町田版【1月30日(木)号】
表彰された受賞者ら

お店大賞頂点に「リッチな味」 20回記念 過去9年から選出

 市民らの投票により、個性的で魅力ある店づくりに取り組む町田市内の店舗を選出する「町田私の好きなお店大賞」の第20回記念大会グランプリが先ごろ発表され、原町田のカレー店「リッチなカレーの店アサノ」=関連記事あり=が選ばれた。お店大賞の20周年を記念し、第11回から19回までの歴代受賞店(全35店)のなかから選出されたもので、その他各賞(5部門)も決定した。

 投票は昨秋行われ、5千621人から、8千389票が集まった。お店大賞は地域経済の活性化などを目的に町田商工会議所が2005年にスタート。以来、小売や飲食、サービスなどの部門別に毎年、大賞が決定してきた。14年には10回記念として第1回から9回までの歴代受賞店のなかからグランプリなどが選出された。

 今回グランプリを獲得したJR町田駅近くの町田仲見世商店街内にあるリッチなカレーの店アサノは6席のカウンターだけの小さな店舗にも関わらず、名物のカツカレーが評判を呼び、雑誌やTVで多数紹介される人気店。今回の受賞に店主の浅野信三さん=中面・人物風土記で紹介=は、「大変光栄。身が引き締まる思い」と笑顔をみせる。

 また、会頭賞には鶴川の酒店「酒舗まさるや」が選ばれ、市長賞は地元の八百屋「やさいのナイトウ町田店」(原町田)。商業部会長賞は洋菓子店の「グランガトー」(玉川学園)で、食品・飲食業部会長賞に森野の蕎麦店「蕎麦処くに作」。サービス業部会長賞は原町田の美容室「ROWSE」が選ばれた。

市役所窓口 予約制で待ち時間緩和へ 2月から スマホなどで

 町田市役所市民課と各地域の市民センターで来月から、窓口利用のオンライン予約が可能となる。パソコンやスマートフォンで事前に訪問時間を指定し、当日に受付(チェクイン)するしくみ。待ち時間の緩和が期待される。

 今回、オンライン予約が可能となるのは、住民票の発行や住所異動届出、マイナンバーカードの申請などを取り扱う市民課の窓口や市内各地の市民センター。予約受付は2月1日(土)からスタートし、2月3日(月)から適用される(現在改修工事中の堺市民センターは工事終了後から)。

 これまで市民課窓口では申請に来た市民が集中し、待ち時間が生じてしまっていたが、今回オンライン予約が可能になることで、「渋滞」緩和が期待されることになる。市担当者は「特に3・4月は引っ越しに伴う住所変更の申請が多く、待ち時間が長くなるシーズン。オンライン予約導入により、市民の皆さんの待ち時間が減ることにつながれば」と話す。

利用方法は

 事前予約には、スマートフォンまたはパソコンから町田市ホームページ内の市民課窓口専用サイトへのアクセスが必要。市役所や市民センターに設置された発券機から予約することも可能で、訪問日時を予約すると、確認メール(リマインド)が通知され、訪問日当日に各所の発券機またはスマートフォンで受付する仕組みとなる。事前予約していない場合でも、各窓口の端末から訪問時間の指定を行うことができるようになるという。

オンライン手続きも

 市は現在、バーチャル市役所ポータル「まちドア」から自宅でもできるオンライン手続きにも力を入れており、担当者は「オンラインによる申請と予約を充実させることで、市役所に来る手間と待ち時間を減らすことになればと思う。市民にとってメリットが大きいものにしていきたい」と話している。

「町田私の好きなお店大賞」記念大会でグランプリを獲得したカレー店を営む 浅野 信三さん 玉川学園在住 64歳

父の味 追求し続ける

 ○…町田駅前にある仲見世商店街の店舗で38年続くカレー店の2代目として腕を振るってきた。名物はじっくり手間暇かけてこだわりを詰め込んだカツカレー。「サラサラ」でコク深いルーと揚げたてのトンカツは客の舌をうならせ、「好きなお店」としての最高評価を得た。「地元でお店を続けられ、多くの人に食べてもらえてうれしい。受賞は大変光栄で身が引き締まる思い」と喜びを語る。

 ○…定年を迎えた父親が第二の人生として始めた店だった。「実は私の方が父より早く飲食業に携わっていて。当時は別の店で働きながら、店を手伝っていました」。その味は徐々に口コミで広がり、今や全国からお客さんが訪れる人気店に。18年前に店を継ぎ、現在は息子と2人で厨房に立つ日々だ。「行列ができる理由がわかる」。そんな言葉が励みとなっている。

 ○…お客さんとのおしゃべりは大好き。店を続ける中、常連客とはプライベートでも付き合うようになることが少なくない。「1番多くお店に来てくれる人とは一緒にサッカーを見に行くようになりましたね」。一方、店内でサザンオールスターズの曲を流していたことをきっかけにサザンについて語り合い意気投合したことも。「その人とは地方まで一緒にライブに行きましたよ」と笑う。

 ○…今春には店舗の移転を予定している。「現在よりも少しだけ広くなる。よりたくさんのお客さんに来てもらえたら」。移転を機に考えているのは、限定メニューの充実。常連客の声も聞きながら、「また来たい」と思われる店づくりを追い続ける。心がけるのは「うまいものを出していれば、人が人を呼んでくれる」。--父親が大切にしていた言葉だ。

学生企画や模擬店楽しむ 14日から森野の専門学校で催し

 森野の町田デザイン&建築専門学校で2月14日(金)から16日(日)までの3日間、同校学生らによる企画や卒業制作の作品を楽しむことができる産学ネットワーク展が開かれる。

 29回目となる今回は高校生が考える「街並み」が描かれたスケッチの展示や、氷のいらない陸のカーリング「ユニカール」、ボクシングなどの体験企画(共に15日)などがある。

 また、お化け屋敷と謎解き&ミニゲームが組み合わされた新感覚のアトラクションなども予定されているといい、長野県飯島町の物産販売や模擬店が出店する。時間は各日午前10時から、午後4時(最終日は3時)まで。入場無料で学校説明会が同時開催されるという。

 詳細は産学展の特設ウェブサイト(右記二次元コードから。問い合わせは産学ネットワーク展実行委員会【フリーダイヤル】0120・27・0204まで。

榛葉さん

人気テノール・榛葉樹人さん 「愛を歌う」開催

 毎週月曜日の夜8時からBS日本テレビ「こころの歌」に「フォレスタ」のメンバーとして出演する人気テノール榛葉樹人さんが2月18日(火)、今回初めて、「愛」をテーマにしたコンサートを開催する。スタンダードJAZZナンバー、映画音楽、カンツォーネ他の愛に因んだ曲目を集めてたっぷりと皆様にお届け。榛葉さんは二期会会員でオペラへの出演もしており、ライフワークの日本の歌に関するコンサートも精力的に開催して東奔西走する人気ぶりだ。持ち前の美声と品格の高い歌唱は業界でも高く評価されており、観客もうっとりとしてしまう魅力があるという。「是非この機会に榛葉さんの新たな一面が聴けるであろう『愛のコンサート』にご来場頂き、素敵なひと時をお過ごし下さいませ。お早めのご予約をお待ちしております」と主催者。

 町田市民フォーラムで午後2時30分開演(2時開場)チケット 3000円(全席自由)。(問)柴田さん【携帯電話】090・1734・8116

課題作品や各種資料なども展示されている同館

「KAKIZOME」書道展 多摩市・旧多摩聖蹟記念館で

 多摩市の旧多摩聖蹟記念館(都立桜ヶ丘公園内)で現在、冬季企画公募展「聖蹟KAKIZOME書道展」が開催されている。同館が所蔵する書画のなかから新春にふさわしい作品のほか、建物の建築にたずさわった初代警視総監や宮内大臣を務めた田中光顕が春の連光寺行幸を思って詠んだ和歌などが展示されているという。展示会は3月2日(日)まで。

 入館は無料。開館時間は午前10時から午後4時まで。休館日は毎週月・水曜日(祝日除く)と1月28日(火)・2月13日(木)・18日(火)・25日(火)・27日(木)。問い合わせは多摩市の教育委員会教育振興課文化財係【電話】042・338・6883。

「リッチ」なカレーとは? 仲見世商店街の人気店

 町田商工会議所主催の「キラリ☆町田私の好きなお店大賞」の第20回記念大会グランプリに輝いた「リッチなカレーの店 アサノ」(原町田)。JR町田駅近くの町田仲見世商店街内にあり、グルメレビューサイト「食べログ」のカレー百名店にも選ばれた人気店。「サラサラ」としたスパイシーでコク深い味わいのカレーに揚げたてのトンカツが乗ったカツカレー=上写真=が名物メニューだ。町田市外からの来店も多く、土日には6席の店内に100人もの人が押し寄せる。

 創業38年続く同店で2代目店主を務めるのは、浅野信三さん=人物風土記で紹介。現在、3代目となる息子の純平さんとともに店に立つ。「手間暇惜しまず時間をかけてつくるオリジナルの味を提供してきた。コクの深さと食材へのこだわりを大切にしている」と信三さん。その味を構成するのは、先代である信三さんの父親が追及した「欧風・和風・東南アジア風」の3つの要素が詰まったルー。仕込みには4日間を要するといい、出汁のきいたスープで割ることで、深い味わいを生み出している。食材には神奈川県のブランド豚・高座豚を使用し、トンカツはサクサクに、具材の肉はトロトロになるまで煮込んだものを提供している。

 「私にとっては、家庭の味がお店の味。祖父の遺志を継ぎ、いろんな人に味を知ってもらえたらうれしいです」(純平さん)

市内在住放送作家 「凡人」の仕事術を一冊に 芸人兼ねる佐藤さん 初のビジネス書

 町田市在住で芸人・構成作家として活躍する佐藤満春さんが自らの仕事哲学を記したビジネス書「凡人の戦略 暗躍する仕事術」=写真=を先ごろ発行した。

 お笑いコンビ「オードリー」のラジオ番組オールナイトニッポンなど、多数の番組を支える放送作家として、「天才たち」と関わりながら彼らに頼られる仕事術を公開している。自伝的エッセイ「スターにはなれませんでしたが」に続く著書で、ビジネス書は初という。

 佐藤さんは今回の著書で、「仕事をする上で『評価』や『承認』を求めることもなく粛々と、淡々と、プロジェクトの成功に向けてこっそり仕事をするのが僕の生き方です」としている。「凡人の戦略 暗躍する仕事術」はKADOKAWA発行、定価1760円(本体1600円+税)。市内書店や通信販売などで購入できる。

トークショーに出演

 そんな佐藤さんが3月、森野の町田市民ホールで開かれる子育てに関するトークショーに出演する。3月4日(火)に開催される「佐藤満春さん×てぃ先生トークイベント」で市内在住の子育て世代が対象。観覧無料(定員800人)で午後5時から、6時30分。申し込み・詳細については町田市のHPなどで。

商工会議所青年部が開催する交流会の告知

「町田で働く」特集 町田の働き手獲得に「新手」増 商工会議所などが対策スタート

 「町田の働き手」を増やそうと市内で取り組みが始まっている。市内中小企業の支援にあたる町田商工会議所は昨秋、市内企業と求職者をつなげる合同就職面談会を初開催。商工会議所の青年部は2月に働くことをテーマにした若手経営者と学生の交流会を初めて開く予定を立てている。

 また、市内企業でも採用が進まない状況から、高卒の採用に力を入れる様子がみられるなど、労働者人口が減少するなか、働き手を求め、新たな取り組みを始める動きが活発化してきたようだ。同様の取り組みは今後、拡大していくと考えられる。

 ハローワーク町田が発表する2024年11月時点のデータでは、有効求人倍率の全国平均1・25倍に対して、ハローワーク町田管内は1・16倍。全国平均よりも低い数字を示しているものの、1・0倍を切っていた昨年4月から右肩上がりで上昇し、町田市内も「売り手市場」となっている。

都心へ流出?

 町田の働き手増に向け課題となるのが、都心への流出だ。多様なジャンルの仕事があり、町田からのアクセスも良いため、働き手が町田から都心へ流れているケースが多いと考えられる。

 商工会議所の青年部が開く交流会をまとめる奥澤高広さんは「今回のイベント開催にあたり、若者を声を聞いたところ、『町田で働く』という選択肢がない学生が多かった。町田の働き手を増やすにはまず地元で働く魅力を伝えていく必要があると考えている」と話している。

若手経営者と学生交流「働くテーマ」に2月 市役所で

 商工会議所青年部が開く交流会「町田JOBカフェ」は2月25日(火)、町田市役所の2階おうえんルームで開催される。

7業界のプレゼン

 町田の7業界、市役所のプレゼンを聞くことができる第一部と若手経営者60人と交流する(アルコールの提供あり)第二部で構成され、対象は大学生や専門学校生のほか、高校生など。

 時間は午後6時30分開会(6時受付開始)。一部は参加無料で6時30分から。二部は7時40分スタートで参加費3千円。就活で役立つワンポイントレッスンも受けられ、参加者には今回のために作成した「就活はじめてガイド」をプレゼントしてくれるという。

 参加企業についての情報や申し込みは右記二次元コードから。問い合わせは青年部・政策提言委員会【電話】042・724・6614まで。

2月の催しについて話す奥澤さん

なぜ、交流会? 担当者に聞く

 「町田で働く」ことをテーマに、若手経営者と学生が交流する催しが2月に初めて開かれる。担当する町田商工会議所青年部に所属する経営者で元東京都議会議員の奥澤高広さんに聞く。

 ――このタイミングでなぜ

 「青年部で昨年、町田の魅力を高める取り組みについての構想を策定したなか、第一弾として市内企業の経営課題の1つになっている求人について取り組みを進めることになった。早期化する大学生の就職活動を考え、これから就活に入る2年生を意識し、このタイミングでのイベント開催を決めた」

 ――町田に若い働き手を増やすにはどうすればいいか

 「『町田で働く』という選択肢をもってもらうことが大切と考える。今回の催しを開くにあたって町田の学校に通う学生らにヒアリングしたところ、地元で働くという視点が無い傾向にあった。都心で働くことに対するあこがれがあるのは仕方がないと思うが、時間を有効に使える職住近接のメリットや、市内企業の魅力を知ってもらい、町田で働きたいと思ってもらえるようになってもらいたいと考えている」

 ――2月のイベントではそのための企画がある

 「7つの業界の経営者や町田市役所職員に働くことに関するプレゼンをしてもらう。また、若手経営者と気軽に交流できる場を設ける。より深く接してもらうため、賛否はあったものの、アルコール可とした。学生らにはうまく活用してもらいたい」

プラットホームを

 ――今後も町田の働き手を増やしていく取り組みを進めていく

 「町田の求人について知ることができるプラットホームなどをつくっていきたい。相模原、八王子両市には合同で求人に関するホームページを開設している。町田にも同様のものをつくっていければと思う」

高卒採用を強化 働き手不足に対応

 働き手不足が叫ばれるなか、高校卒業者の募集に力を入れ始めたのが、ガス機器・住宅設備機器販売事業などにあたる中町の東京ガスライフバル澤井株式会社だ。以前から、高卒者の採用は行っていたものの、伸びしろが多い点や地元の採用を増やしたいという思いから、ここ数年に力を入れ始めたという。

 「現在は大学卒業者が中心だが、より若い力が必要と考えた。各高校に足を運び、周知を重ねているところ」と担当する同社の澤井宏太さん=写真=。仕事のやりがいなどのほか、個々が無理なく働くことのできる環境を整え、離職率が下がっている点もPRしているという。「まだ周知が足りないが、長い目で取り組んでいきたいと考えている」と話す。

再雇用社員も

 一方、同社は定年後、再雇用となった社員に向けた業務を昨年増やしたという。再雇用後、更に年を重ね、意欲は変わらないものの、身体的にこれまでの業務に負担を感じるようになった社員により長く働いてもらおうと「新設した」と澤井さん。「働き手の要望に応えていくことも企業の役割になってきたのではないでしょうか」

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都ファ 都議選公認に藤井氏 現職 今夏に向け

 都民ファーストの会は今夏に行われる東京都議会議員選挙の公認候補予定者を公表。町田市は現職の藤井晃氏=写真=の名前が挙がっている。

 現在、2期目の藤井氏は京都大学経済学部を卒業後、外資系やスタートアップ企業に勤務。その後、ビジネス雑誌を発行する出版社を経て、2017年に都議に初当選。今年度は総務委員会に所属している。42歳。

町田市 食生活に関する提案受付 事業者に対し3月末まで

 町田市は現在、市民が健康的な食生活を実践できるようになるアイデアを募集している。事業者などに対してのもので、 社会課題の解決や市民サービスの向上などにつながる事業者からの提案を受ける市の民間提案制度の一環。児童生徒が望ましい食選択・食行動を実践する力をつちかうための学校給食を活用したアイデアも募っており、共に3月31日(月)まで。健康的な食生活の推進に関わるテーマについての問い合わせは保健予防課【電話】042・722・7996へ。学校給食を活用した食育の推進に関しては保健給食課【電話】042・724・2177まで。

その他テーマも

 市はその他テーマについても募集中といい、詳細は市のホームページから。民間事業者などから、市と連携・協力し実施したい提案も受付けているという。

販売にもたずさわった生徒ら(左が上野さん)

金井中生考案和菓子が登場 原町田などで

 創作和菓子づくりを進めてきた金井中学校2年生徒らの商品が先ごろ、原町田のまちの案内所「町田ツーリストギャラリー」などで販売された。粘土の和菓子づくりからスタートし販売方法などを学びながら進めてきたもので、店頭にはそのなかから選ばれた春夏秋冬をあらわした4商品が登場。生徒らが描いた「ありがとう」などの感謝の言葉が入ったパッケージに包まれ、購入者の手に渡った。

 販売日には職業体験として、生徒らは各販売場所へ。ツーリストギャラリーでは呼び込みやレジ打ちにあたる生徒の姿がみられ、自分が考案した和菓子が春の商品として採用された草薙悠侑さんは「『まさか』と思ったが、このような機会をつくってもらい、うれしい」とコメント。生徒らに助言を送ってきた成瀬の和菓子屋「菓匠華月」の上野克浩さんは「クオリティ高いものができた。お客さまの反応もまずまず。これをきっかけに生徒のなかから和菓子職人が生まれてくれれば」と笑顔をみせた。商品は菓匠華月で販売し続けるという。

市商連が賀詞交歓会 原町田のホテルで

 20を超える商店会が加盟する町田市商店会連合会の「新年賀詞交歓会」が先ごろ、原町田のホテルで開かれた。会場には各商店会の会員のほか、石阪丈一市長や澤井宏行・町田商工会議所会頭ら来賓が来場。新年を祝った。

 集まった関係者を前に登壇した林伸光会長は日頃の支援について感謝の言葉を述べる一方で、今年も町田市内の加盟商店会を引き続き支えていくことを誓い、会場からは多くの拍手があがった。

表彰も

 今回の賀詞交歓会では都内商店街の優れた取り組みを選出する「東京商店街グランプリ」で優秀賞を獲得した商店会を表彰。また、地元フットサルチーム「ペスカドーラ町田」のチアダンスチームがパフォーマンスを披露する場面もあり、会場は盛り上りをみせた。

14日、絵本ワークショップ 保護者向け 原町田で

 原町田の町田市民文学館ことばらんど(2階大会議室)で2月14日(金)、子育て中の保護者を対象とする絵本のワークショップが開かれる。

 絵本の読み聞かせのほか、ことばらんどと共に共催する桜美林芸術文化ホールの齊藤実雪氏による自分探しの実作ワークショップが行われる内容といい、時間は午前10時30分から、11時30分(受付開始は10時)。

 参加無料で先着順。定員15組(1組につき2人まで)。申し込み・問い合わせはことばらんど【電話】042・739・3420へ。

 今回講師を務める齊藤氏は2013年青山学院大学のワークショップファシリテーター育成プログラムを修了。16年から22年まで神奈川区民文化センターかなっくホールプロデューサー。24年からは桜美林芸術文化ホールでプロデューサーを務めている。