かしわ台駅さがみ野駅 開業から半世紀 記念入場券や特別列車も
相鉄線の「かしわ台駅」と「さがみ野駅」がこの夏、開業50周年を迎える。相模鉄道(株)では両駅が迎える半世紀の節目にちなみ数量限定の記念入場券を6月28日に発売、8月17日に特別な行路を走るメモリアルトレインを運行する。
二つの駅は相鉄本線では一番新しく、両駅の間にはかつてもう一つの駅があった。終戦の翌年の1946年、現在の大塚本町交差点近くに開業した「柏ヶ谷駅」だ。翌月に「大塚本町駅」と名前を変えた。75年に同駅は890m横浜方面に移され「さがみ野駅」に改称。北口には南欧風の外観の相鉄ライフも開店し、賑わいを増した。
同じ75年に、かしわ台電車基地の隣に「かしわ台駅」も開業した。「大塚本町駅」の駅舎は東口として活用され、97年に今の形に建て替えられた。「大塚本町駅」のホームは今も東西をつなぐ連絡通路として残る。
近くで美容室を営む佐藤順子さん(78)は「昔はスーパーや本屋、パチンコなど賑やかな商店街だった。今は買い物が大変」と振り返る。
両駅が誕生した70年代は近隣の住宅開発にも重なる。72年からは計画戸数830戸の上今泉団地が整備され、えびな国分寺台団地は76年までに3500戸を分譲。小園団地では77年までに469戸が分譲され、ベッドタウンの通勤通学駅としても親しまれてきた。
6月28日にはかしわ台駅徒歩3分の車両センターで厚い切符(硬券)の記念入場券セットを販売。8月17日のメモリアルトレインのチケットつきセットも用意される。特別列車の名前は「あつぎ号」。JR厚木駅隣の厚木操車場(海老名市河原口)にちなんだ名前で「秘密の行路」を走る予定という。
二つの駅は相鉄本線では一番新しく、両駅の間にはかつてもう一つの駅があった。終戦の翌年の1946年、現在の大塚本町交差点近くに開業した「柏ヶ谷駅」だ。翌月に「大塚本町駅」と名前を変えた。75年に同駅は890m横浜方面に移され「さがみ野駅」に改称。北口には南欧風の外観の相鉄ライフも開店し、賑わいを増した。
同じ75年に、かしわ台電車基地の隣に「かしわ台駅」も開業した。「大塚本町駅」の駅舎は東口として活用され、97年に今の形に建て替えられた。「大塚本町駅」のホームは今も東西をつなぐ連絡通路として残る。
近くで美容室を営む佐藤順子さん(78)は「昔はスーパーや本屋、パチンコなど賑やかな商店街だった。今は買い物が大変」と振り返る。
両駅が誕生した70年代は近隣の住宅開発にも重なる。72年からは計画戸数830戸の上今泉団地が整備され、えびな国分寺台団地は76年までに3500戸を分譲。小園団地では77年までに469戸が分譲され、ベッドタウンの通勤通学駅としても親しまれてきた。
6月28日にはかしわ台駅徒歩3分の車両センターで厚い切符(硬券)の記念入場券セットを販売。8月17日のメモリアルトレインのチケットつきセットも用意される。特別列車の名前は「あつぎ号」。JR厚木駅隣の厚木操車場(海老名市河原口)にちなんだ名前で「秘密の行路」を走る予定という。