港北区版【4月17日(木)号】
歩行者の安全確保が課題の日吉駅西口

日吉駅西口 一方通行化、本格実施へ アンケート、社会実験経て

 歩行者環境の改善が課題となっている日吉駅西口の道路を巡り、地域の商店街・町内会の代表を中心に組織する「日吉まちづくり推進委員会(重田清委員長)」では、地元住民、事業者に対して活動の周知を含めたアンケート調査を昨年末に実施し、一方通行化の本格実施に向けた検討を進めてきた。3月末にはアンケート結果やこれまでの検討を受けて「日吉駅西口車両一方通行化に関する要望書」を取りまとめ、港北警察署、港北区役所に提出。今年度中の実施を目指すとしている。

 「サンロード」「浜銀通り」「日吉中央通り」「普通部通り」と、4つの道路が駅前から放射状に伸びる日吉駅西口。全体的に道路が狭いうえ、一部を除いて歩道がなく、歩行者の安全確保が長年の課題となっている。そのため委員会では、同駅西口の交通環境を改善し、歩行者環境の充実を図り、「居心地がよく歩きやすいまち」を目指し、行政や周辺関係者を交えた会合を行うなどの取組みを進めてきた。

 2023年度に住民や事業者を対象に実施したアンケートでは、「歩道が欲しい」「道路が狭い」「駅前が狭く交通が危険」など歩行環境の改善を求める多くの意見が上がっていた。こうした意見などを受け、24年度には一部区間を一方通行化する社会実験を実施。併せて行ったアンケートでは、一方通行化に約8割の賛同があった。

周知が課題に

 実施計画によると、それぞれの道路で自転車を含む車両の一方通行規制を行う。一方通行化は日吉駅前から約100mの範囲で、時間帯を問わず終日実施。浜銀通りを通行する路線バスは、これまで通り相互通行で運行する=上図参照。

 サンロード、普通部通りでは車道を狭め、歩行者空間を従来よりも広く確保し、歩行者空間の一部はカラー塗装される。また、エリア内は従来より駐車禁止区域に指定されているため、このエリアで車を駐車して、待機することできない。停車にあたる荷さばきや人の一瞬の乗降をよりしやすくするため、日吉中央通りとサンロード、普通部通りには荷さばき・乗降スペースが設けられる。

 昨年末のアンケート結果では、住民、事業者ともに荷さばき・乗降スペースに関する2つの項目(同スペースを設けること、同スペースで人を待つための利用はできないこと)の認知度はほかの項目より低く、港北区区政推進課では、スペースの存在や利用方法を周知していくとしている。同課の萩原慶一課長は今年度中の実施化を進めるとし、「地域の盛り上がりが見られるこの機会を逃さぬようにしたい。実施後も一方通行の方向などの周知が必要だと考える」と話している。

 重田委員長は「1987年に日吉商店街振興プランが始まり、これまでに駐輪場やタクシー乗り場の移転などの交通環境の改善が進められてきた。一方通行化はやっとという感じ。地域住民や通学する学生、来街者などの安心安全な空間が確保され、ひいては商店街の活性化につながれば」と期待を寄せる。

横浜市 「情報登録」で高齢者支援 孤独死などに備える

 横浜市は、身寄りのない高齢者などへの支援として、本人が緊急連絡先などの情報を事前に登録する制度を初めて導入する。スマートフォンでの電子登録を基本にしつつも、市内全区に1カ所ずつ入力支援窓口を整備する。

 市では2040年に3人に1人が高齢者になるとともに、総世帯に占める高齢単独世帯と高齢夫婦世帯の合計が3割を超える見込みだ。

 こうした背景を踏まえ、市は孤独死などの万が一に備え、希望する65歳以上の高齢者を対象に葬儀会社との契約や遺言の有無、緊急連絡先、エンディングノートの保管場所などを市のシステムに事前登録する仕組みを今年度中に導入する。病院や警察、消防などの関係機関からの問い合わせに各区役所が、システムに登録された情報を伝え、円滑な対応を取れるようにすることが狙い。

 情報登録はスマートフォンやパソコンなどで登録者本人が入力することを市はイメージしているが、不得意な人もいることを踏まえ、各区に1カ所の入力支援窓口を設置する。これとは別に、身寄りのない高齢者らが抱える将来への不安や悩みを相談する対面、電話対応が可能な窓口を今年度中に市内に開設する。

横須賀式参考に

 市が参考にしたのが横須賀市の「終活情報登録伝達事業」だ。年齢や所得などの利用制限はなく計11項目の情報を登録するもの。18年5月から実施しており、登録者は25年4月2日時点で1054人となっている。遺体が自宅で発見されたと警察から連絡があり、緊急連絡先や、これまでの相談経過を伝えたこともあるという。横須賀市担当者は「関係機関からも好評。引き取り手の無い遺体を減らすためには必要」と重要性を語る。

「尊厳ある最期のため」

 横浜市は現在、各自治体の先行事例を参考に登録項目の選定や入力支援窓口の設置場所などを検討しており、2026年1月の導入開始を目指す。市担当者は「65歳以上の高齢者は登録が可能です。尊厳のある最期を迎えるため、本人の意志を支援につなげられれば」と話す。

新しく港北警察署長に就任した 齊藤 昇さん 新横浜在住 58歳

同心協力で、まち守る

 ○…「今を大切に、違和感を先送りにしない」。直近2年間は、警察庁人身安全・少年課で理事官を務める。事態の急展開が多いストーカーやDV、行方不明者など、全国各地で発生する事案に対し助言を出す位置に。そして警察人生40年目の今春、初の署長職着任。「常に今できる最善策を」と意気込む。

 ○…昔から正義感が強かった。「一生かけてできる仕事を」と警察官を目指す。初配属の南警察署管轄の交番勤務を経て、1988年、神奈川県警察第一機動隊へ。昭和と平成の変遷期、混沌の時代に前線へ立つ。「厳しい状況もあったが、人に恵まれた。機動隊時代の先輩は花を送ってくれて」と署長室に届いた祝花を指す。当時の経験が、今につながる糧となった。「あの3年半が、人間的にも成長させてくれた」

 ○…横須賀市生まれ。中学・高校と野球部に所属する一方で、読書に没頭。原体験は幼少期に新聞に触れたことだと振り返る。「電車のつり革や書評、小説。活字があれば読んでしまう」。離れて暮らす妻と4人の娘とは「ついこの前、そろって会えた」と笑みをこぼす。娘たちの名前は「大人になってもつながっていられるように」と”しりとり”に。家族を語るその表情はあたたかだ。

 ○…港北区の印象は、新旧入り混じる活気あるまち。多い人口に比例して、110番通報も多いが「区民はもちろん、区外の人々の安全を確保するため尽力したい」と熱意に満ちる。有事の際に、皆で知恵を出し合えるよう、署員には「身体が資本。自分と家族の健康を大切に」と伝えた。そして、フラットな関係でいたいと言葉と仲間を大事にする姿勢を忘れない。「挨拶は私から。コミュニケーションは欠かさずにいたい」

港北警察署管内 1件の不審者情報あり、8件の自転車盗のほか、オートバイ盗2件、自動車盗、部品ねらいなど発生 2025年3月31日から4月6日の犯罪発生件数

 港北警察署は4月8日、同署管内における2025年3月31日から4月6日までの犯罪発生件数を発表した。

 それによると、8件の自転車盗のほか、万引き7件、オートバイ盗2件、1件の自動車盗・部品ねらいなどが発生した。また、1件の不審者情報も寄せられた。

 自転車盗は、綱島東(2件)・樽町(2件)・日吉本町・錦が丘・日吉・高田西で発生。盗まれた8件のうち5件が無施錠だった。同署では「駐輪する際は、ダブルロックを心掛けましょう」としている。

 オートバイ盗は、新横浜で3月30日午前11時50分から3月31日午後7時30分の間に発生。駐輪場内に駐車していたオートバイを盗まれた。師岡町では4月4日午後4時から午後5時の間に発生。商業施設駐車場内に駐車していたオートバイを盗まれた。

 自動車盗は、新横浜で4月1日午後0時20分から4月2日午前11時50分の間に発生。月極駐車場に施錠した状態で駐車していた車両を盗まれた。

 部品ねらいは、新吉田町で3月28日午前11時30分から4月3日午前9時の間に発生。月極駐車場内に車両を駐車していたところ、運転席側の窓ガラスが割られ、カーナビゲーションが盗まれた。

不審者情報

 樽町地区で4月6日、女性とその友人が帰宅途中に下半身を露出した男性を目撃する事案が発生した。

詐欺電話に注意

 同署によると、区内において通信業者をかたる犯人から「電話料金が未払いです」などの詐欺電話が入電しているという。「電話でお金の話が出たら詐欺です。必ず周囲の人や警察に相談してください」と同署では注意喚起している。

左から七理さん、坂井大臣、志村さん(上写真)、2024年度のはまっこ防災ガイドの表紙=提供

(株)ペガサス七理さんら 坂井大臣を表敬訪問 中学生に防災教材配布

 中学生が防災を学ぶための横浜市との共創教育プロジェクト「はまっ子防災プロジェクト」を運営している(株)ペガサス(新横浜)の七理義明さんとアドバイザーを務める志村正泰さんは4月11日、坂井学防災担当大臣を表敬訪問した。

 同プロジェクトは2022年度から始まり、中学生が防災に関する知識や意識を積み重ねることで、自助・公助の力を向上させることを目的としている。

 防災週間に合わせて毎年中学1年生に、副読本「はまっ子防災ガイド」や各区の「はまっ子防災マップ」(ハザードマップ)、付録の携帯トイレなどを配布している。教材は、1年生から3年生向けの情報を1冊にまとめており、3年間使用できるような内容。監修は市総務局危機管理室と市消防局、市教育委員会などが協力している。毎年改訂版が刊行され、製作費は地元企業などの協賛で賄われており、1年目は60社名、2年目は114社、3年目は163社と、年々協賛企業が増加。今年は170社以上が見込まれている。

「最先端」な取組み

 坂井大臣は、「民間の方でここまで考えて実行されていることが、日本の中でも最先端で珍しい。それぞれの学年に応じた内容が整理されており画期的。横展開してほしい」と話した。

 防災ガイドの発行責任者である七理さんは「評価していただき嬉しい。横浜市に定着させて広がっていければ」と展望を語った。志村さんは「防災担当大臣になる前から地元の減災フェアに訪れるなど、土壌のある先生に知っていただき有意義でした。さらに多くの人に見てもらう機会が増えれば」と話した。

 防災教材は昨年度から藤沢市、今年度から東京都品川区でも配布されている。

イベントチラシ

踊り舞う芸能大会 5月3日

 港北公会堂で5月3日(土)、港北芸能協会主催の港北芸能大会を開催。午前10時30分開演(開場は1時間前)。入場無料。日本の伝統芸能である日本舞踊や新舞踊を披露。

設置が簡易な、おもり式の感震ブレーカー

横浜市 通電火災対策を加速 感震ブレーカー普及促進

 大規模地震の発生が危惧される中、必要性を指摘されているのが「通電火災」(電気に起因した出火)の対策だ。そこで市は地震火災対策として、大きな揺れを感知すると自動的に電気を遮断する装置「感震ブレーカー」の設置普及を進めている。

 大規模地震時における火災の発生状況を見ると、阪神・淡路大震災では85件(61%)、東日本大震災では71件(65%)を電気関係が占めている。このような通電火災を防ぐために、避難時にはブレーカーを落とすように呼び掛けられてきた。ただし被害状況によっては、ブレーカーの切断が困難な状況も想定される。

 そこで通電火災の防止効果が期待できるとして、注目されるのが感震ブレーカーだ。

 同装置の必要性については、1995年に発生した兵庫県南部地震の後から、防災関係者の中でも叫ばれてきた。横浜市でも2013年7月、導入のための補助金制度を創設。しかし全国的に普及は進まず、内閣府が2022年に行った「防災に関する世論調査」では、設置しているとの回答は5・2%(参考値)に留まった。

 市は、昨年の元日に発生した能登半島地震の被害状況を受け、普及対策を加速。それまで木造密集地域に限定していた感震ブレーカーの購入・設置費用の補助対象を、2024年度から全市域に拡大した。

 ただし申請できるのは自治会・町内会やマンションの管理組合単位で、個人の申込みは重点対策地域と対策地域のみだった。その結果、24年度は自治会・町内会から2437件、個人から610件と、合計3047件の申請があった。

補助割合を拡大

 25年度はさらなる普及をにらみ、約1億7千万円の予算を計上。全ての市域で個人世帯での申込みを可能にする。また、これまで導入費用の50%で最大2000円だった補助を、重点対策地域においては、100%まで引き上げる。

 市担当者は「補助金については6月初旬から申請を受け付ける予定です。簡易的な感震ブレーカーもありますので、ぜひ設置を検討いただきたい」と話している。

チラシを手にPRするスタッフ

ブラームスを港北公会堂で 5月7日 弦楽四重奏

 横浜市港北公会堂(大豆戸町26の1)で5月7日(水)、フレージア弦楽四重奏団による「ブラームス+『情熱と叙情〜ブラームスとチャイコフスキーの響き〜』」を開催する。午後7時開演、6時30分開場。主催は(一社)アーツスプレッド。

 メンバーはフィリアホール室内楽アカデミアを修了した有働里音さん(バイオリン)、竹部朱里さん(同)、眞岩紘子さん(ビオラ)、大江慧さん(チェロ)の4人。曲目はブラームス「弦楽四重奏曲第1番ハ短調Op.51─1」ほか。

 全席自由、前売り券1000円(同公会堂窓口・ミズキーホール窓口・Web)、当日券1500円(同公会堂窓口のみ)。未就学児は入場不可。問合わせは同公会堂【電話】045・540・2400へ。

<PR>
『Amazonギフト券1,000円分』など読者プレゼントはこちら
『Amazonギフト券1,000円分』など読者プレゼントはこちら
メール版タウンニュース、タウンニュース for LINEの読者それぞれ毎月15名様に抽選で『Amazonギフト券1,000円分』をプレゼントします。ギフト券の進... (続きを読む)
<PR>
タウン記者が取材
「ご当地ギフト特集」
タウン記者が取材
神奈川・東京多摩で長年愛され続けている・注目、トレンドの「手土産」「お取り寄せ」「名産品」とは?お世話になった方や自分へのご褒美に贈りたい、「もらっても・あげて... (続きを読む)

日スタで芝生体験ツアー 4月26日・5月10日

 日産スタジアム(新横浜公園)は「芝生体験ツアー」を開催する。4月26日(土)・5月10日(土)の2日間で、両日程ともに【1】午前10時から【2】午後1時30分からの2部制。各回定員150人(うち20人は区民対象)。小学生1000円、中学生以上2000円。

 4月26日はスポーツファン向け、5月10日はコンサートファン向けの内容で実施。普段入ることができない芝生エリア=写真上=に入れるだけでなく、スタジアムの芝生を守る”グリーンキーパー”の話を聞くことができる。「ボールで遊んだり、裸足で芝生を感じたり貴重な体験ができます。是非ご応募ください」と公園管理局の甲斐事業部長。

 申込みは、左記二次元コード。港北区民・その他応募者でフォームが分かれているため要注意。

横長のビジョンが特長の横浜BUNTAI(C)B-CORSAIRS

横浜BC 5月のホーム戦で優待 横浜BUNTAIが会場

 プロバスケットボールB1リーグの横浜ビー・コルセアーズ(横浜BC)は、中区の横浜BUNTAIで行うホーム戦でタウンニュース読者向けの優待を実施する。

 対象試合は、5月3日(土)のファイティングイーグルス名古屋戦(午後2時5分開始)。席種は3階サイド(指定席)。通常より2000円安い大人3500円、小学生以下1500円で観戦できる。抽選で20組40人。

 申込みは専用フォームから。締め切りは4月21日(月)。締め切り後、当選者へチケット購入専用URLが送付される。

横浜市 地域防犯力向上へ補助金 町内会に上限20万円

 横浜市は、住民一人ひとりの防犯意識や地域の防犯力を高めることを目的とした「地域の防犯力向上緊急補助金」制度を4月から開始する。

 対象は、自治会町内会や地区連合町内会が実施する、地域の防犯力向上に向けた公益的な取組。防犯パトロールの実施や活動に必要な物品の購入、防犯啓発グッズの作成・購入、センサーライトや防犯カメラの整備や設置、防犯講座の開催などに対して補助金が支給される。

 補助率は10分の9、上限額は1団体あたり20万円。団体内で取組の内容を決め、実施後に申請、請求する(1団体につき申請は1回)。取組と申請の受付期間は2025年4月1日(火)から10月31日(金)まで。請求書の最終提出期限は12月26日(金)。

 昨今、「闇バイト」による強盗事件などが各地で発生している。自助・共助・公助を組み合わせた社会全体での防犯対策の強化が求められている。市の担当者は「必要な対策は地域ごとに異なる。団体内で話し合い、決めることで、地域の防犯力向上への自主的な活動の推進やコミュニティの活性化につながれば」と話す。

 市のホームページでは、神奈川県警察公式アプリやNPO法人神奈川県防犯セキュリティ協会のホームページなど、取組の参考となる防犯関連情報を紹介している。

 問い合わせは、4月1日から開設する防犯緊急補助金受付センター【フリーダイヤル】045・550・5125まで(土日祝除く午前9時から午後5時)。

<PR>
【LINE読者限定プレゼント】
【LINE読者限定プレゼント】
毎月15名様に抽選で『Amazonギフト券1,000円分』をプレゼント!ギフト券以外のプレゼントもあるかも!是非チェックしてみてください。 (続きを読む)
挨拶した尾島会長

横浜北RC 45周年の節目祝う 4団体に寄付金贈呈

 横浜北ロータリークラブ(横浜北RC/尾島光夫会長)は4月8日、新横浜グレイスホテルで創立45周年記念式典を開いた。姉妹クラブの台北城東RC(台湾)や友好クラブなどを含め、約120人が節目を祝った。

 横浜北RCは、1980年4月8日に横浜港北RCを親クラブとして設立され、これまで、海外交流や地域向けの奉仕活動を続けてきた。

 式典では45周年記念事業として、ロータリー財団、港北区社会福祉協議会、(公社)神奈川被害者支援センター、スマイリーの4団体に寄付金を贈呈した。記念講演「富士山はだれのものか?」と祝宴も開催。講演では山岳ガイド兼山岳カメラマンの広田勇介さんが、オーバーツーリズムや信仰、巡礼道の消失など富士山の現状に触れながら、「私たち自身が(富士山の)文化に興味を持ち、継承する必要がある」と語った。祝宴では「TSUBASA BAND」が会場を盛り上げた。

 尾島会長は、「奉仕活動に力を入れていることがクラブの特色。50周年に向けて、クラブらしさを失わず活動を続けていきたい」と話した。

横断幕と幟を掲げるメンバーら

「納貯の日」周知図る 横断幕掲げてPR

 港北区と神奈川区を管轄する神奈川納税貯蓄組合連合会(石川圀光会長)は4月9日、大倉山駅で横断幕を掲げ、納税の啓発活動を行った。

 この取組みは、「納貯の日」(4月10日)の周知を図るために行われた。同日は、1951年に納税貯蓄組合法が公布された日で、2013年には、全国納税貯蓄組合連合会が「納貯の日」と定めている。石川会長は、「ミツバチのようにコツコツと貯めて楽々納税しましょう」と呼びかけた。

 また、パッケージに「県税は納期限までに納めましょう」と記載された矢車草の種約500個が用意された。種は、メンバーらがそれぞれの町会で配布する。

 同会では、中学生の租税教育として税作文の事業なども行っており、石川会長は、「納税貯蓄組合の理念に基づき、これからも納税道義の高揚に努めていく」と話した。

カルテット・プリマヴェーラ=提供

大倉山ジョイフルコンサート 弦楽四重奏のハーモニー 5月18日 港北公会堂で

 第74回大倉山ジョイフルコンサート「プリマヴェーラの陽光 〜春に贈る弦楽四重奏のハーモニー〜」が5月18日(日)、港北公会堂(港北区大豆戸町26の1)で開催される。大倉山ジョイフルコンサート実行委員会が主催。

 演奏するグループは、カルテット・プリマヴェーラ。4人のメンバー全員が桐朋学園大学在学中に結成された。ベートーべンの『弦楽四重奏 第3番 ニ長調 作品18-3』などを、初々しく艶やかな響きで奏でる。

 午後2時開演(30分前に受付開始)。全席自由で大人2000円、高校生以下1000円、未就学児の入場は不可。チケットは発行しておらず、当日受付で支払いを。要予約。予約は【携帯電話】080・8424・5108へ。5月17日(土)午後5時まで受け付けている。

横長のビジョンが特長の横浜BUNTAI(C)B-CORSAIRS

横浜BC 5月のホーム戦で優待 横浜BUNTAIが会場

 プロバスケットボールB1リーグの横浜ビー・コルセアーズ(横浜BC)は、中区の横浜BUNTAIで行うホーム戦でタウンニュース読者向けの優待を実施する。

 対象試合は、5月3日(土)のファイティングイーグルス名古屋戦(午後2時5分開始)。席種は3階サイド(指定席)。通常より2000円安い大人3500円、小学生以下1500円で観戦できる。抽選で20組40人。

 申し込みは専用フォームから。締め切りは4月21日(月)。締め切り後、当選者へチケット購入専用URLが送付される。

記者会見で抱負を語る南さん

ウスイ親会社「イエリスタHD」 イメージキャラに南明奈さん

 神奈川県下で不動産事業を手掛けるウスイホームホールディングス株式会社の親会社である株式会社イエリスタホールディングス(木部浩一代表)は4月3日に横浜市内で記者会見を開き、同HDのイメージキャラクターにタレントの南明奈さんが就任したことを発表した。南さんは横浜市出身で現在は子育て真っ最中。ファミリー層へのアピール力もあるとされ、起用された。南さんは「地元企業のキャラになれてうれしい。神奈川県の良さや住み心地を伝えていければ」と抱負を話した。

 同HDはウスイグループと県西エリアで事業展開しているハートグループ(茅ヶ崎市・島崎亮代表)の持ち株会社として昨年設立。ウスイが県東部を得意としていることから、両社で県内全体をカバーし総合不動産として県内ナンバーワンを目指している。

 業務効率や認知度向上を目的に今年5月中下旬を目途に、みなとみらいにオフィスを開設する予定。主に富裕層や国内投資家を対象にした「ウェルスマネジメント部」を新設し、収益物件やリゾート地などの紹介を手掛けていくという。

横浜市が中小企業を支援する助成金の募集開始

 横浜市は市内中小企業の競争力強化と成長・発展を支援するため、新たな技術開発や製品開発、販路開拓に取り組む企業を対象とした2つの支援制度の募集を始めた。

 「中小企業新技術・新製品開発促進助成金」は、新技術や新製品の研究開発にかかる経費を助成。応用研究や試作品の商品化開発などが対象で、助成限度額は1千万円、助成率は対象経費の2分の1となっている。

 「販路開拓支援事業」は、優れた商品を持つ事業者を認定し、販路開拓を多角的に支援するもの。市の行政現場での試用や、展示会出展費などへの助成(上限15万円、助成率3分の2)、工業技術見本市「テクニカルショウヨコハマ」への無料出展などが提供される。

 いずれの制度の申請も市担当者と事前相談が必要。相談は「中小企業―」が5月30日、「販路開拓―」は5月23日まで。問い合わせは市経済局ものづくり支援課【電話】045・671・2567。

過去開催したマルシェの様子

季節の野菜も 横浜産野菜が勢ぞろい 4月20日 新横浜公園

 新横浜公園の中央広場付近で4月20日(日)、「SHIN YOKO PARK マルシェ」が開催される。午前10時から正午。売り切れ次第終了。

 好評につき4回目の開催となる同マルシェ。横浜産野菜の販売や野菜詰め放題のほか、春野菜(春キャベツ・たけのこなど)の販売も予定している。

 (問)日産スタジアム事業部営業課【電話】045・477・5008

 

 

定期演奏会のチラシ

港北区民交響楽団 定演でクラシック名曲を披露 4月15日から受付開始

 港北区民交響楽団が5月25日(日)、港北公会堂(大豆戸町26の1)で第76回定期演奏会を開催する。午後2時開演(開場は30分前)。後援は、港北区役所。

 同交響楽団は、1986年に区広報の呼びかけから誕生。「区民の、区民による、区民のためのオーケストラ」をキャッチフレーズに活動を続けている。今回の定期演奏会では指揮者に河上隆介さんを迎え、「軽騎兵序曲」「ガイーヌ(剣の舞など)」「ジュピター」を演奏する。

 入場無料。事前申し込み制(4月15日(火)受付開始)、先着300人(未就学児の入場不可)。申し込みは、電子チケットteket(https://teket.jp/564/47410)、もしくは、【電話】050・1725・2572から音声ガイダンスに従って受付を。問い合わせは、kumin_kyo@yahoo.co.jp。

F・マリノス 9日の結果は3-3ドロー 次節4月12日はアウェーで対アビスパ

 明治安田J1リーグ第5節が4月9日に行われ、横浜F・マリノスはアウェーのとどろきスタジアムで川崎フロンターレと対戦した。

 先制点を許すも前半41分にヤン・マテウス選手のゴールで1対1に。後半、一時リードされるが、44分に天野純選手、47分にヤン・マテウス選手が立て続けに得点し、逆転に成功。しかし土壇場で同点ゴールを決められ試合終了。横浜F・マリノスは4戦未勝利となった。

 横浜F・マリノスの次節(第10節)は4月12日(土)。アウェーのベスト電器スタジアムでアビスパ福岡と対戦する。午後2時キックオフ。