多摩区・麻生区版【1月30日(金)号】
貫通したトンネル壁の前で鏡開きを行う工事関係者ら

【川崎市】尻手黒川線道路築造工事 トンネルが貫通 全線開通へ大きな節目

 川崎市の主要幹線道路である都市計画道路「尻手黒川線」(尻手黒川道路)は、2028年度末の開通を目指して整備が進められている。現在、麻生区片平地区で築造されている山岳トンネル(189・5m)が1月21日に貫通し、同日、施工業者による貫通式が執り行われた。関係者らが、全線開通に向けた大きな節目を祝い合った。  世田谷町田線と交わる「片平2丁目」交差点から仲町橋付近までの約680mの道路築造(トンネル)は、西松建設(株)と(株)森本組の西松・森本共同企業体により工事が進められている。貫通式は同企業体が主催。両社の代表者や、工事の発注者である川崎市建設緑政局と北部都市基盤整備事務所、麻生区職員ら約50人が出席した。  式の冒頭、貫通作業が行われ、東側から掘り進められた山岳トンネルと西側の開削トンネルを隔てた壁が、建設機械で掘削された。同企業体の職員が貫通点の確認を発声すると、会場内に大きな拍手が鳴り響いた。  発注者として出席者の前に立った市建設緑政局の河合征生局長は施工者らに謝辞を述べるとともに、「尻手黒川線は戦災復興のタイミングで都市計画され、防災機能の活性化など市の持続的発展のための重要な路線として位置づけられている。近隣の渋滞緩和など地域課題を解決する重要な要素もある。早期実現するため、引き続き連携しながら協力して進めていきたい」とあいさつ。鏡開き、記念撮影の後、施工者を代表して西松建設(株)関東土木支社の宗澤敦郎支社長が、振動や騒音の対策、狭あいな資材置き場、想定外な地盤の脆弱性、湧水による路盤の泥化などトンネル掘削中にさまざまな課題に直面したことを振り返りながら、「無事に貫通できた」と関係者に謝辞を述べ、「今後も徹底した安全・品質管理を行い、無事故無災害で工事を終えるよう、共同企業体と協力会社一丸となって鋭意努力する」とあいさつした。  式に出席した東哲也麻生区長は、「区民にとっては生活道路であり、歩行者の安全、車両のスムーズな通行など、地域振興に寄与する。早く完成が見たい」と話した。 28年度末開通予定  尻手黒川線は、幸区小倉と麻生区黒川を結ぶ幹線道路。1946年8月に都市計画決定され、I期からIV期まで段階的に整備されている。概成区間を含め、これまでに全体の約97%にあたる2万2160mが完成している。現在は麻生区内のIV期事業区間で工事の中核となる山岳トンネル部・開削トンネル部(97・5m)の新設と、現道を拡幅する約680mの工事が続いている。事業区間の道路は片側一車線で幅員12m、0・5mの路肩と、2・5mの歩道が両側に整備される予定だ。  全ての工事が完了すると、全線2万2840mが開通する。現在、渋滞が慢性化している柿生交差点周辺道路の負荷軽減や災害時の避難・輸送路としての機能強化など、地域交通への大きな波及効果が期待される。  今後は、トンネル内の壁面や排水、照明などの設備の整備、坑門の設置、道路舗装といった整備が進められていく。全線開通は2028年度末を目指している。

川崎市 火災件数4年連続増 救急件数も過去最多

 川崎市消防局は1月7日、2025年中の火災、救急件数(速報)を発表し、火災件数は470件で過去10年で最多、救急件数も9万1157件で過去最多となった。火災原因で最も多かったのが「たばこ」だったことを受け、市消防局は「多くは喫煙者のマナー違反が起因している。マナーを守るようお願いしたい」と注意を呼びかける。  市内の火災件数は、24年の398件から72件増の470件。4年連続で増加しており、1989年(平成元年)以降で過去6番目、過去10年では最多となった。火災の種別は、建物が304件と最も多く、原因別では「たばこ」が64件で1位、「放火(疑いを含む)」が55件、「電気機器」が54件と続く。前年で最も多かったのは「電気機器」で、次いで「たばこ」「こんろ」だった。  市消防局予防課の担当者は、「最近は喫煙者が減少し、加熱式たばこを利用する人が増えている中で、たばこが14件増加している。多くはマナー違反が起因。確実な消火、ポイ捨てはしないなど、日頃からマナーを守ってほしい」と分析し、注意喚起する。また、前年から増加した「放火(疑いを含む)」については、「家の周りは整理整頓し、放火されない環境づくりが大切」と話す。加えて、近年、電気機器や配線機器による火災も増えており、「モバイルバッテリーなどのリチウムイオン電池の異常があったり、プラグが変形している場合は使用したりしないように」と注意を呼びかける。  火災による死者数は、12人で前年比2人減少。発生原因は逃げ遅れが11人で、65歳以上が10人だった。 感染症の流行影響  救急出場件数は、9万1157件で、前年よりも2043件増加し、20年から6年連続で増加。1日の平均出場件数は249・7件で、約5分46秒に1件出場したことになる。搬送人員は7万4147人で、こちらも過去最多だった前年よりも1680人増加した。  原因別では、急病が5万3272人で、全体の約7割。一般負傷が1万1846人、交通事故が3197人だった。一方で、搬送人員のうち、入院を必要としない軽症者は3万8千人で、全体の約5割だった。「119番通報」の受信件数は11万391件と、前年比で1607件の増加。1日平均は約302・4件だった。 迷ったら相談を   市消防局救急課の担当者は、「一昨年から昨年にかけてインフルエンザが、2月・3月は感染性胃腸炎が流行した。昨夏は熱中症患者が多く、11月からインフルエンザも流行した影響で救急件数が増加した」と分析する。急病やけがで救急車を呼ぶかどうかの判断を迷った際には、「電話でアドバイスを受けることができる『かながわ救急相談センター』(#7119)の利用と救急車の適時・適切な利用に協力を」と話している。

東京デフリンピックの女子バレーボールで金メダルを獲得した 平岡 早百合さん 宮前区在住 26歳

「大好き」貫きハンデ味方に ○…日本での初開催となった東京デフリンピック。金メダルが懸かる最後の1点を豪快なアタックで決めた。「最後は自分でと心に決めていた。みんながつないでくれたボール、思い切り打とうと」。17歳で代表入りして以来、主力としてチームをけん引してきた。金メダルを手にするまでの道のりは平坦ではなかっただけに、最後のアタックを決めたその瞬間、喜びを噛み締めるような満面の笑みが浮かんだ。 ○…埼玉県で生まれ育った。幼稚園から小学校へ上がる頃、テレビを間近で見ている姿に両親が違和感を感じ、聴覚障害が判明した。以来補聴器を付けている。バレーボールは姉の影響で小3から地元のチームで始め、仲間とボールをつなぐ楽しさに夢中になった。デフバレーに出合ったのは高2の時。女子日本代表チームに誘われたことがきっかけだった。「それまでデフバレーの存在を知らなかった。手話も一から学び始めて、最初は戸惑いの連続だった」と振り返る。 ○…声が聞こえない状況で、コミュニケーションが不可欠な団体競技に挑む。それは一見ハンデキャップに思えるが、声の代わりに「目と目で意志を通じ合わせる」ことでより一丸となれる。通じ合った時の喜びもひとしおだ。社会人になってから、県内に練習場所がなく自らクラブを立ち上げた。現在は後輩の指導にも力を注いでいる。「困難なこともあるけれど、バレーが本当に好きだから」 ○…目標だった東京大会を終え、今は一息ついているところだ。「支えてくれた方々への報告を大切にしたい。この盛り上がりを今回限りで終わらせず、自分にできることをやっていければ」。金メダリストの視線は、次なるバレー界の未来を見据えている。

川崎授産学園 親子で手話体験 2月28日 小学生向け講座

 聴覚障害について考えてもらおうと、川崎授産学園(麻生区細山1209)で親子手話体験教室が2月28日(土)に行われる。午前10時から11時30分まで。参加費無料。 対象は小学3年生から6年生の児童とその保護者5組(先着順)。申し込みはメール(entry@seiwa-gakuen.jp)で受付け。件名に「親子手話体験教室申込」、本文に【1】保護者・児童氏名(ふりがな)【2】住所【3】電話番号【4】駐車場使用の有無【5】学校名・学年を明記のこと。問合せは同園【電話】044・954・5011。

川崎北部少年少女発明クラブ 工作や実験で創造力養う 2026年度の会員を募集

 市内北部を拠点に活動する「川崎北部少年少女発明クラブ」は、2026年度の会員を募集中。 同クラブは工作や科学実験を通じ創造力などを養うためのさまざまなプログラムを通年で企画している。対象は宮前区・高津区・麻生区・多摩区在住の新小学3年生から中学生まで30人。希望者は同クラブのウェブサイト(https://kncic.wordpress.com/)で詳細を確認し申込みを。3月7日(土)正午締切。応募者多数の場合抽選。(問)メール(kawasakihokubuhatsumei@gmail.com)
<PR>
子育て当事者の目線で新設!新百合ヶ丘エルミロードに画期的なベビールームが誕生
子育て当事者の目線で新設!新百合ヶ丘エルミロードに画期的なベビールームが誕生
ショッピングやレストラン、カフェが楽しめる「新百合ヶ丘エルミロード」。駅至近の商業施設として幅広い世代に親しまれる同施設では、このほどベビールーム「mamaro... (続きを読む)

東急のSDGsトレイン 「子どもの権利」アピール ポスターに「U18」の様子

 川崎市は全国に先駆けて条例化した「子どもの権利」について、東急グループが東急電鉄各線で随時運行する「SDGsトレイン」内でポスター掲示を通して啓発中だ。3月31日(火)まで。 特別企画列車「SDGsトレイン」は、SDGsの認知度向上のために東急グループと阪急阪神ホールディングス株式会社が2020年9月から協働運行を開始した。趣旨に賛同する沿線自治体や企業などが年4回、SDGsに関する取り組みをポスターで表現し、社内に掲示して啓発するもので、現在の企画は3月末で終了する。 1月12日から「トレイン」内で掲示が始まった川崎市のポスターは、「子どもの権利」をテーマにしたもの。子どもたちが川崎のまちづくりなどについて議論する「川崎市子ども会議」の拡大企画「カワサキ☆U18」の写真を中心に据え、上下に2種類のメッセージを掲載。上部は大きな文字で「川崎のミライをぼくたち、わたしたちがつくる!」、下部には白抜きの文字で「川崎市は、子どもたちの声を大切にしてまちづくりに活かしています」とある。 ポスター制作を手がけた市の担当者は「市の姿勢がまっすぐ伝わるものを目指した」と説明。東急グループの担当者も「沿線のまちづくりを担う当社としても、この企画列車を通じて『子どもの権利』を多くの方々に知っていただくことで、沿線の子どもたちの幸せを後押ししたい」と意気込みを語る。 近年、市民の間で「子どもの権利条例」の認知度は低下傾向にある。 直近の「川崎市子どもの権利に関する実態・意識調査」(24年実施)では、「子どもの権利条例」について「名前も内容も知っている」と答えた子どもは11・4%、大人は6・6%で、いずれも22年の前回調査より低下した。市の青少年支援室の担当者は「(ポスターを通じて)子どもたちが街づくりにも参加していることを多くの人に知ってもらうことで、川崎では『参加する権利』など『子どもの権利』を大切にしていることも伝わると思う」と話している。
囃子を披露する様子=提供

子ども会でお囃子鑑賞 文化財決定の栗谷囃子

 多摩区の栗谷子ども会主催の新年のつどいが1月11日に同町会会館で行われ、昨年12月に市の無形民俗文化財に決定した「栗谷囃子」の鑑賞会が行われた。 太鼓や笛の音色が響き渡る中、獅子舞などが観覧席を練り歩き無病息災や厄払いを祈願。加えて、珍しいとされる仰向けに寝て足先で人形を操る「足踊り」の巧みな技に会場が盛り上がった。
優秀賞を受賞した㊨一般建築物部門の登戸29番街と、㊧住宅部門のSTAIND TERRACEーSaluton=いずれも撮影は中山保寛写真事務所

多摩区登戸 ㈱TOASt 建築コンクールで優秀賞 まちのにぎわい 思い込め

 県内の優れた建築物の建築主・設計者・施工者を表彰する2025年度「神奈川建築コンクール」で、多摩区登戸の一級建築士事務所「(株)TOASt」(小滝健司代表)が設計し、いずれも登戸に立地するテナントビル「登戸29番街」が一般建築物部門で、共同住宅店舗「STAIND TERRACE―Saluton」が住宅部門で共に優秀賞を受賞した。 コンクールは、県内の建築文化・建築技術の向上を図り、魅力あるまちづくりを推進することを目的に、神奈川県と県内12市が主催。過去2年間に完成した県内の建築物を対象とする。67回目の今回は住宅部門27件、一般建築物部門23件の応募があった。 今回同社が設計して受賞した物件は、いずれも土地区画整理事業が進む登戸・向ヶ丘遊園エリアに建つ。小滝代表は「再開発が進む登戸のまちづくりの一端を担うという部分が叶った」と話す。 登戸29番街は、向ヶ丘遊園駅北口にあり、隣り合って建つ一体的に整備された2つの商業ビル。地元の開発プランニング企業「(株)井出コーポレーション」(井出喜文社長)と小滝さんらが、仮換地前から地権者と協働し、隣地間に生まれる空地のような場所をまちに開かれた広場として計画。狭小敷地の解決と接道側のにぎわい創出を図っている点などが評価された。 STAIND TERRACE―Salutonは、街並みが一新された登戸地域に建つ店舗供用の6階建住宅。施主の思い入れのある旧宅の要素を参照し、壁を穿つように多様な開口部を設け、複雑で豊かな表情を与えた点などが評価された。加えて、設計者と施主が対話を重ねたプロセスにも意義が認められた。 「施主さんの思いはそれぞれ異なる。それを自分たちの知識や知恵とどう融合させるかを常に考えている」と小滝代表。「登戸29番街は再開発でできた更地にマンションが立ち並ぶ中、にぎわいのあるテナントビルを建てるという決断をした地権者の勇気と登戸に商業的なにぎわいを取り戻すという井出社長の思いが大きかった。それを建築という形にできて良かった」と思いを語った。
競技に挑む4人=提供

救急法競技会で3位入賞 多摩消防団員が出場

 多摩消防団(井田久団長)に所属する団員3人が、1月18日に大和市で行われた応急手当の速さと正確性を競う「第28回赤十字救急法競技会」(日本赤十字社神奈川県支部主催)に出場し、県内50チーム中、総合成績3位に入賞した。 1人の欠員があり、本番1週間前に保土ケ谷消防団との混成チームを結成。「できることをやろう」と、自主練に励み、4人揃って練習できたのは本番2日前。リーダーの高橋真理さんは本番を振り返り、「失敗もあったけれど、みんな頑張った。成績は励み。迷わず手助けができることを目標にしたい」と話した。
女声合唱団のパフォーマンス

音楽で地域をつなぐ 15周年の「たま音楽祭」

 区民らによる手づくりの音楽イベント「たま音楽祭」が1月17日、多摩区総合庁舎で開催された。同実行委員会(簑原和磨実行委員長=専修大学3年)と多摩区役所が主催した。「音楽のまち・かわさき」の一環として2011年にスタートした音楽祭は、今年で15周年を迎え、各ステージ上や会場内も、「15」の装飾で、華やかに彩られた。  開会式で簑原実行委員長は「音楽を聴くだけでなく、人と人がつながる一日として、ぜひ最後まで楽しんでいただけたらうれしい」とあいさつした。加えて今年は15周年を祝ってステージ数を増やし、総勢29組のアーティストがパフォーマンスを行った。また、実行委員によるスタンプラリーやワークショップなど、ステージ以外でも楽しめる企画を実施し、約1600人(主催者発表)がイベントを堪能した。東京都世田谷区から姪の演奏を聞きに来ていた夫婦は「雰囲気が良く笑顔であふれている。一生懸命でとても美しい音楽祭」と話した。  副実行委員長の山口知佳良(ちから)さん(専修大学3年)は、「たくさんの人が来場して、みなさん音楽が好きなんだなと思った。さまざまな年代の人がつながれて、素晴らしいと思う」と話す。
あいさつする楠会長

「うまくいく一年に」 多摩区老人クラブ連合会 新年を祝う

 多摩区老人クラブ連合会(楠静子会長)の新春賀詞交歓会が1月19日、多摩区登戸の日本料理柏屋で開かれた。区内の老人会の会長ら約70人が参加し、新年を祝った。 あいさつに登壇した楠会長は、「今年の干支は丙午(ひのえうま)。60年に一度の強烈な陽性のエネルギーを持った活発な年と言われる。区老連が何事もうまくいく一年にしたい」と述べた。 佐藤直樹多摩区長らによる来賓祝辞の後、唱歌『一月一日』を全員で斉唱し、根本政夫相談役の発声で乾杯。会員による「ソーラン踊り」と続き、交流を深めた。 同連合会には多摩区内50クラブ、2384人の会員が在籍している。
紙飛行機を飛ばす参加者

父親の会で紙飛行機教室 稲田小PTAが企画

 市立稲田小学校(多摩区)PTA「父親の会」主催の、日本航空(株)による紙飛行機教室が、1月17日に同校の体育館で行われた。 同校PTAは四半期に一度、工作行事などを実施している。父親が中心となって活動する同会は人員不足などの理由で1年間休止していたが、「父親同士のつながりが欲しい」との声を受けてこのほど再開。同教室を第一弾企画とした。当日は同校の1年生から4年生の児童34人と、その保護者が参加した。 教室では、同社のパイロットが講師となり、「飛行機と紙飛行機を同じ大きさにしたらどちらが重たいか」や、良く飛ぶ紙飛行機を作るコツを伝授した。児童が横一列に並び、講師の合図で一斉に飛ばしたり、滑走路を模した台に着陸させたり、講師に真っすぐ飛ばすアドバイスをもらいながら楽しんだ。 参加した男児(小1)は、「紙飛行機を折って楽しかった。飛ばせてうれしかった」と笑顔を見せた。別の男児(小4)の保護者は「息子が飛行機好きなので、企画してもらえてうれしかった」と話した。企画した同会の井田智也さんは「最初から最後まで、親子で楽しんでもらえた」と微笑んだ。

菅の節分 2月3日 薬師堂

 菅薬師堂(多摩区菅北浦)で2月3日(火)、節分会が行われる。菅薬師奉賛会(廣田健一会長)が主催。  1955年から70年以上続いているという恒例行事。豆まきは午後4時ごろから。地域の風習にならい、「福はうち」だけを唱えながら、本堂の横に設けられた舞台から役員の年男や町会、地域の有志らが福豆や菓子の小袋をまく。問い合わせは廣田会長【携帯電話】090・4537・1907。
横山達朗会長

多摩区飲食業組合 「楽しい多摩区に」 新年会で親睦深める

 多摩区内の107店舗が加盟する神奈川県飲食業生活衛生同業組合多摩支部(多摩区飲食業組合)の新年会が1月20日、多摩区登戸の「新生元海」で開かれ、組合員と来賓合わせて約80人が新春を祝った。 横山達朗会長は冒頭、昨年17店舗が新たに組合に加盟したことを報告。「皆さんとコミュニケーションを図っていただきたい」と呼びかけるとともに、「今年一年、食べても飲んでも楽しい多摩区を、皆さんと力を合わせて作っていけたら」と力強くあいさつした。 来賓のあいさつなどに続いて、川崎市多摩区食品衛生協会の廣田健一会長が乾杯の音頭をとり、親睦を深めた。
(上)市長と記念撮影(右)挨拶冒頭から言葉を詰まらせ、大会を振り返る平岡さん

川崎市 スポーツ特別賞を贈呈 デフバレー代表の平岡さん

応援が力に 昨年11月に開催された東京2025デフリンピックで金メダルを獲得したバレーボール女子代表の平岡早百合選手(宮前区在住)=人物風土記で紹介=の健闘をたたえ、川崎市は1月22日、福田紀彦市長からスポーツ特別賞を贈呈した。 市役所で実施した贈呈式では、福田市長から賞状と副賞が手渡され、市長は「大会前の言葉通り、見事に金メダルを取られて本当にうれしい。今後もぜひ活躍していただきたい」と祝福の言葉を送った。 平岡選手は改めて感極まった様子で、「初日から会場は満席続きで、始発で応援に来てくれた方もいた。本当に多くの方に力をいただいて金メダルを取ることができた今回の大会は、自分にとっても特別な大会になった」と涙ながらに語り、市長が「もらい泣き」する場面も。 3度目のデフリンピック出場となった今大会を振り返り、フルセットの死闘を勝ち抜いたウクライナ戦が「最も苦しかった」と平岡さん。過去2回の対戦で敗れたため、金メダルの獲得とともに「打倒ウクライナ」がチームの目標だったという。逃げずにやり抜いた 平岡さんは小学1年の時に聴覚障害に気づき、補聴器をつけ始めた。 小学3年でバレーを始め、高校2年でデフバレーの日本代表に。22年大会からはチームをけん引する立場だ。「手話ができずコミュニケーションがうまくいかない時期など苦しいこともたくさんあった。逃げずにデフバレーをやり抜いて、本当によかったと思えた大会だった」と笑顔で話した。

菅の町コンサート 2月14日 菅稲田堤で

 第16回「菅の町・新春コンサート」が2月14日(土)、ホームステーション稲田堤(多摩区菅稲田堤1の11の5)で開催される。午後2時開演(1時40分開場)、4時閉会予定。入場無料。先着90人。スリッパの持参を。 地域のミュージシャンたちが、爽やかな軽音楽を披露。カントリーやブルーグラスなどの多彩な演奏を楽しめる。「新春の午後のひと時を、多くの人に楽しんでもらえたら」と実行委員長の井口茂さん。問い合わせは井口さん【携帯電話】090・3549・1635。

矢放ち、吉兆占う 長尾神社で的射祭

 長尾神社(多摩区長尾)の伝統行事「射的(まとう)祭(さい)」が、1月11日に同神社の境内で行われた。 同神社奉賛会(鈴木実(み)弥(や)一(かず)会長)が主催し、五穀豊穣と無病息災を願って毎年1月に行われる川崎市の無形民俗文化財。古くは馬上から的を射る流鏑馬として行われていたといわれるが、現在は座って行う独特の様式で受け継がれている。 今年は3歳の双子が稚児として参加。住民ら約110人が見守る中、稚児に代わって射手を務める介添人の大人が、円形の的に矢を放って一年の吉兆を占った。鈴木会長は「今年も無事に執り行うことができた。地域の方にも喜んでもらえてよかった」と話した。

大地震など災害を想定 川崎市 虎の門分院で給水訓練 給水車や給水タンク設営

 川崎市は1月26日、大規模地震などの災害を想定した通信・給水訓練を虎の門病院分院(高津区)で実施した。 市の上下水道局では激甚災害時に想定される被害を最小限に抑えるため、市内の重要な医療機関への応急給水訓練を2022年度から毎年2回、実施している。 25年度2回目となる26日の訓練は、災害時の負傷者の受け入れ先となっている虎の門病院分院で実施。まず午前8時に市内で震度7の大地震が起きた想定で、同院から市の健康福祉局に対し応急給水を要請。市側は電話やメールを通じて庁内の関係部署で連絡調整を図り、約40分間で応急給水の実施を確定した。 午後からは、同院で給水車などを使った応急給水訓練を市側と病院側の計約50人が参加して実施。停電や給水管の破損など様々なパターンに対応するため、【1】院外の消火栓から給水用ホースを使って受水槽に直接給水する【2】給水タンク車から受水槽に直接給水する【3】受水槽を介さずに給水タンク車から給水タンクに貯水する――の3パターンを訓練した。 病院職員も積極的に参加。市職員らが組み立てた1㎥の給水タンクから、最大10リットル入る給水バッグに取水した看護師らは「思ったより重い」「運ぶには台車が必要かも」と感想を述べ合った。同院担当者は「今日の内容を踏まえ、今後に必要な備えを進めたい」と話していた。 市では災害時の重要な救援体制の一つに応急給水を位置づけ、応急給水訓練のほか避難所となる学校施設の水道管の耐震化を進めている。

衆院選神奈川9区 前職・新人 3氏の争い 2月8日投開票

 衆議院議員選挙は2月8日(日)、投開票される。神奈川9区(多摩区、麻生区)では、1議席に対して前職1人と新人2人のあわせて3人が立候補している。(年齢は投票日現在) 9区の立候補者は、届け出順に中道改革連合で前職の笠浩史氏(61)、日本共産党で新人の赤石博子氏(65)、自由民主党で新人の上原正裕氏(47)、の3氏。前職に新人2人が挑む構図だ。各氏、政策訴え 笠氏は2024年の衆院選9区で8回目の当選を果たした。文部科学副大臣、立憲民主党国会対策委員長などを歴任。「高市政権に対し、中道の旗を立て、新しい勢力として対抗軸を示す」と話す。「人づくりなくして国づくりなし」を信念とし、「人口減少時代に日本が成長していくためには人づくりへの投資が最優先。生涯を通じて学ぶ環境を充実させ、一人一人の生産性を上げ、国が発展していく基盤づくりが必要」と教育改革を訴える。 赤石氏は雑誌の編集者を経て、2019年の川崎市議会議員選挙に多摩区から立候補して、初当選。1期を務めた。「少数与党という審判が下ったにもかかわらず、変わらない政権に憤りを覚える」と話す。「富の一極集中により、もの言えぬ多数派が増やされている現状を変えたい。暮らし・平和・人権を軸に、急務であるケア労働者の処遇改善をはじめ、労働力がきちんと評価され、対価が得られる環境を整えていきたい」と訴える。 上原氏は証券会社社員、教育関連会社の起業などを経て、2019年の川崎市議会議員選挙に多摩区から出馬して初当選。23年の市議選で2回目の当選を果たした。今年1月20日に市議を辞職し、国政に挑む。「国家の最大責任は未来への投資」とし、「夢が持てる社会と誇りが持てる国家を取り戻す」と話す。そのための手段として、教育、医療、雇用、産業、インフラなど、「明確な目的を持った責任ある積極財政が必要だ」と訴える。 前回24年10月27日の衆院選は、「多摩区、麻生区」の新区割りとなって初めて行われ、9区から4人が立候補した。小選挙区での9区の投票率は57・98%で、多摩区は55・83%、麻生区は60・66%だった。 9区の1月26日時点の選挙人名簿登録者数は33万6365人(多摩区18万7389人、麻生区14万8976人)。在外選挙人名簿登録者は687人(多摩区328人、麻生区359人)。

助け合い学んだ大冒険 玉川大で親子体験教育

 麻生区主催のイベント「親子で体験アドベンチャー 玉川大学TAPセンター」が、1月10日に玉川大学(町田市)で開催された。 TAPは「タマガワ・アドベンチャー・プログラム」の略称で、同大が取り組む体験学習プログラム。自然体験などを通じた人間教育として世界中で展開されている「アドベンチャー教育」をベースとしており、今回は小学校4〜6年生の親子ら21組が参加した。 同センターの指導スタッフと学生10人がファシリテーターとなり、参加者は学内のセンターで「チャレンジコース」に挑戦。命綱を付けて高所に設置された板を協力して渡るなど、屋外での体験を楽しんだ。参加した児童からは「皆で助け合うことができてうれしかった」「新しい友達もできたし、チームワークについて知ることができた」「手を自分から差し伸べられた」と感想が寄せられた。指導スタッフの光川鷹さんは「さまざまな気づきや学びがあったのでは。初めて出会った方々と共に体験し協力して進んだ経験が、今後の活躍や地域の活性化につながっていけば」と思いを語った。
(上)市長と記念撮影(右)挨拶冒頭から言葉を詰まらせ、大会を振り返る平岡さん

デフバレー代表の平岡さん 川崎市 スポーツ特別賞を贈呈 「応援に力いただいた」

 昨年11月に開催された東京2025デフリンピックで金メダルを獲得したバレーボール女子代表の平岡早百合選手(宮前区在住)の健闘をたたえ、川崎市は1月22日、福田紀彦市長よりスポーツ特別賞を贈呈した。 市役所で実施した贈呈式では、福田市長から賞状と副賞が手渡され、市長は「大会前の言葉通り、見事に金メダルを取られて本当にうれしい。今後もぜひ活躍していただきたい」と祝福の言葉を送った。 平岡選手は改めて感極まった様子で、「初日から会場は満席続きで、始発で応援に来てくれた方もいた。本当に多くの方に力を頂いて金メダルを取ることができた今回の大会は、自分にとっても特別な大会になった」と涙ながらに語り、市長が「もらい泣き」する場面も。 3度目のデフリンピック出場となった今大会を振り返り、フルセットの死闘を勝ち抜いたウクライナ戦が「最も苦しかった」と平岡さん。過去2回の対戦で敗れたため、金メダルの獲得と共に「打倒ウクライナ」がチームの目標だったという。逃げずにやり抜いた 平岡さんは小学1年の時に聴覚障害に気づき、補聴器を着け始めた。小学3年でバレーを始め、高校2年でデフバレーの日本代表に。22年大会からはチームをけん引する立場だ。「手話ができずコミュニケーションがうまくいかない時期など苦しいこともたくさんあった。逃げずにデフバレーをやり抜いて、本当によかったと思えた大会だった」と笑顔で話した。

東急のSDGsトレイン 「子どもの権利」アピール ポスターに「U18」の様子

 川崎市は全国に先駆けて条例化した「子どもの権利」について、東急グループが東急電鉄各線で随時運行する「SDGsトレイン」内でポスター掲示を通して啓発中だ。3月31日(火)まで。 特別企画列車「SDGsトレイン」は、SDGsの認知度向上のために東急グループと阪急阪神ホールディングス株式会社が2020年9月から協働運行を開始した。趣旨に賛同する沿線自治体や企業などが年4回、SDGsに関する取り組みをポスターで表現し、社内に掲示して啓発するもので、現在の企画は3月末で終了する。 1月12日から「トレイン」内で掲示が始まった川崎市のポスターは、「子どもの権利」をテーマにしたもの。子どもたちが川崎のまちづくりなどについて議論する「川崎市子ども会議」の拡大企画「カワサキ☆U18」の写真を中心に据え、上下に2種類のメッセージを掲載。上部は大きな文字で「川崎のミライをぼくたち、わたしたちがつくる!」、下部には白抜きの文字で「川崎市は、子どもたちの声を大切にしてまちづくりに活かしています」とある。 ポスター制作を手掛けた市の担当者は「市の姿勢がまっすぐ伝わるものを目指した」と説明。東急グループの担当者も「沿線のまちづくりを担う当社としても、この企画列車を通じて『子どもの権利』を多くの方々に知っていただくことで、沿線の子どもたちの幸せを後押ししたい」と意気込みを語る。条例の認知度向上を 近年、市民の間で「子どもの権利条例」の認知度は低下傾向にある。 直近の「川崎市子どもの権利に関する実態・意識調査」(24年実施)では、「子どもの権利条例」について「名前も内容も知っている」と答えた子どもは11・4%、大人は6・6%で、いずれも22年の前回調査より低下した。市の青少年支援室の担当者は「(ポスターを通じて)子どもたちが街づくりにも参加していることを多くの人に知ってもらうことで、川崎では『参加する権利』など『子どもの権利』を大切にしていることも伝わると思う」と話している。
川崎市役所

政府の物価高対策 子育て世帯に2万円給付 市内は約14万6千世帯へ

 政府が昨年11月に「物価高対応子育て応援手当」の給付を決定したことを受け、川崎市は1月21日、児童1人あたり2万円を計14万6千世帯に給付すると発表した。 政府は物価高対策の一環として、子ども1人あたり2万円を児童手当に上乗せして給付する方針を昨年11月に決定。支給の対象となるのは、2025年9月30日時点で児童手当支給対象の児童を養育している世帯と、25年10月1日〜26年3月31日までに誕生する新生児の父母など。児童手当の情報を活用して支給する「プッシュ型支給」を原則としている。 市内では、「プッシュ型支給」を受けられる世帯は児童手当受給者世帯が約13万世帯(対象児童数約20万4千人)で、新生児世帯は約6千世帯(同約6千人)ある。児童手当受給者世帯は2月16日(月)に支給予定で、新生児世帯は3月中旬以降に支給予定だ。 一方、「プッシュ型支給」の対象外となる公務員などの対象世帯は約1万世帯(同約1万7千人)で、市内在住の川崎市職員以外は居住自治体に申請が必要となる。郵送申請は2月1日から、オンライン申請は同16日から受付を開始し、3月中旬以降に支給予定だ。 問い合わせは専用のコールセンター【電話】044・222・7315。

白山こども文化センター 生演奏で親子体操 2月11日 乳幼児向け音楽企画

 乳幼児の親子向けのイベント「ぴよぴよミュージック」が、2月11日(水・祝)に白山こども文化センター(麻生区白山4の2の2)で開催される。午前10時30分から11時30分まで。 音楽に関する出張講座やふれあいイベントを行っている「音楽工房座 MARU」が講師を担当する。今回は生演奏に乗せて親子でできるリトミック体操を企画。紙芝居の上演や楽器にふれるコーナーも。小学生のきょうだいの参加も可。 当日参加も受け付けるが、人数把握のため事前申し込みに協力を。問合せは同センター【電話】044・988・4931。

川崎市 帯状疱疹ワクチン 助成は3月31日まで

 川崎市では3月31日(火)まで、帯状疱疹を予防するワクチンの定期接種費用の一部を公費で負担している。期限を過ぎると全額自己負担になる。 ワクチンは皮下に1回接種する「生ワクチン」と、筋肉内に2回接種する「組換えワクチン」の2種があり、選ぶことができる。市は3月31日まで生ワクチンは4千円、組換えワクチンは1回あたり1万円で実施している。このうち、組換えワクチンは1回目の接種後に、2カ月以上の間隔を空けて2回目を受ける必要がある。そのため、1回目は1月中の接種が必要となる。詳細は市ウェブサイトか市予防接種コールセンター【電話】044・200・0144。
「SHISHAMOランド」のロゴ

GO!GO!!フロンターレ

開幕戦にSHISHAMO登場!  川崎フロンターレは2月8日(日)、U等々力で柏レイソルとの開幕戦(明治安田J1百年構想リーグ)を迎える。クラブ創設30周年の節目のシーズンの幕開けを彩るゲストとして、川崎出身の3ピースロックバンド「SHISHAMO」が始球式に登場する。  6月に同スタジアムで行われるワンマンライブをもって、活動終了を発表しているSHISHAMO。同バンドが始球式に登場するのは2017年以来、9年ぶりとなる。  試合前には場外のフロンパークで、関連イベント「明治安田presents SHISHAMOランド」が開催される。「フロンボウル」「パチンターレ」「おフロシューター」といったお馴染みのアトラクションがSHISHAMO仕様になって登場。各アトラクションに参加すると、結果に応じて特別ステッカーがプレゼントされる。また明治安田のブースでは、アンケート回答者から抽選で1000人に「オリジナルベースボールシャツ」が当たる企画も。  午前11時30分から午後2時30分まで。試合は3時キックオフ。 画像はいずれも川崎フロンターレ
高齢者宅を訪問し、いろいろと聞き取る

区民記者が走る! vol.54 2026年 January 少子高齢化と大災害に備えて

 麻生区白山グリーンタウンのアカシア街区には、6年前から自治会の下部組織としてお助け隊がある。住民からの依頼で1時間100円で簡単な困りごとに対応する。子育て支援も行う。  最近、自治会長の関野邦章さんの発案で、いつまでも安心して暮らすための活動として、アカシア未来会を立ち上げ、10名ほどの賛同者が集まった。先ずは80歳以上の100名ほどの高齢者宅訪問から始め、次に独り暮らしの高齢者宅を訪ね、困りごとや体調などを聞き取り、日常の見守りや災害時の支援などを判断している。いずれは子育て家庭や全住民宅を訪問する予定。  その他に、自治会では集会所を使って、毎週月曜に卓球倶楽部、火曜に麻雀倶楽部、木曜にお茶会、金曜に寄付された本や映画のDVDを楽しむライブラリー、第4日曜に子育て世代の交流会を開き、コミュニティ作りに努めている。 あさお区民記者とは? 地域活動が盛んな麻生区で活動する団体にスポットライトをあてるために、麻生市民交流館やまゆりを運営する認定NPO法人あさお市民活動サポートセンターが中心となって、文章を書くことが好きな区民で活動しています。