多摩版【2月6日(木)号】
署員の話を真剣な表情で聞く参加者

鶴牧5丁目 強盗被害備え防犯講習 町会が自主的に実施

 昨今多発している闇バイトの応募による凶悪な強盗被害などから身を守ろうと鶴牧5丁目南町会(鈴木恵美子会長)は1月19日、鶴牧・落合・南野コミュニティセンター(通称トムハウス)で防犯講習会を行った。戸建て住宅が集まる地域とあって、警視庁に協力を仰ぎ自主的に開いたもの。

戸建て住宅広がる

 鶴牧5丁目は、多摩センター駅から多摩モノレール通りを町田方面に向かい、同通り沿いの途中から南多摩尾根幹線道路までの間に戸建て住宅が広がる地域。南町会(152世帯)のほか、東町会、西町会、新西町会、南野3丁目からなるエリアで、合わせて約550世帯がある。

 5町会では合同で防災訓練をしていた時期もあったというが、コロナ禍以降は各町会で実施、防犯パトロールも町会単位で実施している。

 今回の講習会は、同町会の鈴木会長や副会長の山崎幸信さん、広報の金尾祥彦さんら町会役員が相談し、闇バイト、屋根の修理や給湯器の点検などをかたり家宅侵入による強盗被害について、メディアで報道されていることもあり実施することを決めた。

 当日は町会住民を中心に、他町会の役員や防犯協会関係者らも含めて50人以上が参加した。講師は多摩中央警察署生活安全課の署員2人が務め、講話と質疑応答が行われた。山崎さんによると、終了後も熱心に質問する人が多く、関心の高さがうかがえたという。

 山崎さんは「地域の方に意識を持ってもらおうと企画した。昨今のニュースを見ていると犯罪が凶悪化しており、戸建て住宅が狙われている。この地域は高齢者が多く、ターゲットになりやすいと思い、町会としても備えておく必要がある」と話した。

各地への影響期待

 講話を聞いた金尾さんは「優しい顔した人が訪ねて来て家に入れてしまうと、ほぼ狙われてしまうことが分かった。絶対に知らない人を家に入れてはいけないということを徹底しなければならない。証拠が残らない形で窃盗などが繰り返されることを知った」と振り返った。その上で、カメラ付きのインターフォンや警察官が巡回していることなどを示す防犯ステッカーを貼ることなどが対策になるという。鈴木会長は「貴重な話が聞けて良かった。防犯ステッカーをその場で申し込む人もいて皆さんの意識は高まった。毎年やるという積み重ねも大事。別の町会にも広まってくれれば」と話していた。

 鶴牧5丁目南町会では、防犯パトロールや備品購入、今回の講習会などは都の助成金でまかなっている。山崎さんによると、「手続きは複雑で、講習会などはほかの町会でしているところは少ないかもしれない。防災訓練もそうですが町会同士が手を取り合って、実施することで、地域の安心安全を守れるのでは」と話す。

 少子高齢化の影響により、役員の人材も減っているという。「コロナでやめてしまった防災訓練も単独でやるよりは、大勢でやることが望ましい」と全体での復活も視野に入れているという。

感謝状を手に喜びを表す石橋代表

うたごえランド 都社協から感謝状 長年の奉仕活動が評価

 市内和田在住の石橋美恵子さんが代表を務める観客参加型コンサート「うたごえランド」がこのほど、第73回東京都社会福祉大会において、東京都社会福祉協議会から感謝状が贈呈された。活動開始から20周年を迎え、長年にわたるボランティアの功績が認められた。

 石橋さんは国立音楽大学ピアノ科を卒業したピアニスト。音楽プロデューサー、小学校の音楽講師を務めるかたわら、日本医科大学多摩永山病院で定期的に「ヒーリングコンサート」を開くなど幅広く音楽活動をしてきた。

会員は千人超

 2004年からは、ココリア多摩センター「ココリアホール」や永山公民館ベルブホールで月に一度、観客参加型の歌声コンサート「うたごえランド」を開催してきた。初回から好評で、石橋さんは「会場が満員になり250人ぐらいでにぎやかなうたごえランドのスタートになりました」と当時を振り返る。

 有名な歌手をゲストに招き、ピアノ伴奏の生演奏のなか参加者とともに楽しみ、これまで200回以上行ってきた。今では登録会員数は1000人を超えるという。

数々の表彰も

 これらの地域貢献活動が評価され、今回の感謝状を受け取った石橋さんは「参加者が楽しんでいる表情が、やりがいになって続けてこられた。このような評価を得られて大変光栄です」と喜びを表す。

 石橋さんは、長年ボランティアをしてきた日医大多摩永山病院、多摩消防署長からの感謝状、東京消防庁のマスコットをテーマとした歌を作詞作曲したことによる消防総監からの感謝状、多摩市や市社会福祉協議会からの表彰などを受けており、これらの評価が活動の糧にもなっている。石橋さんは「多世代参加型のうたごえランドは永遠に続けていきたい。主役である参加者の心に寄り添い、共に作り盛り上げていく姿勢は崩さない」と意欲を語った。

記念ステージ

 石橋さんは、20周年を記念した「第225回うたごえランド」を2月24日(月・祝)、永山公民館ベルブホールで開く。午後2時30分から。

 ゲストはシャンソン歌手の田尻勝久さん。会費は当日1000円で、誰でも参加可能。問合せは石橋さん【電話】080・1105・2970。

一般社団法人ゆめまるエデュケーションデザインの代表理事を務める 新堀 貴子さん 八王子市在住 44歳

仲間と永く走り続けたい

 ○…不登校や行き渋りの小中学生を対象に毎週金曜日、諏訪・永山地域を拠点にほぼ一日かけて学びの場を提供する「小さなイエナスクール ゆめまる」を運営する。オランダで浸透し、子どもの自主性に任せるイエナプラン教育の実践の場として2020年に立ち上げ5年目を迎えた。訪れる15人ほどの児童生徒を相手にする。「必要とされていることがやりがい。一日にすべての力を注いでいます」と苦笑する。

 ○…大学卒業後、都の教諭として小学校に勤務。その時に出会ったのがイエナプラン。授業スタイルを変えた時「子どもたちが目を輝かせて勉強しだした」と振り返る。より学びたいと教諭をやめオランダに渡ろうと思った矢先、コロナ禍に。「暇になったから」とゆめまるを立ち上げた。保護者から「永続的な運営を」との声を受け一般社団法人に。「胸を張って活動できます」 

 ○…学生時代、アクアブルー多摩のスタッフとして働いていた時に夫と出会い、現在は小学生と高校生の兄弟を育てる。兄弟はサッカーに夢中で、兄は世代の日本代表に選ばれるほど。「ゆめまるとの両立は大変」と笑うが、心を落ち着かせる時は絵本を読むという。「音読すると気持ちが和らぐ。使われている言葉が優しくて胸に入ってきますね」

 ○…ゆめまるを立ちげる際、仲間と5時間ほどかけて名前を考えたという。「船の名前のような夢丸をひらがにしたら、しっくりきた。みんなで丸くなって夢を語る。船のイメージでイエナプランのエッセンスを波紋のように広げられたら」。一緒に運営するスタッフに対する信頼は厚い。「みんな勉強して本当にすごいんです。道のりは険しいかもしれませんが10周年までは走りたい」と力強く語った。

冒頭、あいさつする阿部裕行市長

多摩市 脱炭素社会の早期実現へ 気候市民会議に住民参加

 多摩市は脱炭素社会の早期実現に向けた気候市民会議を1月25日、多摩市役所で行った。地球温暖化の影響による気候変動を抑えるために市民が中心となって考えるもの。市では昨年度に続く開催で、昨年度の参加者や市内の高校生、無作為抽出された市民など約30人が参加した。企業や団体による気候変動対策や環境などに対する講演が実施された後、グループワークが行われた。

 会議は2回開催、次回はグループで考えた内容を標語にし、ポスターを制作していく。そして、3月にパルテノン多摩で開催されるフェスタで発表される予定だ。市担当者は「行政に提案するだけではなく、ポスターを制作することで、行動変容を促すことができれば」と話していた。

プロジェクションマッピングのイメージ=市提供

多摩センター 夜の賑わい 映像と光のアート

 多摩市はナイトタイムの賑わい創出に向けた社会実験として、きょう6日(木)から、多摩センタープロジェクションマッピングを開催する。市がまちづくり推進に関する包括連携協定を締結しているUR都市機構、新都市センター開発株式会社と協力して行う。

 平日のナイトタイムに若者などの誘客に向け、パルテノン大通り十字路に非日常空間を作り出す。多摩ニュータウン開発前の自然豊かな多摩地域を想起させるような「自然」と生命の息吹をテーマとして、多摩市と友好関係を築いているアイスランドの世界観を表現している。「アイスランドのかいぶつ絵本シリーズ」のキャラクターも登場する。

 期間は16日(日)まで。午後5時30分から上映開始、8時30分が最終上映。上映時間は約6分で、1日10回開催する(20分間隔)。

<PR>
「リバティ」運営に支援を
みんなの居場所
「リバティ」運営に支援を
社会福祉法人こばと会
4つの保育園と6カ所の学童クラブを運営している落合の社会福祉法人こばと会(元井由隆理事長)。同法人が運営する諏訪名店街にある「みんなの居場所リバティ」は不登校に... (続きを読む)
表彰式に出席する団体関係者と多摩消防署署員

地域の防火防災功労賞 永山地区防災団体が優良賞 多摩消防署で表彰式

 第21回地域の防火防災功労賞の表彰式が1月25日、多摩消防署で行われた。主催は東京消防庁。

 地震などの被害軽減や火災等の未然防止に関する地域の取り組みを募集し、効果的な事例について表彰している。優良な取り組みを他の地域に広め、都民の防災行動力向上、地域連携の強化、効果的な事例の普及、拡大を目的としている。

 今回、優良賞を受賞したのは永山小・多摩永山中防災情報連絡会で、両校と15自治体の管理組合が参加している。同団体は地域の避難所となる永山小を拠点とした防災訓練を実施。小学校6年間を1パッケージとした防災教育と中学生を含めた地域住民の防災行動力の継続的なスキルアップを目的に活動している。

 表彰式に出席した同会代表の冨岡達夫さんは「まずは出来ることをやる、顔見知りになる、そういうことを皆さんと共有しながら工夫して今日まで活動してきた。今後も訓練を継続していき、継承して、若い人たちも参加しやすい環境にしたい」と抱負を延べた。

 また、永山小学校の木村伸之副校長は「ミーティングで課題に対してみんなで議論して積み上げた結果だと思う。賞を頂いたことで今後の励みにもなりますし、努力して持続発展させていきたい」と喜びを表した。

関戸でふれあいまつり 多数のサークルが参加

 第3回VITA(ヴィータ)ふれあいまつりが2月9日(日)、関戸公民館で開催される。午前10時から午後6時まで。

 普段、同公民館などで活動している団体が一堂に集まり、ステージや体験会といった催しを同公民館全体を使って開くイベントで、これまでは夏に開催されていたが、今回は冬に行われることになった。

 1階さくら広場では、市内で活動する和太鼓せいせき鼓桜が出演し、オープニングを飾る(正午から/雨天中止)。

 市民ロビーはライブステージとサークルショーケースになり、和太鼓演奏やダンス、朗読劇などが披露され、市民団体の活動紹介や相談ができるブースが設けられる。

 ヴィータホールではダンスパフォーマンス、伝統芸能、フラダンスなどのサークルが練習の成果を披露する。ギャラリーやスタジオ、学習室でも体験会やワークショップが行われ、来場者を楽しませる。

 また、多摩ボランティア・市民活動センターでは、ゲームや輪投げ、ボッチャ体験、バルーンアート体験などに参加することができる。

 問合せは同公民館【電話】042・374・9711。

生まれ変わったプラネタリウム

株式会社ベネッセ 新生プラネタリウム公開 多摩オフィス21階

 株式会社ベネッセコーポレーションの東京本部である多摩オフィス(落合)21階にあるプラネタリウム「ベネッセスタードーム」が2月1日、リニューアルオープンした。創業70周年を記念した事業で、最新機器を導入した。

 リーニューアルオープンを前にした1月27日には関係者や地元住民を招いた内覧会が行われた。機器の説明などの後、リニューアル記念の特別番組「COSMIC CRUISE 大宇宙と私たち」が上映され、迫力ある映像が映し出された。

 内覧会を終えた株式会社ベネッセホールディングス執行役員CCO兼コーポレート・コミュニケーション本部長の増本勝彦さんは「参加した方にはお楽しみ頂けたことをうれしく思う。あらためて宇宙への関心の高さやベネッセスタードームへの期待を感じました」などと話した。一般公開日はおもに土・日・祝、団体が火・水・金、(祝日除く)、休館日は月・木(祝日の場合はその翌日、年末年始)。観覧料はおとな(高校生以上)600円、シルバー(65歳以上)・こども(中学生以下)300円などとなっている。

児童らに語りかける滝沢秀一さん

お笑い芸人・マシンガンズ 滝沢さんが連光寺小に 児童らに向け環境講演会

 「マシンガンズ滝沢と考えるゴミ問題」と題した環境講演会が1月28日、連光寺小学校で行われ、お笑いコンビ・マシンガンズの滝沢秀一さんが小学3年生から6年生までの児童を対象に講演を行った。

 滝沢さんは、お笑い芸人として活躍するかたわら、ゴミ収集員として10年以上働いている経験を生かし、環境やゴミ問題に関する講演を各地で開いている。多摩市では一昨年、多摩永山情報教育センターで講演会を実施し、約90分間の「マシンガントーク」は盛況だったという。

 市では、持続可能な社会を次世代に残していくためには、小中学生の時期に環境教育を受ける機会を確保し、環境問題を主体的に考えて行動する人材育成に取り組んでいくことが重要と考え、今年度は小中学校を対象に滝沢さんの出前講演を全3回シリーズで行うことを決めた。これまで、南鶴牧小学校、和田中学校・多摩第二小学校(合同)で実施しており、最後の講演として連光寺小学校に滝沢さんが訪れた。

 当日、会場は大きな拍手に包まれ、大歓声の中、滝沢さんが登場すると児童とハイタッチする姿も見られた。その後は、得意のマシンガントークで盛り上げ、ジョークで笑いをとり、スライドで写真を映しクイズなどを交えながら講演を行っていった。

 滝沢さんは東京23区内でゴミ収集員をやっている経験から、ゴミの捨て方の問題、収集員の大変さを、実体験を踏まえた上で話していた。

 ゴミ捨ての基礎から環境問題、特にプラスチックが環境に及ぼす影響などを語りかけると、児童らは驚いた様子で話しに聞き入っていた。

 講師を務めた滝沢さんは1998年、西堀亮さんとお笑いコンビ「マシンガンズ」を結成。「THE MANZAI」2012、14年認定漫才師に認定される。23年に開かれた「THE SECOND〜漫才トーナメント」で準優勝し、注目を集めた。

 ゴミ収集員などの経験から、収集時に見えてくる「社会世相」「食品ロス問題」「環境問題」などを講演会やSNS、執筆などで発信している。

貝取小学校の校内を視察するエジプト教育者

エジプト教育者 日本式教育モデルを視察 貝取小 児童と交流も

 特別活動「TOKKATSU」を中心とした日本式教育モデルの導入・普及を進めるエジプトの教育関係者ら約50人が1月28日、貝取小学校(鈴木純一郎校長)を訪問し、授業や学校施設を視察した。

 エジプトには日本式教育をプログラムに取り入れたエジプト日本学校(EJS)があり、今回訪れたのはその現場の教育者だという。貝取小学校にはこれまでもエジプト教育者やヨルダン大使、韓国の小学生らが来校し、日本式教育の視察や交流を行っている。

 今回訪れたエジプト教育者らは、学校の説明を受けた後、2グループに分かれ実際に校内や授業を視察。学校の様子や掲示板など特長のあるものを、スマートフォンを使用し画像や映像に残していた。視察に来た女性は「目新しいものが多く、もっとゆっくり見たい」と話し、学校の施設や廊下に展示されている創作物などを物珍しそうな表情でながめていた。

 途中には4年生児童による歓迎の歌やメッセージが送られ、エジプト教育者と児童らの交流も図られていた。

 翌日には、活発な質疑応答が行われた。「セキュリティが甘いけど大丈夫か」といった質問があったという。エジプトの小学校はフェンスも高く、人が出入りを管理している。

 鈴木校長は「日本は安全な国であることが前提だが、防犯カメラを設置し、出入りする人はしっかりと把握している」と説明した。

優勝によろこびを爆発させるメンバーたち=同大学広報提供

帝京大学ラグビー部 4大会連続13度目V 努力結実、「堅い守り」発揮

 帝京大学ラグビー部(八王子キャンパス)が1月13日、秩父宮ラグビー場(東京都港区)で行われた第61回全国大学ラグビーフットボール選手権大会で4大会連続、13度目の優勝を果たした。キャプテンの青木恵斗さん(4年)は、「一度は逆転されたが、自分たちのやるべきことをやれば勝てる自信があった」と激戦を振り返った。

 八王子キャンパスに所属している同部には、現在約150人が在籍。日野市にある専用グラウンドをメイン練習場として、寮生活を送りながら日々練習に励んでいる。

因縁の相手早稲田と対決

 同大会決勝の相手は、昨年夏・秋の試合で2連敗を喫した早稲田大学。前半、FL青木キャプテンが大きく前進し、PR森山飛翔選手(2年)が先制トライ。14─0とリードを広げるが、ミスやペナルティが重なり、14─12まで盛り返されてしまう。

 後半開始直後、早稲田大が逆転に成功する。しかし、「接戦になることはチームとしても個人としても想定内だった」とする青木キャプテンのもと、ハーフタイムには「焦ることなく臨もう」と一致団結していた。落ち着いてプレーを進め、LO本橋拓馬選手(4年)が逆転のトライを奪取。その後ピンチの局面も持ち前のチームプレーで乗り切り、帝京が33─15で4大会連続、13度目の優勝を勝ち取った。

逆転、でも焦ることなく

 同部の相馬朋和監督は大会後のインタビューで、「今シーズンは本当にいろいろなことがあったが、そのたびに強くなり、立ち上がる青木キャプテンをチームが一丸となって追いかけていく、そんなシーズンだった」と振り返った。青木キャプテンは「一度は逆転されたが、焦ることなく、自分たちのやるべきことをやれば勝てる自信があったので、最後は33─15というスコアで勝つことができた」と大会中の胸中を吐露。どんな局面でも落ち着いて点を取り返す、帝京の「堅い守り」が発揮された試合展開であった。

 同部によると、部員の多くは医療技術学部で八王子キャンパスに通っているという。日によるが朝8時頃から練習を行い、11時過ぎに練習が終了。その後、午後の講義に出席し、授業終わりにウエイトトレーニングなどを行う。部員同士でよく堀之内にある「らーめん にんにくや」に食べに行くという。

<PR>
【LINE読者限定プレゼント】
【LINE読者限定プレゼント】
毎月15名様に抽選で『Amazonギフト券1,000円分』をプレゼント!ギフト券以外のプレゼントもあるかも!是非チェックしてみてください。 (続きを読む)
ESDの取り組みの成果を発表する鶴牧中学校の生徒

子どもみらい会議 ESDの取り組み発表 市内児童生徒が参加

持続可能な社会に

 多摩市子どもみらい会議が1月24日、市立多摩中学校で行われた。市内の小中学生がESD(持続可能な開発のための教育)の取り組みの成果を発表し、市政や市民へのメッセージを考え発表するもの。

 多摩市は2009年度から「2050年の大人づくり」をスローガンにESDを推進。身近にある環境や地域を学びのステージに、持続可能な社会の作り手として必要な資質や能力を学校・家庭・地域の連携のもと育んでいる。市内の全小中学校がESDの推進拠点であるユネスコスクールに加盟し、各学校の特色や地域性を生かすとともにSDGsをふまえたESDを実践している。

9校が力強く発信

 今年度は多摩中学校区の多摩中・東寺方小・多摩第一小、聖ヶ丘中学校区の聖ヶ丘中・聖ヶ丘小・連光寺小、鶴牧中学校区の鶴牧中・南鶴牧小・大松台小9校の代表者が参加した。「2050年の多摩市のために私たちにできること〜SDGsの達成に向けて何をすべきか〜」をテーマにした取り組みを順番に発表していった。

 その後、学校関係者や市職員が見守る中、協議や意見交換、提案の検討を行った。最後に全体でまとめた市政への提案メッセージ「多摩市民一人一人がまちづくりに参加しているという意識をもって行動に移そう。」を発表した。

 多摩市教育委員会の千葉正法教育長は「それぞれの児童生徒が日ごろのESDの学習成果をもとに、思いや考えを発信し活発な意見交換ができていた。メッセージには、人と人とのつながりやそれぞれの主体性を重視したものになりました。日ごろ指導にあたっている若い先生たちも達成感があったように感じられる」と振り返った。

相続・終活セミナー 唐木田駅前郵便局

 人生100年時代に家族で考えたい相続や終活。そんな人のために定期的にセミナーを開いている郵便局がある。

 無料相続セミナーが2月15日(土)、唐木田駅前郵便局(小野勝局長)で開催される。相続対策の一般的な概要を、講師を務める相続診断士でファイナンシャルプランナーの小野局長が解説する。午前10時から正午まで。

 税制改正のポイント、相続の現状や手続きのポイントなどを話す。

エンディングノート活用

 無料終活セミナーも2月26日(水)に同局で開催される。社会福祉士で終活カウンセラーでもある小野局長が講師を務め、「家族に笑顔がのこる終活を」をテーマに行う。午前10時から12時30分まで。

 介護や相続、葬式など多岐にわたる終活についてエンディングノートを活用しながら説明してくれる。

 定員は各セミナー申込み先着9人。定員になり次第終了。

 問合せ・申込みは同局【電話】042・389・4816へ。

多摩男声合唱団 50年の思いを込めて 11日、記念演奏会

 多摩男声合唱団創立50周年記念演奏会が2月11日(火・祝)、パルテノン多摩大ホールで開催される。午後2時開演(1時30分開場)。

 今回の演奏会は「〜50年の思いを込めて〜」と題し、男声合唱のためのメドレー「四季の風景」からスタートする。わかば〜たなばたさま〜ほたるこい〜蛍〜秋の子〜などをメドレーする。

 そして、賛助出演のたま女声コーラスによる「思い出の曲」では、小さな世界/サントワマミー/地上の星などが披露される。同コーラスに加え、応援参加の特別団員と歌う「心の四季」が歌われる。

 最後に「50年の思いを込めて」のステージが行われ、かけす/コヒャンエノレ/カムイミンタラ/小さな空/昴(すばる)などを歌う。

 入場料は1500円(全席自由)。問合せは多摩男声合唱団の春日さん【電話】080・5486・5449へ。