宮前区版【1月24日(金)号】
亀ヶ谷さんが作成した模型

地域の「こいのぼり」大空へ 野川神明社が募集

 古くから地域で親しまれている野川神明社(石川正人宮司)が、使わなくなったこいのぼりを募集している。伝統行事を守り、神社に足を運ぶきっかけにしてほしいと氏子総代が企画。集まったこいのぼりは、5月の端午の節句に合わせ、神社境内に飾られる。

 氏子総代長の亀ヶ谷修さんが、たまたま立ち寄った大田区の白山神社に、たくさんのこいのぼりが飾られているのを目にしたことがきっかけ。最近では住宅事情などにより、こいのぼりを掲げる家庭が少なくなっているが、野川地区は新たに移り住む人も多く、子育て世代も増えていることから、「子どもたちの立身出世を願うとともに、神社を知らない人たちにも足を運ぶ機会に」という思いで企画された。

 野川神明社では初めての試み。そこで、亀ヶ谷さんは白山神社を見本に模型を手作りし、飾り方などをテスト。今年は、境内の参道約9mをワイヤーロープでつなぎ、3mまでの約30匹を飾り付ける。来年以降は、ロープを2重にして3m以上の大きなものも掲げる予定だという。

 こいのぼりを提供できるという人は、直接亀ヶ谷さんに電話(044・766・2221)を。後日、総代が受け取りにいく。

 「たくさんのこいのぼりが風に揺れる姿を見てほしい。奉納いただいたものは大切に保存します。ご協力をお願いします」と呼び掛けている。

サポーターを背に記念写真に納まる選手たち

川崎F新体制会見 「アジア王者目指す」 長谷部新監督が意気込み

 サッカーJ1・川崎フロンターレは1月18日、2025シーズンの新体制発表会見をカルッツかわさき(川崎区富士見)で開催した。9季ぶりに監督交代が行われた今シーズンは、リーグ戦王座奪還と悲願である、ACLE(アジア・チャンピオンズリーグ・エリート)のタイトル獲得を目標に掲げた。

 吉田明宏社長は「新監督を迎える我々にとって、新たな節目となるシーズン」と述べ、クラブの使命やビジョンなどを紹介。チームスローガンである「FOOTBALL TOGETHER(フットボールトゥゲザー)」を前面にシーズンに挑むとした。

 新監督に就任した長谷部茂利氏は「(タイトル獲得が)簡単でないことは重々承知しているが、獲得するための選手が集まり、スタッフもいる。ファン・サポーターも揃っている。実現したい」と力を込めた。

 この日は、新加入したDF野田裕人選手、DF土屋櫂大選手、DF神橋良汰選手、MF伊藤達哉選手も参加。麻生区で生まれ育ち、同クラブU-18出身の神橋選手は「6年間、大切に育ててくれた川崎フロンターレに帰って来ることができ嬉しく思う。川崎フロンターレのために、このまちのために熱く戦う」と闘志を燃やした。ドイツ2部のマクデブルクから加入した伊藤選手は「27歳でのJリーグ初挑戦。言い訳するつもりはない。武器を生かして勝利に貢献していきたい」と活躍を誓った。

 会場には1362人のサポーターが参加。同クラブ後援会会長の福田紀彦市長は「みんなで心を一つに川崎市市制101年目の、新しい100年目をつくるスタートの年に、一緒に歩みを進め、強いフロンターレをみんなでつくっていきたい」と述べた。

 会見では長谷部監督が人気ゲーム「ドラゴンクエスト」のテーマ曲に合わせ、「勇者」をイメージした衣装で登場し、気さくな人柄を印象づけた。このほか、川崎市出身の漫画家・宮崎周平さんの作品『僕とロボコ』が映画公開されることにちなみ、今春、コラボ試合を実施することも発表された。

救急出場が過去最多 市、火災件数も10年で最多

 川崎市は1月7日、2024年中の救急出場件数が8万9114件で過去最多となったことを発表した。火災件数も398件と過去10年で最も多い結果となった。

 市内の救急出場件数は、6万6951件だった20年から5年連続で増加。24年は8万9114件で、前年よりも1523件増で過去最多だった。1日平均で見ると、243・5件で約5分54秒に1件の割合で救急出場したことになる。搬送人員は、7万2446人で前年比1336人増で、過去最多。年齢別では、65歳以上が前年よりも1・9ポイント増の57・7%で、成人(18歳〜64歳)、少年(7歳〜18歳未満)、乳幼児(7歳未満)はそれぞれ前年よりも減少している。

 搬送原因は、急病が5万1889人、一般負傷が1万1641件、交通事故が3055人だった。搬送人員のうち入院を必要としない「軽症者」は3万7657人で全体の52%だった。

火災原因最多は電気機器

 市内の火災件数は、345件だった22年から3年連続で増加。24年は、398件と前年から8件増で過去10年で最も多かった。火災の種別は、建物が282件と最も多く、原因別では「電気機器」が53件、次いで「たばこ」「こんろ」が各50件だった。火災による死者数は14人で、前年比で11人増。過去10年で最も多かった15年の22人に次いで2番目に多かった。

 市消防局では、救急車の提示・適切な利用を呼び掛けており、「急な病気やケガをした際に、救急車を呼んだ方がいいのかと迷った際には、かながわ救急相談センター『#7119』でアドバイスを受けてほしい」としている。川崎市救急医療情報センター(【電話】044・739・1919)での医療機関の紹介、交通手段がない場合にタクシーや民間救急車を案内する「サポート救急」の活用も勧めている。

 また火災予防については、近年、電気機器、配線器具、電灯・電話等の配線が増えていることから、「電化製品は取扱い説明書通りに使用し、モバイルバッテリー等のリチウムイオン電池は圧力・衝撃を与えず、変形しているなどの異常があれば使用を中止するなどの基本的な対策を」と呼び掛けている。

1月1日付けで第75代川崎青年会議所(JC)の理事長に就任した 木村 正さん 川崎市内在勤 39歳

仲間と共に、価値ある街へ

 ○…市内の若手経営者らが集まり、地域活性化のためのイベントなどを行う川崎青年会議所(JC)。20歳から40歳までのメンバーらは個性豊かで、いつも新たな挑戦を提案してくれる。「皆のやりたい思いを形にするため、応援する立場でありたい」。掲げたスローガンは「共感 共立 共創〜より価値ある街へ〜」。同じ目線に立ち、共に創り上げる―。JCと地域、双方に向けたメッセージだ。

 ○…川崎区の不動産会社「永信商事」の代表取締役。30歳のときにJCに入会し、今年は10年目でラストイヤー。「勉強させてもらい、いろんな刺激を受けた。最後の年は恩返しをしたい」と思いを込める。地域のために時間や労力を惜しまないJCの存在は、唯一無二。その魅力を外へも発信したいと考える。

 ○…川崎区貝塚出身。幼少期から町内会の行事に参加し、少年野球部にも所属した。大学卒業後は不動産会社に就職し、23歳の時、祖母から会社を譲り受けた。重責を担ったが、「生かすもつぶすも自分次第」と気負うことなく仕事にまい進。間近で見てきた家業ということもあり、良い点・悪い点は見えていた。それならば、「悪い点をなくし、良い点を伸ばす」と簡潔な考えで事業を順調に進めてきた。

 ○…昨年11月に結婚し、家庭を持った。互いに仕事で忙しく、結婚前と生活は変わらないというが、その表情からは充実感がにじみ出る。生まれ育った川崎は、昔に比べて「クリーン」になり、すっかり様変わりしたという。「川崎はポテンシャルが高いまちで、それはビジネスチャンスでもある。まちの魅力を再確認して、発信して、価値を示していきたい」。心強い仲間と共に、より価値ある街へと前進させていく。

杵で餅をつく子ども

宮崎こ文 140人餅つき体験

 宮崎こども文化センターで1月11日、毎年恒例の「もちつき体験とお正月あそび」が開かれた。約140人の子どもが参加し、杵で餅をついたり、凧作りなどの日本の伝統行事を楽しんだ。

等覚院で消防訓練 文化財予防デー

 文化財予防デー(1月26日)にあわせて宮前消防署は20日、神木本町にある等覚院で消防訓練を実施した。

 文化財予防デーは1949年1月26日に発生した、奈良県法隆寺金堂壁画が焼損したことを契機に定められたもの。同寺にある木造薬師如来坐像は市の重要歴史記念物に登録されている。

 訓練では本堂付近から火災が発生したことを想定し、寺関係者が初期消火を行い消防に通報、消防隊員と消防団員が本堂の屋根に向かって一斉放水を行った=写真。

 同署の宮島孝司警防第2課長は「いつ大きな災害がおこるか分からない。被害が大きくならないように連携を強化したい」、宮前消防団の小川富久副団長は「無事に消火活動が実施できた。消防団に参加するきっかけにもなれば」と話した。

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「川国で遊ぼう」
川崎国際生田緑地ゴルフ場
「川国で遊ぼう」
2月2日 市民開放日
川崎国際生田緑地ゴルフ場で2月2日(日)、冬の市民開放日「川国で遊ぼう」が開催される。午前9時から午後4時まで。入場・イベント料無料。ゴルフ場の一部を開放し、多... (続きを読む)

聖マリ病院リニューアル 良品計画が初の院内店舗 カフェと物販を併設

 無印良品を展開する(株)良品計画は1月6日、同社として初めてとなる病院内店舗を、聖マリアンナ医科大学病院(菅生)に出店した。同病院が新たに開設したエントランス棟5階の「Café&Meal MUJI」で、食事や喫茶利用ができるカフェと、無印良品の売店が併設されている。

 同病院は「地域住民とつながる健康・医療のコミュニティーセンター」を掲げ、このほど新たに外来棟とエントランス棟を開設した。良品計画の広報担当者によると、このリニューアル事業に伴う事業コンペに参加し、同社の提案が採用されたという。

 店舗面積は約284平方メートル。このうち飲食エリアは約168平方メートルで、58席の客席スペースと厨房スペースがある。初の院内出店に向け、日本の伝統的な食文化に根付いた「発酵のちから」をテーマに、管理栄養士と共に特別メニューを開発したという。

 イートインの食事メニューは、6種類のおかずが食べられる「季節の発酵お膳」など4種類を用意。パンケーキなどスイーツや喫茶メニューもあり、「和風ホットドッグ」などのテイクアウトメニューもある。

 このほか物販エリアではパジャマやルームウエア、レトルト食品やお菓子類など、入院生活だけではなく退院後の日常生活も視野に入れた品ぞろえとなっている。

 良品計画の広報担当者は「入院生活における不便を解消し、患者様とご家族や医療従事者、そして地域の方々にも安らぎを感じて頂けるサービスと商品を提供していきたい」と話している。

音楽で認知症予防 1月25日 健康講座

 音楽レクリエーションの健康講座が1月25日(土)、JAセレサ川崎向丘支店で開かれる。主催は日本音楽レ・クリエーション指導協会、宮前区向丘地区社会福祉協議会が共催する。

 認知症やフレイル予防に関心のある人、介護や教育現場で音楽を生かしたい人などが対象。専門家が講師を務め、「音楽とリズムで楽しく頭と体の運動」「頭と体を若々しく保つトレーニング」を紹介、体験する。

 時間は午前10時30分から午後0時30分。参加無料。問い合わせは宮前区社会福祉協議会【電話】044・856・5500。

定点あたりの患者数の推移(人)

インフルエンザ猛威 「流行発生警報」を発令 相次ぐ小学校の学級閉鎖

 インフルエンザが川崎市内でも猛威を振るっている。2024年の12月16日から22日の集計期間に「流行発生警報基準値」を超えたため、市は12月24日にインフルエンザ流行発生警報を発令した。警報基準値を超えたのは24年2月以来。

 市はインフルエンザなどの感染症発生動向調査として、市内61施設を「定点医療機関」に指定し、1週間ごとにインフルエンザと診断された患者数の報告を受けている。この調査で昨年の第51週に1施設あたり59・92人となり、流行発生警報基準値である1施設あたり30人を超えたため、警報が発令された。

 患者数でみると、第51週に市内全域で3655人がインフルエンザと診断され、最も多かったのは宮前区の840人、川崎区の753人、高津区の673人と続く。地区ごとの定点患者数では、川崎区の94・13人が最多で、宮前区84人、多摩区69・13人と続いた。

 また1月にインフルエンザの影響で学級閉鎖された市立学校は、川崎区を除く6区の小学校6校。中原区の今井小では1年生の25人がり患したため、1月14日から3日間、学年閉鎖となった。

 市ではマスクの着用や手洗いなどの対策を呼び掛けている。

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市民館ってどんなとこ? 講座見学やチラシ作成

 乳幼児から高齢者まで誰もが気軽に学べる場として活用されている宮前市民館。その魅力に触れてもらおうと体験講座「宮前市民館ってどんなとこ?」が2月15日(土)から3月22日(土)まで、全5回で開かれる。

 講座では、企画委員やボランティアの協力で運営している講座を実際に見学。チラシ作りに挑戦する。

 時間は各回2時間ほど。定員は20人(先着順)で費用は無料。申し込みは、同館へ直接、電話、ウェブサイトのいずれかで。問い合わせは同館【電話】044・888・3911。

#かわさき推しメシ 最高賞に幸区の「ほっぺ」 多摩区の「御殿様 宴」「花冠」も

 市民の投票で、見て楽しい・食べて美味しい魅力ある一品をグランプリに決定する「#かわさき推しメシ」。昨年12月26日、グランツリー武蔵小杉で最終審査となる専門家3人による実食審査が行われ、結果発表が行われた。グランプリには一般部門でブラッスリーほっぺ(幸区)の「よくばりベーコンナポリタン」、デカ映え部門で海鮮重・御殿様(おとのさま)・宴(うたげ)(多摩区)の「オモウマグロ重」、スイーツ部門で花(はな)冠(かんむり)ル・カフェ・エ・サロン・ガストロノミー(多摩区)の「カスタードプリン」が選ばれた。

 3回目となる今回は、新設のデカ映え・スイーツ各部門も合わせて3部門で市内132店舗がエントリー。秋の一次審査では、店舗で推しメシを注文した市民らの投票総数6741件から、各部門の上位2店舗が最終審査に進んだ。実食審査中には「美味しくて本当に幸せ」「川崎ではなく日本一を決めているようだ」とのコメントも。特別ゲストとして実食した福田紀彦市長からも感嘆の声が聞かれたという。

 準グランプリは、一般部門で酒縁(しゅえん)さらしな(多摩区)の「カレーせいろ」、デカ映え部門で餃子(ぎょうざ)太陸(たいりく)(川崎区)「タワー硬焼きそば」、スイーツ部門でテト・テオ(高津区)「うみたてたまごプリン」だった。

宮前警察署武道始式 区民守る決意新たに

 宮前警察署(鴨下圭一署長)で1月16日、警察官の士気高揚や日頃の訓練の成果披露として武道始式が開催された。集まった区民を前に署員らが柔道と剣道の試合を行い、武道の技術を披露した=写真。

 試合前に鴨下署長は「日々の訓練は、凶悪な犯罪者から市民を守るためにある。また、いざという時に自らの命と仲間の警察官の命を守るためにある。稽古を通じて職員相互の理解を深め豊かにな人間性を育むことができるよう本年も稽古に励んでほしい」」と署員に向けて話した。

 会場には警察関係者ら約110人が訪れた。署員らは、真剣勝負で試合を行い、一本を取ると、会場から大きな拍手が送られた。不審者に遭遇した場合など、実践逮捕術も披露した。

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若尾文彦さん

市民公開講座 「がん情報との向き合い方」 がん研の若尾さん講演

 市民公開講座「不安やがん情報との上手な向き合い方」が2月9日(日)、宮前市民館で開かれる。

 国立がん研究センターの医師でがん対策情報センター本部の副本部長を務める若尾文彦さんが、がん患者の不安と、がんに関する情報との適切な向き合い方について講演する。川崎市に5カ所ある「地域がん診療連携拠点病院」の相談員による個別相談会もあり、宮前図書館からはがん情報の関連本を紹介する。

 午後1時半〜3時半(1時開場)。参加費無料。定員120人で、事前申し込みが必要。申し込みは二次元コードから。問合せは川崎市地域包括ケア推進室【電話】044・200・3801。

110番の日で呼びかけを行った参加者

110番の日 ♯9110利用呼び掛け

 1月10日の「110番の日」にあわせて宮前警察署は10日、宮崎台駅南口広場でチラシを配布するなど警察相談専用電話「♯9110」の周知と利用を呼び掛けた。

 同署署員をはじめ、宮前防犯協会、警親会宮前支部ら約20人が参加。宮前区のPRキャラクター・宮前兄妹も活動を行った。

 110番への通報は、問い合わせや相談など緊急の対応を要さないものが全体の約3割を占めており、警察の緊急対応にも影響を及ぼすことから、警察相談専用電話「♯9110」のPRを行った。また、振り込め詐欺の被害防止についても呼び掛けた。

あいさつする矢沢市議

愛着と誇りの持てる街へ 矢沢市議囲み賀詞交歓会

 宮前区選出の矢沢孝雄市議(自民党)の後援会が1月12日、賀詞交歓会をJAセレサ川崎向丘支店で開催した。

 会場には多くの支援者らが集まった。代表者による鏡割りやあいさつの後に行われた懇親会では、平囃子や民謡が会場を盛り上げた。

 矢沢市議は、市制100周年となった昨年の振り返りとともに、「愛着と誇りの持てる街づくりを目指していく」と今年の決意を表明した。

現在、市内の保育園で提供中の献立。のらぼう菜を使ったベルデコロッケ(上)と、こどもニュータンタンメン

保育園の給食レシピ募集 市制100周年でコンテスト

 川崎市は市制100周年を記念し、市内の保育園で提供する給食のレシピコンテストを実施中だ。1月31日(金)までアイデアを募集している。

 市はこれまでも給食などを通じて、川崎の特産品や川崎ゆかりの料理を子どもたちに伝える「みんな美味しい!郷土の味」事業を進めてきた。今回は市制100周年事業として、初めてレシピコンテストを開催する。

 市内の保育園で園児たちに提供する「おかず部門」と「おやつ部門」の2部門で、川崎の特産品を使った献立や郷土料理のアレンジなど、川崎にゆかりのあるレシピを募集している。

 川崎に関わりのある人ならだれでも応募できる。応募方法はネットか郵送で、1月31日必着。2月に市の食育推進委員らが総合的に審査のうえ、各部門ごとに「グランプリ」と「かわさきそだち賞」、「アイデア賞」を選出する。結果は3月に市のサイトで発表する。詳細はサイトへ。

初鹿野裕樹氏

参院選 参政が初鹿野氏擁立へ 47歳、元警視庁勤務

 参政党は今夏の参院選神奈川選挙区(改選定数4)で新人の初鹿野(はじかの)裕樹氏(47)を公認候補予定者にすると発表した。

 初鹿野氏は横浜市港南区出身。23年間警視庁で勤め、2024年の衆院選に神奈川11区で出馬し落選。現在は会社顧問を務める。24年12月の会見で「消費税の減税や社会保険料を下げて、国民の可処分所得を増やしたい。また、警察官など公安職の待遇改善を求めたい」と述べた。

出発式に参加した防犯パトロール隊ら(上)と青パト

青パトで街を守れ 鷺沼町会、隊を発足

 近年多発している住宅対象の犯罪から街を守ろうと、鷺沼町会(持田和夫会長)は1月18日、青色回転灯を装備した車両によるパトロールを開始した。

 同日、鷺沼小学校で青パトの出発式が行われ、同町会の役員を中心に結成された防犯パトロール隊19人のうち、宮前警察署で講習を受けた13人に「パトロール実施者証」が手渡された。隊員らは月4回、2人一組で鷺沼エリアを巡回する。

 持田会長が所有する軽トラックに、宮前区から貸与された青色回転灯を装備。このほど神奈川県警からの認可を受けてスタートを切った。持田会長は「安全安心に暮らせる街づくりのために立ち上がった。町会を頼りにしてもらえるような活動にしていきたい」と抱負を語った。

 出発式に参加した齋藤正孝区長は「他の自治会町内会への広がりに期待している」とあいさつ。持田文男県議は「地域一丸で取り組む防犯のパイオニアとしてがんばってほしい」と述べた。

メッシュ素材のポーチとトート

川崎市と大田区でコラボ 銭湯でスタンプラリー Tシャツなど景品多数

 川崎市内と東京都大田区内の銭湯などを巡るデジタルスタンプラリーイベント「ラブ湯オンリー 銭湯が好きだ!」が開催中だ。2月16日(日)まで。

 銭湯は全国的に減少傾向が続いており、川崎市内でも、昭和40年代の170軒をピークに減り続け、現在は29軒が営業している。そのため川崎浴場組合連合会では銭湯の魅力を伝えるため、多摩川をはさんで隣り合う大田区の浴場組合連合会と連携し、様々なイベントを開催してきた。

 スタンプラリーは今回で7回目。市内の銭湯や大田区内の31の銭湯と、ふたつの自治体をつなぐ京急線の3駅(大森町駅、雑色駅、大師橋駅)で二次元コードを読み取り、スタンプを集めると、景品がもらえる。

 スタンプ1つでも先着3千人(市内分は1500人)がステッカーをもらえるが、スタンプ4つで手拭いをもらえ(先着750人)、6つで抽選のうえ、お風呂やサウナで使えるメッシュ素材のオリジナルポーチかトートバッグがもらえる。7つ集めると、抽選で100人がロゴ入りTシャツをもらえ、やはり抽選で50組100人が貸し切り列車イベント「銭湯トレイン」などに参加できる。詳細は二次元コードから。

川崎JC 新体制が発足

 一般社団法人川崎青年会議所(JC)の2025年度の新体制が1月1日に発足した。任期は1年。執行部は次のとおり(敬称略)。

 ▽理事長=木村正/(株)永信商事▽直前理事長=村田光大郎/(株)ムラタヤ▽副理事長=中村雅和/(有)海苔の鈴舟▽副理事長=板坂光/(株)小向精機▽副理事長=増田和夫/(株)増田解体▽副理事長=中野絢斗/経済産業省▽議長=鈴木清実賢/(株)リクロス▽専務理事=楠田真司/川崎ひかり法律事務所▽副専務理事=佐藤恭寿/(株)F.B▽監事=神園佳昌/フォーワード合同行政書士事務所▽外部監事=稲葉翔/武蔵小杉駅前法律事務所

白熱したプレーを見せる参加者

GO!GO!!フロンターレ

女性限定フットサルクリニック

 川崎フロンターレは1月26日(日)午後6時15分〜7時45分まで、フロンタウンさぎぬま(宮前区土橋)で「女だけのフットサルクリニック」を開催する。雨天決行。

 フロンターレのスクールコーチ・普及コーチの指導で練習をした後、試合を行う。16歳以上の女性が対象。パスや試合のスピードが速すぎることなく、パワーのある男性との接触もないので、安心してプレーできる。体格差やスキル差が少ない女性同士だからこそ、上達も早いはずだ。「女性だけで楽しみたい、こっそり上手くなりたいという方はぜひ」と同クラブ。

 先着20人。参加費は1250円(保険料込み)。初心者参加可。友人紹介キャンペーンを実施しており、紹介者と紹介された人には翌月から同イベントで使える250円割引クーポンがプレゼントされる。

 申し込みはフロンタウンさぎぬま【電話】044・854・0210または同所カウンターへ。

画像はいずれも川崎フロンターレ