宮前区版【9月27日(金)号】
多くの人で盛り上がった会場

菅生こ文 幼児クラブが50周年 思いつなぐ記念イベント

 菅生こども文化センターを拠点に活動する幼児クラブ(植田真由子代表)が9月15日、50周年を祝うパーティーを開催した。地域の保護者による自主保育から始まった同クラブ。当日は発足当時に在籍した親子なども駆け付け、思い出話に花を咲かせた。

 50年前、菅生地域にあった市立幼稚園には年長クラスしかなかったという。幼い子どもを抱えた100世帯の居場所づくりを目的に、菅生こども文化センターの開設に合わせて誕生したのが幼児クラブだ。「秋の芋掘り」は今も続く恒例イベント。保護者たちは、自主保育の精神を原点に、半世紀にわたり活動のバトンをつなげてきた。

 菅生こ文を会場に開催された50周年パーティーは、さまざまなイベントが企画され、延べ300人が参加した。「思い出ギャラリー」では、着物姿で走っている運動会や、劇と歌を披露している文化祭の様子など、数十年前の写真をスライド上映。クラブ発足当時に所属していた親子は、懐かしそうに画像を眺めていた。

 「お買い物ごっこ」は約10年前に始まった人気企画。クラブを卒業した児童が作る手作りの景品を、園児が商品券で購入する仕組み。児童たちは「レモネードスタンド」と呼ばれる慈善事業にも挑戦し、売り上げの一部を地元のこども食堂に寄付した。運営スタッフは「子どもたちの感謝の気持ちを地域や後輩たちにつなげる機会にもなっている」と目を細める。近隣幼稚園のコーラス部に所属する母親たちのミニコンサートも大盛況。「となりのトトロ」の大合唱でフィナーレを迎えた。50期・17世帯のリーダーを務める植田代表は「幼児期の親子にとって大切な居場所であることを再認識することができた。次の世代に受け継いでいきたい」と話した。

4選手にスポーツ特別賞 パリ五輪金の文田選手ら

 パリ五輪でメダルを獲得した川崎市ゆかりの4選手の健闘をたたえ、川崎市は9月20日、福田紀彦市長よりスポーツ特別賞を贈呈した。

 市スポーツ特別賞が贈られたのは、ブレイキン女子金メダルのAMI(湯浅亜実)選手▽レスリング男子グレコローマンスタイル60kg金メダルの文田健一郎選手▽卓球女子団体銀メダルの平野美宇選手と張本美和選手。海外遠征中のAMI選手を除く3選手が、市役所での贈呈式に臨んだ。

川崎市で応援

 式では福田市長から3選手に賞状と副賞が渡された。市長は「皆さんの活躍に五輪後も喜びの声が届く。先日訪問した児童養護施設では子どもたちが卓球に励んでいて、皆さんから頑張る気持ちをもらったようだ。今後も川崎として応援していく」と感謝を伝えた。

 山梨県出身の文田選手は、結婚を機に2020年に宮前区に転居したという。「いま1歳半の娘がいるが、川崎はとても子育てがしやすい素敵な街。『今度こそ』という思いで挑んだパリ五輪で金メダルを取れたのは、東京五輪からの3年間を充実して過ごせたから」と話し、親としての暮らしぶりも披露した。

 同じく山梨県出身の平野選手は東京五輪の半年後、22年春に川崎を拠点とする「木下アビエル神奈川」(川崎区)に加入。張本選手は仙台市から川崎に転居し、川中島中(同)を卒業後、通信制高校に通いながら「木下アビエル神奈川」で活動中だ。

 平野選手は東京五輪では団体のみの出場だったが、移籍後に臨んだパリ五輪の選考レースでは個人・団体とも出場権を獲得した。「決断は間違っていなかったと思えた。これから始まるTリーグも一日一日、大切に取り組みたい」。張本選手は「川崎で卓球と学業を両立でき、学校生活の思い出もたくさんできた。銀メダルを取れてうれしいが、金メダルが取れず悔しかった」と、4年後の雪辱を誓った。

みんなで楽しむコンサートの実行委員長を務めた 小阪 昌男さん 宮前平在住 71歳

みんなが主役をめざして

 ○…障害のある人も、ない人も川崎市民として宮前区民として、みんな同じ――。知的障害のある人の生活介護支援を行う社会福祉法人みのり会の施設を利用する保護者らがコンサートを企画。初開催のかじ取り役を務めた。ステージの上ではみんなが主役と、障害のある人、その家族、職員らが一緒に出演して歌や踊りを披露。「参加者は舞台の上で笑顔で楽しそうだった。無事に終わってほっとしている」

 ○…自閉症の息子が18歳の時に作業所に通い始めた。保護者会の仕事はすべて妻にまかせっきりだったが、8年前に突然倒れ帰らぬ人に。気分が落ち込みふさぎ込む時期もあったが、妻の代わりに参加した家族会が心の支えになった。特に同じ世代の男性2人と境遇や立場が似ていたことから意気投合。「定年を過ぎてから友人ができるなんて」とうれしそうだ。「みのり会の方には妻の葬式でも手助けしてもらい、さまざまな出会いの場も作ってもらった。恩返しをしていきたい」と感謝の気持ちを表す。

 ○…出身は兵庫県神戸市。アパレルブランドの企画部で働き、いわゆるパリコレでファッションショーを手がけたことも。32歳の頃に転勤になり川崎へ移り住んだ。「時代が良かった。景気も上向きだったから洋服は売れた。自分の力とは思わないけど」と謙遜しながら振り返る。

 ○…好奇心旺盛で、とりあえずやってみる性格。定年してからは、エレキギターを習いはじめ、家族会の勧めで歌やピアノも始めた。生涯をより良く生きるための学問・老年学も学び、シニアライフコーディネーターの資格を取得。みのり会では広報誌の編集も担当している。「来年は、ロックバンドを組んでコンサートに参加したい」と笑顔を見せた。

「宮前関所」前で啓発物を渡す杉田進会長扮する水戸黄門(左から2番目)

黄門様が交通安全PR 鷺沼駅前に「宮前関所」

秋の全国交通安全運動にあわせて9月20日、宮前区交通安全対策協議会(持田和夫会長)による啓発キャンペーン、交通安全「宮前関所」が鷺沼駅前で行われた。

 同駅前に「関所」を設け、通過する歩行者や車に交通安全を訴える恒例の催し。この日は、宮前交通安全協会の杉田進会長が水戸黄門に扮し、同じく関係者らが演じる助さん、格さん、うっかり八兵衛らと登場。区内の交通ボランティア団体や行政、警察などおよそ120人らと、啓発物を配るなど交通安全を呼びかけた。

 持田会長は「交通安全の輪を広げ、宮前区の交通事故が無くなるように、みんなで訴えていきたい」と話した。
町内を巡回する理事ら

「無事タオル」で安否確認 西野川町内会が訓練

 大地震やゲリラ豪雨などの災害に備えようと、西野川町内会(森敬起会長/約1600世帯)は9月22日、黄色いタオルを活用した安否確認訓練を行った。

 約1年前に野川町内会が分割して誕生した同町内会は今夏、独自の取り組みとして、黄色地の表面に「無事です」と書かれたタオルを、すべての会員に配布した。

 視認性が高い「無事ですタオル」の掲示は、近隣に無事を伝えるサインとして役立つとされ、迅速かつ効率的な救助活動に繫げられると言われている。当日は6割の会員が掲示。森会長は「今後も継続して訓練を実施し、いざというときに助け合える環境を作っていきたい」と話した。

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氏神様に奉納 区内各地で例大祭

 神社で一年に一度行われる特別な祭りを「例大祭」と呼ぶ。情報が寄せられた宮前区内で10月に行われる4つを紹介する。

菅生神社

 10月5日(土)の午後2時30分から、境内神楽殿で漫才やコント、ものまねなどの演芸大会を実施する。10日6日(日)は神輿巡行。午前8時に宮出し、午後5時30分に宮入り。

有馬神明神社

 10月5日(土)に宵宮。午後3時から太鼓の演奏。6時から即席神明社楽団が出演。6日(日)は関東最大級とも言われる神輿の渡御が執り行われる。午前8時に宮出し、午後6時に宮入り。

野川神明社

 10月12日(土)の午後6時から宵宮祭。13日(日)は午前9時に宮出し、11時に例大祭。午後1時に子供神輿が宮入り、午後2時から神楽殿で奉納演芸が行われる。5時に大人神輿宮入。

馬絹神社

 奉納演芸は、宵宮の10月14日(月)の午後4時からと15日(火)の午後5時20分から、6時45分から。露店は両日参道などに出店される。15日の宮出しは午前9時、宮入りは午後6時。

住宅地の区内最高価格となった「鷺沼1丁目15番13」周辺

「鷺沼」が県内6位 基準地価、住宅地価格で

 神奈川県はこのほど、土地取引価格の目安となる7月1日時点の基準地価を発表した。住宅地価格では、新規の調査地点となった東急田園都市線鷺沼駅近くの「鷺沼1丁目15番13」が49万円で宮前区内1位。県内でも「山手町」「日吉本町」「小杉御殿町」などに続き6位に食い込んだ。

 区内の調査対象は、住宅地13点と商業地4点。1平方メートルあたりの全用途の平均価格は34万200円で、平均変動率も4・4%(前年2・3%)と上昇率が拡大。東京都に近い地域では、上昇率が拡大する地点が多く見られた。

 住宅地では、川崎市の平均変動率が4・4で、宮前区は4・2%。一方商業地は、川崎市の平均変動率が8・4%に対し、宮前区は5・0%だった。

 住宅地の概況について県は「都内との価格差や人口増加を背景に、交通利便性が高い住宅地を中心に需要が堅調だ」とし、商業地については「再開発エリアにおいては投資需要が見られた」と分析している。

ステージで歌を披露する出演者

みんなで楽しむコンサート 障害越えて歌や踊り披露

 障害のある人もない人も一緒に参加する「みんなで楽しむコンサート」が9月21日、宮前市民館で開かれた。

 社会福祉法人みのり会の施設を利用する保護者らで構成する実行委員会が主催。ステージ上ではみんなが主役をテーマに、知的障害を持つ人やその家族、職員らが一緒に舞台に立ち歌や踊りを披露。家族会が「上を向いて歩こう」などを合唱し、職員と利用者らで「踊るポンポコリン」を歌って踊った。また、歌手の普天間かおりさんがゲスト出演しコンサートを盛り上げた。

 実行委員長を務めた小阪昌男さん=人物風土記で紹介=は「来年はもっと規模を広げて、たくさんの人がステージに上がれるようにしたい」と抱負を語った。

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エピソードを語り合い、笑顔の2人

愛する地域へ「結果で返す」 GK早坂選手、MF山内選手が決意

 川崎から世界へ――。「川崎フロンターレ」を背負っていく選手として期待されるGK・早坂勇希選手(25)と、MF・山内日向汰選手(23)。ともに、若手育成に定評があるフロンターレアカデミー出身で、桐蔭横浜大学サッカー部の先輩後輩として汗を流してきた間柄だ。川崎市制100周年を現役で迎える今、さらなる飛躍を誓うとともに、チームが地域と歩んできた軌跡を新時代へとつなぐ覚悟も示した。

◆ ◆ ◆

 早坂選手がサッカーを始めたのは小1の頃。友人に誘われ夢中になり、当時から身体が大きくパワーとスピードを備えていたこともあり才能を開花。そんな息子の姿をみたスポーツ好きの父がサッカーを始めたことも大きな後押しになった。「親と意見がぶつかったこともあったけど、同じ目線に立ってくれたことは本当にありがたかった」と感謝を口にする。

 山内選手は幼稚園でサッカーと出合った。「日韓W杯の余韻が残っていた頃かな」。それからサッカーにのめり込み、良き指導者にも恵まれたという。「学生の頃はよくコーチとぶつかって態度に出していた。でも今思うと、言われた通りだったなって思うことばかり」と振り返る。

 2人とも口にするのは地域への愛着と感謝だ。今年初めて商店街へのあいさつ回りをしたという山内選手。「地元の方の温かい応援や、アカデミー時代から試合に足を運んでくれる方もいて、嬉しかったですね」。早坂選手も「まるで親戚のように気さくに接してくれるのが川崎の魅力。地域に支えていただいている分、結果で還元するしかない」と力を込める。

 海外移籍や日本代表も数多く輩出しているフロンターレ。2人も刺激を受けながら日々練習に励む。早坂選手は「自分も川崎育ちの誇りがある。まずはデビューして活躍し、日本代表になって地域に恩返ししたい」と強調(※取材3日後の8月17日横浜FM戦でプロデビューを果たした)。山内選手も「フロンターレが強いと、まちも盛り上がると思う。個人としてはJリーグでゴールを獲りたい」と意気込む。

「初めて褒められた(笑)」

 アカデミー・大学時代から切磋琢磨してきた2人だからこそ、互いに尊重もし合う。「ひなたは自分自身に対する厳しさがチームトップクラスだと思う。試合に勝ってもプレーに納得できなければ、とことん結果と向き合い自分を追い込む。それはプロになっても変わっていない。尊敬するところですね」。先輩からの思わぬ言葉に、「初めて褒められました!」と照れた表情を見せた山内選手。その早坂選手に対しては「ゆうきさんは普段の生活習慣から隙がない。人への接し方や、グラウンドを離れた仕事にも真摯に向き合う人格者。大学時代はよくお説教をもらって反省していました」とも。「それは期待の表れだから」と早坂選手も笑い、良き信頼関係をみせた2人。

 100周年を迎えた川崎市の将来にも思いを巡らす。公園でサッカーを楽しんでいる子をよく目にするという山内選手。「僕も『いつかプロになるぞ』と思って公園で練習していた。挫折も経験したし、つらい事もあったけど、続けていれば達成できるという姿を見せたい。みんなと一緒に喜べるように、サッカーでまちに貢献できるように、もっとトレーニングを重ねたい」。早坂選手は「市制100周年という節目にフロンターレでプレーできる喜びを感じている。まずは応援してくれる皆さんに結果で恩返しすること。そして、僕たちが達成できなかったことを、未来を担う子どもたちが塗り替え、より良い川崎を作っていけるような環境を作ること」と思いを込める。

 「プロスポーツ不毛の地」で、市民との絆を深め成長を遂げた川崎フロンターレ。その若き2人が新たな歴史を刻む。

サポーターと一緒にごみ拾いをする高井選手(中央)

選手9人と清掃活動 サポーターら300人参加

 川崎フロンターレ選手会主催の「清掃、緑化・美化活動」が8月25日、等々力緑地周辺で行われた。選手やサポーター、市民ら約300人が参加し、多摩川河川名の標識の塗り替えや、全国都市緑化かわさきフェアに向けたパレット塗装、競技場周辺のごみ拾いを行った。

 毎年恒例となっている清掃活動。今年は川崎市市制100周年の記念事業の一つ「緑化フェア」を盛り上げようと、緑化・美化にも取り組むことに。当日は、家長昭博選手や高井幸大選手ら9人の選手が参加。選手と共にユニフォームを身にまとった子どもやサポーターらが複数のグループに分かれて、選手たちと会話をしながら、ごみを拾った。昨年も参加したしたという麻生区在住の丸林拓真さん(小3)は「選手と一緒に活動ができて楽しかった」と笑顔で話した。母親の典(つかさ)さんは「こうした地域貢献活動はフロンターレならでは。いつまでも続けてほしい」と期待を寄せた。

 最後には、参加選手が一堂に会し、私物をプレゼントする抽選会も行われ、盛り上がりを見せた。今回初めて参加した山田新選手は「サポーターと一緒に作業できて良かった。日頃からの感謝を伝えられる機会になったので楽しかったし、貴重な経験になった」と笑顔で活動を振り返った。

選手のサイン入りシャツを手に、エールを送る森山さん

12 COFFEEAND BAKE 瀬古選手の先輩が営む サポーターらも来店

 川崎フロンターレのサポーター歴10年以上の森山泰宏さん(42)が、夫婦で営むカフェ「12 COFFEE AND BAKE」(中原区上丸子山王町)。GK・早坂勇希選手らをはじめチームスタッフ、等々力への観戦前に多くのサポーターが通う店として知られる。

 オープンから1年。店名にある「12」は、もちろんサポーター番号だ。「地域の人々をサポートし、ほっとできる空間を提供できる店になりたい」と思いを込めた。カウンター10席のコンパクトな店内ではハンドドリップコーヒーや自家製チャイのほか、パンケーキやビスケット、パスタなどを盛り付けたワンプレート料理も楽しめる。

 森山さんは大学までサッカーを続け、今年の8月にフロンターレからイングランドのストーク・シティFCに移籍した瀬古樹選手と同じ地域クラブの三菱養和SCユースに所属していたことも。「瀬古選手はずいぶん年下の後輩になるけど、同じ指導者から教わり、監督やコーチからはすごく真面目で良い選手と聞いた。激励会で会ったときに『オフになったらお店に行きます』と言ってくれたので楽しみにしています」と来店を期待する。

 森山さんは「この店もフロンターレのように地域に根付いていきたい。チームには、いつまでも僕らの希望であってほしい」とエールを送る。

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神奈川県選挙管理委員会の衆議院議員小選挙区別選挙人名簿登録者数と在外登録者数より試算

本紙が試算 「1票の格差」県内で1.5倍に 次期衆院選

 衆院選が現時点で実施された場合、神奈川県内の「1票の格差」は最大1・5倍となることがわかった。タウンニュース社が県選挙管理委員会の9月2日時点の衆議院議員小選挙区別選挙人名簿登録者数と在外登録者数を基に試算した。

 解散・総選挙の時期に注目が集まるが、次の衆院選は全国的な「1票の格差」を是正する「10増10減」の新たな区割りとなり、神奈川県は2増の20区で実施される。

 「1票の格差」は、選挙区によって有権者の数が違うため、議員1人を選ぶ票の価値に差が生じる問題のこと。

 県内で最も登録者数が多いのは15区(平塚市、茅ヶ崎市、大磯町)の45万3601人。最も少ないのは7区(横浜市港北区)の29万9595人で、「1票の格差」は最大で1・51倍となる。言い換えると県内では7区の1票が最も重いといえる。宮前区と横浜市都筑区は36万人9690人で1・226倍だった。

前回より格差拡大

 前回2021年の選挙で「1票の格差」を有権者数で試算したところ、旧15区(平塚市、茅ヶ崎市、大磯町、二宮町)と旧4区(横浜市栄区、鎌倉市、逗子市、葉山町)間で1・42倍だった。試算上、新区割りで県内格差は広がることになる。

【選挙人名簿登録者と有権者】「選挙人名簿登録者数」は、選挙人名簿に登録されているすべての人の数。この記事では国外に在住する「在外登録者数」も含めて試算した。「有権者数」は、選挙人名簿登録者のうち、投票当日にその選挙で実際に投票ができる人を抽出し、失権者、基準日以降の死亡者など投票できない人を除いた数。

川崎富士見LC 北部市場で献血呼びかけ 61人が受付

 社会奉仕団体・川崎富士見ライオンズクラブ(LC・斎藤欽一会長)が9月13日、川崎市中央卸売市場北部市場で献血活動を行った。

 日本赤十字社の「愛の献血車」を招いた恒例事業。同クラブのメンバーたちは午前9時30分から午後3時30分まで、市場で働く人や買い物客に献血を呼びかけた。受付人数は61人で、そのうち48人(200ミリリットル5人、400ミリリットル43人)が採血し、同LCが用意した景品を持ち帰った。斎藤会長は「献血活動はもうすぐ節目の100回となる。活動の輪を広めていきたい」と話した。

野外スポーツ気軽に体験

 宮前パークスポーツフェスティバルが10月5日(土)、県立東高根森林公園で開かれる。午前10時から午後2時30分。入場無料。サバイバルゲームやモルック、スラックラインといった野外スポーツなど体験できる。

 問い合わせはNPO法人ファンズアスリートクラブ【電話】070・6401・9223。

菅生神社で例大祭 みこし巡行や演芸大会

 鎌倉時代からの歴史がある菅生神社の例大祭が10月5日(土)と6日(日)の2日間、同神社境内などで開催される。

 5日は、午後1時から菅生太鼓連による宮太鼓、午後2時30分から演芸大会が開かれる。いち・もく・さん(漫才)、hiromi(ものまね)、仙若・鈴仙(江戸太神楽)らが出演する。

 6日は、みこし巡行が行われる。午前8時宮出、午後5時30分宮入り。菅生神社から、長沢、稗原、稗原団地、菅生台、蔵敷、犬蔵、初山をまわる。こどもみこし巡行は午後2時から。

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