中原区版【11月1日(金)号】
青枠内が運行エリア

チョイソコかわさき 乗り合い送迎 実験再開 カーディーラーと連携、検証

 中原区内の下小田中や井田周辺、高津区、幸区の一部地域で、利用者の予約による乗り合い送迎サービス「チョイソコかわさき」の実証実験が11月1日(金)から再開する。実施主体は、川崎市と(株)アイシン。昨年実施した実証実験から運行時間を延長するほか、カーディーラーと連携し、さまざまな交通手段が集まる「モビリティハブ」の取り組みを検証していく。

 「チョイソコかわさき」は、運転手不足によるバスの減便などに代わる地域交通の維持に向けて、利用者の予約に合わせて運行する「デマンド交通」。中原区内と高津区の一部で2022年11月から翌2月まで実証実験を行っており、今回、(株)アイシンと連携して新たな実験を行う。

 期間は来年1月31日(金)まで。運賃は500円(未就学児は無料)。交通系ICカードか現金での決済となり、利用日の2週間前から乗車30分前まで予約が可能。会員登録後、LINEもしくはWEBで予約する。停留所は、前回、尻手黒川道路沿いの停留所の利用者が少なかったことから、同沿線沿いを減らし、商業施設を増やした約80カ所となる。

 前回の実験で会社帰りや子育て世代、子どもの習い事で、平日の利用が多かったことから、今回は8人乗り1台ではなく、川崎タクシー、平和交通、ひまわり交通の民間タクシーが運行事業者となり、4人乗り2台で運行。運行時間は、夕方以降を延長し、午前10時から午後10時まで、週末の運行をやめ、平日(祝日含む)のみとなる。

 今回、取り組む「モビリティハブ」については、経済産業省の「令和6年度地域新MaaS創出推進事業」に選定されており、周辺のカーディーラー4店と連携し、路線バスやシェアサイクルといった複数の交通手段の融合、にぎわいの創出といった側面も検証していく。市まちづくり局の担当者は「にぎわいを生み出すために、イベントを検討中。決まり次第周知したい」と話している。

花束を受け取り、初当選を喜ぶ宗野氏

神奈川18区 立民・宗野氏が初当選 西岡氏、山際氏が比例復活

 第50回衆議院議員総選挙の投開票が10月27日に行われ、神奈川18区(中原区・高津区)は立憲民主党の新人・宗野創氏(31)が初当選を果たした。国民民主党の新人・西岡義高氏(47)、自由民主党の前職・山際大志郎氏(56)が比例代表で復活当選を決めた。

 「一票の格差」是正に伴う新しい区割で中原区内の分割が解消され、高津区と「神奈川18区」となって初めて行われた今回の衆院選。終盤には自民党が非公認とした候補の党支部に活動費2千万円を支出した問題が報じられるなど、政治とカネ、物価高対策や政治改革などが争点となる中、小選挙区で宗野氏が6万8632票を獲得し、西岡氏、山際氏と1万6千票以上の差をつけ、初当選を決めた。

 宗野氏は、中原区内木月に構えた事務所で、多くの支援者らと共にテレビで開票速報を見守る中、午後11時50分ごろに当選確実が報じられると、事務所は大きな歓声に包まれた。宗野氏は「『今の政治を何とかしないといけない』。皆さんのそうした思いが今回の結果になった。これからが新しい政治のスタート。これまでの不誠実な政治ではなく、クリーンな政治をつくっていきたい」と選挙戦を振り返り、今後の抱負を語った。本紙の取材に対し「今度は自分が監視される立場。生活者目線での政治をどこまで実行できるか。暮らしを立て直すサービスにしっかりと取り組んでいきたい」と気持ちを新たにした。

 次点の西岡氏が5万2596票、山際氏が5万2593票とわずか3票差で、ともに比例代表で復活当選。西岡氏は初、山際氏は7回目。西岡氏は、本紙の取材に対し「ほぼワンイシューで訴えた『手取りを増やす政策』が求められた結果。これに全力で取り組むと共に、地元の声を当事者の目線で国政に届けていきたい」と話した。当日はメディア対応を行わなかった山際氏は、後日、本紙の取材に「多くの支援に対し深く感謝申し上げると共に、有権者の皆様からの厳しい声に対しても真摯に受け止め、初心に戻って仕事をさせていただきたい」とコメントを寄せた。日本維新の会の新人・横田光弘氏(66)、日本共産党の新人・君嶋千佳子氏(74)は及ばなかった。

 小選挙区の投票率は55・99%、中原区57・37%、高津区54・42%だった。

12月に行う「住吉小タイムカプセル開封セレモニー」の実行委員長を務める 飛田 信太郎さん 新城在勤 36歳

街の変遷、絆でつなぐ

 ○…今から24年前、2000年に行った住吉小100周年記念でタイムカプセルを埋めたときは6年生だった。各自が夢や好きなことを書き、未来に向けて封印した。「本当は20年後の120年式典で開封するはずだった。コロナが落ち着き、ようやくその日が来た」と胸を弾ませる。100周年式典で司会を務めたことを思い返しながら「開封セレモニーは、あのころの自分たちと再会できるようなイベントにしたい」と意気込む。

 ○…仙台市生まれ、5歳で中原区へ。中学からは都内の私立学校に進学したこともあり、住吉小時代への思い入れは人一倍強い。「蹴ったボールでうっかり校長室のガラスを割ったり、やんちゃな子でしたね」と振り返る。親しかった同級生とは卒業後も連絡を欠かさず、開封セレモニー実行委員会のメンバーには友人らが名を連ねる。

 ○…小学生から高校生まで夢中になったのがアイスホッケー。氷の上を滑るスピード感、パックを自在に操る面白さに魅了された。主将を務めた高校時代は全国大会に出場し、東京都の選抜選手にも選ばれた。迷った末に大学では続けなかったが、コーチとして育成に携わり、現在は社会人チームでプレーする。「辞めてしまったことを後悔していたけど、今は純粋な気持ちでスポーツとして楽しんでいる」

 ○…人生の転機は大病を患ったこと。24歳のときに髄膜炎になり、その後は大腸に穴が開く病気で生死をさまよった。病室で考えたのは、本当に自分がやりたいことは何か。体調が戻るにつれ、「教育と向き合いたい」と気持ちが固まった。現在は新城で学童保育に携わり、2人の男の子の父親でもある。「すべての子どもたちの夢を応援したい」。可能性を広げるため、持てる力を注ぐ。

口腔がんの早期発見へ 市歯科医師会が無料検診

 川崎市歯科医師会は来年2月2日(日)、早期発見へ向け専門医による口腔がん無料検診を行う。中原歯科保健センター(中原区小杉町2の288の4)で午前9時〜。30歳以上の市民45人対象。

 希望者ははがきに郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、生年月日、年齢、電話番号を記入し、〒211-0063中原区小杉町2の288の4「川崎市歯科医師会口腔がん検診係」へ。12月10日(火)必着。記入漏れがある場合選考外となることもあり。応募者多数は選考し郵送通知。(問)川崎市歯科医師会【電話】044・819・4494

注目は日本代表の工藤選手(上)と坂本選手=リーグ提供

ソフトボールJDリーグ 世界最高峰の戦いを 11月9日、10日 等々力で

 国内トップの日本女子ソフトボール「JDリーグ」のプレーオフが11月9日(土)、10日(日)、等々力球場で開催される。

 全16チームが東西に分かれ、頂点を競う同リーグは、今季も最終節まで熾烈(しれつ)な順位争いが行われた。プレーオフに進んだのは東地区2位のビックカメラ高崎ビークイーン、同3位の戸田中央メディックス埼玉、同4位のホンダリヴェルタ、西地区2位のSGホールディングスギャラクシースターズ、同3位のシオノギレインボーストークス兵庫の5チーム。9日に、ホンダとシオノギ、10日にビックカメラ高崎と戸田中央、SGホールディングスと9日の勝者が対戦する。負けたら終わり、両地区の1位チームが待つダイヤモンドシリーズ進出をかけた、激しい戦いが期待される。

 今プレーオフでは、レジェンド・上野由岐子選手を筆頭とした硬い守りに、東京五輪日本代表の藤田倭選手、現代表の工藤環奈選手、藤本麗選手らが揃うビックカメラ高崎と、初のプレーオフに進み、首位打者を争う日本代表の坂本結愛選手ら経験豊富な選手が揃う戸田中央の対戦は要注目だ。

 同リーグ事務局は「世界各国の代表選手が集結する世界最高峰のリーグ。フィールドが短く、野球とは異なるスピードと躍動感がある競技」と女子ソフトボールリーグの見どころを語る。

 両日とも東急電鉄とコラボしたイベントやリーグ公式応援歌を歌う「風男塾」も登場。試合時間やチケット販売等は公式ウェブサイトから。

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「かわさきグリーンボンド」販売
「かわさきグリーンボンド」販売
個人向け 11月15日から
川崎市はCO2排出実質ゼロに向けた取り組みの一環として個人向け市債『かわさきグリーンボンド(個人向け)』を販売する。11月15日(金)から12月6日(金)まで申... (続きを読む)
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「商店街の魅力発信」今年も
溝の口駅前「ポレポレ通り」
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11/10「クラフトマーケット」 賑わい創出図る
「溝ノ口駅前商店街振興組合」(持田知介理事長)が主催する「ポレポレウィンターフェスタ2024」が開幕した。商店街に愛着を持ってもらい、まちの魅力を地域住民に広く... (続きを読む)
啓発活動したメンバーら

川崎リバティLC 「児童虐待にノー」 チラシ配り呼び掛け

 川崎リバティライオンズクラブ(古宮雅之会長)は新日本学園や、はくさん児童家庭支援センターと協力して、10月15日に子どもへの虐待防止を訴える「オレンジリボン」の啓発活動を武蔵小杉駅周辺で行った。

 11月の児童虐待防止推進月間に合わせ、養護施設や団体の関係者らがオレンジ色のたすきをかけて駅伝形式でつなぐ「オレンジリボンたすきリレー」の応援も兼ねて、そろいのベストを着用し、のぼりを掲げて通行人に呼び掛けた。「つながりの中で、こどもは育つ」と表記した横断幕を広げ、10月の里親月間もPR。1000セット用意した児童虐待防止の啓発グッズやチラシを2カ所に分かれて配布した。

 市内には、社会的養護を必要とする子どもたちが約360人いるという。古宮会長は「オレンジリボン啓発活動は、クラブが継続して取り組むメインアクティビティの一つ。一人でも多くの人に活動を知ってもらい、支援の輪を広げていくことが大切」と話した。

開会式であいさつする原会長

37団体が成果を披露 2日間で約600人が参加

 区内の文化サークルや各種団体が活動の成果を発表する場となる「中原区文化祭」が10月26日・27日、中原市民館(新丸子東)で開かれた。

 中原区文化協会(原修一会長)が主催。「大地の川崎 文化の畑なかはら 耕そう未来に」をテーマに行われ、2日間で約600人が参加した。

 舞台の部では「日舞扇乃会」による舞踊や、「ハラウフラオリノプレレフア」によるフラダンスなどが披露された。展示の部では生け花の作品や各団体の活動紹介のパネルなどが展示された。生け花を見た60代の女性2人は「いろんなお花が生き生きしていて素敵」と笑顔を見せた。子ども向けの文化教室による発表も行われ、原会長は「多くの子どもたちが来てくれた。今後も文化を大事にしてほしい」と話した。

 11月13日(水)までは等々力緑地公園で、川崎中原菊花会による菊花展の部が行われている。午前9時から午後4時。5日には審査会も開かれる予定だ。

ポスターを手にする熊谷署長と感謝状を受け取った平口さん

火災予防運動 平口さんのポスター採用 中原消防署が感謝状 

 中原消防署(熊谷智子署長)は10月25日、秋の火災予防運動の防火ポスターを製作した信号器材(株)(市ノ坪)の社員・平口南実さん(22)に感謝状を贈呈した。

 秋の火災予防運動は、11月9日(土)から15日(金)までの期間、「守りたい未来があるから火の用心」の標語のもと、全国一斉に実施される。

 同署では今回、中原区内の防火ポスターを、中原消防研究会の会員で鉄道信号や道路標識などを製造・販売している信号器材(株)に依頼。同社の生産管理課デザイン室の平口さんが担当した。ポスターは、川崎市市制100周年のロゴの色に合わせて、日本卓球リーグに所属する同社の馬渡元樹選手、川崎フロンターレの脇坂泰斗選手、NECレッドロケッツ川崎の山田二千華選手の写真に、チームワークで火災から守り抜く「ONE TEAM」のキャッチコピーがデザインされている。平口さんは「見る人の目を惹きつけられるように選手の迫力ある写真に、チームワークを強調するために『ONE TEAM』を入れた」とコンセプトを語り、「初のポスター制作だったので、感謝状をいただけてうれしい」と喜んだ。

 熊谷署長は「区内の企業、スポーツチームが一体となる思いが伝わるデザイン。区内に貼るのでぜひ皆さんに見てもらいたい」と話した。

 同ポスターは、3千枚製作され、区内各所に掲示される。

優勝を決めた選手たち=チーム提供

中原選抜が2冠 市学童軟式野球

 「第35回川崎市学童軟式野球大会」の決勝が10月19日、等々力球場で行われ、中原区の選抜チーム「中原ファイブスターズ」が初優勝を決めた。同チームは8月に行われた岩井杯川崎大会に続き、市内選抜大会2冠を達成した。

 今大会は、市内7区の選抜チーム(前年度優勝の宮前区から2チーム)が参加。中原区ファイブスターズは、区内で選抜された選手のうち、今大会の単独チームの部に出場していない21選手で大会に臨んだ。

 1回戦で、川崎ジャックス、準決勝で多摩ワイルドレインボーズに勝利し、決勝では麻生リバースと対戦。6対2で勝利を収め、35回目で初めて優勝を決めた。稲本彰秀監督は「岩井杯から2カ月。選手たちが攻守にわたって努力し頑張った結果。子どもたちの明るさが浸透し優勝できた。今月の市選抜大会で3冠を達成したい」と選手を称え、抱負を語った。

街の魅力を再発見 11月9日・10日にフェス

 街の魅力を再発見するイベント「こすぎるまちフェス」が11月9日(土)・10日(日)、武蔵小杉駅・新丸子駅周辺で開催される。午前11時から午後5時(雨天の場合は一部プログラムの変更、荒天の場合は中止の可能性あり)。主催は川崎市。

 スマホを使って街角の妖怪を見つけるスタンプラリーを実施。5体以上見つけると、プレゼントと交換できる。ほかにも手ぶらで気軽に参加できるスケートボード体験(要予約)や、アーティストと一緒に楽しめるライブペイント体験など楽しいブースが盛りだくさん。キッチンカーや雑貨などを集めた小さなマルシェや、家に飾れるオーナメントづくりができるワークショップも。小杉駅北口座り場には参加者全員で考え、街の魅力を集めた「みらいマップ」を展示する予定だ。

 参加費無料。詳細は特設ウェブサイトから。(問)市まちづくり局【電話】044・200・2741

大原さん(左)と佐藤署長

一日警察署長に大原さん 愛犬や隊員と小杉を巡回

 10月11日から20日にかけて行われた「安心・安全まちづくり旬間」。その期間に合わせ、区内出身のプロレスラー・大原はじめさんが10月16日、中原警察署の一日警察署長に就任し、こすぎコアパーク周辺で犯罪抑止を呼び掛けた。

 当日、大原さんは佐藤智宏署長から委嘱状を受け取った後、登録者が210件(10月1日現在)を超えた、犬の散歩に合わせてパトロールを行う「中原区わんわんパトロール隊」20組と一緒に、商店街を巡回。愛犬のやまちゃんと防犯チラシなどを配布し、注意を呼び掛けた。

 大原さんは「中原区をより良い街にするためにも、一人ひとりの目を増やして安心安全な街をつくっていけたら」と話した。

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イベントを告知するポスター

武蔵新城駅北口 地域の人と店つなぐ 2つの催し同時開催

 新城の街の店と人をつなげるイベント「セシーズイシイフェス」が11月10日(日)、武蔵新城駅北口側の新城テラス前の通りを中心に開催される。午前11時から午後4時。主催は同実行委員会。

 「地元で楽しみ、地域に笑顔を広げる」をコンセプトに、新城の街で営む各種店舗が出店するマルシェ。コーヒーや焼き菓子、イタリアン、中華の惣菜、焼き鳥などの飲食が味わえるほか、手作りアクセサリーなどの小物販売、タロット占い、マッサージのブースが並ぶ。小さな子どもがいる母親らが中心になって、コロナ前まで実施していた催しを新しく展開させたものになるという。実行委員メンバーの一人、石井秀和さんは「新城にある独自の面白さを発信し、近隣に暮らす人たちに街の個性を感じてもらえたら」と思いを込める。

 当日は午前11時から午後5時までは「クルマルマルシェ」を同時開催。南口側にある古着店とのコラボ企画で、冬支度をテーマにした古着、インテリアやアクセサリー、洋菓子などの店が立ち並ぶ。主催者は「衣食住がそろったイベントで街を盛り上げたい」と話す。

 問い合わせは新城テラス【電話】044・872・7391。

メダルを手にする井上さん

上小田中在住井上直紀さん マスターズで2冠達成 やり投げ、ハンマー投げで

 区内上小田中在住の井上直紀さん(39)が9月、京都市で行われた全日本マスターズ陸上競技選手権大会に出場し、35歳以上40歳未満の部のやり投げ、ハンマー投げの2種目で優勝した。

 市内の中学校で教員、陸上部の顧問を務めている井上さん。中学から陸上競技を始め、大学まで短距離や跳躍と共に投てき種目に出場し続けてきた。卒業後、小学校教員になり、30代前半まで実業団の大会にも参加。36歳で初めてマスターズに挑戦し、昨年、やり投げと砲丸投げで全国大会に出場。やり投げで2位入賞を果たした。今年、神奈川県大会のやり投げで県の新記録を樹立し、全国大会に臨んだ。

 「投てき種目は瞬発的に力を出すので、けがのリスクが高く、続ける人が少ない」と井上さん。今大会も、同部門でやり投げは5人、ハンマー投げは3人がエントリー。そこで2冠を達成した。「けがなく継続して練習できたことがすべて。ここまでやってくることができて良かった」と結果を喜ぶ。

 投てき種目はいかに道具に力を伝えるか。その技術を探求するのが魅力だという。中学生の指導を続けながら、「来年は40歳以上のカテゴリーで日本記録に挑戦したい」と目標を語った。

優勝メダルと賞状を持つ橋本さん

宮内中3年橋本優真さん 初の栄冠が全国大会 男子200mで

 宮内中・陸上競技部の橋本優真さん(3年)が、今年の夏に福井県で行われた全日本中学校陸上競技選手権大会の男子200mで優勝した。

 市や県大会では1位になれず、全国大会でつかんだ初の栄冠。橋本さんは「自分が一番驚いた」と言うが、追い風参考記録ながら21秒52という自己記録を大きく更新しての勝利に笑顔を見せた。「決勝レースは緊張しないで臨め、行ける予感がした」。苦手なスタートが決まり、得意の後半の走りにつなげたことを勝因にあげる。

 幼稚園からサッカーをはじめ、小5で陸上に転向。中2のときに全国標準記録を突破したことを機に、本格的に200mに取り組んだ。身長180cmの恵まれた体格と、陸上にかけるひたむきさは誰もが認める。顧問の畑智明教諭は「自分で練習メニューを考え、懸命に取り組んでいる。全国大会でも他の選手を参考に成長しようとする姿勢が素晴らしい」と評する。

 橋本さんは、競技をする上で大切にしていることがあるという。「困ったときは迷わず助言を求める。いろいろな人の意見を聞くことで、選手として成長できたら」。次の目標は「高校へ行っても陸上を続け、インターハイに出場すること」と力強く宣言した。

今年の御会式のポスター

法田寺で恒例の御会式 11月9日 縁日も多数

 法田寺(上平間244)では11月9日(土)、毎年恒例の御会式が開催される。

 午後4時ごろから境内に屋台が多く出店し、本堂前の特設ステージでは空手演武や地元ダンス教室の発表、洗足学園音楽大学による生演奏等が行われる。5時過ぎからは主に小中学生を対象とした「こども法要」も行われる(参加賞あり)。8時過ぎにはコロナ前以来久々となる万灯の奉納も。岸顕崇住職は「毎年多くの方にお越しいただいており、特に地域の方に楽しんでいただければ。今年も皆さんのお越しをお待ちしております」と話す。

 詳細、問い合わせは公式フェイスブックやインスタグラム、【電話】044・522・1616。

二次元コードから申し込み可

健康と食考える講演 11月14日 エポックなかはらで

 「健康と食を考えるつどい」と題した健康講座が11月14日(木)、エポックなかはらで開かれる。主催は川崎市栄養士会。乳酸菌飲料効果や、好きな食べ物を増やすための保育士と栄養士の連携した取り組み、入院センターでの栄養士の関わりをテーマにした講演が行われる。また、東京2020オリンピックにも出場した、「ゴッツ」の愛称で知られるビーチバレーボールの石島雄介選手(トヨタ自動車)も登壇し「汗は人を裏切らない〜終わりなき挑戦」をテーマに語る。アマチュア落語家清流亭いしあたまさん創作の川崎市制百周年を記念した落語「今も昔もこれからも」を、川崎区役所職員でかわさき落語倶楽部代表の喜楽亭笑吉さんが演じる。

 午前10時開場、午前11時開演。講演は11時30分から午後1時50分。参加費は無料。要事前予約。申し込みはウェブサイトから。問い合わせは、神奈川東部ヤクルト販売(株)【フリーダイヤル】0120・8960・39。

作家の高橋秀実さんと対談する東さん(左)

書評家・東えりかさんに聞く 読書週間 川崎の今を知る本

 第78回読書週間では11月9日まで、各地で読書イベントなどが開かれる。宮前区在住の書評家・東えりかさんも、川崎市制100周年を記念したトークイベントを地元で開催する。東さんが薦める「川崎を知る本」の後編をお送りする。

 読書週間は1947年に始まった。敗戦の傷跡が残る中、「平和な文化国家を作ろう」という機運のもと、出版界や書店や新聞・放送業界が協力し、11月の「文化の日」を軸に指定したものだ。

 読書週間は戦争の歴史への反省から始まったが、東さんは「国や地域のつらい歴史を知ることも大切なこと」と語る。「川崎も『怖い』とか『危ない』とかいったイメージで語られがちだが、それも川崎の歴史なので」と挙げたのは、時代が異なる事件を追った2つのノンフィクション作品だった。

 2006年刊行の奥野修司さん著『心にナイフをしのばせて』(文春文庫)と、17年刊行の石井光太さん著『43回の殺意』(新潮文庫)だ。

川崎が憧れの街に

 『心に〜』は1969年、高校生が同級生を殺害した事件の「後日談」を追ったルポルタージュ作品。著者は被害者の遺族の苦悩と、更生して成人となった加害者の内面に迫る。一方の『43回〜』は15年2月、中学1年生の少年が川崎区の多摩川河川敷で殺害された事件の背景を追った。「どちらもつらい事件だが、時代の世相が背景にある。一読の価値はある」と東さんはいう。

 同じ15年の事件を扱いながら、『43回〜』とは趣が異なる1冊も挙げた。音楽ライター・磯部涼さんの『ルポ川崎』(新潮文庫)。「川崎のイメージを、若者の憧れの街へと変えた名著」と称賛する。『ルポ川崎』は、事件に関わった少年たちが生きる街を歩き、街から立ち上がる「路上文化」を描き出した。

 「工業地域特有の環境や、構造的な貧困と階層社会に負け続ける親たち。ヒップホップが生まれたアメリカのダウンタウンと重ね合わせ、川崎から世に出たヒップホップアーティストたちの群像を見事に描いている」と東さん。事実、作中の「BADHOP(バッド・ホップ)」はヒップホップ界のカリスマとなり、今年2月の解散コンサートは超満員だった。

 最後に東さんは、萩坂昇さんの『かわさきのむかし話』(北野書店)を推薦した。「日本中にある昔話が川崎でも語り継がれてきたことは、意義深い」。萩坂さんは、1950年代後半から市内の民話や昔話の聞き取りを続け、本を手作りし、学校を回って販売した時期を経て、70年に『かわさきの〜』を出版した。

 以後も昔話の本を書き続け、2003年に他界した。今年は萩坂さんの生誕100周年。甥の萩坂心一さん主宰の「かわさき民話を愛する会」では、9月に中原区で記念イベントを開催した。心一さんは「昇さんの『川崎をふるさとと呼べる街に』『昔話は心のごちそう』という思いを継承していく」と話している。

参加者にあいさつする坂本支部長

日本オストミー協会川崎市支部 社会的な理解促す 初の催しに多くの人出

 日本オストミー協会川崎市支部主催の落語鑑賞会が10月9日、エポックなかはらで行われ、約250人が訪れた。

 人工肛門や人工膀胱で生活する人「オストメイト」について理解を深めてほしいとの思いを込めて企画された初の催し。鑑賞会に先立ち行われた講座では、ストーマと呼ばれる装具の説明や、全国に約23万人・川崎市内に約2千人いるオストメイトが年々増加傾向にある現状について触れた。

 一方、認知度が低く「公衆浴場や障害者専用トイレの利用時は、誤解や外見で判断されがち」など、生活上の悩みについても共有。その後は3人の落語家が登場し、会場に笑いを届けた。同支部長の坂本純さんは「多くの人にご来場いただき、関心をもってもらえて良かった」と話した。

GO!GO!!フロンターレ

11月10日 あさお青玄まつり

 「第12回あさお青玄まつり」が、今年も11月10日(日)に麻生グラウンドと青玄寮で開催される。川崎フロンターレ麻生アシストクラブ主催。

 普段は絶対に入ることができない麻生グラウンドの天然芝で、フロンターレが誇るスクール・普及コーチにサッカーを教えてもらう「こどもサッカー教室」や選手たちが過ごすクラブハウス見学ツアー、青玄寮見学ツアーを実施(いずれも事前予約制)。

 グラウンド会場では和太鼓演奏やフロントールズの演奏、選手のグッズが当たる抽選会を開催。また、選手のサイン会も実施されるので、憧れの選手とふれあうチャンス(午前11時から先着各回50人を予定)。ほかにも、アトラクションや飲食コーナーもあり、丸一日楽しめそうだ。

 入場無料。午前11時から午後3時(11時30分開会式)。小雨決行。事前募集受付期間は11月6日(水)午後8時まで(抽選結果は11月8日(金))。申し込み方法や、イベント詳細は川崎フロンターレ公式ウェブサイトへ。