さがみはら中央区版【11月14日(木)号】
日本管楽合奏コンテストでの団員と関係者(写真提供=共和小学校吹奏楽団)

共和小吹奏楽団 東関東で2年ぶり「金」 管楽合奏コンではヤマハ賞

 共和小学校吹奏楽団が9月15日、横浜みなとみらいホールで行われた東関東吹奏楽コンクール小学生の部で2年ぶりに金賞を受賞した。11月3日の日本管楽合奏コンテスト全国大会では特別賞であるヤマハ賞を初めて受賞。大会で培った技術を生かして地域での演奏活動にも力を注ぐ。

 同楽団には3〜6年生の児童39人が所属している。31団体が出場した東関東吹奏楽コンクール小学生の部で、金賞11団体のうちの一つに選ばれた。

 作曲家、江原大介さんの「月影の花 〜ウンゼンツツジに寄せて〜」を演奏し、ソロの技術の高さとチーム力を発揮した。クラリネットのソロを担った団長補佐の端琥太朗さん(6年)は「ホールに音を響かせるため、遠くにある空気を吸うイメージで深く息を吸った」と話す。

 2年ぶりの金賞に団長の小林優音さん(同)は「金賞と言われた瞬間、達成感と応援してくださった方々への感謝の気持ちで心がいっぱいになった」と喜びを語った。

 日本管楽合奏コンテストには予選を通過した31団体が出場。同楽団は惜しくも最優秀賞を逃したが、同楽団初のヤマハ賞を受賞した。指導者で指揮者の竹川耕一郎さんは「演奏中に子どもたちの顔を見ると、自信に満ちた笑顔を浮かべていた」と振り返る。

自分たちで練習考える

 同楽団では児童だけでやりたい練習を話し合うことがある。竹川さんは「子どもたちがどんな音楽を届けたいかが大事。指揮者はそれを引き出す」と話す。モチベーションが下がったときには中心メンバーの児童たちが前向きな言葉で気合を入れ直すという。

 11月、12月は公民館などで地域からの依頼演奏も予定しており、地域に音楽の楽しさを届けようと練習に励んでいる。

左から境田さん、古川さん、芝崎さん

相模原SSC 「全国の頂点へ 夢は五輪」 小中学生選手に期待

 相模原にアイススケートの本格的なシーズンが到来した。小中学生のショートトラック選手にとっては国内最高峰の大会が11月16日・17日に銀河アリーナで開かれる。同アリーナを拠点とする「相模原スピードスケートクラブ(SSC/池英徳監督)」は強豪クラブとして知られ、小中学生の選手たちはオリンピック出場を夢見て、今大会で頂点を目指している。

五輪選手を輩出伝統ある強豪

 相模原SSCは淵野辺公園内にあるスポーツ施設「銀河アリーナ」を拠点とするスピードスケートクラブ。1979年に結成された伝統のあるクラブで、これまでに4人のオリンピック選手のほか、世界大会に出場する選手を毎年輩出している。現在は小学校1年生から30代後半までの選手40人ほどが所属している。

 ただ同アリーナに氷が張られるのは10月から5月までで、氷上での練習期間が限られる。

 シーズン中は週に3、4日、氷上での練習に取り組めるというが、コーチの藤ヶ崎誠さんは「氷がない時期は陸上トレーニングやローラースケートで練習に取り組み、氷上でのトレーニングが貴重なため、その分のめりこんで深い練習ができている」と話す。また「相模原市スケート協会」が毎週スケート教室を開いているため、競技をめざす選手が増え、選手間の競争でレベルが上がっていると分析する。

代表選考の大会意気込み語る

 11月16日・17日に銀河アリーナで開かれる「全日本ノービスカップショートトラックスピードスケート競技会第1戦」は小中学生の選手にとって国内最高峰の大会の1つ。今大会と来年3月の第2戦で国内のランキングが決まり、年代別の日本代表選手の選考にもつながる。

 同クラブのメンバーで上位が期待されているのが、境田稜さん(東海大学付属相模高等学校・中等部2年)、芝崎辰巳さん(夢の丘小6年)、古川碧さん(鶴の台小5年)の3人。これまでに全国大会で好成績を収め、今大会では優勝を目指している。

 男子ノービスAに出場する境田選手は「練習では大学生についていけるように取り組んできた。前回の大会では2位だったので、目標は全種目で優勝して総合1位になれるように頑張りたい。2030年、34年のオリンピックを目指して世界で活躍できる選手になりたい」と意気込む。

 女子ノービスBに出場する古川さんは「ショートトラックはスピードが出て気持ち良く滑ることが楽しい。たくさん走り込んで厳しい練習に取り組んできた。3年生の時に1位を取れたので、同じように1位を取ってトロフィーをもらいたい。大学生になる頃にはオリンピックで日本女子として2人目の金メダルを取りたい」と話す。

 男子ノービスBに出場する芝崎さんは「次の大会では全部の種目で優勝して金メダルを取りたい。高校生にくっついて自分の限界まで追い込んで練習してきた。世界大会に出て一番直線が速い選手になりたい。体幹と足を鍛える練習にたくさん取り組んできた」と意気込みを見せる。

全国大会へ出場する軟式野球チーム相陽クラブを立ち上げ監督を務める 内藤 博洋さん  中央区在住 42歳

「ワクワク」が人生豊かに

 ○…チームで掲げるのは「ワクワクする」野球。音楽に乗せたリズム素振りやリアル野球盤など、ユニークな手法が注目を集めユーチューバーからコラボを依頼されたこともある。「5、6秒に1球打つリズムだと、球速110キロほどのタイミング」と、もちろん理論的な裏付けもある。「野球を始めた頃の楽しさを絶対に忘れないように」。練習にはそんな思いが込められる。

 ○…津久井町(現・緑区)出身。兄の影響で小学3年生で始めた野球にのめり込む。中学では下敷きに「日本一」と目標を書き、当時大沢中を率いる佐相眞澄監督に強く憧れていた。中学時代に対戦は叶わなかったが、「野球部の顧問をする」という目標ができた。山梨県の野球強豪校へ進学。厳しい上下関係や練習にも食らいつくが、野球から離れていった仲間も見てきた。「勝つ目的を達成させるためだけの部活では苦しくなる」と強く心に刻んでいる。

 ○…現在は大野北中で社会科の教員を務めている。授業初めには経験から得た人生訓を話し、奈良時代の税を学ぶ単元では「どんな税なら国民が納得するか」と考える時間を設ける。「興味関心を喚起させる授業」を心がける。気分転換は映画。しかし観終えると「何か指導に生かせるものは」とつい考えてしまうそう。「職業病です」と苦笑いで語る。

 ○…「何か真剣に打ち込める場がなくなっていくのでは」と部活動の在り方が変わり、焦りも感じている。「粘り強く、一つのものに打ち込む経験は人生を豊かにする」。野球で得たことを次世代に伝えたい。「野球好きが集まり年齢を超えてプレイできる場を作りたい」という大きな構想もある。夢を与える人になるために「ワクワク」する方向へ進む。

デジタル教材で勉強する児童

中央小学校 食品ロスを考える デジタル教材で授業

 相模原市立中央小学校の4年1組の児童が11月5日、食品ロスについてデジタル教材を用いて学習した。児童らはタブレット端末を操作し、各自の興味に従い好きな順番でクイズや動画を楽しみながら学びを深めた。

 相模原市は現在、一般社団法人食品ロス・リボーンセンターと連携し食品リサイクルに取り組む市内小学校の食品廃棄ゼロを目指している。

 中央小では昨年、4・3トンの食べ残しがあり、そのうち半分以上が市内企業によって「エコフィード」と呼ばれる家畜の餌にリサイクルされた。市は食品ロスのさらなる削減に向け、個人にできることなどを学べるオリジナルのデジタル教材を作成し、今回の授業を行った。

 講師は食育に関する国の有識者委員でもある武庫川女子大学の藤本勇二教授が務め、「子どもは大人の気づかないアイデアを出すことができる。できることをやってほしい」などと話した。

 市みんなのSDGs推進課職員も市の取り組みを児童に紹介し、「市民のみんなにSDGsのリーダーになってほしい」と呼びかけた。

 授業に参加した山元彩景美さんは「食品ロスのことをもっと知ることができた。リサイクルが上手な人に聞いて、身の回りのものがリサイクルできるかを調べたい」と感想を述べた。



校庭には消防、電気工、塗装工、警察など「生活を支えるお仕事」6種が登場(上・右下)。公民館の調理室ではお好み焼き店、ラーメン店など飲食店の体験が行われた(右上)

清新小 職業体験で未来にワープ 学校に「お仕事」19種ずらり

 職業体験通じ、自分の未来に夢と希望とわくわく感を--。今年で創立70周年を迎える清新小学校で11月9日、記念事業「SSJ〜清新・スタジオ・ジャパン〜30年後の未来へ、いざWARP!」が開催された。

今年で創立70周年

 「笑顔でつなげよう 虹色の輪」を70周年のテーマに掲げ、児童が主体的に記念事業に取り組んできた清新小。今回のイベントは「子どもたちが自分の未来に希望や夢、わくわく感をもつきっかけを」とPTAが主体となって企画。地元企業らの協力で、校庭や体育館、隣接する公民館に全19の職業体験ブースが設置された。

 開会式でPTA会長の宇田川隼さんは「みんなのために地域から19個の職業が集まりました。みんな将来やりたいこと、楽しみたいことがあると思います。めいっぱい楽しんで、その参考にしてください」とあいさつ。協力した職業はハンバーグ店、パティシエ、アナウンサー、弁護士、プログラマー、自衛隊など多種多様。子どもたちは地域の大人たちとの交流を楽しみながら、キラキラした笑顔で「なりたい未来」を体験していた。

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相模原市 市制施行70周年 農村から大都市に
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相模原市は2024年11月20日、市制施行70周年を迎える。1954(昭和29)年に相模原町から相模原市が誕生し、2010(平成22)年には政令指定都市に移行。... (続きを読む)
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人気ジムから健康習慣を学ぼう--。相模原法人会青年部会が主催する健康研修会「夢を叶えるボディメイク」導入編が12月17日(火)、中央区富士見の同法人会館で開かれ... (続きを読む)
今シーズンのクラブイメージ(上)とオンライン記者会見での岩村昂太キャプテンとグレン・ディレーニーHC(下)(画像提供=三菱重工相模原ダイナボアーズ)

ラグビー相模原ダイナボアーズ  結果で「強い衝撃」を 12月にシーズン開幕

 三菱重工相模原ダイナボアーズが11月1日、記者会見を行い、2024-25シーズンの開幕に向けてクラブスローガンやキャプテン、新加入選手などを発表した。

 最上位リーグ単独9位と過去最高の成績で昨シーズンを終えた同チームは今シーズンもグレン・ディレーニーHC、岩村昂太キャプテン、鶴谷昌隆副キャプテンの体制で挑む。南アフリカ代表として昨年のW杯優勝にも貢献したカート=リー・アレンゼ選手をはじめ、5人を新たにメンバーに迎え、プレーオフ(上位6チームによるトーナメント戦)進出を目指す。

 クラブスローガンには「心燃える瞬間を -DYNA IMPACT-」を掲げ、これまで築いてきた地域との信頼関係を力に結果で強い衝撃を与えようと意気込んでいる。

 ディレーニーHCは昨シーズンについて「大事なところで集中が切れて惜しくも負けた試合があった」と振り返り、「自分たちのチームに一番大事なのは基礎的なことを高い精度で行うこと」と話した。

 岩村キャプテンは今年のオフシーズン中の練習の成果について「今年はフィジカルの強化や栄養管理などラグビーに必要な力をつけた」とチームの成長に自信をのぞかせた。また、緑色のユニフォームでいつも応援してくれるファンに向けて「今年も応援をよろしくお願いします。プレーや結果でお返しします」とメッセージを送った。

 同チームは12月22日(日)に相模原ギオンスタジアムで開催される浦安D-Rocksとの開幕戦で、県との連携により県民招待・優待企画を実施する。自由席一般1000円、高校生以下無料(※別途手数料が発生)。購入は同チーム公式HPで23日(土)から。

体育館で練習に励む選手ら

小学生バレー 富士見ジュニアが準優勝 JA共済杯 県大会混合

 富士見小学校を拠点に活動する小学生バレーボールチームの「富士見ジュニア」が10月20・26日に行われた「JA共済杯第45回神奈川県小学生バレーボール大会」混合の部で準優勝した。11月16・17日に茨城県内で行われる関東大会に出場する。

 混合の部には21チームが出場しトーナメント方式で競い合った。富士見ジュニアは横浜の「港南台ジュニア」との準決勝で苦戦するも、一本ずつ丁寧に繋ぐプレーで決勝に進出。決勝戦は緑区を拠点とする「アゼリアVBC」との相模原勢同士の戦いとなり、0対2で敗れた。

 キャプテンの増田愛未音さん(大野台中央小6年)は、「1セット目は競っていたし声も出ていたけど、2セット目は相手にのまれていた」と話す。

 レシーバーの中田岬希さん(同)は「一つ一つ丁寧にやれば決勝でも勝てたかもしれない」と悔しさをにじませた。セッターの藤井愛奈さん(同)は「自分たちを出しきれなかった」と振り返った。

 富士見ジュニアは現在25人で活動しており、「決めたことは必ずやりきる」を合言葉に放課後や休日に練習している。6年生にとっては関東大会が最後の大会となる。

 コーチの熊澤真力さんは「今年の大会はこれまで悔しい思いをしてきたが、それを乗り越えて最後に関東出場を決めた。悔いなく楽しんでほしい」と話した。

VRのワークショップに参加する生徒たち

「女の子もSTEAMを」 AWSが体験イベント

 STEAM教育を通して将来の可能性を広げたい――。女子中高生を対象にしたSTEAMプログラムの体験イベント「AWS Girls'Tech Day」が11月4日、市立産業会館で開催された。AWS InCommunities(アマゾンデータサービスジャパン合同会社、以下AWS)の主催。

 STEAMとは、科学・工学・技術・芸術・数学の5つの単語の頭文字を組み合わせた教育概念。STEAMの分野においては男性に比べて女性の割合が少ないことから、AWSはより多くの若い女性にSTEAMに触れる機会を提供するため世界各地で「Girls'Tech Day」を開催している。

 初めての日本での現地開催となった今回は、市内外から多くの女子中高生が参加。3Dプリンター工作や生成AIアプリ体験、VRを使用して仮想空間で絵を描くワークショップなどを楽しんだ。ゲストスピーカーとして、VR空間に3Dの絵を描くアーティストとして世界で活躍する相模原市出身のせきぐちあいみさんも登場し、会場を盛り上げていた。

 参加した藤野在住の中学2年の生徒は「VRのワークショップが初めてでおもしろかった。理系の学校に通っていて学校は男の子が多いので、こうした女の子だけのイベントもいいかなと思った」と感想を話した。

 AWSの担当者は「日本は特に理系の女性が少なく、家族や本人が『女の子だから文系』と思い込んでいることもある。今回のプログラムを通じて、将来の進路やキャリアの選択肢の可能性を広げてもらえたら」と話していた。

田名幼稚園 青空の下、秋祭り

 水郷田名の認定こども園・田名幼稚園(永保貴章園長)で11月9日、恒例の秋祭りが開催された。今年も晴天に恵まれ、園児や卒園生、地域住民など多くの人でにぎわった=写真。

 園庭には屋台やキッチンカー、野菜販売、フリーマーケットなどがずらり。ステージでは子どもたちが日ごろの練習の成果を披露したほか、大道芸人のヨッシーさんなども登場し会場を盛り上げた。

ホーム戦に臨んだ選手たち(上)とマウスガードについて対談する医療法人社団カワサキのスタッフと選手(写真提供=同医療法人社団)(下)

SC相模原 奈良に1-2で敗れる 次戦は11月15日、対大阪

 サッカーJ3・SC相模原は11月10日、相模原ギオンスタジアムで奈良クラブと対戦し、1-2で敗れた。

 プレーオフ進出をかけたラスト3試合。期待と緊張が高まる中、ギオンスには2547人が来場した。立ち上がりは優位に進めていたSCだったが、前半27分に失点。36分にMF福井が2試合連続のゴールで追いついたものの、後半53分に再び失点し敗北を喫した。

 SCの次戦は15日(金)。東大阪市花園ラグビー場でFC大阪と対戦する。午後7時キックオフ。

マウスガードの普及も

 この日の試合はマウスガードの普及に取り組む医療法人社団カワサキがイベントパートナーを務めた。理事長の川崎正仁さんがキックインセレモニーに登場したほか、ステージカーで同医療法人社団のスタッフと選手がマウスガードについて対談した。

 川崎理事長は「マウスガードがないと不安になるぐらい常に着用していると話す選手や、マウスガードを着けて活躍するプロ選手を見て自分もマウスガードを作りたいと言ってくれる子どもがいた。マウスガードが浸透してきていることを実感した」と話した。



丸山進さん(85/南区相模台在住)

被団協がノーベル平和賞 神奈川県原爆被災者の会 丸山会長 「命ある限り伝えていく」 前号からの続き

 日本被団協のノーベル平和賞受賞を受け、被団協に属する県組織「神奈川県原爆被災者の会」と「相模原原爆被災者の会」で会長を務める丸山進さんに話を聞いた。5歳の時に広島で被爆し、長年「語り部」として活動してきた丸山さんは、今回の受賞は被団協が70年もの間続けてきた地道な活動の結果だと話す。

――来年で原爆投下から80年。会の現状は

 「私たちも今はもう人数が少なくなってしまって、県でも証言者は10人ほど。相模原では私ともう一人だけです。当時のことをよく覚えている、当時中学生くらいだった人たちはもう90歳を超えている。早晩、あと10年もすれば証言できる被爆者はいなくなると思います。でも、今はまだいる。だから私たちはなるべく要望があったら断らず、できるだけ証言をするようにしています。これからも健康に気をつけながら、命ある限り伝えていきたい。会としては人材的にも資金的にも苦しい状況ではあるのですが、伝承者も活用しながらできる限り活動を続けたいと思っています」

――行政の取組について

 「相模原市は1984年に核兵器廃絶平和都市となることを宣言し、毎年『市民平和のつどい』を開催しています。平和行進にも市が協力していますし、市議会は要望(核兵器廃絶に向けた取組みと核兵器禁止条約に参加できるような橋渡しとしての役割を担うことを求める意見書)を以前から議会として提出しています。これは横浜市や川崎市では実現していないことです」

――政府に対しては

 「私たちは毎年2回、各政党に対する要望活動を続けています。政治を動かさないと私たちの目的は動かないですから。政策には国際情勢が敏感に反映されます。今、防衛費増強という話もありますが、あくまでも私たちは外交努力を求めています」

「危機感ある」

――世界の情勢を見て

 「長い活動の中で、国連で被爆者の話を聞いてくれるようになったり、原爆展ができるようになったりしてきましたが、今はむしろ逆の状況です。『実際に使われるんじゃないか』という危機感がある。NPT(核不拡散条約)の再検討会議もほとんど形骸化しているし、アメリカもロシアも背を向けている状況です。ノーベル賞を『嬉しい』だけで済ませるわけにはいかない。これからが大事。これからどう活動していくかというのは難しい局面ではありますが、私たちももうそんなに時間があるわけじゃない。被団協の活動が評価されノーベル賞をとったということのインパクトは非常に強いと思うので、今までと変わらず、あるいはそれ以上に、世界の多くの人たちに『核兵器は非人道的な兵器で、人類とは共存できないんだ』ということを訴えていきたいです」

――若い世代に向けて

 「若い人たちは特に、いろんな人のいろんな意見を聞いて、いろんな情報を自分なりに判断してほしい。偏った意見というのはとても危険です。今は便利なものがたくさんあるけれど、人間同士の関わりが希薄になっているところもあると思う。人間同士で付き合うというのは面倒くさいところもあるけれど、それを避けずに、人との関わり、社会との関わりを大切に、周りの人とのコミュニケーションを大切にしてほしいです」



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協力して作業するSC相模原のOB選手と児童たち

苗木の成長願い下刈 大野台小6年生×NPO法人相模原こもれび×SC相模原

 大野台小学校の6年生とNPO法人相模原こもれび、ホームタウンチームのSC相模原が11月5日、木もれびの森(南区大野台)で苗木の成長を助ける下刈を行った。地域交流の促進と環境保全の意識向上を目的に実施された。

 同校の6年生は今年5月の「緑の祭典かながわ未来の森づくり2024」開催時に、3年生の頃から育ててきた苗木を植樹した。今回はドングリから大切に育ててきたという苗木の成長を助けるため、木もれびの森の保全活動を行う同法人メンバーの指導のもと、苗木の周りの草や小さな木を鎌や剪定バサミを使って刈り取る作業を行った。相模原市と「さがみはら津久井産材の利用拡大に係る連携協定」を締結しているSC相模原からはOB選手らが参加。児童は「植えた時よりも大きくなってる」と嬉しそうに話していた。同法人の平野和夫理事長は「苗木は今はまだ小さくて手間をかけないといけないけれど、数年後には子どもたちよりもずっと大きくなる。大人になって今日のことを思い出してくれたら嬉しい」と話した。

10月30日に安全対策検討委員会の初会合が開かれた

相模原市公共工事 安全対策見直しへ 下水道事故受け

 相模原市は10月30日、公共工事の安全対策検討委員会の初会合を開いた。市内で9月に発生した下水道工事中の事故を受け、再発防止に向けた安全対策の検討を行う。初会合では有識者が事故発生時の気象情報を解説するなど、状況整理を行った。

 同委員会は大学教授や気象台職員、日本下水道協会職員、市都市建設局局長で構成され、年内をめどに中間とりまとめを公表する。

 市の担当者は「公共工事の安全対策を全般的に見直し、来年度の工事への反映を目指す」と話している。

 9月に発生した事故では下水道管の耐震工事中、豪雨による増水で作業員2人が流されて死亡した。降雨を確認してからの避難では間に合わず、作業中止や避難をどこで判断するかといった安全対策の課題が浮き彫りになった。

 この日の会合では横浜地方気象台の職員が事故発生時の気象情報を解説し、「今回のように積乱雲が急発達する事例では大雨注意報や警報による判断では間に合わない」などと話した。

 日本下水道協会の職員からは、同協会のガイドラインが安全管理をどのように定めているかの説明があった。ガイドラインでは気象情報の把握や1カ月に半日以上の安全研修や訓練の実施などが定められている。

 市は年内にあと2回ほど同委員会を開催することを検討している。



商品を求めて大行列も

上溝商店街 人気の「溝の朝市」 11月17日開催

 上溝商店街の第3日曜日恒例「溝の朝市」が11月17日(日)、午前8時から9時30分まで「ずっと我が家」(中央区上溝)の広場で開かれる。

 採れたての新鮮野菜をはじめ、手作り総菜、サンドイッチや焼きたてパン、スイーツやハンドメイド小物までバラエティ豊かな出店が魅力。荒天時の開催の有無などは、商店街のHP・各種SNSで発信される。

溝の酉の市も

 上溝3大イベントのひとつ「溝の酉の市」も開催。二の酉となる17日(日)は、商店街主催の演芸大会、ガラポン抽選会、溝まるしぇなども開かれ、29日(金)は三の酉となり、限定御朱印頒布なども行われる。会場は大鷲神社。問い合わせは同商店街【電話】042・761・4007(月曜〜金曜の午前10時から午後4時)。



講師の浜田氏

公文書館 市制70年を振り返る 11月23日 記念講演会

 相模原市立公文書館(緑区久保沢1の3の1)で11月23日(土・祝)、開館10周年記念講演会「衛星都市から政令指定都市へ―相模原市の70年―」が行われる。午後2時開演(1時30分開場)、4時終演予定。入場無料。

 現在、同館で開催中の企画展「市制施行70周年 飛躍する相模原市」(12月20日(金)まで)にあわせて実施される講演会。桜美林大学リベラルアーツ学群教授の浜田弘明氏が講師となり、70年にわたる相模原市の歩みを振り返る。

 浜田氏は元市立博物館の市史担当学芸員で市史続編の生みの親と言われる人物。1954(昭和29)年の市制施行から、工場誘致条例の制定、人口急増の課題、中核市移行から政令指定都市移行など、興味深い話が聞けそうだ。

 定員50人。希望者は同館へ電話またはメールで申し込む。申し込み・問い合わせは同館【電話】042・783・8053。または、【メール】k.koubunsho.qv@city.sagamihara.kanagawa.jp。

アーカイブ公開

 「誰もが、いつでも、どこでも」、市が保有する歴史的公文書や文化財などの知的資源である資料の検索や閲覧がウェブ上で可能となるデジタルアーカイブの構築に取り組む同館。市制70周年記念日の11月20日(水)には、第一次の公開を予定。

20日で市制施行70周年 市内はお祝いムード

 相模原市は11月20日、市制施行70周年を迎える。市内はお祝いムードに包まれている。

 当日は相模原市民会館のホールで市が主催する記念式典が行われる。市長や市議会議長が式辞を述べるほか、演奏会や「未来のさがみはら」をテーマに著名人らによるパネルディスカッションが行われる。またパリオリンピック・パラリンピックで金メダルに輝いた吉沢恋選手と萩原直輝選手に対する「市民栄誉表彰」の贈呈式もある(式典の参加者募集は定員に達したため締め切り)。

ナンバープレートも 

 また相模原市では70周年を記念し、12月2日に原動機付自転車等のオリジナルナンバープレートを交付する。相模原にちなんだキャラクターを市内在住の漫画家、鎧田さんが描いたデザイン。新規登録の際に選ぶことができる。募集期間はあす11月15日まで。数量限定でなくなり次第終了する。

麻布大学 市民参加型WS(ワークショップ) 自然探索アプリで観察

 麻布大学は県公園協会・サカタのタネグリーンサービスグループと共同で11月24日(日)に、市民参加型ワークショップを開催する。県立相模三川公園内(海老名市)で学生と一緒に動植物の記録を自然探索アプリ「iNaturalist」を使い発信する取り組み。午前10時から正午までで参加費無料。

 「iNaturalist」は自分の観察した生物に関する情報を共有できるアプリで、世界中で871万人以上の自然愛好家や生物学者が利用。自分が記録した動植物について愛好家とその素晴らしさを共有したり、学術的価値などを教わるなど、新たなコミュニケーションツールとして注目を集めている。

 同大では今春、大学と企業・行政・地域社会が連携した課題解決型学習などを行う「高大接続・社会連携プログラム開発センター」を開設。今回のワークショップも同センターが主催する。

 参加申込・問い合わせは同公園パークセンター【電話】046・235・1790。

ポスターで脱炭素啓発 青学でイベント

 脱炭素のライフスタイルに関する大学生のアイデアを発表するイベント「ZERO CARBONポスターセッションチャレンジ」が11月16日(土)、、青山学院大学相模原キャンパスで開かれる。主催は相模原市。

 学生による発表チームがアイデアをまとめたポスターを会場に展示してプレゼンテーションを行う。来場者による投票と審査員による審査により優秀チームを表彰する。午後2時から4時15分まで。会場は同キャンパスF棟1階ラウンジ。参加希望者は当日直接会場へ。

横山公園 焼き芋や雑貨がずらり 23日・24日にフェスタ

 横山公園で11月23日(土)・24日(日)、秋のグルメやハンドメイド作品が楽しめる「よこやまオータムフェスタ」が開催される。午前10時から午後4時まで。入場無料。荒天中止。

 主催は横山公園グループパートナーズ。横山台の人気ハンドメイドマルシェ「よこやまだいぷちまるしぇ」と「さがみはらやきいもマルシェ」が共催。

 相模原を拠点にする販売店などが日替わりで1日39店舗、焼き芋などのグルメやハンドメイド雑貨、ワークショップなどのキッチンカーやブースを出店する。担当者は「メタセコイアも綺麗な時期。公園全部を楽しんでほしい」と参加を呼びかけている。