厚木・愛川・清川版【11月8日(金)号】
加藤選手(本人提供)

加藤響選手 横浜DeNAが3位指名 厚木出身、元ベイジュニア

 プロ野球ドラフト会議で四国アイランドリーグplusに所属する「徳島インディゴソックス」の加藤響選手(22・厚木市出身)が横浜DeNAベイスターズから3位指名を受けた。小学生の頃にベイジュニアに選出された経験のある加藤さんは「縁のあるチームではつらつとプレーしたい」とプロでの活躍を誓う。

 ドラフト当日の10月24日、加藤選手は徳島県内のショッピングセンターでドラフト会議の行方を見守った。横浜DeNAの3巡目に自身の名前が読み上げられると喜びと安堵の表情を浮かべ、会場内も歓喜に包まれた。

 加藤選手は厚木市出身、厚木小学校・厚木中学校卒。父親の影響で野球を始め、小学3年生までは市内の軟式少年野球チームに所属。チームを離れるも野球の練習は続け、硬式に慣れるため5年生からは茅ヶ崎リトルリーグに加入した。6年生の時には「横浜DeNAベイスターズジュニア」に厚木市内で唯一選出された。

 中学時代は海老名リトルシニアで活躍し、東海大相模では甲子園も経験した。当時を知る海老名リトルの飯塚良二監督は「当時から努力をする子。長打力も良いものがあった。全力で頑張ってほしい」とコメントを寄せた。

独立リーグで活躍

 現在は東洋大学に在学し、今年度から徳島県に拠点を移して独立リーグの徳島インディゴソックスの一員として開幕からレギュラーを勝ち取った。ポジションは遊撃手。通算64試合に出場し、打率3割1分1厘、69安打、6本塁打、41打点でベストナインに選ばれるなど、走攻守で活躍を見せた。

 徳島県内で電話取材に応じた加藤選手は、「徳島に来てから支えてくれた人、自身の選択を後押ししてくれた人がいてここまでこれた。多くの人たちの思いを背負って頑張りたい」とコメント。この1年間で多くのことを学んだという。地元神奈川の横浜DeNAから指名を受けたことに「ジュニア時代から縁のあるチーム。強肩、強打、はつらつとしたプレーでくらいついていきたい」と抱負を語った。

 小学生の頃、厚木中央公園に毎日通って遊んだことが思い出深いという加藤選手。地元厚木の野球少年達に向けて、「小さい頃からの練習、日々の積み重ねが今に生きている。夢を持って毎日頑張ることを忘れないでほしい」とエールを送った。

楯を持つ押久保さん(左)と田中社長

田中紙業 段ボール製造技術に栄誉 梱包コンテストで受賞

 段ボール製品を製造する田中紙業株式会社・厚木工場(田中伸尚代表取締役社長)が、日本パッケージングコンテスト(主催/公益社団法人日本包装技術協会)で工業包装部門賞を受賞した。自動車用オイルクーラーの梱包に使う仕切り材を改善し、従来の2倍となる充填率を実現。輸送コストの削減によるCO2排出抑制などの効果も評価された。

 田中紙業(株)は1954年創業のダンボール・印刷紙器メーカーで、68年に厚木工場が上依知で稼働。現在20人ほどが勤務し、これまで東京工芸大学の学生とコラボした新商品開発や、ふるさと納税への出品など市内でも積極的に活動している。

 今回受賞した『自動車用オイルクーラー集合梱包材の充填率改善組仕切の開発』は、海外輸出梱包時の組仕切りを改善したもの。容器内の空間を最大限に生かし、これまで1コンテナに11個だった梱包数が最大で22個入るよう設計・開発した。

 開発はクライアントからの依頼がきっかけで、厚木工場勤務で包装専士の資格を持つ押久保崇さん(48)を中心に同社営業部が担当。コンテストでは、梱包率アップによる輸送コストの削減とそれに伴う物流のCO2削減が評価された。

 厚木工場として初の受賞に「これからも顧客ニーズ合った商品を作っていきたい」と押久保さん。田中社長は「長年培ってきたノウハウでお客さまに貢献できたことがうれしい。今後も安心安全な包装環境を作っていきたい」と話した。

埼玉工場でも受賞

 同コンテストでは、同社埼玉工場が製造した『液晶機器及び付属品集合包装』が輸送包装部門賞を受賞した。製品は、10月25日まで東京ビッグサイトで行われた2024東京国際梱包展(TOKYO PACK2024)で展示された。

厚木市民朝市出店者組合の組合長を務める 伊藤 洋文さん 厚木市温水在住 66歳

感謝の気持ちを原動力に

 ○…「地元のみなさまに支えられてここまでこれました」。そう話す言葉には感謝の気持ちが溢れている。今年で50周年を迎える厚木市民朝市の出店者組合で組合長を務める。「組合長になって5年。偶然にも50周年という記念すべき年を迎えられて、本当にうれしい」。朝市50周年記念フェアの企画や、出品者として野菜の準備に奔走する日々を送っている。

 ○…父親が初代朝市のメンバーだったことから、販売を手伝うなど高校生の時から関わってきた。「最初は『いらっしゃいませ』を言うのも恥ずかしくて」と話すが、それでも回を重ねるごとに、地域の人たちとの交流や、温かい雰囲気に引かれていった。「気が付いたら組合長になっていて驚いています。それでも任されたからには責任感を持って盛り上げていきたい」と朝市への深い愛情がにじむ。

 ○…生まれも育ちも厚木市温水。代々続く農家に生まれ、幼い頃から農業が身近にあった。「仕事で忙しい両親を見て、自然と自分も継ぐものだと思って張り切っていました」と家業に誇りを持ち、高校卒業後は市内の東京農業大学に進み、農業を学んだ。現地の農業を学ぶため23歳で渡米。「実務的なことより、精神修行のようなものでした」と苦笑いする。帰国後は父親の農園を継ぎ、厚木市で家族とともに新鮮な野菜を日々消費者に届けている。

 ○…自宅では、妻と息子夫婦、そして小学生の孫2人と暮らす。「趣味はもうないな」と笑うが、自宅の前で自転車に乗る孫の姿を見て「日々孫の成長を感じられるのがうれしい。今では孫に遊んでもらう立場」と顔をほころばせる。「朝市を楽しみにしてくれる人のために、記念フェアを成功させたい」と朝市への準備に余念がない。

厚木市 技能功労者7人を表彰

 厚木市は11月1日、優れた技能を有する専門職を顕彰する「厚木市技能功労者等表彰」の表彰者を発表した。

 今年度は5職種から技能功労者4人、優秀技能者1人、優秀青年技能者2人の計7人が選ばれた。受賞者は以下。順不同、敬称略。

【技能功労者表彰】印刷工職・小島正/理容師・藤江隆博/大工職・山田守孝/大工職・宮田厚生

【優秀技能者表彰】美容師・柳川美穗

【優秀青年技能者表彰】大工職・和田裕太朗/調理師・岩澤峻平

 同表彰は、同一の職種に長く従事し、技能の錬磨、後進の育成などに功績のあった技能者を表彰する制度。2023年度までに、技能功労者694人、優秀技能者196人、優秀青年技能者82人の計972人が受賞している。

オーディションの様子(厚木市提供)

厚木市 市制70周年映画、掴め配役 高校生役オーディション

 厚木市制70周年を記念して製作される映画「キリコのタクト〜YELL〜」に出演する高校生役を決めるオーディションが、11月2日と3日に厚木市役所で開かれた。

 映画は、厚木出身で映画プロデューサーの神品信市さん、監督の雑賀俊朗さんが手掛け、オール厚木ロケで行われる。雑賀監督が本厚木駅前で音楽グループ「いきものががり」の楽曲『YELL』を聴き、着想を得た作品という。

 オーディションには、市内在住・在学者60人の応募があった。2日は15歳〜25歳の市民20人が参加し、映画に登場する高校生の合唱部員役とクラスメート役に分かれ、審査に臨んだ。

 参加者は配布された台本のセリフを読みながら演技を披露。合唱部員役は、与えられた課題曲で自身の得意なパートを歌った。神品さんと雑賀さんら審査員は、参加者の演技を真剣な表情で見守った。

 神品さんは「大勢の前で堂々と発表していて素晴らしかった。厚木市の発展のためには若い力が必要なので、これからが楽しみ」。雑賀さんも「まずはオーディションに参加することが大事。参加者からたくさんの勇気をもらったので、映画製作の原動力にしていきたい」と力を込めた。

 合格者は、合唱練習や演技の稽古を経て来年3から始まる撮影に臨む。劇場公開は26年春を予定している。

 映画は、数々の合唱コンクールで全国一位を獲得してきた音楽教師の原田貴理子が失踪したことを受け、教え子が仲間と記憶をたどり彼女の謎に迫っていく物語。別れや再会、旅立ちなど、若者たちの友情と恩師とのストーリーを描く。

過去の開催のようす

息のむ妙技、駅前で大道芸 32組出演し11月9日・10日

 腕自慢のパフォーマーが大道芸を披露する「にぎわい爆発あつぎ国際大道芸」が11月9日(土)・10日(日)に、本厚木駅周辺で開催される。

 駅周辺のにぎわい創出を目指して2008年に始まった人気イベント。大ヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」のオープニング曲を手掛けた姉妹ユニット「チャラン・ポ・ランタン」をはじめ、日本を代表する舞踏カンパニー「大駱駝艦」、世界的に活躍するオランダ人コメディアンのピーター・ポストなど、32組のパフォーマーが厚木の街角で息をのむステージを繰り広げる。

 会場は、本厚木駅前北口広場、一番街(2カ所)、サンパーク、イオン厚木前、中町公園、花の公園、厚木公園、厚木中央公園、アミューあつぎ、南口ホコ天まつり会場(9日のみ)の11カ所。両日午前11時から午後6時。厚木公園では9日に夜会、10日に大夜会(各日午後5時〜)も行われる。

 会場周辺では、あつぎグルメフェアやあつぎ愛・物産フェア、あつぎ技能祭、あつぎ一番街マルシェ、なかちょう大通り出店村などのイベントも同時開催される。

 問い合わせは市商業観光課【電話】046・225・2840へ。

ラウンジに飾られたアレンジメント

厚木アーバンホテル フルハーフのバラが彩り 11月10日まで展示

 厚木アーバンホテル(中町)1階ラウンジで11月10日(日)まで、「フラワーアレンジメント&バラ鑑賞会」が行われている。入場無料。

 バラで有名な日本フルハーフ(上依知)とのコラボ企画で、美しいバラを多くの人に楽しんでもらおうと初めて企画。初日の5日には、同社の施設内で育てられた100本のバラが持ち込まれ、ホテルスタッフに手ほどきをしながら一緒にアレンジメントを作成。完成した作品20個ほどがホテル館内に飾られた。

 同ホテルの担当者は「ラウンジにはどなたでもご入場できるので、この機会にぜひお越しください」と笑顔で来館を呼びかけた。同社の玉置清次厚木総務室副室長は「趣のある秋のバラのアレンジメントを楽しんでほしい」と話した。

 ラウンジの開放時間は午前10時から午後6時まで。問い合わせは同ホテル【電話】046・222・3344へ。

横田署長(左)と稲場支店長

厚木警察署 三井住友信託銀と協定 強盗対応訓練も

 厚木警察署(横田和道署長)は10月30日、三井住友信託銀行厚木支店(稲場淳支店長)と「地域安全に関する協定」を締結した。

 特殊詐欺をはじめとする各種犯罪を未然に防止し、安全で安心して暮らせる地域社会の実現を目的にしたもの。同支店では日ごろから訓練などを通じて防犯意識を高めるという。横田署長は「連携、情報発信することで犯罪への抵抗力を高め、特殊詐欺などの被害を防止していく」と話した。

 締結式後には同支店内で強盗対応訓練を実施。警察官が犯人役を演じ、2人組の強盗犯人が犯行に及んだ際の対応について確認したほか、カラーボールの使用方法も学んだ。

 稲場支店長は「金融犯罪に立ち向かう姿勢を持って業務にあたりたい」と話していた。

日本建築士会連合会の古谷誠章会長(左)と奈良さん(本人提供)

建築士会 若手育成に評価 奈良直史さんが全国表彰

 全国から多くの建築士が集う「第66回建築士会全国大会〜鹿児島大会〜」が10月25日に鹿児島県文化センターで開催され、厚木市及川で設計事務所を経営する市議会議員の奈良直史さん(49)が連合会会長表彰を受けた。

 この表彰は各都道府県の建築士会での活動から推薦されるもの。神奈川県建築士会には約3000人が加入しており、奈良さんのほか県内から3人が受賞している。奈良さんは2013年度から16年度まで青年委員会の委員長を務めたほか、建築士試験の合格者講習会などで講師を務めて育成に貢献したことが評価につながった。

 表彰を受けた奈良さんは「これからも若手建築士の育成に尽力し、学んだものを生かして厚木のまちづくりにも役立てていきたい」と話した。

協定を締結する山口市長(左)と上村市長

厚木市 北杜市と相互応援協定 災害時の物資支援などで

 厚木市の山口貴裕市長は10月30日、山梨県北杜市を訪れ、大規模災害時に備えた相互応援協定を上村英司北杜市長と締結した。

 大規模災害に備えて締結されたもので、災害が発生した際、被害規模に応じて食料や生活必需品、資機材の提供、職員の派遣などを行う。

 発生確率が高く、厚木市での被害が想定される「都心南部直下地震」の影響が少ないとされる北杜市に連携を申し入れ、今回の締結に至った。厚木市が防災分野で協力関係を構築するのは、2021年の沖縄県糸満市との防災協定に続いて5例目となる。

 締結式で上村市長は「いつ起こるか分からない災害に備えて万全の体制を作っていきたい」とあいさつ。山口市長は「協定を結ぶことができて、大変心強い。災害時の協力だけでなく防災対策の情報交換などもできたらうれしい」と期待を寄せた。

 厚木市はこのほか、風水害などの危機・災害情報をAIによりリアルタイムで解析・収集し、リスクを可視化するシステムや防災備蓄品の見直しなどの防災対策に取り組んでいる。

競技を行う病院職員ら

職員らボッチャで交流 厚木病院協会が親睦行事

 厚木病院協会主催の「病院対抗親睦ボッチャ大会」が、10月30日にレンブラントホテル厚木で開かれた。

 同協会には、厚木市と愛川町、清川村にある13病院が加入。ボッチャ大会は病院職員同士の親睦を深めようと昨年初めて開催し、参加者から好評を博したという。

 今年は140人ほどの職員が参加し、4つのコートに分かれて熱戦を展開。ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに自チームのボールが近づくと歓声が上がった。優勝は相州病院、準優勝は愛光病院だった。

 同協会の杉山肇会長(神奈川リハビリテーション病院病院長)は、「厚木支部は規模は小さいが、まとまりのある組織。このような機会を設けることで、病院同士の連携がより深まれば」と話した。

 ボッチャはヨーロッパ発祥のニュースポーツで、子どもや障害のある人でも気軽に楽しめることからパラリンピックの正式競技にも採用されている。

 大会前には、春の叙勲で瑞宝双光章(保健衛生功労)を受けた元・愛川北部病院長の伊藤忠弘さんを祝う式典も開かれた。

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写真はイメージ(食の市提供)

七沢 食の市に北海道の味覚 ななさわ食堂がオープン

 厚木市七沢の「青空と大地 七沢温泉 食の市」に11月7日、北海道の味覚を味わえる「ななさわ食堂」がオープンした。

 同店は厚木市と北海道網走市の友好都市を背景に食の市を運営する(株)リンクボールと北海道の(株)REALIZE83のビジネス交流で実現したもの。網走市や隣接する斜里町から直送される干物や旬の食材が味わえるほか、厚木の地場野菜とのコラボメニューも提供。

問い合わせは【電話】046・248・5555へ。

大正からダム完成までの52枚の写真を展示

写真で辿る清川の今昔 宮ヶ瀬水とエネルギー館

 「清川村今昔2024写真展」が11月30日(土)まで、宮ヶ瀬ダム敷地内の水とエネルギー館で開かれている。主催は清川村文化財保護委員会(飯塚利行委員長)。

 同委員会では清川村の古写真を住民から収集し、デジタル化する取り組みを行っている。

 昨年はダムによって水没する前の1980年ごろの清川村宮ケ瀬地区の様子を記録した写真38枚を紹介。今年は緑小学校をはじめ緑中学校、宮ヶ瀬小学校、宮ヶ瀬中学校が保管してきた貴重な写真の一部を展示する。

 飯塚委員長は「古写真を見ることで、清川村の移り変わりが分かる」と話した。

表彰式の様子

愛川町、町社協など 社会福祉への功労表彰

 愛川町文化会館で10月26日に「第40回愛川町社会福祉大会」が開かれた。町と町社会福祉協議会、日本赤十字社愛川町分区が主催した。

 社会福祉に功績のあった町民や町の福祉作文・ポスター入選者など、個人32人と2団体を町が表彰したほか、民生委員児童委員や社会福祉協議会評議員、社会福祉事業等施設従事者として長年務めた人、ボランティア活動の功労者など、個人20人と10団体を町社会福祉協議会が表彰した。

 表彰に続き、福祉作文で最優秀を受賞した佐藤舞桜さん(菅原小学校5年)が作文を発表。会場には福祉ポスター入選作も掲示された。

 式典後に行われたコント集団「ザ・ニュースペーパー」によるステージパフォーマンスに、会場は来場者の笑いで溢れた。

感謝状を持つ笹生会長(左)と横田署長

厚木署管内交通安全協会 事故減に貢献で表彰

 厚木警察署管内交通安全協会(笹生準一会長)が管内の交通死亡事故減少に貢献したとして神奈川県警察本部交通部長から表彰され、10月31日に厚木署の横田和道署長より感謝状が贈られた。

 厚木署管内では、今年5月10日から10月12日までの期間に交通事故による死者数が0件だった。

 同協会では日ごろから交通事故防止活動として、定期的にパトロールや街頭キャンペーンなどを行っている。今回の表彰は、交通安全の呼びかけを通じて交通死亡事故の減少につながったことが評価されたもの。

 笹生会長は「厚木署管内は警察や行政、外郭団体のチームワークが非常に良い。日ごろから活動に参加する多くの方のご協力に感謝を申し上げます」と話した。

 厚木署管内で発生した10月30日時点での交通事故件数は562件。昨年の同時期は614件で、前年に比べると52件減少している。

森の里・玉川を駆ける 11月15日まで受付

 第26回「森の里・玉川地区マラソン大会」が12月8日(日)に開催されることに伴い、現在参加者を募集している。午前8時45分受付開始、9時開会式。雨天中止。

 対象者は森の里・玉川地区在住、在勤、在学者。希望者は11月15日(金)までに森の里公民館または玉川公民館に備え付けの申込み用紙に記入し、窓口で提出。

 募集クラスは以下。▷一般の部(約4Km)中学生以上▷ファミリーコースの部(約1・5Km)小学4年生以上▷ファミリーコースの部(約1Km)小学3年生以下(未就学児は保護者要同伴)

(問)森の里公民館【電話】046・250・5262
試し掘りをした自然薯を持つ山田会長

出荷ピークは12月 清川村の特産品 自然薯

 清川村自然薯育成会(山田弘文会長)が生産する「きよかわ自然薯」の出荷が始まった。

 11月1日の試し掘りでは長さ1m強の自然薯が掘り出された。山田会長は「今年の生育は8月、9月の気温が高すぎて、やや遅い。緑色の葉っぱが多く感じるので、葉が枯れてきた頃がちょうど良い。12月に入れば、サイズも安定して出荷できるだろう」と話した。

 同育成会は2011年に発足。村の特産品を目指して自然薯の栽培を続け、品質は年々向上しているという。活動は地域活性化や耕作放棄地の解消にもつながっている。

 昨今はふるさと納税の返礼品としても人気。収穫がピークの12月には、お歳暮や贈答品用に買い求める客も多いという。

 11月9日(土)に自然薯を取り扱う「道の駅清川」が9周年の催しを開く。その際にも店頭に名産品として並ぶ予定だ。

 問い合わせは「道の駅清川」【携帯電話】070・1316・9184へ。

味付けをする尾澤会長(左)

清川村 芋煮で故郷を懐かしむ 東北県人会

 清川村唯一の県人会「東北県人会」が11月1日、宮ヶ瀬地区住民センターで芋煮会を開いた。

 同会は2001年の設立後から交流を育み、活動を続けている。季節ごとにバーベキューやブドウ狩り、餅つきなど年5回の活動を行う。

 福島県をはじめ青森県や岩手県など東北6県の出身者20人が参加。尾澤孝治会長は「まさか、こんなに長く続くとは思わなかった。芋煮をみんなで食べて、年の瀬も元気に過ごそう、来年も良い年にしよう」と毎年、顔を合わせるのを楽しみにしている。

 当日は会員14人が尾澤会長が育てたサトイモも使った芋煮をほおばり、笑顔で会話を弾ませていた。

寺井さんの指導でスケボーに乗る参加者

小学生がスケボー楽しむ 愛川町で初心者教室

 愛川町の田代運動公園スケートパークで10月27日、「スケボー初心者教室」が開かれ、小学生17人が参加した。

 東京五輪やパリ五輪で日本人選手がメダルを獲得するなど、国内でも盛り上がりを見せるスケートボードを子どもたちにも親しんでもらおうと、町が初めて開催。パリ五輪の女子ストリート金メダリスト・吉沢恋選手を指導する寺井裕次郎さんが講師を務めた。

 子どもたちは、スケートボードの乗り降りや、前足をボードに乗せて後ろ足で地面を蹴り前進する「プッシュ」、ボードに乗ったままノーズを左右に振って進む「チックタック」、「ターン」などの基本動作を学習。バンクの上り降りなどに挑戦する子どもいた。

 参加者は「初めは怖かったけれど、繰り返し練習して慣れると楽しくなった」「ターンや坂を上るのが難しかった。もっとやりたい」と、初めてのスケートボード体験を楽しそうに振り返った。

 寺井さんは「夢中になってスケボーに乗ってくれ、指導していて楽しかった」と話し、「オリンピックなどを目指すには、まずはスケボーを好きになることが大切。経験者から教わって乗り方の基礎が身に付けば、好きな分だけ上達する」と未来のメダリスト誕生に期待を寄せた。

 同運動公園のスケートパークは公共の競技施設として2021年2月にオープン。クォーターランプやバンクtoバンク、フラットレールなどの設備があり、無料で利用できる。

琉球の音色楽しもう 町文化会館で講座

 「エイサー・ダイナミック琉球を楽しもう!」と題したレクリエーションイベントが、11月16日(土)に愛川町文化会館で行われる。午後1時30分から3時30分。

 あいかわ楽習応援団「みんなの先生」キャンペーン講座として実施。青井裕子さんが講師となり、沖縄の小太鼓「パーランクー」を打ち鳴らして踊る。体ほぐしや脳トレを兼ねた参加も歓迎。

 対象は町内在住・在勤の小学5年生以上12人(小学生は保護者同伴)。足袋または五本指の靴下、飲み物を持参。楽器は当日貸し出す。

(問)町生涯学習課【電話】046・285・6959

倉永代表(左)と渋谷選手(右)

後楽園ホールで初興行 T&Tボクシングジム

 T&Tボクシングジム(倉永武雄代表/厚木市中町)が、初の自主興行となるボクシングイベント『FIGHT for PRIDE』を11月25日(月)に後楽園ホール(東京都文京区)で開催が決まった。

 同イベントでは10試合が行われ、T&Tから8人の選手が出場。メインイベントのバンタム級8回戦では厚木出身の渋谷亮太選手がメインイベンターを務め、高埜響選手(六島ボクシングジム)と対戦する。

 初の自主興行を前にイベントポスターも刷り上がり、盛り上がりを見せる同ジム。倉本代表は「皆さまの支えがあっての初興行。楽しんで、何かを感じてもらえる興行にしたい」と感慨深い表情で話した。

 また同イベントが再起戦にもなる渋谷選手は「T&Tのメインイベントで自身としても年内最後の試合。勝って締めくくり、応援してくれる人たちに喜んでもらいたい」と話した。

 興行に関する問い合わせは同ジム【電話】046・206・5799へ。

自転車 「ながら運転」厳罰化 酒気帯び運転も対象に

 道路交通法が11月1日に改正され、自転車運転中に携帯電話等を利用する「ながら運転」の罰則強化とともに、新たに「酒気帯び運転」が罰則として新設された。自転車運転者講習の受講命令の対象となる危険行為に「運転中の携帯電話使用等」と「酒気帯び運転」が追加となった。

 運転中に携帯電話等で通話したり画面を注視する「ながら運転」は、これまで「5万円以下の罰金」だったが「6カ月以下の懲役、または10万円以下の罰金」に厳罰化された。事故を起こした場合には「1年以下の懲役、または30万円以下の罰金」が科せられる。

 新設された「酒気帯び運転」は、従来は酩酊状態で運転する「酒酔い運転」のみが罰則の対象だったが、法改正により「3年以下の懲役、または50万円以下の罰金」が科される。酒を提供した飲食店や同乗者も懲役や罰金の対象となる。

 ペダル付き原動機付自転車(モペット)の運転については、一般原動機付自転車と同じ扱いとなることが明文化された。

 厚木警察署は「ルールを守り、安全運転を心がけてもらえたら」と呼びかけている。

セミナーのチラシ

「架け橋期」の連携強化を 幼保小関係者向け講演会

 厚木市民間保育会が主催するセミナー「幼保小連携〜架け橋期の教育を考える〜」が11月18日(月)、厚木商工会議所で開かれる。

 講師は東海大学児童教育学部児童教育学科准教授の寳來(ほうらい)生志子さんが務める。5歳児から小学校1年生の2年間(架け橋期)が生涯にわたる学びや生活の基盤を作る重要な時期と考えられていることから、幼稚園、保育園、小学校の各関係機関との連携強化について考える。

 午後2時30分から4時。対象は保育園、幼稚園、小学校関係者(各園・校2人まで)。定員100人。参加費無料。

 申し込みはあつぎ保育園ホサナ【電話】046・222・8619へ。

賞状を手に受賞を喜ぶ同団体メンバー

地道な活動で受賞 コミュニティカフェ荻野

 厚木市の鳶尾で活動する「一般社団法人コミュニティカフェ荻野」がこのほど、公益財団法人あしたの日本を創る協会などが主催する「あしたのまち・くらしづくり活動賞」で全国20団体が選出された振興奨励賞に輝いた。今年度、神奈川県内で受賞したのはコミュニティカフェ荻野のみ。

 同賞は全国各地で活発に展開されている地域づくり・くらしづくり・ひとづくりの活動に取り組んでいる地域活動団体などを表彰するもので、今年度は197編の応募があった。

 コミュニティカフェ荻野はこれまで、地域に暮らす高齢者向けにコーヒーを飲みながら絵や写真などが鑑賞できる「Tobioギャラリー」の開設や、厚木市と協働して地域コミュニティバス「ココモ」を立ち上げ運用を開始するなど、積極的な地域活動を展開している。

 代表の土谷知男さんは「これまで地道に続けてきた活動が評価されてうれしい。受賞をきっかけにより多くの人たちに私たちの活動を知ってもらい、交流の輪を広げていきたい」と話した。

 現在28人がメンバーとして所属。鳶尾団地を拠点に、地元大学や商店街などと協力して季節ごとにイベントを開催するなど、地域とのつながりを深めるために活動している。

3連休はざる菊畑を家族や友人と散策する人が多く訪れた

厚木市飯山 ざる菊が見ごろ 10日までイベント開催

 景観保全を目的に植えられた厚木市飯山のざる菊が、11月上旬の3連休に見ごろを迎えた。

 花の手入れを行うのは、地域の住民らが参加する「みどりと清流のふるさと創造委員会」。

 同委員会は連休に合わせて、ざる菊の鉢植え体験や焼き芋の販売などを実施。2日目と3日目には市内外から多くの人が観賞に訪れ、販売用のざる菊も100鉢近く売れたという。市内から訪れた夫婦は「毎年、楽しみに来ている。今年は株数が多いらしいと聞いた」と笑顔で話した。

素早い動きで技を繰り出す選手

厚木剣道連盟 海外剣士と竹刀を交える 70周年記念大会

 厚木剣道連盟(小山篤会長)が11月で創立70周年を迎えた。今年は記念大会として4日に連盟と交流を深める中国、韓国、香港の剣士を招き「令和6年度厚木市剣道選手権大会」を開いた。大会には9部門250人が参加。会場には声援や選手の掛け声が響き、白熱した試合が繰り広げられた。

 小山会長は「今大会での国際交流が青少年の国際的な視野を育む一助になることを願います」と挨拶した。

 優勝・準優勝の選手は以下の通り。(敬称略)▼小学生1・2年生の部/優勝・樋田湊人、準優勝・松永勝太郎▼小学生3・4年生の部/優勝・閔胥淨、準優勝・中川栞奈▼小学生5・6年生の部/優勝・金兌良、準優勝・山本羽樂▼中学生男子の部/優勝・渡部鉄平、準優勝・丸尾琉晟▼中学生女子の部/優勝・林奈杏、準優勝・佐藤菜月▼高校生男子の部/優勝・鈴木月翔、準優勝・川野克己▼一般女子の部/優勝・渡部日向子、準優勝・ヤウ イーティン▼一般男子三段以下の部/優勝・鄭喆秀、準優勝・霍 俊鋒▼一般男子四段以上の部/優勝・栗原宗久、準優勝・渡部倫太郎
大ホールで説明する職員

厚木市文化会館 改修工事が終了 希少種との共生も目指す

 厚木市文化会館の改修工事が9月に終え10月30日、内覧会が開かれた。当日は地下1階から地上6階を市職員の案内で隈なく見学した。

 改修のきっかけは2017年に建築物・設備等調査業務委託により、施設の劣化診断を受けたことにある。なかでも大小ホールの特定天井の耐震化については、2011年の東日本大震災以降の建築基準法に適していなかったため、改修の必要があった。今回の改修で市は取得した任意評定の補強案に沿って耐震化を図り、現行法に適合を図った。また音響性能を継承すべく、ホール内壁や天井は極力既存を残置するなどの配慮をし、音響性能の継承が図れていることを確認。またホール以外にも女子トイレの増設やファミリートイレを新設、難聴者支援設備の導入、駐車区画の拡充なども図られた。

 さらに文化会館に長く営巣する神奈川県レッドデータ「減少種」のヒメアマツバメの保護活動を目的に、観察カメラを設けツバメとの共生に取り組む。市の職員は「ヒメアマツバメの繁殖などの生態をカメラを通して間近に知ることができる。今後イベントも検討する」と話した。

11月10日 消防に親しもう 厚木市役所西側駐車場

 第15回あつ消防団ふれあい広場が11月10日(日)、厚木市役所西側駐車場で開催される。時間は午前10時から午後3時まで。参加無料。

 これは消防車や救急車など、消防に関わる仕事を知って欲しいと行われているもの。当日は消火器取扱体験や放水体験、はしご車乗車体験(抽選/午前の部・午前10時〜10時20分、午後の部・午後1時から1時20分)などの体験コーナーをはじめ、消防車両展示・撮影コーナー、住宅用火災警報器啓発コーナー、消防団(女団)紹介コーナーなどを実施。景品がもらえるスタンプラリーも開催される。主宰する厚木市では「子どもから大人まで楽しめる消防イベント。ご来場をお待ちしています」と呼びかける。

 問い合わせは厚木市消防本部・厚木市消防団【電話】046・223・9366まで。

大会に出場した3人

トランポリン競技の3人 大会出場結果を報告

 厚木市内で活動するトランポリンのクラブチーム「Atsugi bonfire(ボンファイア)」所属の小中学生3人が、世界大会と全国大会に出場した結果を山口貴裕市長に報告するため、10月29日に厚木市役所を訪問した。

 大会に出場したのは、崎浜寧王さん(睦合東中3年)、崎浜望叶さん(清水小6年)、山本佳音さん(荻野中3年)。

 寧王さんは、5月に中国と香港で行われた第6回アジアジュニアトランポリン競技選手権大会の男子個人15〜16歳の部で22人中17位に入った。

 7月の第10回全日本トランポリン競技ジュニア選手権大会では、寧王さんが中学生男子の部で49人中11位、シンクロの部で21ペア中15位と健闘。望叶さんも小学生高学年女子の部で49人中44位、シンクロの部で22ペア中8位、山本さんは中学生女子個人の部で50人中43位、シンクロの部で24ペア中12位だった。

 10月の第61回全日本トランポリン競技選手権大会では、寧王さんが男子個人の部で65人中49位、山本さんが女子個人の部65人中33位、シンクロの部29チーム中21位に入った。

 寧王さんは「世界大会ではいい結果が残せなかったけれど、海外の雰囲気が知れて良い経験になった」といい、「毎回自己ベストが出せるよう今後も努力していきたい」と意気込んだ。山口市長は「日々の厳しい練習の積み重ねが世界大会や全国大会出場につながったと思う。さらなる高みを目指して頑張ってほしい」と話した。

音楽情報 湯原昌幸ライブ 東海大学前タウンニュースホール

 今年デビュー60周年&喜寿を迎えた歌手・湯原昌幸さん=写真=が、東海大学前タウンニュースホール(小田急線東海大学前駅南口徒歩2分、秦野市南矢名1の5の13)で12月7日(土)「湯原昌幸ハッピーLIVE」を行う(午後3時開演・2時30分開場)。予定曲は「雨のバラード」「冬桜」「たそがれロマン」「GSメドレー」ほか。昭和〜令和の名曲を歌い紡ぐ貴重なライブとなる。タウンニュースホールは希代のボーカリスト・湯原昌幸の歌声を間近で堪能できる全150席のサロン感あふれる会場。

 チケットは全席指定5000円。購入はチケットぴあ(Pコード281―249)で。会場窓口でも直接購入可能(予約制)。問合せは同ホール【電話】0463・77・0025へ(水曜休館・午前10時〜午後5時まで)。

譲渡会を知らせるチラシ

保護猫と飼い主つなぐ 地下道で11月23日

 厚木市市民活動団体ツナグしっぽ(山岡直子代表)が主催する「ツナグしっぽde保護猫譲渡会」が11月23日(土)、本厚木駅東口地下道で開催される。厚木市共催。午前11時から午後2時30分。入場無料(譲渡の際は医療費等の負担あり)。

 同団体は動物愛護活動に関心のある人たちが情報交換や協力し合う場所を作りなどを行う。この譲渡会では、保護された猫たちと新しい飼い主をつなぐための面談や、TNR活動の理解を深めるためのパネル展示を行う。TNR活動とは、野良猫の避妊去勢手術を行い、猫たちを元の生息地に戻すことで、野良猫の増加を抑える取り組みのことをいう。

 山岡代表は「猫との新しい出会いや、TNR活動に興味のある方はぜひお越しいただけたら」と、来場を呼びかける。

 問い合わせは山岡代表【携帯電話】090・1060・2225へ。

地下道でフェス開催 アートやマーケットなど

 厚木市主催の 「CHiKaフェス(チカフェス)2024」が11月9日(土)と10日(日)、本厚木駅前東口地下道で開催される。時間は午前10時から午後5時。

 これは地下道の活性化を目的に本厚木駅前東口地下道活性化実行委員会が主体となって行われるイベントで、市街地の回遊性の向上やにぎわいの創出を図る。

 当日は市民提案事業の「厚木ハンドメイドマーケット」や「障がい者手作り製品即売会」、「ラジコン広場」などのブースが設置されるほか、スタチューストリートやチョークアートなど、さまざまな催しが行われる。イオン厚木店と青山学院大学フェアトレードラボがコラボした「イオン×青学 フェアトレード探検ラリー」や、まちのコイン「アユモ」のスタンプラリーなども開催する。

 問い合わせは市企画政策課【電話】046・225・2450へ。

「脱炭素」の現状知る 未来プロジェクトまつり

 2050年のカーボンニュートラル実現に向けた取り組みについて考える「カーボンニュートラルあつぎ未来プロジェクトまつり」が、11月10日(日)に厚木シティプラザ6階サイエンスホール250(中町1の1の3)で開かれる。

 同プロジェクトは、2023年度に市民協働提案事業として実施した、「あつぎ気候市民会議」に参加した市民がまとめた「脱炭素市民アクションプラン」を推進するもの。会議の活動を次の段階に進めるため、今年度は周知や実践に取り組んでいる。

 当日は、気象科学者の江守正多さんが「脱炭素アクションは待ったなし!科学者が語る地球の未来と私たちの役割」と題して講演するほか、市民リポーターとの対談、プロジェクトの取り組み報告を行う。

 参加無料。午後1時30分から3時30分。未就学児の託児あり(10組)。

 申し込みは専用フォームから行う。問い合わせは遠藤さん【携帯電話】080・1010・4759へ。

笑いの体操で健康に 荻野公民館で12月9日

 荻野地域包括支援センターが主催する講演「脳もよろこぶ『笑いの体操』でリフレッシュ‼」が12月9日(月)、荻野公民館(厚木市中荻野594の1)で開かれる。

 笑いの体操のインストラクター・佐久間しほみさんが講師を務め、笑いを交えた健康体操を指導。免疫力向上や認知機能の低下予防などが期待できるという。

 午後1時30分から3時。参加費無料。定員80人。持ち物は上履き、タオル、水筒、動きやすい服装。希望者は12月4日(水)までに電話で。

(問)同センター【電話】046・241・5780

手作り応援旗の下で元気に体を動かした

日々の成長を披露 みらくる保育園で運動会

 厚木市飯山南の社会福祉法人神奈川やすらぎ会・みらくる保育園(鈴木美紀園長)の運動会が10月26日、南毛利スポーツセンターで開催され、幼児クラス(3・4・5歳児)の園児60人がこれまでの成長を披露した。

 感染症の流行などもあり、久しぶりの参観制限解除となった運動会。当日は、乳児クラスの園児が作った応援旗の下、自分たちができるようになりたいと取り組んできた種目を披露した。また、同園が積極的に取り組む体幹運動をはじめ、5歳児リレーはアンカーで逆転をするという劇的な場面もあり会場は盛り上がりを見せた。

 閉会前には、保護者も参加して一緒に体操をし、全員が笑顔の運動会となった。同園は「お子さんの1年の成長をお伝えする事が出来て良かった」と振り返った。

歓喜の歌

 今、独演会のチケットが取れない落語家の筆頭は、立川志の輔師匠でしょう。「ためしてガッテン」の司会をしていた方です。師匠の創作落語の名作が「歓喜の歌」。とある地方都市の文化会館で起こるママさんコーラスのダブルブッキングの騒動が描かれています。会館職員がうっかり、名前の似ている別団体の予約を同じ日に受けてしまったのです。「世の中に名前の似ているモノはあるけど、ぺ・ヨンジュンとペヤングは、全然違うでしょ!」

 この名作を八年前、ご縁あって私が舞台化させて頂き、扉座で上演致しました。志の輔師匠がこれをとても喜んで下さり「見事です。第九のように毎年年末に上演してください」というお墨付きを頂戴しました。ところが諸条件なかなか整わず、ようやく今、念願の再演が叶います。

 まず11月24日に海老名市文化会館で開幕して、その後26日より新宿紀伊国屋ホールにて。28日の終演後には有難くも師匠にご登壇頂いてのアフタートークもあります。文化会館の物語なので、ぜひ文化会館公演を行いたくて、しかし厚木市文化会館はまだ改装中で困っていたら、今回は内野市長はじめ海老名の皆様が助けて下さり初めての海老名公演が実現しました。またラストの「第九」の大合唱には主に海老名市民で結成された大コーラス隊が華を添えてくれます。今年の締めくくりに、笑いと歓喜は如何でしょうか?

※チケット、公演詳細は扉座HPへ