大和版【6月6日(金)号】
被災地へ向かう自家用車の前に立つ山岸さん=5月30日

山岸真樹さん 車走らせ被災地支援 能登半島豪雨から「ほぼ毎週」

 中央林間在住の山岸真樹さん(52)がこのほど、能登半島地震で被災した石川県などを含む「ライオンズクラブ国際協会334複合地区ガバナー協議会」とLC国際会長から感謝状を受けた。山岸さんは「大和リバティLC」の一員として同県珠洲市や輪島市などで支援活動を継続。昨年9月の能登半島豪雨からは週一度のペースで現地へ自家用車を走らせている。

 2024年の元日に能登半島地震が発生し、同年3月、山岸さんはリバティLCのメンバーと珠洲市へ土嚢(どのう)を届けた。以降、珠洲市での炊き出しや半壊した住宅からの家財運び出しなどを月1度の頻度で続け、自身が組合長を務める大和建設綜合組合の組合員と海岸清掃なども実施した。

 被災地でのボランティア活動も一段落のムードが高まりつつあった昨年9月21日。山岸さんはこの日も車で輪島市を訪問したが、ここで能登半島豪雨の直撃に遭った。

 「1時間に120ミリの雨。土砂崩れで道路がふさがれ、帰れなくなった」。山岸さんは豪雨により水道やトイレなどのインフラが停止した現地の窮状に直面し、その後は毎週のように支援に訪れるようになった。

 普段は中央林間で内装業を営む山岸さん。仕事を終えた夜に出発することもしばしばで、支援活動は体力勝負。「私だけでなく、大和市内でも多くの方が支援をされていると思う」と話し、「豪雨を経験したことで災害はひとごとではない、と感じた。できる範囲にはなるが活動を続けたい」と先を見据える。

 現地への訪問は今春で30回を超えた。一度の支援活動で、往復およそ1400Km。「被災地の復興はまだ先であることを知ってほしい」と語り、この日の取材後、山岸さんは自家用車で能登半島に向かった。

募集を呼びかける担当職員

大和市 新たな助成制度を創設 個別の店舗を支援

 大和市はこのほど、市内商業の活性化を目的とした新たな助成制度を開始した。これまで商店会が主な支援対象だったが、個々の店舗を支援対象に追加することで、地域のにぎわい創出と活性化を図る方針だ。

 市内にはおよそ30の商店会があり、近年は商店会の加入率減少や高齢化による役員不足、店舗の廃業が深刻化している。

 市によると1999年に2219あった市内の事業所数は、21年には1464まで減少。市全体の商店会加入率は、約6割にとどまっている。

 新橋通り商店街「新橋会」(藤岡博会長)には現在、51店舗が加盟しており、加入率はおよそ70%。直近の1年間に2件の廃業があったという。藤岡会長は「ここ数年の加入率に大きな変動はないが、先を見通すことは難しい。これからも加入に向けた地道な呼びかけが重要になるのでは」と現状を語る。

 市はこのような状況を背景として、「大和市新規出店支援事業」と「大和市魅力ある個店支援事業」の2つを創設。個々の事業者へ支援することで、にぎわい創出につなげたい考えだ。

 新規出店支援事業は、市内の空き店舗を活用して事業を始める個人事業主や中小企業が対象。空き店舗になって3カ月以上経過した物件での新規出店に伴う賃借料、改装費、広告宣伝費などの対象経費の2分の1(上限100万円)が助成される。申し込みは7月31日(木)まで。

 魅力ある個店支援事業は、市内の商業者やグループによる先進的・意欲的な事業が対象。新商品・共同ブランド開発や、新たなサービス展開などが挙げられる。補助額は対象経費の2分の1(上限50万円)で、交付決定以降の経費のうち、商品開発費や施設整備費などが対象。申し込みは7月18日(金)まで。

 新規出店支援事業に200万円、魅力ある個店支援事業に100万円が当初予算に計上されており、各事業で2件ずつの支援を想定している。

県警公式SNSで公開された偽警官の画像(警視庁提供)

特殊詐欺 「偽警官」に注意を 若い世代の被害目立つ

 今年に入り、県内で特殊詐欺の被害が急増している。大和警察署(松本和彦署長)によると、国際電話番号からの不審電話が依然として多い中、犯人が警察官を装い被害者を巧みに「本物」と信じ込ませて金銭を奪うケースが目立っているという。同署では、被害に遭わないよう市民に警戒を呼びかけている。

 同署生活安全第一課によると、「偽警官詐欺」などと呼ばれる詐欺の手口は、実在する警察署の代表番号を装ったり、末尾が「0110」のように警察を連想させる国際電話番号からの連絡に端を発する。

 「あなたは犯罪に加担している」などと不安を煽った後、ビデオ通話に誘導。警察官を装った犯人が被害者に偽物の警察手帳などを示し、「身の潔白を証明するため」などと金銭を要求する。

 5月に入り大和署には宮城県警や滋賀県警などの番号からこうした着信があったという相談が相次いでいるという。

 同課の担当者は「ビデオ通話に映った犯人の制服姿や警察手帳は明らかに偽物だが、国際電話番号を偽装し、実在する番号から着信があると、被害者は信じ込んでしまう」と巧みな手口に警鐘を鳴らす。

 こうした手口は、息子や親族になりすまして金銭をだまし取る「オレオレ詐欺」の典型例だ。

 オレオレ詐欺は高齢者が被害に遭うケースが多かったが、「増加傾向にある偽警官の詐欺はより幅広い世代、とくに若い世代がターゲットとされる傾向がある」と担当者は指摘する。

対策

 警察官がSNSで連絡を取ることはなく、警察手帳や逮捕状を画像で見せたり、キャッシュカードを預かったり金銭を要求したりすることも絶対にない。偽警官への対策として、担当者は「電話がかかってきたら応じず、電話を切る。相手が警察官を名乗るのであれば、部署・氏名・連絡先を聞き最寄りの警察署に確認を」と話す。

 さらに、海外からの電話が不要な人は、一定の条件はあるが国際電話番号からの着信を無償で休止できる「国際電話不取扱受付センター」(【フリーダイヤル】0120・210・364)による着信休止手続きも対策に有効という。

4市の被害状況

 今年に入り、県内の特殊詐欺の認知件数は506件で被害金額は21億5900万円(3月末時点)。大和市では14件・5440万円(4月末時点)、海老名市は11件・7993万円(同)、座間市は18件・6426万円(同)、綾瀬市は4件・350万円(同)となっている(暫定値)。

6月7日にベテルギウスで開かれる介護予防講習会の講師を務める 岡原 隆之介さん 大和東在住 31歳

介護予防で恩返しを

 ○…「今から楽しみでワクワクしています」。腰痛やひざ痛を予防するため、ベテルギウスで介護予防の講習会を開催することとなった。きっかけは、市民活動団体による交流イベントで整膚師の人と知り合ったこと。当日は、なぜ腰やひざが痛くなるのかを解説するとともに、予防するための体操を伝える予定だ。「理学療法士と整膚師が分かりやすく教えるので、興味のある方はぜひ」と呼びかける。

 ○…大和市で生まれ育った。「のんびりとした雰囲気がとても好き」と魅力を語る。理学療法士を志したのは、高校3年生のころ。母親が看護師だったこともあり「医療関係の仕事に興味があった。人の役に立つことや感謝されることも好きなので、この道を選びました」と振り返る。大学卒業後は病院に就職し、けがや病気になった人が日常生活に戻るためのサポートをしている。

 ○…2021年、知識と技術を活かして健康に貢献する有志団体「地域を明るくするリハビリテーション専門職の会大和」を設立した。「育ててもらった地元に恩返ししたかったですし、自分の力でどこまでできるか試したかった」。活動では、腰痛やひざ痛などを防ぐための介護予防講習会を開いている。「市民の方々と交流するのも楽しいですし、自身の成長にもつながっている」

 ○…中学・高校ではプレイヤーとして野球に打ち込んでいたが、現在は観客として熱中している。父に幼いころから野球場に連れていってもらっていたそうで「大の巨人ファン。選手個人というよりは、チームが好きで応援している」と熱く語る。毎試合をテレビで観戦しているほか「月一回は東京ドームに行って応援している。リフレッシュにもなりますね」と笑顔を見せた。

腰やひざ 痛み予防 ベテルギウスで

 「もう年のせいにしない!腰と膝が笑顔になる60分〜40歳差コンビのやさしいケア講座〜」が6月7日(土)、ベテルギウスで開かれる。午前10時30分〜11時30分。

 講師を務めるのは、理学療法士の岡原隆之介さん(=人物風土記で紹介)と、整膚師の小宮山利恵子さん。腰やひざの痛みを予防するために、座学や体操を実施する予定で、参加費100円。

 (問)岡原さん【携帯電話】090・8023・6161

イベントのチラシ

居場所づくり習う 館合さんが登壇

 「こどもの居場所スキルアップセミナー」が6月17日(火)、あじさいプラザ(横浜市瀬谷区瀬谷4の4の10)で開催される。主催はNPO法人まんま。午前10時〜正午。

 南林間を中心に活動する認定NPO法人「地域家族しんちゃんハウス」の館合みち子さんが、「なぜ、こどもに居場所が必要なのか」をテーマに講演する。参加費500円、定員15人。

 講演後は交流会も実施される予定。午後0時30分から2時まで。

 問い合わせ、申し込みはNPO法人まんま【電話】045・303・5393へ。

先着50ブース 西口風鈴まつり「フリマ」

 神奈川大和阿波おどり本大会と同日の7月26日(土)・27日(日)、第31回「西口風鈴まつり」が大和駅西側プロムナードで開かれる。午前10時〜日没。

 真夏の大和を舞台に、来場者へ風鈴の音色で涼を届けるこのイベント。主催者は会場で行われるフリーマーケットの出店者を募集する。

 先着50ブースで、出店料は2千円。飲食の販売や業者による出店などはできない。

 受け付けは6月27日(金)、大和商工会議所(中央5の1の4)2階で、午前10時〜11時。

 問い合わせは同会議所【電話】046・263・9112(片山さん)。

多くの観客で会場はいっぱいに

大和出身の噺家も 「夢現寄席」が盛況

 実力派の落語家たちによる恒例の「夢現寄席」が5月31日、上草柳にある「夢現スタジオ」で開かれ、市内外からおよそ40人が来場した。

 この日は、三遊亭好志朗さんの独演会と銘打って行われた。雨模様の中集まった観客たちに対し、雨にまつわる演目も披露され、会場は笑いに包まれた。

 寄席の幕開けを飾る開口一番では、大和市出身の柳家小じかさんが高座を務めた。ご当地の噺家ということもあり、客席からは温かい拍手が送られた。

あいさつする長沢会長

「ますますの発展を」 市全国県人会連合会

 大和市全国県人会連合会(長沢牧人会長)の「令和6年度総会」が5月31日、大和商工会議所で開催された。

 総会では、2024年度の事業や収支決算報告、25年度の事業計画案などが審議された。

 その後に行われた懇親会では、古谷田力市長や山田己智恵議長ら多くの来賓も駆け付け、新年度にむけて親ぼくを深めていた。

 長沢会長は総会の冒頭で「今年2月に47都道府県すべての県人会が発足した。今後ますます、この連合会が発展するように努力いたします」とあいさつした。

表敬訪問の様子=提供

フルコンタクトカラテ 6選手が表敬訪問 全国大会の健闘を報告

 鶴間にある「フルコンタクトカラテスクール」(佐野貴美子代表)に所属する6選手が、5月20日に大和市役所を表敬訪問し、古谷田力市長に全国大会での好成績を報告した。

 今回訪問したのは、第18回「JKJO全日本ジュニア空手道選手権大会」の高校男子・重量級で準優勝した小林佑輔さん(厚木高3年)、同大会の高校男子・軽量級で3位入賞した佐野光琉さん(大和南高2年)、「世界全極真東日本空手道選手権大会」の高校生女子・軽量級で3位入賞した佐野瑞祇さん(同3年)、同大会の小学4年男子・軽量級で3位入賞した金子拳也さん(大和東小5年)、第12回「全日本ジュニアチャンピオンシップ」の小学1年男子で準優勝した屋比久桜ノ介さん(南林間小2年)、「POINT&K.O.第39回全日本空手道選手権大会」の小学1年男子で準優勝した大吉豪生さん(緑野小2年)。

 選手を代表してあいさつに立った小林さんは「学生の部だけではなく、一般の試合でも良い成績が残せるように頑張りたいです」と次の大会への抱負を語った。佐野代表は「みんなそれぞれの良さを活かして活躍し、また表敬訪問に伺えるようにがんばります」と話していた。

プロに学ぶ 講師は金城まみさん

 大和市ゆかりの著名人に学ぶトークセッション「プロフェッショナルにまなぶ仕事術 Ⅴol.3」が6月13日(金)、渋谷学習センター2階の多目的ホールで開催される。午後7時〜8時30分まで(開場は6時30分)。

 今回は、チョークアーティスト・起業家として南林間で活動している金城まみさんが講師を務める。金城さんの見識などを通じ、参加者が個性や才能を活かす「働き方」について考える内容となっている。対象は高校生以上60代までで、定員は40人。参加費は5百円。申込・問い合わせは同センター【電話】046・267・2027へ。

総会の様子=提供

「制度の発展を」 大和青色申告会

 一般社団法人大和青色申告会(吉川精一会長)の通常総会が5月29日、レンブラントホテル海老名で開かれた。来賓を含む約90人が参加し、昨年度の決算報告や役員の改選などが行われた。

 吉川会長は「一層頼りになる青色申告会を目指して会員相互の連携を強化し、青色申告制度の発展に貢献していきたい」と意気込みを語った。

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多世代交流「たまめし食堂」 参加者を募集

 シリウス6階の生涯学習センターで6月29日(日)、「たまめし食堂 シリウスブランチ」が開催される。

 これは地域社会の「孤食」問題解消を目指すとともに、食事を通して世代を超えた交流を促進し、地域の絆を深めることを目的としている。

 同イベントは2部制で、1部では参加者で歌を歌う「みんなで歌いましょう」(20人募集)、または調理を行う「みんなで作りましょう」(若干名募集)のどちらかを選択して参加できる。午前10時〜正午までで、調理に参加する人はエプロン・三角巾・マスク・手拭きタオルを持参。

 2部では、参加者が調理した料理を食べる予定だ(若干名募集)。正午〜午後3時30分で、参加費は300円。

 市内在住・在勤・在学の人が優先。どれか1つのみの参加も可能となっている。問い合わせ・申し込みは市生涯学習センターに電話(【電話】046・261・0491)、または窓口へ。

キャンプ座間で6月28日に米国独立記念祭を開催 花火の打ち上げも

 在日米陸軍のキャンプ座間で6月28日(土)に基地開放イベント「米国独立記念祭」が開かれる。午後3時から9時。

 当日は、基地内の運動場「ヤノ フィールド」を会場に、DJやバンドなどがステージで公演する。8時45分からは花火も上がる。入場希望者は写真付き身分証を持参。詳細はキャンプ座間ホームページへ。

イベントを告知するチラシ

クラフトビールの祭典「EBINA BOOZE FEST 2025」が6月7日・8日、海老名駅そばビナガーデンズイベント広場で開催

 神奈川県内を中心に16のクラフトビール醸造所が集まるイベント「EBINA BOOZE FEST 2025」が6月7日(土)・8日(日)、海老名駅そばのビナガーデンズイベント広場で開催される。TDM1874 Brewery((株)坂口屋・横浜市緑区)主催。小田急電鉄(株)協力。

 当日は、海老名の「EBINA BEER」「Better life with upcycle」のほか、横浜・茅ヶ崎・小田原など県内外から16のクラフトビールが集結する。また、地元飲食店などのキッチンカーや模擬店の出店もあるので、ビール片手に絶品グルメが楽しめる。入場無料。両日とも午前11時から午後7時(ラストオーダー午後6時30分)。

 「EBINA BOOZE FEST 2025」の詳細は https://www.instagram.com/ebinaboozefest/へ。

入賞作品ずらり 油絵や水彩画など

 大和美術協会(明吉美智子会長)は6月14日(土)〜22日(日)まで、大和市文化創造拠点シリウスギャラリーで第25回「大和展」を開催する。午前10時〜午後5時。

 当日は公募で集まった油絵や水彩画などの作品のうち、外部の審査員に選ばれた入選作品が約100点並ぶ。今回は25回を記念して来場者が選ぶ「私のお気に入り大賞」の投票も行われる。投票期間は14日(土)〜19日(木)。(問)明吉会長【携帯電話】080・5963・1885