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神奈川区版 公開:2025年5月29日 エリアトップへ

4月1日付けで神奈川県弁護士会の会長に就任した 畑中 隆爾(りゅうじ)さん 中区日本大通在勤 57歳

公開:2025年5月29日

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畑中 隆爾(りゅうじ)さん

「矜持保つ”装置”に」

 ○…弁護士と県民をつなぎ、基本的人権の擁護と社会正義の実現のために活動する神奈川県弁護士会。「2030年に発足150年を迎える伝統ある会を預かる立場として、トップダウンで前に突き動かすのではなく、多様性を重んじて様々な意見をまとめ、会の歴史を継承していきたい」と真剣な面持ちで語る。

 ○…東京大学法学部を卒業し、97年に弁護士となった。街の弁護士として大小様々な案件を扱い、現在は妻と中区本町で弁護士事務所を営んでいる。同会では長年公害・環境問題委員会に所属。三浦半島の多様な生物を守るために弁護団を形成し市民と一緒に湿地の埋め立てに反対する声をあげた。裁判には負けたが、今後重要になってくる問題と判決文に記された。「こうした判例が重なると変わる可能性も出てくる」と前を向く。

 ○…幼いころから感受性が強く生き物の「命」についてよく考えていた。「虫も殺せない子どもでした」と振り返る。趣味は、休日に希少生物を求め離島をめぐること。「イリオモテヤマネコに出くわしたこともあるんです。周りの人は信じてくれませんでしたが」と笑う。同会では野球部で活躍する一面も。今までに全国の弁護士会野球部の中で2番目となる通算124勝を誇る投手として躍動。アンダースローから飛び出す変化球が武器だ。

 ○…今年で29年目となる弁護士活動。「丁寧に伝わりやすく、気持ちに配慮した表現を心掛けています」と言葉の重みを意識し、依頼者と向き合っている。「弁護士会は、多様な弁護士の力を結集するための”装置”としての役割もある」と話し「会員全体で議論を重ね、弁護士一人ひとりが矜持を保てるようなサポートを実施していきたい」と語気を強める。

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