伊勢原版【4月10日(金)号】
高いジャンプを決める荒井選手=保護者提供

スノーボード荒井海成さん 全日本選手権で4位に 夢は「五輪で金メダル」

 伊勢原中学校3年生の荒井海成(かいな)選手がこのほど行われた第44回JSBA全日本スノーボード選手権大会で4位に入賞した。同大会は日本国内におけるスノーボードのアマチュア最高峰の大会に位置付けられている。

 同大会は北海道や福島県、岐阜県、長野県の4つのラウンド(予選会)で競われ、それぞれ上位に入賞することで決勝大会に出場できる。

 荒井選手はラウンド1、2では予選敗退。窮地に立たされる中で迎えたラウンド3、「ストレートジャンプ」(ジャンプ台で回転しながら回転数、飛距離、高さなどを競う)で予選を通過。全日本選手権の出場権を獲得した。次のラウンド4では「スロープスタイル」(ジャンプ台で回転数を出し、手すりにジャンプし技術を競う)でも予選を通過し、全日本選手権への出場を決めた。

 全日本に2種目出場を果たした荒井選手。ストレートジャンプで予選を3位で通過し、決勝で4位に入賞した。一方、スロープスタイルでは予選通過は叶わなかった。

 4位入賞の結果について荒井選手は「うれしいけれど、表彰台に上がって、プロ資格を得るつもりで臨んだので悔しさもある。一歩及ばなかったのは自分の技の習得度の差」と冷静に分析する。

3歳からスノボ

 3歳からスノーボードをはじめたという荒井選手。小学校3年生の頃から本格的にはじめ、6年生からは月に1度、週末に大阪の施設へ出向く。その他の日も、地元の近隣施設で練習やメンタルトレーニングに励んでいる。「難しい技をメイクした時の達成感や、自分の滑る姿を多くの人に見てもらうことが好き」と荒井選手。「中学のうちにプロになりたい。そして良い成績を残し、ポイントを積み重ねて日本代表になりたい。目標はオリンピックで金メダルを獲ること」と力強く語った。さらに「早くプロになって両親に恩返しがしたい」とも語っていた。

宝城坊神木のぼり保存会の会長として初めての例大祭を迎える 秋山 良次さん 日向在住 69歳


伝統次代へ「英雄(ヒーロー)」支えて

 ○…「日向にすごい祭りがあることを、多くの人に知ってほしい」。伊勢原の春を彩る「日向薬師春季例大祭」のハイライト「神木のぼり」を仕切る保存会の会長に、昨年7月に就任。以前は、自身も高さ5メートルの神木に登り、祈願文を読み上げる「登り手」として10年間、日向の空から五穀豊穣と家内安全を祈り続けてきた。

 ○…石材店を営む家に生まれ、日向の山々は幼少期からの遊び場だった。神木のぼりは江戸末期まで盛んだったが、明治の廃仏毀釈などで一度は途絶えたが1974年、父らが復活させた。「父が登る姿はずっと見てきた。自分がやることになるとは思っていなかったけれど、周りに背中を押されてね」。25年前、父が他界後に保存会に入会。責任の重さを感じながらも伝統を次代へつないでいる。

 ○…パラリンピック競泳の金メダリスト、秋山里奈さんの父としても知られる。娘の自立を信じ、可能性を広げるために奔走した日々は、自身の仕事や地域活動の原動力にもなった。「自分は教育熱心じゃない」と謙遜するが、娘が道を切り拓く姿を誰よりも誇りに思っている。

 ○…現在、保存会は20代から60代まで10人のメンバーが活動。「伝統を重んじつつも、今の時代に合わせて無理なく続けていけるバランスが大事」。キャラクター「しゅげんちゃん」の発案に関わったり、クラウドファンディングを検討したりと、アイデアマンの一面も。地元の仲間と協力し「やってる側が楽しくないと続かない」と笑う。「最後に祈願文を読み上げる姿は、ある意味でヒーロー」。その「ヒーロー」を次々と生み出し、日向の里に活気を取り戻すため、今日も仲間と共に神木を見上げている。

シルバー人材センター 比々多公民館で説明会

 伊勢原市シルバー人材センターの概要説明会が4月21日(火)、比々多公民館1階学習室で開催される。午後1時30分から3時まで。

 同センターでは、掃除・片付け・料理などの家事援助や、マンション等の清掃、施設の窓口業務、工場内軽作業、草むしり、スーパーマーケット業務、子どもの見守りなどの業務を行っており会員を募集している。

 当日は、同センターの概要説明のほか、入会申し込み手続きもできる(入会時に年会費として2千円)。

 担当者は「無理なく働けて、仲間もできて、人生は60歳からがおもしろい!あなたの経験と知識を生かすチャンス!一緒に働いてみませんか」と呼び掛けている。

 対象は伊勢原市内在住で60歳以上の人15人。申し込み・問い合わせは同センター【電話】0463・92・8801へ。

悩み事ひとりで抱えずに 20日に「人権相談」

 伊勢原市は4月20日(月)、市役所1階の市民相談室で「人権相談」を実施する。時間は午後1時30分から4時まで。

 当日は人権擁護委員が相談員を務め、差別や虐待、ハラスメント、近隣トラブル、名誉棄損など、日常生活の中で起こるさまざまな人権問題について、秘密厳守で相談に応じる。

 相談時間は1時間程度。希望者は事前に電話、または電子メール、ファクスで申し込む。

 申し込み・問い合わせは市市民生活部【電話】0463・94・4716へ。

友部淳一都市部市街地整備担当部長

伊勢原市 重点事業の推進へ123人が実質異動

 伊勢原市は3月23日、4月1日付の職員人事異動(課長相当職以上)を発表した。今回の異動対象者は213人で、このうち昇任等を含まない実質的な異動者数は123人。萩原市長が掲げる「住みたい・住み続けたいまち伊勢原」の実現や、第6次総合計画の重点事業を力強く推進するための適材適所の人員配置が行われた。

女性登用を継続

 今回の人事編成にあたっては、第6次総合計画が4年目を迎えることから、市が掲げる重点施策を確実に前進させるための体制強化が主眼に置かれた。特に市民の生活に直結する重要事業において、機動力のある執行体制を整えるための人員配置が行われている。

 また、多様化する市民ニーズや急激な社会環境の変化、さらには新たに生じる行政課題に対して、適切かつ迅速に対応できる組織づくりが図られた。効率的な業務遂行を重視しつつ、若手職員や女性職員を積極的に管理監督職へ登用することで意欲を醸成。政策決定過程への参画機会を広げることで、組織全体の活力向上と人材育成を同時に推進する狙いがある。

 4月1日時点の女性管理職の割合は、部長級で14・3%(5人)、課長級で16・2%(12人)、係長級で26・1%(35人)となっている。また、4月1日時点の職員数は709人で、前年同時期と比べ22人の増員となった。

部長級の異動

 部長級では、総務部長に河原康二氏(前・市民生活部長)、市民生活部長に加藤真一氏(前・都市部市街地整備担当部長)が就任。都市部長には、都市部国県・企画調整担当部長を兼務する形で眞壁宏一氏が起用された。このほか、議会事務局長には杉山秀久氏(前・総務部長)が回る。

 課長級でも、デジタル化や地域包括ケアの推進など、各分野で実務を担う層の入れ替えが行われた。主な異動・退職者は次の通り(敬称略、カッコ内は旧職、写真は部長級の昇任、昇格者)。

【部長級・異動】

▽企画部参事兼公共施設マネジメント課長(市民生活部市民協働課長)高橋和行 ▽総務部長(市民生活部長)河原康二 ▽総務部コンプライアンス推進担当部長兼都市部専任参事(総務部コンプライアンス推進担当部長)高橋健一 ▽総務部参事兼職員課長(総務部職員課長)山口博巳 ▽市民生活部長(都市部市街地整備担当部長)加藤真一 ▽市民生活部参事兼市民協働課長(企画部参事兼経営企画課長)久保田敦子 ▽保健福祉部参事兼地域福祉推進課地域包括ケア担当課長(保健福祉部参事兼長寿介護課長)平井礼子 ▽保健福祉部参事兼保険年金課長(保健福祉部保険年金課長)石川浩一 ▽こどもみらい部参事兼こども家庭相談課長(保健福祉部健康づくり課長)鈴木めぐみ ▽都市部長兼都市部国県・企画調整担当部長(都市部国県・企画調整担当部長)眞壁宏一 ▽都市部市街地整備担当部長(土木部下水道整備課長)友部淳一 ▽議会事務局長(総務部長)杉山秀久

【部長級・退職(3月31日付)】

▽碓井比佐枝(総務部参事兼会計管理者兼会計課長) ▽佐伯暁美(議会事務局長) ▽立花実(教育部歴史文化推進担当部長) ▽林かをり(教育部参事兼図書館・子ども科学館長)

伊勢原エレファンツのメンバー

新3年生集まれ 伊勢原エレファンツ

 伊勢原市で活動する少年少女野球チーム「伊勢原エレファンツ(旧伊勢原キングタイガース)」が、新小学3年生の団員を募集している。同チームは子どもが主役となって野球を楽しむことを重視しており、日曜午後に神奈川能力開発センターや大山小学校で練習に励んでいる。

 保護者の負担軽減で、当番制などはなく送迎のみを基本とする。月謝は1500円に抑えられ、共働き世帯も加入しやすい環境を整えた。瀬尾博代表は「まずは体験から楽しさを知ってほしい」と話す。問い合わせは瀬尾代表【携帯電話】090・2173・4913、山の百貨店【電話】0463・94・2740へ。詳細は公式SNSでも確認できる。

神奈フィルの感動つないで 伊勢原市 クラファン開始

 伊勢原市は、市内全小学校の5年生約700人に「本物」の芸術体験を届けるため、ふるさと納税型クラウドファンディングによる寄付募集を4月1日から開始した。

 5月12日(火)に伊勢原市民文化会館大ホールで開催される「神奈川フィルハーモニー管弦楽団」による音楽鑑賞会のバス送迎などの実施費用を募るもの。子どもたちの知的好奇心を刺激し、豊かな感性を育む「かけがえのない財産」にしてもらおうと、市が企画した。

 宮村進一教育長は「財源確保策が必要なだけでなく、学校教育についてより多くの人に知って理解を深めてもらい、自分事として協力をしていただく契機にしてもらえる大きな意義がある」と協力を呼びかけている。

 クラファンのページには神奈フィルの奏者からの動画も掲載されており、「小学生の頃に聴いた音楽鑑賞会がきっかけで音楽家を目指し今、舞台に立っている。未知のものに触れ心を動かされた体験が、未来を築く」とのコメントもある。

 目標金額は100万円。寄付は市内・市外を問わず個人が対象で、ふるさと納税による寄付金控除が受けられる。目標金額に達しなくても事業は実施される「Allin型」を採用している。申し込みは6月30日(火)まで。

 寄付の特典として、先着100席限定で音楽鑑賞会への招待(子どもたちの鑑賞の様子をあわせて見学可)があるほか、寄付者全員に後日、体験した子どもたちからの感想メッセージが届けられる。

 申し込みは、専用サイト「ふるさとチョイスGCF」内のプロジェクトページから。問い合わせは市教育指導課【電話】0463・74・5243へ。

点訳ボランティア養成 基礎講座の受講生募集

 伊勢原市点訳赤十字奉仕団が点訳ボランティアを養成するため、点字の読み書きや訳し方の基礎を学ぶ講座を開催する。

 日程は5月13日から7月15日までの毎週水曜日で、全10回にわたり午前10時から正午まで実施される。会場は伊勢原シティプラザ1階の社会福祉協議会会議室ほかを使用する。

 対象は市内在住者で定員は申込順の10人、参加費は無料。希望者は5月12日(火)までに、【携帯電話】090・2658・3605高橋さん、メールiseharatenyaku1089@gmail.com、【FAX】0463・94・5990へ。

寄贈式の様子、感謝状を持つ永澤部長(中央右)

日産自動車㈱ 日産 テクニカルセンター 「楽しく交通ルール学んで」 教材ファイルを寄贈

 日産自動車(株)日産テクニカルセンターは4月6日、伊勢原市内の新小学1年生に向けた交通安全教材の寄贈式を同市役所で行った。地域貢献と交通事故防止を目的としたこの取り組みは、2006年度から始まり今年で19回目を迎える。

 今回の寄贈では、市内の新入生全員分にあたる計750冊のオリジナルクリアファイルが用意された。ファイルには「一時停止」や「車両進入禁止」といった道路標識がイラスト入りで分かりやすく描かれている。子どもたちが日々の生活の中で自然に交通ルールに触れ、登下校時の安全意識を高めてもらうための工夫が凝らされている。

 寄贈式に出席した同センターR&D総務・ファシリティマネージメント部の永澤実部長は「日産は自動車メーカーであり、車による悲しい事故は絶対に防いでいきたいという強い思いがある。標識などが描かれたこのファイルを通じて、子どもたちが楽しく交通ルールを学び、毎日を安全に過ごしてほしい」と、安全への願いを込めた。

 この活動は、「ハローセーフティキャンペーン」の一環として実施。1987年から続く従業員による募金に会社が資金を上乗せする仕組みで運営されており、同社の事業所がある自治体へ継続的に支援を行っている。長年にわたる貢献に対し、市側からは感謝状が贈られた。クリアファイルは今後、教育委員会を通じて各小学校へ配布され、新生活を始める児童たちの安全教育に活用される。

ピンクの絨毯、青空に映える 12日まで芝桜まつり

 伊勢原市上谷の渋田川河畔で芝桜まつりが4月12日(日)まで開催されている。

 かながわの花の名所100選にも選ばれている同所の芝桜。4月6日には、平日にもかかわらず土手に咲き誇るピンクや白の色とりどりの芝桜を一目見ようと、親子連れなど多くの観光客でにぎわっていた。

 足元には、地を這うように咲き誇る芝桜のじゅうたん、対岸を見上げると桜の花といった濃淡のピンクのグラデーションが訪れた人々を魅了していた。

 また川面に目を向けると、風が吹くたびに舞い散った桜の花びらが水面を流れていく様子も見られ、「すごくきれいね」などと堪能する声が、あちらこちらから聞こえてきた。

 毎年4月の上旬から下旬にかけて、上谷地区の渋田川の土手に咲き誇る芝桜。1970(昭和45)年頃、同地区の故鈴木健三氏が、奥多摩から一株の芝桜を持ち帰り、植えたのが始まり。97年には上谷芝桜愛好会が発足。さらに市民有志や団体が活動し、毎年美しい花を咲かせている。

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国際ソロプチミスト伊勢原  大盛況のうちに閉幕 チャリティーに350人

 国際ソロプチミスト伊勢原(加藤芳子会長)が4月4日、伊勢原市民文化会館でチャリティーショー「Believe〜輝く未来の約束〜」を開催した。

 式典で加藤会長は、今後も「女性や女児の夢の実現や生活向上に向けた支援を継続していく」とあいさつ。その後、伊勢原市や市社会福祉協議会らに寄付金の贈呈式が行われた。

 式典後、第1部として「脳性まひと闘うポップヴァイオリニスト」の式町水晶(みずき)さんによる演奏会が行われ、自身が作曲した「孤独の戦士」などのほか、東日本大震災で被災した奇跡の一本松で作られた「津波ヴァイオリンで「上を向いて歩こう」などを披露した。式町さんは自身の脳性まひのことや、障がいがあることからのいじめや挫折、苦悩などを赤裸々に語り、震災被災者との交流や、自身が前を向くきっかけなどを語った。

 第2部では一昨年、女性初の抜擢真打に昇進した林家つる子さんが古典落語「紺屋高尾」を披露。吉原の花魁高尾と染物職人の身分違いの恋愛話を熱演した。林家つる子さんは高座の前に、自身が落語家になるまでの道のりを笑いを交えながら披露。男性社会の落語界に飛び込む際、背中を押してくれた母親の言葉や師匠である林家正蔵さんから前座時代にかけられた言葉が、挑戦する勇気になったことなどを語った。チャリティーを終え、加藤会長は「多くの方々のご理解とご協力で無事に終えることができて感謝の気持ちでいっぱい。式町さん、つる子さんのお話が皆様の心に響いたら幸い。収益金はすべてボランティア活動に使わせていただく」と話した。