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平塚・大磯・二宮・中井 社会

公開日:2025.10.03

大磯中で防災キャンプ
約20人が一泊体験

  • 寝る場所を確保するためにマットを敷く様子

 大磯中学校で9月26日、地域住民や同校生徒、保護者らを対象にした「防災キャンプ」(辻丸聖順実行委員長)が実施された。

 約20人が参加し、災害時の避難所となっている同校の体育館で一泊の宿泊体験を行った。

 同校は災害から命を守るために緊急的に避難する指定緊急避難場所のほか、被災者が一定期間滞在し生活する指定避難所となっている。

 大磯町危機管理課職員による津波と避難行動についての出前講座のほか、大磯町災害救援ボランティアの会の伊藤勇代表が東日本大震災被災地での復旧活動を紹介。

 伊藤代表が「津波で被災した地域のがれき除去を行った際、涙ながらに母親の形見を処分した人もいた。14年前の出来事でみんなは生まれていないかもしれないけど、知っていてほしい」と写真を交えて伝えると、子どもたちは真剣な様子で耳を傾けていた。

 そのほか、参加者は寝る場所を作るためクッション性のあるシートを敷いたり、ダンボールベッド組み立て競争などを実施。同校校長の辻丸委員長は「避難所運営では中学生も役割を担える。防災を学んで帰ってもらえれば」と話した。

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