。また仕事を開始してからもセンターの担当職員がフォローしてくれるから安心。詳細は下欄参照。