川崎区・幸区版【11月21日(金)号】
市の職員からトイレ対策の説明を受ける参加者

幸区戸手本町・神明町 地域一丸で防災訓練 400人超が参加

 戸手本町2丁目町内会、神明町町内会、オーベルグランディオ川崎自治会の合同による防災訓練が11月15日、集合住宅オーベルグランディオ川崎とオーチャードプラザの北側公開空地で開催された。各団体で避難訓練などを実施。合同訓練では防災備品の販売や災害時のトイレ対策のブースなどに参加し、いざという時の学びを深めた。

 3団体から参加したのは、合計423人。幸区によると、これだけの規模で開催されるのは区内でも珍しいという。

 同自治会は最初に、マンション内での火災を想定した避難訓練を実施。住民らは居室から階段を使って移動し、号棟や部屋番号に沿って定められた班に分かれて、同マンションの北側公開空地に避難した。

 その後住民らはオーチャードプラザ側の公開空地に移動し、戸手本町2丁目町内会、神明町内町会の住民らと合同訓練を開始。3団体を代表してあいさつした同自治会の高橋吉明会長は「災害はいつ起こるかわかならない。訓練を通して顔の見える関係を作って、いざという時に備えていけたら」と抱負を述べた。

きっかけは能登地震

 合同訓練ではAEDや心肺蘇生法や、防災備品を販売するコーナーなどが軒を連ね、中でも災害時のトイレ対策が学べるブースには多くの人が訪れた。

 同ブースは川崎市危機管理本部、上下水道局、環境局の3者が共同で出店したもので、今年度から連携を取り地域の防災イベントなどに参加している。「きっかけは昨年の能登半島地震。トイレ問題が話題となり、取り組みを進めることになった」と市の担当者は協力を結んだ経緯を語る。同ブースでは、実際にポリ袋の中に排せつ物に見立てた水と凝固剤を入れ、固まるまでの過程を実演。担当者は「携帯トイレは最低3日分、できれば7日分以上を備蓄するのが望ましい」と参加者に説明し、啓発に努めた。市が行ったアンケートによると、3日以上備蓄している人の割合は32・1%で、まだまだ低い備蓄率となっている。

 ブースを訪れた50代の女性は「高齢の親と暮らしているので、抵抗力の面から、排せつ物に端を発する病気などが心配だった。7日以上必要と聞いて勉強になった」と感想を述べた。高橋会長は「マンションではマンホールトイレを4つ備えているが、携帯トイレは全員分用意するのが難しいので、各家庭で備えてほしいと案内している」と自助を呼び掛けている現状を語った。

12年ぶりに新たな市消防音楽隊の隊長に就任した 井坂 好希さん 麻生区在住 38歳

市民の日常に消防の存在を

 ○…川崎市消防音楽隊の新隊長に今年4月に就任した。隊長交代は12年ぶり。「広報する音楽隊」を目指し、SNSでの発信など新たな取り組みに挑戦している。今夏には市立井田病院(中原区)で音楽隊として初の院内コンサートを開催。ベッドのまま鑑賞した患者もいた。病院との調整役を担っただけに「楽しんでいただけてよかった」と笑みを見せる。

 ○…18歳で消防隊に入隊し、一度は退職して大学卒業後に再入隊した。異色の経歴の理由は「命の尊さに何度も触れたので」。2歳の時に心肺停止となり、父の蘇生で助かった。大学時代は親友の死に直面。祖母は脳の手術直後に死亡した。再入団後は市内各地で救急の任務にあたり、多数の死者が出た2015年の簡易宿泊所火災では救命の順序を決める「トリアージ」を担当。つらい任務でも、「命は『あって当然』ではないもの」と、現場で最善を尽くすことに集中してきた。

 ○…音楽隊には7年前に志願。音楽経験はゼロだったが、救急任務にあたる中で、「広報」の重要性を痛感したという。「例えば我々は救急車の適正利用を訴えているけれど、多くの市民が市内の救急車の台数を知らない。消防の情報を、伝えていきたい」。市民と触れ合う機会の多い音楽隊が、最適と考えた。

 ○…音楽隊は配属後に初めて楽器を触る隊員も多い。自身も人生で初めてトランペットに触れ、プロの指導者に師事して基礎から学んだ。宿直明けには、カラオケボックスで次の勤務まで練習した。「音楽は難しい」と苦笑するが、目指すのは「至高の音」ではない。「市民の日常に消防の存在を根付かせることで、防災意識や適切な救急利用につながる。音楽隊がその一翼を担えるよう、全力を注ぎたい」
記念写真に納まる参加者

空手 泊親会 サツマイモ掘りで親睦

 日本空手道「泊親会」川崎道場(佐々木公一代表/本部川崎区大師町)に通う幼稚園から小学6年生までの稽古生50人が10月19日、サツマイモ掘りを行った。

 佐々木会長が所有する駐車場の一角に設けられたサツマイモ畑で収穫が行われ、子どもたちはくじ引きで決めたつるを引き抜いた。駐車場に隣接する「だるま国際ころころ園」の園児たちも参加し、賑やかに行われた。

 同道場は大師中学校、南大師中学校、川中島小学校、藤崎小学校、川崎小学校などの体育館を借りて毎日稽古を行い、「文武両道」「継続は力なり」を基本方針に掲げる。今年は「全日本少年少女武道(空手道)錬成大会」に6チームが出場し、4チームが入賞を果たすなど好成績を収めている。サツマイモ掘りは道場のレクリエーションの一環として実施された。
多くの人が脱炭素ラーメンを試食

ニュータンタン 水素技術でラーメン提供 「食を通じた脱炭素に期待」

 「元祖ニュータンタンメン本舗」が11月2日に開催された「みんなの川崎祭」で『脱炭素ラーメン』を400杯提供した。このラーメンは水素で加熱するため調理過程で二酸化炭素を排出しないのが特徴。この日は店舗名を「ノー炭炭メン本舗」として人気メニュー「まぜタン」を提供した。

 発案者は川崎市が若者と脱炭素に向けて活動をする「まるっとサステナCAMP」のインターン生・田村奈々さん。自身が考えたアイデアが実現化され田村さんは「美味しいという声がたくさん聞けた。関わっていただいた多くの人に感謝したい」と話した。

 ラーメンを提供した同本舗の三浦拓真さんは「新しいことに挑戦していく大事さを学んだ」と述べた。

 水素で加熱する調理機器の製作を行った三菱化工機(株)の藤井宏樹さんは問題なく食事を提供できたことに安堵。企画に関わった関係者らは食を通じて脱炭素が啓発できる期待感を抱いた。

 会場には水素技術に興味を持ち説明を聞きに訪れた人もいたりと、脱炭素社会に向け水素が身近に感じる機会となった。

 同企画は、川崎市や地元企業、学生らと連携し、市内のブランドやサービスで脱炭素を目指す同社の官民学連携プロジェクト「KAWASAKI SOUL」の第一弾でもある。
おにぎりを手にPRする関係者(上)と「郷土飯 川崎 奈良茶飯」

11月末まで限定販売 奈良茶飯をおにぎり化 東照とミツハシが共同開発

 川崎区本町の和菓子店「菓寮 東照」(岩瀬亘克代表取締役)と米穀類卸売の(株)ミツハシ(本店・横浜市金沢区)が共同開発したおにぎり「郷土めし 川崎 奈良茶飯」がこのほど、完成した。11月末まで相鉄ローゼン(取り扱いのない店舗もあり)をはじめ関東圏のスーパーマーケットで販売されている。

 奈良茶飯は江戸時代、東海道川崎宿「万年屋」の名物料理。十返舎一九による、弥次さんと喜多さんの珍道中記「東海道中膝栗毛」に登場し、全国的に名が知られるようになった。

 おにぎりはミツハシが手掛ける「郷土めしシリーズ」で5商品目、神奈川県内では鎌倉の「御難(ごなん)おむすび」に続く。奈良茶飯の存在を見つけ、東照が現代風にアレンジして販売していることを知った同社が商品化を相談。「川崎に奈良茶飯があることを多くの人に知ったいただけるのであれば」と岩瀬社長は協力を快諾し、1年前から共同開発が始まった。

 完成した商品は、うるち米ともち米に、栗、大豆、小豆を加え、ほうじ茶と出汁で炊き上げたおこわをおにぎりにした。日持ちさせるために使用する酢由来の成分の酸味を消すことに苦労したという。パッケージには、岩瀬社長のイラストがあしらわれている。「かつて旅人の心を癒していたように、食べてほっとする懐かしい味わいに仕上げた」とミツハシの開発課課長代理の平松綾子さんは説明する。

 11月14日には岩瀬社長、ミツハシの山邉恵一郎広報課長と平松さんが福田紀彦市長を訪れ、商品をPR。「川崎 奈良茶飯」おにぎりを口にした福田市長は「素朴な味わいでおいしい。川崎の味が関東圏に伝わる。東海道川崎宿を知ってもらえる機会になるのはありがたい」と感謝した。

 今月末までの期間限定の販売だが、ミツハシによると、売れ行きの状況を見て来年の販売も検討したいとしている。価格は、180円前後(税込)。

労働会館 工期13カ月延長 供用開始は27年11月

 改修工事が行われている川崎市立労働会館(川崎区富士見)の工期が約13カ月再延長されることになった。川崎市が11月13日に発表した。

 施設の供用開始時期についても2026年9月予定から27年11月(予定)へとずれ込む。市は約24・3億円の工事費の増額を見込み、物価上昇分を含めた総額は約85・5億円から約113・1億円となる。

 工期延長について、市は竣工時の図面と異なる不具合箇所への対応を理由に挙げる。市は利用団体や町内会などに対し今後の対応やスケジュールを説明するとしている。
福田市長(右から5人目)を囲む川崎区選出議員

川崎区市議団 26年度予算編成へ要望書 福田市長へ手交

 川崎区選出の市議会議員団は11月6日、2026年度の予算編成に向けた要望書を福田紀彦市長に提出した。

 要望書は、川崎区のさまざまな課題を「安全・安心のまちづくり」「歴史・産業・文化を活かしたまちづくり」「都市基盤の整備と臨海部の再生」「区民が主役のまちづくり」の4分野に分けて列挙。安全・安心のまちづくりでは、次世代を担う若者が社会人になった後も、地域で活躍できる人材育成の取り組みを推進することを新規項目に盛り込んだ。歴史・産業・文化を活かしたまちづくりでは、宿泊施設の誘致など、観光による地域経済の活性を要望。都市基盤の整備と臨海部の再生では羽田飛行ルートの安全対策として、騒音・振動影響の軽減対策▽防音・防振工事助成制度拡充対策▽コンビナート等の上空飛行における安全対策▽市民らへの丁寧な説明を求めた。一方、横浜川崎国際港湾(株)との連携を強化した集貨支援の推進については、後藤真左美議員を除く8議員が要望した。

 この日は、代表幹事の後藤氏、幹事の仁平克枝氏、嶋崎嘉夫氏、本間賢次郎氏、菅谷英彦氏、林敏夫氏、長谷川智一氏、浜田昌利氏、浦田大輔氏が出席。羽田飛行ルートについて嶋崎議員が「B滑走路を左に5度動かすだけで騒音が相当軽減される。まちづくり局との協議の中で議論をお願いしたい」と要望。これに対し、福田市長は「しっかり勉強してまいりたい」と応じた。
プレー前に記念写真に納まる参加者

和やかに130人プレー グリーン杯Gゴルフ杯

 幸区内のグラウンド・ゴルフ愛好家が腕前を競う「第12回グリーンカップグラウンドゴルフ大会」が11月6日、さいわいふるさと公園(幸区新川崎)で開かれた。約130人が参加し、16チームに分かれ、和気あいあいとした中で親睦を深めた。

 大会は計16ホールを個人戦で競い佐藤富美さんが優勝。佐藤さんは「運もあり、優勝できた。これからのグラウンド・ゴルフの活動も今日の事を忘れずに取り組み来年も優勝目指して頑張りたい」と声を弾ませた。

識者が講演 外国つながる子の就学支援 11月25日、ミューザとオンライン

 「外国につながる子どもたちへの配慮や言葉を育てる取り組み」と題したセミナーが、11月25日(火)、ミューザ川崎研修室2・3とオンラインで開催される。時間は午後6時30分から8時まで。多文化共生保育研修会が主催する。

 保育園や幼稚園で働く人や役所で外国人に出会うことの多い人が対象。幼児と小学校を結ぶ具体的な指導法などを、親子の日本語教室を行うボランティアグループ「地球っ子クラブ2000」代表で、聖心女子大学非常勤講師の高栁なな枝氏(ほか)が講演する。当日は同クラブの就学前の取り組みの紹介や保育園と学校との連携などについて語る予定。参加者の実践報告や現状共有、質疑応答時間も設けられる予定。事前申込制、開催当日午前中まで受付。
緑をテーマに話す登壇者

緑をテーマに意見交換 川崎駅前でCFサミット

 川崎市のまちと社会の未来を考え広げていく「COLORS,FUTURE!SUMMIT 2025」が川崎市役所や川崎ルフロン周辺で11月2日、3日に開催され、多くの来場者が訪れた。

 3日のカンファレンスステージでは、市が注力している1つ「緑」をテーマに討論。登壇者は市制100周年や緑化フェアを起点に緑に関わる団体が増えたが、認知度が低いことを課題に挙げた。

 参加した「midori─ba」の齋藤集平代表は「イベントなど興味がある人同士が出会える場所を増やしたい」と今後の展望を語った。

 会場では各企業らがドローンの操縦体験やeスポーツ体験のブースを設置。訪れた親子は「未来に関わる多くのことが学べて楽しい」と話した。
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過去の公演の模様

椿の会 美しき民謡と舞踊の世界 12月6日、カルッツかわさき

 川崎市内を拠点に活動する「―邦楽と舞踊の集い― 椿の会」が12月6日(土)にカルッツかわさき(川崎区富士見)で日本の伝統文化である舞踊や民謡の公演を開催する。

 当日は1部は古典、創作舞踊、歌謡舞踊。2部では民謡ユニット「こでらんにー」をゲストに迎え、東北地方で古くから歌われる祝いの歌「さんさ時雨」を群舞と合わせて披露するなど多様な演舞が楽しめる公演となっている。

 市内を中心に約33年間舞踊家として活躍し、同会にも所属する咲貴(さかき)晴若さんは「日本の伝統文化が味わえる年に一度の貴重な機会です」と来場を呼び掛ける。

 午前11時から、チケット代3000円。詳細やチケット予約に関しては咲貴さん【携帯電話】090・6349・0027。
30人が参加し行われた勉強会

市内ホテル 災害への備え学ぶ 観光振興の意見交換も

 川崎市内の宿泊施設が加盟する川崎ホテル旅館組合は10月30日、川崎市観光振興プランなどの勉強会をホテル精養軒(中原区)で開催した。市内ホテル、観光協会、行政職員ら30人が参加し、意見を交わした。

 川崎市経済労働局から川崎市観光振興プランについての報告が行われた後、川崎市観光協会から観光誘致の施策や、各ホテルから地域の魅力づくり、ナイトツーリズム、インバウンドの取り組み、こまやかな口コミ対応などが発表された。神奈川県旅館ホテル生活衛生同業組合の川口専務から「ホテルは災害にどう備えるか」について、能登地震の和倉温泉の宿の被害や箱根の旅館火災などの報告を受けた。続いて、神奈川県警から、ホテルのカスハラ対策実践編として理不尽な要求に対する対応ポイントを学ぶと、参加者からは質問が相次いだ。

 意見交換会では、同組合の顧問である原典之市議会議長へ、各ホテルで利用できる災害対策マニュアル作成への協力を依頼するなど、活発な意見交換が行われた。

 同組合の担当者は「市内ホテルがともに学び、協力し合って、住んでいる人も、訪れた人も一緒に楽しめる川崎の観光のまちづくりを考える貴重な機会となった」と話した。

予報士が講演 気象災害を考える 11月28日、教文で

 台風や集中豪雨などの「気象災害から身を守るために!」と題した講演会が11月28日(金)、川崎市教育文化会館4階第2・3学習室で開催される。

川崎市地域女性連絡協議会が主催する。

 日本気象予報士会神奈川支部の田口大さんが講師として登壇。基本的な気象の知識から気象災害発生のメカニズム、各種防災気象情報の紹介とその活用法、自分の身を守るためにするべきことについて講演する。

 開催時間は午後2時から4時。受付は1時30分から。参加費は無料。定員は当日先着30人。

 詳細は、川崎市地域女性連絡協議会の問い合わせフォームから。【電話】044・221・7022(留守電)。
詰め放題に並んだ野菜

野菜詰め放題に長蛇の列 南部市場で「食鮮まつり」

 秋の恒例イベント「食鮮まつり」が11月9日、南部市場で開催された。主催は川崎市場管理株式会社。

 31回目となる今回は、マグロ解体ショーや水産、青果などの即売会を実施。野菜詰め放題は、青果市場から西門入口まで行列ができるほどの盛況で、多くの人がイベントを楽しんだ。

 昨年から市内の事業者とのより緊密な連携を図っている同イベントでは、今回初めて出店の公募を実施。市内の飲食小売業者やNPO法人などが軒を連ねたという。

 担当者は「当日は雨となったが、多くの方に来場いただいた。屋台の出店も年々増加している」と手応えを語った。
過去の上映会の様子

東海道宿交流館(川崎区)23日に 「川崎の歴史」短編映像で

 昭和20年代〜現在までの川崎市の歴史を短編フィルムでたどる、「川崎市映像アーカイブ 上映会」が11月23日(日)に、川崎区の「東海道かわさき宿交流館」(本町1の8の4)の集会室で開かれる。午前10時、午後1時30分からの2回。

 当日は、大師海苔を採る様子をはじめ、過去の市民まつりや、川崎フロンターレの歴史などの上映が、川崎市市民ミュージアム学芸員の鈴木勇一郎さんと、かわさき宿交流館副館長の島田秀雄さんのトークを交えて行われる。

 参加無料。希望者は、申し込みフォームから申請を。会場の空席状況により、当日参加も可能。イベントに関する問合せは、ノクチ基地【電話】044・400・0410。
優勝を喜ぶ小倉西町内会のメンバー

小倉西が10度目Ⅴ 日吉地区婦人バレーボール大会

 日吉地区婦人バレーボール大会が11月9日、幸スポーツセンターで開催された。主催は日吉地区スポーツ活動振興会。

 日吉地区の8つの自治会・町内会のチームが参加。決勝では小倉西町内会と南加瀬夢見ヶ崎町内会が対戦し、3セット目で小倉西町内会が接戦をもぎ取った。同町内会の優勝は10度目。

 準優勝は南加瀬夢見ヶ崎町内会、3位は小倉中町内会とパークシティ新川崎自治会だった。
(上)カマカさんと野橋さん(下)教室の子どもたちの演技

フラダンス講師・野橋さん ハワイのフラ大会で優勝 「次世代のために挑戦」

 フラダンス教室「Yukino Hula Studio LINOHANA」 (宮前区)を主宰する野橋潔乃さん(44)が、今年9月に米国のハワイで開かれたフラダンスの大会「カウアイ・モキハナ・フェスティバル」に出場し、フィオハナ部門で優勝した。「次世代のために」と挑戦した舞台で、「まさかの連続」だったという。

 同フェスティバルは、ハワイ文化の継承を目的に1985年からカウアイ島で開催されてきた。2020年には予選大会「カウアイ・モキハナ・フェスティバルジャパン」 が始まり、国内各地を会場に続いている。

 野橋さんは10年ほど前にフラダンスに出合い、20年に独立し、3つの拠点を持つ「LINOHANA」を開業した。野橋さんの方針で、ただ踊りを覚えるのではなくハワイの文化を学び、曲や動きの意味について理解してもらっている。

 野橋さん自身も技術を磨くため「クムフラ」(フラの師匠)に師事。現在も年に3〜4度、ハワイ在住の「クムフラ」であるカマカ・クコナさんを訪ねて踊りをチェックしてもらい、逆にカマカさんを日本に招いて教室のメンバーも指導してもらった。

 大会に向け、カマカさんの教え子たちでメンバーを組み、猛特訓。「挑戦のつもりで予選にのぞんだ」(野橋さん)ところ、まさかの優勝で本大会へ。本大会ではエントリー時に演目の解釈や歴史背景などに関するレポートなどを提出するが、こうした部分も高く評価され、最高賞を受賞した。

 野橋さんは「教室では特に次世代育成に力を入れているので、若いメンバーがいつか世界に挑戦する時のために、経験を積むことが目標だった。『まさか』の連続だったけれど、この貴重な経験を、教室の学びに生かしたい」と語る。

 「LINOHANA」は12月6日(土)、国際交流センター(中原区)で「フラダンスで文化交流」に出演する。問い合わせは教室【電話】080・4434・7901。
(上)聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院の母性病棟(下)clinic WIZの加久院長と、助産師の菊本さん

低体重児などに提供 「ドナーミルク」市内でも 川崎病院が使用施設に

 低体重で生まれた赤ちゃんのための「ドナーミルク」を使用できる施設として、今年10月に川崎市立川崎病院(川崎区)が「日本財団母乳バンク」に登録された。市内の使用施設は聖マリアンナ医科大学病院(宮前区)に次ぐ2施設目。一方でドナーミルクを集める「登録施設」はまだ1施設と、市内での運用は始まったばかりだ。

 ドナーミルクは、早産などで1500g未満の低体重で生まれた赤ちゃんに対し、母親の母乳が出なかったり、出産の影響で身体に負荷をかけられない場合、ドナーから寄付されたミルクを提供する制度だ。必要以上に母乳が出るドナーが搾乳したものを細菌検査などを経て冷凍保管し、新生児集中治療室(NICU)の要請に応じて、赤ちゃんに提供する。

聖マリ病院で40人

 国内には「日本財団母乳バンク」と「日本母乳バンク協会」の2つの団体があり、ドナーの窓口になる「登録施設」と、赤ちゃんにミルクを提供する「使用施設」がそれぞれ登録されている。

 聖マリアンナ医科大学病院では1500g未満で生まれる乳児が年間50人前後おり、2019年に市内初の使用施設に。23年1月から25年6月末までのドナーミルク利用者数は40人だった。利用者は増加傾向にあり、25年上半期に1500g未満で生まれた子どもの7割以上がドナーミルクを利用した。

 同院の新生児科部長・総合周産期母子医療センター長の北東功教授は「小さく生まれたお子さんに早期に母乳を与えることで、病気を発症しにくくなる。母体の負担も軽減できる大切な制度」と語る。しかし今のところ医療保険の適用外のため、ミルクの提供を受ける「母乳バンク協会」に支払う会費を同院が負担する。こうした医療機関の負担を軽減するべく、東京都では今年度から、使用施設と登録施設に対する助成事業を始めた。北東教授は「同様の支援が広がれば、病院としても制度を使いやすくなる」と語る。

「制度知って欲しい」

 一方、市内の登録施設は「clinic WIZ のぼりと・ゆうえん小児科」(以下clinic WIZ 、多摩区)ただ一つだ。「clinic WIZ」は今年4月から「登録施設」となり、ドナー希望者への説明や血液検査などを、助産師の菊本登萌さんと協力して実施している。新生児専門医である加久翔太朗院長は「集中治療が必要な新生児のためにできる支援を考えた。将来的には登録施設が地域に根付くことが理想。まずは制度を知ってもらいたい」と話していた。
表彰式に登壇した樋口監督(右)

かわさきロケアワード表彰式 「シン・ゴジラ」 樋口監督感慨 撮影時の「懐の深さ」語る

 川崎で撮影が行われた映像作品の中から「マイベスト1」を選ぶ「かわさきロケアワード」の2024年度の表彰式が10月24日、TOHOシネマズ川崎で行われ、1位を受賞した「シン・ゴジラ」の樋口真嗣監督が喜びを語った。

 表彰式に登壇した樋口監督は同アワードを主催する「映像のまち・かわさき」推進フォーラムの草壁悟朗会長=当時=から記念の楯を受け取った。樋口監督は「撮りたいよう撮影させてくれた懐の深さがある」と地域の協力体制に感謝した。

 同作品は、川崎市役所の本庁舎や第3庁舎防災センター、LiSE(川崎生命科学・環境研究センター)、武蔵小杉の街や中原平和公園の野外音楽堂など多くの市内施設で撮影が行われた。

 この日は抽選で選ばれた200人超の映画ファンが参加。樋口監督との質問時間も設けられ、制作秘話や撮影時のエピソードが披露され、盛り上がりを見せた。

川崎消防署 川崎小馮(ひょう)さん、最優秀賞 防火ポスター展

 川崎消防署(伊藤健一署長)と川崎防火協会(島田潤二会長)は10月24日、川崎小学校で2025年度防火ポスター展の受賞者表彰式を行った。

 同署管内の9の小学校から32点の応募があり、8人が入選。

 最優秀賞に輝いた同校4年の馮(ひょう)安迪(あんでぃ)さんは「コンロや電気器具などから発生した火災の恐怖を表現するため、火の形や色合いを工夫した」と話した。優秀賞の明立(あだち)真奈さん(4年)は「大事なのはコンロを使った後。火がしっかり消えているか確認していることを表した」と作品を解説した。

 選考を行った伊藤署長と島田会長は「広く市民にアピールできる迫力ある作品が揃い感謝したい」と口を揃えた。

 ポスター展に応募された全作品はアトレ川崎店7Fでも展示された。

浜町1丁目が優勝 田島地区女子バレーボール大会

 「田島地区秋季女子バレーボール大会」(主催・田島地区スポーツ活動振興会)が11月9日、JFE水江体育館で開催された。

 大会には12チームが参加。トーナメント方式で行われ、浜町1丁目町内会=写真=が大会を制した。上位4チームは来年度の区大会に出場する。

 優勝チームを除いた上位の結果は次の通り。準優勝=浅田1・2丁目町内会▽3位=小田中央町内会、姥ヶ森町内会
選手会会長の安藤駿介選手と副会長の大関友翔選手

GO!GO!!フロンターレ

選手会が慈善オークション

 川崎フロンターレの選手会は、ベトナムの児童養護施設や小児病棟の子どもたちを支援するプロジェクトを始動した。資金を募るためのチャリティーオークションを、11月30日(日)まで開催している。

 同クラブは2013年の親善試合をきっかけにベトナムとの交流を深め、21年にはビンズン省にサッカースクールを開設。今回の企画は、クリスマスに選手たちが水色のサンタクロースに扮し、小児病棟を訪れて子どもたちに笑顔を届けてきた社会貢献活動「ブルーサンタ」を、海を越えてベトナムにも広げようというもの。現地での経済格差や孤児の増加といった課題に対し、選手たちが「自分たちにできることはないか」と発案したという。

 オークションには全選手が参加し、スパイクなどを出品。収益はサッカーシューズや文房具などの購入費や輸送費に充てられ、現地の子どもたちにプレゼントとして届けられる。

 選手会会長のGK・安藤駿介選手は「選手とファン・サポーターが一体となって取り組むプロジェクト。温かい活動にしていきたい」と話している。入札は特設サイト「スポオク」から。

画像は川崎フロンターレ