中原消防署(熊谷智子署長)は10月25日、秋の火災予防運動の防火ポスターを製作した信号器材(株)(市ノ坪)の社員・平口南実さん(22)に感謝状を贈呈した。
秋の火災予防運動は、11月9日(土)から15日(金)までの期間、「守りたい未来があるから火の用心」の標語のもと、全国一斉に実施される。
同署では今回、中原区内の防火ポスターを、中原消防研究会の会員で鉄道信号や道路標識などを製造・販売している信号器材(株)に依頼。同社の生産管理課デザイン室の平口さんが担当した。ポスターは、川崎市市制100周年のロゴの色に合わせて、日本卓球リーグに所属する同社の馬渡元樹選手、川崎フロンターレの脇坂泰斗選手、NECレッドロケッツ川崎の山田二千華選手の写真に、チームワークで火災から守り抜く「ONE TEAM」のキャッチコピーがデザインされている。平口さんは「見る人の目を惹きつけられるように選手の迫力ある写真に、チームワークを強調するために『ONE TEAM』を入れた」とコンセプトを語り、「初のポスター制作だったので、感謝状をいただけてうれしい」と喜んだ。
熊谷署長は「区内の企業、スポーツチームが一体となる思いが伝わるデザイン。区内に貼るのでぜひ皆さんに見てもらいたい」と話した。
同ポスターは、3千枚製作され、区内各所に掲示される。
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