旭区・瀬谷区版【4月24日(木)号】
本物の投票箱へ投票した

旭区選管 高3生に投票を啓発 出前授業で関心高める

 横浜富士見丘学園高等学校=旭区=で4月9日、選挙権年齢の18歳を迎える3年生に向けた「選挙啓発イベント」が、旭区選挙管理委員会の主催で開催された。生徒が参加する模擬選挙も行われ、選挙への関心を高めると同時に、投票率向上につなげるのがねらいだ。

 当日は同委員会の職員が、期日前投票や不在者投票など選挙制度について説明。また、「なぜ、選挙に行くのか」をテーマとして、生徒同士で議論した。

 その後は架空の市「十八ヶ丘市」の市長選を想定し、実際に用いられている投票箱や用紙などの機材を使った模擬選挙を実施。生徒らは投票に参加したほか、計数など開票作業にも携わり、”本番さながら”を体験した。同委員会の職員は「選挙制度やその裏側を楽しく学んでほしい」と説明した。

10、20代は9%

 加えて選挙管理委員会が生徒に強調したのが、若者の投票率低下だ。

 同委員会によると、2024年10月27日の衆議院議員総選挙では、旭区の年代別投票率を見ると全体平均54・7%に対し、20代は35・53%にとどまったという。また、投票総数に占める年代別の割合は、10、20代は9%。そのような現状を生徒に説明した。

 同委員会職員は、「自分は関係ない、一票だけでは変わらないと思う人もいるかもしれないが、自らの思いを伝えられる大切な権利」と生徒へ説明。「国などの課題を自分事として捉え、投票を通して未来を変えることにつなげてほしい」と訴えた。

 参加した3年の郡山恵多さんは「一票では変わらないのではと思っていたが、自分の投票行動が生活につながると学んだ。貴重な経験になった」と話した。

若手職員が企画

 今回のイベントは、選挙管理委員会の若手職員が企画。区内の高校で2023年度から実施してきた。以前にも啓発のイベントは行っていたが、より親しみやすい内容へ工夫をこらしていった。

 同委員会担当者は「若者の目線で企画した。本物の機材を使用することで、投票へ行くハードルを下げて身近に感じてもらえれば」と語った。

中学校部活動 外部人材の活用進む 教員負担減へ、経験者指導

 教員の働き方改革を進める横浜市は、中学校の部活動顧問の負担軽減策として、教員以外が指導できる制度の活用を進めている。生徒らから外部人材の指導を歓迎する声がある一方、教員以外が学校施設を使用することなどの課題もある。市は課題を整理し、「持続可能な部活動を目指したい」としている。

学生や60代以降

 市は2018年度から部活動種目の指導経験がある人などを「部活動指導員」として配置する制度を導入。登録制で、市教育委員会によると、24年度は学校の依頼を受けた延べ1066人が活動した。

 ほぼ全校が制度を活用しており、学校運営において重要な役割を果たしている。指導員は学生や会社勤めを終えた60代の人が多く、野球やサッカー、吹奏楽の登録が多いという。活動には報酬が支払われる。

 これとは別に、21年度からは休日の部活動指導を民間スポーツクラブなどに委託する取り組みを試行しており、24年度は11校15部活で実施した。

 市教委は、いずれの制度に対しても「生徒や保護者から『経験のある人に指導してもらえる』との声が出ている」という一方、「教員ではない人が指導することに不安を覚える人もいる」という。さらに、技術だけではなく、教育的な視点での指導が必要なことや、活動中に個人情報が多く置かれている職員室や保健室に外部指導者がどこまで入室できるかなど、課題も多い。市教委は「課題は年々改善されている」と各校でルール整備が進んでいるという。

 指導員らに指導者としての知識を学んでもらおうと、市教委は3月25日に青少年のスポーツ振興を支援する「安藤スポーツ・食文化振興財団」と協定を締結。今後、同財団が指導員らに研修を行う。また、今年度から「企業版ふるさと納税」のメニューに「部活動支援」を盛り込み、寄付を募っている。

 市教委は「子どもたちがスポーツや文化・芸術に触れられる部活動を持続可能なものにしていきたい」としており、地域や外部との連携を深めながら、教員の負担軽減を図っていく。

「春のおでかけマップスタンプラリー」リーフレット(表)

相鉄線沿線のご当地キャラクターを探そう 「春のおでかけマップスタンプラリー」を開催

 相鉄ホールディングス株式会社は4月23日(水)から5月25日(日)まで、相鉄線沿線で「春のおでかけマップスタンプラリー」を開催する。参加無料(通信費および交通費は実費)。これは、沿線のご当地キャラクター(えび〜にゃ・せやまる・あさひくん・いっずん・かめ太郎)を探すスタンプラリーで誰でも気軽に参加できる。参加時は1日乗車券がおすすめ。

 スタンプラリーは、アプリ「相鉄おでかけマップ」をダウンロードすることで参加可能。対象スポットは相鉄線沿線の全9カ所。例えば、海老名駅西口で可愛らしいフォトスポットとして⼈気を集めている海老名市イメージキャラクター「えび〜にゃ」の像がある。また、横浜最大級の花の名所である里山ガーデンや、自然豊かな地蔵原の水辺なども対象スポットに含まれている。このアプリはスタンプラリーの他にも、沿線の楽しい情報が多く掲載されており、ラリーを楽しみながら春の街を散策できる点も魅力だ。気になるスポットは「Keep」ボタンで保存しておける機能もあり効率的に巡ることができる。

 スタンプラリーはビンゴ形式で、スタンプ1つ獲得ごとにオリジナルフォトフレーム、ビンゴ達成ごとにオリジナルステッカーがもらえるほか、抽選で豪華賞品が当たるチャンスがある。賞品は、そうにゃんグッズ5000円分や、横浜ベイシェラトンホテル「コンパス」ペアお食事券が用意されている。

 イベントに関する問い合わせは、おでかけマップスタンプラリー運営事務局まで。

メール:sotetsu_style_support@sotetsu-group.jp

※イベントは予告なく中止や内容が変更になる場合がある。

プレーオフを控える選手ら

バスケB3横浜EX 初の首位でプレーオフへ 悲願のB2昇格めざす

28日から横浜武道館で

 プロバスケットB3の横浜エクセレンス(EX)は今季(2024-25シーズン)、45勝7敗という強さでレギュラーシーズンを1位で終えた。4月28日(月)からは悲願のB2昇格をかけたプレーオフのトーナメント戦が始まる。初戦の相手はシーズン8位の山口パッツファイブ。

 8チームで争い、上位2チームに入ること(決勝まで進むこと)が昇格の条件だ。今季からヘッドコーチを務める河合竜児さんは「短期決戦のプレーオフではレギュラーシーズンの成績は関係ない。『絶対に負けられない』という思いの強いチームに勢いがつく」と気を引き締める。また「ファンのみなさまには、圧倒的なホームを作ってほしい。選手たちも力以上のものが出せるはず」と呼びかける。

本拠地移転4年目

 エクセレンスは元々、「東京エクセレンス」として12年にプロクラブ化。当初は東京都板橋区を本拠地としていた。18-19年シーズンにもB3のレギュラーシーズンで1位となってB2昇格を果たしたが、本拠地要件(3000席以上のホームアリーナでホームゲームを60%以上開催)を満たせずに降格を余儀なくされるという悔しい思いも経験している。

 そんな経緯もあり、21年に横浜市へ本拠地を移転。横浜武道館をホームとすることで、本拠地要件もクリアしている。22-23シーズンにはプレーオフで3位に。昇格まであと一歩届かなかった。それだけに、シーズンを首位で終えた今季には期待がかかる。

個性派集団「ひとつに」

 今季、B1の島根スサノオマジックから移籍し、主将を務める大橋大空(ひろたか)選手(26歳・PG)は「タレントの多いチーム。それがうまくまとまって今季の結果になっている」と振り返る。プレーオフへ「チームとしての悲願なので重圧はある。けれど楽しみながら、昇格の瞬間をファンのみなさまと分かち合いたい」と笑顔を見せる。

 横浜市泉区出身の西山達哉選手(36歳・PG)はエクセレンスで3年目。ベテランとして冷静に「首位ではあっても、レギュラーシーズンにも課題はあった。それを練習で払拭して臨みたい」と力を込める。また「ホームでの声援は本当に力になる。プレーオフをホームで戦っていけるのは大きなアドバンテージになる」と話す。

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教員を見本に安全な運転を学ぶ時間も※提供写真

瀬谷交安協 「『ぶたはしゃべる』で点検を」 支援学校で自転車教室

 自転車の安全運転を学ぶ教室が4月11日、神奈川県立横浜ひなたやま支援学校=瀬谷区南瀬谷=で行われ、1年生40人が参加した。

 同校は、知的障害教育部門高等部のみの特別支援学校。教室は瀬谷交通安全協会の主催、瀬谷警察署の協力で行われた。

 協会員と署員はこの日、交差点進入時の一時停止や左右確認の重要性などを説明。また、頭部を守るために、23年4月から努力義務となっているヘルメットの着用も呼びかけた。

 生徒の一人は「自転車を使う時は周りに気を付けるようにしたいです」とコメント。また、ブレーキ、タイヤ、ハンドル、車体、ベルの点検項目をまとめた合言葉「ぶたはしゃべる」が印象的だったとして、「これからはタイヤだけではなく車体全体を点検します」と話した。

「サボテンの花」など往年の名曲を披露

三ツ境ポップスフェス 「地域の子どもに本を」 会費・募金で図鑑寄贈へ

 地元のアマチュアバンドなどが出演し、地域の子どもたちに本を贈るために行う「三ツ境ポップスフェスティバル」が4月12日、三ツ境駅北口近くのアジアンダイニングシムランで開かれ、約50人が来場した。

 この催しは同駅近くの居酒屋「深海魚」=旭区笹野台=の店主・伊藤嘉朗さんが中心となり、2007年に開始。コロナ禍を除き年2回ほど開かれており、会費や会場で集めた募金を近隣の学校に図書購入費用として寄付してきた。また、昨年は能登半島地震被災地の義援金に充てた。

 32回目となる今回は3グループが出演し、日本のポップスやブルースなどを披露して会場を盛り上げた。伊藤さんは「コロナ禍以降にイベントが少なくなったなか、来場した皆さんは楽しんでくれていたと思う」と手ごたえを感じた様子。12日に集まった募金で図鑑を購入し、泉区の小学校に寄贈する予定だという。

自身より大きな作品も創作してきた座間さん

座間惠子さん(阿久和西) 「最初で最後」の個展盛況 大型の油絵100点

 油絵を手がける座間惠子さん=瀬谷区阿久和西、77歳=の初の個展が4月15日から21日まで瀬谷区民文化センターあじさいプラザで開催。30回以上訪問したバリ島、仏像、戦争を生き抜く難民の子どもなどを描いた作品およそ100点が並び、約830人が来場するなど賑わいを見せた。

 町内の文化活動の一環で油絵を習ったことから、50代から本格的な創作を始めたという座間さん。現在は大和市の教室「アトリエヴィーナス」に通いながら腕を磨き、公募展などに出品する。

 描くのは主に人物画。「空気感やプルメリアの香りが大好き」なバリ島に始まり、眼もとに惹かれたという仏像の油絵などを手がけてきた。また、アフガニスタン紛争をきっかけに、難民の子どもたちも描くように。ただ、「悲壮なものにはしたくなくて」と語り、「希望」を感じる作品を生み出してきた。

 創作では、頭の中のアイデアを膨らませて筆を走らせる。「その場、その場で好きなように描いているの」。こだわりは強く、時に講師のアドバイスを逸脱することも。「でも、先生も完成作品を見て『それも良いわね』と言ってくれるのよ」と嬉しそうに話す。

さらなる創作に意欲

 「最初で最後」と企画したという個展。50号から100号までの大型作品がギャラリーにずらりと並んだ。来場した親子は、「どれも色遣いがきれい」「色々な表情の絵が気になりました」と楽しんだ様子。座間さんの友人という水野由美子さんは「こんなに大きいとは。バリ島の絵も独特ですね」と驚いていた。

 「皆さんの反応が良くて。ありがたいです」と座間さん。今後も創作を続ける意向で、「80号サイズを2枚合わせたものを構想しているの」とアイデアを膨らませる。

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植え込みに顔や手を入れながらゴミを拾う子どもたち

旭RCとGS102団 自然公園通り丹念に清掃

 奉仕団体の横浜旭ロータリークラブ(北澤正浩会長)とガールスカウト神奈川県第102団(吉田いづみ団委員長)による恒例の清掃活動が4月12日に二俣川駅南口周辺で行われた。

 この清掃活動は同団の発足以来、30年ほど続けられている。当日は同クラブの会員と子どもたちが、南口からこども自然公園までの通り沿いを清掃。長バサミを使いながら、植え込みの奥に捨てられたマスクやガムなどを丁寧に拾い集めた。

 会員によると、今年はタバコの吸い殻や空き缶が目立ったが、例年よりゴミが少なかったという。吉田団委員長も「以前は花見客のお弁当などが多く捨てられていたが、今は少なくなった。地域の人の意識も変わってきているのでは」と手ごたえを話した。

街中でほっと一息 白糸の滝

 旭図書館の真向かいにある白根公園を奥に進むと、心地よい滝の音と新緑が広がる。

 白糸の滝は幅7m、落差3・5mで、横浜市内で最大級の滝だ。名前の通り白い糸のように水が流れ落ちる。近くには白根不動尊もあり歴史の趣も感じられる場所だ。

 鶴ヶ峰駅から徒歩13分またはバス停「代官前」下車徒歩2分程。近くの旭図書館に駐車場有り。

泉区から移築された母屋

長屋門公園 地域の風土を今に伝える GWに体験行事

 瀬谷区にある長屋門公園=阿久和東1の17=は、農村生活の営みや地域の風土を今に伝える人気スポット。江戸時代や明治期の建物が点在するほか、雑木広場、自然観察林などを散策できる。

 5月17日(土)までは園内の母屋前や奥庭に約70匹の鯉のぼりが掲揚されているほか、五月人形や兜も展示されている。

 季節に合わせたイベントも多彩。ゴールデンウィーク中は【1】「巣箱づくり」(4月29日(火)午前9時30分〜正午頃)【2】「竹笛づくり」(5月2日(金)〜6日(火)午前10時〜11時、午後2時〜3時※5日(月)は午後1時〜のみ)【3】「柏餅づくり」(5日午前10時〜11時30分)を開催。【1】先着10組、500円(巣箱を持ち帰らない場合は無料)。【2】各回先着25人、100円(鳥付竹笛は200円)。【3】先着80人、300円(柏餅2個)。

 いずれも事前申し込み制。小学校3年生以下は保護者同伴。申し込みは同公園【電話】045・364・7072。

 スタッフは「今の時季はシャクナゲやヤマブキがたくさん咲いています。新緑濃い園内でゆっくりと過ごしてもらえれば」と呼びかける。同公園は三ツ境駅南口から徒歩18分。同駅から神奈中バス戸塚駅行きで「上阿久和」下車徒歩6分。

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重忠の首が祭られたという首塚

「重忠」に思い巡らせる 鶴ヶ峰にゆかりの地

 鎌倉時代初期に有力御家人として活躍した畠山重忠。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で話題になった人物だ。権力争いに巻き込まれ、旭区内の二俣川周辺で討ち取られた。

 特に鶴ヶ峰駅周辺には北条氏と争った古戦場跡の「畠山重忠公碑」、重忠の首が祭られた首塚、首を洗い清めたといわれる井戸があった場所など、ゆかりのスポットが点在している。

 他にも薬王寺=旭区鶴ケ峰本町2の14の1=では霊堂に重忠を祭り、命日である6月22日に慰霊祭を行っている。ゆかりの地に足を運び、思いを馳せてみては。旭区HP上に重忠特集あり。区の紹介内、歴史欄から見ることができる。

青空が広がる公園

本郷公園 開放的な広場満喫

 境川沿いに位置する瀬谷本郷公園=瀬谷区本郷1の70の2=には開放的な草地広場やユニークな遊具、野球場やテニスコートなどが揃う。散策を楽しむ人や親子連れなどで賑わうスポットだ。

 5年前にオープンした拡張エリアには、瀬谷区の民話・名所を今に伝える「瀬谷歴史かるた」を取り入れた遊具、ターザンロープや滑り台などが設けられている。

 四季折々の花々が咲いている点も人気で、今の時季はパンジーやビオラを楽しめる。また、4月下旬までは八重桜も咲いているという。花の開花状況など問い合わせは同公園【電話】045・304・3633。

園内を見学する参加者たち=同クラブ提供

児童とズーラシア巡る キワニスクラブが初企画

 国際奉仕団体の横浜キワニスクラブ(平田克男会長)はこのほど、市内の児童養護施設の子どもたちと一緒によこはま動物園ズーラシア=旭区上白根町=を巡る見学会を初開催した。

 世界中の子どもたちのために、ボランティア活動や各種募金活動などを展開する同クラブ。今回は自然に近い環境で多くの動物を飼育する同園をゆっくり楽しんでもらおうと、奉仕活動の一環で初めて企画した。参加したのは中区の「高風子供園」の子どもたち約30人で、同クラブ会員と一緒に動物などを見て回った。平田会長は「今後も次代を担う子どもたちのために、さらなる社会貢献活動に努めていきたい」と話した。

5月4日〜6日 きものフェス シルクセンターで

 GW恒例の「きものフェス」が5月4日(日)〜6日(火)にシルクセンター(山下公園前)で行われる。10時〜17時半(6日は〜16時)。入場無料。

 プロが目利きした「リユースきもの」が市場価格の80〜95%引きで販売されるほか、「きもの何でも相談会」を開催。

 5・6日の「きもの撮影会」では七五三や十三参、振袖、小紋、紬、袴、男性用きものなどを用意。レンタル・着付け込で一律7千円の格安で体験できる。家族の記念や卒業式の前撮りにも人気だ。30日までに要予約【電話】03・5875・8812(平日10〜17時)。

撮影会に招待

 家族1組を5月6日13時30分〜の撮影会に招待。4月27日まで件名に「きもの撮影会応募」、氏名、住所、年齢、連絡先を記しnaka-nishi@townnews.co.jpへ。

市が中小企業に助成金 技術開発や販路開拓対象

 横浜市は市内中小企業の競争力強化と成長・発展を支援するため、新たな技術開発や製品開発、販路開拓に取り組む企業を対象とした2つの支援制度の募集を始めた。

 「中小企業新技術・新製品開発促進助成金」は、新技術や新製品の研究開発にかかる経費を助成。応用研究や試作品の商品化開発などが対象で、助成限度額は1千万円、助成率は対象経費の2分の1となっている。

 「販路開拓支援事業」では、優れた商品を持つ事業者を認定し、販路開拓を多角的に支援。市の行政現場での試用や、展示会出展費などへの助成(上限15万円、助成率3分の2)、工業技術見本市「テクニカルショウヨコハマ」への無料出展などが提供される。

 いずれの申請も市担当者と事前相談が必要。相談は「中小企業―」が5月30日、「販路開拓―」は5月23日まで。問い合わせは市経済局【電話】045・671・2567。

社会福祉チャリティー 「新日」が八王子で大会 5月18日、読者20人を招待

 「新日本プロレス 八王子市スポーツ振興社会福祉チャリティー」が5月18日(日)午後5時から、エスフォルタアリーナ八王子で開催される。主催は(株)創。高橋ヒロム選手など新日本プロレス所属の人気選手が出場予定。

 本紙では読者20人に招待券をプレゼント。チケットは1人1枚。希望者はハガキに八王子大会観覧希望・住所・名前・年齢・職業を明記し、〒250-0034神奈川県小田原市板橋881の26(株)創 TN八王子大会読者プレゼント係へ。5月8日(木)当日消印有効。

 問い合せは(株)創【電話】0465・23・0905。

マジックを披露する二谷さん

参加者募集 入門編マジック教室で遊ぼう 5月から全3回、横浜市瀬谷区の原中コミスクで

 横浜市瀬谷区阿久和西にある原中学校コミュニティ・スクールで5月24日・31日、6月14日(全て土曜日)に「入門編!マジックにチャレンジ」が開催される(1日でも参加可)。午前9時30分〜11時30分。誰でも参加可能(小学生2年生以下は保護者同伴)。参加費300円、定員15人。

 イベントで講師を務める、アマチュアマジシャンとして活動中の二谷龍夫さんは「トランプなどを使った簡単なマジックをやります。覚えて家族やお友達を不思議の世界へ」と呼びかける。

 申し込み方法は講座名・氏名・年齢・住所・電話番号を明記した往復はがきを郵送。または同スクールのホームページなどから。4月26日(土)必着。

 5月3日(土)を過ぎても当落の知らせがない場合は同スクールまで連絡を。連絡先・問合せは【電話】045・391・1166

燃料高騰で苦境の中小運送業を支援 横浜市が10万円交付へ 申請受付中

 ガソリン価格の高騰などを受け、横浜市は市内の中小貨物運送事業者を対象に、支援金10万円を交付する事業を始め、4月15日から受付を行っている。

インフラ支える

 地域経済を支える社会インフラである物流業界は、燃料費高騰や人手不足の影響を受けており、市は新制度で支援する。

 支援金の交付対象は、資本金3億円以下か従業員300人以下で、一般貨物自動車運送事業か特定貨物自動車運送事業の許可を受けた法人・個人。市内に営業所があることなどが条件。

 支援金額は1事業者あたり10万円で、申請受付は7月31日までだが、予算の範囲を超えた場合は期間内でも受付が終了する。申請には、交付申請書、自動車検査証記録事項の写し、市が進める「脱炭素取組宣言」の確認書などが必要。申請後2〜3週間で交付決定通知が届き、その後、請求書の提出から約30日で指定口座に支援金が振り込まれる仕組み。

 問い合わせは、受付事務局コールセンター【電話】045・912・2560(午前9時から午後5時、土日祝日除く)。

ギャラリーに作品が並ぶ※昨年の様子

瀬谷駅直結のあじさいプラザ 市民「お気に」の花々愛でて 5月7日から公募型の写真展

 相鉄線瀬谷駅南口直結の瀬谷区民文化センターあじさいプラザのギャラリーで5月7日(水)から11日(日)まで、区民などが撮影した力作を楽しむ「ガーデン写真展」が開かれる。午前10時から午後5時。入場無料。

 この催しは、個人宅の庭や地域の花壇を巡る「瀬谷オープンガーデン」(主催/瀬谷区役所)に合わせたもので、昨年に続き2回目。同プラザを庭に見立てて、市民から寄せられた花々の写真で彩る。「多くの区民に参加してもらうため、公募という形式を採用しています」と、同プラザの担当者は話す。

 期間中は「お絵描きコーナー」も設置。 来場者はクレヨンを用いて絵を描くことができ、完成作品はギャラリーに展示される(出品多数の場合は抽選)。  

3日まで出品受付

 同プラザでは5月3日(土)まで、写真展への出品を受け付けている。対象は花や庭、野草、木など「ガーデン」を連想させる作品。横浜市民であれば、子どもから大人まで応募できる(何点でも可/応募多数は抽選)。

 サイズは最大全紙(45・7cm×56cm)まで。希望者は額装(ひもなどを付けた展示可能な状態)、または台紙に貼って出品する。搬入日は6日(火)午前10時〜午後4時。同プラザは「お気に入りの写真をギャラリーに展示しませんか」と呼びかけている。

 応募は同プラザホームページ内の専用フォーム(https://ajisai-plaza.hall-info.jp/applicant/)から。問い合わせは同プラザ【電話】045・301・3500(午前9時から午後9時)。

山中市長(中央)に公演をPRする松永選手(右)と小林選手(左)

フィギュアスケートのイベント主催者に感謝状 児童福祉施設の子ども400人をリハ招待で

 フィギュアスケートのアイスショー「プリンスアイスワールド横浜公演」が4月26日(土)から30日(水)まで、KOSE新横浜スケートセンターで開催される。同公演を主催する株式会社テレビ神奈川などが25日に行われる前日リハーサルに横浜市内の児童福祉施設の子ども約400人を招待することから、山中竹春市長から関係者に感謝状などが手渡された。

 プリンスアイスワールドは1978年に誕生した日本初のアイスショーで、毎年全国各地で開催。フィギュアスケートとミュージカルを組み合わせたもので、プロフィギュアスケーターが華麗で力強く繊細なスケーティングを披露する。主催者は例年、前日リハーサルに児童福祉施設の子どもを招待している。

 18日、同公演の主催関係者のほか、出演する松永幸貴恵選手と小林宏一選手が横浜市庁舎を訪問し、山中市長から感謝状などを受け取った。松永選手は「横浜から公演が始まり、良い意味で緊張感がある。子どもたちに『明日から頑張ろう』と思ってもらえるような非日常空間を届けたい」と抱負を語り、小林選手は「今からわくわくしている。芝居で子どもたちを笑わせることができたらうれしい」と話した。

春風になびく鯉のぼりを楽しもう 里山ガーデン東入口近く 5月6日まで

 春風に吹かれる鯉のぼり。大花壇と合わせて楽しんでみては――。

 里山ガーデン=横浜市旭区上白根町・よこはま動物園ズーラシア隣接=の谷戸エリア(東入口近く)で、鯉のぼりが空を泳いでいる=写真。

 里山ガーデンを期間限定で公開する「里山ガーデンフェスタ」に合わせて実施。同フェスタの開催期間である5月6日(火)まで掲げられている。

 東入口へは、相鉄線鶴ヶ峰駅から西ひかりが丘行きバスに乗り、終点で下車し徒歩5分。

市内最大級の花壇

 毎年春と秋に行われている里山ガーデンフェスタ。今回のテーマは「はるかぜの丘」だ。市内最大級という1万平方メートルの大花壇で、ネモフィラやラナンキュラスなど約110品種、20万本の花を楽しむことができる。

 開園時間は午前9時30分から午後4時。同イベントについての問い合わせはNTTハローダイヤル【電話】050・5548・8686。

世界大会のコースの一部を走る© Shinji KAWATA Japan Triathlon Media

トライアスロン世界大会のコースを親子で走る 5月17日、横浜市が参加者募集

 横浜市は「世界トライアスロン横浜大会」の第15回記念企画として、5月17日(土)に親子向けの「ファミリーFUNラン」を行う。

 横浜大会は2009年に始まり、5月17日、18日に行われる2025年大会で15回目を迎える。15回を記念し、未来を担う子どもに世界大会を身近に感じてもらおうと、初めてランニング企画を行う。

 コースは横浜大会の一部である、ホテルニューグランド前から赤レンガ倉庫までの約1.25Km。対象は小学生とその保護者。定員は100組200人。参加費1組4000円(オリジナルTシャツ付き)。5月6日まで専用申込サイト(Peatix)で受け付け。大会情報は公式サイトで。