小田原・箱根・湯河原・真鶴版【9月14日(土)号】
三重塔を寄贈した稲木健太さん(右)と村上宮司

技光る木製塔 社寺に寄贈 宮大工・稲木初太郎氏の遺作

 小田原市板橋の宮大工・稲木初太郎氏(1904―90)が技術の集大成として制作した2基の塔が、ひ孫の健太さん(43)によって市内の居神神社と大久寺に寄贈された。8月24日に持ち運ばれ、保管・展示されている。

 タイワンヒノキで作られた塔は、細かいパーツが精巧に組み合わされ、屋根や階段、窓などが緻密に表現されている。高さは約2・6m。

 居神神社に寄贈されたのは三重塔。棟が複雑に組み合わさった「八棟造り」と呼ばれる建築様式で、同神社の神輿と同じ構造をしている。その神輿を製作したのは小田原藩の城大工として著名な香川文造高行で、初太郎氏はその流れを汲む藤原流の宮大工だ。これまで塔は稲木家の自宅に保管されていたが、健太さんが「職人町として栄えた板橋地区の財産、形見のようなもの。多くの人に見てもらいたい」と縁のある神社と寺への寄贈を決めた。村上國起宮司は「これから拝殿に置いて、誰でも見に来れるようにできれば」と話す。

 大久寺には五重塔が寄贈され、現在本堂に展示されている。

ベルマーレFら6事業者 経産省実証事業に採択 県西の地域課題解決へ

 若者のまちづくり参画の環境や外部人材を活用する土壌不足といった県西地域の課題を事業者の連携で解消しようという取り組みがこのほど、経済産業省の地域実証事業に採択された。選定されたのは(株)湘南ベルマーレフットサルクラブ(以下ベルマーレF)らによる6社グループで、全国20の採択事業で神奈川県では唯一となる。

 同省は2024年3月に「地域課題解決事業推進に向けた基本指針」を策定。今回の実証事業は、収益を目指しながら地域課題に向き合うゼブラ企業(※)の育成や、企業同士の連携、各地域での支援体制構築を目指している。

 ベルマーレFが幹事法人、(株)ミリョクリエが地域ゼブラ企業となる取り組みは「地域スポーツ団体が持つ『知的財産』を活かした地域課題の解決」事業。6社で立ち上げた「ビーゼブラプロジェクト」で観光振興や環境保全、関係人口創出といった地域課題を県外企業の人材と連携して解決していく。

 ベルマーレFがこれまで築いてきた行政や企業との関係性、交流してきたサポーターや専門知識を持つ人材、ホームゲームなどの場を活用しながら、課題解決に取り組む人材の育成と地域外人材活用の促進を図る。将来的にはプロジェクトの報告会も検討しており、成功事例の他地域への展開も視野に入れるという。

 ベルマーレFの佐藤伸也代表取締役社長は「社会に意義ある活動と経済成長の両輪を回すことは地域に根差すスポーツクラブの使命。経産省が示すゼブラ企業の必要性に対し、根回しをする役割としてスポーツクラブのつなぐ力が有効だと実証したい。今回巡ってきたチャンスを生かし、好事例を全国に発信したい」と話している。

開館30周年を迎える神奈川県立生命の星・地球博物館の館長を務める 田中 徳久さん 小田原市入生田在勤 58歳

植物を調べ伝える

 ○…自然史部門の県立博物館として、横浜市の県立博物館から小田原市入生田に移転し1995年に開館した「生命の星・地球博物館」。開館当初から植物分野の学芸員として、県内の植物調査に尽力。昨年6月館長に就任した。約120万点の所蔵資料を誇る博物館は来年3月で開館30年。デジタル化などめまぐるしく変わる博物館の環境に「実物資料の展示は大切にしていきたい」と思いを語る。

 ○…横浜市南区出身。高校時代、希望した天文部がなく、人数が少なかった生物部の植物班に入る。週1回の観察会で植物の撮影や採取をしているうちに、「場所によって植物が違う。種類の多さにだんだん興味が湧いてきた」。大学では植物を専門とする教授のもとで研究し、八ヶ岳や北海道への調査に同行したことも。大学院まで進学し、卒業後は厚木市の青年の家で指導員として勤めたが、植物への思いは消えなかった。「これだけ勉強すると面白くなっちゃって」。その後資格を取得し、28歳で県立博物館の学芸員に採用された。

 ○…「趣味のような仕事だから」。出かけた先でも目線は常に植物へ、観察には写真撮影を忘れない。休日は自宅でビールを嗜みながら、撮りためた写真の整理。「たまに幼い頃の娘の写真が交ざっていて、懐かしいな」と、ふと出会う当時の思い出に目を細める。

 ○…丹沢や箱根など豊かな自然が特徴の神奈川県。県内に自生する植物や標本をまとめた『神奈川県植物誌』の編さんに長年携わる。近年ニホンジカの増加により、丹沢や箱根では生態系に深刻な影響が。「植物は逃げられない。環境を取り巻く問題も展示を通して伝えられたら」。熱い使命を語りながらも、植物を見守る眼差しは温かい。

イベントのチラシ

仙石原 地元飲食・芸能を楽しむ 9月16日、すすき祭り開催

 仙石原公園(箱根町仙石原842)で9月16日(月)、「第55回仙石原すすき祭り」が開催される。午後3時〜8時。

 会場には、箱根のホテルや旅館の料理人が腕を振るう「お宿グルメ」や芸者バーなど、箱根ならではの飲食スペースが設置される。また、野外ステージでは仙石原湯立獅子舞や箱根ソーラン座らがパフォーマンスを披露。祭りの最後を締めくくるのは打ち上げ花火。7時50分からの打ち上げを予定している。

 主催の箱根町仙石原観光協会は「お越しの際は公共交通機関をご利用ください」と話している。会場までのアクセスやイベントなどの詳細はインスタグラム「箱根仙石原すすき祭り」で発信している。荒天の場合は9月23日(月)に延期。

作品を披露する酒匂地区放課後児童クラブのメンバー

放課後児童クラブ 地域愛溢れる作品完成 9月28日にお披露目も

 小学生がSDGsに触れる機会の創出やシビックプライド(地域への誇りや愛着)の醸成を目的に、小田原市内の放課後児童クラブなどでアート制作が実施された。市内23クラブや湯河原町の学童保育所などが参加し、計44枚が完成。8月22日には作品発表会がオンラインで行われ、6クラブが作品を披露した。

 市内の壁紙メーカー、(株)デコリアと放課後児童クラブなどを運営する(株)明日葉が昨年に続き企画。デコリア製造の黒板壁紙「Black board」の端材に、子どもたちが地域の魅力をテーマに描いた。

 発表会では、児童がそれぞれの地域の紹介や好きなところなどを紹介。オンラインで参加したデコリアの小島健司代表取締役社長は「絵を通して自分の住む地域をもっと好きになってくれたらうれしい」と話した。

 市内の作品は9月28日(土)に開催される「おだわらSDGsデイ」で展示予定。
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「小田原初」の教育を語る
脳科学者の茂木健一郎氏
「小田原初」の教育を語る
9月21日、学校説明会開催
子どもの考える力を養う独自の教育プログラムで知られる「YES インターナショナルスクール」が2025年春、小田原市城山に開校する。同スクールでは英語・日本語... (続きを読む)

3町9月定例会 一般会計補正案を可決

箱根町

 箱根町議会9月定例会が8月27日から10月1日(火)まで開会している。

 一般会計補正予算案は9月3日に可決され、補正額は3億6357万2千円、補正後の予算額は113億1105万円となった。予算計上された主な項目は、財政調整基金費で3億2092万5千円の積立金を追加。同項目の補正後の額は4億28万8千円となった。ほか主な事業として「オーバーツーリズム未然防止・抑制支援事業」に1598万円を計上した。

真鶴町

 真鶴町議会9月定例会は9月4日から18日(水)まで開会中。

 一般会計補正予算案は4日に可決され、補正予算額は1億8756万4千円、補正後の予算額は40億319万1千円となった。主な事業としては、「情報化推進事業」「情報システム共同利用事業」「デジタルトランスフォーメンション推進事業」などに2486万6千円、「教育振興事業」「教育施設整備基金積立事業」に6076万8千円を計上した。

湯河原町

 湯河原町議会も9月定例会を9月9日から10月1日まで開会している。

 一般会計補正予算案は10日に可決され、補正予算額は3億2967万1千円、補正後の予算額は106億5171万5千円となった。主な事業としては、「まちづくり寄附金推進事業」として、4334万3千円、「誰もが主役のプラットフォーム事業」や「宿泊税導入検討事業」など企画費として106万1千円を計上した。

めだか荘で販売(8月24日)

小児がんを支援 レモネード販売で

 NPO法人日本ゆたかなまちづくり研究会(新田時也理事長)が7月から8月にかけて、小田原市内で3回、レモネードの販売活動を行った。参加したボランティアのメンバーが1杯100円で販売して、収益はレモネードスタンド普及協会を通して、小児がん支援に活用される。

 3日間の合計収益は、4850円だった。

子育て楽しむ場に マルシェに100人来場

 「子育てママ 応援マルシェ@おだわら」が8月20日に川東タウンセンターマロニエで行われ、約100人が来場した。

 このイベントは、子育てに関わる人が楽しみ、つながりを持つ場所づくりを目的に、県西地域を中心に母乳ケアなどを行う「出張専門助産院・みゅーりえ」(田中里枝代表)が初めて企画。その趣旨に賛同した人たちがリンパマッサージや焼き菓子、アクセサリーなどの販売や工作教室などを実施した。

 また東京2020パラリンピックの開会式でダンスを披露した待寺優さんも登場し、会場を盛り上げた=写真。田中代表は「和気あいあいとした場になり、私も幸せな気持ちになった」と参加者やサポーターらに感謝の意を述べた。

コンサートのチラシ

心をひとつに ゴスペル披露 9月22日 ワークショップ

 「ラニー・ラッカー氏ゴスペルワークショップ&コンサート」が、9月22日(日)、23日(月)に小田原三の丸ホール小ホールで開催される。松井真理Music School主催。

 日本のゴスペルミュージックの第一人者として知られるラニー・ラッカー氏から直接ゴスペルを教わり、翌日23日のコンサートで参加者はラニー氏らとともに歌声を披露する企画。市内で音楽教室を主宰する松井真理さんが「小田原のクワイアが同じステージで歌う機会を作りたい」との思いから開催に至った。

 松井さんは「ラニー先生による小田原でのワークショップは初開催。初心者から経験者、子どもまで垣根を越えてひとつのゴスペルステージにしたい」と意気込みを語り、参加を呼び掛けた。

 ワークショップ、コンサートともに午後2時開場、2時30分開演。全席自由でワークショップ・コンサート出演参加者は5000円。コンサート鑑賞のみは大人3000円、高校生以下2000円、未就学児は無料(膝上鑑賞)。チケットは三の丸ホールWEBまたは窓口で販売している。問い合わせは松井さん【電話】090・9515・7099【メール】mkitagaw0719@yahoo.co.jp。

龍馬塾の参加者ら

未来のリーダー輩出へ 7回目の小田原藩龍馬塾

 小田原藩龍馬会(神戸洋一会長・(株)小田原百貨店代表取締役)が8月30日、「第7回龍馬塾」を報徳会館で開催した。龍馬塾は、坂本龍馬や二宮尊徳の教えを前提に未来のリーダーを育成・輩出することを目的としており、地元企業の経営者や著名経済人らが講師を務めている。

 今回は20代の社会人を中心に11人が参加。2泊3日のスケジュールだったが台風10号の接近にともなう大雨の影響で、初日のみでプログラムは一旦終了となった。今後、日程を調整して補講を実施するという。

 龍馬塾塾長・鈴木博晶さん((株)鈴廣蒲鉾本店代表取締役)は「皆さん、前向きな姿勢で参加してくれた。再び会う日を楽しみにしています」と振り返った。

昨年の作品展の様子(提供)

小田原支援学校が作品展 9月30日から UMECOで

 県立小田原支援学校(蓮正寺1021)が9月30日(月)から10月16日(水)まで、おだわら市民交流センターUMECOで作品展を開催する。

 作品展は地域の人に授業や活動の様子を伝え、障害者や特別支援教育への理解を深めてもらおうと、同校が毎年開催しているもの。11月22日(金)から12月6日(金)は、湯河原町社会福祉協議会でも特別展を開催する。

 企画中は、同校に通う児童生徒が制作した絵画や工作などを展示。担当者は「児童・生徒の日頃の成果をご覧ください」と話す。午前9時から午後9時30分(最終日は1時)。問い合わせは同校【電話】0465・37・2758。

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初優勝を決めたメンバー

県研修大会で初優勝 泉中女子ソフトテニス部

 小田原市立泉中学校の女子ソフトテニス部が、8月24日に伊勢原市で開催された「第34回YONEX杯神奈川県中学生ソフトテニス研修大会」(団体戦)に出場し、初めて優勝した。

 大会にエントリーしたのは2年生の鈴木奈々実さん、草柳瀬那さん、森千愛さん、内野梨花さん、柏木せせらさん、加藤りあなさん、勝俣維香さんの7選手。

 地区ブロック予選、予選リーグを1位で通過し、迎えた東名中学校(厚木市)との準々決勝。接戦が続き自信がなかったというが、全員で「一本一本を確実に取ろう」と意識し、粘り強くサーブを打ち返す作戦で挑んだ。最後は加藤さんがボレーを決め試合を制すと、部員は涙を流し勝利を喜び合った。その後も勝ち進み、初優勝を飾った。

 部員同士は信頼し合える関係性と話す部長の鈴木さん。「普段の練習でも互いに声掛けができる仲間。試合中も情報を共有することを徹底した」と振り返った。今後の目標について、「来年夏の県大会で活躍したい」と話した。

イベントポスター

まなかふぇで介護、認知症相談 間中病院で

 間中病院(小田原市本町4の1の26)が9月19日(木)と10月19日(土)、「まなかふぇ」を開催する。午後2時〜4時。1階の訪問診療部前。

 介護や認知症、物忘れ等の悩みについて、語らう場。医師への相談もできる。入退場自由、予約不要。ドリンク無料。問い合わせは同院【電話】0465・23・3111。

申し込みはこちら

ヨガと相撲で健幸生活 9月21日、市内国府津で

 世界160カ国が参加するウェルネスイベント「国際スポーツウェルネスウィークエンド」が9月21日(土)、小田原市国府津のBLEND PARKと国府津保育園で開催される。参加無料で午前9時30分から午後0時35分まで。

 当日はパパ・ママ、キッズなど3つのクラスに分かれてヨガを行い、ウェルビーングなライフスタイルを啓発する。また、11時35分からは旭丘高校相撲部の協力のもと、国府津海岸でかけっこや四股踏みなど相撲イベントも行われる。

 イベントの詳細や申し込みは二次元コードから。問い合わせは若林さん【電話】090・4544・4143。

小中学生40人が参加 小田原珠算競技大会

 「第60回小田原珠算競技大会」が8月24日、小田原箱根商工会議所で開催された。主催は日本珠算連盟小田原支部(山本博文支部長)。

 今回は小中学生40人が参加=写真。大会は「総合競技」と種目別の「読上暗算」「読上算」の3部門が行われ、参加者は各教場で学んできた成果を発揮しようと、真剣な表情で問題を解いていた。成績優秀者には賞状や記念品が送られる。

申込は二次元コード

小田原支援学校 オープンスクール 10月から 申込受付中

 県立小田原支援学校(蓮正寺1021)が10月2日(水)から4日(金)まで、オープンスクールを開催する。完全予約制。

 これは学校に対する理解と支援を深めてもらおうと開催しているもの。2日に大井分教室、3日(木)・4日に小田原校舎と湯河原校舎で、同校の授業や活動の様子を自由に見学することができる。全日午前10時から11時まで。

 対象は地域住民、地域の事業者、学校関係者など。来校時は公共交通機関を利用し、室内履き・外履きを入れる袋を持参。申し込みは県電子申請システム(上記二次元コード)から、9月25日(水)締め切り。問い合わせは同学校支援連携部小川さん・久保山さん【電話】0465・37・2732。

多彩なイベント 森を堪能 きまつり 事前受付を開始

 小田原市いこいの森と周辺施設を会場にした森林体験や木工ワークショップ、キャンプギアの販売、アウトドアグルメなどが楽しめる「きまつり2024」が10月19日(土)に開催される。

 当日の主な実施イベントは以下の通り。森林&木工体験ツアー・ジップライン特別コース・ムササビ夕暮れハイク・親子木工教室・テントサウナ・ディスクゴルフ・ヤマメのつかみ取り・丸太輪切り体験・ヒノキ玉詰め放題・キャンドルライトと一輪挿し作り・小田原産ヒノキオリジナル箸作り・木製品レーザー刻印体験・伝統工芸体験ワークショップ・ヒーリングヨガ・各種展示・販売など。

 会場への来場はバス(小田原駅西口から「いこいの森・終点」行き)か、車の場合は空きがあれば利用可能な「いこいの森駐車場」と事前予約が必要な「わんぱくランド駐車場」を有料で停めることができる。

 アクティビティの詳細や参加予約はきまつりHPで確認を。問い合わせは市農政課【電話】0465・33・1494。

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栽培方法や思いについて語る小林さん(中央)

ナシ農家が出前授業 千代小3年生対象に

 小田原市立千代小学校で9月3日、3年生を対象に上府中地区まちづくり委員会の農業プロジェクトチームがナシ栽培をテーマに授業を行った。

 この授業は総合的な学習の時間を活用し、児童が地域の農業を学ぶ場として2019年から実施している。

 今年も同チームのメンバーで、ナシづくりをしている小林農園の小林正俊さんが講師を務めて開催。小林さんが栽培しているナシの紹介や剪定、花粉付け、収穫作業などを説明した。

 児童は「どうしてナシ農家になろうと思ったの」「うれしい瞬間は」などと質問し、興味津々の様子。授業後、一人ひとりにナシがプレゼントされると、歓声があがった。小林さんは「足柄梨のおいしさを知ってほしい。またこの授業を通して、農業に関心をもってもらえれば」と話した。

湘南ベルマーレの選手(C)SHONAN BELLMARE

ユニ着用で天守閣無料 小田原城 9月22日、23日

 小田原城天守閣は9月22日(日)と23日(月)、特別企画「ようこそ小田原城へ!」を実施。湘南ベルマーレまたはセレッソ大阪のユニホームを着用している人(本人に限る)は、小田原城天守閣の入館料(通常大人510円、小中学生200円)が無料になる。

 小田原市はサッカーJ1リーグ・湘南ベルマーレのホームタウンのひとつで、22日のベルマーレ 対セレッソ戦(レモンガススタジアム平塚・午後7時キックオフ)が「小田原ホームタウンデー」として開催されることに合わせた記念企画。試合会場では小田原市のPRも行われる予定。

 天守閣の担当者は「ベルマーレサポーターはもちろん、セレッソサポーターの方々も、この機会にぜひお越しください」と呼び掛けている。

 天守閣の開館は午前9時〜午後5時(最終入館4時30分)。企画の問い合わせは天守閣【電話】0465・22・3818。