神奈川区版【5月29日(木)号】
開発に関わった横浜創英高校の生徒と、商品を持つ能登屋の北出社長

大口商店街×横浜創英高 生徒の発想で新商品 第1弾は能登屋の練り物

 横浜創英高校=西大口=の生徒たちが、大口通商店街の老舗練り物店「能登屋」と共同で新商品を開発した。商店街の活性化を目指す生徒たちの斬新な発想と、地元に根差した老舗の技術が融合したユニークな商品が、地域に新たな活気を生み出している。

 新商品開発の取り組みは、同校の生徒約20人の有志たちが主体となって進める地域貢献活動「横浜創英タウンプロジェクト」の一環。シャッターを閉める店が増えつつある大口通商店街の現状を知った生徒たちが、「地域のために何かできることはないか」と考えたのが始まりだ。

 能登屋との連携は、昨年秋に行われた探究学習や、商店街の納涼夜店イベントに生徒たちが協力したことから発展した。

 同商店街の会長でもある能登屋の北出貴洋代表は「我々だけでは思いつかない、新鮮なアイデアは非常にありがたい」と高校生との取り組みを歓迎。生徒たちから出されたさまざまな新商品案の中から、若者向けの視点や実現可能性を考慮し、商品化を進めた。

3種類を販売

 第1弾として開発されたのは3種類。5月1日から先行販売されている「あまねり」(150円)は、すり身の塩味とあんこの甘さが特徴の意欲作だ。購入客からは「意外な組み合わせだが美味しい」と好評で、プロジェクトメンバーの加藤優翔さん(3年)は「創英の女子生徒からも人気です」と話す。

 5月末からは、キャベツや紅生姜が入った「お好み揚げ」と、砕いたヤゲン軟骨の食感が楽しめる「ピリ辛軟骨ボール」の2品も店頭に並ぶ予定。いずれも自社製造の強みを生かし、北出代表と生徒たちが試作と試食を何度も重ねて完成させた自信作だ。

 軟骨ボールのアイデアを考えた鹿島哲さん(同)は「何事にも代えがたい経験ができた」と笑顔で話す。リーダーを務めた池田希さん(同)は「自分たちのアイデアが商品としてお店に並ぶのを見て、地域に貢献できていると実感できうれしい」と振り返る。

文化祭でも

 生徒からは食べ歩き用のカップなども提案したほか、冬にはおでん向けに肉団子入り商品の販売も計画中。加えて、他店でのメニュー開発も進行しているほか、9月の同校文化祭での試食販売も目指している。

戸田学長

神奈川大学 100周年へ改革意欲 新学長就任の戸田氏

 神奈川大学の第17代学長にこれまで副学長を務めた戸田龍介氏が4月1日付で就任し、創立記念日の5月15日に六角橋の横浜キャンパスで就任記者会見を行った。戸田新学長は「学生を最も成長させる大学を目指す」と力強く抱負を述べ、3年後の創立100周年を見据えた改革への意欲を示した。任期は2028年3月31日まで。

3つの柱

 会見で戸田学長は、1928年の創立以来の伝統である「成長支援第一主義」と「教育重視」の精神を堅持しつつ、少子化をはじめとする大学を取り巻く環境変化に対応するために「入試」「教育内容」「就職・キャリア形成支援」の3つの柱で、改革を推進すると説明した。

 入試改革では、2種類の総合型選抜や外部英語試験の活用、2併願目の受験料無料化などを導入し、受験生がより挑戦しやすい環境を整備する。

 教育内容の強化では、学習成果の可視化や、来年度経済学部に新設予定の「経済データ分析学科」などに言及。学生の主体的な学びを促す。

 出口となる就職・キャリア形成支援では、キャリアセンターの設置構想など、学生一人ひとりのキャリアプランに寄り添ったサポート体制の強化を掲げた。

 また、同大学の強みとして、理工系5学部を擁する総合大学である点、そして六角橋とみなとみらいとの2つのキャンパスが横浜の中心地にあり、企業や商店街との連携が盛んな点を挙げた。

 2028年に迎える創立100周年に向けては「なくてはならない、選び続けていただけるような大学となるよう努める」とし、その上で「強みを最大限に活かし、横浜を街ごとキャンパスとして、学生を最も成長させる大学を目指していきたい」と語った。

 導入予定の「適性検査型入試」について問われると、「受験生がどういう受験体制を敷いている大学を受験したいのか、彼らの目線に立って考えたい」と、学生目線の改革である点を強調した。

 育成したい人材像については「グローバルな視点を持ち、地域を元気にする学生を送り出したい」と、国際的な知見を持った地域経済の活性化に貢献できる学生を育てたいとの考えを示した。

(社福)横浜愛育会の理事長として5月31日にパン・焼き菓子まつりを主催する 山崎 裕之さん 大口仲町在住 46歳

地域に貢献する福祉を

 ○…「パン祭りなのにパンが買えない、とお叱りを受けました」。2023年に大口公園で初開催した「パン・焼き菓子まつり」の思い出を、苦笑いを浮かべながら語る。障害者が働くパン店や喫茶店、グループホームを大口地域を中心に運営する法人として「地域の方に利用者のことをもっと知ってほしい」との思いで始めた催しは、用意したパンが午前中に完売するほど賑わった。悪天候で中止した昨年に続く3回目の今年は、区内外の地域作業所など17団体が参加予定だ。

 ○…2年前から理事長を務める横浜愛育会では「地域に貢献する法人をめざす」という理念を掲げる。その言葉通り、日々請け負っている清掃活動のついでに側溝の土砂を取り除いたり、大口駅の七夕飾りの片付けを引き受けたりと、利用者と職員が地道な活動を続ける。「福祉施設は地域の方たちに協力していただくことが多いですが、地域の方からも『ありがとう』と言われるような関係性を築きたい」。その視線は、常に地域との共生に向けられている。

 ○…福祉の道を志したのは、中学生の時に障害者施設と交流した体験がきっかけ。静岡県で生まれ育ち、大学進学で上京。友人の誘いで偶然働き始めた大口で、福祉の仕事に就いてから20年以上が経った。「最初は休みの日も何かあるとすぐ呼ばれるし、近くに住むもんじゃないな、なんて思っていました」と笑うが、今では地域に住むことが活動のヒントになると強みに感じている。

 ○…パンまつりをはじめ、商店街の会合で生まれた縁が置き菓子の販路拡大につながるなど、地域との輪は着実に広がりつつある。「利用者さんが活躍できる場をもっと増やしたい」。優しい眼差しで、地域と利用者の未来を見据える。

4月1日付けで神奈川県弁護士会の会長に就任した 畑中 隆爾(りゅうじ)さん 中区日本大通在勤 57歳

「矜持保つ”装置”に」

 ○…弁護士と県民をつなぎ、基本的人権の擁護と社会正義の実現のために活動する神奈川県弁護士会。「2030年に発足150年を迎える伝統ある会を預かる立場として、トップダウンで前に突き動かすのではなく、多様性を重んじて様々な意見をまとめ、会の歴史を継承していきたい」と真剣な面持ちで語る。

 ○…東京大学法学部を卒業し、97年に弁護士となった。街の弁護士として大小様々な案件を扱い、現在は妻と中区本町で弁護士事務所を営んでいる。同会では長年公害・環境問題委員会に所属。三浦半島の多様な生物を守るために弁護団を形成し市民と一緒に湿地の埋め立てに反対する声をあげた。裁判には負けたが、今後重要になってくる問題と判決文に記された。「こうした判例が重なると変わる可能性も出てくる」と前を向く。

 ○…幼いころから感受性が強く生き物の「命」についてよく考えていた。「虫も殺せない子どもでした」と振り返る。趣味は、休日に希少生物を求め離島をめぐること。「イリオモテヤマネコに出くわしたこともあるんです。周りの人は信じてくれませんでしたが」と笑う。同会では野球部で活躍する一面も。今までに全国の弁護士会野球部の中で2番目となる通算124勝を誇る投手として躍動。アンダースローから飛び出す変化球が武器だ。

 ○…今年で29年目となる弁護士活動。「丁寧に伝わりやすく、気持ちに配慮した表現を心掛けています」と言葉の重みを意識し、依頼者と向き合っている。「弁護士会は、多様な弁護士の力を結集するための”装置”としての役割もある」と話し「会員全体で議論を重ね、弁護士一人ひとりが矜持を保てるようなサポートを実施していきたい」と語気を強める。

10階のワークショップスペース(予約制)

ボランティアサロン、4月よりワークショップスペース拡充などリニューアルかながわ県民活動サポートセンター

 かながわ県民活動サポートセンター(神奈川区鶴屋町2の24の2/かながわ県民センター内※横浜駅西口より徒歩5分)は、ボランティア活動を行う県民らの活動の場として、登録不要、事前予約不要、無料で利用できる「ボランティアサロン」を9・10階で運営している。ボランティアサロンは、個人・団体問わずボランティアを目的に活動する人が利用でき、会合のほか会報誌の作成等などが可能なように、印刷機・裁断機・紙折機等が用意されている。登録すれば、レターケースやロッカーも借りることができ、これまで多い時には、年間約13万人が利用してきた。

 ところがコロナ禍を経て、利用者は以前の2割程度に。「コロナ禍でWEB上での会合が定着したことも要因の一つ」とボランタリー活動サポート課の齊木律子さんは話す。同センターはこのような現状を受け、昨年4月よりフリーwi-fiの導入、パーソナルワークスペースの試験運用を行ってきた。さらに、この4月からワークショップをサロンで開催できるようリニューアル。「発表やワークショップができ、50人まで入れる場所は市内でもなかなかない、と利用者には喜んでいただいています」(同課長・鈴木美保子さん)。オンラインミーティングが可能なパーソナルワークスペースも5席に増やして本格運用を開始し、これらを幅広く周知していくために、利用案内を記したリーフレットも作成している。

設立は、「ボランティア元年」の翌年、1996年

 1995年に起きた阪神淡路大震災を受けて、各地から被災地を訪れ、食事の手配やがれきの撤廃など、個人での動きが活発となった。以後、ボランティア活動に馴染みのなかった多くの一般市民が、自発的に行動を起こすなど、日本各地で地域への奉仕活動や自分のスキルを活かしたボランティア活動が盛んとなり、1995年は「ボランティア元年」と言われている。

 この流れを受けて、神奈川県でも、1996年にボランティア活動を支援する場として「ボランティアサロン」を開設。会合ができるフリースペースの提供や、ボランティア活動に関して相談ができる専門家の相談窓口も設置。またボランティアについての知識や必要なスキル等が習得できる講座「かながわコミュニティカレッジ」と連携し、ボランティア人材の育成などこれまで活動を広く支援してきた。

 同課では「これからもボランティア活動をサポートをしていくために利用者と意見交換をするなどニーズを捉えて、今後も利用しやすいような施設作りを行っていきたい」と話している。

 問い合わせは、【電話】045・312・1121へ(開館日/年末年始・施設点検日を除く毎日 開館時間/午前9時から午後9時※一部午後10時まで)。

横浜市 緊急輸送路下の水道管「異状なし」 京都の漏水事故を受けて調査

 横浜市水道局は5月28日、市内の緊急輸送路下に埋設されている水道管の調査結果を公表し、管路の漏水は確認されなかったと報告した。

 調査は4月30日に京都市で発生した水道管の漏水事故を受け、国交省が全国の水道事業者に要請していたもの。この事故では、布設から60年以上が経過した鋳鉄管(ちゅうてつかん)が漏水し、道路が広範囲にわたり冠水していた。

 緊急輸送路は、災害時に応急活動のために緊急車両が通行する道路。市は5月9日から27日まで、緊急輸送路下にある鋳鉄管(約33Km)とマンホール437カ所を調査し、道路上の目視とマンホール内を点検した。その結果、「管路の漏水などによる道路上の異状やマンホール内の漏水は確認されなかった」と発表した。

 市は古くなった鋳鉄管を耐久性や耐食性に優れたタイプのダクタイル鋳鉄管に取り替える作業を続けており、今後も緊急輸送路などを優先して取り組んでいくという。

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山中市長、再選出馬報道を認める 自民一部市議と面会

 横浜市の山中竹春市長は5月28日の市会本会議で、次期市長選(7月20日告示、8月3日投開票)へ出馬の意思を固め、25日に自民党の一部市議に報告したとされる報道について「報道は事実」と認めた。しかし、市長選への態度表明を求める質問には明言を避けた。

 本会議の一般質問で井上桜氏(鶴見区)が「週明けから市長が2期目出馬(の意思)を固め、自民党の一部市議に報告したとの報道が相次いでいるが、報道は事実か」と質問。これに対し、山中氏は「新聞報道は事実」とした上で「(一部市議との)面会のきっかけは、議員の方から声掛けがあったため」と説明した。井上氏は改めて立候補の意思を質問したが、山中氏は「残り3カ月、しっかりと一日一日を頑張っていきたいという思いでいっぱい」と述べるにとどまった。

 各社の報道では、山中氏が25日に自民党市議団の約10人と面会し、再選出馬の意向を伝えたとされている。

講義に登壇する市の加藤さん

神奈川大学 市職員の目線で政策考える 学生約30人が参加

 神奈川大学は5月26日、横浜キャンパス=神奈川区六角橋=で横浜市の職員・加藤慎介さんを講師に招き、3〜4年生の学生約30人に向け、講義を行った。同大学経済学部の寺嶋正尚教授が担う「社会教育経営論」の時間内で実施された。

 この講義は、生涯学習や社会教育の専門職として「ひとづくり」「まちづくり」の中核となる人材育成を目指す社会教育課程の一環。社会教育士や社会教育主事などの資格取得を目指す学生が受講している。今回は市の職員を招くことで、横浜市の政策を身近に感じ、まちづくりを実践的に学ぶ狙いがある。

 市の政策経営局で予算編成などを行う立場にある加藤さんは、市の中期計画で政策の全体像を説明したあと、防災・減災対策の推進などいくつかの政策を紹介した。そして、学生と地域が連携した取り組み事例などから協働の大切さを伝える場面もあった。

協働・共創の視点で

 講義の後半では、学生たちが市の職員の立場で政策を考えるワークショップを実施。子育て支援や医療提供体制の充実、観光・MICEの推進など20の政策について「市役所だけで完結できる政策か」「市役所だけでは実現できない政策か」をグループに分かれて話し合った。また、市だけでは完結できない場合、どのような連携先が考えられるのかも意見交換を行った。

 あるグループでは「子育て支援」について、「子育て地域支援拠点の運営者や親子の居場所づくり担う市民団体と連携することで、政策が進められる」と意見を述べた。加藤さんは「20全ての政策が行政と市民や企業・NPOなどとの協働・共創で成り立っていることを理解してほしい」と伝えた。

済生会神奈川県病院による「なでしこ保健室」

済生会病院が久々登場 東横フラワー緑道フェスタ

 東横フラワー緑道の反町駅周辺エリアで5月24日、「東横フラワー緑道フェスタ」が開催された。

 地域住民によるフリーマーケットを中心とした地域の風物詩。当日は、反町駅付近から高島山トンネル付近までの約280mに、洋服や雑貨等のフリマに加え、新鮮な羽沢野菜の販売、一箱古本市、飲食ブースなどが出店。通りをにぎやかに埋めた。

 今回は済生会神奈川県病院=富家町=が普段イオンスタイル東神奈川店で実施している無料健康相談「なでしこ保健室」を2年ぶりに出張開催。血管の硬さ測定やお薬相談などを行った。

 次回の東横フラワー緑道フェスタは9月27日に開催予定。

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6月2日の開港記念日 区内公共施設で各種催し

 NPO法人こらぼネット・かながわが指定管理を担う神奈川区内の各公共施設では、市立学校が休みとなる開港記念日の6月2日(月)にイベントを開催する。

 神大寺地区センターでは午前9時30分から午後3時まで館内スタンプラリーや卓球、巨大迷路などを実施。

 神奈川地区センターでは午前9時30分から午後0時30分までピアノ体験などを行うほか、体育室では小・中学生限定の卓球などを午後3時10分まで開催。

 神之木地区センターでは午前9時30分から正午までレクホールで卓球ラリーなど、菅田地区センターでは午前9時から午後0時30分まで体育室でペットボトルボウリングなどを実施する。

 幸ケ谷公園コミュニティハウスでは午前9時から午後0時30分まで的あてゲーム、神奈川公会堂では午前9時30分から午後0時30分までホールで紙ヒコーキ、うらしま荘では午前10時から午後3時まで大広間でカラオケイベントを行う予定だ。そのほか、浦島中学校コミュニティハウスでもスタンプラリーを実施予定。詳細は各施設へ。

過去開催時の様子(相鉄グループ提供)

歩行者デッキも会場に 5月31日 鶴屋町でイベント

 横浜駅きた西口の鶴屋地区で5月31日(土)、「つるやちょうアーバンフェス」が開催される。時間は午前10時30分から午後5時。主催は(株)相鉄アーバンクリエイツ。

 3回目となる今回は、複合施設「ザ ヨコハマフロント」に隣接するタクシー乗降場のほか、同施設やJR横浜タワーなどをつなぐ歩行者デッキ「はまレールウォーク」でも初開催となる。

 当日はBMXやフリースタイルバスケ、ダブルダッチといったアーバンスポーツや、皿回しなどのサーカス道具を体験できるワークショップが企画されている。はまレールウォーク上にはキッチンカーも出店予定。

一部事前予約も

 一部ワークショップは事前予約を受付中。詳細は横浜西口エリアマンジメントのHPへ。雨天時は6月8日(日)に延期。

主催したつま正の小山社長(左)と、イベントのオーガナイザーを務めたDJのTSU→さん

市場発の音楽フェス つま正主催で初開催

 市場の味を水辺で楽しみながら音楽に親しむ新たなイベント「WAREHOUSE PARTY」が5月24日、横浜中央卸売市場に隣接する(株)つま正=栄町=の敷地内で開かれた。

 イベントを主催したのは、つま正の小山正和社長。「食のプロが集まる市場の魅力を広く知ってもらいながら、音楽を通じて経済拡張していきたい」と、”倉庫”を意味する英単語を冠した同イベントの準備を半年前から進めてきた。

 オーガナイザーとしてイベントを仕切ったのは、浦島丘でバー「SUNDAY」を営むDJのTSU→(ツー)さん。「一発で気に入った」とロケーションにほれ込み、地元横浜に拠点を置きながら国内外で活動するミュージシャンやDJたちを招聘した。

 そのほか中央卸売市場の青果店やマグロ問屋などもブースを設け、自慢の飲食を販売した。出店者からは「若い人たちに市場を知ってもらう機会になれば」と期待の声が上がる。

 小山社長は「定期開催していき、ゆくゆくは市場本場を会場に『フェス』を開いて、市場を訪れる人の回遊性を生み出したい」と今後の野望を語った。

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リングを身に付け、ポーズをとる芦田さん

グリーンエクスポ リングで広げる”応援の輪” 市民参加型の新PJ

 旧上瀬谷通信施設(旭区、瀬谷区)で2年後に開かれるGREEN×EXPO 2027に向けて、(公社)2027年国際園芸博覧会協会は5月16日、腕に付けるリングを通じて”応援の輪”を広げる参加型プロジェクト「Blooming(ブルーミング) RING Action」を立ち上げた。都内で行われた発表会では、公式アンバサダーの芦田愛菜さんがプロジェクトへの思いを語った。

 このプロジェクトは、市民にグリーンエクスポを身近に感じてもらい、参加を促していくもの。そのツールとなるのが「Blooming RING」で、片面が誰でも身に付けやすい白色、もう片面が花びらをイメージしたデザインとなっており、リバーシブルに装着できる。

イベントで配布

 同協会では今後、主催のイベント会場や首都圏のさまざまな場所でリングを配布する。配布時には、協力してくれる人を対象に、リングを身に付けながら人差し指と親指でハートを形づくる「Blooming ポーズ」などをとったポートレートも撮影。写真は特設ウェブサイトやポスターなどで広報に活用され、開催500日前を迎える今年11月には記念グラフィックの発表も予定している。

 リングは、5月18日に旭区で開かれた「Yokohama Nature Week 2025」や、5月24日に山下公園で行われた「ハマフェスY 166」などで配られた。今後は「第44回 横浜開港祭」(5月31日(土)、6月1日(日)/臨港パーク)で配布予定で、実施イベントは公式サイトで順次公開される。

「一体感にワクワク」

 発表会で芦田さんは、「リングを身に付けて、多くの人とつながったり、仲間としてグリーンエクスポを盛り上げて応援できるというのは、一体感を感じてワクワクします」とコメント。「このアクションをきっかけに、グリーンエクスポへの関心がもっと広がって欲しい」と期待した。

 また、プロジェクトを盛り上げるアイデアとして、リングの白い面を色で塗ったり、絵を描くワークショップ開催などを挙げた。11月に発表予定の記念グラフィックについても、「私も参加したい。皆さんと一緒に一つのものを作り上げて、盛り上げられれば」と意欲を見せていた。

もってけ販売会の様子

掘り出し物求め列 恒例「かたくらマルシェ」

 新横浜通り沿いの「大丸」バス停周辺などで5月24日、片倉商和会が定期開催する「かたくらマルシェ」が開かれた。

 地域の店舗や団体による地元活性化イベント。この日は寄付された不用品を安価で販売する「もってけ販売会」が始まる午前10時に合わせ、多くの列ができていた。孫と訪れた女性は「おもちゃやぬいぐるみを買いました。お得に購入できて楽しいですね」と話した。

クラフトビール販売も

 この日は、余剰食材を使ったクラフトビールを開発・販売する神大寺の(株)Beer the Firstのブランド「UTAGE BREWING」と地元メディア「かんだいじナビ」もブースを初めて出店。地ビールなどを販売した。

イベントのチラシ

地域作業所商品を販売 大口公園で「パン・菓子まつり」

 大口仲町の大口公園(はと公園)で5月31日(土)、「第3回つながるマルシェ パン・焼き菓子まつり」が開催される。時間は午前11時から午後2時まで。雨天決行だが、荒天の場合は中止。主催は社会福祉法人横浜愛育会。大口七島地区連合町内会と大口七島地区社会福祉協議会の共催。

 この催しは、地域作業所や地域住民の交流の場として企画されたもの。当日は、区内の作業所など17団体が参加予定。区内外の福祉事業者で作られたパンや焼き菓子を販売する。そのほか、手芸品など商品がずらりと並ぶ。

 また、会場では大口七島地区連合町内会や大口七島地区社会福祉協議会などによる模擬店やゲームコーナーも展開。

 さらに、買い物客が参加できる「くじ引き」も実施される。会場内の各店で1回以上買い物をするとくじ引き券が1枚配布され、券を2枚集めると1回くじを引くことができる。なお、くじ引き券および景品には限りがある。

 主催する横浜愛育会の山崎裕之理事長=人物風土記で紹介=は「地域の皆さまに地域作業所の利用者さんのことを知って頂く機会になれば」と話す。イベントの問い合わせは同会【電話】045・433・1134へ。

熱戦が繰り広げられた(日産自動車提供)

サクセス寺尾がV 日産カップ女子バレー

 日産自動車横浜工場=宝町=で5月18日、「日産カップ女子バレーボール大会」が行われ、神奈川区や周辺から11チーム131人の選手が参加し、熱戦を繰り広げた。

 大会は今年で33回目。トーナメント戦で競われ、サクセス寺尾が優勝、準優勝は旭フラップだった。

 同工場は神奈川区と鶴見区にまたがる位置にあり、約54万平方メートルの敷地でエンジンやモーターなどを生産している。

三ツ沢墓地内にある、横浜戦災者慰霊碑

横浜大空襲から80年 史料で読み解く区内の被害

 今からちょうど80年前の1945年5月29日、午前9時23分。米軍のB29爆撃機が東神奈川駅などを目標に無数の大型焼夷弾を投下した-。神奈川区をはじめ、旧市域の市街地で多くの命が奪われた横浜大空襲。その被害を、区誌などの史料から読み解く。

東神奈川が標的

 米軍は横浜大空襲で、東神奈川駅周辺をはじめ5カ所を目標地点に設定。集中的に攻撃した。

 区制施行50周年時に発行された『神奈川区誌』によれば、500機を超える数のB29戦闘機などが横浜に襲来。午前9時23分からおよそ1時間近くにわたり、44万個に近い数の焼夷弾が市内に落とされた。

 空襲直後の発表では、市内の被害は罹災者31万1218人、全焼7万8949戸、死者3649人、重傷1655人、軽傷8542人、行方不明309人。同じ報告のなかで、神奈川区内での被害は焼夷弾約5万個、死者598人、重傷328人、軽傷5850人、罹災者6万4059人、全焼1万6425戸となっている。調査が進むにつれ被害は増えていき、最終的な空襲全体の死者数は現在、8千人以上ともいわれている。

学校も多くが全焼

 横浜大空襲では当時の小学校にあたる国民学校も多くの被害を受けた。神奈川区誌によると、三ツ沢、青木、神奈川、二谷、西大口、斎藤分の各国民学校校舎が全焼した。中には戦後、一時的に近隣校と統合する学校もあった。

失われた駅

 現在の神奈川区役所近くに存在した、東急東横線の新太田町駅。反町〜東白楽間にあった同駅も、空襲の影響で6月1日から営業を停止。終戦翌年の1946年5月31日で廃止となった。

三ツ沢墓地に慰霊碑

 被害の記録や鎮魂を目的に、市内各所に戦災者を弔う追悼施設が戦後建てられた。横浜市による戦没者追悼式が毎年行われる、三ツ沢公園内にある慰霊塔は西南戦争から第二次世界大戦までの戦争犠牲者の御霊を安置するため、1953年3月に建設されたもの。

 この慰霊塔とは別に、三ツ沢墓地の中にも戦災者の追悼施設が存在する。管理事務所そばにある横浜戦災者慰霊碑と合掌の碑、戦災遭難者諸霊供養塔だ。慰霊碑は横浜市、合掌の碑は横浜戦災遺族会がそれぞれ建立したもの。供養塔の建立者は不明だが、3つの中で一番早い1947年に建てられている。

区民ボウリング大会 6月1日申し込み締切

 令和7年度神奈川区会長杯ボウリング大会が6月8日(日)、ハマボール=西区北幸2の2の1=で開催される。主催は神奈川区スポーツ協会。主管は神奈川区ボウリング協会。神奈川区役所後援。

 個人戦で3ゲームトータルハンデ制。優勝、準優勝、3位の表彰と、5位ごとには飛賞も用意される。また、参加者全員に参加賞が贈られる。

 午後1時30分開始(集合30分前)。参加費は一般2800円、高校生以下は2500円。定員は40人。

 申し込みは、ハマボール【電話】045・311・6700か神奈川区ボウリング協会事務局【FAX】045・491・0682へ。締切は6月1日(日)。

無料ジュニアレッスン会 名門程ヶ谷CCが会場

 公益社団法人程ヶ谷基金が7月24日(木)と25日(金)、ゴルフ初心者・未経験の小学生を対象としたレッスン会を程ヶ谷カントリー倶楽部で開く。青少年育成のための公益事業で、参加費は無料。

 当日はプロコーチとして著名な井上透プロ、ツアープレーヤー田島創志プロ、同倶楽部所属プロらによる実技レッスン、3ホール程度のラウンドを体験する。雨天中止。定員各日30人(応募多数の場合は抽選)で、応募は程ヶ谷基金ホームぺージから応募用紙をダウンロードし郵送する。6月29日必着。

 問い合わせは程ヶ谷カントリー倶楽部【電話】045・921・0115。

「夢を紡いで」、五大さん語る 6月16日、新横浜で講演会

 新横浜プリンスホテル・5階シンフォニアで6月16日(月)、神奈川法人会による記念講演会が行われる。

 女優の五大路子さんが登壇し、「夢を紡いで〜ふるさとからの演劇発信に情熱を注ぎ続けて」をテーマに講演する。

 午後2時30分から3時30分まで。参加費は無料で事前申し込みが必要。申し込みは神奈川法人会事務局【電話】045・633・7666(平日午前10時〜午後4時30分)。

岡村三郎氏

参院選 無所属・岡村氏 出馬へ 75歳、相模原の会社社長

 参院選神奈川選挙区(改選定数4)に自動車部品製造会社社長の岡村三郎氏(75)が無所属で立候補すると表明した。

 岡村氏は輸入半導体商社を経て1994年、相模原市に「オーエス精工」を設立し、現在も社長を務める。5月21日の会見で「今の国会議員は世の中を変えられない。EUのようにペットを飛行機内に持ち込めるようにしたい」と述べた。

陳謝する水野氏

参院選 立民・水野氏が不出馬表明 パワハラ報道で陳謝

 今夏の参院選神奈川選挙区からの出馬を表明していた立憲民主党の水野素子参議院議員が5月21日、立候補辞退の会見を開いた。

 週刊誌でパワハラ疑惑が報じられた水野氏。「不快な思いをされた方に深くお詫びする」と陳謝する一方で、「事実誤認や誇張がある」とも述べた。今後については「今は残りの任期を全力で全うしたい」とした。

ホンモノとニセモノを見分けるクイズに参加する来場者

ブランド品「ホンモノ」と「ニセモノ」を見分ける 横浜市役所でイベント、「ももクロ」高城れにさんも

 偽ブランド品などの不正商品を知り、知的財産権の重要性を学ぶイベント「ほんと?ホント!フェア in 横浜」が5月25日、市役所1階アトリウムなどで行われた。映像や音楽などのコンテンツに関係する団体によって組織される不正商品対策協議会の主催。

 会場では、バッグや財布の偽ブランド品やCD、DVD、ゲームソフトなど、約100点の「ホンモノ」と「ニセモノ」が比較展示され、違いを見分けるクイズがあった。

 ステージでは「ももいろクローバーZ」のメンバーで西区出身の高城れにさんの「不正商品撲滅キャンペーン1日応援隊長」任命式とミニトークショーがあった。ももクロとの共演も多い、アナウンサーの清野茂樹さんが進行し、盛り上がりを見せた。

発表を行った学生

岩崎学園 専門学校2校の学生が成果発表 情報科学専門学校と横浜デジタルアーツ専門学校

 学校法人岩崎学園が運営する情報科学専門学校=神奈川区鶴屋町=と横浜デジタルアーツ専門学校=港北区新横浜=による展示・発表会「JOYコン!2025」が5月22日、県立音楽堂=西区=で行われた。

 展示・発表会はITやゲーム、デザインなどを学ぶ2校の学生が成果を発表する機会で、1年生を中心に約800人が参加。ステージでは約60作品の中から学内選考を通過した5作品について、それぞれ数人の学生がチームとなってプレゼンテーションを行った。

 審査はソニーの松本義典副社長らのゲストも加わって行われた。最優秀のグランプリには、市内の外国人にごみの分け方や出し方をSNSを使って周知するプロジェクトを進めた横浜デジタルアーツ専門学校のチームが選ばれた。プロジェクトは横浜市と連携して進められたもので、オリジナルキャラクターを用いたポスターや動画を作って啓発してきた。チームに対しては、2月に市資源循環局から感謝状が贈られるなど、外部の評価も高かった。

 ほかにも、スマホのカメラで手の形を認識させ、銃の早打ちを競うゲームなどが発表された。発表に対し、ソニーの松本副社長は「ゲームのプレイヤーの姿を想像し、業界の中で活躍してほしい」と学生にエールを送った。

 岩崎学園の担当者は「上級生の発表を見た1年生に将来を意識してもらえれば」と話した。

プロレスリング・ノア 6月1日に埼玉・ウェスタ川越大会 10組20人を招待

 プロレス団体「プロレスリング・ノア」が6月1日(日)午後1時から、埼玉県川越市のウェスタ川越多目的ホールで大会を行う。

 同団体は子どもたちにプロレスの魅力を知ってもらおうと、一部大会で小中学生の観戦を無料としており、この大会も無料となる。入場方法の詳細は団体のサイト(https://www.noah.co.jp/)で確認できる。

 川越大会に読者10組20人を招待。メールに〒住所、氏名、年齢、電話番号、NOAH選手への応援メッセージを明記し、件名を「NOAH川越」として編集室(yoko-d@townnews.co.jp)まで。5月27日(火)着分有効。当選者にはメールで連絡。

沢木敬介監督

ラグビー横浜キヤノンイーグルス 沢木監督が退任

 横浜市をホストエリアとするNTTジャパンラグビーリーグワンの横浜キヤノンイーグルスは5月23日、今シーズン限りで退団する選手・スタッフを発表。2020年から5季にわたって指揮を執った沢木敬介監督や、アマナキ・レレイ・マフィら選手9人がチームを離れることになった。

 沢木監督のもと、チームは22-23、23-24の2シーズン連続でリーグワンのプレーオフトーナメントに進出。今季は6勝12敗で12チーム中8位となり、プレーオフ進出を逃していた。

 沢木監督はチームを通じて「選手、スタッフと共にハードワークした5年間は良い思い出です。引き続きイーグルスへの沢山の愛を宜しくお願いします。Love for the Eagles」とコメントした。

出馬について語る田中氏

横浜市長選 元長野県知事の田中康夫氏が出馬へ 「みどり税」撤廃訴える

 任期満了に伴う横浜市長選(7月20日告示、8月3日投開票)に元長野県知事で作家の田中康夫氏(69)が無所属で立候補することを表明した。

 田中氏は5月22日に戸塚区で行った支援者集会で、「『脱お役所仕事』で市民のために尽くす行政を目指す」と話し、「横浜みどり税」の撤廃などを訴えた。6月2日に中区で会見を開き、具体的な政策を発表する予定。

 田中氏は2000年から06年に長野県知事、07年から09年は参議院議員、09年から12年は衆議院議員を務めた。横浜市長選への出馬は21年の前回選に続いて2回目。

 市長選には青果卸「つま正」会長の小山正武氏(76)と市議の高橋徳美(のりみ)氏(56)が立候補の意思を示しており、山中竹春市長(52)は態度を明確にしていない。

子育て応援コラム23 「国語力」の高め方 その1

 「うちの子、本に全然興味がなくて...」と、読書をしないことについて悩んでいませんか?

 せっかく絵本を選んでも、「もういい!」なんて言われたり、同じ本ばかりせがまれたり。かつての私もそうでした。このままでは国語力が伸びないのではと、高学年になっても本を読まないわが子を見て、焦るばかりでした。でも、安心してください。そんなわが子が、今では自分から積極的に本を読み、心配をしていた『国語力』も高めることができました。特別なことは何もなく、どのご家庭でもすぐに実践できる、わが家とまぁはすの小さな取り組みをご紹介します。

「読みなさい!」は、ちょっと待って!

 「本を読みなさい!」と言いたくなる気持ち、痛いほどよくわかります。でも、そこはグッとこらえてみましょう。大切なのは、お子さんの心の中に「これ、なんだか面白そう!」「読んでみたいな!」という、キラキラした好奇心の芽が、自然に顔を出す瞬間を作ってあげることです。まずは、絵本や図鑑から始めてみませんか?カラフルな絵を眺めるだけでも、子どもたちの心は自由に広がり、豊かな想像力が芽生えていきます。

「好き」を見つける、宝探し読書

 次のステップは、お子さんが今、夢中になっていることを入り口にすることです。例えば、スポーツや虫、占いや憧れの人など、興味があるものから関連本を探してみましょう。図書館や本屋さんへ、ぜひお子さんと一緒に足を運んでみてください。そして、「どれがいいかな?」「面白そうなのあるかな?」と、お子さん自身に本を選んでもらいましょう。自分で選んだ本には、「早く読んでみたい!」というワクワクが詰まっています。この「自分で選んだ!」という気持ちが、本への関心をグンと高めてくれるのです。親が「これを読みなさい!」と、与えるのではなく、お子さん自身が「読みたい!」と感じる本との出会いをサポートする。これだけで、本との距離がぐっと縮まりますよ。

 次回は、選んだ本を「国語力」に繋げるための、ちょっとした読み方の工夫をご紹介します。ぜひ、お子さんと一緒に「読みたい!」を見つける宝探し、始めてみませんか?

幸ケ谷チェリー公園愛護会の皆さんと

No.33 区長の人・まち探訪

愛護会の活動で公園が快適な場所に

 幸ケ谷公園の清掃や花壇の手入れを行っている幸ケ谷チェリー公園愛護会の皆さんの活動にお邪魔しました。

 10年以上前から月1回、青木町町内会と連携し、清掃活動を続けています。今回は子どもも含めて約20人が参加し、雑草の草むしりを行いました。雑草は土にしっかりと根を張っており、想像以上に力が必要でした。

 公園には毎日、近隣の保育園から約200人の園児がお散歩に来ます。愛護会の方は、保育園から「園児が雑草に足を取られて転倒することがある」と聞き、今回の草むしりを行ったそうです。

 愛護会や地域の方により、公園が快適な状態に保たれていることに感謝の想いが深まりました。