平塚・大磯・二宮・中井版【10月11日(金)号】
実行委員メンバー。中央が岡村委員長

大磯町 68会場で「うつわの日」 過去最大規模 10月18日〜20日

 大磯町内の店や施設を会場として、地元の作家が中心となり、うつわを展示販売する「第12回大磯うつわの日」が10月18日(金)〜20日(日)に開催される。出展者は125人、会場は過去最大の68カ所となっている。

  「大磯うつわの日」は2011年が初開催。5会場から始まり、年々出展作家も増え、規模が広がっていった。

 今年のテーマ「おくるうつわ」にちなみ、大磯町大磯の東光院では「故人を送る」という意味を重ねた「骨壷展」を同寺本堂で初開催。8人の作家が参加し、それぞれの「おくる」を表現した骨壷を制作、展示する。

 その他、新しいイベントとして、大磯市(10月20日開催)と実施日程を合わせ、大磯市会場で手拭いやステッカー、バッジなどのうつわの日オリジナルグッズを販売。各家庭から持ち寄った段ボール一つ分のうつわや台所用品を販売する「一箱古皿市」を開催する。また、大磯ガイド協会による史跡とうつわの両方の解説が聞けるツアーも実施する。

 実行委員長の岡村友太郎さんは「友人やパートナー、家族などへの贈り物を選ぶ時間は豊かで素敵なもの。そういう時を過ごしてほしい」と話した。

 開催中の3日間には、JR大磯駅構内にインフォメーションブースを設置し、パンフレットの配布も行う。うつわの日に関する問い合わせは【メール】oisoutsuwa@gmail.com。各会場の問い合わせは店舗へ。詳細はHP。
開所する保育室。(左から)栁田さん、小宮山理事長、看護師の田中玲亜さん

平塚市岡崎地区 病児・病後児保育室が開所 11月1日から預かり

 平塚市では、仕事を休めない保護者に代わり、病気の子どもまたは回復期の子どもを預かる「病児・病後児保育事業」を、宮の前と松風町の市内2カ所で実施している。3カ所目の拠点となる「病児・病後児保育室ここいこすまいるるーむ」が11月1日(金)、岡崎地区に開所する。

 「ここいこすまいるるーむ」(平塚市岡崎238の1)は、医療法人感謝の郷(小宮山学理事長)が運営。同法人のありがとうみんなファミリークリニックに隣接する。同保育室の整備は、昨年度から準備が進められてきた。

 家庭医療専門医の小宮山理事長は、2015年に同クリニックを開業した当初から、病児保育を担いたい気持ちがあったという。「家庭医の専門性は地域のニーズに応えること。地域の子どもたちのため、保護者のサポートのためにできれば」と思いを話す。同保育室に勤務する保育士の栁田紀子さんは開所にあたり、10カ所以上の病児保育室へ見学に行ったという。「病気の子どもを預かるだけでなく、発達を支える場でもありたい」と話す。

 同保育室は隔離室1室、保育室3室を完備。保育士2人が常駐し、隣接するクリニックと連携を図る。

 利用対象者は市内在住、または保護者が市内在勤・在学の生後6カ月から小学校6年生で、病気中または回復期にある子ども。定員は6人、料金は1日2000円、時間は月〜金の午前8時30分〜午後6時30分。ネット予約サービス「あずかるこちゃん」に事前登録し、利用時には小児科を受診し、医師連絡票が必要となる。

 問い合わせはここいこすまいるるーむ【電話】0463・79・5139。

10月と11月に開催される「第12回横乗日本映画祭」の実行委員長を務める 劔持 良輔さん 平塚市松風町在住 50歳

映像で横乗り文化を発信

 ○…サーフィンやスケートボード、スノーボードなどの横乗りカルチャーの魅力を紹介する「横乗日本映画祭」を2012年に始めた。今年は10月12日〜15日の間に高知県高知市と四万十市で、11月1日〜4日の間に茅ヶ崎市と藤沢市で上映する。「現役のサーファーやスケートボーダーが映像を作っているところに価値がある。大画面で疑似体験できる」と魅力を語る。

 ○…平塚市松風町で生まれ育った。「かっこよかったから」と10歳の時にスケートボードを始め、「モテそうだったから」と中学時代にサーフィンをするようになった。現在は自宅の一角で横乗り関連の商品などを販売する「MO3(エムオースリー)store」のオーナーを務める。「まちづくりに興味があったので、仕事と地域貢献を両立するため」と04年、地元で店を始め、公園のトイレ整備や地域の清掃活動などにも尽力する。

 ○…自分が波に乗る様子を気に入ってくれた友人が「ポートフォリオ(作品集)を作ろう」と提案してきたことが映像制作との出合いだ。その作品は、シネプレックス平塚で上映。観客から受け入れられたという手応えを感じたと同時に、他の人の作品も観たいという思いが映画祭開催につながった。「東日本大震災の時、テレビCMが規制されたことに不満を感じたことも企画した理由の一つ。自分たちで偽りがない文化を発信できる場を創りたかった」と力強く話す。

 ○…同店は、放課後になると小学生の来店も多い。スケートボードを無料で貸し出ししているからだ。「子どもだからといっておもちゃのボードではなく、自分が大切にするボードを提供している。それが伝わっているから人気があるのかな」とほほ笑んだ。

あいさつをする倉田ガバナー

ライオンズ合同例会 サンライフガーデンに170人

 奉仕団体「ライオンズクラブ国際協会330-B地区7リジョン」が9月26日、第60代地区ガバナー・倉田雅史さんを迎えた合同例会をホテルサンライフガーデンで開催した。

 平塚市、大磯町、二宮町、伊勢原市、厚木市、海老名市の各クラブメンバー約170人のほか落合克宏平塚市長らが参加した。


 各クラブの紹介後、倉田ガバナーが「取り戻そうライオンズの魅力!残そう未来へ足跡を!」をテーマにあいさつ。「会員を増やすことがクラブの活動、街への貢献につながる」と今後の活動へ意気込みを語った。

展示ブースの様子

「食の父」偲ぶ 村井弦斎まつりに千人

 平塚市に居を構え日本の食に大きな影響を与えた明治のベストセラー作家・村井弦斎を知ってもらう「村井弦斎まつり」が9月29日、村井弦斎公園(八重咲町)で開催され1112人が来場した。主催は村井弦斎まつり実行委員会(高久直輝実行委員長)、平塚市教育委員会。

 弦斎に関する資料の展示や、著書『食道楽』の言葉を引用した食育かるたの体験、弦斎再現料理の販売などが行われた。今年は『食道楽』の出版120周年を記念して、10冊限定で来場者へ同書籍が贈呈された。

 高久実行委員長は「文化的な香りがするこのまつりを来年以降も続けていきたい」と話した。

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「病気ではなく、人を診る」
「病気ではなく、人を診る」
張院長に聞く地域医療への思い
「地域のかかりつけ医」として、住民の健康を支える医療の提供に力を注ぐ「医療法人あじさい会 なかいファミリークリニック」。10月1日から院長に就任した張民浩(ちょ... (続きを読む)

花菜ガーデン秋ローズ見頃

 県立花と緑のふれあいセンター花菜ガーデン(平塚市寺田縄496の1)では11月10日(日)まで、「ローズフェスティバル2024〜秋〜」を開催中。

 約1050品種、2000株のバラが華やかに咲き誇る同園。原種から現代のバラまで、品種改良の歴史に沿って観賞することができる。同園担当者は「秋は香りのバラ園がおすすめ。咲き具合はホームページでの事前確認を」と話す。見頃は11月上旬まで。(問)同センター【電話】0463・73・6170

営業車の前で笑顔を見せる浅越さん

SEISA OSA RHEA選手がいるまち 顧客通じて「レイア」広める (株)サニクリーン東京勤務 浅越千裕さん

 女子サッカーのアマチュア最高峰「なでしこリーグ」の2部に2024年シーズンから参入しているSEISA OSA レイア湘南FC。多くの選手が、学業や仕事を両立させながら、競技に打ち込んでいる。

 平塚市出身の浅越千裕さん(26)は、海老名市社家にある清掃用品のレンタル業「株式会社サニクリーン東京」の湘南営業所に準社員として勤務。海老名、綾瀬、座間の一般顧客を営業車で回り、モップやマットなどを交換。「入社当初は道を覚えるのに苦労しました」と振り返る。

 入社4年目。「自分から話すのは苦手。新規のお客様への提案など、最初は緊張した」と話すが、商品の使い心地を聞き取りするなど、商品の提案に生かす工夫も。「製品についてよく知っているのはお客様。良い提案をするために勉強したい」と意欲を見せる。

 顧客のもとに足を運ぶうちに、「何かスポーツをやっているの?」と質問されることもある。担当エリアにもほど近い大和市には、同じくなでしこリーグ2部の「大和シルフィード」があることから、「女子サッカーは知っていても、レイアを知らないという方は多い。知名度を上げるためにもたくさんお話していきたい」と意気込む。

迫力の大歓声浴び

 ゴールキーパーとしてチームをけん引する浅越さん。「選手によって得意不得意が違うので、それを理解した上で声掛けするよう心掛けています」と広い視野で試合運びを作っていく。「ピッチを見渡せるので、観客と同じ気持ちで味方の好プレーに喜ぶこともある。大歓声に包まれた時は、その迫力にゾワっとします。レイアらしいおもしろいサッカーを見せたい」と話す。

 サッカー好きで、何度もレイアの試合に足を運んでいるという湘南営業所の高田秀吾所長は「試合中は純粋に、同僚ではなくサッカー選手を見る目線で応援しています」と目を細める。

 なでしこリーグに昇格したことで遠征が多くなり、移動日のために休みを取る機会も増えた。高田所長は、浅越さんの働きぶりについて、「仕事を残さないようにと段取りをしてくれているのが伝わる。無理はしてほしくないが、周りをよく見て動いてくれる。選手として社員として活躍を楽しみにしています」とエールを送った。

■大磯・二宮・中井版で掲載してきたバックナンバーは「選手がいるまち タウンニュース」で検索し読むことができます。

被害状況を伝えるみち子さん(左)とまち子さん

二宮町 やるせない思い 今も 台風10号「今後に役立てて」

 台風10号に伴う記録的な豪雨に見舞われた8月30日、二宮町では葛川溢水による浸水や土砂崩れが発生し、最も危険性の高い警戒レベル5の「緊急安全確保」が初めて発令された。

 発災から1カ月以上が経過した今も、浸水被害にあったマツモト斎場(二宮町二宮)の工藤みち子さん(70)は「警戒を呼び掛けるエリアメールなど町民への周知を徹底すればもっと被害を小さくできたのではないか。やるせない思いがある」と苦しい胸のうちを抱えている。

 「30年前にも大雨の被害があったけど、ここまでひどいのは初めて」と話すのはみち子さんの姉の石渡まち子さん(75)。道路より低い位置に線香売り場などがあったため、日頃から大雨前は備品を椅子に上げたり、扉にパッキンをつけて雨を防ぐよう工夫していた。

 しかし、今回の溢水では最大120cmまで浸水。売り場のショーケースはひっくり返り、線香のほか、倉庫の備品も水浸しに。水が引いても土砂や雑草は残り、みち子さんは「片付けても片付けても終わらない。心が折れた」と振り返る。

 葛川整備については神奈川県の「葛川水系河川整備計画」に基づき進行中だが、町民としては整備の完了を焦る切実な思いがある。みち子さんは「大雨は次いつ起こるかわからない。河川整備は行政の大切な仕事。町や県は今回どんな被害があったかをしっかり把握し、何か手立てを考えて欲しい」と訴えた。

被災の恐れは昔から

 大應寺(二宮町二宮)では周辺道路が浸水し通行不可に。裏山は急斜面となっているが、15年ほど前から先代住職が土留めや水路の確保を行っており、大きな被害はなかった。水島利正住職は、「昔から被害の可能性があるのはわかっていたのだと思う。防災について、町はもっと考えてほしい」と話していた。

 二宮町の防災担当者は「情報発信の仕方や内容など、今回を教訓に改善していきたい」と話し、防災無線と同様の内容を登録者に配信する防災メールや10月1日に開設された公式LINEの活用を呼びかけていた。

表彰された事業者ら

優良建設工事を表彰 平塚市の12社15件

 令和5年度平塚市優良建設工事の表彰式が10月4日に市消防署本署で行われ、受賞した12社が出席した。

 同表彰は1974年に始まり、今回で48回目。市が発注した建設工事の中から、他の模範となる工事を称えている。今回は、2023年度に完成した92件(総額約60億円)の中から15件・12社と、優良技術者1人が選ばれた。

 事業者に表彰状を手渡した落合克宏市長は、「災害時には最前線で地域の守り手となる公共工事。日頃から質の向上に努めていただき感謝」と話した。

 表彰された事業者は以下の通り。(五十音順・敬称略)▽株式会社浅沼建設/浅沼平代表取締役▽株式会社S&C/徳嶽政暁代表取締役▽神奈川山菱設備株式会社/新倉弘子代表取締役▽株式会社三興/吉川裕之代表取締役▽匠建設株式会社/佐藤豊明代表取締役▽株式会社伊達建設/松下幹徳代表取締役▽株式会社東光商会/原田淳子代表取締役▽飛島・エス・ケイ・ディ特定建設工事共同企業体/飛島建設株式会社横浜営業所(福島玲司所長)、株式会社エス・ケイ・ディ(長谷川辰巳代表取締役)▽西山建設株式会社/西山厚代表取締役▽株式会社日東建設/武井良之代表取締役▽増田工業株式会社/石川むつ子代表取締役▽三菱電機株式会社神奈川支社/宮木一郎支社長【優良技術者】株式会社S&C/大西洋貴

触って楽しむ魚の魅力 平塚盲学校の生徒が体験

 平塚盲学校(塚越立子校長)の生徒とその家族、教員ら65人が10月5日、平塚漁港を訪れ海の魅力に触れた。平塚湘南ロータリークラブ(関口直美会長)主催。

 平塚港荷さばき施設では平塚で獲れたアジやマグロ、ウナギなどに直接触れた=写真。同校の生徒会長・山本光輝さん(19)は「魚がヌルヌルして、動き回られて触るのが難しかったけれど楽しかった」と感想を話した。

 釣船業者・庄三郎丸の協力で、茅ヶ崎市の烏帽子岩近くまで乗船体験を楽しんだ。塚越校長は「学校ではできない体験。地域の力は教育に欠かせないと感じているのでありがたい」と感謝を述べ、関口会長は「雨が心配だったが、無事開催され参加者が喜んでくれて良かった」と笑顔で話した。

平塚市 生きがい事業団まつり 工作体験やパネル展示

 平塚市生きがい事業団まつりが10月15日(火)まで、ひらつか市民プラザ(紅谷町18の8)で開催されている。午前10時から午後3時まで。

 社会参加を希望する高齢者に、働く機会を提供している同事業団。まつりでは襖や障子の張り替え実演、工作体験、手作り品の販売、パネル展示などのほか、子どもも楽しめるミニ凧作りなどが行われる。入場無料。

 問い合わせは同事務局0463・33・2335。

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街頭募金の様子

大雨災害へ街頭募金 二宮町議有志が実施

 二宮町議会議員有志が9月28日と29日、台風10号による二宮町内の浸水被害と、能登半島大雨災害に対する街頭募金活動をJR二宮駅付近で行った。

 集まった浄財は、23757円を二宮町を通して町内の浸水被害者支援に役立てられるほか、71552円を石川県へ寄付した。二宮町議会からは、大沼英樹議員、浜井直彦議員、松崎健議員が参加した。

図書館ボラ募集 体験通して自立支援

 不登校・ひきこもり問題に取り組むNPO法人ぜんしん(柳川涼司理事長)が10月18日(金)と11月15日(金)、図書館ボランティア体験を通した「不登校・ひきこもり改善自立支援」を平塚市中央図書館(浅間町12の41)で開催する。

 対象は不登校やひきこもり状態にある小学生(保護者同伴)から50代。当日は本の修繕や書架の整理、利用者が予約した書籍を探すなど実際の職員の仕事を学ぶ。体験を通して自信を培い、復学、進学、就労などの自立へとつなげていく。

 各日とも時間は午後1時30分〜4時。申し込み制定員8人。参加無料。(問)柳川さん【電話】0463・23・1177

自炊訓練で調理をする児童

キャンプで防災技術学ぶ 市少年消防クラブが参加

 平塚市少年消防クラブが9月28日と29日、防災知識を学ぶためのキャンプを平塚市びわ青少年の家で実施した。

 同クラブの児童30人は市消防職員の指導のもと、1泊2日のキャンプで自炊訓練のカレー作りや寝るための段ボールベッドを作成する避難所作成訓練、負傷者搬送訓練などを行った。

 カレー作りのための火おこしでは消防隊員が「火を理解することがつけることにも消すことにも大切」と児童らに指導。参加した中村理玖さん(11)は「難しかったけど火がついたときは飛び上がるほどうれしかった」と話した。

赤いラインが開通した黒部丘35号線

平塚市なでしこ地区 黒部丘35号線が開通 自転車と歩行者が通行可

 なでしこ地区と平塚駅方面を結ぶ道路「市道黒部丘35号線」がこのほど完成し、10月10日から供用開始となった。

 黒部丘35号線は、県道61号平塚伊勢原〜市道幹道45号平塚海岸秦野線の線路沿いの道をつなぐ道路で、延長約380メートル、幅員4メートルの自転車と歩行者が通行可能な道路。自転車で横断する場合は降りて通行する。車両の通行はできない。

 整備は平塚市と黒部丘35号線南側の開発事業者のアークランズ(株)で1年ほどかけて進められた。

 市道路整備課によると黒部丘35号線は、なでしこ地区の人たちが駅へ行く際の利便性を考慮し、2019年3月に市から土地所有者へ道路整備に協力を求めるよう要望。今回の工事に先駆け、21年度には黒部丘架道橋を黒部丘35号線と同じ幅員の4メートルに広げる工事を行った。

 道路は、歩行者と自転車の通行場所が分かりやすいよう、歩行者側は緑色に色をつけた。同課では「地域からの要望で整備ができた道路。近隣の協力などもあり開通できた。感謝の気持ち。ルールを守って通行してほしい」と話した。

タウンニュースクイズ正解発表 10月5日開催「ビジネスEXPO」

 10月5日開かれた「平塚YEGビジネスEXPO2024」。(株)タウンニュース社湘南支社ブースで出題されたクイズの正解は以下の通り。

▽問1「タウンニュース平塚・大磯・二宮・中井版は何曜日の発行でしょうか?」【2】金曜日▽問2「タウンニュースでやっていない事業はどれでしょうか?」【3】テレビ番組の制作▽問3「タウンニュースの創刊当初からある名物コーナーは何でしょうか?」【2】人物風土記。ご参加いただいた方はありがとうございました。

 

やまゆり音楽祭 10月12日ラディアンホール

 やまゆり里山音楽祭が10月12日(土)、二宮町生涯学習センターラディアンホールで開催される。一色小学校区元気なコミュニティ協議会主催。午後1時30分開演(1時開場)。

 大野光彦さん(テノール)桑田葉子さん(ソプラノ)、高寺真美さん(ピアノ)、ユースクラシック&藤原寛太さん、にのみややまゆり合唱団出演。曲目はオペラ『トゥーランドット』より『誰も寝てはならぬ』、『庭の千草』ほか。

 入場料500円、中学生以下無料。(問)同協議会【携帯電話】080・8756・8541

甲冑を着てみよう 大磯町郷土資料館で10月12日

 「甲冑を着てみよう!〜日本の甲冑のお話と模擬甲冑の試着〜」が10月12日(土)、大磯町郷土資料館研修室(西小磯446の1)で開催される。午後1時30分〜3時30分。

 模擬甲冑(手作り甲冑)の着付け体験ができるほか、神奈川県立歴史博物館学芸員の梯弘人さんを講師として甲冑の仕組みについて解説する。

 参加無料。事前申し込み制先着15人。

 申し込みは同資料館窓口または電話【電話】0463・61・4700。

 

 

昨年の大会の様子

平塚YEG 来たれ健脚小学生 駅伝大会の参加者募集

 YEGベルマーレカップ2024小学生駅伝競走大会が12月8日(日)午前8時〜午後2時、平塚市総合公園内のレモンガススタジアム平塚で開催される。主催の平塚商工会議所青年部では現在参加チームを募集している。

 小学4〜6年生が対象。男女別5人1チームで5区間(男子1700m〜2100m、女子1300m〜1700m)を走る。監督1人、補欠2人以下、駅伝後に行われるロードレース(男子1700m、女子1300m)2人以下を含む計10人までの編成で申し込む。男女混合は男子チームとして参加できる。

 参加費1人700円。荒天中止。大会詳細や応募は公式ウェブサイトから。10月28日(月)締切。(問)事務局【電話】0463・22・3939(平塚商工会議所内)

(左から)坂本代表、板倉仁美さん、板倉吉明さん

大磯の里山の木材が「うつわ」に 作家33人が参加し「山の資源と暮らし展」を大磯うつわの日に開催

 大磯うつわの日(10月18日(金)〜20日(日))に合わせ、大磯町虫窪の町有林で活動するボランティア団体「里山をきれいにする会すもあ」(坂本桂太朗代表)が提供した木材を使った作品が並ぶ「山の資源と暮らし展」が同会の活動拠点「AJITO」(大磯町西小磯601)で開催される。午前10時〜午後5時。同会では運営経費などをまかなうためのクラウドファンディングを行っている。

 同会は2019〜22年に、獣害などの原因にもなる荒れた里山の再生を目的に大磯町の林業研修を受けたメンバーで結成。社会人12人ほどで週末に活動し、今年で3年目となる。チェーンソーを動かすためのオイルや光熱費などの経費をまかなうため、「薪屋大磯」の名前で伐採した木材を販売。昨年の大磯うつわの日にも、木工作家のシオタニミカさんに木材を提供し、参加している。

 「山の資源と暮らし展」は、未乾燥の木材「生木」を専門に取り扱う木工所「スーパー生木ラボ」(滋賀県米原市)が、日本の山林資源の魅力を伝えたいと23年に同県で開催したもの。全国47都道府県での実施を目指しており、大磯は2カ所目となる。

 今回の展示では、今年7月に同会が大磯の里山で倒木の危険などがあり伐採した直径35cm、10mほどのヒノキとスダジイを33人の作家に提供。生木の木材が、うつわやカトラリーに生まれ変わるという。

 日々作家たちの制作状況が写真で送られてきているといい、事務局を務める板倉仁美さんは「倒れていた木がこんな風にうつわになるんだと感動する」と喜びをにじませる。

 坂本代表は、「あんまり大きなことはできないけれど、細く長く、活動を続けていきたい」と話し、同会メンバーの板倉吉明さんは、「里山を保つために木を切るなど手を入れる人がいることを、うつわを手に取ることで知ってほしい」とうつわの日に向けて意気込んでいた。

「警察」の手話を披露するSHINGOさん(左)、TATSUさん

大磯警察署 ハンドサインが一日署長 交通安全 手話で啓発

 二宮町出身で、23年3月に二宮町観光親善大使に就任したボーカル&手話ダンスパフォーマー「HANDSIGN(ハンドサイン)」が9月27日、秋の全国交通安全運動(9月21日〜30日)にちなみ、交通安全啓発のため、大磯警察署の一日警察署長を務めた。

 ハンドサインの二人は大磯警察署で委嘱式を行った後、パトカーに乗って二宮駅、大磯駅へ。県下でも高齢者の事故が多いというエリアを街頭巡視したほか、駅利用者への交通安全の呼び掛け、啓発物品の配布を実施した。

 委嘱式では、「警察」の手話を披露。TATSUさんは「暗くなるのが早くなってきたので、交通安全により一層気を付けてほしい」と呼び掛け。SHINGOさんは「制服を着ると背筋がピンと伸びる。これまで車を運転してきた立場なので、啓発の力になれるのはうれしい。力いっぱいアピールしたい」と笑顔で話した。

祷龍館の跡地に立つ拠点の前で(左から)西村さん、萩原さん、大塚さん

大磯町 祷龍館跡地でつながろう ウェルネステーマに活動

 1885年(明治18年)に日本初の海水浴場が開設され、 立憲政治の確立に貢献した数多くの先人たちが居を構えた政界の奥座敷・大磯。長期療養施設の機能を兼ね備えた海水浴客のための旅館「祷龍館」跡地を、大磯町民たちのウェルビーイングに寄与する場として復活させようと「祷龍館プロジェクト」が活動を広げている。

 祷龍館は1887年に開業。大正時代末期に同プロジェクト発起人の吉和田忍さんの曾祖父が、土地を引き継いだといい、約300坪の敷地が民家や駐車場などとして残っている。「昔は土地の境界線などあいまいな部分があった。数年前に父が測量し、境界を整理してくれた。浮世絵にも残る大磯の歴史として、祷龍館の跡地をしっかり残したいと思ったのでは」と吉和田さん。

 吉和田さん自身が地域医療に関する事業に携わってきたこともあり、療養施設でもあった祷龍館の成り立ちにちなんだ活用を模索したいと、2021年に同プロジェクトを立ち上げた。

 現在、プロジェクトには大磯で民泊事業を行っている大塚彰宏さん、大磯在住でボディセラピスト・西村祐子さん、大磯の伝統地引網漁「台舟」の活動なども行う萩原春菜さん、「旅人と旅する大磯農園食堂」を主宰する福井直樹さんが参加。空き家となっていた敷地内の民家を拠点とし、「ウェルネス」をテーマにしたイベント企画などを行っている。

うつわの日にも参加

 昨年に引き続き、「大切にしていたうつわ」や「使わないけど捨てられないうつわ」を交換し合う「うつわのCLEANING DAY」を10月18日(金)〜20日(日)、開催する。吉和田さんは「私有地なこともあり、跡地を見てみたいけど入りづらいと感じている方も、これをきっかけに気軽に足を運んでください」と話していた。 

協定締結式の様子(大磯町提供)

大磯町 中北薬品と協定 健康、子育ての支援連携

 大磯町は、医薬品流通業の「中北薬品株式会社」と9月20日、包括連携に関する協定を締結した。池田東一郎町長と同社の赤阪正章常務取締役が出席し、締結書を取り交わした。

 この協定は、健康増進、子育て支援、災害時支援など地域の諸課題に迅速かつ適切に対応し、地域社会の形成と発展、町民サービスの向上に寄与することを目的としている。

 池田町長は「町が実施している母子の健康づくり、介護予防などの取り組みと連携しながら、進めていくことで、より一層の住民サービスの向上につながることを期待している」と話していた。

健康・食育フェスタ アウトレット湘南平塚

 「健康・食育フェスタ」が10月27日(日)にジ アウトレット湘南平塚ウエストコートで開催される。午前10時30分〜午後3時。参加無料。

 イベントでは、小学校低学年までの子どもと保護者を対象にした親子運動教室(先着順20組)や、ストレッチ&ヨガ(先着順30人)、血管年齢測定、脳年齢測定、乳房触診模型によるしこりチェック、握力測定、血圧測定、咬み合わせチェックなどが行われる。荒天中止。

 問い合わせは平塚市健康課(保健センター)【電話】0463・55・2111。

二宮町安全安心まちづくり講座 二宮町町民センターで12日開催

 「二宮町安全・安心まちづくり講座」が10月12日(土)に二宮町町民センター(二宮961)で開催される。午前10時から(9時30分開場)。参加無料。

 令和4年全国地域安全運動中央大会で功労ボランティア表彰を受賞した霧が丘連合自治会による防犯活動の紹介や、消費生活相談員による悪質商法の撃退法、大磯警察署による防犯情勢についての講演が行われる。申込は電話またはメールで事前申し込み。10月9日(水)締切。先着50人。

 問い合わせは町総務部防災安全課【電話】0463・71・3319。

岸井晶子さん

バイオリンとフラワーアレンジメントの競演 10月20日 平塚八幡宮で奉納演奏

 平塚八幡宮で10月20日(日)、「奉納演奏の夕べ」が開かれる。予約制で初穂料3千円。午後5時(4時30分受け付け開始)〜6時30分。

 同社権禰宜・宅野小雪さんの同級生でバイオリニストの岸井晶子さんと、酒地祥太さんのバイオリンデュオを招き、エンニオ・モリコーネ『ニューシネマパラダイス』などの楽曲が披露される。演奏と同時に相沢知美さんによる生花のフラワーアレンジメントのライブパフォーマンスも楽しめる。 

 申し込み・問い合わせは平塚八幡宮社務所【電話】0463・23・3315。

裸足の陸上大会 初開催 大磯町北浜海水浴場で10月19日

 一般社団法人ビーチ陸上競技連盟と大磯運動公園が主催する「第一回ビーチ陸上競技選手権大会」が大磯町北浜海水浴場で初めて開催される。午前10時から競技開始。

 初開催となる今大会では、海水浴場に作られた特設コースで100mと2×50mリレーの2種目を裸足で走ったタイムで競う。

 参加資格は小学生以上の健康な人。参加料は100m1000円、2×50mは2000円。

 申し込み、問い合わせは二次元コードから。

8月に加入後、失点が続いていたGK上福元直人選手だが、ヴェルディの怒濤の攻撃を防ぎ、見事、湘南での初の無失点勝利

ベルマガ通信 10月6日ホーム湘南2-0東京V 完勝でJ1残留に大きな前進 J1第33節vs 東京ヴェルディ

 J1残留に向けて、一戦一戦が重要な終盤戦の湘南ベルマーレ。アウェーに乗り込んだ今節の相手は、優勝争いの町田ゼルビアの陰に潜んでいるものの、実はJ1昇格1年目で上々の現在6位で、しかも6戦負け無しの東京ヴェルディ。

 前節鹿島アントラーズに逆転勝ちの好調さのままに、前半はアグレッシブな攻撃で飛び出した小野瀬康介選手がフリーの鈴木雄斗選手に渡し、鮮やかなシュートで先制。

 後半はヴェルディの圧力を受けるも、カウンターで福田翔生選手が持ち上がり、併走する鈴木章斗選手が相手に囲まれながらも決定的な2点目。守っては、夏の移籍で加入したGK上福元直人選手が魂のセーブを連発、加入後初の無失点で完勝と言える試合でした。

(ベルマガ編集長 有坂玲)