平塚・大磯・二宮・中井版【10月3日(金)号】
賞状を持つ高梨支部長(右)と落合市長

国連協会平塚支部 高梨さんが外務大臣表彰 長年の平和活動認められ

 日本国際連合協会神奈川県平塚支部の高梨孝治支部長(81/四之宮在住)が、国際連合に対する長年にわたる功績が認められ8月1日、(公財)日本国際連合協会功労者表彰の「外務大臣表彰」を受賞。9月29日には落合克宏平塚市長を訪れ、喜びを報告した。同支部としては初めての受賞となる。

 日本が国連に加盟した1956年の3年前、53年に発足した日本国際連合協会神奈川県平塚支部。平塚空襲の体験から、「二度と戦争は起こすまい」という市民の平和を願う強く切実な思いにより立ち上がった。2023年には発足70周年を迎えた全国的にも歴史が長い支部で、25年4月現在、平塚市、大磯町、二宮町域から1653人が所属している。

 高梨支部長は1993年に同支部に入会し、2013年から支部長を務めているほか、現在は日本国際連合協会で評議員としても尽力する。同支部では、小・中学生のポスター・作文コンテストのほか、国際理解を深めるつどいや国際交流フェスティバルへの参加、支部だよりの発行など、活動は多岐にわたる。

思いつなげる

 9月19日に落合市長を訪れた高梨支部長は、「平塚支部は全国的にも歴史のある支部。外務大臣表彰を民間人が受賞するのは珍しいことだと思う。先輩の思いを引き継いで、次世代につなげていきたい」と思いを話した。

 落合市長は「今年は平塚空襲から80年の節目の年。長年支部を支えていただき、ありがとうございます。これまで取り組んできた平和に対する活動が評価された貴重な表彰。市としてもありがたい気持ち」と感謝を述べた。

 同表彰「外務大臣表彰」は、国際連合に対する国民の理解と認識を深めるために多大な貢献をし、顕著な功績があった人を外務大臣が表彰するもので、2004年に創設された。
大磯高校PTA役員メンバー(中央が常盤会長)

大磯高PTAが全国表彰 産官学民連携など評価

 大磯高校PTA(常盤健嗣会長)が8月21日、22日に三重県の津市産業・スポーツセンターで行われた「第74回全国高等学校PTA連合会大会2025三重大会」で全国高等学校PTA連合会会長表彰を、9月9日には神奈川県優良PTA表彰を受賞した。常盤会長は、「PTA活動に貴重な時間を使ってくれた保護者の皆さんとの取り組みが評価されたのはうれしい」と話す。

 同校PTAではこれまで、保護者が地域や教員、生徒をつなぐ「HUB a Good Time〜産官学民をつなぐ青春応援隊!〜」をテーマに活動を続けてきた。

 学校所在地である大磯町との連携強化を図るため、PTAの活動方針や事業計画を町と共有。町長への表敬訪問などを行ってきた。

 全国的に見ても海との距離が近い立地に校舎があることから、津波等が発生した場合の緊急避難場所として使用に関する協定を大磯町と結んでいる(株)ノジマの研修施設「ノジマ大磯スクウェア」を、生徒たちが帰宅困難となった場合の避難場所として使用できるようにするなど連携。8月には、PTAと生徒有志が、町危機管理課と協働でノジマ大磯スクウェアで防災宿泊研修を実施し、避難所の設営などを実践した。

 同校PTAでは他に、駿台予備校等の学習機関と連携し、最新の受験情報や傾向などを共有する保護者説明会を開催したほか、東海大学生による部活指導、生徒の約7割が自転車通学であることから大磯警察署と連携した交通安全啓発を行うなど、積極的な活動が評価された。常盤会長は「大磯高校の生徒たちに、ここで過ごした3年間を誇りに思って人生を歩んでほしいと取り組んできた。保護者自身も、新たな挑戦をして共に育つ3年間になれば」と話していた。

 大磯高校PTAは、今年6月に神奈川県高等学校PTA連合会定期総会で「学び、行動するPTA団体表彰」も受賞している。

平塚万博の出演オーディションで最優秀賞を獲得した「泡沫(うたかた)ブルー」の 菅澤 恵利栄(えりえ)さん 平塚市在住 19歳

人に寄り添う曲届けたい

 ○…ひらしん平塚文化芸術ホールで10月4日に開催される「平塚万博2025」の出演オーディションで、最優秀賞に選ばれた。県立相模原弥栄高校の同級生と結成した2人組ユニット「泡沫(うたかた)ブルー」のキーボードとボーカルを担当。「これまでのライブ活動が報われた」と受賞時の喜びを噛み締める。

 ○…平塚市立崇善小、江陽中出身。ピアノ教室を開く母の影響で、3歳の時にピアノを始めた。「好んで聴いていたのは、クラシックよりJポップだった」という小学生時代に、バンドグループ「SEKAI NO OWARI」でキーボードを演奏する女性に強く惹かれた。「何を目指せばいいか迷っていたけれど、心が決まった」。ビートボックスで日本一になったメンバーのhyumaさんに、高3の文化祭前に声を掛けたことがグループ結成のきっかけだ。「私たちなら化学反応が起こせると思った。文化祭での演奏が周りから好評だった」

 ○…昨夏から町田市のライブハウスを中心にステージ演奏を重ねてきた。メロディとピアノパートの制作も担当する。「hyumaが作る歌詞は、人の内面の暗い部分を表す反面、一人ひとりの心に寄り添う曲に仕上げている」といい「二人の意見がぶつかり合うこともあるけれど、深みのある良い曲をつくる上で大切なこと」と力を込める。ピアノの技術は、進学した東京音楽大学でも磨く。

 ○…目標は、二人でメジャーデビューをすること。9月には、ファーストシングル『ルミナス』がストリーミングサイトで配信された。「踏み出すきっかけをくれた」という平塚万博では、照明の演出にも力を入れ、曲の力だけではなくトータルパフォーマンスで魅力を伝える。

「はるみ」収穫最盛期 猛暑に負けず「例年並み」

 平塚産のブランド米「はるみ」が収穫シーズンを迎えている。

 9月24日には、平塚中央ライスセンター(平塚市飯島)が作業を受託している市内の田んぼで、コンバインで稲刈りが行われた=写真。

 たわわに実った黄金色の稲穂を前に、同センター代表取締役の二宮敏郎さん(71)は「今年も猛暑に負けず、収穫期を迎えることができた。はるみは冷めてもおいしいので弁当や塩むすびでも味わってほしい」と呼びかけた。

 今夏は、例年続く猛暑と降水量の少なさが米農家を悩ませたというが、二宮さんによると「水田の水温の上昇を防ぐために、水の循環をこまめに行うことで、例年通りに収穫できるよう工夫した」という。

 平塚市は県内1位の米の栽培面積を誇る水田地帯。「はるみ」と「キヌヒカリ」は湘南そだち米として「かながわブランド」に登録されている。

 「はるみ」はコシヒカリとキヌヒカリを掛け合わせた品種で、市内のJA全農営農・技術センターが開発。ツヤと甘みがあるのが特徴という。

 はるみの新米は、9月26日からJA直売所で4・5kgを税込4212円で販売している。

車いすバスケで障害理解 花水小で体験講演会

 湘南スポーツクラブ(松井昭二代表)が平塚市立花水小学校で9月19日、車いすバスケットボールの体験講演会を開催した。同校の3年生約140人が参加し、児童らは車いすの操作や競技の難しさを体験した。

 講演会は、同クラブが障害を持つ人への理解を深め、他人を思いやる気持ちを学ぶことなどを目的に15年前から県内の小中学校で実施している。

 この日は県内の車いすバスケットボールチーム所属の3選手が講師として参加。選手らは自身の障害について語った後、衝撃を和らげるガードや転倒防止装置が備わっていることなど、競技用車いすの特徴を説明した。

 児童らは競技用車いすに乗り、ミニゲームに挑戦。慣れない車いすの操作と、座った姿勢からシュートを狙うのに苦戦しながらも、得点が決まると歓声が沸いた。

 参加した児童は、「操作が大変で、車いすからゴールまでボールを投げるのが難しかった」と話し、「今後は車いすを使っている人を見かけたら優しく接したい」と話した。

 ゲーム後には、選手への質問時間が設けられ、着替えやトイレなどの日常生活に関する質問に対し、講師の熊谷昌飛さんは「腕を使っていろいろな事ができます。何でも当たり前に自分でやっています」と話した。松井代表は「みなさんも大変なことがあっても、何事も諦めずに努力することが大切です」と、児童らに呼び掛けた。
公開リハーサルの様子

「少女の心」踊りで語り 満員の中 25人が表現

 大磯町在住で、ダンススタジオ「アンジェインザポケット」(二宮町一色)を主宰する舞踊家の稲川千鶴さんと、二宮町在住で「ブーランジェリーヤマシタ」を営む山下房江さんが今年5月からスタートさせた、コンテンポラリーダンスの企画「オドルコトバカタルカラダ」の公演が9月28日、ブレンドパーク(小田原)で開催された。

 「少女の頃の憧れを叶えてほしい」と企画されたもの。27日には公開リハーサルが行われ、約30人が見学したほか、公演当日は約100人の満員の観客の中、13歳から66歳までの25人の女性たちが約5カ月の練習の成果を発表した。

 赤いワンピースに黒いストラップシューズ、麦わら帽の姿で登場した出演者は、1人の女性の人生と、「赤ずきん」や「茨姫」などの童話の世界を重ねた17の演目から成るストーリーを、踊りや芝居、音楽など様々な形で表現。

 指導した稲川さんは「部活に打ち込んだ17歳の頃のように夢中になって叱咤激励を楽しんでくれたと思う」と笑顔で話していた。

明治記念大磯邸園 文化香る秋イベント 音楽や野点、器展示など

 明治記念大磯邸園(大磯町東小磯295ほか)で開園5周年記念の秋のイベントが開催される。

 10月19日(日)には「音楽のつどい」と題して、庭園を会場にギター弾き語り(午前11時〜)やバイオリン演奏(午後1時30分〜)を実施する。定員各30人。雨天時は邸宅内行う。事前申し込み制で無料。

 大磯うつわの日(10月24日(金)〜26日(日))にちなみ、10月22日(水)〜30日(木)には邸宅内に器や膳を並べ、昔の宴会の情景を再現する「情景再現の企画展」を開催。10月26日(日)には旧大隈邸の芝生で、経験者が指導するお茶を点てる体験「野点」が行われる。

 また、10月18日(土)〜11月14日(金)には園内にざる菊が展示される。

 現在、同園では旧大隈重信別邸・旧古河別邸と陸奥宗光別邸跡・旧古河別邸の2邸宅が無料公開中。イベント申し込み、問い合わせは同園【電話】0463・61・0101。

「ひらつかウェルカムガイド」の表紙

平塚市 定住促進を1冊に 移住イベントなどで配布

 平塚市は移住検討者に向け、市の魅力を紹介する「ひらつかウェルカムガイド・今こそ平塚!湘南にある、あったかい暮らし。」をこのほど制作し、9月19日から市役所受付案内などで配布している。

 21日には東京国際フォーラムで行われた移住イベント「ふるさと回帰フェア」で配布したほか、都内の移住・交流情報ガーデンでも配架している。

 同冊子は、市定住促進特集サイトの内容を小冊子化したもので、「暮らしやすい」「子育てに優しい」「子どもがイキイキ育つ」の3つの柱から、市の魅力を紹介している。

 担当の市広報課は、「市外の方だけでなく、市内の方にもこの冊子を通して、改めて平塚市の魅力を知ってもらえたら」と話す。

 規格はA4判フルカラー、12ページ。発行部数は1万部。

 現在は、市役所本館1階受付案内のほか、市内の公共施設や大型商業施設に配架されている。

地区レクでのみなと婦人会(1958年頃/清田さん提供)

地区レクに歴史あり 公民館建設のきっかけに

 原則、スポーツの日を中心とする前後の日に開催される、平塚市の「市民体育レクリエーション地区大会」(通称地区レク)。第72回の今年は10月5日(日)を皮切りに、3週に渡り各地区で開催される。

 地区レクは、運動会形式の競技をすることで子どもから高齢者まで住民同士の交流を深め、明るい地域づくりの推進、スポーツ・レクリエーション活動の向上、健康の増進を図ることを目的としている。

 第1回の開催は1953年で、全国的にレクリエーション運動が盛んに行われていた時期だった。崇善、港(当時は須賀)、松原、富士見、花水地区の5会場から始まった。

 須賀の歴史を研究している清田宰宏さん(92)の母親は、須賀の「みなと婦人会」副会長として第1回の運営に携わっていたという。「須賀青年会と一緒に率先して開催したそう。当時は太洋中の校庭が会場で、会議は港小で行われた。会議で集まれる便利な場所がほしいという住民の要望で、公民館が建設されることになったと聞く」と話す。

 現在は、小学校区におよそ1館設けられている公民館が住民に地区レクの運営を委託している。

縮小傾向も人気行事

 どの地区も、参加者の減少やコロナ禍を経て、開催時間の短縮など縮小傾向にある。

 一方で、2年前から地区レク担当を務める平塚市中央公民館の堂道誠さんは「縮小しているが、スポーツは盛り上がるので、地域に愛され長く続いている」と話す。

 その地区ならではの競技種目があるのも魅力だ。城島は地場の野菜を運ぶゲーム、金田は子どもの参加を促す園児徒競走を取り入れている。「中学生ボランティアが増えているので今後に期待したい」と堂道さんは話していた。

菅澤さん(右)とメンバーのhyumaさん

地元の若者 平塚万博出演 10月4日 ひらしんホール

 平塚ゆかりのプロの伝統芸能アーティストによるステージ「平塚万博2025」に、オーディションで選ばれた地元の若者5組が出演する。ひらしん平塚文化芸術ホールで10月4日(土)に開催。

 選ばれたのは、平塚市在住の音大生・菅澤恵利栄(えりえ)さん=人物風土記で紹介=がキーボードとボーカルを担当する音楽ユニット「泡沫(うたかた)ブルー」(最優秀)をはじめ、小学生ダンスチームや、平塚中等教育学校ダンス部など。

寝る場所を確保するためにマットを敷く様子

大磯中で防災キャンプ 約20人が一泊体験

 大磯中学校で9月26日、地域住民や同校生徒、保護者らを対象にした「防災キャンプ」(辻丸聖順実行委員長)が実施された。

 約20人が参加し、災害時の避難所となっている同校の体育館で一泊の宿泊体験を行った。

 同校は災害から命を守るために緊急的に避難する指定緊急避難場所のほか、被災者が一定期間滞在し生活する指定避難所となっている。

 大磯町危機管理課職員による津波と避難行動についての出前講座のほか、大磯町災害救援ボランティアの会の伊藤勇代表が東日本大震災被災地での復旧活動を紹介。

 伊藤代表が「津波で被災した地域のがれき除去を行った際、涙ながらに母親の形見を処分した人もいた。14年前の出来事でみんなは生まれていないかもしれないけど、知っていてほしい」と写真を交えて伝えると、子どもたちは真剣な様子で耳を傾けていた。

 そのほか、参加者は寝る場所を作るためクッション性のあるシートを敷いたり、ダンボールベッド組み立て競争などを実施。同校校長の辻丸委員長は「避難所運営では中学生も役割を担える。防災を学んで帰ってもらえれば」と話した。

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シニアの仕事体験 生きがい事業団まつり

 平塚市生きがい事業団まつりが10月9日(木)〜14日(火)まで、ひらつか市民プラザ(紅谷町18の8)で開催される。午前10時〜午後3時。平塚市生きがい事業団まつり実行委員会主催。入場無料。

 社会参加を希望する高齢者に、働く機会を提供している同事業団。

 まつりでは襖の張り替えや手芸品作りの体験、野菜や手作り縫製品などの販売が行われるほか、フラワーアレンジメント教室の作品や洋裁教室の展示、仕事の依頼、入会の相談もできる。西側入り口では午前10時15分から小学生までを対象に消しゴムがプレゼントされる。

 同実行委員担当者は「いろいろな仕事を気軽に体験しにきてください」と呼びかけている。

 問い合わせは同実行委員【電話】0463・33・2335。

「注文間違える」料理店開店 認知症理解深める

 認知症の人が1日限定でレストランのホールスタッフとして働く「注文をまちがえる陽だまりのレストラン」が11月15日(土)、ホテルサンライフガーデン別館ビクトリア湘南2階で開かれる。午前11時30分〜午後3時20分。事前予約制。

 主催は、ひらつか地域介護システム会議グループホーム連絡会と小規模多機能連絡会の主催。

 当日は、特別メニュー(デザート・ドリンク付き1980円税込)を提供。申し込みは専用フォームから。10月26日(日)締切。多数の場合抽選。

平塚市 秋の展示即売会 10月16日・17日 市役所本館

 障害福祉事業所による「秋の展示即売会」が10月16日(木)と17日(金)、平塚市役所本館1階(浅間町9の1)多目的スペースで開かれる。市地域作業所連絡会(赤部勉会長)主催。

 市内事業所の利用者が職員やボランティアの手を借りながら製作しているパンやクッキー、雑貨などのほか、ハロウィーンにちなんだ限定商品も販売。

 午前9時〜午後4時30分(17日は4時)。問い合わせは地域活動支援センターこぶし【電話】0463・34・2259。

 

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平塚市 生きがい事業団まつり 10月9日〜14日市民プラザで

 平塚市生きがい事業団まつりが10月9日(木)〜14日(火)まで、ひらつか市民プラザ(紅谷町18の8)で開催される。午前10時から午後3時まで。

 社会参加を希望する高齢者に、働く機会を提供している同事業団。まつりでは襖の張り替えや手芸品作りの体験、野菜や手作り縫製品などの販売が行われるほか、仕事の依頼相談もできる。入場無料。

 問い合わせは同事業団【電話】0463・33・2335。

梯剛之さん(左)と伊藤亮太郎さん(提供写真)

ピアノ・トリオの演奏会 11月22日 N響メンバーが出演

 「大井町でクラシック音楽を聴く会」主催の第3回N響メンバーによる演奏会「ピアノ・トリオ演奏会」が11月22日(土)、大井町生涯学習センターホールで開催される。午後0時30分開場、1時開演。

 ピアニストの梯剛之氏、前NHK交響楽団コンサートマスターの伊藤亮太郎氏、NHK交響楽団チェロ奏者の藤村俊介氏のトリオによるクラシック演奏を楽しむ。演目は「子犬のワルツ」「シンドラーのリスト」のほか、ベートーヴェンのピアノ三重奏曲「大公」を演奏する。

 チケットは全席自由で3千円。取扱店はHPで確認。(問)事務局【携帯電話】090・5304・9865

これでJ1リーグ6連敗、16戦勝ち無し。どこで襷を掛け違えたのか。大鉈を振るうことは出来なかったのか。優しいと言われる湘南サポーターからも、さすがにブーイングが飛んだ

ベルマガ通信 土俵際か、すでに割ったのか J1第32節 9月28日アウェー 湘南0-1横浜FC

 近い順位で自分たちが勝ち点3を獲得し、相手から3を奪う重要な試合、6ポイントマッチだった。前回対戦の2023年の後半戦は湘南ベルマーレが勝利したことでJ1残留が決定し、横浜FCをJ2へと陥落させた。その前、2021年の後半戦は平塚ホームで勝利し、その後を2勝3分1敗で乗り切りJ1残留、対照的に横浜FCはその後、2分4敗でJ2に降格。

 今回はまだ最終結果が出ていないが、リーグ戦で縮められる勝ち点差=残り試合数×1が目安と言われる。残り試合数は6。この試合の敗戦により横浜FCに対し開いた勝ち点差も6。湘南は得失点差が不利ゆえ、実質的な勝ち点差は7とも言える。

 まだ9月にして土俵際に追い込まれた湘南。これが際なのか、すでに土俵を割っているのか。奇跡なんて言いたくないが、奇跡を待つ日々が来る。

(ベルマガ編集長 有坂玲)