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都筑区 教育

公開日:2025.08.07

南町田GP(グランベリーパーク)などデザイン 荏田小
重松健「先輩」が来校
6年生と思い出や夢語る

  • 児童の質問に答える重松さん

  • サインに応じる重松さん

 荏田小学校(村上尚子校長)に7月11日、同校の卒業生でニューヨークで建築デザイナーとして活躍する重松健さん(45)が来校。6年生のキャリア教育に関する授業で講師を務めた。

 小学校4年生から卒業までを同校で過ごした重松さんは、東京大学卒業後、2010年に建築設計事務所を立ち上げ独立。現在は事務所の共同代表として、世界25カ国で都市デザインや複合施設の建築設計などを手掛けている。今回は日本に帰国したのにあわせ、同級生が講演を依頼。滞在期間中の合間を縫う形で実現した。

 重松さんは、自己紹介を兼ね、自身が設計やデザインを手掛けた都市を画像や動画で紹介。海外の建物に加え、児童らも良く知るたまプラーザテラスや南町田グランベリーパークの設計も手掛けたことを伝えると、児童らは「カッコいい」「凄すぎ」と驚きの喚声を上げていた。

努力=楽しい

 同校の卒業アルバムに将来の夢は「建築家」と書いていたという重松さん。「夢をかなえるには」という児童からの質問に、「共感してくれる人を増やすこと」と「仲間」の重要性を説いた。また「考え方を変えると何でも楽しくなる。勉強が『面白くない』と思っていたら、やり方や考え方を変えてみると、努力は『=我慢』ではなく、『=楽しいもの』になるはず」と語り、「好奇心を忘れずに追求し続けて」とエールを送った。

 子どもたちを対象に講演するのは初めてという重松さんは、講演会を終え、「どんな話が刺さるのか不安もあったが、食いつきも良く、相互に掛け合いもできたのでよかった」と安堵。「手を挙げて質問するのも勇気のいることだが、多くの子が手を挙げてくれ凄い」と感心していた。

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