13年ぶり優勝も解散危機 少年野球「秦野カイザー」
東小学校を拠点に活動する少年野球チーム・秦野カイザー(内海元代表/遠藤俊雄監督)は9月28日、市大会のマクドナルド杯争奪秋季大会で優勝を果たし上位大会への出場を決めた。同チームの大会優勝は2012年以来13年ぶり。しかし、同チームはメンバー13人のうち7人が6年生。その6年生が卒業すると、チームの存続が危ぶまれる。
同チームは、2008年に東小を拠点に活動していた2チームが選手数の減少を機に合併して発足。野球経験者の保護者や卒団生の保護者が指導にあたり、チームを運営してきた。現在、6年7人、4年3人、5年・3年・2年が1人ずつの計13人が所属しており、1人を除き東小の児童だ。
選手の減少は、東小の児童数減少の影響を大きく受けている。選手集めのため、近年は東小以外の児童も募り、市外の選手が在籍していたこともあるという。キャプテンを務める小澤健心君(東小6年)は、1年生からチームに所属しており「年々メンバーが減っている」と肩を落とす。
一方で、少数精鋭はチームの強みでもある。限られた練習時間の中で各自がより多く練習でき、細やかな指導が行き届く。優勝した市大会では、初戦7対6、準決勝8対2、決勝8対5と打撃で勝利を収めた。「打ち勝つ」チームのスタイルは「一人一人が打撃練習をたくさんできているからこその成果」と指導する保護者は語る。
今後、11月から始まる上位大会や卒業大会で6年生は最後の公式戦。3月まで在籍するが、6年生引退以降のチームの在り方については保護者で会議などを経て12月までを目途に決定する。「解散するか、残りのメンバーで練習を続けるかを決めていく」と関係者。5年生以下の選手は、「このままカイザーで活動したい」との思いを語る。同チームはメンバーを募集している。
同チームは、2008年に東小を拠点に活動していた2チームが選手数の減少を機に合併して発足。野球経験者の保護者や卒団生の保護者が指導にあたり、チームを運営してきた。現在、6年7人、4年3人、5年・3年・2年が1人ずつの計13人が所属しており、1人を除き東小の児童だ。
選手の減少は、東小の児童数減少の影響を大きく受けている。選手集めのため、近年は東小以外の児童も募り、市外の選手が在籍していたこともあるという。キャプテンを務める小澤健心君(東小6年)は、1年生からチームに所属しており「年々メンバーが減っている」と肩を落とす。
一方で、少数精鋭はチームの強みでもある。限られた練習時間の中で各自がより多く練習でき、細やかな指導が行き届く。優勝した市大会では、初戦7対6、準決勝8対2、決勝8対5と打撃で勝利を収めた。「打ち勝つ」チームのスタイルは「一人一人が打撃練習をたくさんできているからこその成果」と指導する保護者は語る。
今後、11月から始まる上位大会や卒業大会で6年生は最後の公式戦。3月まで在籍するが、6年生引退以降のチームの在り方については保護者で会議などを経て12月までを目途に決定する。「解散するか、残りのメンバーで練習を続けるかを決めていく」と関係者。5年生以下の選手は、「このままカイザーで活動したい」との思いを語る。同チームはメンバーを募集している。