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秦野 社会

公開日:2025.10.31

「山火事に気を付けて」
幼年消防クラブが看板設置

  • 【写真上】山登りをして看板を設置した若木保育園の園児ら【写真左下】代表して取り付けた看板の土をスコップで埋める園児【写真右下】設置された看板

 秦野市内のこども園や保育園などからなる幼年消防クラブ(37園・クラブ員1638人)が10月23日、市消防本部と協力し、山火事防止を呼びかける看板を設置した。

 今年2月の大船渡山林火災をはじめ、昨年度は全国各地で山林火災が多数発生。秦野でも、3月に二ノ塔で約360平方メートルを焼く火災が起きている。そこで、空気が乾燥し、火が付きやすく燃え広がりやすい季節に、山火事防止を普及しようと看板の設置が行われることになった。

 今回は若木保育園の園児約20人が参加。23日、園児らは初めに秦野駅にある秦野市観光協会を訪れ、山火事防止ポスターとチラシを手渡した。

 その後、ハイカーの多い弘法山公園の登山道に看板を設置するため、園児らは弘法山公園を目指してハイキング。途中、弘法山公園入口と浅間山公園駐車場の2カ所にチーターとペンギンの絵を描いた手作り看板を立てた。「みんなで何の動物がいいか考えた」「色塗りをがんばった」と園児ら。消防本部は「ハイカーの方には一つの不注意で大きな火災につながることを念頭に置き、楽しい登山をしてほしい」と話している。

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