八王子版【1月15日(木)号】
賞状を掲げる籏野さん(中央)と安間教育長(右)、作品を手にする初宿市長

【八王子市】平和なまち絵画コンテスト 籏野さんが優秀賞 都内で唯一 市内初

 平和首長会議が主催する「こどもたちによる『平和なまち』絵画コンテスト2025」の入賞作品がこのほど発表され、市立いずみの森義務教育学校に通う籏野(はたの)寧音(ねね)さん(9年生※中学3年生)が、11歳〜15歳の部で最優秀賞に次ぐ優秀賞に選ばれた。都内で唯一の受賞で、市内では初めて。

世界153都市が参加

 同コンテストは、青少年に平和の尊さについて考える機会の提供や平和を求める心を育てることを目的に、2018年から開催されているもの。広島市長が会長を務める平和首長会議に加盟する世界の都市から、平和をテーマにした絵画作品を募集して実施している。

 今回は世界19カ国153都市から8079点の応募があり、6歳〜10歳の部と11歳〜15歳の部の2部門で最優秀賞1点、優秀賞2点、入選3点などがそれぞれ選ばれた。

 八王子市では昨年の夏に市内の小学5・6年生と中学生から作品を募集し展示した「平和展」の展示作品65点の中から5点を選出して同コンテストに応募。昨年12月19日に入賞作品が発表され、籏野さんの作品が見事、優秀賞を受賞した。

平和への思い込め

 籏野さんの作品は、満天の星空を見上げる戦時中の兵士を描いたアクリル画。星空の中央に切り貼りされた立体的な青い月が目を引く。「戦時中の夜空は空襲などで真っ赤に染まるイメージがある。彼らが時間も任務も気にせず、すぐそばにあった綺麗な星空を眺められるほど平和な世界やまちになってほしい」という思いを込めたという。受賞について籏野さんは「世界規模のコンテストということで不安もあったが、平和と星空に込めた思いが世界中の人に伝わったことが、とてもうれしい」と喜びを語った。

成長めざす

 籏野さんは1月6日に家族と市役所を訪れ、初宿和夫市長に受賞を報告した。

 初宿市長は「見れば見るほど引き込まれていく作品。平和への思いを込めた作品が世界で評価されたことに、市を代表して感謝したい」と称賛し、同席した安間英潮教育長も「ぜひこれからも素晴らしい作品を描き続けてください」とエールを送った。

 子どもの頃から絵を描くことが好きで、現在は美術部に所属している籏野さんは今年、受験生。美術系の高校を目指しており、「(高校で)やれることを増やして、自分の描きたいものを描いていきたい」と今後の抱負を語った。

聴覚補助スピーカー「mimioto(みみおと)」を手にする新協電子の開発メンバー

【八王子市】新協電子㈱ 超指向性スピーカーを開発 事業提案コンペで採択

 台町で電子機器の開発・設計などを行う新協電子(株)がこのほど、東京都などが行うビジネスアイデアコンペで採択された企業10社に、八王子市内で唯一選定された。採択されたアイデア製品は、難聴高齢者向けのスピーカー。製品開発を進める同社の中西雄大取締役=人物風土記で紹介=は、「普段は企業から発注を受け開発するが、今回は自分たちで一から製品を開発した。このような形で認められてうれしい」と喜んだ。

 ビジネスアイデアコンペは、東京都が多摩地域の課題解決と新産業創出を目指す「多摩イノベーションエコシステム促進事業」の一環として実施。健康や医療、環境など、テーマとなる社会課題を取り上げ、その解決につながる製品やアイデアを募集した。今年度は昨年9月の募集で87件の応募が集まり、12月に10件を選定した。

 新協電子は、1964年創業で中西英樹社長が二代目を務める。社員は30人ほどで、官公庁で使用する防災無線システムや、鉄道沿線・空港などの映像監視システムの機器を製造販売するなど、音声や映像に関する社会的なインフラを支える。

介護現場の課題解決目指し

 今回同社が開発したのは、聴覚補助スピーカー「mimioto(みみおと)」。スピーカーを向けた先にだけ大きな音が届く「超指向性」に優れたもので、同社が長年培ってきた通信伝送技術を高齢化社会の課題解決に応用したものだ。mimiotoは高齢者施設などで、職員の声を流して円滑なコミュニケーションを図ることなども想定。中西取締役は「耳の遠い高齢者に届くよう大きな声を出す介護スタッフの負担軽減も目指したかった」と話す。

 同社は通常、企業から発注を受けて製品の開発・製作を行っているが、社員の技術力やモチベーション向上のため、3年ほど前から(公財)東京都中小企業振興公社による「事業化チャレンジ道場」に参加。企画から製品化、商品化などの一連のプロセスを社員が実践的に習得する支援プログラムで、ここで約3年をかけmimiotoのアイデアをまとめ、ビジネスアイデアコンペへの応募にこぎつけた。

 今回採択されたことで、アイデアの具現化に要する費用として最大100万円が支援される。同社は今後、1月中旬から介護福祉施設「三鷹市福祉Laboどんぐり山」と連携し、実際の製品を介護スタッフや利用者に使用してもらい、製品の改善などに役立てる予定。来年度中には商品化を目指すという。

東京都などが行う多摩イノベーションエコシステム促進事業でビジネスアイデアが採択された 中西 雄大さん 七国在住 33歳


ものづくりの楽しさ 胸に

 ○…自身がマーケティングや広報を担う製品が、東京都などが実施するビジネスコンペで採択された。開発した聴覚補助スピーカー「mimioto(みみおと)」は、「当事者だけでなく、介護現場でのスタッフの負担も軽減させたい」と社会課題の解決を目指したもの。自社に蓄積する通信伝送技術を結集したもので、「3年かけて取り組んできたことや開発した社員たちが認められたよう」とうれしさを噛み締める。

 ○…台町にある、父親が社長を務める電子機器開発・設計会社「新協電子」の経営企画室長だ。館町の穎明館中学高等学校出身。大学卒業後、大手精密機器メーカーで約10年間勤め、昨年から同社の一員に。開発・設計技術を通して社会インフラを支える中小企業として奮闘する。

 ○…「ものづくりの技術者集団」というと年齢も社歴もベテラン揃いな印象があるが、約15人の開発者のうち、10人は20代という若さ。近隣にある国立東京工業高等専門学校の生徒がインターンで就職体験後、そのまま就職するケースも少なくないという。初代の祖父の頃から、「技術者として一人前に育て上げる」という理念を軸にやってきた。若い世代が自社を選んでくれることにありがたさと責任感を抱く。

 ○…一方、家では子煩悩な父でもあり、休日はブランコ好きな娘と公園散策にいそしむ。技術者が楽しくない環境とは、仕事がルーティーン化して「挑戦ができない職場」だと考える。自身も前職では、ものづくりに携わりながらも、デスクワークなどの附帯業務に追われ、なかなか技術的な作業に専念できない歯がゆさを感じることもあった。その経験を忘れず、社員が純粋に「楽しい」と思える開発環境の構築に心血を注ぐ。

1998年に完成した現校舎

八王子実践100周年思い出募集


特別号に掲載

 「八王子実践」で知られる学校法人矢野学園(台町1の6の15)が2026年、創立100周年を迎えるにあたり、タウンニュースは「八王子実践中学高等学校創立100周年特別号」を発行いたします。

 現在、同校の卒業生の方から「学校の思い出話」を募集しています。学校生活をはじめ、部活動や修学旅行、文化祭や体育祭などの学校行事のほか、放課後など何気ないエピソードで構いません。回想談をお寄せください。特別号に掲載させていただく予定です。匿名希望の場合はその旨を記載ください。

1月17日(土)締切

 参加方法は住所、氏名、生年月日(または卒業年)、思い出話(300文字程度まで)を明記の上、ハガキは〒252-0239相模原市中央区中央2の6の4タウンニュース「八王子実践創立100周年」係へ送付を。WEBは専用フォームからご投稿ください。締切は1月17日(土)まで。なお思い出話は割愛させて頂く場合がございます。ご了承ください。

ヤスタケで大富嶽展 市内在住作家作品も展示

 八幡町にある隠れ家的カフェ「ヤスタケ」の2階にあるフォトギャラリーで現在、「大富嶽展」が開催中。アマチュア写真家の清水宣彦さんが長年かけて撮り溜めた美しい富士の姿が展示されている=上写真。

 ダイヤモンド富士や初冠雪、真夜中の富士山など、迫力の大きさで印刷された作品13点がずらりと並ぶ。また、ギャラリーには市内在住の作家作品も展示。作品の個性の強さから「いつか紹介したい」と清水さんが考えていた作家たちを『Exploration of the Figurative―具象表現の探求―』と題して紹介。向田智絵さんが制作した陶芸品や木下朝湖さんの切り絵、木下雅雄さんの陶製彫刻=下写真=などが展示されている。

 午前11時から午後5時。会期は1月30日(金)までの予定だが延長の可能性あり(会期中の(土)(日)は休み)。問い合わせはギャラリー・ヤスタケ【電話】042・626・8114/八幡町12の11。

外国ルーツの子ども支援 2月22日、研修会

 外国にルーツを持つ子どもたちが地域で安心して成長できる環境づくりを考える研修会「ひとりひとりを大切にする外国ルーツの子ども支援」が2月22日(日)、八王子オクトーレ12階の市学園都市センターで開催される。主催は八王子国際協会。

 講師は臨床心理士・公認心理師の東谷知佐子さん。東谷さんは日本語支援の枠組みにとどまらず、学習支援や子育て相談、地域のインクルーシブな居場所づくりに尽力してきた専門家。現場経験豊富な視点から、支援者として知っておきたい具体的な関わり方や心構えなどを解説する。

 時間は午後1時30分から4時まで。会場は同センター第5セミナー室。定員は先着40人(要事前申し込み)。参加費は500円(同協会員は無料)。申し込みは、メールの件名を「学習支援者研修会」とし、本文に▽氏名(ふりがな)▽住所▽電話番号を明記。同協会【アドレス】event@hia855.comへ送信。

 問い合わせは同協会【電話】042・642・7091。

協定書を手にする初宿市長(左)と津田支店長

八王子市 社会課題解決に産官連携 東京海上日動火災と協定

 八王子市は昨年12月25日、東京海上日動火災保険(株)で多摩地区を担当する西東京支店と社会課題の解決を目的とする包括連携協定を結んだ。同社の行う健康経営認定支援や人材確保セミナー、フラッグフットボール教室などで市と連携し、地域活性化や市民サービスの向上に取り組む。

 市では人口減少や少子高齢化による人材不足、環境問題、災害対応など地域社会が抱える課題に対し官民で連携し、行政と企業の持つ知見やネットワークを生かして解決することを目的に連携協定を結んでいる。市は5件6社目、同社は全国で115自治体目の協定締結となった。

 協定では「暮らしの安全および安心」「地域経済の活性化」「地域における教育支援および人材育成」「環境保全の推進」「健康の増進」など9項目で連携することを掲げている。

いつもといざを守る

 市役所特別応接室で行われた協定の締結式には、初宿和夫市長や同支店の津田明宏支店長らが出席。署名した協定書を交わした。

 津田支店長は「『お客様のいつもと、いざをお守りする』が弊社の企業パーパス(存在意義)。八王子市の社会課題解決に向けて、市と連携して取り組んでいきたい」と語り、初宿市長は「いつもの備えが、いざにつながる。行政だけではできないことを御社や市民の協力をいただきながら進めていければ」と期待を寄せた。

 同社は協定締結前から市と連携した企業支援や地域貢献を行ってきた。

全寺院の御朱印を集めた色紙を手にする母子

リニューアルで盛況 八王子八福神めぐり

 招福の神様をまつる市内8寺院をめぐる「八王子八福神めぐり」が元日から1月10日まで開催され、今年一年の開運や無病息災などを願い、市内外から多くの参拝者が訪れた。

 8寺院でつくる八王子八福神会が主催する新年恒例の催し。7カ所を参拝するのが一般的な七福神めぐりだが、八王子ではこれまで八王子や末広がりの「八」にちなみ、七福神に吉祥天を加えた八福神をまつる8寺院をめぐる「八王子七福神めぐり」を開催してきた。今年の令和「八」年を機に、名称を「八王子八福神めぐり」にリニューアルした経緯がある。

 八福神めぐりでは専用の色紙などに各寺院で御朱印をもらい、コンプリートをめざす。全カ所をめぐった色紙を7年分集めると「金の色紙」が進呈されるというチャレンジ要素もあり、小学生以下が対象の「こども八福神めぐり」もある。生後3カ月の子どもと参加した市内在住の女性(34)は「御朱印集めが好きでお寺めぐりをしているが、八福神の参拝は初めて。子どもが元気に育つようにと願いを込めてめぐりました」と8寺院の御朱印を揃えた色紙とこども八福神めぐりの台紙を手に微笑んだ。

外国人にも人気

 「三が日に参加者全体の3分の2ほどがめぐっており、近年は外国人の参加も増えてきた」と話すのは8寺院の一つ、善龍寺の澁澤光祐副住職。リニューアルに合わせて、イベントのウェブサイトを多言語対応にするなどの配慮も行った。狙いの一つに地域経済の活性化も掲げていることから、「八福神めぐりと一緒に近隣のお店にも立ち寄ってもらいたい。そのためには三が日も店を開けてもらわなくてはならないが、参拝者1万5000人程度だとそれも難しい。改善を続けて2万人、3万人と増やしていくことで広げて行ければ」と思いを語った。

力強い口調で演説する小山理事長

誇りある「商売の街」、次代へ 八王子JCIが新年賀詞交歓会

 八王子青年会議所(小山竜太郎理事長)が1月8日、京王プラザホテル(旭町)で新年賀詞交歓会を開催。会場には来賓や関係者、OB・OGら約150人が駆けつけ盛大に新年を祝った。

 オープニングでは八王子学園八王子高等学校の吹奏楽部がサプライズゲストとして登場。『ぼくらの八王子』『太陽おどり』など地元になじみ深い楽曲を披露。華やかに幕を開けた。

 1月1日付で第61代理事長に就任した小山さんは創立60周年を迎える同会議所の今年のスローガンとして、オリジナルの四字熟語「承志創道」を掲げた。「街の歴史や先輩方の志を受け継ぎ、ただ守るだけでなく未来に向けて新たな”道”を切り拓く」という強い決意が込められている。

 所信表明で小山理事長は、愛する地元・八王子を『商売の街』と位置づけ、「商いが生まれるということは、単に店が増えることではなく、そこに人が動き、経済が循環し、街に血が通い始めるということ。私は、若者が自ら仕事を作り、家業を継ぐという選択肢を誇りを持って選べるような、活気ある八王子の姿を目指したい」と自身のルーツを交えながら力強く語った。

 また式典内では、八王子青年会議所によって1967年に結隊された「八王子森林パトロール隊」の隊長委嘱状伝達式も行われた。高尾山などの自然保護と、青少年の健全育成を目的に活動する同隊。今年も赤いシャツの隊服に身を包んだ隊員たちが登壇し、活動への決意を新たにした。

八障連 福祉フォーラム 障害に理解を 映画上映と語り合い

 市内の障害当事者団体や事業者ら約70団体が所属する「八王子障害者団体連絡協議会」(通称・八障連)が1月25日(日)、東町のクリエイトホール(八王子市生涯学習センター)5階ホールで「八障連福祉フォーラム2025」を開催する。午後1時から4時まで。参加無料。

 障害理解を目的に、同会が年1回開催しているフォーラム。今回は映画上映と語り合いの2部構成。映画は重度の障害がある人が施設や親元ではなく街角で介護者付きの一人暮らしを送る様子を描いたドキュメンタリー『道草』(宍戸大裕監督)。バリアフリー字幕と音声ガイドあり。2部では、障害当事者をゲストスピーカーに「自立」をテーマに語り合う。

 先着100人。申し込みは https://forms.gle/kcALNR72xamsghj87から。問い合わせは同会【電話】090・6036・8400。

過去行われたケアカフェの様子=主催者提供

ゲームで避難所運営学ぶ 1月27日 片倉町で勉強会

 毎回テーマを決めて、講師に学ぶ「ケアカフェかたくら」の第118回が、1月27日(火)に片倉町1丁目町会片倉時田ホール(片倉町101)で開催される。参加無料。医療法人社団「永生会」などで組織する実行委員会の主催。

 今回のテーマは「避難所の運営と支援を自分ごとで考えよう〜HUG(ハグ)ゲームでシミュレーションを」。「避難所運営は誰のもの?」「どんな避難所にしたい?」といった疑問に対し、普段から人と人とが繋がる必要性があることを実感できる「HUGゲーム」を通して参加者同士で一緒に考える。

 講師は愛宕小学校運営協議会会長で、東京都防災会議委員でもある貴家由美子さん。愛宕小では、体育館に親子で泊まる「愛宕Camp」を開催するなど、日頃から防災について考える機会を積極的に設けているという。主催者は「災害は我々の身近なもの。専門職と地域の方が集い、一緒に考える機会にしたい。関心がある方は誰でも参加していただけるとうれしい」と呼びかける。

 時間は午後7時から9時まで。参加希望者は直接会場へ。問い合わせは同実行委員会・湯浅さん【電話】080・2349・7308。

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神奈川県全域・東京多摩の地域情報紙を発行しているタウンニュース社では、いつ起こるか分からない災害に備える地域を支援するために、自治会町内会の備蓄や、会員への啓発... (続きを読む)
警視庁防犯アプリ「デジポリス」について大学生が説明

「110番の日」学生も協力 道交法改正や防犯アプリを解説

 JR八王子駅の改札前で1月10日、「110番の日」に合わせてJR東日本八王子支社・日本文化大學・八王子警察署が連携した地域防犯や交通安全の啓発キャンペーンが催された。今回初めて同大法律研究サークルの学生たちがキャンペーン会場に掲示するポスターなどを制作し、当日の来場者へのチラシ配布や説明にも協力した。

 今回は4月に施行される改正道路交通法や警視庁防犯アプリ「デジポリス」の周知拡大、緊急通報の110番と警察相談ダイヤルの#9110の違いなどを中心に啓発活動が行われた。学生たちは駅利用者に声をかけて道交法の改正点について説明したり、詐欺被害などの防止につながるデジポリスの使い方を解説する防犯講座を担当。参加学生の一人は「警察官や公務員を目指す人が多い大学。今回の説明のために学んだことや公共のために活動する経験がきっと将来に役立つ」と意義を語った。

 この日は白バイや警視庁のシンボルマスコットのピーポくんと写真撮影ができるコーナーも設けられ、子どもから大人まで順番待ちの列を作るほどの大人気となった。

迫力のゴール下の戦い

ビートレインズ 首位・徳島に2連敗 接戦演じるも一歩及ばず

 プロバスケB3・東京八王子ビートレインズは1月9・10日、エスフォルタアリーナ八王子(狭間町)で徳島ガンバロウズと対戦した。9日は69―93で敗戦し、翌10日は、終盤まで粘り強いプレーを見せたものの、わずか2点差の76―78で惜しくも競り負け、ホームでの勝利を逃した。戦績は16勝10敗となり、15チーム中5位となった

 亀崎ヘッドコーチは試合を振り返り「19点ビハインドのタフな状況から追いつけたのはよかったが、上位相手にこういう試合をして(2点差で)勝ちきれないのはまだまだチームとして課題がある。自分の責任だと思う」とし、「今節でシーズンが半分終わったので、また後半戦、今の順位に満足することなく皆で同じ方向を向いて、Same Pageで臨みたい」と語った。

次は埼玉と対戦

 次のホーム戦は1月23日(金)、24日(土)、エスフォルタアリーナ八王子(京王線狭間駅徒歩1分)でさいたまブロンコスと対戦する。この2日間は「トレインズデー」と銘打ち、さまざまなイベントを予定。現在、プレーオフ進出に向けて一戦一戦が重要となる中、地元ファンの後押しが期待される。

『ぐるっとママ八王子』を運営する深沢さん

「今パンクしそうな」貴方に 『ぐるっとママ八王子』 深沢さん

 八王子や多摩地域の子育て情報サイトを運営する『ぐるっとママ八王子』をご存知だろうか。

 クラージュ保育園(七国)が2020年から始めているもので、子育て中の保護者などを対象に、定期的に育児関連のセミナーを催している。同保育園の理事長で同じく七国にある「ななくに歯科」の院長も務める深沢宗主さんによると、「セミナーの場を通して参加者同士が交友関係を広げたり、子育てに関する学びを深めてもらうこと」などを目的に開催しているという。深沢さんは選択理論心理士資格をもつ2児の父親でもある。セミナーでは「選択理論で子育てをもっと楽しく!」という題目で、選択理論心理学をベースとした子どもや配偶者との関わり方を伝えている。

 立ち上げの根底には、18年に目黒区で起きた、当時5歳の子の虐待死事件がある。十分な食事を与えず父親が暴力をふるっていたと聞き、「もしその父親と日頃から関わりがあったら、事件が起こるのを防げたかもしれない」と仲間内で話したという。

 昨年12月には15回目のセミナーを実施。のべ150人の参加者が日々の悩みや対策について学びを深めている。深沢さんは、「今パンクしそうな方、辛いと思っている方は、誰かに話してみませんか」と呼びかける。今後もセミナーなどを通し、子育ての悩みの深刻化を「未然に防ぐ」活動に力を入れる。

 詳細は、「ぐるっとママ八王子」で検索を。

トレーディングカード風に生き物が紹介されている

相模川ふれあい科学館 「毒」の特別展 3月8日まで

 相模川ふれあい科学館アクアリウムさがみはら(相模原市中央区水郷田名1の5の1)で現在、特別企画展「毒展」が開催されている。他の展示ではあまり見られない少しマニアックな生き物や飼育員の「毒」体験談など、多彩な内容が遊び心満載の展示で紹介されている。3月8日(日)まで。

レア生物複数

 「毒展ファンが一定数いる。そういう人たちが『他展でも見たな』とならないよう、少しずつ『外した』生き物を集めた」と、展示を担当した西田征晃さんは話す。毒のある生き物として代表的なフグやゴンズイ、オニダルマオコゼだけでなく、「恐らく国内では3カ所でしか見られない」と言う「プレシオトリゴン・ナナ」や、「この館の職員も今回の企画展を開催するまでは知らなかった」と話す「ブルーノイシアタマガエル」など、レアな生き物も見ることができる。芽に毒がある「ジャガイモ」の展示は部屋の隅でシュールな雰囲気を放っていた。展示数は29種60点。

 毒を持った生き物たちはそれぞれ「トレーディングカード」風に紹介されていて、どくろマークの数で表現された「毒レベル」は子どもでも理解しやすい。時折ダジャレや西田さんのコメントが出てくる壁の装飾と一緒に楽しむのがお勧めだ。

 魚やクラゲの飼育の「レジェンド」たちが自身の「毒」体験談を話す動画や、無毒の生き物にそっくりな有毒生物を見極める企画「デッドオアアライブ」もある。

 西田さんは「普段怖がられるイメージの毒だけど、危険なものと意外とそうでないものを知ってもらえたら」と話している。問合せは同館【電話】042・762・2110。

映像でみる浅川地下壕

 八王子の戦争遺跡「浅川地下壕」について映像と解説を通じて学ぶ講演会が、1月31日(土)と2月1日(日)に八王子市市民活動支援センター(旭町12の1)で開催される。浅川地下壕の保存をすすめる会(中田均代表)の主催。参加費無料。

 第二次大戦中に陸軍倉庫や飛行機のエンジンを作る工場として使われた浅川地下壕について、メディアや大学生などが取材・調査し制作した映像を視聴する。

 講演会は90分。各日午前の部(10時30分から)と午後の部(1時から)の2回開催。地下壕の見学は含まれない。事前予約制で各回先着15人。氏名、年齢、電話番号、参加希望回を明記して、メール(sptf2z99@gmail.com)で申し込む。