港北区版【4月10日(木)号】
「港北MMダンス-みんなでやってみた編-」終盤の集合シーン=提供写真

港北区発 フレイル予防「体操」完成へ 「やってみた」動画も視聴可

 港北区は、横浜F・マリノスと横浜市総合リハビリテーションセンターの協力を得て、フレイル(心身機能が低下し、将来介護が必要になる危険性が高い状態)予防を目的とした体操「港北MMダンス」の動画を作成した。

 ダンス制作のきっかけは、昨年7月。横浜F・マリノスと「港北区らしさを取り入れたフレイル予防の啓発」について、打合せがあった。そこで「港北区らしさ」「マリノスらしさ」を取り入れた、多世代が取り組みやすいダンスを入り口に、フレイル予防の啓発を始めることを決定。オリジナルダンスの制作が始動した。

 8月には、横浜市総合リハビリテーションセンターの協力を得て、横浜市の「ハマトレ(ロコモ予防として「歩き」に着目した横浜市が作成した体操)」をベースにした振付に加え、チアリーダーやサッカーのリフティングの動きを振付に取り入れるなど、健康要素だけでなく、マリノスらしさも取り入れた。

動画の見どころ

 『みんなでやってみた編』には、竹下幸紀区長をはじめとする区職員、お笑いコンビ「ぺこぱ」シュウペイさん(港北区出身)や、横浜F・マリノスのマスコットキャラクター「マリノスケ」、オフィシャルチアリーダーズ「トリコロールマーメイズ」、港北区のキャラクター「ミズキー」も参加。また、自分に合った強度が選べるよう『実践編』として立位と座位の2種類を作成。タオルを使用することで、足だけでなく上半身の動きも取り入れた。

 「ミズキーのMとマリノスのMをとった”港北MMダンス”。子どもから高齢者まで、友達や家族と一緒に楽しくできます。無理せず、できるところから始めてみてください」と高齢・障害支援課の杉山由美さん。

 いずれも横浜市の公式YouTubeチャンネルで視聴可能。『みんなでやってみた編』の視聴は左記二次元コードから(2026年3月末までの期間限定配信)。

今後の展開

 今年7月からは、同ダンスとフレイル予防について学ぶ「港北MMマイスター」の養成講座を開催予定。また、フレイル予防講演会等、イベントでのダンス実施も検討中だという。

ステッカーを貼る委託事業者

市立公園 全面禁煙に 受動喫煙対策として

 横浜市は受動喫煙対策の一環として、4月1日から市内全ての市立公園を禁煙とした。横浜市公園条例によるもの。多世代の憩いの場である公園を誰もが安心して利用できる環境に整え、市民の健康増進などを図る。

 市内には2724カ所(2024年3月末時点)の市立公園がある。市は公園での喫煙に関するアンケート調査を23年夏に実施。「喫煙で迷惑と感じたことがあるか」の問いに対し、「よくある」「たまにある」と答えた人は全体の約6割だった。

 この結果を受け、市は23年10月14日から11月19日にかけて市内5カ所の公園で禁煙を試行。試行前と試行中のある2日間の公園の喫煙者数を比較し、天王町駅前公園=保土ケ谷区=では、30人から2人に減少するなどの効果が見られた。その後も公園の禁煙化を望む市民の声が多かったことから、市公園条例の禁止行為に「喫煙をすること」の項目を追加し、市立公園を全面禁煙とした。

約250カ所を巡回

 条例では、たばこ事業法上の製造たばこ(紙巻たばこや加熱式たばこ)が禁止の対象。公園での喫煙は5万円以下の過料となる。市は「禁煙にご理解いただければ、その場で過料を徴収することはない」と方針を示す。

 市民や土木事務所職員の意見をもとに、喫煙が多く見られる約250カ所の公園を巡回の対象に。市の委託業者が2人1組の4班に分かれて巡回し、繁華街などの人通りの多い地域にある公園を重点的に行う。公園周辺での喫煙について、市は「喫煙を控えるようにお願いをする」という。

 公園の禁煙化に否定的な市民の声もある。市内在勤の男性(47)は「喫煙場所が限られる中、公園まで全面禁煙になるのは困る」と肩を落とす。市の担当者は「健康増進法などを踏まえ、受動喫煙対策を進める必要がある。誰もが安心・安全に公園を使えるようご理解いただきたい」と話す。

 市は公園内に禁煙を呼び掛けるステッカーを設置。ステッカーには、公園の利用ルールなどに関する相談を受け付ける専用窓口の電話番号などが記載されている。

4月1日に(公財)大倉精神文化研究所附属図書館の館長に就任した 小股(こまた) 昭さん 新吉田東在住 62歳

歴史好き、本好きを発揮する

 ○…人間の心を豊かにする精神文化や地域の歴史・文化を研究するため大倉邦彦氏が1932年に創立した大倉精神文化研究所。同時に併設された歴史ある附属図書館の館長にこのほど就任した。地域史研究を趣味とし、約20年前から活動に参加している「鶴見川舟運復活プロジェクト」で出会った同研究所の平井誠二理事長に誘われたのが2年前。「これまでは週1日のお手伝いだったが、これから常勤で図書館運営に携わります」と力を込めて話す。

 ○…日吉に生まれる。歴史好きで、法政二高時代は歴史研究部に所属。熱心な顧問のもと、旧日本軍登戸研究所の調査に勤しんだ。大学は文学部史学科に進み4年間、港北ニュータウンの発掘に没頭。土器の拓本作りもお手の物だ。「思い返せば、小学1、2年時の先生が郷土史研究に熱心で、古墳に連れて行ってもらったり、教室に久ヶ原式土器の欠片を置いてもらったりしたな」と歴史好きのルーツを語る。奈良の正倉院展訪問は年に一度のルーティン。公開される宝物は「なかなか見られないような上級クラス」と目を輝かせる。

 ○…読書も好きで、就職した日本出版販売(株)では出版流通に携わってきた。定年を控えた59歳の頃、今後の人生を考え「司書」資格を取得。一足早く取得し、区内の小学校で学校司書を務めている妻は先輩だ。「児童書の扱いなどを教えてもらっているよ」と笑う。

 ○…「読書推進と地域活性化が自分の使命」。街の書店が消えていく昨今。本を取り巻く環境の厳しさを憂う。「研究専門だと思われがちだが公共の図書館。文化財の中という恵まれた環境にあることを活かし、存在価値のある図書館を目指したい」。キャリアを生かす時が来た。

付け替え作業を行う参加者ら(提供)

新羽小PTA・おやじの会 「児童のために」善意を継続 騒音防止のテニスボール

 古くなった硬式テニスボールに切り込みを入れ、椅子や机の脚にかぶせる取組みを実施している新羽小学校で3月30日、劣化したボールを付け替える作業が行われた。ボールは脚が床と接触する際の音を小さくするためのもので、同校PTAや、児童や卒業生の父親らからなる「おやじの会(長田克巳代表)」、國學院大學硬式テニス部の部員ら計19人が、約2000個のボールを付け替えた。

 取組みのきっかけは、約10年前に同校に聴覚障害のある児童がいたこと。補聴器が机や椅子を引きずる音を拾いやすく、耳障りになり困っていたため、テニスボールを脚につける方法を取り入れた。その児童の学年が上がる度に一学年ごとに取り付けていった結果、6年間で全学年の机と椅子にテニスボールが取り付けられた。健常者の児童たちにも評判がよく、その後も続けて、劣化したテニスボールの付け替え作業を行っている。

 昨年までは作業の中心となっていたおやじの会がボール集めを行っていたが、毎年調達先探しに苦労していたという。今回は学校側に要請し、呼びかけに応じた國學院大學体育連合会硬式テニス部が協力。約2000個のボール寄付だけでなく、5人の部員が作業も手伝った。同部が社会貢献活動の一環で廃棄ボールの寄付先を探していたところ、同校の取組みを知り、「ぜひ手伝いたいと申し出た」と部長の若林宇宙さん(4年)。「自分たちが小学生の時にも何気なくついていたボールが、こうして大人たちの見えない活動だったということを知ることができた」と話す。

 PTA会長の重久徳さんは「1年がかりで呼びかけを行ってきたので昨年の倍以上の人数が集まり、作業もスムーズに進められた。協力者に感謝するとともに、今後もこの取組みを広く知らせていきたい」と述べた。

港北オープンガーデン運営委員会のメンバー

港北オープンガーデン 「まち歩き、楽しんで」 過去最多144会場、4月18日から

 港北区内の庭や花壇を一般公開する「港北オープンガーデン」が4月18日(金)から開催される。13回目となる今回は過去最多の144会場が参加。個人宅の庭だけでなく、商店街や公園、学校などの地域花壇も巡ることができる、区内ではこの時期ならではのイベントとなっている。主催は、港北オープンガーデン運営委員会と港北区役所。

期間は6日間

 4月18日(金)〜20日(日)、5月16日(金)〜18日(日)の午前10時〜午後4時(会場により公開日時が異なる)。日吉駅・りそな銀行綱島支店横・大倉山駅の3カ所に特設案内所が設置されるほか、毎年好評のスタンプラリーも実施される。スタンプは特設案内所3カ所と対象となる97会場に設置され、集めたスタンプの個数によってミズキーグッズや野菜やハーブの種などの景品がもらえる。

新たな企画も

 4月18日と5月16日には、JA横浜の協力で市内産野菜や花を販売する”港北オープンガーデン直売会”が行われる。会場は区役所中庭(荒天中止)。また、ボランティアガイドと一緒に会場を巡る”ルート案内ツアー”には大倉山地区(5月17日(土)、5月18日(日))が新たに加わり、日吉・綱島・菊名とあわせて4カ所で同ツアーが行われる。「純粋にまち歩きを楽しんで、区の魅力に気づいてもらえたら」と同運営委員会リーダーの中村文太郎さん。

 問い合わせは、港北オープンガーデン運営委員会事務局【電話】045・540・2229。

パナソニックグループの宮原智彦さん(左)と竹下幸紀港北区長=提供写真

災害に備え協定締結 港北区と綱島SST

 港北区とTsunashimaサスティナブル・スマートタウンまちづくり運営協議会(代表会員:パナソニックグループ)は3月28日、「災害対応力の向上等に関する包括連携協定」を締結した。

 区と同協議会は防災啓発イベントを共催する等、協力関係を構築してきた。災害に備え、地域住民の安心・安全や住みやすい街を実現するために協定を結んだ。同協議会参画企業等の先進的な知見や技術、サービスを活用した災害対応力向上に資する取組みを両者が協力して進める。

 綱島東4丁目に位置するTsunashimaサスティナブル・スマートタウン(Tsunashima SST)は、参画企業と横浜市等が協力して開発した次世代都市型スマートシティ。同協議会は10団体で構成され、持続可能性を考慮しながら革新的な変化を継続的に生み出していくことを目指している。昨年度からは横浜市や慶應義塾大学と共に、市の防災課題解決や防災DXの推進に向けたプロジェクトを行う等、防災に関する取組みを実施している。

洪水浸水想定区域

 同エリアは、洪水浸水想定区域であり、河川が氾濫すると「0・5mから3・0m未満」浸水する恐れがある。同協定は、洪水による被害から地域住民等の安全を緊急的に確保することを主な目的としている。内容は、災害発生時または災害が発生する恐れのある場合にTsunashima SST内の「アピタテラス横浜綱島」の駐車場等を一時的な避難場所として開放、災害対応の際に同協議会が指定する施設や電気・ガス・水道等のライフラインを可能な範囲で提供、イベントの共催等で区民に自助・共助による災害の備えの重要性を啓発する等。

 区総務課の吉田勇一課長は「同協議会との連携をさらに深め、地域の皆さまの安心・安全につながるような取組みを進めていきたい」、同協議会の田中晴美さん(パナソニックグループ)は「市民のくらしや行政サービスをサポートするソリューションを、より一層具体化していきたい。区と共に、綱島・日吉エリアで先行事例をつくり、市民生活の定着・浸透に寄与したい」と期待を寄せた。

名称変更を伝えるボードの除幕に臨んだ山中竹春市長(左)とペトラ社長

太尾小MB 式典に花添える演奏 IKEA「港北」から「横浜」に

 IKEA港北(都筑区折本町)が4月1日にIKEA横浜に名称変更したのを受け、5日、記念セレモニーが1階エントランス前で行われた。セレモニーではイケア・ジャパン株式会社のペトラ・ファーレ取締役社長兼CSOと山中竹春市長があいさつ。その後名称変更を伝えるボードの除幕式に臨んだ。

 ペトラ社長は「これからも横浜とより良い社会の実現を目指し、地域の皆様と一緒に成長していきたい」とあいさつ。山中市長は、2015年に同社と持続可能な社会の推進に向けた連携協定について触れ、祝辞を述べつつ「一緒に環境に優しい社会づくりに取り組んでいきたい」と語った。

 記念セレモニーの終了後には、全国大会常連校の太尾小学校=港北区=マーチングバンドが演奏を披露。セレモニーに花を添えた。

桜雅代表の藤寿々舞さん(提供写真)

現代版日本舞踊で初参加 4月13日 小机駅前会場

 鳥山町を拠点に活動する日本舞踊「桜雅(さくらみやび)」は4月13日(日)、小机城址まつりで日本舞踊・盆踊りを上演する。午後1時50分から2時10分。会場は、小机駅前会場。

 今回、初参加となる同団体。代表・講師を務める藤寿々(ふじすず)舞さんは「高齢化が進む日本舞踊界。とにかく間口を広げたい」とポップスや歌謡曲で踊る”現代版”日本舞踊・盆踊りをイベントで上演、日本舞踊教室を開くなど、首都圏中心に活動している。

 「皆さまの知っている日本舞踊の枠を超え、現代的で老若男女楽しめる演目にしました。最後は全員で盆踊りを踊りましょう」と藤寿々さん。

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選手(中央)とサッカーを楽しむ参加者=提供写真

エストレーラFC サッカーフェスに500人 「応援されるチーム」目指す

 気軽にサッカーに触れるイベント、エストフェスが3月30日、フットボールパーク東山田で行われ、子どもたちや保護者、地域住民ら約500人が参加した。

 主催は、港北区を拠点とするサッカークラブ、エストレーラフットボールクラブ。会場には、サッカー体験ブースや地元企業を中心とする出店ブースが設けられ、参加者はサッカーを楽しんだり、出店企業スタッフらと交流したりした。

 フェスには、同クラブの中学生選手が運営を手伝うことで学びの場とする目的も。クラブを運営するNPO法人の奥村良玄理事長は「これからも選手や保護者、住民、企業などがつながるイベントを企画し地域を盛り上げたい。そして地域に応援されるチームを目指したい」と話していた。

高齢者たちの文化祭 ミズキーホールで「輝こう展」

 高齢者の趣味の作品展、第23回「21世紀も輝こう展」が4月17日(木)から21日(月)まで、ミズキーホール4階ギャラリーで開かれる。主催は、全日本年金者組合港北支部。

 展示されるのは、同支部の60、70、80代の組合員や地域の人たちが手がけた写真や切り絵、ちぎり絵、絵手紙、絵画、手芸、書などの作品。

 「年金者組合員の1年間の芸術・文化活動の成果です。高齢者の力作をご覧に、ぜひお越しください」と主催者。

 開催時間は午前10時〜午後5時(21日は午後3時30分まで)。

 また、17日、19日(土)、20日(日)の午後0時30分からは紙芝居上演が行われる。入場無料、誰でも入場可。問い合わせ等は、同組合・八木さん【電話】045・543・0966へ。

新人賞の盾を持つ冨田選手

横浜GRITS 堅い守りで新人賞 GK冨田開選手(25歳)

 KOSE新横浜スケートセンターをホームアリーナとするアイスホッケーチーム「横浜GRITS(グリッツ)」。今シーズンは5位に終わったが、冨田開選手(GK)が新人賞を獲得した。21試合出場し、被シュート数675本、619本をセーブという結果。冨田選手は、「一試合一試合、勝ちにこだわった」と話した。

 新人賞は、シーズン中に最も活躍した若手選手1人が選ばれる賞。冨田選手はプロ1年目で、今シーズンからグリッツに所属している。新人賞を受賞したことに対して、「目標にしていたためうれしい」と喜びを口にし、「チームの守りが固くなり、選手たちが細部にこだわって守ってくれたからこその受賞。チームに助けられた部分が多い」と振り返った。

反応の良さ、武器に

 グリッツには冨田選手を含めGKが3人いるが、氷上に立てるのは1人。出場時は、「仲間の思いを背負って、自分のすべきことをする」と力強く語る。

 冨田選手の特徴は反応の速さ。視覚からの情報を脳が受け取って手に指令を出して動かす「ハンドアイコーディネーション」を鍛える練習を取り入れている。プロとして競技することの責任を感じるが、「シュートを止めた時のうれしさなど、常に始めた時の感触は忘れないようにしている」と話す。

 青森県出身の冨田選手。6歳の時、知人に誘われてアイスホッケーを始め、小3でゴールキーパーのポジションを担うようになった。U―16やU―18の日本代表に選出されたことも。高3の夏に中退して海外へ。アメリカのジュニアリーグ(20歳以下の育成リーグ)、北米大学ホッケーリーグなどを経験してきた。ハイレベルな環境に身を置いたが、「アメリカのプロ選手は競争率が高く、通用しない」と思った時期があった。

 アイスホッケーを続けるか悩んでいる時に、グリッツから声がかかった。チーム関係者らの思いを聞き、また、競技と仕事を両立する「デュアルキャリア」を掲げるチームに、「日本のアイスホッケーの未来の形」だと感じ入団した。現在は選手だけでなく、旅行会社で働く一面も持ち、外国人が日本を旅行する時のプランを考える。「英語で日本の良さを伝えられる」と海外経験が生きている。

優勝目指す

 来季の所属チームはまだ決まっていない状況ではあるが、「アジアリーグでも海外のチームでも、どこにいても優勝する」と目標を口にする。また、今シーズンは2位で逃してしまった「ベストGK」も狙う。

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春めいた数々の展示物を紹介する小嶋さん

「春を愛でにお越しください」 箕輪町の自宅ギャラリー

 「素敵な春の作品が揃っています」。そう話すのは、箕輪町の自宅の庭とギャラリーを開放しているミニ・ギャラリーコジマのオーナー、小嶋陽子さん。4月末まで、地域の人たちによる、春らしさ満載の手作り品の数々が並んでいる。「5月からはまた模様替えしますので、ぜひお越しください」と小嶋さん。

 4月14日(月)には色鮮やかな花々に囲まれた庭でガーデンコーラスを開催。「懐かしい流行歌や童謡を歌いましょう」と呼び掛ける。開放日時は(月)(水)(土)(日)午前7時〜午後3時。(問)小嶋さん【携帯電話】090・2403・6055

ライトアップされた桃の花(4月4日撮影)

夜に輝く池谷桃園 新綱島の賑い創出に一役

 新綱島駅隣にある池谷(いけのや)桃園がライトアップされ、新綱島の夜を彩っている。同桃園は明治後期から昭和初期にかけて、桃の一大産地だった綱島で現在も唯一残る桃栽培農家。綱島生まれの幻の桃といわれる「日月桃」のごく短い販売時期には毎年行列ができている。

 同桃園が「ぼんぼりライトアップ」を始めたのは5年前。東急新横浜線「新綱島駅」の開業工事に伴い、工事関係会社が夜間照明を協賛する形でスタート。3年前からは横浜市による区画整理の工事会社、今年は池谷家古民家周辺開発プロジェクトの新築棟施工会社である住友林業株式会社の協賛により継続された。

 ライトアップは日没から午後10時頃まで、落花状況により期間終了。
来館を呼びかける同館の司書と小股館長(中央)

大倉山記念館 子どもたちに紙芝居 4日にフェスティバル

 第41回大倉山こどもフェスティバルが5月4日(日)、横浜市大倉山記念館で行われる。午前10時から午後3時。最終入場は30分前。入場無料。

 コンサートやワークショップなどさまざまなイベントが行われるなか、同館内にある大倉精神文化研究所附属図書館(小股昭館長=人物風土記で紹介)では、「たのしい紙しばい」を開催する。午前10時30分からと午後2時からの2回制。

 古文書や哲学、歴史などの資料が揃い、研究者たちが利用する「専門図書館」と、地域の人たちが集う「公共図書館」の2つの側面を持つ同図書館。小股館長は「児童書などもあり、一般開放していることを知るきっかけにしていただければ」と来館を呼びかける。

国産材を活用した厚木・伊勢原店

神奈川スバル(株) 国産材でSDGsに貢献 飛騨市産の家具を初導入

 新横浜に本社を置く神奈川スバル(株)(中村亜人代表取締役社長)はこのほど、1月にリニューアルオープンした厚木・伊勢原店=伊勢原市高森=に岐阜県飛騨市の国産材を使った木製家具を初めて導入した。

 車の点検などの待ち時間を「ゆっくり過ごしてほしい」と同社では10年ほど前からショールームのリニューアルなどに併せてカフェコーナーを設置。これまでは市販の木目調の家具を導入していたが、国産材を有効活用することで自然を守りながら維持し、地球温暖化防止へもつながる取り組みを推進する飛騨産業(株)の想いに共感。同市産のブナ材のテーブルやイスなど約40点を導入した。「少しでも二酸化炭素削減につながる活動ができれば」と担当者。同社では今後も、店舗の改装時などに県産材を含めた国産材の家具を取り入れていく方針。

港北警察署管内 3件の不審者情報あり、自転車盗7件のほか、5件の万引き、2件の置引きなど発生 2025年3月24日から3月30日の犯罪発生件数

 港北警察署は4月1日、同署管内における2025年3月24日から3月30日までの犯罪発生件数を発表した。

 それによると、7件の自転車盗のほか、万引き5件、2件の置引きなどが発生した。また、3件の不審者情報も寄せられた。

 自転車盗は、師岡町・綱島東・篠原東・日吉・菊名・大倉山・大豆戸町で発生。盗まれた7件のうち5件が無施錠だった。同署では「駐輪する際は、ダブルロックを心掛けましょう」としている。

 置引きは、日吉で3月25日午前5時31分から5時39分の間に発生。列車内に置いていた靴在中の紙袋を盗まれた。また、北新横浜では3月29日発生。商業施設内のベンチに置いていたナップザックを盗まれた。

不審者情報

 大倉山地区で3月25日、帰宅途中の女性が、下半身を露出した男性を目撃する事案が発生した。高田東地区で3月26日、帰宅途中の女子生徒が、面識のない男性からつきまとわれる事案が発生した。綱島西地区では3月27日、買い物途中の女性が、下半身を露出した男性を目撃する事案が発生した。

詐欺電話に注意

 同署によると、区内において総務省をかたる犯人から「これから電話が使えなくなります」等の詐欺電話が入電しているという。「電話でお金の話が出たら詐欺です。必ず周囲の人や警察に相談してください」と同署では注意喚起している。

大会を支えるボランティア(提供=横浜マラソン組織委員会)

横浜マラソン 大会支えるボランティア募集 家族での参加も

 10月26日に行われる「横浜マラソン2025」のボランティア募集が4月9日に始まる。

 ボランティアは大会前日、当日にランナーや応援者への案内、誘導を行う。今回は大会当日の集合場所の選択肢を増やし、アクセスしやすいように工夫。小学生・中学生とその保護者が一緒に参加できる「ファミリーボランティア」を新設し、幅広い層に参加してもらうようにした。活動に不安がある人向けに、研修やリーダーを目指す人向けの茶話会(ミーティング)を充実させる予定。募集人数はリーダー600人、メンバー2600人。

 募集期間は6月30日(団体、ファミリーは9月頃)までで、ボランティアウェアやキャップなどが支給される。申し込みは大会公式サイトから。参加ランナー募集も9日から始まる。問い合わせは事務局【電話】045・651・0666。



平井理事長(左)と冨田館長

日吉出身の横綱・武蔵山の資料ずらり 港北図書館で展示中

 港北図書館(港北区菊名6の18の10/冨田育子館長)で4月23日(水)まで、「横綱武蔵山と港北の相撲資料展」が開催されている。同館と(公財)大倉精神文化研究所(平井誠二理事長)の共催。第33代横綱・武蔵山と武蔵山が活躍した昭和初期の相撲資料、港北区に関連した相撲資料のパネルや実物が展示されている。これまでも武蔵山の資料展は開かれていたが、今回は、同研究所などが製作した幟や紙芝居動画なども用意された。また、平井理事長によると、「武蔵山に関する情報は、誤った内容や真偽不明な内容も流れている」。改めて武蔵山に関する資料を調べ直し、「本当の武蔵山の姿を」と展示パネルが作り直された。

 武蔵山は、港北区日吉本町出身で、神奈川県出身唯一の横綱。「横綱になるまで負け越しがなかった」と言われる圧倒的な強さや端正な顔立ち、母親思いな姿などが、子どもや女性の注目になった。

 区内4カ所に土俵があり、子ども相撲大会の開催や同大会から力士・鳩岡が巣立つなど、相撲文化が根付いている港北区。26日(土)には横浜アリーナで春巡業が開催されるなど、「相撲熱」が高まっている。平井理事長は、「地元出身の武蔵山をみなさんに知ってほしい」と話した。
「こいのぼり」募集のチラシ

日産スタジアム 「こいのぼり、募集します」 4月16日必着

 日産スタジアム(新横浜公園)では4月16日(水)まで、役目を終え不用になった”こいのぼり”の募集を行っている。

 寄贈されたものは、4月22日(火)から5月6日(火)のゴールデンウィーク期間中に歳時記イベント「こいのぼりを泳がせよう」にて、同スタジアム外周他に掲揚される予定(大きさ・数によって掲揚場所が変更になる可能性あり)。

 また、寄贈者には同スタジアムオリジナルグッズも進呈される。

受付方法

 郵送または宅配便(配送料は自己負担)。新横浜公園管理事務所への持ち込み可。こいのぼりのサイズは3・5メートル以下に限る。

 送り先住所は、〒222-0036横浜市港北区小机町3300。宛名は、新横浜公園(日産スタジアム)こいのぼりプロジェクト。

 (問)公園管理局事業部【電話】045・477・5008

米国関税引き上げで横浜市が特別経営相談窓口

 米国の関税引き上げに伴い、横浜市は経営への影響が懸念される市内中小企業を対象にした「特別経営相談窓口」を4月4日に設置した。

 公益財団法人横浜企業経営支援財団(IDEC横浜)は経営全般、市経済局金融課は融資制度、横浜市信用保証協会は信用保証に関する相談に応じる。

 また、今年度、売上や利益率の減少を受ける中小企業向けの融資メニューも新設している。

 問い合わせはIDEC横浜(平日午前9時〜午後5時)【電話】045・225・3711。

濱乃志隆さん=提供写真

音楽や落語を披露 樽町在住 濱乃志隆さん

 樽町在住の濱乃志隆さんが音楽や落語の公演会を開催する。

 「綱島東落語三昧」は4月26日(土)、Music160(港北区綱島東1の3の4や満田ビル402号)で行われる。予約制で定員10人、先着順。午後2時開演(30分前に開場)。参加費は1000円。

 「音楽と落語の宅配便」は樽町地域ケアプラザで毎月第1、第3土曜日に行われている(5月は17日のみ)。午前10時開演(開場30分前)。参加費は500円(お茶・飴代)。予約不要で直接会場へ。第3土曜日の公演後には、モルック体験会も開かれる。

 童謡や昭和歌謡を歌う「ドレミの会」は幸ケ谷公園コミュニティハウス(神奈川区)で毎月第3月曜日に開催。午前10時開演で、参加費は550円。

 問い合わせや申し込みは、メールsiryu@c03.itscom.netもしくは【携帯電話】090・1467・2179へ。

ファン・サポーターを迎える東ゲート橋

F・マリノス アウェーで0-2完敗 次節4月5日はホームで対ヴェルディ

 明治安田J1リーグ第8節が4月2日に行われ、横浜F・マリノスはアウェーの豊田スタジアムで名古屋グランパスと対戦した。

 0対0のスコアレスで後半に突入するも、51分に名古屋に先制され、84分にも追加点を奪われたF・マリノス。ゴールこそ迫ったもののシュートが決まらず、2連敗となった。

 横浜F・マリノスの第9節は4月5日(土)。日産スタジアムで東京ヴェルディと対戦する。午後2時キックオフ。

桜木町駅前でチラシを配布する協会のメンバーら

「自閉症の特性を知って」 啓発デー、横浜市自閉症協会が企画

 国連が定めた「世界自閉症啓発デー」の4月2日、一般社団法人横浜市自閉症協会(事務局・中区、平下和子会長)が桜木町駅前で啓発イベントを行った。

 同協会は市内で自閉スペクトラム症がある人や家族の支援、啓発活動などを行っている。毎年、啓発デーに合わせてイベントを行っており、今回は当事者を含む約15人と中区のマスコットキャラクター「スウィンギー」が自閉スペクトラム症のシンボルカラーであるブルーのジャンパーなどを着て、市と同協会が作成した啓発チラシを配布した。チラシには「ひとりごとを声に出すことで自分の考えを整理したり、ストレスの高まりを鎮めている」といった自閉スペクトラム症の特性が書かれており、「あたたかく見守ってください」とのメッセージが添えられた。

 自閉スペクトラム症の当事者5人とともに参加した港南区上永谷の生活介護事業所「おもろ」の横山健太郎所長は「最近は自治会の行事に声をかけていただくなど、あたたかい目で接してくださる方が増えている」と話した。

 同協会の平下会長は「足を止めてチラシを受け取ってくれた方が多くて良かった。また、当事者が参加したことも意義がある」と喜んだ。

ブルーライトアップも

 横浜市は4月2日から8日までの「発達障害啓発週間」に合わせ、自閉スペクトラム症を含む発達障害に関する普及啓発を行っている。

 市役所1階などでは、市内4カ所の地域療育センターと横浜市総合リハビリテーションセンターに通う子どもたちがブルーの画用紙に描いた絵を「ブルーフラッグ」として展示。市役所では7日正午まで展示している。

 観光スポットなどをブルーにライトアップする企画も実施しており、市庁舎や横浜スタジアムが青い光に包まれている。

岸根高校美術部が原画を制作したプログラムを持つ阿藤副会長

武者に扮して練り歩く 4月13日、小机城址まつり

 第30回小机城址まつりが4月13日(日)に開催される。主催は小机城址まつり実行委員会、城郷地区連合町内会。小雨決行。

 鎧兜などを身にまとった「武者行列」や「少年少女武者隊」などが街を練り歩くパレードや、各町内会や商店街、学校、地元団体らによる模擬店やステージイベントなどが行われる。

 パレードは午前10時から。三会寺(鳥山町)を出発し、小机駅前を通り小机「辻」で一部解散した後、小机城址市民の森(本丸広場)に向かう。約200人が列をなして歩く。

 本丸広場のイベントは午前10時20分から、金剛寺会場は10時30分から、小机駅前広場は正午から。

 同町内会の阿藤孝文副会長は、「地域の方々に協力いただき、今年も開催できる。ぜひ来てください」と呼びかける。

ポーズを決めるなつぽい選手  【プロフィール】1995年7月15日、横浜市都筑区出身。3歳からタレント活動を始め、2015年5月31日に19歳で「万喜なつみ」としてプロレスデビュー。2020年10月からリングネームを「なつぽい」に改め、2021年1月、スターダムに入団。2023年4月にはCDデビューも果たすなどリングの内外で活躍。2025年5月31日には大田区総合体育館でデビュー10周年を記念した興行「なつ&さおりー 来たよ。来たね。10周年。〜うちらの足跡〜」を安納サオリ選手とともにプロデュースする。

横浜「注目の人」インタビュー 都筑区出身 女子プロレス「スターダム」 なつぽい選手 プロレスの「プ」の字も知らない…から「リングの妖精」へ

 女子プロレス団体「スターダム」に所属するなつぽい選手(29)は横浜市都筑区出身。リング上での華麗なファイトはもちろん、SNSで発信するメークやファッションも注目を集め、新たなファン層を広げている。スターダムは4月27日に横浜アリーナでビッグマッチを行う。地元での大一番を前に「リングの妖精」の異名を持つなつぽい選手に話を聞いた。(取材=2025年3月)

◇ ◇ ◇

――プロレスラーになったきっかけを教えてください。

「3歳から芸能事務所に所属して、アイドルとして活動していたこともありました。プロレスラーになるきっかけは、スカウトされたことです。最初はプロレスの『プ』の字も分からなくてお断りしました。レスラーになる前は、プロレスというと、ジャガー横田さんや北斗晶さんのイメージが強かったです。でも、スターダムの試合を見て、入場からコスチュームまでみんなキラキラしていて、かわいくてきれいだと感じました。私は芸能界でみんなに見られるお仕事を目指していましたが、プロレスはリングを囲む360度、何千人もの観客が集中してリング上の1人、2人のことをずっと見ている。それがうらやましいと思うようになり、自分も出たい、そっち側に行きたいという気持ちになりました」

――都筑区で生まれ育ちましたが、どのような思い出がありますか。

「子どもの頃からバトントワリングに打ち込んでいて、12年間続けていました。毎朝、お父さんとセンター南駅付近を走ったり、悩んだ時も1人で走っていました。この前もセンター南駅あたりに行って、お店や建物が増えていて楽しかったですね。今でも実家には月に2、3回は帰っています。家族はとても仲が良くて、先日もたこ焼きパーティーをしました」

――仲の良さが伝わってきます。

「実は姉が先にスカウトされていて、後に妹がプロレスラーになっていたという(笑)。家族はビッグマッチの時にはいつも応援に来てくれます。ただ、私の親友は1度も見に来てくれなくて、理由を聞いたら、私がやられているところを見るのが怖いというので。デビュー10周年を迎えるので、1回は見に来てほしいと思っています」

――リングネームの由来を教えてください。

「中学生ぐらいの時、当時流行っていた『mixi』の中で『〜ぽん』という人が多くて、ちょっと変えて『ぽい』にしたら、みんながそう呼んでくれるようになりました」

――バトントワリングをやっていたことはどのようにプロレスにつながっていますか。

「いっぱいあって、バトンで培ったアクロバティックな動きはリングですごく役立っています。手をつかない側転を得意としていて、それで相手の技をかわすこともできます。一番の必殺技が『フェアリアル・ギフト』という、トップロープから側宙で踏み切ってダイビングプレスする技です。やっぱりこれもバトンで培ったものだと思います」

――バトントワリングとプロレスで共通する部分はありますか。

「バトンもプロレスも自分との戦いみたいなところがあって、常に戦い続けなければいけないっていうところはすごく似ています。両方を経験して、忍耐力とか根性みたいなところとかは、人よりも強いと思います」

――忍耐力や根性はどのような場面で発揮されますか。

「私は小さくて、やられることも多くて、『もうここでやめようかな』と思う時もあるんですけど、今やめたら終わっちゃうし、お客さんに勇気を与えることができないまま終わっていいのかなって思って立ち上がります。相手と打ち合うこともあり、本当に痛い中でも『お客さんが盛り上がっていて、今やめちゃダメだ』という気持ちで耐えています。そこは本当に気合ですね」

――会場のファンの声援はどのように力になっていますか。

「やられている時に『なつぽい!』と歓声が湧き上がることがあって、すごく嬉しかったです。アニメみたいに力が湧く瞬間があるので、声援はすごくありがたいです」

――プロレスを知らない人のために、どのようなことをされていますか。

「SNSの投稿はプロレスラーというより、美容などの内容が多く、若い子たちに『この子プロレスラーなの?』と思ってもらえるように意識しています。プロレスの動画は、YouTubeに上がっていると思うので、それとのギャップを見せられたらと思っています。SNSの美容の投稿で私を知った人たちが試合を見に来てくれることもあります。動画で試合を見て、実際見に来てくれる子が増えていて、イベントで中学生の女の子が『プロレスラーになりたい』って言いに来てくれたこともあります。夢を与える存在になれているのかなと思うとすごくうれしいですね」

――数多くのプロレス団体がある中で「スターダム」の特長や見どころを教えてください。

「スターダムには、新人を含めて約40人の選手がいます。これだけ多くの選手がいても、一人ひとりは個性が違って、知らずに見に行っても、推しが1人できると思います。上に行きたいという気持ちの子が多いので、プロレスのパフォーマンスはもちろん、SNSでも意識が高いというのを感じますね。人数が多い分、ストーリーがあるので、友情やライバル関係が見られるのも魅力だと思います」

――「リングの妖精」というキャッチフレーズですね。

「デビュー当時からこのキャッチフレーズです。妖精ってちょっといたずらっぽい、小悪魔みたいな感じがあり、小さくても華麗でピョンピョン飛び回るようなイメージです。『リングの妖精といえばなつぽい』と思われるように10年間やってきました」

――4月27日は横浜アリーナで大会です。

「横浜アリーナは憧れの場所です。私の対戦カードは決まっていませんが、あの大舞台で、たくさんの人に見てもらえるっていうのは本当にうれしいです」

――今後の目標を教えてください。

「まずは都筑区の自分の母校を訪れたいです。そこで子どもたちに夢を与えられたらいいですね」