都筑区版【8月7日(木)号】
賞状を手にする東郷さん

東郷さん(早渕中1年)が全中出場女子 100mで県優勝

 早渕中学校1年の東郷帆夏さんが、7月5、6日に三ツ沢公園陸上競技場で開催された「神奈川県中学校選抜陸上競技大会」の女子1年100mで優勝。全国標準記録を突破し、8月17日から沖縄県で開かれる「全日本中学校陸上競技選手権大会(全中)」への出場を決めた。

 女子100mで全中出場に必要な記録は12秒50。東郷さんは予選でいきなり自己ベストとなる12秒45の記録を出すと、決勝ではさらに12秒41と記録を更新して優勝を飾った。

 「予選は調子が良かったが、決勝は暑さでばててしまい、"もう少しいけたかな"と悔しい気持ちが残る」と振り返る東郷さん。50m過ぎたあたりから足が重くなってしまったが、1・9mの追い風を味方にがむしゃらに走り切った。「クラブチームと部活のメンバーの声援が心強かった」と感謝した。

 東郷さんは学校の部活動の他、新横浜を拠点に活動する陸上クラブ「ランベントSS」にも所属している。昨年9月には小学生の全国大会で優勝。11月には女子100mの小学生県記録を塗り替えていた。

 今年は、3月末にインフルエンザにかかって以降、治っても体力が落ちたままで、5月頃までは調子が上がらない状態が続いていたという。

 ランベントSSの瀧田護コーチによると、成長期で大人の骨格が形成されつつあり、体が変化していたことが影響した可能性を示唆。重心移動や力の連動感覚などから立て直し、走る感覚を取り戻した結果、自己新連発につながった。

目指すは決勝

 東郷さんは7月21〜23日に平塚で開催された「全日本中学校通信陸上競技神奈川県大会」でも優勝。記録を12秒24まで更新するなど好調を持続している。8月の全中は県選抜のように学年別ではなく、全学年で競う。「年上の速い人たちと走るのが楽しみ」と高揚した口調の東郷さん。自己ベスト更新と決勝進出を目指し、大会に挑む。

センター北の高架下の活用状況図

都筑区 センター南北高架下 「ひろば」活用に意見募集 完成は2026年度

 横浜市交通局は、センター南駅とセンター北駅間のブルーライン高架下に整備を計画している「ひろば」空間について、利用に関するアンケートを実施している。期間は8月31日(日)まで。

 場所は、センター南北駅高架下の「33」区画といわれる場所。ボッシュ本社と区民文化センター「ボッシュホール」に隣接する約1629平方メートル(約80m×約20m)。ホールの建設工事前はペットショップの駐車場として利用されていた。

 アンケートは「ひろば」をより良いものにするため、市民の意見を広く募るもので「憩い」「にぎわい、活動・交流」「チャレンジ」の3つのテーマと、設置してほしい設備についての計4項目となっている。回答は横浜市電子申請・届出システム内のアンケートフォームから。

BFTとコラボ期待

 センター南北の高架下は、タウンセンター地区の回遊性向上や来街者の増加を目的に2013年「有効活用基本構想」を策定。グリーンラインの6両編成化や区民文化センターの整備を見込み、より効果的な活用を目指し、22年に基本構想の一部が改定された。

 都筑区は「33」区画についてホール完成後を見越し、交通局に広場として利用したい旨を打診。同局が24年4月に整備事業者を公募し、同年7月にボッシュ社が整備事業者に選定された。「ひろば」の整備費用は全額ボッシュ社が負担。命名権(ネーミングライツ)も同社が有する。

 「ひろば」にはボッシュ社とホール、両者の間の全天候型広場を含めた「ボッシュ・フォーラム・つづき」と「みなきたウォーク」をつなぐ通り抜け通路も整備される予定で、一帯での賑わい創出にも期待がかかる。

 今後はアンケートを経た後、25年度中に設計、26年度中に完成の予定。また今年度中に高架下の耐震工事が予定されている。
坂井さん(左)と近内さん(左から2人目)

都筑区 けやきが丘住宅 受け継がれる「地元愛」 有志が地域食堂立ち上げ

 荏田東の団地、けやきが丘住宅の集会所で7月28日、地域食堂「もぐもぐ(仮称)」が初開催。同団地では、昨年3月から他団体が子ども食堂を運営していたが、今年6月に活動が終了。「団地の文化を引き継ぎたい」というかつての利用者を含む有志の「地元愛」によって復活を遂げた。

 もぐもぐは、同団地に住む坂井清香さんと近内正樹さんが「地域の役に立ちたい」「皆で一緒にご飯を食べられる場所を作りたい」と立ち上げた地域食堂。活動のコンセプトは「安心・安全な場所の提供」。子どもから高齢者まで、全ての近隣住民を対象に、月に1回開催する予定だという。

 同団地では、2017年から他団体がこども食堂を運営していたが、コロナ禍で存続が不可能に。その後、コロナが5類へ移行したことを機に、昨年3月、地域の「ママたち」が、「にっこり食堂」として復活させた。しかし、にっこり食堂もメンバーの転居などで活動が困難になり、今年6月に惜しまれながら活動に幕を下ろした。

 にっこり食堂の事業を引き継ぐ形で始まったもぐもぐ。坂井さんは「私も食堂に通う傍ら、ずっとやりたいと思っていた。一方的に提供するのではなく、地域住民の皆さんと支え合える関係を築きたい」と展望を語った。

 当日は「国産牛すじたっぷりカレー」30食が振る舞われた。

高校生代表を募る

 もぐもぐは、大学進学を目指す高校生を対象に、食堂の「リーダー」を募集。リーダーは、メニューやポスターの提案、料理の盛り付けや誘導などを担当。活動後には、活動証明・記録が渡される。近内さんは「手伝ってくれる分、進学の役に立てたら」と支え合いの意思を示す。

 参加費無料。対象はAO入試・推薦入試希望の高校生。定員は各月1人(全7回)。申込み、問い合わせはもぐもぐへメールkeyaki_kodomo@gmail.com。

横浜都筑ロータリークラブの新会長に就任した 織茂 太(たか)臣(おみ)さん 神奈川区在住 51歳

都筑でつなげる縁

 ○...昨年度30周年の節目を迎え、新たなスタートとなるクラブの舵取りを託された。「つながりを深め、新しい仲間を迎えること」。歴史と伝統を次世代へつなぐための踏み出す原動力として今年度のテーマに思いを込めた。区民まつりへの参加や東京横浜独逸学園の子どもたちを招いての餅つき、姉妹クラブの台北永安ロータリークラブとの関係強化など、例年の事業にしっかりと取り組みつつ「奉仕活動の中で自らの色を出していければ」と穏やかに語る。

 ○...南山田で農家の次男だった祖父が、花き農家として神奈川区で独立。その後不動産業を興す。家業はすでに60余年になる。自宅の1階が事務所で「仕事が趣味のようにバリバリ働く」父の背中を見て育ったため、「いずれは自分も」の思いは、当たり前のように醸成された。大学は「好きな理系」に進んだが、卒業後は約3年間の修業を経て、父のもとへ。土地の造成から分譲まで都市開発に携わる仕事に醍醐味を感じている。

 ○...クラブには10年ほど前、父の同級生で、同じ不動産業を営む知人から誘われ、入会。地元の神奈川区にもクラブはあったが、「縁を感じた」ため、都筑のクラブに入会した。家業の傍ら、地域貢献活動として、管理するみかん畑で園児たちに収穫体験をさせたり、公園用地として市に土地を寄贈したりしており、奉仕についても「縁」があった。

 ○...若くて活気がありつつ、先輩たちを慕い、敬うクラブを「学校の部活動のよう」と評する。「仕事優先でOK」とはいえ、クラブを代表する立場で時間のやりくりには気を遣う。学生時代はテニスを続けていたが、今はゴルフが良い気分転換。お酒は家では呑まないが、「雰囲気が好き」と宴席を楽しむ。

8月11日 芝生の上で読書と映画 「平和」を考える

 横浜市は8月11日(月・祝)、「芝生の上のブックカフェ&サマーナイトシネマ」を市役所1階アトリウムで開催する。参加無料。

 このイベントは「横浜市国際平和の推進に関する条例」を踏まえ、国際平和に貢献する取組を推進を図るとともに、市民に「平和」について考える機会を創出するもの。

 イベントは2部制。昼の部では「走らせよう!つづきブックカフェ実行委員会」協力のもと、平和に関する絵本の読み聞かせが行われる。また、フェルトを使って「ピースフルクマちゃん」を作るアートワークショップも開かれる。それぞれ午後2時から5時。ワークショップは未就学児から小学生程度が対象。事前申し込み不要で、先着150人程度。

 夜の部では、移動映画館「キノ・イグルー」の有坂塁さんと渡辺順也さんが「平和と映画」をテーマにトークセッションを繰り広げる。「『平和』を考えるための、お薦め映画リスト」も配布される。6時から6時45分。

 会場の特設スクリーンでは、映画『シチリアを征服したクマ王国の物語(日本語吹替版)』が上映される。7時から8時30分。

 夜の部はどちらも事前申し込み不要で、先着150人程度。

 問合せは国際局政策総務課【電話】045・671・4700。

児童の質問に答える重松さん

南町田G(グランベリー)P(パーク)などデザイン 荏田小 重松健「先輩」が来校 6年生と思い出や夢語る

 荏田小学校(村上尚子校長)に7月11日、同校の卒業生でニューヨークで建築デザイナーとして活躍する重松健さん(45)が来校。6年生のキャリア教育に関する授業で講師を務めた。

 小学校4年生から卒業までを同校で過ごした重松さんは、東京大学卒業後、2010年に建築設計事務所を立ち上げ独立。現在は事務所の共同代表として、世界25カ国で都市デザインや複合施設の建築設計などを手掛けている。今回は日本に帰国したのにあわせ、同級生が講演を依頼。滞在期間中の合間を縫う形で実現した。

 重松さんは、自己紹介を兼ね、自身が設計やデザインを手掛けた都市を画像や動画で紹介。海外の建物に加え、児童らも良く知るたまプラーザテラスや南町田グランベリーパークの設計も手掛けたことを伝えると、児童らは「カッコいい」「凄すぎ」と驚きの喚声を上げていた。

努力=楽しい

 同校の卒業アルバムに将来の夢は「建築家」と書いていたという重松さん。「夢をかなえるには」という児童からの質問に、「共感してくれる人を増やすこと」と「仲間」の重要性を説いた。また「考え方を変えると何でも楽しくなる。勉強が『面白くない』と思っていたら、やり方や考え方を変えてみると、努力は『=我慢』ではなく、『=楽しいもの』になるはず」と語り、「好奇心を忘れずに追求し続けて」とエールを送った。

 子どもたちを対象に講演するのは初めてという重松さんは、講演会を終え、「どんな話が刺さるのか不安もあったが、食いつきも良く、相互に掛け合いもできたのでよかった」と安堵。「手を挙げて質問するのも勇気のいることだが、多くの子が手を挙げてくれ凄い」と感心していた。
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ガーデンを照らすボタニカルライト=提供写真

つづき彩りガーデン 植物の力でライトを発電

 都筑区は7月24日、区役所入口近くの「つづき彩りガーデン」に植物発電を用いたボタニカルライトを設置した。

 植物発電は、植物と共生する微生物が生命活動を行う際に、土や水の中で放出する電子を利用した発電方法。電源不要で長期的発電が可能になるほか、発電時の排出物は水のみで環境にやさしいのが特徴だ。

 ボタニカルライトの設置は、2027年に開催を控える「GREEN×EXPO 2027」に向け、「環境と共生する未来のグリーン社会」を実現する活動の一環で実施されている。

参加目的や意気込みを発表し合う参加者ら

はぁとdeボランティア オリエンで意見交換 「地域の役に立ちたい」

 夏休みに小学5・6年生と中高生がボランティアを体験する「はぁとdeボランティア」のオリエンテーションが7月25日から29日にかけて行われた。主催はつづきMYプラザと都筑区青少年指導員連絡協議会。

 この取り組みは、区内在住・在学の児童・生徒らが、異世代交流や多様な共同体験を通し、社会性や自主性を身に付けることなどを目的に、地域でボランティア活動を行う。

 18回目となる今回は、およそ80の体験先に340人が参加。体験先は児童・生徒が自ら選択する。内容は地域清掃や保育、イベントの手伝いなど多岐にわたる。

 29日に北山田地区センターで行われたオリエンテーションには、17人が参加。ボランティア参加の目的や心境を語り合った。参加者からは「地域の役に立ちたい」や「たくさんの人と交流したい」などの意見が出た。

 つづきMYプラザの林田育美館長は「皆さんとお話しできてうれしかった。暑いので体調に気を遣いながら、楽しんでほしい」と参加者を笑顔で激励した。

 参加者らは8月1日から22日にかけて、各々が選択した体験先でボランティアを体験し、23日に振り返りを行う。

大平さん(左)とエリックさん

横浜赤レンガ 無数の星とたたずむ 体感型プラネタリウム

 体感型のアートプラネタリウム(R)「星とたたずむ」が、横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホールで8月24日(日)まで開催されている。

 プラネタリウム・クリエイターで有限会社大平技研(池辺町)の代表取締役・大平貴之さんがプラネタリウムと映像制作を手掛けた。無数の星に包まれ、宇宙の静寂を感じる体験が味わえる。

 ナレーションを横浜市出身の声優・西山宏太朗さん、音楽をフランス出身のエリック・アーロンさんが担当する。

 大平さんは「忙しく不安定な日々の中で、自分の生き方や自分たちの存在を見つめ直す場になれば。異次元の体験がしたい方はぜひお越しください」と思いを語る。

 上映は1日13回で、1回約30分。中学生以上1500円、3才以上小学生以下1000円。チケットは販売サイト「Peatix」から購入を。(問)横浜赤レンガ倉庫1号館【電話】045・211・1515

世界最高峰の音楽家たちが奏でる 話題の公演 ヴィヴァルディとピアソラ2つの「四季」を味わう 8月11日 小田原三の丸ホール 

 世界最高峰の音楽家たちが奏でる「四季」を堪能--。東京都交響楽団の弦楽セクションの精鋭たちが、現代の最も優れたヴァイオリニストのひとりとして活躍するシュロモ・ミンツとともに、ヴィヴァルディとピアソラ、2つの「四季」を全楽章演奏する=写真。

 長きにわたり聴衆を魅了してきたミンツの円熟した音色と、愛弟子である及川博史を中心とした都響弦楽メンバーの洗練されたアンサンブルが織りなす至高の音楽体験が可能だ。公演会場は小田原三の丸ホール(小田原駅徒歩13分)。8月11日(月・祝)、午後3時開演(午後2時開場)。全席指定4000円、18歳以下1000円、未就学児入場不可。同ホールHP、イープラス他で発売中。問合せは小田原三の丸ホール【電話】0465・20・4152(午前9時から午後8時)へ。

協定書を手にする横浜市大の石川学長(中央)と、アットヨコハマの山内取締役(右隣)

データ活用で産学連携 アットヨコハマと横浜市大

 横浜市や神奈川県の観光情報を発信する(株)アットヨコハマ=神奈川区栄町=と横浜市立大学が産学連携に関する基本協定を結び、7月11日に締結式が行われた。

 アットヨコハマは県内のトヨタ車販売店が運営する横浜を中心とした県内観光情報サイト。公共交通やカーシェアリング、シェアサイクルなどの複合経路検索、チケット購入などのMaaSと呼ばれる機能も備える。

 今回の協定では、同社が持つサイト利用者の人流データなどを、データサイエンス学部を持つ横浜市大が分析。観光地の混雑予測や、利用者の回遊性を高める施策の立案などにつなげ、地域課題の解決を目指す。

 これまでも市内教育機関との連携を進めてきたアットヨコハマの山内英志取締役は「データ分析を街のために有効活用していきたい」と抱負を語り、横浜市大の石川義弘学長は「社会的にインパクトの強い連携となれば」と期待を寄せた。両者はデータサイエンス以外の分野での連携拡大も視野に入れている。

「☆SPARKS☆」と一緒に踊る参加者ら

体験通して笑顔で交流 てつなぎまつり

 区障害者事業所ネットワークてつなぎつづき主催の「第4回てつなぎまつり」が7月25日、横浜あゆみ荘で開催された。

 てつなぎつづきは、横のつながりを目的に、区内の障害事業者29団体が集まり、区役所などで自主製品の販売や交流などの活動を行っている。

 当日は、事業者らが自主製品や手作り菓子、朝どれ野菜を販売したほか、ネイルサロンやオリジナルミニハーバリウムなどのワークショップも立ち並んだ。また、桐蔭横浜大学の「☆SPARKS☆」によるチアリーディングショーや「横浜GRITS」のホッケー体験なども行われ、笑顔で参加する人の姿が多く見られた。

 てつなぎつづきの野々垣睦美会長は「今年は初参加の事業所もあり、体験ブースも増えた。皆楽しんでくれてうれしい」と話した。神奈川区から訪れた末吉さん親子は「子どもが楽しそうにしてくれてよかった」と笑顔を見せた。

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(右から)牧さん、内田さん、井伊さん

区内在住ミュージシャン 新ホールが叶えた初共演

 都筑区在住の3人のミュージシャンがトリオを組み、初めてのコンサートを9月26日(金)、ボッシュホールで開催する。「いつかどこかで」と思い描いていた共演。後押ししたのは新しいホールの存在だった。

 3人のミュージシャンは、ピアニストの内田ゆう子さん、バイオリニストの牧千恵子さんと井伊桃子さん。都筑区が誕生した前後に移り住んだ3人は、都筑区民文化祭や星空のコンサートなどの演奏会や音楽イベントを通じて知り合った。これまでにペアを変えて2人での共演は何度かあったが、3人揃ってはなかった。3月のボッシュホール開館にあわせ、会場の予約を申請したところ、半年後の9月に予約が取れたことから、「せっかくなら」とトリオでのコンサートに踏み切った。

 国立音大のピアノ科を卒業した内田さんは、ドイツでクラシックを、ニューヨークでジャズを学んだ。今回は「弦楽器との共演で、音の響きが豊かになるのが楽しみ」と期待を膨らませる。

 東京芸大音楽学部卒業の牧さんは、アコーディオン奏者とのユニットでの活動を20年続けている。「都筑区のために何かできないか、と思っていたので嬉しい」と頬をほころばせた。

 内田さんと同じ国立音大の器楽学科を卒業した井伊さんは「星空のコンサート」の立ち上げにも携わった。「私たちの演奏を聞いて幸せな気持ちになってもらえれば」と思いを込めた。

 コンサートは午後6時開演。チケットは前売3000円、当日3500円、中学生以下2000円。問合せは牧さん【携帯電話】090・5432・3805、井伊さん【携帯電話】090・8497・5529。

読者プレゼント

 本紙読者5組10人にチケットをプレゼント。住所、氏名、本紙の感想を明記の上、はがき(〒225―0014青葉区荏田西2の1の3)またはメール(tsuzuki@townnews.co.jp)で。8月20日(水)締切。

櫓の周りを元気よく踊る園児たち

猛暑吹き飛ぶ園児の踊り 都筑ヶ丘幼稚園「夕涼み会」

 川和町の学校法人柏木学園都筑ヶ丘幼稚園(柏木照正園長)で7月18日、「夕涼み会」が行われた。

 夏休み初日となったこの日は、同園を卒園した親子も数多く訪れ、旧交を温める姿が見られた。

 園舎の中では輪投げやボウリング、スーパーボール釣りなどのゲームが楽しめ、園庭ではかき氷やフランクフルトなどが販売された。

 園庭の真ん中には太鼓を乗せた櫓が組まれ、その周りを浴衣や甚平を着た園児たちが学年ごとに音頭を踊った。

 連日の猛暑にも関わらず、園児たちはうちわなどを手に、元気よく踊っていた。

ブースが並ぶ工場内

暑さ考慮し夜まで開催 川和町「牛舎マーケット」

 川和町の豊住曲硝子工場を会場に7月26日、「牛舎マーケット」が開催された。

 今回は日中の暑さを考慮。「牛舎ナイトマート」とし、時間を繰り下げ、夜8時まで行われた。

 会場にはかき氷などのキッチンカーやハンドメイドの雑貨など、約20のブースが所狭しと並んだ。地元の川向町で金型の設計・製造などを行う(有)大高製作所の大高晃洋さんは「規模感が良い。テストマーケティングになる」と毎回のように参加している。

 次回は10月5日(日)の開催。マーケットが2周年を迎えるのを記念し、ハロウィン企画も予定されている。

ラジオ体操をする参加者

「夏休み」の代名詞 荏田南連合が「ラジオ体操」

 荏田南連合自治会(横手美枝子会長)と同連合こども会の主催で7月25日から27日の3日間、「夏休み みんなでラジオ体操」が牛ケ谷公園で開催された。

 夏休みに入った子どもたちに、生活のリズムを整えてもらおうと、毎年この時期に開催しているもの。連日早朝から日差しの強い日が続く中、7時過ぎの開始にあわせ、多くの子どもたちが参加。土日は親世代や高齢者も集まった。3日間の参加者は400人以上で、昨年よりも50人以上多かった。

 体操が終わると子どもたちはラジオ体操カードにシールを貼ってもらい、参加賞として日替わりでジュースがプレゼントされた。

家族や仲間と楽しむ参加者

夏の公園でキャンプ 荏田南の「夏キャン」

 荏田南連合自治会(横手美枝子会長)主催の「集まれ!夏キャン!」が7月19日夕方から翌20日朝にかけ、牛ケ谷運動公園で行われた。

 今年で30回目を迎える「夏キャン」は、運動公園をキャンプ場に見立て、事前に申し込んだ区画内で家族や仲間同士で夏の夜を楽しむもの。テントで宿泊も可能で、今年は50区画に500人以上が参加した。

 公園は午後4時に「開村」。スイカ割りやキャンプファイヤー、花火、映画上映などが催された。毎年のように参加すしているという金子恵美さんは「近所の人が気軽に楽しめるのが良い」と夏の夜を友人らと満喫していた。

「昇」による勇壮な和太鼓演奏

楽しく予防食中毒 食衛協がキャンペーン

 都筑区食品衛生協会(小森秀一会長)は8月1日の「市民食品衛生の日」にあわせ、7月30日、モザイクモール港北で「食中毒予防キャンペーン」を行った。

 キャンペーンでは1階の正面入口と4階のエスカレーター前にのぼりやパネルを展示。またスーパーボールすくいに参加できる食中毒予防に関するアンケート、和楽会「昇」による和太鼓の演奏、パフォーマーのミニーさんによるマジックやバルーンアートなどを通し、食中毒への注意を呼び掛けた。

ゲスト審査員の瞳みのるさん

横浜でスカーフアレンジコンテスト 応募は8月20日まで

 地元の伝統工芸品である「横浜スカーフ」の魅力を広めようと、シルクスカーフのアレンジコンテスト「横濱コクーン・スクウェア スカーフAWARD」が開催される。

 上半身に身に着けたスカーフアレンジを募集しており「初開催した昨年は首元や頭、腕、服に着用するなど、多彩なアレンジの応募があった」と主催者。当日は、ザ・タイガースでスカーフ愛好家の瞳みのるさんがゲスト審査員として参加する。

ウェブから応募

 8月20日(水)までに、シルクスカーフのアレンジ写真(上半身)をウェブから応募。年齢・性別問わず。書類審査を通過した人は10月4日に横浜市役所で開催されるシルクイベント「横濱コクーン・スクウェア」内で最終審査が行われ、グランプリが決定する。詳細・問合せは同HPで。

着地を決める漣さん(左)とエアを決める楽久さん(右)=提供写真

スノーボードでプロ登録 兄弟で都筑区から世界へ 加藤漣(れん)さん、楽久(がく)さん

 五輪や世界選手権で10代の選手が活躍するスノーボードで、東山田中学校出身の加藤漣さん(17・高校3年生)と楽久さん(16・高校2年生)の兄弟が、スノーボードで揃ってプロ登録資格を獲得。来シーズンからプロライダーとして活動することが決まった。

 スノーボードは、日本スノーボード協会(JSBA)が主催する公認大会でポイントを獲得し、ランキング上位に入るか、全日本選手権で3位までに入賞するとプロツアーの参加資格が得られる。

 漣さんは、3月の全日本選手権でスノーボードのストレートジャンプ(SJ)で3位に入賞、楽久さんは、全日本選手権での表彰台こそ逃したものの、ポイントランキングで6位に入り、2人同時にプロ資格を得た。漣さんは、プロ資格取得について「中学の頃からの目標だったのでうれしい」とはにかんだ。楽久さんは「うれしい反面、もう少し上を目指せたかも」と全日本選手権の成績に悔しさを覗かせた。

心身共に成長

 2人がスノーボードを始めたのは10年程前。サーフィンやスケートボード、スノーボードなどさまざまなスポーツを楽しんでいた父・光裕さん、母・あすかさんが、兄弟を一緒に連れていく中で、揃って興味を持ったのがスノーボードだった。「最初は年下の子より滑れなかったが、単純に雪の上を滑るのが楽しかった」(漣さん)、「滑る自分の姿がカッコよかった」(楽久さん)と魅力を語る2人。屋外のスキー場はもちろん屋内ゲレンデのスノーヴァ新横浜(鶴見区)に毎週のように通い、技を磨いた。

 近年はコーチから「雪上だけできてもダメ。日常の生活面から意識を変えて」とのアドバイスを受け、イメージトレーニングや筋力アップ、食事にまで気を配るように。精神面での成長につながり、結果もついてきた。

 今後について漣さんは「プロになる夢が叶ったので、ここで止まらず、もっと上を目指したい」と抱負を語る。楽久さんは「スポンサー契約を結び、かっこいいライダーになりたい」と夢を口にした。

松明を集めた御焚上げの周りを舞う獅子とひょっとこ

伝統つなぐ松明の火 南山田の虫送り

 南山田地区で7月19日、伝統行事の「虫送り」が行われた。

 江戸時代から伝わる「虫送り」は、稲につく害虫を町外へ送りだすため、火のついた松明を持ち、練り歩く行事。横浜市指定の無形民俗文化財にもなっている。

 この日は子どもらを中心に約180本の松明を持った行列が、「ヨーイヨイ」の掛け声とともに山田神社から牛久保東なつみかん公園まで行列。公園に到着後は、松明を集めた御焚上げの周りで、獅子やひょっとこが舞を披露した。南山田町内会の宮本誠一会長は「伝統行事を若い人がつないでくれるのは心強い」と喜んだ。

子どもたちに人気のスイカ割り

スイカ割りに悪戦苦闘 歴博前で みなきたマルシェ

 地域活性化などを目的に毎月開催されている「みなきたマルシェ」が7月26日、横浜市歴史博物館前の歩道で開催された。主催は同マルシェ実行委員会。

 日中の暑さを考慮し午後3時から始まった今回のマルシェ。会場には飲食や手作り品のブースが15店以上並び、買い物金額に応じて抽選会に参加できるスタンプラリーなどが催された。

 今回初登場の「スイカ割りチャレンジ」には長蛇の列が。目隠しをされた子どもたちは、親や仲間の指示を頼りに、スイカを探すものの、中々当たらず悪戦苦闘していた。

神田伊織さん

神田伊織さんの講談 8月30日、横浜にぎわい座で 読者3組6人を招待

 新進気鋭の講談師・神田伊織さん=写真=が8月30日(土)、横浜にぎわい座の小ホール(のげシャーレ)で「大航海時代」と題した会を開催する。開演は午後2時。

 横浜には開港後、賑町(現在の伊勢佐木町)周辺に芝居小屋や寄席が建てられ演芸文化が花開いたが、時代と共に衰退した。2002年に横浜にぎわい座が開設されたものの、講談師がその舞台に立つことは、ほとんどない。そんな状況に、神田さんは「横浜に講談文化を根付かせたい」と開催の動機を話す。チケットは全席指定で前売り券2100円、当日券2600円。予約は横浜にぎわい座【電話】045・231・2515へ。

ペア3組を招待

 同公演に読者3組6人を招待する。希望者はEメールで件名に「神田伊織チケット希望」とし、氏名、住所、電話番号を明記し、yok.iorikai@gmail.comに応募を。8月20日(水)締め切り。当選者にはメールで連絡後、チケットを郵送。

みなとみらいの花火火災 山中市長が主催者に原因究明求める

 みなとみらいで8月4日夜に行われたイベントで、花火を打ち上げる台船が炎上した火災に関し、横浜市の山中竹春市長は5日、主催者側から報告を受け、原因究明を求めたことを明らかにした。

 市が発表した山中市長のコメントによると、5日午前に市側の要請に応じたイベント主催者である「みなとみらいスマートフェスティバル実行委員会」の須藤浩之実行委員長(株式会社神奈川新聞社社長)から火災の報告を受けた。それに対し、「実行委員長のリーダーシップと責任のもとで、第三者による火災事故の原因の徹底的な究明について要請した」という。

 同委員会はホームページで「原因究明について、関係機関とともに調査を進めており、原因が判明次第、ご報告申し上げます」としている。

金沢八景駅前で第一声を上げる山中氏(右)と応援に駆け付けた自民党や立憲民主党の議員(7月20日)

2025横浜市長選・回顧〈上〉 山中市政2期目へ 「自公立」相乗りで体制一変

 横浜市長選挙が告示された7月20日、2期目を目指す現職の山中竹春市長は、第一声の場に京急・金沢八景駅前を選んだ。市長就任前まで、同駅そばにキャンパスがある横浜市大の医学部教授だった山中氏は「金沢区は横浜市長・山中竹春にとっての原点」と語った。その横には、自民党や立憲民主党の市会議員や国会議員の姿があった。この日は参院選の投開票日。選挙戦では激しくやり合っていた与野党が並ぶ姿は、今回の市長選を象徴するものだった。

 2021年の前回選、山中氏はカジノを含むIR(統合型リゾート)反対を掲げ、立民推薦で当選。当時現職の林文子氏を巡って分裂選挙となった自民が支援する2人を破った。今回、立民は4年間の市政運営を高く評価し、県連が支持した。

自民迷走 独自候補出せず

 一方の自民は迷走した。山中氏の就任当初、公約の一つだった「敬老パスの自己負担ゼロ」に関して市会で財政面の問題を指摘するなど、批判的なスタンスが目立った。分裂選挙となった前回選で苦杯をなめた反省から、「一丸となって応援できる人」(自民市議)を擁立する動きが続いた。今春以降、出馬への意欲を見せる市議がいたほか、党内の選考も行ったが、知名度不足などを理由に、独自候補の擁立を断念。

 6月30日、自民市連が「(山中氏には)4年間、我々の取り組みを理解してもらっている」と一部市議の反発を押し切る形で支持を表明。自民と歩調を合わせる公明も市組織が山中氏を支持し、「自公立」の3党相乗りとなった。さらに、経済界を中心とした山中氏の後援会が加わり、初当選時とは全く異なる支援体制が築かれた。

「支持できない」、応援拒否も

 しかし、自民の中には「山中氏を支持できない。選挙は手伝わない」と応援を拒否する市議が複数いた。街頭演説やビラ配りで姿が見られた市議は32人中10人程度。多くは、自民が公認した金沢区の市議補選候補者(落選)の応援に力を入れていた。

 山中氏は今回の選挙で「オール横浜」を強調。「生みの親」の立民だけではなく、市会第一、二会派の自民、公明に支援を求めた。2期目の安定した市政運営につなげたい狙いだが、ある自民市議は「選挙は勝たないと意味がないので支持した。今後、こちらの政策をもっと受け入れてもらわないと困る」と山中氏に注文を付けた。



 現職の山中竹春氏が再選された市長選。立候補した6人の戦いぶりやそこから見えてきたものを3回にわたって振り返る。