川崎区・幸区版【3月7日(金)号】
銀柳街のアーケードに立つ飛田店長(左)と吉澤理事長

川崎モアーズ 70余年の貢献で栄誉 かながわ商店街大賞受賞

 商業施設・川崎モアーズ(川崎区駅前本町)がこのほど、「第13回かながわ商店街大賞」の大型店・チェーン店部門で大賞を受賞した。川崎銀柳街商業協同組合(以下:銀柳街)の一店舗として、理事を務める等の功績が認められた。

 同賞は県内で優れた取り組みを行っている商店街や、商店街と積極的な連携をしている大型店・チェーン店を表彰する。

社長は初代理事長

 川崎モアーズが銀柳街の一員になったのは、同商店街が発足した1949年。初代理事長は、当時の岡田屋(現川崎モアーズ)の社長が務めた歴史がある。「ここは創業の地。我々にとって大切な場所」と川崎モアーズの飛田健一店長は語る。現在、同店は銀柳街主催のまちづくり委員会、販促委員会、道路アーケード委員会に参加し、地域に関わる。

 呉服販売などのいわゆる百貨店の形態で営業していた頃には、銀柳街の店とのすみ分けに苦労。「ただ、現在のような生鮮から日用品、娯楽までを扱う形に転換してからは、相乗効果が生まれてお互いに良い関係が築けている」と話す。

ピアノで活性化

 同店は銀柳街主催のイベントにも積極的に参加し、まちの活性化に努めている。昨年4月〜5月に同商店街主催で行われたストリートピアノフェスティバルでは、両者共同でレンタルしたピアノをアーケード街に設置。市民の自由な利用を呼びかけた。また『ひらけ!ポンキッキ』で有名なキャラクター・ムックを招待して、ピアノコンサートを実施。「若い人からシニアの人まで、多くの人が来てくれて盛り上がった」と銀柳街の吉澤慶太理事長は話す。

 今後について、飛田店長は「普段着で来られるお店が多いのが特徴。これからも地域に愛される存在であり続けたい」と意気込んだ。吉澤理事長は「まちの活性化のために、今後も協力してもらえれば」と語った。

川崎市内に拠点を置くダンスグループ「KADOKAWA DREAMS」に所属する Daichiさん(本名:萩原大馳さん) 多摩区桝形出身 20歳

感謝胸に目指す3連覇

 ○…日本発・世界初のプロダンスリーグ「Dリーグ」。昨季、前人未到の連覇を果たした強豪チームで、20歳という若さながらサブリーダーとしてメンバーを支える。3度目の優勝を目指す今シーズン。「見ている人の感性で勝敗が決まる競技。どう感情を動かして、勝ちと思わせるかが大事」と勇み立つ。チームが得意とするヒップホップに加え、パントマイムのような人間離れした動きが特徴の「アニメーション」を新たな武器に健闘を誓う。

 ○…「立てるようになった時には姉の真似をして踊っていたみたい」とダンスとの出合いを懐古する。幼少期から大会への出場、ダンスバトルを重ね、実力に磨きをかけてきた。専門高校時代に挑戦したのが現チームのオーディション。惜しくも最終審査で落選したが、「ここに入らないと一生引きずる」。闘志に火がついた。諦めることなく1年後に再挑戦。今ではチームの未来を背負うまでに成長を遂げた。

 ○…プレイヤーのみならず、キッズクラブのインストラクターも務める「ダンス漬け」な日々で痛感するのが、家族の存在の大きさ。「昨日家に帰った時、用意されていたもつ鍋を見て、ありがたさを噛みしめた」と柔和な笑みを浮かべる。どのイベントにも足を運んでくれる家族、「カドカワファン」の姪や甥への感謝を胸に刻む。

 ○…今年の「二十歳を祝うつどい」では、川崎市のスペシャルサポーターとして出演し、会場を沸かせた。「自分の地元に貢献できていると実感した。チームが大きくなっても川崎での活動は続けていく」。地方出身者が大半を占める中、まちへの思いは一層強い。進化することにためらわない「どこよりも熱いチーム」の仲間と共に、Ⅴ3の景色を目指す。

読書コン入賞発表 最優秀賞は7作品 藤嶋氏「素晴らしい着眼点」

 川崎市を中心とした小学生を対象に昨年8月から11月まで募集していた「友だちに薦めたいこの1冊コンクール」(北野書店ほか後援)の入賞作品が2月7日に発表され、4千点近くの応募作品の中から、最優秀賞7点、優秀賞15点が選ばれた。16日には、かながわサイエンスパーク(高津区)で表彰式が行われた。

 このコンクールは、科学教育の普及・啓発を目的に、東京応化科学技術振興財団(中原区/藤嶋昭理事長)が主催。42冊の推薦図書を対象に、推薦文、手紙、感想文としてまとめる「作文」、イラストや本の帯、ポップで表現する「イラスト」の2部門を低・中・高学年に分けて募った。

藤嶋賞は阿部さん

 最優秀賞・藤嶋昭賞(1人)は、「ピラミッド その歴史と科学」(かこさとし著)を読んだ阿部愼之助さん(虹ヶ丘小6年/麻生区)の作文が受賞。表彰式で阿部さんは「イラストを見るだけでも、とてもワクワクすると思います。ピラミッドに興味がなかった人にも読んでもらいたい」とまとめた作文を読み上げた。

 藤嶋理事長は「著者のかこさんは、科学について子どもたちにわかりやすく紹介した本をたくさん書かれた学者。阿部さんが本書の中に小さく記載されているピラミッドの土台をどのように測定したかという部分に着眼した点に驚き、その素晴らしさを讃えて藤嶋賞に選んだ」と話した。

家計も助かる太陽光セミナー 3月16日(日) 市役所本庁舎

 「太陽光で暮らしが変わる!家計も助かるエコライフセミナー」が3月16日(日)、市役所本庁舎復元棟3階301会議室で開かれる。午前11時〜正午(開場10時30分)。主催は川崎市環境局脱炭素戦略推進室。

 太陽光発電は、光熱費の抑制や停電などの災害時の備えにも最適。セミナーでは、導入検討時に抑えておきたいメリットや注意点、経済性や補助制度など太陽光発電の専門家が丁寧に解説する。

 参加無料。定員40人。事前申込制で3月10日(月)締切。問い合わせは同室【電話】044・200・2178へ。

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多摩区観光ガイドブック「はなもす」の2025年度版が発行され、3月1日から多摩区内の公共施設などで配布されている。発行は多摩区観光協会(末吉一夫会長)。はな... (続きを読む)

家の健康状態をチェック

 (一社)神奈川県専修学校各種学校協会 川崎支部が3月14日(金)、学校関係者や市民向けの研修会を開催。「建物の健康診断」と題して、築54年の物件等を例に、建て直せない古い建物とのつきあい方を考える。

 会場は日本溶接技術センター(川崎区本町)で、参加費は無料。講師は株式会社ジャスト調査診断部長の青木孝二氏。

 申し込みは、団体名・氏名・連絡先・講師への質問を記載し、【FAX】044・233・7976、メール:college@jwsc.or.jp、または同センター公式HP専用フォーム。12日(水)締め切り。
意見交換する吉野さん(左)と高校生

ノーベル賞受賞吉野さん 高校生と意見交換 カルッツかわさきで

 川崎市立高校5校(川崎、幸、川崎総合科学、橘、高津)の生徒とノーベル化学賞を受賞した旭化成名誉フェローの吉野彰さんが意見交換を行った「市制100周年記念シンポジウム〜川崎臨海部の未来を考える〜」がこのほど、カルッツかわさき(川崎区富士見)で開催された。

 川崎臨海部の認知度向上と、生徒たちのキャリア形成の一助にしてもらおうと、市と市教育委員会が企画。約1700人の生徒が参加した。

 「今までの人生で感謝している人」の生徒の問いに、吉野さんは小学校3、4年生の担任教諭を挙げ「将来を決めるきっかけになった」と述べた。研究で壁にぶつかった時には、高校時代のマラソンで経験したランナーズハイ(辛くても、ある瞬間から楽しくなる)を思い出すとも語った。

 吉野さんはまた、「常識にこだわらないこと」や「今が将来のための絶好のチャンスにいる」と強調。吉野さんが子どものころに訪れた大阪万博についても言及し、当時は携帯電話はなかったが、それから25年後にコードレスホンが発明されたとし、「今回の万博が2050年の世界を見る良いきっかけになる」とも語った。

 市立高校5校の生徒たちによる自主研究発表では、各校それぞれが環境やIoT、川崎の未来像をテーマに調べ上げたことを紹介。吉野さんによる「リチウムイオン電池が拓く未来社会」と題した講演も行われた。

顕微鏡をのぞく子どもたち=前回

中高生対象 最先端の科学に触れる 殿町でオープンデイ

 世界最先端の科学に触れる中高生対象のイベント「キングスカイフロントOPEN DAY」が3月26日(水)、川崎区殿町の川崎生命科学・環境研究センター(LiSE)で開催される。キングスカイフロントネットワーク協議会と川崎市が主催。

 医療現場で使用されている機器に触れたり、産業用レントゲン装置でのスマホや時計などの内部観察、見えない放射線を観察できる霧箱実験の紹介などが行われる。

 開催時間は午後1時30分から4時30分。事前申し込み制で定員は70人。応募多数の場合は抽選。市内在住者が対象。参加費用は無料。希望者は3月17日(月)までに川崎市ウェブサイト内にあるフォームから。

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受賞した小学生(写真上)と中学生ら(同署提供)

川崎警察署 善行活動、称える 小中学生22人を表彰

 川崎警察署と川崎地区学校・警察連絡協議会は2月7日、川崎署管内の小・中学校における善行活動を称える表彰式を行った。

 各学校の推薦のあった善行者に対して表彰するもの。今回は人命救助などを行った中学生12人、小学生10人が受賞した。

 代表生徒は「これからも思いやりの気持ちを持って行動したい」と話した。同署の加藤和男署長は「自分のことしか考えず行動する大人が多い中で、とても立派な行動をしてくれている」と感謝した。受賞者は以下のとおり(敬称略)。

 ▽川中島中学校/橋本優(3年)、篠原ソフィア(2年)▽田島中学校/角田絵舞音(3年)、秋元瑠菜(3年)▽京町中学校/金子結愛(3年)、市川縫(3年)▽富士見中学校/辰本望宙(1年)、高叶飛(1年)、熊子熠(1年)、佐々木悠真(1年)▽川崎中学校/ロレンテ レイン ザイレル(3年)▽東小田小学校/津波古望羽(6年)、小笠原優莉愛(5年)▽小田小学校/佐々木縁(6年)、堀井優羽(6年)、堀江海心(6年)▽浅田小学校/阪本真一郎(4年)▽川崎小学校/進村有映(6年)、進村有機(4年)、古川勘之助(5年)、森亮汰(5年)▽田島支援学校/巣立羚(1年)

自転車乗り方教室 3月30日 川崎競輪場

 補助輪なしで自転車に乗れるコツをつかむ教室が3月30日(日)、川崎競輪場で開催される。対象は3歳から小学生まで。

 2部制で1部は午前10時30分から正午、2部は午後1時30分から3時。受付は各30分前から。

 補助輪を外した自転車とヘルメット、手袋(軍手でも可)持参。参加費は無料。ただし、当日の傷害保険費として100円が必要。定員は各20人。希望者は応募フォーム(https://forms.gle/JysWtDcVtdC7KWhA6)から。3月19日(水)正午締め切り。

恒例 ボトルシップ教室 4月から川崎マリエンで

 ウイスキーのボトルの中に帆船の模型を組み立てる「ボトルシップ」=写真=の工作教室が4月19日から来年3月21日までの毎月1回土曜日(全12回)、川崎マリエン研修室(川崎区東扇島)で開かれる。川崎港振興協会が主催。時間は午後1時から4時。費用は無料、ただし教材費として1500円が必要。

 応募は、メール(jigyou.kakari@kawasakiport.or.jp)、FAX(044・287・7922)、往復はがき(〒210―0869川崎区東扇島38の1 公益社団法人川崎港振興協会 ボトルシップ工作教室指導者養成コース係宛て)に住所、氏名、年齢、連絡先を記載の上、申し込む。3月18日(火)必着。応募多数の場合は抽選。問い合わせは同協会【電話】044・287・6009。

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トリを務める講談の下神田克紫

かながわ喜楽寄席 実力派アマが出演 落語と講談、南京玉すだれ

 「第38回かながわ喜楽寄席」が3月29日(土)、東海道かわさき宿交流館4階集会室(川崎区本町)で開かれる。県内在住在勤の素人の寄席演芸愛好家でつくる「かながわ楽笑会」が主催する。

 演目は落語4席、講談1席と南京玉すだれ。トリを務める講談の下神田克紫は、国立演芸場主催の大衆芸能脚本募集の講談部門で優秀賞の受賞歴を持つ。主催者によると、今回も腕によりをかけて熱演すると意気込んでいるという。出演はこのほか、おととと&おと奴、相模家瑞王、麹家白石、市川留五郎、太尾亭狸久。

 入場無料、予約不要で定員は先着100人。午後2時開演で午後4時頃まで。開場は1時30分、整理券の配布は行われない。問い合わせは、事務局の池田さん【電話】080・5883・3280。

熱弁する嶋崎氏

「給食費負担ゼロに」 嶋崎市議が強調

 川崎区選出の嶋崎嘉夫市議(自民)は2月18日、川崎日航ホテル(川崎区日進町)で開かれた同氏を囲む新春の集いで市政報告を行った。

 嶋崎氏が長年整備を訴えてきた「災害対策用マンホールトイレ整備」について、全小中学校への設置方向となったと報告。学校給食費の保護者も負担ゼロの見通しが立ったとし、国への働きかけの成果であると述べた。その上で「自民党は将来の子どもたち、日常の暮らしに必要とされる『心に響く』政策をやらねばならない」と力説。6月で議員在職30年を迎える中、気持ちを新たにまい進すると誓った。

グランプリに選ばれた佐方さんの作品

市茶華道協会 100周年ロゴを決定 川崎高・佐方さんの作品に

 川崎市茶華道協会(徳安興理事長)はこのほど、創立100周年記念のロゴマークを決定した。市内の中学、高校生を対象に公募。グランプリの川崎市長賞に市立川崎高校2年の佐方華さんの作品が選ばれた。

 同協会では、昨夏に市内の中学、高校の美術部を中心にロゴマークを公募し、39点が集まった。集まった作品は、秋に高津市民館で一般投票を行い、同協会会員らによる選考委員会を経て、入賞作品5点が決定した。

 2月24日に市総合自治会館で行われた表彰式では、入賞者に表彰状、川崎市名誉市民の藤嶋昭東京大学特別栄誉教授の色紙が贈られた。日本舞踊家の藤嶋とみ子さんが「若者への期待」と題して記念講演を行い、「夢を持ってチャレンジしてほしい」とエールを送った。佐方さんは「ゼロの中に花や道具などいろいろ考え、遠くから見てもわかりやすいデザインができた。選ばれてうれしい」と喜んだ。徳安理事長は「素晴らしい作品ばかりで甲乙つけがたかった。グランプリの佐方さんの作品は名刺などいろいろなところで使わせてもらいたい」と話した。

 ほかの入賞者は次の通り(敬称略)。▽川崎市議会議長賞(準グランプリ)/長浜幸(高津中)▽川崎市教育委員会賞/浜田紗(桜本中)▽川崎市茶華道協会理事長賞/中内響(桜本中)/小林那緒(橘中)

演説する野田氏

南武線高架化実現へ決意 野田市議 市政報告会で

 幸区選出の野田雅之市議(自民)は2月20日、ライブハウス「スペルノーヴァ カワサキ」(幸区大宮町)で市政報告を行った。

 野田氏は一貫して訴え続けてきたJR南武線の連続立体交差化が着工されることになったと報告。「これから用地取得

の厳しい道のりが待っているが、取り組みをしっかり進めていきたい」と語った。

 子どものむし歯予防対策について、昨年市が初めてデータを示したと述べた。「地域性がはっきり見えた。まさに経済格差」と引き続き、むし歯ゼロに向け取り組む決意を誓った。
マイクを握る玉木氏

国民・玉木氏が演説 川崎駅自由通路で

 国民民主党の玉木雄一郎代表(3月3日まで役職停止)は3月1日、JR川崎駅の自由通路で街頭演説し、「まじめに働いている納税者に対してこの国の政治や政策が冷たすぎる」と訴えた。

 所得税の課税がかかる「年収103万円の壁」について、基礎控除の合計が178万円まで実現しなかったことについて「力不足だった」と陳謝。一方で学生のバイトの年収の壁が150万円まで引き上げられたとし、「親の税負担が増えることなく働けるようになった」と強調。県内の学生の声をきっかけに、税法が変わったと力を込めた。

V3を喜ぶ、四谷町内会のメンバー

川崎区大会出場かけ、熱戦 区内で女子バレー大会

 「ひまわり杯第52回川崎区女子バレーボール大会」への出場をかけ、2月に地区大会が行われた。同杯は、6月22日(日)にカルッツかわさきで開催。昨年行われた田島地区大会も含め、出場する各地区の上位4位チームが決定した。

 川崎地区女子バレーボール大会は、2月22日、カルッツかわさき(川崎区富士見)で行われた。主催は、中央・渡田・大島地区スポーツ活動振興会と川崎区役所。

 全7チームがトーナメント戦で戦い、決勝では、「渡田二丁目、大島上町」が「大島一丁目」を2対1のセットで下し、優勝。3位には、大島三丁目、4位は「京町1・2丁目、渡田山王町」となった。

大師地区でも

 大師地区スポーツ活動振興会主催の「第65回大師地区女子バレーボール大会」は、JFE水江体育館(川崎区水江町)で2月23日に開かれた。

 8チームが参加し、トーナメントを制したのは「四谷町内会」。決勝では、「台町・東門前1・2丁目町内会」をストレートで下し、大会3連覇となった。3位は「上田町・塩浜町内会」、4位には、「中瀬2丁目町内会」が輝いた。
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川崎市営バス

市バスの運転手不足 「未経験者枠」新設 ジョブ・リターン制度も

 市バスの運転手不足の解消を目指し、川崎市交通局は2025年度採用選考から、大型自動車二種免許の保有者でバス乗務経験がない人を対象とした「未経験者枠」と、育児や介護などで退職した人を再雇用する「ジョブ・リターン制度」を新設した。

 これまでの市バス運転手の採用選考では、経験者と未経験者を同じ枠で募集して試験を実施していたが、圧倒的に経験者の合格率が高かった。しかし市バス運転手の人手不足が恒常化、深刻化していることから、大型自動車二種免許を持つ未経験者のみの採用枠を設けることで、幅広く人材を募りたい考えだ。

 また、市バス運転手として5年以上勤務した人で、出産や育児、介護などで退職した人が対象の採用選考「ジョブ・リターン制度」も創設。スキルのある人材がライフステージに合わせて働ける環境整備を目指したという。

 市バスの運転手不足の影響で、昨年6月には「鷲ヶ峰営業所」管内の4区を走る7路線18系統の計144便を減便した。そのため人材確保が急務となった24年度の採用選考では、受験可能な年齢を「49歳以下」から「59歳以下」へと拡大し、選考に必要な日程を短縮し、教養試験を廃止した。その結果、前年度(62人)の2倍以上の169人の応募があった。

 市交通局の担当者は「多くの方に『市バス運転手』を職業の選択肢に加えて頂きたい。若い世代にも選ばれるよう、魅力づくりに努めていく」と話している。

 問い合わせは市交通局の庶務課職員係(【電話】044・200・3215)。

川崎市メルカリShopsの画面。「SOLD」の文字も目立つ

川崎市 メルカリで不用品販売 両袖机など計約520点

 川崎市は市役所庁舎の移転に伴い不要になった事務机などのリサイクルを進めるため、フリマサイト「メルカリ」での販売を始めた。2月18日に「メルカリShops」を開設し、課長級以上の管理職が使った両袖机や、更衣室のロッカーなどを出品している。

 2023年秋の市役所の庁舎移転に伴い、市職員約2600人分の事務机やロッカー、ソファーセットや書類ファイルなど、大量の什器や事務用品が不用となった。このうち約2700点を新庁舎や旧庁舎(現・第3庁舎)、交通局などが入る御幸ビルなどで再利用したうえで、約1500点を市内の区役所や公立学校、消防署など出先機関で転用。ソファーなどの什器約200点を、市内の町内会や自治会に譲渡した。

 そして今回、より幅広く再利用を呼びかけようと、(株)メルカリ(東京都港区)の協力のもと、庁内物品販売サイト「川崎市メルカリShops」を開設し、事務机やロッカーなどの什器約70点、書類ファイルや電話機などの消耗品約450点を出品。金額は未使用の磁気ファイル1000円から両袖机の18000円までと幅広い。

 このうち5000円から1万円前後で出品したソファーセットが完売。その一方で両袖机の動きが鈍いという。市の担当者は「本来なら4〜5万円するものだが、価格的にはお手頃だと思う」とアピールする。

 事務机やロッカーなどの什器類は第4庁舎(川崎区宮本町)で保管しており、落札後は現地での引き取りとなる。

川崎市役所

埼玉の道路陥没事故受け 川崎市 下水道管を緊急点検

 埼玉県八潮市での道路陥没事故を受け、川崎市は2月20日までに下水道の汚水管や合流管の緊急点検を実施した。対象となる施設とマンホールを点検した結果、道路陥没につながる不具合は確認されなかったという。

 八潮市の陥没事故では、複数の自治体にまたがる「流域下水道」が硫化水素の影響で腐食・破損したことが原因とみられる。そのため国土交通省は同様の「流域下水道」に関して、管理する都道府県に対して緊急点検を求める事務連絡を1月末に通達。川崎市は対象外だが、独自の調査を実施した。

 国交省の通達に準じ、市内に設置されている口径2千ミリ以上の汚水管約7Kmと合流管約31Kmを点検。計483カ所のマンホールを開けたうえで、地上からの目視に加え、地上から見えない箇所は作業員が下へ降りて目視で点検した。その結果、管の劣化は数カ所で確認されたが、陥没につながる腐食などは確認されなかったという。

 一方、2月15日の午後6時20分ごろ、川崎区大島3丁目の県道で、マンホールのふたと乗用車が接触する事故が起き、乗用車を運転していた男性と助手席に乗っていた女性が首に軽いけがをした。市の担当課によると、このマンホールは事故前日に点検を実施したが、点検時に異常はなかったという。

ポールウォーキングを行う参加者

GO!GO!!フロンターレ

楽しくフレイル予防!

 フロンタウンさぎぬまは、日々の健康を気遣う人向けに、運動教室を開催中。

 教室の前半では、屋外で専用ポールを使った正しい姿勢でのウォーキングや、軽い筋力トレーニングを行い、全身運動で運動効果を高める。転倒予防や足腰への負担軽減が見込まれる。

 後半は室内でマットに横になりながらストレッチ。ゆっくりと体をほぐして、心までリフレッシュする。

 いつまでも元気な脚腰で自立した生活を続けたい、健康寿命を延ばしていきたいという人におすすめだ。

 3月の日程は、7日(金)、11日(火)、14日(金)、18日(火)、21日(金)、25日(火)、28日(金)。火曜日は午後1時〜2時と2時30分〜3時30分の各2回で、名称は「ロコ体操教室」。金曜日は午後1時〜2時10分の1回で、名称は「ポールウォーキング&ストレッチ教室」(宮前区との連携事業)。

 両教室とも完全予約制。定員に達し次第受け付け終了。申込みはフロンタウンさぎぬま【電話】044・854・0210、または同所カウンター。

画像はいずれも川崎フロンターレ