保土ケ谷区版【10月16日(木)号】
任命書を受け取る上星川小環境委員会の児童たち

【横浜市保土ケ谷区】 区が「花の街ほどがや」へ小中10校を模範役に任命

 保土ケ谷区は、花と緑を通じた街づくり活動の推進などを目的に制定したほどがや花憲章の機運醸成を図る2025年度の「フラワーメイトジュニア」に、区内の小中学校10校を任命した。区の担当者は「児童や教職員と連携してまちを花で彩りたい」と話す。

 保土ケ谷区が1998年に独自に制定したほどがや花憲章。区はこれまでに、花壇と時計を組み合わせた「花時計」を区役所前の広場に設置するなど、花憲章に紐づけた取り組みを進めてきた。

 2023年からは、「ほどがや花フェスタ」で設置する仮設花壇の花をイベント終了後に希望した区内の小中学校と幼稚園、保育園に寄贈。学校や幼稚園などは区から譲り受けたパンジーやキンギョソウを校(園)内の花壇で育てる。

 区はこうした活動をさらに地域に浸透させて「花の街ほどがや」を体現しようと、24年にフラワーメイトジュニアの取り組みを開始。希望した小中学校を対象に任命書などを贈呈し、子どもたちのモチベーションを高めている。任命を受けた学校は環境委員会らが主体となり、花壇の整備などを通じて花憲章の普及に貢献している。

住民有志も一役

 フラワーメイトジュニアの任命を受けた上星川小学校の環境委員会は、同校で活動する地元有志によるボランティア「星の子地域応援隊」のメンバーと共に月1回、花壇を整備する活動を実施。花憲章の普及に留まらず、児童と住民がコミュニケーションを図り、交流を深める機会にもなっている。

 10月7日に行われた活動には30人以上が参加。訪れた区の職員から任命書や記念品を受け取った。その後、児童たちは同応援隊の花植え部門のリーダーを務めている富田純子さん=人物風土記で紹介=らと共に花の植え替えなどを行った。

 環境委員会の委員長の稲田芙紀さんと副委員長の松下希帆さん(ともに6年)は「フレンドリーな雰囲気の中、花を育てることができて楽しい。難しいこともあるけど、みんなで協力してきれいな花壇を守りたい」と笑顔で感想を話した。
22年度に発生した、リチウムイオン電池による収集車の火災※消防局提供

リチウムイオン電池 12月から分別収集 横浜市、車両発火などを受け

 横浜市では市内各地の専用ボックスで回収しているリチウムイオン電池などについて、集積場所での分別収集を12月から始める。通常のごみに混入したリチウムイオン電池などにより、収集車や廃棄物処理施設の火災が、市や全国で発生していることを受けたもの。

 モバイルバッテリーやスマートフォンに使われているリチウムイオン電池。12月からは週2回の燃やすごみの日に、モバイルバッテリーはそのまま、その他の機器は本体から取り外した状態で、乾電池などと同じ「電池類」として袋にまとめて出すことができる。膨張・破損したものやポータブル電源については、各区の資源循環局収集事務所に持ち込む。

 リチウムイオン電池などは現在、区役所や家電量販店にある専用ボックス(市内168カ所)で回収されている。同局によると、公共施設(59カ所)での回収量は年間およそ17t(2024年度)。年々増える一方で、市民から「回収ボックスがあることを知らない」という声も上がるなど認知度が課題だった。

 近年は集積場のごみに混ざったリチウムイオン電池などにより、収集車内で発火する事例が市内でも発生。大きな火災にならなかったが、22年度から24年度までに28件、今年度も4件発生している(10月1日時点)。

 市ではこうした背景を受けて、昨年度から分別収集の導入を検討しており、12月の開始を決めた。専用ボックスは引き続き設置される。

 分別収集の徹底にあたっては、市民への周知が必要になる。同局では地域の掲示板や集積場所、ホームページや広報などで発信する考えで、職員は「出し方に注意しながら分別収集に協力を」と話している。

電気火災も増加

 住宅などで発生しているリチウムイオン電池関連の電気火災も、市内で増加傾向にある。市消防局によると、25年度は9月30日までに50件(速報値)発生しており、21年度以降の年間件数を既に超えている。

 消防局では対策として関連製品を夏場など高温の車内に放置しない、本体に強い衝撃を与えないなどを挙げる。膨張や熱を持っている場合の使用中止も呼びかける。

上星川小学校で活動する花植えボランティアのリーダーを務めている 富田 純子さん 上星川在住 55歳

児童を愛し、恩返しを

 ○…上星川小学校で多彩に活動するボランティアチーム「星の子地域応援隊」の一員。学校花壇の整備を手伝うチームのリーダーとして、環境委員会の児童と共に花植えなどに取り組んでいる。児童が活動に参加できない時に、仲間たちと共に花壇の草むしりをするなど、縁の下の力持ちとして貢献する。「自分の子どもも通った小学校。恩返しのつもりで少しでも皆さんのお役に立てれば」と誠実に語る。

 ○…14年前、長女の入学を機に同校のはまっ子ふれあいスクール(現・放課後キッズクラブ)のスタッフになった。それまでに教育業界で働いた経験はなかったが、近所の子どもと遊んでいる様子を見たママ友から「子どもと関わる仕事が向いているのでは」と勧められたことがスタッフになったきっかけ。今では大人になったクラブの子どもたちからまちで声を掛けられることもある。

 ○…放課後キッズクラブの縁で始めた星の子地域応援隊では花壇の整備のほか、児童への読み聞かせや学校の畑を管理する農園ボランティアにも携わる。読み聞かせには約13年間参加しており、当初は年1回だった活動も現在は月1、2回の頻度になるなど広がりを見せる。「農園の活動も好き。今後はバランス良く携わりたい」と話す。

 ○…PTAのバレーボールチームに所属する。「バレーをやらず、見学しに来ている子どもたちと遊んでしまう。この年齢になっても見た目は大人、中身は子どものままなんで」とお茶目に笑う。人に共感することを大切にしており、小学生の母親たちの相談に耳を傾ける。「子育てに対する不安や悩みは自分も抱えていたので気持ちが分かる。誰かに話を聞いてもらうことで心が落ち着く」といい、同じ目線に立って語り合う。

保土ケ谷公会堂前で大会ポスターを掲げるブラックめんそーれ選手

プロレスリング・ノア 10月21日に保土ケ谷公会堂で大会

 プロレス団体「プロレスリング・ノア」による保土ケ谷大会が10月21日(火)午後6時30分から、保土ケ谷公会堂で行われる。

 大会では、GHCヘビー級王者のKENTA選手と11日の両国国技館大会で米国修行から約1年ぶりにNOAHマットに戻ってきた稲村愛輝改めYoshiki Inamura選手が6人タッグマッチで激突する。

 NOAHが保土ケ谷公会堂で大会を行うのは初めて。大会を前にブラックめんそーれ選手は「どの席からもとっっっても見やすい会場なので、ぜひご来場くだシャーーーッ!い!」と呼びかける。チケットは4千円(B席)から販売中。

5組10人を招待

 保土ケ谷大会に5組10人を招待。メールに住所、氏名、年齢、職業、NOAH選手への応援メッセージを明記し、件名を「NOAH保土ケ谷」として編集室(yoko-d@townnews.co.jp)へ。10月18日(土)着分有効。当選者にはメールで連絡。

体を動かす地元住民

ラジオ体操で交流 早朝の県立保土ケ谷公園

 県立保土ケ谷公園の噴水広場では毎日午前6時30分ごろに、住民有志によるラジオ体操が行われている。長年参加しているという男性は「正式な組織ではなくリーダーもいない。自由に行われているが、荒天の時でも数人は来る」と話す。

 21年前から参加しているという女性によると、同所のラジオ体操は、以前にこの地域で自治会町内会の役員を務めていた人が定着させたという。健康増進のほか、地域コミュニティーの場にもなっている。

 10月8日に行われたラジオ体操には約50人が参加。噴水広場を取り囲む形で大きく広がり体を動かした。参加者の長谷川桂子さんと新江英子さんは「四季の移ろいを感じる公園で体を動かすことができて気持ちが良い」などと感想を述べた。

ハイハイレースの様子

パパママへまっしぐら イオンでハイハイレース

 イオン天王町ショッピングセンターで10月8日、「イオン天王町 ハロウィン ハイハイレースフェスティバル」が開催された。

 0歳から2歳までの子どもを対象としたハイハイレースには、約20組が参加。スタート直後に泣き出してしまう子が多く見られたが、泣きながらも両親目掛けてハイハイをしながら前に進んでいた。我が子が1位になった母親は「この子がハイハイをする時期は今だけなので参加しようと思った。子どもが好きな絵本を見せながら呼び寄せた」と話す。また、千縁(ちより)ちゃん(9カ月)を連れ都内から参加した大堀さん夫婦は「色々探して今回のハイハイレースを見つけた。泣いてしまったら1位は難しいかなと話していた。泣かなかったけど止まってしまった」と振り返った。

 ハロウィーンの装飾には用意されたフォトブースでは、子どもの写真を撮る親の姿があった。

 また、手形足形アートコーナーでは、好きな台紙に子どもの手形と足形を取り、思い思いにデコレーションをしていた。霞台在住の増田彩乃さんは、至塁(いたる)くんと希彗(きすい)くんの手形と足形を取り「良い記念になった」と笑顔を見せた。

情報共有を行う職員

地震の初動確認強化へ 区役所で本部運営訓練

 保土ケ谷区災害対策本部運営訓練が10月9日に保土ケ谷区役所で行われ、職員約90人が連携を図った。

 同訓練は、区内で震度6強の地震が発生したことを想定して実施。来庁者の安全確保のほか、区災害対策本部の危機対応能力の向上や対応マニュアルの問題点などを確認して改善につなげることを目的としている。

 当日は区災害対策本部会議に向けた動きや区役所内で役割分担された援護班、医療調整班、ボランティア班など14班の初動を確認。発災後72時間以内に予想される活動について、ロールプレイング方式で行った。

 訓練後に保土ケ谷消防署の吉元景副署長らによる講評が行われ、職員はメモを取っていた。神部浩区長は「地震が実際に起こった際は、マニュアル通りにはいかないと思う。情報を集約して時系列で整理ができるよう、消防や警察との連携強化を図りたい」と訓練を振り返った。

 保土ケ谷区は、横浜市内で1カ所でも震度5強以上の地震があれば、避難所として開設される地域防災拠点で住民有志が行う訓練の重要性を説く。区の担当者は「公助には限りがある。訓練に参加するなどして自助・共助を高めていただきたい」と呼び掛ける。

傘をさし、まちを歩く参加者

「サイン」目的に散策 地元団体が交流企画

 羽沢横浜国大駅周辺のにぎわいづくりに取り組む羽沢横国まちづくり協議会(石川源七会長)らによる「ときわ学びフェス」が10月11日、常盤台地域ケアプラザなどを会場に行われた。

 同協議会は保土ケ谷区と神奈川区の自治会町内会、横浜国立大学、常盤台地域ケアプラザ・コミュニティハウスなどで構成される。横浜市地域まちづくり推進条例に基づき、今年3月に山中竹春横浜市長から組織及び市民主体のまちづくり計画の認定を受け、活動の場を広げている。

 同協議会らは「多世代がふらっと寄れる居場所をつくろう!」を合言葉にしたイベントを2週にわたって企画。ときわ学びフェスでは4講座が行われた。

 この日の天気は雨だったが、まち歩き講座には約30人が参加。同協議会のメンバーがガイドを務め、地域に設置された道案内やまちの魅力を紹介した看板「サイン」を巡った。自治会町内会にまつわるクイズに答えてクロスワードを完成させるというゲームも盛り上がった。石川会長は「地元住民の協力によりサインの設置が実現した。地域への愛着を高めるものだと改めて感じた」と話した。そのほか、料理、松ぼっくりアート、韓国語の講座が行われた。

 ときわ学びフェスの関連イベント「はざわ学びフェス」は10月18日(土)午前10時から、YNU BASE HAZAWA=神奈川区=で行われる。

恒例のハロウィン祭り 星川駅前広場で

 星川商店会(林俊二会長)主催の「星川ハロウィン」が10月26日(日)午前11時から、星川駅前広場で行われる。詳細は同商店会のウェブサイトで確認。

ごみを拾い終え、上星川駅前に集合するメンバー(提供写真)

たちばなLC 上星川で合同清掃 世界奉仕デーに合わせ

 横浜たちばなライオンズクラブ(小島衛会長)は10月5日、国内外のライオンズクラブが一斉に社会貢献活動に取り組む「ワールドライオンズ奉仕デー」の一環として、上星川駅周辺で地域清掃を行った。

 清掃活動には同クラブのほか、横浜旭ライオンズクラブのメンバーが参加。総勢18人は国道16号線の歩道を練り歩き、歩道に捨てられたたばこの吸い殻やペットボトルなどをトングで拾った。

 横浜たちばなの保科明彦さんは「通りのお店やすれ違う家族連れの方々から『ありがとうございます』と声を掛けていただいたり、通りがかりのお子さんがごみ拾いを手伝ってくれたりと、いろいろな出会いがあった。有意義な奉仕活動ができた」と感想を話した。

精肉店跡地に交流拠点 釜台町 19日に開業セレモニー

 多世代交流拠点「二つ台みーとみーと」(西村実貴代表)=釜台町=のオープンを記念するセレモニーが10月19日(日)に同所で行われる。午前9時30分から午後7時まで。入場無料。

 二つ台みーとみーとは、バス通りの大池道路沿いにある二つ台商店街(釜台町と隣接する常盤台の2つの台を付けた愛称)に位置し、2023年に閉店した二葉屋精肉店の跡地を活用。横浜国立大学出身の西村代表や地元住民は開業準備を進めるとともに、マルシェやワークショップを行うなどして存在を広く知ってもらえるように働きかけてきた。

 当日は菓子が入ったくず玉を割るセレモニーを皮切りに、立食パーティー(参加費1500円)やオリジナルムービーの上映などの企画が目白押し。横浜国立大学の学生による夜市なども行われる。

 西村代表は「開業までに多くの方々に助けてもらった。地域交流の良い事例を増やし、皆さんに恩返しをしたい」と意気込みを語る。詳細はメール(futatsudai.mtmt@gmail.com)に送信。

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市民公開講座 消化器がんを学ぶ 25日、保土ケ谷公会堂

 第140回市民公開講座「消化器がんを知ろう!」が10月25日(土)に保土ケ谷公会堂(星川駅徒歩3分)で行われる。日本消化器病学会と横浜保土ケ谷中央病院の共催。

 消化器(食道・胃・大腸・肝臓・胆道・膵臓)のがんは、がんによる死亡者数の約半数を占める。がんの早期発見や早期治療が重要で、がんについて理解を深めることが命を救う鍵になる。

 講座では、横浜市立大学附属市民総合医療センターと横浜保土ケ谷中央病院の医師が消化器がんの内科的治療や内視鏡的治療、外科治療などについて解説する。がん治療認定医、看護師、栄養士、理学療法士による「がん相談コーナー」も設けられる。

 参加費無料。午後1時から4時30分まで。問い合わせは、横浜保土ケ谷中央病院第140回市民公開講座運営事務局【電話】045・331・1559へ(平日午前11時から午後5時まで)。

歌で特殊詐欺防止を呼び掛けた

保土ケ谷防犯協会 まちぐるみの安全対策を 歌や表彰で機運醸成

 住民に防犯意識の向上を呼び掛ける「令和7年度保土ケ谷区民『防犯のつどい』&ミニコンサート」が10月8日、保土ケ谷公会堂で行われた。

 これは、保土ケ谷防犯協会(堀功生会長)が保土ケ谷警察署、保土ケ谷区役所と連携して毎年開催するもの。12回目を迎えた今年は「みんなでつくろう 安心の街 ほどがや」をテーマに、音楽の要素を取り入れて2部構成で実施した。

 オープニングでは歌手の彩ショルさんが登場。ウサギをモチーフにした保土ケ谷警察署マスコットキャラクター「ほどぴょん」らと共に特殊詐欺防止を呼び掛ける防犯ソング「ダメ!ダメ!ソング」などを歌った。

 1部では防犯功労者、ほどがや防犯川柳コンクールの表彰式を実施。防犯功労者の個人の部には保土ケ谷区青少年指導員協議会の白石勝己会長、団体の部には西谷第四町会が選ばれた。同コンクールの最優秀賞作品「スマホより まわりをみよう あぶないよ」の作者、新井小学校5年の佐藤仁さんは「歩きスマホが危険だということを皆さんに理解してもらえれば」と話した。

 2部では「チェロ・ピアノ二重奏」と題したミニコンサートを開催。プロの音楽家が美しい音色で会場を包み込んだ。

壇上であいさつする橋本副知事(右)と藤田東神奈川事業部長

「県産品や施策知って」 神奈川再発見フェア

 イオン天王町ショッピングセンターで10月9日から13日までの期間、「食べて応援!神奈川再発見!フェア」が行われた。神奈川県とイオン株式会社は2011年に包括提携協定を締結しており、両者が連携し同フェアを開催した。

 期間中、同店では三崎のまぐろや湘南ポークといった県産品を販売。県内の特産品や銘菓を求めて多くの来店者で連日にぎわいを見せた。

 11日に行われたセレモニーには、神奈川県の橋本和也副知事と、イオンリテール株式会社の藤田一夫東神奈川事業部長が登壇。橋本副知事は「神奈川県は都市化しているが農業や水産業も盛ん。この機会に県産品を少しでも知ってほしい」とあいさつし、2027年に開催されるGREEN×EXPO2027をPRした。藤田事業部長は「県が進めている環境対策や未病などの取り組みをこの機会に知っていただけたら」と話した。

 「認知症未病改善を楽しく学ぼう!」「自分のカラダを知ろう!〜今日からミビョウカイゼン〜」「楽しく学ぼう!プラごみの現状」「家族で実践!地球温暖化対策」などと題した各ブースでは県の取り組みを紹介。「どうぶつお面づくり」や「お子さまぬりえ体験」のコーナーでは子どもに人気を集めていた。

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読書楽しむ機会に 12月13日 公会堂で講演会

 保土ケ谷区民が読書に親しみ楽しむ機会を広げることを目的とした「読書活動推進講演会」が12月13日(土)、保土ケ谷公会堂で開催される。午後2時から3時30分まで。保土ケ谷区読書活動推進会の主催。SNSで小説の紹介動画を投稿する動画クリエイターの「けんご@小説紹介」氏を講師に招き、「読書は伝えるまでが面白い〜本を語り、読書文化を育てる〜」をテーマに講演。定員300人(11月1日(土)から応募受付)。また、講演内で行われる「けんご@小説紹介」氏とのトークセッションの参加者(中高生10人)を募集中(10月31日(金)まで)。問い合わせは、保土ケ谷区地域振興課「読書活動推進講演会」担当【電話】045・334・6307へ。

横浜彫刻家具を前に山本さん(右)

横浜ユーラシア文化館 企画展 実業家・山本さんの逸品200点 文化融合の横浜史を紹介

 企画展「横濱 東西文化のランデブー」が横浜ユーラシア文化館=中区日本大通=で来年1月12日(月・祝)まで開催されている。

 企画展には中区で生まれ育ち、横浜の歴史と文化に深い愛情を持つ(株)三陽物産の代表取締役・山本博士さんの1千点を超えるコレクションから約200点を展示。精緻に作り込まれた立体的な細工が施され、海外からも高い評価を受けた眞葛焼(まくずやき)約50点や、西洋人の東洋趣味にあわせて花鳥風月などが立体的に彫りこまれた横浜彫刻家具などが見られる。

 これらの多くは海外に輸出され、日本に残る品は少ない。山本さんがアンティークショップやインターネットで国内外から集めてきた貴重なコレクションが一堂に並ぶ。山本さんはその品々を「幕末から明治にかけての横浜の華やかな雰囲気を感じたくて集めてきた『宝物』」と話す。

 そのほか、西洋の写真技術と日本の絵付けや蒔絵が融合して生まれた横浜写真や、横浜の洋楽器、神奈川台場の古写真や設計した勝海舟の書状などが紹介されている。

「自由に楽しんで」

 今回の企画展は「見た人が自由に楽しんで発信してほしい」と写真撮影やSNSへの投稿が可能となっている。会期中には、山本さんによる講座や講演会も開催される。

 開館時間は午前9時30分から午後5時まで。一般800円、市内65歳以上と小中学生400円。(問)同館【電話】045・663・2424

専用のテレビカメラを使用した調査=市提供

横浜市下水道管路 腐食やひび割れ確認 調査で対策必要0・8㎞

 横浜市は、1月に埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故を受けて実施した下水道管路の調査結果を9月17日に発表した。優先的に調査した約50Kmのうち、約35Kmの判定、評価が完了し、約0・8Kmで対策が必要だとした。

 調査は下水道管の破損が起因とされる八潮市の事故を受け、国が全国の自治体に要請したもの。

 市内には約1万2千Kmの下水道管がある。このうち、陥没現場と下水道管の地盤が類似していたり、構造的に腐食しやすい場所にある約50Kmを優先して3月26日から調査を開始。専用のテレビカメラを用いた調査と調査員がマンホールから管路に入って行う潜行目視調査を併用した。

 結果、陥没事故につながるような劣化は確認されなかったものの、腐食やひび割れが確認された箇所があった。

 対策が必要と見込まれる約0・8Kmのうち、速やかな対策が必要とされる0・7Kmでは原則1年以内に、残りの0・1Kmでは、応急措置を実施した上で5年以内に対策の実施を進める。劣化の状況に応じた状態の監視の継続と修繕、改築を行っていく。

 また、優先実施の対象の残りの15Kmの評価の取りまとめと、内径2m以上かつ設置後30年経過した約350Kmについても2025年度内を目途に調査を実施する予定だ。

 調査にかかる13億1160万円の事業費のうち、国庫補助事業で半額の6億5580万円が国から補助される。

進む老朽化

 市は、1960年代以降、短期的で膨大な下水道整備を行ってきた。コンクリートの標準耐用年数の50年を超える下水道管は、23年度末で約1500Km(市内に布設の約13%)で、20年後の43年度末には約1万Km(同84%)になる。

 急激な老朽化を見据え、市は22年度から、臨海部など古くから下水道が整備された区域を対象としてきた下水道管の再整備を全市域に拡大した。また、再整備のスピードアップやコストの縮減のため、道路を掘削せず既設管の中に新たな管を作る管更生工法を主体に工事を進めている。

色づく大花壇※9月26日撮影

里山ガーデン(旭区) 100品種15万本の大花壇 19日まで公開

 里山ガーデン=旭区=を花々が彩る「秋の里山ガーデンフェスタ」が10月19日(日)まで開かれている。午前9時30分から午後4時まで。入場無料。

 フェスタは横浜市と公益財団法人横浜市緑の協会の主催で、春と秋に行われている。今秋のテーマは「夕焼け色の丘」。市内最大級という約1万平方メートルの大花壇では、コスモスやサルビア、ジニア(百日草)など約100品種15万本の花々を楽しめる。期間中は軽食やスイーツなどのキッチンカーも出店。「GREEN×EXPO 2027」のフォトスポットなども用意されている。

 9月26日に近隣から訪れていた2人は、「何度も来場している。毎回、凝った作りの花壇を観ることが楽しみ」「初めて来ました。花がきれいで写真映えしますね」とそれぞれ楽しんでいた。

 里山ガーデンは、よこはま動物園ズーラシアに隣接。相鉄線の鶴ケ峰駅と三ツ境駅、JR横浜線・市営地下鉄の中山駅から「よこはま動物園」行きバス終点下車。里山ガーデン正面入口までは徒歩15分、または無料シャトルバス。問い合わせは【電話】050・5548・8686へ。

横浜市 新中期計画へ意見募集 10月21日まで

 横浜市はこのほど、2026年度から29年度までの新たな中期計画の基本的な方向を発表した。10月21日(火)まで意見募集を行っている。

 同計画は、4年ごとに策定。市の市政運営の指針になるものだ。26年5月頃の原案策定を予定する。市は2040年の横浜のありたい姿として「共にめざす都市像『明日をひらく都市』」を掲げており、前計画と同様に指針とした。

 今回は「市民生活の安全・安心×横浜の持続的な成長・発展 人にやさしいまち・世界を魅了するまち」を戦略に位置づけた。具体的には総合的な取組として「毎日の安心・安全」「防災・減災」など14の政策群を示した。また、横断的な取組として横浜の成長・発展に向けた「明日をひらく都市プロジェクト」と題し、「循環型都市への移行」「観光・経済の活性化」などを掲げた。

 意見募集は、14の政策群に関して関心が高いものを選ぶ設問と、共に目指す都市像と戦略についての意見を記述する設問を用意している。18歳以下を対象に市のウェブサイト上に紹介ページも用意し、意見募集できるようにした。提出は【FAX】045・663・4613や横浜市電子申請・届出システムなどで行う。(問)横浜市政策経営局【電話】045・671・2010

委嘱状を手にする田村園長(左)と中島常務理事

赤い羽根共同募金 14代目PR大使就任 ミナミコアリクイの「ムム」

 10月1日から始まった第79回赤い羽根共同募金運動のPR大使に、野毛山動物園=横浜市西区=のミナミコアリクイ「ムム」が就任した。10日に委嘱状伝達式が行われ、神奈川県共同募金会の中島孝夫常務理事から、同園の田村理恵園長に委嘱状が手渡された。

 2012年から同園の動物たちがPR大使を務め14代目。任期は来年3月末まで。23年6月6日に同園で生まれたムムは2歳のメス。ミナミコアリクイは、木の上から周囲を見渡す習性があることから、地域の小さな声も聞き逃さず支援の輪を広げていきたいという思いで選ばれた。

 田村園長は「動物たちが長くPR大使を続けてこられ光栄に思う。発見や学びの場でもある動物園にぜひ足を運んでもらえれば」と話した。

 期間中は、同園の管理事務所で、1回500円以上の寄付でコラボピンバッジがもらえる。なくなり次第終了。

ペットの災害対策学ぶ 山下公園 19日にフェス

 ペットの災害対策などを学べる「動物愛護フェスタよこはま2025」が10月19日(日)、山下公園おまつり広場=横浜市中区山下町279=で開催される。動物愛護フェスタよこはま実行委員会と横浜市医療局の共催。

 当日は、ペットと災害時の避難体験ができる「わんちゃんと一緒に体験コーナー」(午前10時30分から午後2時)のほか、日本補助犬協会による補助犬デモンストレーション(2時から2時30分)、日本動物福祉協会横浜支部による「わんニャンお悩み相談室」、横浜ペット霊園協会によるペット葬儀の生前相談などさまざまな面で学びを深められる。またステージも設けられ、地元中学校の吹奏楽部による演奏やマーチングのほか、ドッグダンスも楽しめる。

 午前10時から午後3時。天候により中止、縮小の可能性あり。当日の開催可否などの問合せは市コールセンター【電話】045・664・2525(当日午前8時から)。

演奏会のチラシ

パリ薫る名曲、室内楽で 10月26日、上大岡で演奏会

 一般社団法人横浜音楽文化協会は「第7回ピアノライブコンサート 黄金の秋に贈る〜19・20世紀パリのピアノと室内楽〜」を10月26日(日)、上大岡駅直結の港南区民文化センターひまわりの郷ホールで開く。午後2時開演(1時30分開場)。全席自由3500円。

 今回は、パリのサロンで活躍したショパンや、近代フランスを代表するフォーレ、ドビュッシーの楽曲をピアノと室内楽で届ける。チケットの申し込みは、ひまわりの郷【電話】045・848・0800へ。

読者プレゼント

 このコンサートに読者10組20人を招待。希望者は、件名に「ピアノライブコンサートプレゼント」と明記し、本文に【1】代表者氏名【2】電話番号【3】メールアドレス【4】同行者氏名を記入の上、Eメールで応募。宛先は【メール】5pianolive@gmail.com。10月20日(月)必着。応募は2人1組。当選者には21日(火)に同協会から連絡がある。

約80人が参加した講座

薬物乱用防止教育の担い手養成 ライオンズクラブ国際協会330-B地区が講座

 神奈川県や山梨県などで奉仕活動を行うライオンズクラブ(LC)で構成されるライオンズクラブ国際協会330―B地区は10月8日、中区で「薬物乱用防止教育認定講師養成講座」を開いた。

 LCは各地の小中学校などで薬物乱用防止教室を実施しており、講座は教室で指導する講師を養成するため毎年開かれている。今回は、新たに講師を目指す人や資格更新の時期を迎えた講師ら約80人が参加した。

 参加者は、公益財団法人「麻薬・覚せい剤乱用防止センター」や神奈川県警の担当者から、薬物乱用が心身に与える影響や取り締まりの現状について説明を受けた。

 同地区薬物乱用防止委員会の立山和也委員長は「薬物使用の低年齢化が進んでおり、小中学生のうちに薬物の恐ろしさをしっかり教えたい」と強調。県内の一部地域で教室が開催できていない現状にも触れ、「活動をさらに広げていきたい」と抱負を語った。

児童盗撮で逮捕・起訴の市立小学校教諭を懲戒免職

 横浜市教育委員会は10月10日、児童の盗撮動画をSNSで共有したり、わいせつな行為をしていたとして逮捕・起訴されている市立小学校の30代男性教諭を9日付で懲戒免職処分としたことを発表した。

 市教委によると、教諭は昨年10月に県内の施設で児童にわいせつな行為をした。さらに、今年1月には、児童の下着を撮影し、その動画をSNSで共有したほか、4月にも着替え中の児童を盗撮していた。

 市教委は今回の事件を受け、懲戒処分に関する指針を一部改正。法律や条例に違反するわいせつな行為は、被害者の年齢に関わらず、原則として懲戒免職とすることを明示した。

 下田康晴教育長は「極めて重大な不祥事。教育への信頼を著しく損なうもので深くお詫びする」とし、「性暴力は絶対に許さない。児童生徒のケアと再発防止に全力で取り組む」とコメントした。

男児盗撮の市児童相談所職員を懲戒免職

 横浜市は10月7日、市児童相談所の一時保護所で保護中の10代男児を盗撮した20代の会計年度任用職員を懲戒免職処分にしたことを発表した。

 市によると、職員は今年6月、就寝中の男児の尻をスマートフォンで撮影。被害児童からの申し出で発覚し、児童相談所が警察へ通報。その後、職員は横浜地方検察庁に書類送検されていた。

朝井リョウさん(撮影:川口宗道)

直木賞作家・朝井リョウさん招き読書イベント 12月に市中央図書館 高校生~25歳以下の参加者募集

 横浜市教育委員会などは、直木賞作家の朝井リョウさんを招き、市内の高校生から25歳までの若者を対象にしたイベントを12月19日(金)に市中央図書館=西区=で開催する。

 朝井さんは2009年に『桐島、部活やめるってよ』でデビューし、13年に『何者』で直木賞、21年に『正欲』で柴田錬三郎賞を受賞している。

 イベントは、市が「二十歳の市民を祝うつどい」(旧成人式)で配布している冊子「はたちの20冊」の特別企画 。事前に寄せられた進路や就職などの悩みに、朝井さんがおすすめの本を紹介しながら答えるほか、20歳の公募市民による「つどい」の実行委員との対談も行われる 。

 参加無料。午後7時から8時15分。定員は50人で、応募多数の場合は抽選。申し込みは市のサイトから10月31日(金)まで。

 問い合わせは市教委生涯学習文化財課【電話】045・671・3282。

定例会見に臨む山中市長

日産、マリノス筆頭株主継続に山中市長「市民の安心につながった」 スタジアム命名権は協議中

 横浜市の山中竹春市長は10月9日の定例記者会見で、サッカーJリーグの横浜F・マリノスを運営する日産自動車が筆頭株主を続ける意向を示したことについて「力強いメッセージ。市民の安心につながった」との認識を示した。

 日産がマリノス株の売却を検討しているという報道を受け、10月3日、市と横浜商工会議所、横浜市スポーツ協会が連名で日産に市内での活動継続を要望。日産は同日にホームページなどで「横浜F・マリノスの筆頭株主であり続けます」と発表していた。

 山中市長は会見で「(要望した)その日のうちに力強いメッセージがあった。市民の安心につながったのではないかと思う」と日産に感謝の意を示した。マリノスについては、「市民の愛着と誇りである大切なプロスポーツチームであり、Jリーグ発足時から横浜の象徴として活躍してきた」と述べ、今後も「市としてできることを行いたい」とした。

 一方、再検討を指示した日産スタジアムの命名権については、「日産とすでに協議を開始している」としたが、内容などについては回答を控えた。