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川崎区・幸区 社会

公開日:2025.11.21

ニュータンタン
水素技術でラーメン提供
「食を通じた脱炭素に期待」

  • 多くの人が脱炭素ラーメンを試食

 「元祖ニュータンタンメン本舗」が11月2日に開催された「みんなの川崎祭」で『脱炭素ラーメン』を400杯提供した。このラーメンは水素で加熱するため調理過程で二酸化炭素を排出しないのが特徴。この日は店舗名を「ノー炭炭メン本舗」として人気メニュー「まぜタン」を提供した。

 発案者は川崎市が若者と脱炭素に向けて活動をする「まるっとサステナCAMP」のインターン生・田村奈々さん。自身が考えたアイデアが実現化され田村さんは「美味しいという声がたくさん聞けた。関わっていただいた多くの人に感謝したい」と話した。

 ラーメンを提供した同本舗の三浦拓真さんは「新しいことに挑戦していく大事さを学んだ」と述べた。

 水素で加熱する調理機器の製作を行った三菱化工機(株)の藤井宏樹さんは問題なく食事を提供できたことに安堵。企画に関わった関係者らは食を通じて脱炭素が啓発できる期待感を抱いた。

 会場には水素技術に興味を持ち説明を聞きに訪れた人もいたりと、脱炭素社会に向け水素が身近に感じる機会となった。

 同企画は、川崎市や地元企業、学生らと連携し、市内のブランドやサービスで脱炭素を目指す同社の官民学連携プロジェクト「KAWASAKI SOUL」の第一弾でもある。

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