平塚・大磯・二宮・中井 社会
公開日:2025.10.03
地区レクに歴史あり
公民館建設のきっかけに
原則、スポーツの日を中心とする前後の日に開催される、平塚市の「市民体育レクリエーション地区大会」(通称地区レク)。第72回の今年は10月5日(日)を皮切りに、3週に渡り各地区で開催される。
地区レクは、運動会形式の競技をすることで子どもから高齢者まで住民同士の交流を深め、明るい地域づくりの推進、スポーツ・レクリエーション活動の向上、健康の増進を図ることを目的としている。
第1回の開催は1953年で、全国的にレクリエーション運動が盛んに行われていた時期だった。崇善、港(当時は須賀)、松原、富士見、花水地区の5会場から始まった。
須賀の歴史を研究している清田宰宏さん(92)の母親は、須賀の「みなと婦人会」副会長として第1回の運営に携わっていたという。「須賀青年会と一緒に率先して開催したそう。当時は太洋中の校庭が会場で、会議は港小で行われた。会議で集まれる便利な場所がほしいという住民の要望で、公民館が建設されることになったと聞く」と話す。
現在は、小学校区におよそ1館設けられている公民館が住民に地区レクの運営を委託している。
縮小傾向も人気行事
どの地区も、参加者の減少やコロナ禍を経て、開催時間の短縮など縮小傾向にある。
一方で、2年前から地区レク担当を務める平塚市中央公民館の堂道誠さんは「縮小しているが、スポーツは盛り上がるので、地域に愛され長く続いている」と話す。
その地区ならではの競技種目があるのも魅力だ。城島は地場の野菜を運ぶゲーム、金田は子どもの参加を促す園児徒競走を取り入れている。「中学生ボランティアが増えているので今後に期待したい」と堂道さんは話していた。
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