多摩版【6月12日(木)号】
阿部市長を訪問した木村選手(左)と岩崎選手

女子サッカーベレーザ WEリーグ初制覇 ホームタウン 多摩市を表敬

 多摩市などをホームタウンとする女子サッカーの日テレ・東京ヴェルディベレーザが、昨年9月中旬から5月17日まで行われたWEリーグを16勝3敗3分の成績で制し、念願の初優勝を果たした。優勝報告のため、同クラブの岩崎心南選手と木村彩那選手らが5月28日、阿部裕行市長を表敬訪問した。

 女子プロサッカーリーグ・WEリーグが発足して4シーズン目。3シーズン連続でリーグ3位に終わっていたベレーザは、優勝が決まらないまま最終節までもつれた試合に臨んだ。ホーム・味の素フィールド西が丘で行われたジェフユナイテッド市原・千葉レディース戦を3対0で勝利。同時刻に行われていた2位のINAC神戸レオネッサも勝利したものの、ベレーザが得失点差で上回り初優勝が決まった。2位の神戸とは勝点と勝敗数が同じのまま最終節まで争い、最後はベレーザが得失点差で5上回る接戦だった。

 優勝トロフィーなどを手に多摩市役所を訪れた岩崎選手と木村選手は優勝を報告すると、阿部市長から花束が贈られた。阿部市長は「松田(前)監督のもと、素晴らしい成績をおさめることができた。優勝はうれしい。おめでとう」と賛辞を送った。クラブを代表して訪れた岩崎選手は「守備も攻撃も怠らないという練習を重ね、クラブがレベルアップし優勝に手が届いた。絶対に勝たないといけない試合で勝利をつかむことができた」と喜びを表した。木村選手は「リーグ戦の優勝はカップ戦とは重みが違う、全力で守備することを心がけてチーム全体でつかんだ優勝だった」と振り返った。

「多摩陸のおかげ」

 多摩市とベレーザは、まちづくりの推進に関する基本協定を締結し、地域のスポーツ振興などに協働で取り組んできた。ベレーザが練習拠点とする多摩市立陸上競技場での公開練習やホーム戦への無料招待、サッカー教室などを行っている。

 選手らと一緒に訪れた東京ヴェルディの中村考昭代表取締役社長は「多摩陸(多摩市立陸上競技場)の練習環境が良かった。毎週のように利用させてもらい、その影響は大きい。多摩市のみなさんと勝ち取った優勝」と話していた。

 次期シーズンについて岩崎選手は「AFCへの挑戦やリーグ連覇を果たすためのチームを作り上げる。個人としては足りない部分もあるので、レベルアップしたい」と話した。木村選手は「チームとしては来季も結果を残す。自分ももっと貢献できるように成長し活躍する姿を見せたい」と意気込みを語った。

 ヴェルディを応援している聖蹟桜ヶ丘にある中央商店会の飯島聖士会長は「ベレーザの活躍はとてもうれしい。Jリーグで戦っている男子も頑張ってほしい」と話していた。また、ベレーザ応援パートナーのカレーショップわくわく(稲城市大丸)のスタッフとメンバーは「優勝おめでとうございます。2連覇を期待しています」と声をそろえる。

新監督が就任

 ベレーザは6月1日、松田前監督に変わり、新たな監督に楠瀬直木氏が就任することを公表した。楠瀬氏は東京ヴェルディユース、U-17サッカー日本女子代表の監督などを経験した後、2021年から25年3月まで浦和レッドダイヤモンズ・レディースの監督を務めていた。楠瀬氏は「約10年ぶりに緑のジャージに袖を通すことができることに感謝の思いと緊張感でいっぱいです。最大限の情熱と覚悟を持って取り組み、より一層愛されるチームとなるよう努力する」などとコメントしている。

調印式に臨むヘイダ市長(左)と阿部市長

多摩市 レイキャビク市と友好関係に アイスランド首都 市長来日

 多摩市は5月28日、アイスランドの首都レイキャビク市と、双方の友好関係を構築するための覚書を締結した。北欧のアイスランドとは4年前から友好協力関係にある。レイキャビク市のヘイダ・ビョルグ・ヒルミスドッティル市長と阿部裕行市長がパルテノン多摩で調印式に臨んだ。※中面に関連記事あり

 東京2020オリンピック・パラリンピックにおいて、多摩市がアイスランドのホストタウンになり、事前キャンプ地として来日するアスリートを招き応援したことをきっかけに、2021年から両国の友好関係は始まった。大会後、多摩市は駐日アイスランド大使館と友好協力関係に関する覚書を締結し、大使館と協力しながら友好を深めてきた。

 アイスランドの建国記念日がある毎年6月には、「アイスランドウィーク」と称して市内各地でアイスランドに関する催しが行われており、今年も開催される。このような取り組みがアイスランドに周知されたことにより、今回、レイキャビク市より友好関係の構築に関する提案があった。

 大阪・関西万博に合わせ来日したヘイダ市長は、広報・マーケティング担当者、文化・スポーツ部門担当者らと多摩市を訪れ、阿部市長らと面会した。

 調印式を前に行われた会談では、ジェンダーギャップ指数が世界一のアイスランドの男女平等への取り組みや環境問題、今後の交流などについて話が行われた。

 阿部市長が「日本はまだ男社会。女性が世界で活躍するアイスランドに学びたい」と話すと、ヘイダ市長は「男女平等を訴える女性の声をいかに政策に取り込んでいくかということに取り組んでいる。男女平等は市単位ではなく国全体で取り組んでいかなければならない。予算を組む時にジェンダー平等に反映しているかを評価している。ワークライフバランスだけではなく男性の育児休暇など家庭の中での平等が必要」と答えた。

 調印式後、阿部市長は「3年前、グズニ前大統領が来日し、多摩センターのイルミネーション点灯式に参加した。そのようなアイスランドにゆかりのある多摩センターで調印式を行い、今後良いところを学び合い、友好関係を築いていきたい」と述べた。ヘイダ市長は多摩センターを歩き、「とても歓迎されている気がした。アイスランドウィークの開催がとてもうれしく思う」と語っていた。

中学硬式野球チーム「ベーレン東京ポニー」の代表を務める 古屋 政己さん 八王子市在住 51歳

野球を楽しく、真剣に

 ○…4月に1年生だけでチームを立ち上げてから約2カ月が経過した。練習試合を多くこなす中、公式戦の1年生大会で初勝利をあげた。「勝ちをめざしてはいませんが、選手たちがうれしそうだった」と微笑む。群馬県のチームとの対戦だったが、雨で決着がつかず2週連続の遠征に。1回表裏だけで勝敗を決める試合を制して1勝をあげた。「色々なパターンを皆でシュミレーションして臨みました。全員でつかんだ勝利です」

 ○…育成志向が強いリーグで球数制限もある中、一人の選手に複数の守備位置を任せるなど「エンジョイベースボール」を掲げる。「居心地が良いサードプレイスのような野球チームでやりたかった」と結成の動機を語る。コーチなどは経験豊富なスタッフが揃った。「恵まれた環境でスタートできた」と満足した表情を見せる。

 ○…10歳から野球を始め「小中学生の時は下手でした」と振り返る。高校生の時にプレーに自信を持つようになりプロをめざしたが怪我により20歳で現役を終えた。大学卒業後、野球用品のメーカーに勤務した経験も。今は木製バットや革製のグローブなどを開発・販売する野球ブランド「FLARE」の代表を務め自ら修理も行う。「休みの日もグローブやバットをいじっていて野球漬けです」と苦笑する。

 ○…チームの方針から保護者が運営を手伝う必要は無いが、「グラウンドを探してきてくれたり、動画を撮ってくれたりして協力してくれるんです」とすでに一丸となってチームを支えている。「高校までの期間を『楽しもうよ』という思いもあるが、野球には真剣に向き合っている」とも。「選手の伸びしろは無限にある。3年生になったらどう成長しているか。楽しみですね」

戦後80年の記録 戦争体験談を募集 多摩編集室より

 タウンニュース多摩編集室では戦後80年にあたり、戦争体験談をお話しいただける方を募集しています。

 この企画は、紙面や特設ウェブサイトを通じて戦争体験を後世に伝えることが目的です。戦時中の生活、学童疎開、学徒動員、防空演習、戦地の実相、出征先や軍隊内での体験など幅広い内容を受け付けています。体験した場所は国内・国外を問いません。

 情報提供は多摩編集室【電話】042・753・8500、または氏名(ふりがな)、年齢、住所、連絡先、お話できる内容の要旨を明記の上【メール】t-tama@townnews.co.jp。

多摩センターなどで開かれるマルシェ=昨年

多摩市内 アイスランド一色に 初めてのまちバルも

 多摩市内がアイスランド一色になる「アイスランドウィーク」が今年も行われる。期間は6月14日(土)から22日(日)まで。会場は多摩センター駅周辺、聖蹟桜ヶ丘駅周辺、唐木田駅周辺に加え、今年は永山駅周辺でも開催される。

 各エリアで順番にアイスランドを紹介するパネル展示のほか、多摩市観光まちづくり交流協議会と特別連携している「SHIMA(町田市)」によるアイスランド産ラム肉と海産物を使った惣菜やオリジナル米粉パンを販売するマルシェ、アイスランド産の海産物を使った料理を楽しめるキッチンカー「アイスランド屋」の出店、高たんぱくヨーグルト「スキル」やアイスランド風ビールの販売、アイスランド観光ツアー相談会、アイスランドブックフェアなどが行われる。また、市内全小中学校の学校給食にアイスランド料理が提供される。

食べ歩き

 今年はアイスランドにちなんだ料理が楽しめる食べ歩きイベント「まちバル」と「あとバル」が期間中の15日(日)から21日(土)までに開催される。主催は多摩市アイスランド風まちバル連携協議会。開催場所は聖蹟桜ヶ丘駅周辺や多摩センター駅周辺に店舗を構える飲食店18店。

 飲食に必要なバルチケットは3枚つづり、4500円。チケット1枚でアイスランド風メニュー1品とドリンク1杯を楽しむことができる。聖蹟桜ヶ丘駅西口広場とパルテノン大通り特設テントで販売される。販売時間は午後4時から8時まで。

 前売り券の販売が13日(金)と14日に行われ、特典として「東京ヴェルディ×多摩市コラボコースター」がもらえる。

 今回は15日から19日(木)までが「まちバル」として、20日(金)と21日が「あとバル」として実施され=表参照=、長期間楽しめるようになっている。イベント情報は、市公式ホームページでも発信している。

 また、まちバルのパンフレットはスタンプラリーの台紙にもなっており、両エリアのイベント会場でスタンプを押すと、景品がもらえる。問合せは協議会事務局【電話】090・4367・9708。

<PR>
「リバティ」運営に支援を
みんなの居場所
「リバティ」運営に支援を
社会福祉法人こばと会
4つの保育園と6カ所の学童クラブを運営している落合の社会福祉法人こばと会(元井由隆理事長)。同法人が運営する諏訪名店街にある「みんなの居場所リバティ」は不登校に... (続きを読む)

寄稿 子ども、保護者を支えるために 社会福祉法人こばと会 元井理事長

 2015年に国連で採択されたSDGs。2030年の目標に向け残すところ5年となってきました。17の目標について身の回りに目を向けても不十分なところが目につきます。

当法人の取り組み

 社会福祉法人こばと会では保育所、学童保育、居場所事業、ヤングケアラー、そしてひろば事業と地域の子どもや保護者を支えるために専門性を高める研修を中心に、根拠と愛情を両立した運営を心がけております。

 特に、0歳児からの発達は非常に重要かつ刺激的な内容で、僕たち大人の意味がたっぷりと隠されております。

 普段生きている中では、こういった情報を受け取れる人は数少ないと考えております。いくつもの事業とかかわりのある方であれば、多少なりともお伝えする場面もありますが、地域への方々への伝達はなかなか難しいともどかしく思ってました。

 そこで、今年度から、子ども家庭センター「たまっこ」において僕たちが学んできた内容を地域向けに発信していこうと考えております。

来週第1弾

 まず第1弾は令和7年6月21日(土)の「令和の孫育て」という企画です。年齢の対象はありません。ご興味のある方はぜひ、子ども家庭センター「たまっこ」までご連絡ください。

キッチンカースペースも整備された河川敷

週末は「せいせきカワマチ」へ 第3回オープンデイ

 週末の昼間、夜間はイベント豊富な「せいせきカワマチ」で楽しもう。愛称「せいせきカワマチ(関戸)」で親しまれる多摩川河川敷は芝生広場やキッチンカー停車場が整備されるなど、市や地元商店会、民間企業などが協力し「川のある豊かな日常」を実感できるまちをめざして作られたもの。毎週末のようにイベントが開催されている。

 「河川敷でのんびり楽しもう」をコンセプトとした、第3回せいせきカワマチオープンデイが6月14日(土)・15日(日)の2日間にわたって行われる。主催は一般社団法人聖蹟桜ヶ丘エリアマネジメント。午前10時から午後4時まで。雨天中止。

 14日は「ちょこ太郎」と題し、PRステージやバースデーステージ、キャラクターゲーム大会などが行われる。ピザやレトロな焼き菓子、バッグなどを販売する。

 15日は「たまたま奏でる繋がるプロジェクト」と銘打ち、昭和歌謡ライブ、ピアノ・ヴァイオリンソロなどのステージが繰り広げられる。クレープや冷凍ケーキなどを販売する有名店が出店する。両日出店するのはアイスランド屋、キルトチェリー教室、ストライドラボ多摩、やきだん号など。

 一日を通して家族で過ごせる。テーブル・イス、テント、フラクタルテント(日よけ)、遊具なども用意される。

 問合せはメールseiseki@keio.co.jp。

J観戦も

 多摩市などをホームタウンとする東京ヴェルディの試合を河川敷で観戦するパブリックビューイングは6月21日(土)に開かれる。午後6時30分キックオフのセレッソ大阪戦でヴェルディを応援する。

 事前予約制のエリアはすでに申し込みが終わっているが、当日自由に参加ができる(雨天の場合は事前申込者のみ)。

 100%電気で走行する「スクートビジョン」(55インチのディスプレイ4台)と2tトラックの荷台に試合を投影してみんなで観戦する。また、当日はゲストに元東京ヴェルディの選手・杉本竜士さんを迎えスペシャル解説を行う。MC&試合実況はまさひろさんが参戦する。

お天気キャスター・木原 実さんに聞く 「無理せず、ゴールを目指す」

――SDGsをどのように評価されていますか。また、達成目標年2030年まであと、5年に迫っている状況です。

 「大前提として私はSDGsの理念は大賛成。しかしゴールまで5年は時間的に厳しいですね」

――その理由は。

 「国は環境・エネルギー問題に一時期は『車に乗るのをやめよう。公共交通機関を使おう』と呼びかけましたが、多くの人は不便だから応じません。でも自家用車をエコカーに変える人は増えました。無理や我慢をしない手法でゴールを目指す方が現実的です」

――具体的に何をすべきでしょうか。

 「気候変動対策でいえば、再生可能エネルギーの技術革新でしょう。太陽光発電や風力発電は使い始めたばかりの技術でノウハウが蓄積されていませんが、今後強力な研究開発をのぞみます。SDGsを提唱した国連が世界の科学技術を結集し、前進させていくことも一案です。残念ながら、ガザやウクライナの戦争もあり、それどころではない状況。しかし、SDGsを本気で達成させるなら、世界のありようを考え直すべきです」

日常生活見直しを

――私たちの日常生活でできることは。

 「まずはごみ削減です。ご家庭の冷蔵庫の中で賞味期限が切れてるものありますよね。すぐに捨てませんか?お金と手間をかけて作った野菜、海で採ってきた魚が捨てられていく。消費期限を見て必要以上に買わないだけで済む。みなさん室内の消灯には熱心ですけど、食料を捨てることに罪悪感がないように感じます。僕は食いしん坊でケチん坊。少しくらい賞味期限が過ぎているものでも食べますよ(笑)」

――気象予報士として現在の地球環境は。

 「人間の力では気候変動を止められないだろうと思っています。コンピューターの計算ではじりじりと温暖化していくはずなんですが、実際は急上昇。一方、この冬の西日本の気温は低かった。自然は予測不能な変動を大きく起こします。温暖化で海水温も上がり強い台風が来ると言われており、実際、日本付近の海水温は過去にないくらい高くなりました。けれども未だに1934年の室戸台風や1959年の伊勢湾台風を超える台風は来ていない。では異常気象とどう向き合うか。僕は対処療法だと思います。その環境に人が適応していくこと。SDGs的な対策を進めつつ、寒波や大雪、熱波や洪水に備える。天気予報は効果があります」

――最後に読者にメッセージを。

 「私は防災士でもあります。皆さん、災害が起きても喉元過ぎるとすぐ忘れる。だから繰り返し伝えていかなきゃいけない。準備できるのは災害の発生前、地震なら揺れる前。命を守るため、今やれること全部やってください。ひとりひとりのできることは限られています。しかし、知恵とお金を戦争や軍拡でなく、科学に投入すれば、安全で素敵な地球になります。みんなで実現させましょう」

昨年は1万人以上が来場したたまこどもフェス=多摩市提供

多摩市内 幼稚園・保育園などが一堂に 15日、たまこどもフェス

 多摩市は6月15日(日)、市内の幼稚園、認可保育所、認証保育所などが一堂に介す「たまこどもフェス2025」を永山公民館、永山北公園、グリナード広場で開催する。午前10時から午後4時まで。

 子ども・若者・子育て世帯のためのイベントで、市内の幼稚園や保育園、子育て団体、児童館、学童クラブなどが協力して市の子育て環境をPRする。

 昨年初めて開催され、市によると1万人以上が来場したという。

 子どもに関する学習の場や施設の相談のほか、市内及び近隣の大学生が企画した遊びの提供、子ども・若者川柳の展示などがある。

 スタンプラリーや遊びのコーナー、かき氷・給食の販売、多摩消防署による煙体験ハウスを使用した子ども向け火災体験、多摩中央警察署による白バイ乗車体験、ご当地ヒーロー・火炎戦士バスターフラッシュショーなどもあり、家族そろって楽しめる一日になる。

 問合せは多摩市子ども・若者政策課【電話】042・338・6904、開催日当日のみの連絡先は【電話】070・1592・0575。

アイスランド関連も

 また、開催日はアイスランドウィークの期間中ということもあり、アイスランドに関する企画展示、アイスランド絵本「まっくらやみのかいぶつ」のアニメ上映と映像に合わせたアフレコ体験も実施される。

多摩市 エアコン購入費を助成 低所得世帯等に

 多摩市はこのほど、物価高騰対策と熱中症による健康被害の予防のため、低所得世帯を対象にエアコン購入費などを最大10万円助成することを公表した。

 この取り組みは経済的な理由により自宅にエアコンを設置していない、または経年劣化などの故障により使用できるエアコンが1台も無い、また2010年以前に製造されたエアコンのみを使用している低所得世帯等に対し行われる。市職員の訪問調査後に購入したエアコンが対象。

 対象は多摩市に住民登録があり、世帯全員の昨年度の住民税所得税(定額減税前)が非課税である世帯。多摩市で生活保護または中国残留邦人支援給付を受給しており、生活保護法等での冷房器具支給要件に該当しない人のみで構成される世帯となっている。

 すでにコールセンター(0120・255・866)が開設されており、申込みが始まっている。6月中旬頃から訪問調査が始まり、9月16日(火)に申込み受付が終了する。

シンポジウム 健康・幸福長寿めざして 21日、ベルブホール

 2025年度健幸まちづくりシンポジウムが6月21日(土)、永山公民館ベルブホールで開催される。午前10時から(9時30分開場)。

 「健康長寿と幸福長寿の両立を目指して〜『フレイル予防』はまさに地域づくり〜」をテーマに講演を行う。講師は東京大学高齢社会総合研究機構機構長・教授の飯島勝矢氏が務める。簡単な体験活動も実施し、理解を深める。

 対象はフレイル予防・改善に関心のある人。定員は申込み先着120人。申込み期限は6月19日(木)まで。問合せ・申込みは市企画政策部企画課【電話】042・338・6916へ。

<PR>
【LINE読者限定プレゼント】
【LINE読者限定プレゼント】
毎月15名様に抽選で『Amazonギフト券1,000円分』をプレゼント!ギフト券以外のプレゼントもあるかも!是非チェックしてみてください。 (続きを読む)