多摩区・麻生区 社会
公開日:2026.01.30
多摩区登戸(株)TOASt
建築コンクールで優秀賞
まちのにぎわい 思い込め
県内の優れた建築物の建築主・設計者・施工者を表彰する2025年度「神奈川建築コンクール」で、多摩区登戸の一級建築士事務所「(株)TOASt」(小滝健司代表)が設計し、いずれも登戸に立地するテナントビル「登戸29番街」が一般建築物部門で、共同住宅店舗「STAIND TERRACE―Saluton」が住宅部門で共に優秀賞を受賞した。
コンクールは、県内の建築文化・建築技術の向上を図り、魅力あるまちづくりを推進することを目的に、神奈川県と県内12市が主催。過去2年間に完成した県内の建築物を対象とする。67回目の今回は住宅部門27件、一般建築物部門23件の応募があった。
今回同社が設計して受賞した物件は、いずれも土地区画整理事業が進む登戸・向ヶ丘遊園エリアに建つ。小滝代表は「再開発が進む登戸のまちづくりの一端を担うという部分が叶った」と話す。
登戸29番街は、向ヶ丘遊園駅北口にあり、隣り合って建つ一体的に整備された2つの商業ビル。地元の開発プランニング企業「(株)井出コーポレーション」(井出喜文社長)と小滝さんらが、仮換地前から地権者と協働し、隣地間に生まれる空地のような場所をまちに開かれた広場として計画。狭小敷地の解決と接道側のにぎわい創出を図っている点などが評価された。
STAIND TERRACE―Salutonは、街並みが一新された登戸地域に建つ店舗供用の6階建住宅。施主の思い入れのある旧宅の要素を参照し、壁を穿つように多様な開口部を設け、複雑で豊かな表情を与えた点などが評価された。加えて、設計者と施主が対話を重ねたプロセスにも意義が認められた。
「施主さんの思いはそれぞれ異なる。それを自分たちの知識や知恵とどう融合させるかを常に考えている」と小滝代表。「登戸29番街は再開発でできた更地にマンションが立ち並ぶ中、にぎわいのあるテナントビルを建てるという決断をした地権者の勇気と登戸に商業的なにぎわいを取り戻すという井出社長の思いが大きかった。それを建築という形にできて良かった」と思いを語った。
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