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子育て応援コラム23 「国語力」の高め方 その1

公開:2025年5月29日

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「国語力」の高め方 その1

 「うちの子、本に全然興味がなくて...」と、読書をしないことについて悩んでいませんか?

 せっかく絵本を選んでも、「もういい!」なんて言われたり、同じ本ばかりせがまれたり。かつての私もそうでした。このままでは国語力が伸びないのではと、高学年になっても本を読まないわが子を見て、焦るばかりでした。でも、安心してください。そんなわが子が、今では自分から積極的に本を読み、心配をしていた『国語力』も高めることができました。特別なことは何もなく、どのご家庭でもすぐに実践できる、わが家とまぁはすの小さな取り組みをご紹介します。

「読みなさい!」は、ちょっと待って!

 「本を読みなさい!」と言いたくなる気持ち、痛いほどよくわかります。でも、そこはグッとこらえてみましょう。大切なのは、お子さんの心の中に「これ、なんだか面白そう!」「読んでみたいな!」という、キラキラした好奇心の芽が、自然に顔を出す瞬間を作ってあげることです。まずは、絵本や図鑑から始めてみませんか?カラフルな絵を眺めるだけでも、子どもたちの心は自由に広がり、豊かな想像力が芽生えていきます。

「好き」を見つける、宝探し読書

 次のステップは、お子さんが今、夢中になっていることを入り口にすることです。例えば、スポーツや虫、占いや憧れの人など、興味があるものから関連本を探してみましょう。図書館や本屋さんへ、ぜひお子さんと一緒に足を運んでみてください。そして、「どれがいいかな?」「面白そうなのあるかな?」と、お子さん自身に本を選んでもらいましょう。自分で選んだ本には、「早く読んでみたい!」というワクワクが詰まっています。この「自分で選んだ!」という気持ちが、本への関心をグンと高めてくれるのです。親が「これを読みなさい!」と、与えるのではなく、お子さん自身が「読みたい!」と感じる本との出会いをサポートする。これだけで、本との距離がぐっと縮まりますよ。

 次回は、選んだ本を「国語力」に繋げるための、ちょっとした読み方の工夫をご紹介します。ぜひ、お子さんと一緒に「読みたい!」を見つける宝探し、始めてみませんか?

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https://www.city.yokohama.lg.jp/kosodate-kyoiku/hokago/houkago-jinzai.html

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