川崎フロンターレ選手会主催の「清掃、緑化・美化活動」が8月25日、等々力緑地周辺で行われた。選手やサポーター、市民ら約300人が参加し、多摩川河川名の標識の塗り替えや、全国都市緑化かわさきフェアに向けたパレット塗装、競技場周辺のごみ拾いを行った。
毎年恒例となっている清掃活動。今年は川崎市市制100周年の記念事業の一つ「緑化フェア」を盛り上げようと、緑化・美化にも取り組むことに。当日は、家長昭博選手や高井幸大選手ら9人の選手が参加。選手と共にユニフォームを身にまとった子どもやサポーターらが複数のグループに分かれて、選手たちと会話をしながら、ごみを拾った。昨年も参加したしたという麻生区在住の丸林拓真さん(小3)は「選手と一緒に活動ができて楽しかった」と笑顔で話した。母親の典(つかさ)さんは「こうした地域貢献活動はフロンターレならでは。いつまでも続けてほしい」と期待を寄せた。
最後には、参加選手が一堂に会し、私物をプレゼントする抽選会も行われ、盛り上がりを見せた。今回初めて参加した山田新選手は「サポーターと一緒に作業できて良かった。日頃からの感謝を伝えられる機会になったので楽しかったし、貴重な経験になった」と笑顔で活動を振り返った。
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