6月7日にベテルギウスで開かれる介護予防講習会の講師を務める 岡原 隆之介さん 大和東在住 31歳
介護予防で恩返しを
○…「今から楽しみでワクワクしています」。腰痛やひざ痛を予防するため、ベテルギウスで介護予防の講習会を開催することとなった。きっかけは、市民活動団体による交流イベントで整膚師の人と知り合ったこと。当日は、なぜ腰やひざが痛くなるのかを解説するとともに、予防するための体操を伝える予定だ。「理学療法士と整膚師が分かりやすく教えるので、興味のある方はぜひ」と呼びかける。
○…大和市で生まれ育った。「のんびりとした雰囲気がとても好き」と魅力を語る。理学療法士を志したのは、高校3年生のころ。母親が看護師だったこともあり「医療関係の仕事に興味があった。人の役に立つことや感謝されることも好きなので、この道を選びました」と振り返る。大学卒業後は病院に就職し、けがや病気になった人が日常生活に戻るためのサポートをしている。
○…2021年、知識と技術を活かして健康に貢献する有志団体「地域を明るくするリハビリテーション専門職の会大和」を設立した。「育ててもらった地元に恩返ししたかったですし、自分の力でどこまでできるか試したかった」。活動では、腰痛やひざ痛などを防ぐための介護予防講習会を開いている。「市民の方々と交流するのも楽しいですし、自身の成長にもつながっている」
○…中学・高校ではプレイヤーとして野球に打ち込んでいたが、現在は観客として熱中している。父に幼いころから野球場に連れていってもらっていたそうで「大の巨人ファン。選手個人というよりは、チームが好きで応援している」と熱く語る。毎試合をテレビで観戦しているほか「月一回は東京ドームに行って応援している。リフレッシュにもなりますね」と笑顔を見せた。
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