青葉台駅周辺再開発 まちづくり構想、策定に着手 第一回懇談会で意見交換
横浜市、東急(株)、独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)の3者は青葉台駅周辺における再開発について、地域の課題や将来像をまとめる「(仮称)青葉台駅周辺地区まちづくり構想」の策定に着手した。10月14日には第1回懇談会を実施し、地元自治会・商店会、学識者らと意見交換を行った。
同駅周辺は、1967年の土地区画整理事業を契機に道路や駅前広場などの都市基盤施設が整備された。しかし、土地区画整理事業と同時期に建設された青葉台プラーザビル(青葉台東急スクエアNorth―2・3・4、青葉台市街地住宅)は築55年を超え、建物の老朽化や防災・バリアフリー対応の遅れが目立つ。交通結節機能の高い同駅だが、周辺道路の渋滞、バスターミナルなどの歩行者の滞留空間の不足といった課題も生じている。
また近年、頻発化する自然災害や脱炭素化の推進などの社会課題にも対応した、持続可能なまちづくりの必要性も叫ばれており、再開発に携わる同3者は今年1月に連携協定を締結していた。
現状の課題・魅力確認
懇談会には同3者のほか、青葉台連合自治会、商店会等のメンバーから成る団体「魅力ある街青葉台」から8人、学識者2人が参加。駅周辺の魅力や課題について、意見を交わした。その中で寄せられた意見では「駅周辺に緑が少ない」「駅東側の団地との高低差があり、移動が大変」「バスの乗降場所が狭い」など現状に対する課題が挙げられた。反対に「バスロータリーは開けた空間で空を見上げられるので素晴らしい」など駅周辺の魅力についても再確認された。
懇談会は今後、計5〜6回(次回は2月)の開催を予定。地域住民や関係者との意見交換のほか、駅施設利用者からのアンケート・ヒアリング調査などを通じて、まちのポテンシャルを最大限に引き出す構想を目指すとしている。
市都市整備局市街地整備推進課の担当者は「色々な意見を受け止めた上で、ソフト、ハードの両面からまちづくりに活かしていきたい」と話している。
同構想の策定は2027年を目途にまとめられる予定だ。
同駅周辺は、1967年の土地区画整理事業を契機に道路や駅前広場などの都市基盤施設が整備された。しかし、土地区画整理事業と同時期に建設された青葉台プラーザビル(青葉台東急スクエアNorth―2・3・4、青葉台市街地住宅)は築55年を超え、建物の老朽化や防災・バリアフリー対応の遅れが目立つ。交通結節機能の高い同駅だが、周辺道路の渋滞、バスターミナルなどの歩行者の滞留空間の不足といった課題も生じている。
また近年、頻発化する自然災害や脱炭素化の推進などの社会課題にも対応した、持続可能なまちづくりの必要性も叫ばれており、再開発に携わる同3者は今年1月に連携協定を締結していた。
現状の課題・魅力確認
懇談会には同3者のほか、青葉台連合自治会、商店会等のメンバーから成る団体「魅力ある街青葉台」から8人、学識者2人が参加。駅周辺の魅力や課題について、意見を交わした。その中で寄せられた意見では「駅周辺に緑が少ない」「駅東側の団地との高低差があり、移動が大変」「バスの乗降場所が狭い」など現状に対する課題が挙げられた。反対に「バスロータリーは開けた空間で空を見上げられるので素晴らしい」など駅周辺の魅力についても再確認された。
懇談会は今後、計5〜6回(次回は2月)の開催を予定。地域住民や関係者との意見交換のほか、駅施設利用者からのアンケート・ヒアリング調査などを通じて、まちのポテンシャルを最大限に引き出す構想を目指すとしている。
市都市整備局市街地整備推進課の担当者は「色々な意見を受け止めた上で、ソフト、ハードの両面からまちづくりに活かしていきたい」と話している。
同構想の策定は2027年を目途にまとめられる予定だ。