茅ヶ崎・寒川版【11月22日(金)号】
上/さむかわ天才万博のチラシ、下/こどもマルシェ出店チームとサポートする寒川高校の生徒たち

さむかわ天才万博 小学生がお店運営 11月30日 さむかわ中央公園で

 子育て応援イベント「第2回さむかわ天才万博2024」が11月30日(土)、さむかわ中央公園(宮山275)で開催される。湘南エリアで活躍する各種団体のステージや子育て応援マルシェ、移動動物園やキッチンカーの出店、駄菓子屋ROCKのステージなどを予定。さらに、小学生が実際のお金を使い商売を行う「こどもマルシェ」も初開催する。

 同イベントは、「コロナ禍で蔓延した閉塞感を打破したい」「子どもも大人も主役になれるイベントを」と、(一社)フットワーククラブ寒川専務理事の大森竜朗さんと助産院mamana.house(倉見)代表の菊地愛美さんら寒川にゆかりのある7人が実行委員会を立ち上げ、昨年初開催した。

 「2年目の挑戦」とした今年は、赤ちゃんから大人まで誰もが内に秘めた「好き・楽しい・才能」を見つけることをテーマに、参加者主体のイベントを目指す。その中で、小学生が実際のお金を使って商売を行う「こどもマルシェ」を企画。商いの疑似体験の場と企画運営力や販売力などの才能を引き出す場を提供する。

 公募で集まった子どもたち自身が物販やゲームなど出店内容を決め、数カ月前から準備。サポートをする寒川高校の生徒たちと打合せを重ねてきた。「天才万博」の名付け親でもある大森さんは、「寒川町に潜む天才を発掘し、地域の人たちのすばらしさを皆で再認識したい。このイベントが、自分の好きを発信できる場として成長してくれれば」と話している。

 時間は午前10時から午後4時。雨天時は12月1日(日)に順延。入場無料。

チャンピオンに輝いた「GFFゴールドMオーサムマックチー」=提供写真

茅ヶ崎市堤・吉田牧場 県産乳牛の頂点に 県内唯一4度目受賞

 2024年度神奈川県乳牛共進会が10月27日、県家畜集合センター(綾瀬市)で開催され、吉田牧場(茅ヶ崎市堤)の乳牛がグランドチャンピオンに輝いた。同牧場は県内で唯一となる4度目の受賞となった。

 乳牛共進会は、乳牛の骨格や体つき、乳器の発達などを競うもの。健康で発達の優れた乳牛は、長期間にわたって高い乳量を生産できることから、酪農家の経営の上でも重要な指標となる。

 今回は県内の牧場から51頭が出場。年齢や出産の有無など第1部から10部まで10部門で審査が行われ、吉田牧場のGFFゴールドMオーサムマックチーが経産の部の最高位となるグランドチャンピオンに選ばれた。

家族ぐるみで経営

 1950年に創業し、現社長の吉田雅章さん(44)で3代目となる同牧場。2012年と16年、17年にもグランドチャンピオンの乳牛を輩出しており、高い飼養技術で知られる。

 ただ近年は、円安による飼料の価格高騰に苦しめられているほか、今年は猛暑の影響が大きかったという。暑さで流産や早産する牛もいるなか、グランドチャンピオンに輝いた「マックチー」も7月に出産した後は体力が回復せず、乳腺炎にもかかるなど状態が上向かなかった。雅章さんは「(10月3日に開催された)市の共進会にも出せないのではと心配した」という。

 そこで支えになったのがともに飼育に取り組む家族の力。「牛たちは我が子同然。ちゃんとエサを食べているか、病気はしていないか、常に気を配っている」という母・恵子さん(67)らの献身的なサポートもあり徐々に体力を回復。県の共進会には「年齢に見合った身体と乳房を作ることができた。会場ではひと目でチャンピオンがとれると確信しました」(雅章さん)と自信をもって送り出した。

 これで県内唯一となる4度目のグランドチャンピオン受賞。雅章さんは「前回叶わなかった3連覇に挑むためのスタートラインに立てた。茅ヶ崎の畜産はまだまだ知られていない。良い成績を残してもっとアピールしていきたい」と話した。

茅ヶ崎市応急手当普及協会の会長を9年務め茅ヶ崎市表彰を受けた 森田 弘治さん 茅ヶ崎市円蔵在住 83歳

「あなたに救える命がある」

 ○…公民館などで救命講習を実施したり、応急手当普及員の育成に取り組む「茅ヶ崎市応急手当普及協会」の会長を、2011年から20年まで9年務めた。その功績が称えられ、このほど市表彰を受けた。「実績を残したのは協会だから」と謙遜するが会長在任時は、湘南マラソンの救護を担当するなど意欲的に活動した。協会のコンセプト『あなたに救える命がある』を胸に「講習に参加してくれる人が一人でも増えれば、救える命が増え、まちの安心安全につながる。あなただって、助けてもらえるかもしれない」。

 ○…1941年に都内で生まれた。戦時中、母の手に引かれ逃げたのをぼんやりと覚えている。長野に疎開し「食料もなく難民のような生活だった」。中学卒業と同時に故郷に戻り東京都の消防士に。働きながら夜間高校や大学を卒業。救急救命士の国家資格第1号に合格するなど救急の現場一筋で勤め上げた。定年後は1週間と休まずに、国士舘大学に新設された救命士を育てる学科の実習助手となり、自身の経験を次世代に伝えた。

 ○…30代半ばで茅ヶ崎に根を下ろした。大学の仕事が非常勤になって時間ができた65歳の頃、ふと目にしたのが、普及協会員の募集記事。「経験を地元に還元できる」と即、消防署へ駆け込んだ。「講習会に応募してくる人は意識が高い。もっと広く命の大切さを学び、知ってほしい」と呼び掛ける。

 ○…数年前まで各地の山に登り、多くのマラソン大会にも出場。コロナ禍に不整脈で心臓を手術したが、今も防災フェスタなどのイベントに意欲的に参加している。「救急車が到着するまで、そばにいる人の処置が大事。知識を得て、家族や友人、知らない人でも、命を救ってほしい」

ステッカーを設置する児童

鶴が台小学校 小学生が安全呼び掛け ステッカーの作成と設置

 茅ヶ崎市立鶴が台小3年生の児童58人が11月14日、同校学区内の交差点に自転車の安全利用を呼び掛けるオリジナルステッカーを設置した。市が推進する「第2次ちがさき自転車プラン」の一環で、2010年から毎年実施しているこの催し。同校は14校目で、昨年までに市内の554カ所にステッカーが設置されている。

 当日は児童や、保護者、同学区青少年育成推進協議会や行政、警察関係者らが参加した。

 開会式では、佐藤光市長や代表児童のあいさつ、全部で4種類のステッカーのお披露目会などが行われた。その後、子どもたちは5〜6人ずつの10チームに分かれて、事前に危険と判断した学区内の交差点20カ所へ、ステッカーの設置に向かった。

 児童は「自転車事故をゼロにしたい」などと話し、市は「子どもたちが自らステッカーを作成し、設置することで日頃から安全な自転車利用について意識を高めてもらえたら」としている。

健康で長生きするには 12月7日に市民公開講座

 高齢者の介護予防を目指して活動するライフケア学会は12月7日(土)、茅ヶ崎市民文化会館大会議室で「市民公開講座とワークショップ」を開催する。参加無料。

 市民公開講座は茅ヶ崎リハビリテーション専門学校副校長の加藤修一さんによる「ライフケアとウエルネス」と題した講演などが午後1時30分から2時30分まで、ワークショップはA会場で「傾聴」、B会場で「口腔機能の低下」をテーマに2時45分から4時15分まで行われる。

 申し込みは【メール】info@npo-lifecare.jpにメールで名前と人数の送付を。

展示されている作品の一部

地域住民の作品展示中 小和田複合施設で25日まで

 茅ヶ崎市営小和田住宅外複合施設(小和田3の2の44)1階で「文化芸術作品展」が11月25日(月)まで開催されている。

 自治会やまちぢから協議会で活動し、同施設の運営にも携わる豊田幸子さんが企画したもの。

 40代で植物画をはじめた門馬基子さんのポストカードや作品が掲載された植物図鑑『日本の帰化植物図譜』(アボック社)のほか、豊嶋正誼さんの日本画、笹沼昌夫さんの生け花、三浦一浩さんの写真、今夏亡くなった成田昭一さんの油絵など、小和田地区で創作活動に取り組む市民の作品が展示されている。

 豊田さんは「多くの人に作品を見てもらい、制作した人のやりがいや生きがいにもつながれば」と話している。

 期間中の展示時間は午前9時から午後5時30分まで。日曜・祭日休館。

(上)「バイバイプラスチック」の活動に力を注ぐ4年2組の子どもたち(下)プラごみで制作したアクセサリー

香川小学校4年2組 海洋プラごみに「バイバイ」 独自の環境保全活動を展開

 茅ヶ崎市立香川小学校4年2組(担任・森平健太郎教諭)は海洋プラスチックごみ(以下プラごみ)を製品化し付加価値を付けて再利用するアップサイクルを軸とする環境保全活動「バイバイプラスチック」を展開している。製品は地域イベントで販売するなど、さまざまな体験を通じて経済活動や環境問題への取り組みの大切さなどを学んでいる。

 活動の始まりは今年4月、同校の文化祭の出し物を検討している時期だった。授業で地球温暖化を学ぶ機会があり、プラごみのペットボトルのキャップを使ったアクセサリーづくりに発展した。5月には海洋プラスチック・ネイルアーティストの有本奈緒美さんの指導で茅ヶ崎海岸でのビーチクリーンに参加。短時間でプラごみを大量に収集し、環境問題の現実を痛感したという。

 児童は収集したプラごみでアクセサリー制作に着手。文化祭で展示すると好評を博し、「海の生き物たちがごみを食べないようにプラスチックを減らそう」と、クラス一丸となってさらに活動を活発化させていった。

 7月には子どもが考案した活動に資金を助成する「こどもファンド」に事業提案し採択されると、クラス内でアクセサリーの新製品開発や、スケジュールを調整するチームを編成。タブレットで情報を共有できるシステムを立ち上げると製品化も進み、ヘアピンやキーホルダーなどアクセサリーの種類も増えた。現在は展示販売の場を求め、地域イベントにも積極的に参加している。メンバーの一人、角川瑛音さんは「笑顔で販売できてうれしい」と話す。売上金の一部は地域貢献として能登半島の豪雨災害支援に向け日本赤十字社に寄付している。

「プラごみの影響知って」

 「この活動で海もきれいになっていくと思う」とメンバーの柿崎伊織さん。同じく和田優里さんは「プラごみには悪い影響があることを知ってほしい」と呼び掛ける。クラスでは実験や改良を重ねさらなる商品化につなげる考え。森平教諭は「教科書だけの学びで終わることなく、体験を通じて先へとつなげてくれたら」と願いを込める。

梨ワインを持つ酒販組合寒川支部のメンバー

427本限定「梨ワイン」完成 「これまで以上に美味」

 湘南梨を使用した寒川名物の梨ワイン=写真=が2年ぶりに完成し、販売が始まった。

 藤沢小売酒販組合寒川支部(齋藤正信支部長)が長野県の酒造メーカーに委託して醸造しているもので、湘南産の梨を使い20年以上前に誕生したブランドだ。

 販売本数は限定427本。同支部によると「透き通ったすっきりとした味わいで、これまで以上に美味しく仕上がった」と言い、販売初日から買い求める姿が各店で見られた。

 梨ワインは、町内7店(俵屋、セブンイレブン寒川駅前店、原繁、広田米・酒店、神部酒店、黒川商店、ローソン・スリーエフ寒川宮山駅前店)の組合加盟店で販売中。720ミリリットルで1980円(税込)。

 問い合わせは、寒川町商工会【電話】︎0467・75・0185へ。

(左上)華道作品、(右上)マケドニア民話の紙芝居一部、(左下)紙芝居の様子。=提供

そよら湘南茅ヶ崎 30日に市民展示会 民族衣装や華道作品など

 そよら湘南茅ヶ崎(茅ヶ崎市茅ヶ崎2の7の71)2階で11月30日(土)、茅ヶ崎市文化団体協議会による作品の展示やステージ発表などが行われる。午前10時から午後5時まで。

 内容は以下の通り。▽北マケドニア民族衣装などの展示=10時〜、▽華道=11時〜、▽紙芝居=1時〜・2時30分〜▽日舞 ステージ・ワークショップ=1時30分〜、▽マケドニア民話の紙芝居=2時〜。

 問合せは同市文化推進課【電話】0467・81・7148へ。

グルメ、体験、ステージなどで盛り上がりを見せたアルバックフェスティバル=16日、アルバック茅ヶ崎本社・工場

「アルフェス」に4500人 5年ぶり 「皆さんに感謝」

 アルバック茅ヶ崎本社・工場で16日、「アルバックフェスティバル」が5年ぶりに開催され、延べ約4500人の来場者が詰め掛けるなど盛況ぶりを見せた。

 会場では同社が拠点を構える地域の名産物などの販売やキッチンカーには多くの行列ができたほか、社員食堂体験では特製グルメが午前11時の開始から1時間で売り切れる人気ぶりだった。

 また、工場見学や小中学生を対象とした真空実験コーナーなど各種体験には子ども連れが列をなしたほか、ステージでのミニライブや演奏もイベントを大いに盛り上げた。来場者は美味に舌鼓を打ちながら、5年ぶりの「アルフェス」を思い思いに楽しんでいた。市外から子どもたちと初めて訪れたという佐藤ゆかりさんは「フードもリーズナブルでおいしかった。子どもも実験を見て楽しそうだった。社内もきれい」と話した。

 開催を受け、岩下節生社長は「アルバックの建物がどうなっているのか、どんな会社なのかを知っていただく機会として、皆さんと交流できることに感謝したい。イベントを通じて、茅ヶ崎の誇りとなるような企業になりたい。そのためにもこのイベントをこれからも大切にしていきたい」と抱負を述べた。

郷土芸能が一堂に 24日、文化会館で

 茅ヶ崎市郷土芸能大会が11月24日(日)、茅ヶ崎市民文化会館小ホールで開催される。正午開場、午後1時開演。入場無料で定員は先着380人。市教育委員会、市郷土芸能保存協会主催。

 一人遣い文楽「寿式二人三番叟」や「圓藏ばか踊り」=写真=をはじめ茅ヶ崎市内の各地域で古くから受け継がれてきた祭囃子や祝い唄、作業唄、甚句、民踊などが披露される。「郷土芸能を通して、地域に根付く文化や歴史を感じてみませんか」と主催者。

 問い合わせは市社会教育課【電話】0467・81・7226へ。

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リーフレットとともに、薬剤師会が提供した啓発文言の入った絆創膏を配布

薬物乱用 ダメ絶対 40人がキャンペーン

 茅ヶ崎・寒川地区薬物乱用防止推進地域連絡会が11月14日、JR茅ケ崎駅周辺で「薬物乱用防止街頭キャンペーン」を行った。

 同連絡会を構成する、(一社)茅ヶ崎寒川薬剤師会や寒川ライオンズクラブ、茅ヶ崎グリーンライオンズクラブなどの団体や、茅ヶ崎市・寒川町職員、警察署員など約40人が参加。北口ペデストリアンデッキや南口バスロータリーで、道行く人や地域住民に薬物乱用防止用の啓発物を配布した。

 同連絡会の会長となる浜卓至茅ヶ崎市保健所所長は「関係機関一体となって啓発することでクリーンで安心安全な地域が築かれる」と話した。

 同キャンペーンは、2012年度から実施されている。

犯罪ゼロ呼び掛け 街頭キャンペーンに根本選手

 犯罪のない安全で安心なまちづくりの推進と地域防犯力向上を目的に、「茅ヶ崎・寒川犯罪ゼロ推進会議街頭キャンペーン」が11月13日、茅ケ崎駅北口ペデストリアンデッキで行われた。

 両市町と茅ケ崎警察署や防犯団体、事業者らが連携して開催。約40人が参加し、防犯カレンダーなどの啓発品約500個を配布した。また、茅ヶ崎市出身の湘南ベルマーレ根本凌選手も参加。「サッカーのようにチームプレーで、力を合わせ犯罪に立ち向かっていければ」と話した。

景観まちづくり審議会の応募先コード

市民委員を募集中 景観、みどり行政の審議会

 茅ヶ崎市では、市景観条例や市屋外広告物条例に基づき良好な景観の形成を推進するための調査・審議・答申を行う「景観まちづくり審議会」と、市みどりの基本計画の策定や変更、施策の推進に関する調査・審議などを行う「みどり審議会」の市民委員を募集している。

 対象となるのはともに市内在住・在勤・在学の人で他の審議会の委員ではない人。募集は各1人で任期は2025年1月から2年間。活動は年3回程度、平日の2〜3時間、市役所会議室などで。報酬は日額1万円。ともに12月2日(月)締切。応募は上の二次元コードから。

 詳細は【電話】0467・81・7182市景観みどり課へ。

インクルーシブなスポーツ体験 11月30日 当日参加可

 シンコースポーツ寒川アリーナ(寒川町宮山275)で11月30日(土)、障がいの有無に関わらず、誰でもさまざまなパラスポーツを体験できる「インクルーシブなスポーツ体験イベント」が開催される。参加無料。寒川ロータリークラブ主催。

 当日は、かけっこ、ストラックアウト、ボッチャ、ブラインドサッカー、車いすフェンシング、ストライダー、サウンドテーブルテニスの7競技が体験できる。

 当日の予定は以下の通り。▽午前10時〜7競技体験会(スタンプラリー実施)、▽11時〜7競技体験会、▽正午〜デモンストレーション、▽午後1時〜7競技体験会。

 対象は4歳から小学6年(幼児は保護者同伴)。当日参加可能だが、事前登録者優先。

(問)同クラブ事務局【電話】0467・73・0046

ひとり親家庭等のための相談会 11月27日、茅ヶ崎市役所で

 「ひとり親家庭等のための総合相談会」が11月27日(水)、茅ヶ崎市役所本庁舎2階会議室えぼし1〜3で開催される。午後1時から7時(養育費相談は6時)まで。

 生活やライフプラン、教育費、子育て、就労、住まい、養育費の問題など、ひとり親家庭の悩みに、弁護士や家庭児童相談員といった専門家や市職員が対応する。

 参加費は無料だが、事前の申し込みが必要で先着順。25日(月)までに、ウェブサイト(https://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/kosodate/teate/1043619.html)から申し込むか【1】氏名【2】住所【3】電話番号(日中連絡がつく番号)【4】相談内容【5】相談希望日時(第1〜3希望)【6】オンライン相談の有無を明記のうえ、
【メール】kodomoseisaku@city.chigasaki.kanagawa.jp、または市こども育成部こども政策課手当給付担当へ直接。詳細は同課【電話】0467・81・7169へ。相談会は2025年2月21日(金)にも予定されている。
制作の様子=提供

ロボット作りに悪戦苦闘 市内小学生25人が参加

 松林公民館とトヨタ自動車の共催イベント「科学のびっくり箱!なぜなにレクチャー 二足歩行型ロボットを作ろう」が11月10日、同館で開催された。

 この催しは同社に所属する技術者を中心に結成された「トヨタ技術会」のメンバーが講師となり、小学4年生から6年生を対象に行っているもの。当日は市内在住の小学生25人が参加。ロボットの基本的な構造や組み立てなどについて学び、「どうしたら転ばずに足踏みできるか」「まっすぐ歩かせるには」などと試行錯誤しながら調整した。

 参加した小学生らは「楽しかった」「科学っておもしろい」と思い思いの感想を述べた。

茅ヶ崎市役所前広場で「こども文化祭」 11月16日 小雨決行

 茅ヶ崎市役所前広場で11月16日(土)、「こどもによる こどものための こども文化祭」が開催される。時間は午前10時から午後3時。小雨決行。同実行委員会主催、茅ヶ崎市ほか後援。

 遊びと学びをつなげる活動を行う地域団体が参画し、子どもによる出店のほか、アートワークショップ、音楽ライブなどを実施。市内2園による幼児のプロジェクトも展示される。主催者は「今の子どもたちの関心事や視点を感じられるイベントです。ぜひご来場ください」と呼びかけている。

本社B遺跡で発見された古墳の周溝

学芸員のイチ推し! -連載 Vol.25-古墳発見!?ハニワ発見!?茅ヶ崎市の古墳事情

 茅ヶ崎市に「古墳」があることを知っていますか?数は少ないものの、これまでに堤地区の「十二天古墳」、元町地区の「石神古墳」などが発見されています。昨年度には浜之郷地区の本社B遺跡の発掘調査で、新たに古墳が発見されました。古墳の盛り上がり(墳丘)は既に壊されているものの、周溝と呼ばれる溝が円形に残されており、直径10m以上の古墳であると考えられます。また、今年度の発掘調査によって、周辺からハニワの破片と考えられる遺物が確認されました。これは茅ヶ崎市内では初めてのことです。

 そこで第35回遺跡調査発表会において、「近年の調査成果から見る古墳時代の茅ヶ崎〜低地を中心に〜」と題した特別報告を、また、令和6年度文化財講演会で「速報!茅ヶ崎に古墳!?〜古墳からみた茅ヶ崎〜」をテーマに、専門家による講演を行います。

 遺跡調査発表会は11月30日(土)に市役所本庁舎4階会議室で(博物館ではサテライト配信予定)、文化財講演会は12月15日(日)に市役所分庁舎6階コミュニティホールで実施します(博物館での遺跡調査展示会も同日まで)。ぜひお越しください。