歓喜の歌
今、独演会のチケットが取れない落語家の筆頭は、立川志の輔師匠でしょう。「ためしてガッテン」の司会をしていた方です。師匠の創作落語の名作が「歓喜の歌」。とある地方都市の文化会館で起こるママさんコーラスのダブルブッキングの騒動が描かれています。会館職員がうっかり、名前の似ている別団体の予約を同じ日に受けてしまったのです。「世の中に名前の似ているモノはあるけど、ぺ・ヨンジュンとペヤングは、全然違うでしょ!」
この名作を八年前、ご縁あって私が舞台化させて頂き、扉座で上演致しました。志の輔師匠がこれをとても喜んで下さり「見事です。第九のように毎年年末に上演してください」というお墨付きを頂戴しました。ところが諸条件なかなか整わず、ようやく今、念願の再演が叶います。
まず11月24日に海老名市文化会館で開幕して、その後26日より新宿紀伊国屋ホールにて。28日の終演後には有難くも師匠にご登壇頂いてのアフタートークもあります。文化会館の物語なので、ぜひ文化会館公演を行いたくて、しかし厚木市文化会館はまだ改装中で困っていたら、今回は内野市長はじめ海老名の皆様が助けて下さり初めての海老名公演が実現しました。またラストの「第九」の大合唱には主に海老名市民で結成された大コーラス隊が華を添えてくれます。今年の締めくくりに、笑いと歓喜は如何でしょうか?
※チケット、公演詳細は扉座HPへ
|
<PR>